JPS59204484A - タンブラ−定位置停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、タンブラ−を定位置で停止させる装置に関
し、さらに詳細にいえば、乾式含浸用等の用途に用いら
れるタンブラ−を、正確に原料投入位置又は取り出し位
置に停止させる装置に関するＯ この種タンブラ−においては、停止位置を正確に制御す
ることにより、原料投入又は取り出しを正確に、かつ効
率よく行なうことができる。

したがって、従来からタンブラ−の停止位置を正確に制
御しようとすることが行なわれている。

即ち、一般的には、タンブラ−の回転軸に機械的制動機
構を付設し、機械的制動機構を、所定のタイミングで１
呻させることにより、原料投入位置又は取り出し位置に
正確に停止させようとしていする。

しかし、機械的制動機構は通常摩擦抵抗を利用してタン
ブラ−を停止させるものであるから、必然的に摺擦部材
に摩耗を発生させ、制動能率を低下させることになり、
又は摺擦部材間に異物が侵入することによっても制動能
率を低下させることになり、機械的制動機構を作動させ
るタイミングを正確に制御しても、タンブラ−の停止位
置が原料投入位置又は取り出し位置からずれるという欠
点を有・していた。また、機械的制動機構を作動させる
タイミングについても、制動操作用スイッチを操作する
時点により、原料投入位置に停止させるタイミングか、
取り出し位置に停止させるタイミングかが定まるのであ
り、シかもタンブラ−は毎分数十回転しているのである
から、制動操作用必要がある。そして、細心の注意を払
ったとしても制動操作用スイッチの操作時点にはかなり
のばらつきを生ずることとなり、結果的にタンブラ−の
停止位置をずらせる原因ともなる。

この発明は、制動操作用スイッチの操作時点の影響を全
く受けることなく、正確にタンブラ−を原料投入位置又
は取り出し位置に停止させるようにして上記の欠点を解
消することを目的とする。

かかる目的を達成するために、この発明のタンブラ一定
位置停止装置は、タンブラ−を回転駆動する三相誘導電
動機への三相交流電圧印加を遮断する電源スィッチと、
該電源スィッチの開成と連誹１−ＪＬ　、三相誘導電動
機の二相間に制動用の直流電圧を印加する制動スイッチ
と、両スイッチの作動タイミングを予め設定した制御装
置と、外部操作によりタンブラ−の停止β位置を記憶し
、停止位置に対応する作動タイミングで制御装置を作動
させる記憶装置とを有することを特徴としている。

以下、この発明のタンブラ一定位置停止装置について、
実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。

第１図はこの発明のタンブラ一定位置停止装置を示す概
略図である。（１）は乾式含浸用等のタンブラ−であり
、（２）はタンブラ−（１）を回転駆動する三相誘導電
動機であり、１３）は三相誘導電動機（２）への三相交
流電圧印加を遮断する電源スィッチであり、（４）は電
源スィッチ（３）の開成と連動して作動し、三相誘導電
動機（２）の二相間に制動用の直流電圧を印加する制動
スイッチであり、（５）はタンブラ−（１）の回転位置
に対応させて両スイッチ＋３１１４１の作動タイミング
を予め設定した制御装置であり、（６）はタンブラ−（
１）を停止させる位置を記憶し、該位置に対応する作動
タイミング制御装置（５）を作動させる記憶装置である
。

以上の構成のタンブラ一定位置停止装置の作用は次のと
おりである。

電源スィッチ（３）をＯＮとし、制動スイッチ（４）を
ＯＦＦとすることにより、三相誘導電動機（２）に三相
交流電圧を印加してタンブラ−（１）を毎分数十回転さ
せる。そして、タンブラ−（１）内の原材料を乾式含浸
等させることができる〇 タンブラ−（１）を原料投入位置に停止させる場合には
、記憶装置（６）において、停止位置として原料投入位
置を記憶させるとともに、記憶装置（６）に付設した操
作スイッチ（図示せず）を操作すればよく、タンブラ−
（１）が原料投入位置に達する直前のタイミングで電源
スィッチ（３）をＯＦＦとして三相交流電圧の印加を遮
断すると同時に制動スイッチ（４）をＯＮとして制動用
の直流電圧を印加することＫより発生する停止トルクに
よってタンブラ−（１）を正ｍＶｃ原料投入位置に停止
させることができる。

また取り出し位置に停止させる場合も同様にしてタンブ
ラ−（１）を正確に停止させることができる。

％２図はタンブラ一定位置停止装置を示す電気回路図で
ある。

三相交流電源を電源スィッチ（３）を介して三相誘導電
動機（２）に印加し、三相交流電源の二相間電圧をトラ
ンス１１１１で降圧し、ブリッジ整流して三相誘導電動
機（２）のＵ−■相聞に印加する制動用の直流電源を得
る。尚、（４）は制動スイッチであり、（資）は逆流防
止用のセレンアレスタである〇 また、三相交流電源の二相間電圧を制御装置（５）およ
び記憶装置（６）の駆動電源としている。

制御装置（５）はタイマー回路Ｑ２１の出力端子に常開
型の制動スイッチ（４）を駆動するリレーコイルαＪを
接続するとともにタイマー回路口２の入力端子に、常閉
型の電源スィッチ（３）を駆動するリレーコイルα勾、
始動用スイッチ０５！、緊急停止用スイッチ（４Ｅ１常
閉型のスイッチα６１　（ＪＴＩおよびリレーコイル０
３）により駆動される常閉型のスイッチα印を直列接続
し、さらに記憶装置（６）により駆動される常開型のス
イッチｔＪ９およびタンブラ−（１）の回転位置を検知
する近接スイッチ翰による信号を入力として、前記スイ
ッチ０６）を作動させるリレーコイル０１１に通電する
原料投入用制御回路に、および記憶装置＋６１　Ｋより
駆動される常開型のスイッチ（２）およびタンブラ−（
１）の回転位置を検知する近接スイッチ（至）による信
号を入力として、前記スイッチａりを作動させるリレー
コイルのに通電する取り出し用制御回路（イ）を設けて
いる。また、リレーコイル（１４１により駆動される常
開型のスイッチ■を始動用スイッチｏｓと並列接続して
いる。

尚、近接スイッチ１２０１（２１＋は、励磁コイル＠弼
を有する構成とされており、各近接スイッチ■（２１Ｊ
と制御回路＠（至）との間に電圧変換回路印１ｃｔｕを
介挿するとともに、電圧変換回路ｔ３０１　Ｃｌ１）と
近接スイッチ■２１＋とをシールド線にて接続して短絡
事故発生時に火花が飛ぶことを防止している。

記憶装置（６）は、手動操作スイッチｃ１２１の第１端
子に前記スイッチａ９駆動用のリレーコイル（至）およ
び常閉型の自己保持解除スイッチ（財）を直列接続する
とともに、第２端子に前記スイッチは駆動Ｍ〜シレーイ
ル（至）および常閉型の自己保持解除スイッチ（支））
を直列接続し、さらに切替端子に制動操作用スイッチ（
資）、リレーコイル（３３）により駆動される常開型の
スイッチ弼、およびリレーコイルＣ１５１によす駆動さ
れる常開型のスイッチ０９）を並列接続している。

そして、前記リレーコイル（１４１Ｋより駆動される常
閉型のスイッチ（４０）と直列に、自己保持解除スイッ
チＣ１４１Ｃ１６１駆動用のリレーコイル（４υを接続
している。

また、図中（４２１（４３１は起動電流制限用の抵抗で
あり、（財）は運転表示用のランプであり、（４５Ｈａ
は過電流阻止用のサーマルスイッチである。、 以上の構成のタンブラ一定位置停止装置の作用は次のと
おりである。

始動用スイッチ（１！８をＯＮにすれば、リレーコイル
（１４１によって電源スィッチ（３）がＯＮとなり、三
相誘導電動機（２）に通電してタンブラ−（１）を毎分
数十回転させることができる。尚、始動用スイッチｏ５
！とじて、抑圧操作時にのみＯＮとなるスイッチを使用
しているが、押圧操作解除後はスイッチ□□□がＯＮと
なるので、リレーコイルαａへの通電を継続することが
できる。

タンブラ−（１）を原料投入位置で停止させる場合には
、手動操作スイッチ（至）の切替端子を第１端子側に接
続し、次いで制動操作用スイッチ（ロ）をＯＮにすれば
よい０以上の操作を行なうことによりスイッチ備がＯＮ
となってリレーコイル（至）ヲ自己保持させ、スイッチ
０９がＯＮとなって原料投入用制御回路Ｉ２２ＶＣ作動
用信号を入力する。その後、タンブラ−（１）とともに
回転する金属板が近接スイッチ■の近傍を通過すること
により近接スイッチ■がＯＮとなり、シールド線および
電圧変換回路圓を介して原料投入用制御回路＠ニ、タン
ブラ−（１）が原料投入位置に近づいたことを示す信号
を入力する。

したがって、原料投入用制御回路＠は、前記両信号を入
力として、予め設定したタイミングでリレーコイル（２
１）に通電する。

そして、リレーコイルｒ２１）によってスイッチ（１６
１がＯＦＦとなり、リレーコイル圓への通電が遮断され
るので、電源スィッチ（３）がＯＦＦとなりて三相誘導
＠動機（２）への三相交流電圧印加を遮断し、これと同
時にタイマー回路α２１ＶＣよりリレーコイルα３に通
電して制動スイッチ（４）をＯＮとし、三相誘導室ｖＪ
機（２）のＵ−Ｖ相間に制動用の直流電圧（例えば２４
〜８５■）を印加する。

この場合に、直流電圧を印加することＫより三相誘導電
動機（２）のローターとステーターとの闇に停止トルク
（例えば上記直流電圧を印加した場合０．５８４〜８即
・ｍ）を発生させるのであって、何ら摩擦抵抗等を利用
することなく制動し得るのであるから、制動能率を一定
に保持し、前記タイミングを正ａＩＫ設定することによ
り、正′１ＩＩＫ原料投入位置に停止させることができ
る０また、直流電源を別個に設ける必要がないので配線
を簡素化することができる◎ また、電源スィッチ（３）が０ＦＦＫなると同時て、リ
レーコイル（４１Ｊによって自己保持解除スイッチ（財
）をＯＦＦとし、リレーコイル（至）の自己保持を解除
する。

タンブラ−（１）を取り出し位置で停止させる場合には
、手動操作スイッチ■の切替端子を第２端子側に接続し
、次いで制動操作用スイッチ−をＯＮにすればよ＜、リ
レーコイル（至）を自己保持させて取り出し用制御回路
■に作動用信号を入力するとともに近接スイッチ（財）
による検知信号を入力し、コｔＬによって予め設定した
タイミングでリレーコイル＠に通電し、電源スィッチ（
３）をＯＦＦとし、かつ制動スイッチ（４）をＯＮ）す
ることによって、タンブラ−（１）を正確に取り出し位
置に停止させることができる。

尚、以上の実施例においては、近接スイッチ翰□□□と
制御回路に（１）とを、シールド線および電圧変換回路
側０１）を介して連結しているので、防爆効果が優れて
いるが、三相誘導電動機として耐圧防爆型三相誘導電動
機を使用すれば、より一層防爆効果を高めることができ
る。また、近接スイッチ噛閤として励磁コイル＠弼を有
する構造とすることにより、近接スイッチ■０ａの感度
を高（しているが、多少感度が低下してもよければ、永
久磁石を有する構造の近接スイッチを使用することもで
きる。

更には、上記した電気回路図に代えて、マイクロコンピ
ュータにより同等の作用をさせることもできる。

以上のようにこの発明は、外部操作によりタンブラ−の
停止予定位置を記憶し、停止予定位置に対応するタイミ
ングで三相誘導電動機への三相交流電圧印加遮断および
制動用の直流電圧印加を行なうようにしているので、制
動のための摺擦部材は皆無であり、長期間の使用によっ
ても制動能率は変化せず、常に正確にタンブラ−を停止
させ得るのみならず、停止動作開始のための外部操作タ
イミングも何ら精度を必要とせす、操作性を著しく向上
させ得るという特有の効果を奏する。

また、耐圧防爆形三相誘導電動・機を使用するとともに
、近接スイッチと制御回路とをシールド線および電圧変
換回路を介して接続した場合には、防爆効果を高めるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のタンブラ一定位置停止装置を示す概
略図。 第２図は同上電気回路図〇 （１）・・・タンブラ−１（２）・・・三相誘導電動機
、１３１−・・電源スィッチ、（４）・・・制動スイッ
チ、＋５）　””制御装置、（６）・・・記憶装置、■
、（財）・・・近接スイッチ。 特許出願人　積水化成品工業株式会社 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、タンブラ−を回転駆動する三相誘導雷＃機への三相
   交流電圧印加を遮断する電源スィッチと、該電源スイツ
   Ｉ輌成と連動して作動し、三相誘導電動機の二相間に制
   動用の直流電圧を印加する制動スイッチと、両スイッチ
   の作動タイミングを予め設定した制御装置と、外部操作
   によりタンブラ−の停止予定位置を記憶し、停止予定位
   置に対応する作動タイミングで制御装置を作動させる記
   憶装置とを有することを特徴とするタンブラ一定位置停
   止装置０ ２、記憶装置を、選択的に作動する１対の自己保持リレ
   ー回路で構成した上記特許請求の範囲第１項記載のタン
   ブラ一定位置停止装置。 ８、近接スイッチでタンブラ−の回転位置を検出し、該
   検出信号を入力として、予め設定したタイミングで両ス
   イッチを作動させる制御装置とした上記特許請求の範囲
   第１項記載のタンブラ一定位置停止装置。 ４、三相誘導電動機を、耐圧防爆形三相誘導電動機とし
   た上記特許請求の範囲第１項記載のタンブラ一定位置停
   止装置。