JPS5920622Y2 - 葉タバコ乾燥機 - Google Patents

葉タバコ乾燥機

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Publication number
JPS5920622Y2
JPS5920622Y2 JP1485380U JP1485380U JPS5920622Y2 JP S5920622 Y2 JPS5920622 Y2 JP S5920622Y2 JP 1485380 U JP1485380 U JP 1485380U JP 1485380 U JP1485380 U JP 1485380U JP S5920622 Y2 JPS5920622 Y2 JP S5920622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
drying chamber
air passage
leaf tobacco
closing door
Prior art date
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Expired
Application number
JP1485380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56118392U (ja
Inventor
愛次郎 金子
武男 安藤
Original Assignee
金子農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 金子農機株式会社 filed Critical 金子農機株式会社
Priority to JP1485380U priority Critical patent/JPS5920622Y2/ja
Publication of JPS56118392U publication Critical patent/JPS56118392U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5920622Y2 publication Critical patent/JPS5920622Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、葉タバコ乾燥の進行に応じ乾燥室内を循環流
通する乾燥熱風の一部を開閉扉側にも流通させて乾燥室
内に収容した葉タバコを総て乾燥ムラ等生しさせずに均
一に乾燥させることができる葉タバコ乾燥機に関する。
下部に通気板を介して送風路を設けた乾燥室の一側に循
環筒を配設し、該循環筒はその下部を通風室に、又上部
を乾燥室の排風側にそれぞれ接続すると共に、循環筒と
反対側の乾燥室には開閉扉を設けて、開閉扉を介し乾燥
室内に密吊状に収納した多量の葉タバコを循環流通する
乾燥熱風で乾燥させるようにした葉タバコ乾燥機は一般
に使用され、よく知られている。
ところで葉タバコ乾燥作業は通常黄変期、固定期、中骨
乾燥期の三工程に分かれ、初期の黄変期にあっては葉タ
バコの黄変作用を主願とし、乾燥はあまり進行させない
代りに固定期の末期および中骨乾燥期には乾燥熱風量を
多くして乾燥が進行されるよう操作している。
従って乾燥室内に収容された葉タバコを良好に黄変し、
これを乾燥ムラを発生させず均一に乾燥するには乾燥熱
風が乾燥室内を均等な分布状態のもとで流通させること
が好ましい。
然かしながら葉タバコは乾燥の進行に伴ない順次収縮し
て葉タバコと葉タバコとの間隔が次第に大きくなり、乾
燥室内を循環流通する乾燥熱風は循環筒より遠い側程少
なくなる現象を起す。
そのため乾燥を主体に行う固定末期から中骨燥期に際し
ては葉タバコ間の間隔が次第に大きくなって循環筒より
一番遠い開閉扉側の乾燥室−1段付近には乾燥熱風の流
通がなくなり、その結果、この位置に吊り下げられた葉
タバコは乾燥されないことになり、乾燥ムラを起す。
これを解決するため今迄数多くの開発がなされているが
、その何れのものも根本的に解決したものがない。
本考案は前記に鑑み、葉タバコ乾燥が固定末期および中
骨乾燥期となったら切替弁の切替操作で乾燥室内を循環
流通する乾燥熱風の一部を開閉扉側に面して乾燥室内に
区画形成された調節風路を介して乾燥室内へ積極的に流
通せしめて開閉扉側の上段位置に吊り込まれたタバコに
浴びせ、これを乾燥ムラなく乾燥させることができる葉
タバコ乾燥機を提供しようとしたものであって、以下に
本考案の横取を添附図面に示した好適な一実施例につい
て説明する。
図面において、1は収容した多量の葉タバコを循環流通
する乾燥熱風で黄変させながら乾燥を終了することがで
きる葉タバコ乾燥機であって、該葉タバコ乾燥機1は下
部に通気板3を介して送風路4を設けた乾燥室2と、乾
燥室2の一側に立設され、かつ下部は送風路4に、又」
二部は乾燥室2上部に設けられた排風側5にそれぞれ接
続した循環筒6とにより形成されており、循環筒6と反
対側の乾燥室2には葉タバコAを乾燥室2内へ搬入した
り或は搬出するための開閉扉7が゛設けられている。
そして循環筒6の内部には上段に熱交換器8を又下段に
循環用送風機9を収設すると共に循環筒6の上部−側に
は吸気路10と排気路11を設けである。
この吸気路10と排気路11とは回動調節のできる調節
弁12により吸気側或は排気側更には吸排気側となるよ
う切替開口させることができる。
前記開閉扉7側に面した乾燥室2内には」一端開放側1
4が乾燥室2と連通し、下端は切替弁15を介して送風
路4と連通ずる調節風路13を乾燥室2内に立設した仕
切壁16により区画形成すると共に調節風路13の開放
側14上方の乾燥室2内には基端側を開閉扉7側の乾燥
室側壁に装着され、自由端側を水平状として乾燥室2内
へ延出させた通風変向板17を配設して、該通風変向板
17により調節風路13の開放側14を覆うように形成
せしめる。
次に本考案の作用について説明する。
今、開閉扉7を開き、多量の葉タバコAを乾燥室2内へ
密吊状に収納し、開閉扉7を閉し、熱交換器8 ′I−
3よび循環用送風機9を運転して乾燥熱風を第1図矢印
方向に向は循環流通させる。
この葉タバコ乾燥の初期にあっては黄変作用を主に営ま
せるので、切替弁15により送風路4と調節風路13と
は不導通状態としておく。
さすれば循環流通する乾燥熱風により葉タバコAは次第
に黄変されると共に乾燥も僅かに行われる。
そしてこの様な黄変作業が完了し、乾燥が固定制を過ぎ
た状態になれば、乾燥熱風の風量を増加して乾燥を進行
させるために調節弁12を第2図位置に調節して、外気
を循環筒6内へ吸入すると共に乾燥熱風の一部を排気す
る吸排気作用を営ませると同時に切替弁15を切替えて
送風路4と調節風路13とを連通状態とする。
さすれば循環筒6と乾燥室2とに亘り流通する乾燥熱風
の一部は送風路4より調節風路13内に入り、開閉扉7
側に沿い遡上して開放側14より出て上部の通風変向板
17に突き当って乾燥室2内を排風側5に向は流通する
従って乾燥の進行に伴ない葉タバコAと葉タバコAとの
間隙が次第に大きくなるにつれて、乾燥熱風の流通量が
循環筒6より遠い側の乾燥室2程少なくなる固定末期酸
は中骨乾燥期中であっても、乾燥熱風を乾燥室2全体に
亘り均等な分布状態のもとて円滑に流通させて密吊状の
葉タバコAに浴びせることができるため葉タバコAを乾
燥ムラを発生させず均一に乾燥させることができる。
要するに本考案は、前記のような構成を具備せしめたか
ら、乾燥室2内に多量の葉タバコAを目一杯収容して流
通する乾燥熱風で葉タバコ乾燥を行わせたものであって
も、乾燥室2内に流通する乾燥熱風の一部を葉タバコA
の乾燥進行状態に応じ切替弁15の切替操作で簡単に循
環筒6より遠い開閉扉7側の乾燥室2内に形成された調
節風路13を介して開閉扉7側に面した乾燥室2内にも
乾燥熱風が円滑に流通させると同時に調節風路13を流
通した乾燥熱風は通風変向板17に沿い開閉扉7側の乾
燥室2上段側に向は流通させて、この位置に収容された
葉タバコAを速かに乾燥し、もって循環筒6より遠い開
閉扉7に面した乾燥室2上段に収容された葉タバコAが
乾燥されないことを根本的に解決できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の葉タバコ乾燥機の一実施例を示すもので
あって、第1図は黄変期の乾燥状態を示す縦断正面図、
第2図は固定末期および中骨乾燥期の乾燥状態を示す縦
断正面図である。 1・・・・・・葉タバコ乾燥機、2・・・・・・乾燥室
、3・・・・・・通気板、4・・・・・・送風路、5・
・・・・・排風側、6・・・・・・循環筒、7・・・・
・・開閉扉、13・・・・・・調節風路、14・・・・
・・その開放側、15・・・・・・切替弁、17・・・
・・・通風変向板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に通気板を介して送風路を設けた乾燥室の一側に循
    環筒を配設し、該循環筒はその下部を送風路に、又上部
    を乾燥室の排風側にそれぞれ接続すると共に、循環筒と
    反対側の乾燥室には開閉扉を設けたものにおいて、前記
    開閉扉側に面した乾燥室内には上端開放側が乾燥室と連
    通し下端は切替弁を介して送風路と連通ずる調節風路を
    区画形成すると共に、調節風路の開放側上方の乾燥室内
    には調節風路を覆うように通風変向板を延出状に配設し
    たことを特徴とする葉タバコ乾燥機。
JP1485380U 1980-02-07 1980-02-07 葉タバコ乾燥機 Expired JPS5920622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1485380U JPS5920622Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 葉タバコ乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1485380U JPS5920622Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 葉タバコ乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56118392U JPS56118392U (ja) 1981-09-09
JPS5920622Y2 true JPS5920622Y2 (ja) 1984-06-15

Family

ID=29611329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1485380U Expired JPS5920622Y2 (ja) 1980-02-07 1980-02-07 葉タバコ乾燥機

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JPS56118392U (ja) 1981-09-09

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