JPS5920507Y2 - コンクリ−ト等の輸送装置 - Google Patents

コンクリ−ト等の輸送装置

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JPS5920507Y2
JPS5920507Y2 JP15138180U JP15138180U JPS5920507Y2 JP S5920507 Y2 JPS5920507 Y2 JP S5920507Y2 JP 15138180 U JP15138180 U JP 15138180U JP 15138180 U JP15138180 U JP 15138180U JP S5920507 Y2 JPS5920507 Y2 JP S5920507Y2
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JP
Japan
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concrete
comparator
pump
cavities
signal
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Expired
Application number
JP15138180U
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English (en)
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JPS5773113U (ja
Inventor
一郎 国枝
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポンプによりコンクリート等を下方へ圧送する
場合に、輸送管内でコンクリート等を閉塞することなく
送るコンクリート等の輸送装置に関するものである。
ポンプを用いてコンクリート等のかゆ状物質を下方へ圧
送する場合、輸送管が傾斜している部分ではポンプを停
止したときコンクリート等が自走して、たとえば、第1
図の如く輸送管1の屈曲部a内部に空洞が発生すること
がある。
一旦空洞が発生した後、再度コンクリート等の輸送を行
うと管路の途中又は第2図す部で閉塞を起してしまう。
輸送管内でコンクリート等が閉塞しないように圧送する
ためには、■コンクリート等の圧送停止中に上記コンク
リート等の自走を生じさせないようにすること、■コン
クリート等の圧送中に上記す部に空洞が発生しないだけ
の吐出量で送ること、の2つのことが考えられる。
上記■については、従来、コンクリ−1〜等が自走し易
い輸送管の傾斜部の下方位置にバルブを設けて輸送管の
途中を開閉できるようにし、ポンプを停止するときに同
時にバルブを閉じてコンクリート等の自走を防止するよ
うにし、コンクリート等の自走に伴う輸送管内の空洞の
発生を防止することが提案されている。
しかし、■については、従来、まだ具体的装置が実現し
ておらず、作業具が輸送管のa部(第1図)の如き空洞
の発生し易い個所をハンマーでたたき、そのときの反響
音の違いにより空洞の有無を調べ、ポンプの操作者に連
絡してコンクリート等の吐出量の制御を行うようにして
いた。
しかし、この方式では、a部がポンプがら遠く離れてい
る場合は、ポンプ操作者への連絡が円滑にゆかず、実際
上多くの空洞が発生していた。
本考案は、上記ハンマーでたたくことにより空洞部の有
無を調べるという方式をやめ、空洞の検知からコンクリ
ート等の吐出量の変更又はストップバルブの操作までを
自動的に行うことを目的としてなしたもので、コンクリ
ート等の圧送中に空洞が生じ易い個所の輸送管に、コン
クリート等の流量状況を検知する検知器を複数個据え付
け、該検知器からの信号と基準信号とを比較する比較器
を設け、該比較器で基準信号と比較して差があるとその
差に応じてポンプの吐出量を圧送中に変更させるため、
上記比較器を吐出量調整装置に接続してなることを特徴
とするものである。
以下、図面にもとづき本考案の実施例を説明する。
コンクリートポンプ13によりコンクリート等を下方へ
圧送する場合にコンクリート等の自走により輸送管1内
で空洞を起し易い個所、たとえば、第2図及び第3図の
如き水平部から傾斜部へ至る輸送管1の屈曲部aに、該
屈曲部a内におけるコンクリ−1・等の有無、コンクリ
ート等がある場合の流量、等を検知する検知器2及び3
を設置し、該検知器2及び3は第4図の如く検出端4を
輸送管1内へ露出させ、該検知器2で検知した値を圧力
に変換する圧力変換器5を、上記検出端4に接続してな
り、常時、圧力変換器5から信号が発信されているよう
にする。
上記圧力変換器5は、第5図に示す如く、増幅器6を介
して比較器7に接続し、該比較器7では、前記屈曲部a
の管内にコンクリート等が閉塞することなく充満してい
て空洞がない状態のときの信号を基準電圧として設定し
て入力し、上記圧力変換器5からの信号と比較されるよ
うに構成されており、該比較器7で比較されて基準電圧
との間に差があるとこの差に応じた信号が増幅器8で増
幅されるよう比較器7を増幅器8、出力制御器9を介し
て表示器10に接続すると共に、上記差に応じてコンク
リートポンプ13の吐出量を増減制御するよう吐出量調
整装置11にも接続する。
又、検知器3の圧力変換器も第5図の如く、増幅器6、
比較器7、増幅器8を介して出力制御器9に接続させる
上記コンクリートポンプの吐出量調整装置11は、たと
えば、モータにより可変油ポンプの傾転角を変更するこ
とによって該油ポンプの吐出量を制御しコンクリートポ
ンプの油圧回路への圧油供給量を制御してコンクリート
ポンプからの単位時間当りのコンクリート等の吐出量を
変えるようにしたものである。
今、検知器3からの信号が空洞発生の信号であると、該
信号は圧力に変換させて直ちに圧力変換器5から増幅さ
れて比較器7へ送られる。
比較器7には、基準信号が入力されているので、上記検
知されて圧力に変換された負圧の信号は基準の電圧と比
較され、基準電圧との差が増幅器8で増幅された後、出
力制御器9を経て表示器10へ送られて空洞発生の表示
をすると同時にコンクリートポンプ13の吐出量調整装
置11のモータへ制御信号として送られ、上記差に応じ
てコンクリートポンプ13の吐出量を増すように調整さ
れる。
これによりコンクリ−1〜等の圧送中にa部の空洞がな
くなるだけの吐出量でコンクリート等が自動的に送り出
される。
又、検知器2にて空洞を検知してコンク)−1−ポンプ
13の吐出量を増したにもかかわらず、第6図の如く空
洞が下方にひろがり検知器3が空洞を検知すると、出力
制御器9よりスI・ツブバルブ操作装置12ヘストツプ
バルブ14を閉じる指令信号を出力する。
これに、よりストップバルブ14か閉じたままコンクリ
−1−ポンプ13からコンクリート等が送られ、空洞が
埋められることになる。
空洞が完全に埋まり検知器2及び3の信号が正圧の基準
電圧を超えると、ストップバルブ14を開くべく、出力
制御器9よりストップバルブ操作装置12へ信号が出さ
れ、空洞のないコンクリート等の圧送が行われることに
なる。
検知器2は常時、3部内でのコンクリ−+一等の流量状
況を検知しており、その検知信号は圧力に変換されて比
較器7へ送られているため、a部を通過中のコンクリー
ト等の流量が過大の場合には当然に基準電圧との間に差
が生じてコンクリートポンプの吐出量を減少するような
自動制御が行われることになる。
このように基準電圧と比較して差が零となるようにコン
クリートポンプの吐出量の増、滅及びストップバルブの
開閉制御を自動的に行うので、本考案の装置によれば、
空洞が発生し易い個所に空洞が発生しないだけの吐出量
でコンクリート等の圧送を行うことができて、輸送管内
でコンクリート等が閉塞する事態を避けることができ、
又、輸送管内で空洞を生じ易い個所を流れるコンクリー
ト等の流量状況の検知から自動的にコンクリート等の吐
出量を変更させかつストップバルブの開閉操作し得るこ
とから、従来の如きハンマーでたたいて空洞の有無を調
べるというやり方を止めることができてこのやり方に伴
う種々の問題点を解消できる、等の効果を奏し得る。
尚、本考案は、上記説明のものに限定されるものではな
く、検知信号を電圧に変換することなく増幅して比較器
へ送るようにしてもよく、又比較器では基準電圧に代る
他の基準信号を設定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンクリート等を下方へ圧送する場合に輸送管
内に空洞が発生した状態を示す説明図、第2図はコンク
リート等の輸送装置の全体図、第3図及び第6図はコン
クリートの空洞状態と検知器の設置例を示す説明図、第
4図は本考案の装置における検知器の断面図、第5図は
本考案の装置のブロック図である。 1・・・・・・輸送管、a・・・・・・屈曲部、2,3
・・・・・・検知器、5・・・・・・圧力変換器、6・
・・・・・増幅器、7・・・・・・比較器、8・・・・
・・増幅器、9・・・・・・出力制御器、10・・・・
・・表示器、11・・・・・・吐出量調整装置、12・
・・・・・ストップバルブ操作装置、13・・・・・・
コンクリートポンプ、14・・・・・・ストップバルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート等の圧送中に空洞が生じ易い個所の輸送管
    に、コンクリート等の流量状況を検知する検知器を据え
    付け、該検知器からの信号と基準信号とを比較する比較
    器を設け、該比較器で基準信号と比較して差があるとそ
    の差に応じてポンプの吐出量を圧送中に変更させるため
    、上記比較器を吐出量調整装置に接続させてなることを
    特徴とするコンクリート等の輸送装置。
JP15138180U 1980-10-23 1980-10-23 コンクリ−ト等の輸送装置 Expired JPS5920507Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15138180U JPS5920507Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 コンクリ−ト等の輸送装置

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JP15138180U JPS5920507Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 コンクリ−ト等の輸送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5773113U JPS5773113U (ja) 1982-05-06
JPS5920507Y2 true JPS5920507Y2 (ja) 1984-06-14

Family

ID=29510718

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JP15138180U Expired JPS5920507Y2 (ja) 1980-10-23 1980-10-23 コンクリ−ト等の輸送装置

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KR20020030053A (ko) * 2002-03-08 2002-04-22 최성철 펌프카에서의 콘크리트 수송관로 파열방지 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5773113U (ja) 1982-05-06

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