JPS5920522B2 - 包装方法 - Google Patents
包装方法Info
- Publication number
- JPS5920522B2 JPS5920522B2 JP12633177A JP12633177A JPS5920522B2 JP S5920522 B2 JPS5920522 B2 JP S5920522B2 JP 12633177 A JP12633177 A JP 12633177A JP 12633177 A JP12633177 A JP 12633177A JP S5920522 B2 JPS5920522 B2 JP S5920522B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- layer film
- inner layer
- packaging
- meat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、畜肉の生肉などを包装するのに適した新規な
包装方法に関するものである。
包装方法に関するものである。
現在スーパマーケツト又は最寄の市場、肉の小売店など
で販売されている生肉は、ストレッチ包装と称せられて
いる包装形態が広く採用されている。
で販売されている生肉は、ストレッチ包装と称せられて
いる包装形態が広く採用されている。
これは、一般に発泡スチロールシートなどの真空成形の
トレイに生肉を乗せて、ポリエチレンなどの可延性フィ
ルム(ストレッチフィルム)にて包まれている。このも
のは包装の美しさ、内容物の形に影響されることが少な
い等から広く生鮮食品等の包装に使用されている。しか
し、生肉の包装について言えば種々の欠点がある。
トレイに生肉を乗せて、ポリエチレンなどの可延性フィ
ルム(ストレッチフィルム)にて包まれている。このも
のは包装の美しさ、内容物の形に影響されることが少な
い等から広く生鮮食品等の包装に使用されている。しか
し、生肉の包装について言えば種々の欠点がある。
ストレッチフィルムによる包装は包装形態から気密性が
充分でなく、肉汁の漏洩による肉の乾燥、目減り、又包
装時真空、ガス置換等が困難なため一般には大気中で包
装され又ストレッチフィルムもガス遮断機能の乏しいも
のが多く微生物の増殖し易い状態にあり、保存期間も短
かく一般には包装後日ならずして販売しなければならな
いのが普通である。今日、流通の合理化が叫ばれている
ものの、小売店の一日の販売量に見合つた量づつカット
して包装する少量処理が行われざるを得ない。
充分でなく、肉汁の漏洩による肉の乾燥、目減り、又包
装時真空、ガス置換等が困難なため一般には大気中で包
装され又ストレッチフィルムもガス遮断機能の乏しいも
のが多く微生物の増殖し易い状態にあり、保存期間も短
かく一般には包装後日ならずして販売しなければならな
いのが普通である。今日、流通の合理化が叫ばれている
ものの、小売店の一日の販売量に見合つた量づつカット
して包装する少量処理が行われざるを得ない。
なお、畜肉は食用に供するためには卜殺后軟化の期間と
して約3週間のストック期間が必要である為、この期間
を経てカットし包装を行つている。
して約3週間のストック期間が必要である為、この期間
を経てカットし包装を行つている。
又、畜肉の色は紫赤色であるが空気にふれると鮮赤色に
変り更に酸化が進むとカツ色に変わるが、消費者に最も
喜ばれるのは鮮赤色である。本発明はこのような要求に
こたえるものであつ一 て、液体および気体を遮断でき
る帯状のシートにフランジを有するトレイ状の容器本体
を連続的に成形し、上記成形された容器本体内に夫々被
包装物を供給し、液体は遮断し気体を通過させる帯状の
内層フィルムを上記連続的に成形された容器本フ 体上
へ被せて該容器本体のフランジ部分に溶着させ、更に液
体および気体を遮断できる帯状の外層フィルムを上記内
層フィルム上へ被せて上記連続的に成形された容器本体
のフランジ部分の1つのコーナを除いた部分に溶着させ
、しかる後に上記5 シートヘ連続的に形成されて内層
フィルムおよび外層フィルムの被せられた容器本体をフ
ランジ部分で夫々に分離させることを特需とし、その目
的とするところは、工業的に効率よく大量に流通センタ
ー等で加工、包装し小売店等を通して販売する迄のシエ
ルフライフを延長し且つ鮮度のよい生肉を消費者に供給
出来る包装形態を作る包装方法を提供しようとするもの
である。
変り更に酸化が進むとカツ色に変わるが、消費者に最も
喜ばれるのは鮮赤色である。本発明はこのような要求に
こたえるものであつ一 て、液体および気体を遮断でき
る帯状のシートにフランジを有するトレイ状の容器本体
を連続的に成形し、上記成形された容器本体内に夫々被
包装物を供給し、液体は遮断し気体を通過させる帯状の
内層フィルムを上記連続的に成形された容器本フ 体上
へ被せて該容器本体のフランジ部分に溶着させ、更に液
体および気体を遮断できる帯状の外層フィルムを上記内
層フィルム上へ被せて上記連続的に成形された容器本体
のフランジ部分の1つのコーナを除いた部分に溶着させ
、しかる後に上記5 シートヘ連続的に形成されて内層
フィルムおよび外層フィルムの被せられた容器本体をフ
ランジ部分で夫々に分離させることを特需とし、その目
的とするところは、工業的に効率よく大量に流通センタ
ー等で加工、包装し小売店等を通して販売する迄のシエ
ルフライフを延長し且つ鮮度のよい生肉を消費者に供給
出来る包装形態を作る包装方法を提供しようとするもの
である。
本発明の包装方法で作られた包装用容器は、上記したよ
うに液体および気体を遮断する機能を有する材質からな
る容器本体および外層フイルムと、液体は遮断し得るが
気体は通過させる材質からなる内層フイルムから構成さ
れる。
うに液体および気体を遮断する機能を有する材質からな
る容器本体および外層フイルムと、液体は遮断し得るが
気体は通過させる材質からなる内層フイルムから構成さ
れる。
従つて、卜殺直後の畜肉等を容器本体に収納し内層およ
び外層フイルムで包装すれば畜肉は外気とふれず酸化す
ることはなく、当然肉汁等の液体が流れ出すこともなく
、軟化期間を過すことができる。
び外層フイルムで包装すれば畜肉は外気とふれず酸化す
ることはなく、当然肉汁等の液体が流れ出すこともなく
、軟化期間を過すことができる。
軟化期間が過ぎた後、外層フイルムを取り除くと、気体
は内層フイルムを通過し、畜肉は適度に酸化される。
は内層フイルムを通過し、畜肉は適度に酸化される。
しかし内層フイルムは液体は遮断するので、肉汁等が流
出することはない。このように、本発明の包装機を用い
ることにより、畜肉の理想的な包装を行うことができる
。
出することはない。このように、本発明の包装機を用い
ることにより、畜肉の理想的な包装を行うことができる
。
以下、本発明の包装方法で作られた容器の一実施例を第
1図ないし第4図に、また一実施例の包装機を第5図お
よび第6図に示し説明する。容器本体1は長方形に絞り
込まれ上端が開口しており、同開口部1aの全周にフラ
ンジ4を有するトレイ状のプラスチツクの容器であつて
液体および気体を遮断するものである。2は上記開口部
1aに被せられフランジ4と溶着される内層フイルムで
あつて、液体の遮断能力をもつが、気体特に酸素の透過
性を有する透明なフイルムである。
1図ないし第4図に、また一実施例の包装機を第5図お
よび第6図に示し説明する。容器本体1は長方形に絞り
込まれ上端が開口しており、同開口部1aの全周にフラ
ンジ4を有するトレイ状のプラスチツクの容器であつて
液体および気体を遮断するものである。2は上記開口部
1aに被せられフランジ4と溶着される内層フイルムで
あつて、液体の遮断能力をもつが、気体特に酸素の透過
性を有する透明なフイルムである。
3は上記内層フイルム2の上から更に被せられフランジ
4の部分において内層フイルム2と溶着される外層フイ
ルムであつて、液体および気体を遮断する能力を有する
フイルムである。
4の部分において内層フイルム2と溶着される外層フイ
ルムであつて、液体および気体を遮断する能力を有する
フイルムである。
これら内層フイルム2と外層フイルム3の溶着は、外層
フイルム3の端3aが手でつまめ、外層フイルム3だけ
を剥離できるように一部分除外することが望ましい。
フイルム3の端3aが手でつまめ、外層フイルム3だけ
を剥離できるように一部分除外することが望ましい。
しかし剥離前に容器本体1内に気体が進入しないよう全
周を溶着することは当然である。なお6はこれら容器本
体1、内層および外層フイルム2および3で構成される
包装用容器A内に収納されている畜肉である。
周を溶着することは当然である。なお6はこれら容器本
体1、内層および外層フイルム2および3で構成される
包装用容器A内に収納されている畜肉である。
第5図および第6図において、1′は容器本体1の材料
となるプラスチツクのシートであり、鎖車16に架けら
れたクリツプチエン7に把持されて間欠的に左方向に移
動される。
となるプラスチツクのシートであり、鎖車16に架けら
れたクリツプチエン7に把持されて間欠的に左方向に移
動される。
8は公知の成形器であつて、トレイ状の容器本体1をシ
ート1′に連続的に成形するものであり、次工程におい
て畜肉6が図示していない製品供給機構により連続して
いる容器本体1の中に入れられる。
ート1′に連続的に成形するものであり、次工程におい
て畜肉6が図示していない製品供給機構により連続して
いる容器本体1の中に入れられる。
2′は内層フイルム2を巻いてあるフイルムロールであ
つて、フイルム2はガイドロール等を介してロール2′
より引出され、マークセンサ10により該内層フイルム
2に印刷されている文様が正しく容器本体1と合うよう
に被せられる。
つて、フイルム2はガイドロール等を介してロール2′
より引出され、マークセンサ10により該内層フイルム
2に印刷されている文様が正しく容器本体1と合うよう
に被せられる。
そこで第1のシール機構9により、容器本体1内の真空
脱気またはガス置換が行なわれそののち内層フイルム2
は連続している容器本体1のフランジ4と溶着される。
この溶着はフランジ4の全周に渡り、かつ容易に剥離で
きないことが必要である。
脱気またはガス置換が行なわれそののち内層フイルム2
は連続している容器本体1のフランジ4と溶着される。
この溶着はフランジ4の全周に渡り、かつ容易に剥離で
きないことが必要である。
また容器本体1と内層フイルム2との溶着性が悪い時は
適宜樹脂をコートまたはラミネートする。
適宜樹脂をコートまたはラミネートする。
3′は外層フイルム3を巻いてあるフイルムロールであ
つて、フイルム3はガイドロール等を介してロール3′
から引出され、上記容器本体1と溶着された内層フイル
ム2の上から更に被せられる。
つて、フイルム3はガイドロール等を介してロール3′
から引出され、上記容器本体1と溶着された内層フイル
ム2の上から更に被せられる。
9′は第2のシール機構であつて、内層フイルム2と外
層フイルム3とを溶着するものであり、容器本体1の開
口部1a全周を溶着するものの、第2図または第4図に
示すようにフランジ4のコーナの一部分は溶着しないよ
うにする。
層フイルム3とを溶着するものであり、容器本体1の開
口部1a全周を溶着するものの、第2図または第4図に
示すようにフランジ4のコーナの一部分は溶着しないよ
うにする。
なお、この内層・外層フイルム2・または3の溶着面に
は、シール性がよくかつ剥離性がよい樹脂をコートまた
はラミネートする事が望ましい。
は、シール性がよくかつ剥離性がよい樹脂をコートまた
はラミネートする事が望ましい。
上記工程で容器本体1に畜肉6を収納し、開口部1aに
内層フイルム2、外層フイルム3を被せられ、トリミン
グ部20に到り容器本体1は各々に分離される。このよ
うに本実施例の包装方法によれば、卜殺後の軟化期間を
十分とらずに畜肉を包装しても配送および小売店中でも
完全に密封されており微生物の増殖抑制および酸化防止
ができ、小売店での保存期間中に軟化を進めることがで
きる。
内層フイルム2、外層フイルム3を被せられ、トリミン
グ部20に到り容器本体1は各々に分離される。このよ
うに本実施例の包装方法によれば、卜殺後の軟化期間を
十分とらずに畜肉を包装しても配送および小売店中でも
完全に密封されており微生物の増殖抑制および酸化防止
ができ、小売店での保存期間中に軟化を進めることがで
きる。
次に店頭に陳列する前に外層フイルム3のみ剥離すれば
内層フイルム2は透明であり、しかも空気、特に酸素が
内層フイルム2を通過し畜肉6を酸化させるので畜肉6
を鮮赤色に変わり消費者に魅力あるものとして販売する
ことができる。
内層フイルム2は透明であり、しかも空気、特に酸素が
内層フイルム2を通過し畜肉6を酸化させるので畜肉6
を鮮赤色に変わり消費者に魅力あるものとして販売する
ことができる。
以上述べたように本実施例による包装機を用いた畜肉の
包装は、食肉流通の合理化と食品安全面に大きく寄与す
るものである。
包装は、食肉流通の合理化と食品安全面に大きく寄与す
るものである。
第1図ないし第4図は本発明の包装器で作られた一実施
例を示す包装用容器であつて、第1図は正面図、第2図
は平面図、第3図は斜視図、第4図は第2図円で囲んだ
部分の拡大図、第5図および第6図は、本発明の包装方
法を具現化するための包装機の概略図であつて、第5図
は側面図、第6図は要部斜視図である。 1′・・・・・・シート、8・・・・・・成形器、9・
・・・・・第1シール機構、9′・・・・・・第2シー
ル機構、20・・・・・・トリミング機構。
例を示す包装用容器であつて、第1図は正面図、第2図
は平面図、第3図は斜視図、第4図は第2図円で囲んだ
部分の拡大図、第5図および第6図は、本発明の包装方
法を具現化するための包装機の概略図であつて、第5図
は側面図、第6図は要部斜視図である。 1′・・・・・・シート、8・・・・・・成形器、9・
・・・・・第1シール機構、9′・・・・・・第2シー
ル機構、20・・・・・・トリミング機構。
Claims (1)
- 1 液体および気体を遮断できる帯状のシートにフラン
ジを有するトレイ状の容器本体を連続的に成形し、上記
成形された容器本体内に夫々被包装物を供給し、液体は
遮断し気体を通過させる帯状の内層フィルムを上記連続
的に成形された容器本体上へ被せて該容器本体のフラン
ジ部分に溶着させ、更に液体および気体を遮断できる帯
状の外層フィルムを上記内層フィルム上へ被せて上記連
続的に成形された容器本体のフランジ部分の1つのコー
ナを除いた部分に溶着させ、しかる後に上記シートへ連
続的に形成されて内層フィルムおよび外層フィルムの被
せられた容器本体をフランジ部分で夫々に分離させるこ
とを特徴とする包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12633177A JPS5920522B2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 | 包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12633177A JPS5920522B2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 | 包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5460094A JPS5460094A (en) | 1979-05-15 |
JPS5920522B2 true JPS5920522B2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=14932530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12633177A Expired JPS5920522B2 (ja) | 1977-10-20 | 1977-10-20 | 包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920522B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077829A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | 株式会社シンダイゴ | 成形真空包装機のフイルムシ−ル方法 |
JPH02139373A (ja) * | 1988-11-19 | 1990-05-29 | Nippon Medical Supply Corp | 開封の容易な深絞り包装体およびその製造法 |
-
1977
- 1977-10-20 JP JP12633177A patent/JPS5920522B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5460094A (en) | 1979-05-15 |
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