JPS59205394A - 2’,5’―リボアデニレート―モルホリノアデニレートヌクレオチド、これを有効成分とする抗腫瘍剤,これを有効成分とする自己免疫性の病気の治療剤 - Google Patents

2’,5’―リボアデニレート―モルホリノアデニレートヌクレオチド、これを有効成分とする抗腫瘍剤,これを有効成分とする自己免疫性の病気の治療剤

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JPS59205394A
JPS59205394A JP59031577A JP3157784A JPS59205394A JP S59205394 A JPS59205394 A JP S59205394A JP 59031577 A JP59031577 A JP 59031577A JP 3157784 A JP3157784 A JP 3157784A JP S59205394 A JPS59205394 A JP S59205394A
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マ−ガレツト・アイ・ジヨンストン
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    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/16Purine radicals
    • C07H19/20Purine radicals with the saccharide radical esterified by phosphoric or polyphosphoric acids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2,5−インターヌクレオチド結合、少なく
とも1個のリボースアデニンユニットおよび末端モルホ
リンユニットを有するヌクレオチド化合物に関し、詳し
くは前記のヌクレオチド化合物の抗I!1iIs剤また
はインターフェロンによる自己免疫性の病気を避けるた
めまたはインターフェロンの指抗耐としての用途に関す
る。
〔技術の背景および従来技術〕
2−5Aは、一般式: ppp5’A 2’ (p5’
A ) n(n≧2)で示される2′、5′−結合リボ
ヌクレオチドである。2−5Aは、インターフェロンに
よって誘起される2−5A合成酵累と呼ばれる醇紫によ
って、 * ATP−+ppp5’A 2’ (p5’A)n 
+(n −1)pp (n≧2)という具合にATPか
らつくられる。2−5A合成酵素は2−5Aポリメラー
ゼ、2’、 5’−ヌクレオチジルトランスフェラーゼ
と呼ばれていることもある。2−5Aはエンドリボヌク
レアーゼ(RNm5e L 、 RNa5e F )を
活性化し、活性化されたエンドリボヌクレアーゼはRN
AをUpA 、 UTIUまたはU匹の系列のものに裂
開する。このために、2−5Aは、真核細胞の細胞を含
まない抽出物における蛋白質合成の温存的な阻JF剤(
IC8o:〜10”’M)とされている。
2−5Aによる蛋白質合成の阻止のメカニズムはインタ
ーフェロンの抗ウィルス作用のメカニズムに結び付けら
れている。すなわち、インターフェロンは2−5A合成
酵素を有力な宿主細胞に誘発し、またウィルスの模写に
よって生成した二本鎖RNAは酵素を誘発して、2−5
Aがつくられるが、2−5AはRNa5e Lを活性化
してウィルスのm RNAを分解して蛋白質合成の阻止
をもたらす。
2−5Aに関する多くの研究およびこのような2−5A
による蛋白質合成の抑制は、2−5Aのウィルス病また
はガンの治療剤としての用途を暗釈する。
しかしながら、2−5A自身はイオン的性質を有してい
るために、細胞内に入り込むことが難かしく、また2−
5Aは2 / 、 5 /−ホスホジェステラーゼによ
って分解されるので、生体内または細胞抽出物内の寿命
が短かく、その生物学的活性は意外に弱い。
単一のヌクレオシドのリボース環をモルホリン環に変換
することがJ、 C,キムによって報告され、(Bio
che+m1stry第2巻第344−350 ! (
1963年)〕この化合物の正確な構造はブラウン等に
よって公衷された( J、 Che+a、 Soc、第
5072−5074g(1965年)〕。キムの化合物
は、本発明の化合物と容易に区別することができる。と
いうのは(1)キムの化合物は単一のモルホリン環に変
換された単一のリボースを葡するだけのものであること
、(2)キムの化合物はモルホリンのNにメチル置換が
あるだけであること、(3)キムの化合物にはホスフェ
ート部分がないこと、および(4)キムの化合物には生
物学的活性の増強がないことにおいて本発明の化合物と
は異なるからである。
米国特許第3532695号明細書および米国特許第3
542776号明細書には、過ヨウ紫峻塩による変換が
プリンリボシドをモルホリノイソニコチンアミドに酸化
したことを開示する。
また米国特許第3687808号明細書はポリヌクレオ
チド鋼上のホスフェートのチオ同族体による置換または
存在するホスフェートにこのような同族体を結合するこ
とを開示する。
また米国特許第3579890号明細書は多糖類および
ポリペプチドのイミダゾリル誘導体を開示する。
さらに米国特許第3850749号明細書は2’、  
(3’)−〇−イソバレリルApApApAを含むオリ
ゴリボヌクレオチドを開示する。これには末端のモルホ
リンの開示はなく、また総べての化合物は、 ?、 !
5/−インターヌクレオチド結合を有するものである。
さらに米国特許第3998822号明細書は、モルホリ
ノを含むピリダジンを開示する。
さらになお米国特許第4000137号明細書および米
国特許第4041037号明細書は担腫努剤として有用
なイノシン、アデニンおよびシチジンを含む種々の合成
ヌクレオチドを開示する。
さらにまた米国特許第4210746号明細書はppp
ApApAを開示する。
もう1つ米国特許第4302533号明細瞥は(2′。
−5)  pppApApAを開示する。
これらの化合物のほとんどのものは末端に置換モルホリ
ンがなく、また2’、5’−結合のないものもあり、こ
れらの点のいずれかによって本発明の化合物と明らかに
相違し、明確に区別することができる。
〔発明の目的および発明の要約〕
本発明の目的は、細胞内における蛋白質合成の阻止に有
効である2’、 5’−結合リボアデニレートの新規誘
導体を提供することにある。
本発明は、一般式: (15) (1)式において、J n、Yおよび2、特許請求の範
囲の一般式に同じである。
によって示される化合物であって、2,5−インターヌ
クレオチド結合、少なくとも1個のリボース−アデニン
ユニットおよび末端モルホリンユニットを有する新規な
ヌクレオチド化合物である。
本発明は、上記の新規なヌクレオチド化合物を有効成分
とする蛋白質合成を阻止する薬剤である。
〔発明の詳細な説明〕
本発明の上記のヌクレオチド化合物は次のように記述す
ることもできる。
さらに本発明の)記のヌクレオチド化合物は次のように
記述することもできる。
(16) (1)式、(I)式および(1)式のいずれにおいても
、重は0、!、2.3または4であり、力はlか515
までの整数であり、Yは、YがHでありうる末端ホスフ
ェート上を除いて、常にH1アデノシンまたはCz−s
oの第一級または第二級アルコールである。また2は、
HまたはCx −goの炭化水素或いは置換炭化水素で
あって、その炭票原子の1つを通してモルホリン環の窒
素原子に結合する基であるが、詳細には次のとおりであ
る。
本発明のヌクレオチド化合物のより好ましい形は、ホス
フェートのない化合物(Ill−0)、モノホスフェ−
)−(m=1)およびトリホスフェート(m=3)であ
る。しかしながら本発明の化合物のジホスフェート(w
a = 2 )およびテトラホスフェ−)−(m=4)
の形のものもまた有用である。
lが3を超えると、その化合物はモノ−およびトリー型
に裂開することが多くなるだろうということが信じられ
る。
Y!71■であるのが好ましい。Yが■でない場合、置
換基部分は、化合物の性質を改変しうるように作用しう
る。たとえば、本発明の化合物を使用することにおいて
、Yが■であると、最も効果的な抗ウイルス性の化合物
はトリホスフェートであるが、モノホスフェートは、イ
ンターフェロンに対する悪い雪性の反応を阻止するため
または自己免疫欠乏疾患を処理するために、細かく調整
する治療薬中においてより効果的である。一般的に、ジ
ホスフェートおよびテトラホスフェートは、(yがHで
ある場合)トリホスフェートと同様に行動するであろう
。ホスフェートのない化合物は、恐らくトリホスフェー
トと同様に行動するだろう。
YがH以外の置換基部分である場合、テトラホスフェー
トはYが■であるときのトリホスフェートと同様に行動
するだろう。トリホスフェートは、Ytfi■である時
のモノホスフェートまたはトリホスフェートのいずれと
も同様に行動するだろう。
そしてジホスフェートとモノホスフェートは、VがHで
あるときのモノホスフェートと同じに行動するだろう。
(I)式、(![)式または(11)式のいずれにおい
ても、nは1から15までの整数でありうる。
合成法において可能性のある変化のゆえに、nの値は絶
対数よりもむしろ平均でありうる。リボースモノマー(
n=1)が本発明で有用であるが、リボースの低重合物
(n=2ないし6)が好ましく、またリボースオリゴマ
ー(n=2.3または4)が最も好ましい。化合物はこ
れらのモノマーおよびポリマーの混合物であってよい。
(1)式、(I)式または(1)式のいずれにおいても
、2は■或いは複素環のモルホリノ環の窒素に結合した
Cz−goの炭化水素または牧換炭化水累であってもよ
い。結合は置換基部分の炭素原子の1つを通じるべきで
あり、またそれゆえにかかる結合のための遊離の炭素原
子ををしないいかなる部分もこの発明から排除される。
またこの発明の化合物の所望の生物学的活性または安定
性を妨げるいかなる置換基部分も排除される。
好ましくけ、Zは次の式を有する。
■ −C−R1 Rり 式において、R1およびR*  (またはZ自体)は同
一または異なったものであることができ、また水素また
はC凰mの、好ましくはCt−4o。
より好ましくはCt−so、最も好ましくはCt−so
を有する次の部分のいかなるものであってもよい。
a)アルコールおよびそれらに相当するエステル、エー
テルおよび酸であって、これらは飽和または不飽和、分
枝または直鎖であって、好ましくは直鎖および不飽和ま
たはステロールであって次のものを含むが、これらに限
定されない。
○!−テトラデカノールおよび!−オクタコサノールの
ような直鎖の一価アルコール、 ○シスー9−へキサデセノールおよびシス−9−アイコ
セノールのような直鎖の一価不飽和アルコール、 ○キミルアルコールおよびセラチルアルコールのような
二価アルコール、 ○グリセロールおよびプロピレングリコールのような多
価アルコール、 ○アミノイソプロパツールおよびアミノシクロへキセノ
ールを包含するアミノアルコールのような置換アルコー
ル、 b)ラノステロール、ルペオール、アルファーアミリン
、フプロステロール、アグノステロール、コレステロー
ル、シトステロール、スチグマステロール、ブラシカス
テロール、エルゴステロール、ルミステロール、タキス
テロール、および7−シヒドロコレステロールのような
ステロール(脂環族アルコール)、特にコレステロール
およびエルゴステロール、 C)エタン、イソペンタン、デカン、ノナデカン、およ
びテトラセンタンのようなアルカン、d)プロピレン、
ブタジェン、テトラメチルエチレン、およびイソプレン
のようなアルケン、e)グリシン、アラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、セリン、
スレオニン、メチオニン、システィン、シスチン、チロ
シン、ショートチロシン、チロキシン、トリプトファン
、アスバルチン、グルタミン、アルギニン、およびヒス
チジンのようなアミノ酸、 f)ブチルアミン、オクチルアミン、およびウンデシル
アミンのような第1級アミン(第2級、第4級または第
4級アミンではないが)、g)ベンゼン、キシレン、ナ
フタレン、コロネン、およびスチルベンのような芳香族
炭化水素、b)シクロプロパン、シクロペンタン、スピ
ロペンタン、およびデカリンのようなシクロアルカンお
よびシクロアルケン、 1)アセトン、ジエチルケトン、およびシクロヘキサノ
ンのようなモノケトンおよびアセトン、j) トリプロ
ピオニトリル、アクリロニトリル、およびマロノニトリ
ルのようなニトリル、k)フェノール、クレゾール、ナ
フトール、およびアルキルフェノールのようなモノヒド
ロキシであるフェノール、 り1次のものを含む有機酸(上記のアルコールに相当す
るものに加えて) ○ペンタノイック、トリデカノイック、およびテトラコ
サノイックのようなn−飽和酸およびそれらのメチルエ
ステル(メタノイックを除く)、Q21−トリアコテノ
イック、9.12−オクタデカジェノイック、9+ 1
2+ 15−オクタデカトリエノイック、および12−
ヒドロキシ−9−オクタデカノイックのようなモノおよ
びポリ不飽和脂肪酸(エポキシを除く)、 03−メチルブタノイック、10−メチルステアリツク
、および13−(2−シクロペンチル)トリデカノイッ
クのような分枝鎖脂肪酸、○マロニック、サクシニック
、アジピック、アゼライツク、およびフタリックのよう
なCsよりも大きい二垣基酸、 限定することを腫図しない上記の広範囲の適例となる外
糸か52におけるいかなる置換基部分も本発明の目的の
ために有用であることは、それが次の臨界的な限定に常
に遼遇するならば、明白とするべきである。
りモルホリノ部分の窒素に結合するために遊離の炭素を
常に存すること、 2)この発明の化合物の残りの部分の増強された生物学
的活性と常に調和しないものでないこと、3)この発明
の化合物の残りの部分の分解に対する増強された抵抗性
と調和しないものでないこと、4)それが生体内に服用
されるためである揚台に、この発明の化合物を薬剤的に
調和しないものにしないこと、および 5)l−50、好ましくは1−40 、より好ましくは
1−3G 、最も好ましくは1−20の炭素原子の総数
を有する、 特に興味のあるのは、既に合成された本発明による化合
物であって、さらにその詳細は以下に与えられるであろ
う。このような化合物は、2が複合M類であるもの、ま
た2が−CHRzRtsであって、R1およびR11の
一方が水素であるが、他方がペンチル、ε−アミノペン
チルまたは−CK 2601’AI+ (パラ)である
か或いはR1およびRtaの双方がメチルであるものを
包含する。
過ヨウ素酸塩酸化/シッフ塩基の生成/水素化ホウ素還
元のサイクルによるp5’A2’ (p5’A2’) 
np5Aの化学的修飾は、メー末端ヌクレオチドのリボ
ースがN−1fi換モルホリン(アザヘキサピラノース
)に変えられた一連の2−5A類似化合物を与えた。こ
の修飾を育する2、5−オリゴリボアデニレート、5/
−モノホスフェートは、2−5Aまたはポリ(1)ポリ
(C)の作用の招抗剤としてV、未修飾の95’A2’
 P5’AZ’ T15’Aよりも5−10倍強力であ
った。四散体トリホスフェートppp5’x2’p5’
A2’p5’A2/p5’Aに対するこの修飾の適用は
、鰻白質合成の阻止剤または2−5A依存エンドリボヌ
クレアーゼの活性化剤としてppp5’A2’p5’A
2’p5’A (2−5A三量体トリホスフェート)の
活性の10倍の活性を有する類似化合物をもたらした。
今日までに報告された最も有力な2−5A誘導体のこの
新規な2−5A類似化合物は10=’M (半極大阻止
のためのfiff)の濃度において、脳心筋ウィルスR
NAによりプログラムされたマウスのL細胞の抽出物中
の翻訳を阻止した。かかるN−置換モルホリンで#&飾
されたメツ5−オリゴリボアデニレートの総べては、2
−5Aまたはその誘導体が急速に破壊された条件の下で
L*Ila抽出物による分解に対して極度に抵抗性のあ
ることが見出された。これらのデータは、2−5Aホス
ホジエステラーゼの作用のために完全な2−末端リボー
ス環を必要とすることを示す。
かくして2−5Aの22−末端の大規模な化学的修飾は
、その生物学的活性に対して逆に影響しないが、分解に
対するm損性のような他の都合のよい性質をいっしょに
付与することを可能にする。
以下の検討において省略形が用いられる。
PEI :ポリエチレンイミン、EMCV :胴rrp
筋炎ウィルス、HPLC:高速液体クロマトグラフィー
、DMSOニジメチルスルホキシド、ds RNA :
二重ラセン(構造)のRNA 、およびr)MF ニジ
メチルホルムアミド。
2′、5/−ホスフォジエステル結合を有するオリf 
 / ゴヌクレオチドは、かかる2、5−結合オリゴマーを恐
らくは優先的に分解することのできる少なくとも1の酵
素がインターフェロンで処理されるかまたは処理されて
いない細胞の抽出物中に証明されているにもかかわらず
、その3’* 5’−x合の片割れよりも酵素分解に対
してかなり抵抗性がある。この酵素は2−5 A  (
ppp5’A2’p5’A2’p5’A )をその2′
−末端から分解して5’−AMPおよび5′−ATP(
5−末端におけるN−1から)を得る。精油出物におい
ては、5−末端(N−1)は、ホスファターゼの作用の
ゆえに、ATPとして明白ではない。2−5Aを分解す
る酵素は、末端の2’ (3)−リボースの水酸基の化
を的修飾がオリゴヌクレオチド鎖の切断の速度を著るし
く遅らせるさいう点で、他に記載されたホスホジェステ
ラーゼ(たとえば、Crotalus atruxから
の蛇形ホスホジェステラーゼ)と基質特異性において類
似でありうることが明白である。2−5Aの分解に応答
しうるホスホジェステラーゼ活性は、酵素作用を認睦す
る位置としてその2′−および/または3′−水酸基を
存する完全な末端リボースを必要とするだろう、この仮
説は、2−末端のリボース全体が遊離の水酸基の存在し
ないモルホリン部分で置換された21−末端を修飾した
オリゴリボヌクレオチドの代謝的安定性についてここで
記録された観察により支持される。他の研究において、
2−5Aの推定上コルディセビン(Corrlycep
ln )類似化合物のppp5’ (3’dA ) 2
’pPi’ (3’A ) 2’p5’ (3’dA 
)はHeLa IR胞の抽出物中で増仲された安定性を
有することが報告され、そしてこの発明において用いら
れたのと同じ柔性の下で、コルディセビン類似化合物の
l−モノホスフェートとのp5’ (3’dA )−2
’p5’ (3’dA )  2’p5’ (3’dA
 )は2時間のインキュベーシミンの豪に17%が分解
されただけであった。末端の3−0−メチル化類似体の
Tlpp5’ A2′−p5’A2’ p5’ Amは
、2−5A自身と比較されると、細胞抽出物中において
実質的に増加した寿命(ml用期間)を有していたこと
が見出された。最移に、2−5Aの3−末端をホスフォ
リル化した誘導体がウサギの網赤血球またはエールリッ
ヒ腹水ガン細胞の抽出物による分解に対してより安定で
あることが報告された。
本発明の結果は、2−5A依存リボヌクレアーゼ(RN
asbL)への結合とその活性化のためのオリゴヌクレ
オチドの構造上の必要性に対する情報を提供する。結合
と活性化の分離は、別個の現象として前置て確豆されて
いた。2/−末端を修飾した17+!屑体トリホスフェ
ート!3はRNa5e Lの有力な活性化剤であるので
、末端のリボース(N −4)の大規模な修飾はppp
5’Az’ p5’h2′p5’A2’l)5’Aにお
ける相当するN−4宋端のリボース位置がエンドヌクレ
アーゼの活性化と結合に有力な貢獣とならないに違いな
いことをほのめかす、これは、2−5Aの四量体トリホ
スフェートのppp5’A2′p−−5’A2’p5’
A2’p5’Aおよび2−5A三量体トリホスフェート
の1)TIT15’ A2’l)5’A2’ T+5’
AがRNa5e Lの活性化剤として全く同等であると
いうことおよび他の場所で報告された観察と一数する。
同様に、網赤血球システムにおいてppp5’A2’ 
p5’ A2’ p5’ A−2’p 5 ’Aおよび
ppp5’A2’ p5’A2’p5’A2”pA2’
p5’CpがRNa5e Lの活性化剤として等しく効
果的であるが、L細胞システムでは、かかる3′−末端
モノホスフォリル化類似体が修飾されていない2−5A
よりもずっと少ない活性(530倍)でめったことが報
告された。3/−0−メチル化類似体の1111p5’
A2’l)5’ A2’p5’Amは、RNA切断(4
2)を増強するためのその能力によって検定されるよう
に、2−5A三景体よりも約4倍も活性的であることが
確められているので、2−5A′:E、′@、体トジト
リホスフェート端(N−3)ヌクレオチドの37−水酸
基は、恐らくはエンドヌクレアーゼへの結合またはエン
ドヌクレアーゼの活性化のいずれのためにも重要でない
。2−5へ三景体の末端リボシド(N−3)の37−水
酸基に対する水六の置換の効果は、網赤血球溶解物にお
ける三量体トリホスフェートの生物学的活性が四量体ト
リホスフヱートに比べて変則的に低いことが知られてい
るので、定量的に評価することが難かしい。2−末端を
修飾した=1体モノホスフェー1−11が2−5A作用
の発抗剤としてTI5’A2’p5’ A2’+15’
Aよりも効果的であるという事実は、もし全部でなけれ
ば、2−5A三量体の末端<N−3)ヌクレオチドのリ
ボース部分のほとんどのものがエンドヌクレアーゼに対
する結合に含まれないことを暗示する。この結論の支持
において、研突者は、最近ppp5’A2′−p5’A
2’p5’ (2’dA )がRNa5e Lの効果的
な活性化剤であることを見出した。しかしながら、かか
る結論の総べては、直接のヌクレアーゼ結合の研究がホ
スホジェステラーゼを含まないように精製したエンドヌ
クレアーゼにより成し遂げられるまで、仮のままで残さ
れる。
要約すると、2−5AのN−3−またはN−4−末端リ
ボース環のN−N換モルホリンシステム(アザヘキサピ
ラノース)への変換はRNa5e Lへの結合を明らか
に妨害しないが、2−5Aを正常に分解する2’15′
−ホスホジェステラーゼの作用を妨害する。この著るし
く増強された分解への抵抗性は、蛋白質合成の阻止剤お
よびRNa5e L作用の活性化剤として2−末端のリ
ボースを修飾した四散体トリホスフェート13の増強さ
れた潜在能力と相互に関連した。増大した代謝安定性は
、また2′−末端を修飾した2’、5’−オリゴリボア
デニレート5−モノホスフェート11および12の、2
−5Aの作用およびポリ (1)  ・ポリ (C)の
拮抗剤としての増大した活性に関連しうる。翻訳の阻止
と増強したRNA分解の活性化が関連する限り、修飾し
た四量体トリホスフェート13は今日まで報告された最
も活性的な2−5A誘導体である。13のような修飾さ
れた誘導体は2−5Aから容易に入手でき、そして恐ら
く最も重要なことに、修飾の性質は2−5A分子のメー
末端のさらに大巾な変更を許容する。
(実験の手順について) 細胞抽出物の調製およびインターフェロンで処理するか
または処理していないマウスのし細胞の抽出物における
細胞を含まない蛋白質合成の技術と条件は他に記述され
ていた。
薄層クロマトグラフィーはシステムA(nBuo;(/
EtOH/HxO/NlTaOH,60: 20 : 
20 : 1)またはシステムB (クロロフォルム/
メタノール、10:1)によるシリカゲルGFプレート
上、またはシステムC(O6I M NH4HCOm 
)またはシステムIl (0−25M Ml(aT(C
Qs )によるPEIセルロース上のいずれでもよかっ
た。高速液体クロマトグラフィー(upt、c)は超球
駄0r)S −C−18カラム(4,61111X x
5m) ヲ使用する型式110A、j?ンプを有するベ
ックマン装置により、1.0mL/分の流速によって行
なわれた。溶離は50 m MのNHa−H嘗POs 
(pH: 7−2)  (30%)およびメタノール−
水(1:1)(70%)のイソクラチック混合液によっ
た。検出は260 inにおいてであった。
(マウスのL細胞抽出物における2 / 、 5/−オ
リゴアデニレートの安定性 免疫化学的研究)400 
nMの最終濃度におけるオリゴアデニレートが30℃に
おける0〜6時間の間、蛋白質合成条件(マイナス(3
H) −1euおよびEMCV RNA )の下でイン
キュベートされた。試料が除去され、等量のリン酸塩で
S衝された塩水(PBS、 0.01Mリン酸ナトリウ
ム、pH7,4,0゜14 M NaC1)で希釈され
、また加えられた0、05%ポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレー)(PSM)で希釈され、そしてその
後に95”Cにおいて10〜15分間加熱された。冷却
後、試料はEppendorfマイクロ遠ろ機中で室温
において1分間遠ノら分離された。
上澄液の試料は競合的な酵素と結合した抗体の検定にお
ける分析に先立って、0゜05 M PSM中に連続的
に希釈された。(3倍) (化合fm11または!2の存在における2−5A合成
の反応機構) W準的な反応混合物は次のものから構成された。
180 蓋M  KCI  s  20  mW  M
g  (OAC)  麿 、  10  調M  AT
P 。
40 m141(epes  (pfl 7.5 ) 
、14 fiMfl−メルカプトエタノール、20%グ
リセロールのW9液の100μ!;0゜01 N KC
I中のポリ(1)ポリ(C)(2゜IO−3Mp ) 
、0.01 M Hepes  (pH7,5)または
0.01 M MCIのいずれかの10 p I 、0
.01 N Hepes(pH7,5)  (−ds 
RNA 、対照)5水5μmの潜在的阻止剤の5111
 i水中の〔α−””P 〕−ATP(30゜8 C1
/ mモル、0.645 v+ C1/ mlアマーシ
ャムサーレ);インターフェロンで処理された( 10
 a位置 !II )マウスのLFI胞のミクロコツカ
スのヌクレアーゼで処理されたSso抽出物の201J
 I 。インキュベーションは30”(:において表示
された時間であったが、そこにおいてアリコツト(35
μl)が除去され、そして冷水で10倍に希釈された。
これらの希釈された反応混合やは分析まで一90℃にお
いて凍結された。
反応混合物は、希釈された反応混合物の2μlをプラス
チックのPEIセルロースプレート(E。
Merek )上に置くことによる薄糖クロマトグラフ
ィーによって分析された。そのプレートは先ず溶媒シス
テムDにより、そしてその後溶媒システムCにより3回
展開された。よく通風されたフード(風洞)において完
全に乾燥した後、そのプレートはデュポン社のCron
ex 強化スクリーンを使って18時間X−線フイルム
(コダックSB −5)に総光された。展開されたフィ
ルムの鋳型(注DNA合成の時の相補的なりNAを示す
)がトレーシングペーパーを使って製作され、そしてこ
れがtieプレート上に相応するi射性のスポットを移
すために使用された。そのプレートは鋳型によって指示
された位置によって切り取られ、そして得られた小片は
標準シンチレーション瓶において!Omlの細かい粉末
により数えられた。大きな放射能による各々の放射能の
パーセンテージはtle上で見えるようになった成分の
総べてと関連した。ATP 。
pp5’A2’p5′A、pppA2’p5’A2’p
5’Aなどの位置は信頼すべき標識から決定された。
尻尾のついた( pA ) sまたは尻尾のついた( 
pA ) 4のどちらも2−5A二量体トリホスフェー
ト、三量体トリホスフェートまたは四量体トリホスフェ
ートの合成の比率に意義のある効果を有しなかったこと
は明白である。2−5Aに関連した生産物はポリ <1
>ポリ (C)の不存在においてはつくられなかった。
過ヨウ紫酸塩酸化/シッフ塩基生成/水素化ホウ素還元
の一連の操作にょる2−5Aおよび関連するオリゴヌク
レオチドの誘導体化に対する試験的研究のために、アデ
ノシンおよびATPが基質のモデルとして選択され、そ
してヘキシルアミンがシッフ塩基生成のアミンとして用
いられた。ホスフェート残基のβ−除去または得られる
3−アザヘキソピラノース環の分解のような可能性のあ
る複雑な反応は媒qq (medium )のpHがヘ
キシルアミン結合の後に注意深く8゜6に調整され、モ
してシアノ水素化ホウ素ナトリウム還元の後に6.5に
調整されたときに、アデノシンまたはATPから(7)
および(8)のすぐれた収量が得られたので実際にはな
かった。
(以下余白) 第1表(続き) 〔修飾された(2′→5′)オリゴリボアデニレートの
生物学的活性の評価〕 これまでの研究は、5/−モノホスフェート化されたオ
リゴリボアデニレートのp5’A2’ p5’A2’ 
p5’Aが2−5Aで活性化されたりボヌクレアーゼと
結合することができ、そしてポリ(I)  ・ポリ(C
)と同様に2−5A@身の蛋白質合成阻害効果を妨げる
ことを示した。この観察は、与えられたヌクレオチドま
たはオリゴリボヌクレオチドが2−5Aで活性化された
りボヌクレアーゼに意義のある結合をすることができる
かどうかを決定するため比較的簡単なアプローチを提供
した。このために(2′→5′)オリゴアデニレート5
′−モノホスフェート(11)および(12)が、j!
に初に脳心筋炎ウィルスのRNAによりプログラムされ
たマウスの14細胞抽出物中の11pp5’A2’ p
5’A2’ p5’Aの翻訳阻止効果を妨げるためのそ
れらのために評価された。
実験において、2−5Aの三量体のppp5’Af−1
15’ A2’ 1)5’Aが、文献における他の数値
と一致する〜2 X ICr’モルの半極穴応答のため
の濃度によって翻訳を阻止したテトラヌクレオチドピー
モノホスフェートとともにまたはそうでなく、種々の濃
度において加えられた。しかしながら化合物(12) 
カ8X1ff−’ M(7)ffiI度でg在すると、
i白質合成の半極穴阻止をもたらすのに必要とされた2
−5へ三量体トリホスフェートの濃度において少なくと
も1000倍の増加があった。四量体(12)自体は翻
訳に対して意義のある効果はなかった。
2/−末端を修飾したオリゴリボヌクレオチドが2−5
A作用の箱抗剤としていかに効果的であるかの発想を得
るために、これらのものは、実験において修飾されてい
ない三層体モノポスフェートp5’A2’p5’A2’
p5’Aと比較された。この実験において2−5A三量
体トリホスフェートの濃度が20 nMにおいて一定に
保持され、モしてp5−’A2/−p5’A2’ p5
’A s修飾された三層体モノポスフェート(11)ま
たは[ffiされた四量体モノホスフェート(+2)が
変λられた。これらの条件の下では、2−5Aの作用を
妨げるために必要とされた(2→5)オリゴリボヌクレ
オチドのaXはオリゴヌクレオチドの性質に依存した。
2−5Aに基因する翻訳の阻止において50%の減少を
もたらすのに必要な濃度の比較は、オリゴモノヌクレオ
チドモノホスフェートを2−5A作用の招担剤としての
効果の次の(減少)の順序に格付けすることになった。
修飾された四量体モノホスフェート(12)ニアXIO
”’M、修飾されたもの(11)  :(41) 2X10−’  M、  p5A2p5A2p5A :
  1.4XIO−’M0p5’A2’p5 ’A2’
 p5’ Aに対する最扱の数値は先に報告されたもの
と一致している。
2′−末端を修飾した(2′→5′)オリゴヌクレオチ
ドが115’A2’ ])5’A2/115’Aがする
のと同じメカニズム(すなわち2−5A依存性エンドリ
ボヌクレアーゼの作用を妨げることによる)によって2
−5Aの蛋白質合成阻止作用を妨げたかどうかを確H めるために、(31,) Plb筋炎ウィルスのRNA
の2−5Aで増強された分解が修飾された四量体モノホ
スフェ−)(12)の存在または不存在において、マウ
スのし細胞抽出物中で追試された。脳心筋炎ウィルスの
RNAの2−5Aで活性化された分解は、(12)によ
って妨げられた。さらに両方の例において(12)の8
 X 10−’ Mの濃度は最大の阻止の50%をもた
らすのに必要とされるppps’ A2’ p5’ A
i p5’Aの濃度において約1000倍の増加をもた
らしたので、その結果の間に良好な一致があった。
オリゴマーの+1!l’ A2’ p5’ A2’ T
)51’ Aは、インター(42) フエロンで処理されたマウスのL細胞においてポリ (
1)  ・ポリ (C)によって生ずる蛋白質合成の阻
止のほとんどを妨げることができる。この観察はポリ(
T)  ・ポリ(C)の阻止効果が2−5A合成醇素−
エンドヌクレアーゼによって主として仲介されることを
暗示する。修飾されたオリゴヌクレオチド(11)およ
び口2)は$15’ A2’−p5’A2’p5’A自
身よりも2−5A作用のより効果的な札抗剤であること
が見出されたので、かかるオリゴマーがポリ (1) 
 ・ポリ (C)の兄抗剤としていかに効果的であるか
を決定することが興味のあることであった。一つの実験
においてポリ(1)  ・ポリ(C)の濃度は2 X 
10−’ Mpにおいて一定に保持されたが、一方にお
いて、I)5’A2’−pプA2’p5’A 、 es
tmされた三層体モノホスフェ−)(11)または修飾
された四量体モノホスフェ−)(12)の濃度が2 X
 10−’モルから10−”モルの範囲を超えて変えら
れた。p5’A2’T15’A2’−T15/Aの行動
様式は先に報告されたものと同様であった;すなわちポ
リ (I)  ・ポリ (C)によって生ずる最大の阻
止を50%にまで減少させる濃度は大R11O−’Mで
あった。しかしながら2′−末端を修飾したオリゴヌク
レオチドは、10−’の範囲内の濃度における(11)
および(12)が最高のポリ(I)  ・ポリ(C)の
阻害において50%の減少をもたらすことができたので
、この点において朗らかに秀れていた。四量体(12)
が2−5A作用を妨げることにおいて三層体(11)よ
りも幾分か効果的であった実験に対して、この場合に、
(11)および(12)の双方がポリ (I)  ・ポ
リ(C)の阻止作用を妨げることにおいて大略等しい能
力を有していた。前置ってI)5’A2’ T15’A
2’−−p5’Aによって観察されたように、ポリ (
I)  ・ポリ (C)の阻止作用の逆転は完全ではな
かった。
別の実験が(11)または(12)のどちらも標準の合
成酵素の検定条件の下で2−5Aの生成の速度に影響を
与えていなかったことを離型したので、ポリ(1)  
・ポリ(C)の作用の阻止は2−5A合成の阻止による
ものでなかった。
修飾された(2′→5′)オリゴリボアデニレート5′
−モノホスフェート(11)および(12)は、2−5
Aおよびポリ(1)  ・ポリ(C)の双方の作用の轄
抗剤として、修飾されていないp5’A2’−p5’A
2’p5’Aに対して明らかに秀れていたので、相当す
る末端を修飾した(2′→5)オリゴリボアデニレート
四量体5′−トリホスフェ−)(13)が合成され、そ
して脳心筋炎ウィルスのRNAによりプログラムされた
マウスのし細胞抽出管における蛋白質合成の阻止剤とし
て評価された。実験において四量体トリホスフェート(
13)が2−5A王量体トリホスフェー) ppp5’
A2’p5’A2’p5’Aおよび2−5AVTA置体
トリホスフェートppp5’A2′−p5’A、y’ 
p5’A2’p5’Aと比較された。比較の目的のため
に、最大阻止の50%を達成したオリゴヌクレオチドの
m度が各々の化合物に対して決定された。
ppp5’A2’p5’A2’p5’A : I X 
Iff’ モル、ppp5/a2’ps’A2’p5’
A2’p5’a : 5 X 10−” モア1/、修
飾された四量体トリホスフェート(13)  :I X
 10−30モル。
2−5へ四鷺体トリホスフェートが2−5A王量体トリ
ホスフェートよりも2倍も活性的であることは以前に報
告されていなかったが、この結果は、種々のし細胞抽出
物によるおよび2−5A四量体トリホスフェートの種々
の製剤による多数の興なった場合に観察された。末端を
fItINシた四量体トリホスフェート(!3)は、細
胞の存在しない蛋白質合成の阻止剤として、2−5A三
景体トリホスフェートよりも10倍も活性的であり、ま
た2−5A四量体トリホスフェートよりも5倍も活性的
であることが見られる。この結果は種々の異なったし細
胞抽出物中の(13)の2つの異なった製剤によって観
察された。
2′−末端を修飾した四量体トリホスフェート(13)
の増強された活性は、細胞抽出物中の〔3H)脳ノ外筋
炎ウィルスのRNAの分解が試験された時に、観察され
た。修飾した四量体トリホスフェート(13)は、半極
大応答を引き出すために9 X 10−”モルの濃度を
必要とするppp5’ Aピー115’A2/p5’A
に比較して半極大応答を引き出すために必要とする9 
X 10−”モルの濃度を6するラベルされたRNAの
分解を増強した。これに加えて、これらの数値と蛋白質
合成の阻止に対する相当する濃度の応答の間に良好な相
関関係があった。
2′−末端を修飾した(2′→5′)オリゴリボアデニ
レートの2−5A作用のteItFi剤としてのまたは
2−5A依存エンドリボヌクレアーゼの活性化剤として
の増強された活性が細胞抽出物における種々の酵素活性
による分解に対する増大した抵抗性からもたらされたと
いう可能性を探査するために、修飾されまたは修飾され
ていないオリゴリボヌクレオチドの分解に対する増大し
た抵抗性が試験された。最初に2−5A王量体トリホス
フェートppp5’A2’p5’A2’p5’Aおよび
四量体トリホスフェート(!3)の不活性化が第2のマ
ウスのし細胞の存在しないシステムにおけるそれらの生
物学的活性の減少した量をモニターすることによって追
試された。マウスのし細胞抽出物における蛋白質合成の
粂件の下では、修飾した四量体トリホスフェート(13
)の翻訳阻止の能力は少なくとも5時間は完全に安定し
ていたが、修飾されていないオリゴマーのppp5’A
2’ p5’A2’ p5’ Aは約15分の半減期で
急速に破壊された。
(以下余白) たオリゴマーの57−モノホスフエートと57−ドリホ
スフエートの双方の分解が相当する4/S#されていな
いモノ−およびトリーホスフェートの分解と比較された
。しかしながらこの場合に、反応のコースが2−5Aお
よびその誘導体に対して免疫酵紫測定の検定法を用いて
追試された。この研究に使用された抗ff1!清は、修
飾されていないものおよびl−末端を修飾した2、5−
オリゴリボアデニレートの双方により、ナノモルの範囲
において50%阻止され、同量体オリゴリボアデニレー
トは相当する三量体のもの(第3衷の実験)よりも2〜
5倍反応性であった。これに対して、二量体は、これと
同じレベルの阻止を達成するのに約30OnHの濃度を
必要とし、その反応性はずっと少なかった。モノヌクレ
オチドおよびアデノシンはミリモルにおいてのみ阻止的
であった。三量体と四量体オリゴリボアデニレートによ
る知力な抗体の反応性および二量体とより小さい種属に
よるより弱い反応性は、三量体と′Vqffi体2’+
5’−オリゴリボアデニレートの低濃度の安定性の研究
を許容した。修飾していない2′、5′−オリゴリボア
デニレートが4×10−″′モルのオリゴマーの最終濃
度において、実験の部に記述された改変された蛋白質合
成条件の下でインキュベートされたときに、抗体反応性
物質の存在に急速な減少があった。
p5’A2’p5’A2’p5’ASp5”A2’p5
’A2”p5’A2’p5”Aまたはppp5’A2’
p5’A2’p5’A2’p5’A (7)半減期は2
0〜30分であると評価された。これに対して、相当す
る修飾された化合物(II) 、(+2)および(13
)による抗体の反応性は6時間のインキュベーションの
後でも減少しなかった。事実、(12)および(13)
を含む反応混合物の反応性は時間とともに僅かに増加し
た。この増加は5′−末端ホスフェートの部分的な離脱
によるようであった。抗体の反応性は、5′−末端ホス
フェートがp5’A2’p5’A2’p5’Aおよびp
5’A2’p5’A2’p5’A2’−p5Aからそれ
ぞれ離脱したときに、3倍および8倍増大し、そしてp
pp5’A2’ ps/ A2’p5 ’A2’p5’
AがA2’p5’A2’p5’A2’p5’Aに分解さ
れたときに、10倍増加する。(13)の生物学的活性
が上記の条件の下で顕著に減少しないという観点におい
て、ホスファターゼの役割は最少であるに違いない。
しかしながら2−5Aに対する蛋白質合成の検定は2−
5Aの濃度における小さな変化(〜50%)を確実に見
付けなかったようである。かくして2−末端を修飾した
オリゴリボアデニレートのゆっくりした分解が遮へいさ
れ、そして相当する修飾されていないポリマーのための
20〜30分の半減期の評価は最高として注目されるだ
ろう。5′−末端ホスファターゼは、2′−末端を修飾
したオリゴリボアデニレート上では、修飾されていない
ポリマー上よりも活性的でないと仮定すると、これらの
結果は、生物学的活性を測定することによって観察され
たそれらのものを確証する。すなわちメー末端を修飾し
た2/、 r、/−オリゴリボアゾニレ−)−(11)
 N  (12) %  (13)は、細胞の存在しな
い抽出物中で修飾され1いない2/、 s/−オリゴリ
ボアデニレートよりもずっと安定である。
この明細書において引用された番号付きの化合物は次の
ように示されるが、参照は分子式(I)、(I)および
(1)式になされる。
参考例1(2’−57−オリゴリボアデニレート モノ
ホスフェート(pA)n  (n=2〜4)の調製〕2
′−5/−オリゴリボアデニレート モノホスフェート
(pA ) nが、アデノシン 5仁ホスフオル゛イミ
ダゾリド(ImpA )の鉛イオンで触媒された重合、
または適当に保護されたA2’p5’AまたはA2’p
5’ A2’ p5’Aのホスフォリレーションによっ
て11111された。鉛イオンで触媒された重合の場合
に、重合反応混合物は、好ましくない3’、 5’ホス
フ工−ト結合異性体を除去するために、先ずヌクレアー
ゼP1で処理され、そしてその後に、DEAEセファデ
ックス(HCOs) A  25カラム上で公休された
が、このカラムはトリエチルアンモニウム重炭酸塩(T
EAB) Ha液(pT4 : 7.6)  (0,1
M〜0.75 MのTM腺的傾斜)によってW9離され
た。
各オリゴマーの純度が、0.1M重炭酸アンモニウム緩
衝液(+)Flニア・5)および1M塩化リチウム中で
展開されるPEI kルロースtleプレート上でチェ
ックされた。
実施例!〔化合物12の調製によって示された脂肪族第
1アミンによる( pA ) nの誘導体化のための方
法〕 水(300p 1 )中の2’  5’(pA)4  
(4150DS*ss 、101モル)の水冷溶液に0
.1Mメタ過ヨウ紫酸ナトリウム(120pモル)が加
えられた0反応源合物が水上で20分撹拌された後、ヘ
キシルアミン(spi、aoμモル)が加えられ、そし
て溶液のpHが10%酢酸によって、8.5に直ちに調
整された。反応混合物は、水上でさらに20分撹拌され
、そして0.5Mシアノ水票化ホウ素ナトリウム(10
0pりが加えられた。溶液は、10%酢酸によってpH
6・5に滴定され、そして水上で40分間撹拌し続けら
れた。反応混合物は、そコテDEAE セフ 7デツ’
) ス(HCO−s ) A −25カラム(1,0X
 20 em)に適用され、そのカラムは0.35 M
〜Q、40 M TEAB  (p■ニア、6)の直線
的傾斜(250ml 7250 ml )によって溶解
された。適当なフラクシミンが集められ、真空において
濃縮され、そしてTEAB緩衝液を除去するために、数
回水とともに蒸発された。ヘキシルアミンの尻尾のつい
た( pA ) 4  (12)が、残液をメタノール
(300μI)に溶解し、そしてそれを乾燥アセトン中
のヨウ化ナトリウム溶液(5o ml / 5 rrL
t )中に注入することによって、ナトリウム塩として
単離された。得られた沈デン物が遠、b分離され、乾燥
アセトン(各3 ml )で2度洗浄され、そして真空
の下のP20@上で乾燥された。収率は、258 am
における読み(3540T)as@、8.511モル)
によると、85%であった。同様な手履が、総べての尻
尾のついたオリゴヌクレオチドモノホスフェートを調製
するために採用された。
実施例2〔2−末端を修飾した(T)A)4のトリホス
フヱートの調製〕 ヘキシルアミンの尻尾のついた四量体モノホスフェート
の化合物12 (3540D*@s 、8−5μモル)
が乾燥DMSO(250μり中に溶解され、そしてカル
ボニルジイミダゾール(9−5frLil 、58゜6
μモル)がそれに加えられた。室温において40分間撹
拌された径、反応混合物全体が乾燥アセトン中のヨウ化
ナトリウム(50縛/6m/)に注加された。
得られた沈デンが遠心分離され、乾燥アセトン(2X3
ttt/)で洗浄され、そして真空下の室温において3
時間P306上で乾燥された。DMF(200111)
中の0.5 M l−リブチルアンモニウムピロホスフ
ェート溶液がこの乾燥した沈デンに加えられた。反応混
合物は室温で24時間放置された後に、冷水(1ml 
)が加えられた。希釈された溶液はその後にr)EAE
セファデックス(HCO; )A−25カラム(1,0
X 20 cln)に適用され、このカラムは0゜3 
M TEABから0.6 M TEAB (pH: 7
.6)の1mF!l的な傾斜度(250ml / 25
0崎)によって溶離された。適当なフラクションを集め
て蒸発した後、トリホスフェートi3が上記と同じ方法
においてナトリウム塩として単離された。(13300
*sa ) 、(3゜2哩モル、収率37.6%)”P
NMR(Da O)  : −0,65、−〇。77、
−0.87、−〇。563  (dlJ==19H2)
 、−10,70(d、J:1881) 、−20,8
9(t9J= 18 Hz)化合物!3は上記のHPL
C条件の下で7゜19分の保持時間を有し、そして99
%以上の純度であった。
実施例39−(3’−アザ−4′−へキシル−1/。
2’、 3’、 4’−テトラデオキシヘキソプラノス
ー17−イル)−アデニン(2−(9−アデニル)−6
−ヒドロキシメチル−4−ヘキシルモルホリン〕(7) アデノシン(2671,1mモル)がDMF(10畦)
中に溶解され、そして水浴中でO61誠メタヨウ素酸ナ
トリウム溶液(12mり)により処理された。20分後
にヘキシルアミンが反応混合物に加えられ、そして溶液
のpHが0゜5 N TIC+により8.6に調整され
た。反応混合物は氷上で10分間撹拌され、そして0゜
5Mシアノ水水化化ホウ素ナトリウム溶液 10 mL
 )が加えられた。溶液は再び0.5 N MCIによ
り!I■6゜5に滴定され、そして氷上40分間撹拌さ
れた。水(20ffiL)が反応混合物に加えられ、そ
して溶液は酢酸エチル(4X40mL)により抽出され
た。集められた有機層が重炭酸ナトリウムの飽和溶液お
よび食塩の飽和溶液により洗うされ、そしてその後に、
硫酸ナトリウム無水物上で乾燥された。真空における6
111の蒸発後に、得られた固体残渣がアセトンから再
結晶されて、融点136〜138”Cs分析値、C: 
57−09. H: 7−85 、N : 24.91
 、 C5eH*sO*Naのための計算値、C:57
−46、Flニア。84、N:25.13の無角の結晶
(302fnl 、0.905 mモル、収率90・5
%)を得た。
実施例4 ((pA)4−amine!合体の1哩製の
ための一般的方法〕 水(300μり中の2−5 (pA)4(4150D*
s@、10mモル)の水冷WQ液に、0.1Mのメ逼。
り膳ヨウ業酸ナトリウム(120μりが加えられた。反
応混合物が水上で20分間撹拌された後、DMF  (
120pl)中に溶解されたチラミン(8,2哩、60
mモル)が加えられた。アミンの添加の直径に、溶液の
pHが10%酢酸によって8゜5に調整された。反応混
合物は、さらに20分間、氷上で撹拌された。このよう
にしてつくられたシッフ塩基が0゜5Mシアノ水水化化
ホウ素ナトリウム100μl)によって還元され;溶液
は再び10%酢酸によってpH6,5に滴定され、そし
て水上で40分間撹拌された。反応混合物は、その後に
rlEAEセファデックス(HCO−a )  A  
25カラム(1,OX 20 cln)に適用され、そ
のカラムは0.35 M〜0.45MTEAR(pH:
 7.6)のZ線的傾斜(250、’ 250幌)によ
り溶離された。適当なフラクションが集められ、真空中
で濃縮され、そしてTEARLilfi液を除去するた
めに、数回水といっしょに蒸発された。(pA ) 4
−チラミン接合体はト’rエチルアンモニウム塩として
単離された。その収部は、258 !l璽(36300
ams単位、8゜8哩モル)におけるODの読みによる
と88%であった。同様な手順が、2’y5’  (T
IA)4と他のアミンの接合物をmeするために採用さ
れた。反応条件の詳細は第3表に列挙される。HPLC
(高速液体クロマトグラフィー)による最終的な純度の
チェックの結果も第3表に示された。
第3表 (続き) HPLC分析 d) 実施例5((PA)4−アミン接合物のトリホスフェー
トの調製〕 (pA ) 4のチラミン接合@ (36300***
、8゜8μモル)が乾燥DMF  (500p l )
に溶解され、そしてトリフェニルホスフィン(ILs 
rrdi 、 44μモル)、イミダゾール(5,6叫
、881モル)およびジビリジニルジスルフィド(9,
7縛、449モル)がその溶液に順々に加えられた。室
温において60分間撹拌された後、反応混合物全体が乾
燥アセトン中のヨウ化ナトリウムl?9液(50mfi
/6m1)中に注入された。生成した沈デンが遠、b分
離され、乾燥アセトンで3回洗浄され、(各5 ml 
)そして真空中の室温において3時間Pa Ofl上で
乾燥された。このようにしてIIJ#されたチラミン接
合物の5′−ホスフオロイミダゾリデートがDMF (
200μm)中の0.5M1−リブチルアンモニウムピ
ロホスフェートの溶液で処理された。反応混合物は、イ
ミダゾリデートが溶液中に完全に溶解するまで撹拌され
た。反応混合物は室温において24時間放置され、引続
いて冷水(1ml )が加えられた。希釈された溶液は
、その径でDEAEセファデックス(HCQ’−* )
  A  25カラム(1,0×20c1n)に適用さ
れ、そのカラムは0.30 M〜0.60 M TEA
TI緩衝液(ptl : 7.6)の直線的傾斜(25
0ml 7250 ml )によって溶離された。適当
なフラクションを集めて蒸発した後、(TIA)4−チ
ラミン接合物のトリホスフェートが、5”)yhスフx
−ト(250D*ss 、0−6p %ル、収率7.0
%)および回収された5′−モノホスフェート(62Q
D*ss 、1゜5pモル、収率17%)といっしょに
トリエチルアンモニウム塩(1520Dmss 、3−
7μモル、収率42%)として単離された。
参考例2〔アデノシン S′−トリメタホスフェ−)−
(ATMP)の調製〕 ATMPがKflOrre等(1976”)によって最
初に記述された方法を僅かに改変した方法によって合成
された。手短かに言うと、乾燥r)MSO(600μり
中に溶解されたATP (乾燥したトリブチルアンモニ
ウム塩、60tIモル)が室温において1時間、乾燥し
たアルゴン気流中でDCC(79,5m 、390μモ
ル)によって処理された。溶液から析出したジシクロヘ
キシル尿素を濾過した径に、反応混合物は、乾燥したD
MSOを除去するために、乾燥したエーテルによって3
回(各7 ml )抽出された。
得られたガム状の残渣は、その後で次の反応のために使
用された。
実施例6 (A5’ppppA2’p5’A2’p5’
A2’p5’A vvv(化合物20)の調製〕 化合物12(トリエチルアンモニウム塩、621Ama
oユニット、15μモル)がトリブチルアミン(10μ
m、409モル)および乾t!hDMF中(500μり
中に溶解され、そしてその溶液に、上記でN製されたA
TMP  (60μモル)が加えられた。Voltex
ミキサーで混合した径、反応混合管は室温で7日間放置
された。溶液は水(1,57Wりで希釈され、そしてD
EAEセファデックス(HCOs)A−25カラム(l
。0×20σ)に適用され、そのカラムは0.30 M
〜0.64 M TEAB (pH: 7゜6、全量5
00 wtl 、 136のフラクション)の直線的傾
斜により溶離された。95から107のフラクションが
合体され、そして濃縮された。化合物20はトリエチル
アンモニウム塩(342Affi・0、全量500+a
/、収率44%)としてmsされた。生産物は、0.2
5M!炭酸アンモニウム中で展開された(Rf:0.2
2) PEIセルロース上で均質であった。最終的な純
度の点検は、Bondapak ODSカラム(4゜5
X250m)を取り付けたHPLCによって行なわれた
。溶媒Aは50 mWリン酸アンモニウム(pHニア。
0)であり、そしてfn媒Bはメタノール−Hll。
(1: 1)であった。溶離は、25分における溶[B
のゼロから100%までの直線的傾斜で行なわれた。検
出は258 tv+において行なわれた。化合物20は
18.2分の保持による単一のピークを与えた。
出願人 森永乳業株式会社 代理人 弁理士 津1)昭

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式: 式中、−Yは、YがHでありうる末端ホスフェート上を
    除いて、常にH1アデノシン、または01〜2oの第1
    級または第2級アルコールである。 −鳳は、Oll、2.3または4である。 −nは、lから15までの整数である。 −2は、■または01〜@Qの炭化水素或いは置換炭化
    水素であって、その[1)子の1つを通してモルホリン
    環のN原子に結合する基である。 を有し、2,5−インターヌクレオチド結合、少なくと
    も1個のリボースアデニンユニットおよび末端モルホリ
    ンユニットを有することを41tvmとするヌクレオチ
    ド化合物。 (2)zが1〜40のC4l子を有する・−とを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のヌクレオチド化合物
    。 (3)zがl〜20のC原子を存することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のヌクレオチド化合物。 ■ (4)zが、式ニーC−Pt  (R+ ) モしテR
    t■ およびR2は、同一かまたは異なったものであり、また
    その各々は、水翼;飽和または不飽和および分枝または
    直鎖であるアルコールとそれらの相応するエステル、エ
    ーテルおよび酸;ステロール;アミノ酸;第1級アミン
    ;芳香族炭化水素;シクロアルカンとシクロアルケンi
    モノケトン;ニトリル;フェノール;脂肪酸;二塩基性
    カルボン酸;および置換されたときは上記の化合物から
    なる群より選択されたものでありうるが、ただし2は、
    a)モルホリノ部分のチッ素に結合するために遊離の炭
    紫を常に有する、 b)化合物の残りの部分のm強された生物活性と調和し
    ないものでない、 C)化合物の残りの部分の分解に対する増大した抵抗性
    と調和しないものでない、 d)生体内に服用されたときに、薬剤的に調和しない化
    合物をつくらない、 ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のヌクレ
    オチド化合物。 (5)zが複合糖類であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のヌクレオチド化合物。 ■ (6)zが、式ニーC−Rxであり、またRxお11 よびRIIの双方がメチルであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のヌクレオチド化合物。 (7)RzおよびRsの一方が■であり、他方が(3) (メタまたはバラ)であることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項に記載のヌクレオチド化合物。 (8)mが、0、lまたは3であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載のヌクレオチド化合物。 (9)YがHであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のヌクレオチド化合物。 (10)YがHであることを特徴とする特許請求の範囲
    第8項に記載のヌクレオチド化合物。 (11)nが2から6までであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のヌクレオチド化合物。 (12)nが2.3または4であることを特徴とする特
    許請求の範囲g11項に記載のヌクレオチド化合物。 (13)mが0、!または3であり、YがHであり、モ
    してnが2.3または4であることを特徴とする特許請
    求の範囲第4項に記載のヌクレオチド化合物。 (4) (14)mが1または3であり、YがHであり、モして
    nが2.3または4であることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項に記載のヌクレオチド化合物。 (15)mが1または3であり、Yが■であり、そして
    nが2.3または4であることを特徴とする特許請求の
    範囲第7項に記載のヌクレオチド化合物。 (16)生体内の服用のために薬剤的に受入れうる担体
    中にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のヌクレオチド化合物。 (17)Iliff物細胞によってつくられたインター
    フェロンの作用を遮へいするための拮抗剤としての用途
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のヌクレオチド化合物。 (18)2−5Aシステムにおいて、それを模倣するか
    または置き換えることによってインターフェロンを妨げ
    るための用途を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のヌクレオチド化合俯。 (19)2−5Aシステムによる抗腫瘍剤を細かく調整
    するための用途を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のヌクレオチド化合物。 (20)インターフェロンで誘発された自己免疫性の病
    気を避けるための用途を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のヌクレオチド化合物。 (21)拮抗剤として、2,5−インターヌクレオチド
    結合、少なくとも1つのリボース−アデニンユニットお
    よび末端モルホリンユニットを有するヌクレオチド化合
    物であって、式: 式中、−Yは、Yが■でありうる末端ホスフェート上に
    あることを除いて、常に■、アデノシンまたはCt〜2
    0の第1駁または第2台アルコールである、 一謹は、Oll、2.3または4である、−・nは、l
    から15までの整数である、そして−2は、HまたはC
    1〜lIOの炭化水素またはモルホリノ環のNにそのC
    原子の1つを通じて結合された置換炭化水素である、 を有する化合物の有効量を使用することを特徴とする動
    物細胞によってつくり出されたインターフェロンの作用
    を阻止する方法。 (22)  295−インターヌクレオチド結合、少な
    くとも1つのリボース−アデニンユニットおよび末端モ
    ルホリンユニットを有するヌクレオチド化合物であって
    、式: (7) 式中、−Yは、YがHでありうる末端ホスフェート上を
    除いて、常にH,アデノシンまたはC1〜SOの第1W
    kまたは第2Wkアルコールである、 一篇は、0.1.2.3または4である、−mは1かう
    15までの整数である、そして−2は、HまたはC1〜
    IIOの炭化水素またはモルホリノ環のNにそのCW子
    の1つを通じて結合された置換炭化水素である、 を有する化合物の有効量を使用することにより、2.5
    −Aシステムにおけるそれの模倣をするかまたは置き換
    えることを特徴とする動物細胞によりつくり出されたイ
    ンターフェロンの作用を回避する方法。 (23)  2.5−インターヌクレオチド結合、少な
    くとも1つのリボース−アデニンユニットおよび末端モ
    ルホリンユニットを有するヌクレオチド化合物であって
    、式: (8) 式中、−Yは、Yが■でありうる末端ホスフェート上を
    除いて、常にH,アデノシンまたはC1〜soの第1級
    または第2級アルコールである、 一璽は、0.1,2.3または4である、−nは、lか
    う15までの整数である、−2は、■またはC1〜sO
    の炭化水素またはモルホリノ環のHにそのC原子の1つ
    を通じて結合された置換炭化水素である、 を有する化合物の医薬的に有効であり、また受容できる
    量を投与することを特徴とする2、5− Aによる抗腫
    瘍療法を細かく調整する方法。 (24) 2.5−インターヌクレオチド結合、少なく
    とも璽つのリボース−アデニンユニットおよび末端モル
    ホリンユニットを有するヌクレオチド化合物であって、
    式: 式中、−Yは、Yが■でありうる末端ホスフェート上を
    除いて、常にH1アデノシンまたはCt−soの第り級
    または第2級アルコールである、 一膳は、0、!、2.3または4である、−nは、lか
    ら15までの整数である、そして−2は、HまたはCL
    〜8oの炭化水素またはモルホリノ環のNに、そのC原
    子の1つを通じて結合された置換炭化水素である、 を有する化合物の医薬的に有効であり、また受容できる
    量を投与することを特徴とするインターフェロンに誘発
    される自己免疫性の病気を避ける方
JP59031577A 1983-02-23 1984-02-23 2’,5’―リボアデニレート―モルホリノアデニレートヌクレオチド、これを有効成分とする抗腫瘍剤,これを有効成分とする自己免疫性の病気の治療剤 Granted JPS59205394A (ja)

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