JPS5920326Y2 - 汚水沈澱装置 - Google Patents
汚水沈澱装置Info
- Publication number
- JPS5920326Y2 JPS5920326Y2 JP6481181U JP6481181U JPS5920326Y2 JP S5920326 Y2 JPS5920326 Y2 JP S5920326Y2 JP 6481181 U JP6481181 U JP 6481181U JP 6481181 U JP6481181 U JP 6481181U JP S5920326 Y2 JPS5920326 Y2 JP S5920326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- water
- sedimentation tank
- scum
- water surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は下水処理場における汚泥沈澱池１において、内外
周に上向フランジ２，３を有する傘形緩傾斜水面覆板４
の底面が上記沈澱池１の水面５下に没するよう上記フラ
ンジ２，３を水面５上に支持し、同覆板４の上面には浮
力押え用清水６を収容するよう形成し、かつ同覆板４の
下面に沿うスカム掻寄回転羽根７を設けてなる汚水沈澱
装置に関するものである。
周に上向フランジ２，３を有する傘形緩傾斜水面覆板４
の底面が上記沈澱池１の水面５下に没するよう上記フラ
ンジ２，３を水面５上に支持し、同覆板４の上面には浮
力押え用清水６を収容するよう形成し、かつ同覆板４の
下面に沿うスカム掻寄回転羽根７を設けてなる汚水沈澱
装置に関するものである。
沈澱池１は円形であって中央部に直立軸８を立設し、内
周フランジ２と直立軸８との間隙部に水面５を環状に露
出し内部に内周フランジ２に沿って回動するスカム掻寄
板９を設け、同板９の通路にスカムコレクター１０をフ
ランジ２に固定して設ける。
周フランジ２と直立軸８との間隙部に水面５を環状に露
出し内部に内周フランジ２に沿って回動するスカム掻寄
板９を設け、同板９の通路にスカムコレクター１０をフ
ランジ２に固定して設ける。
外周フランジ３と沈澱池１の内周面との間隙には上記水
面５を露出し同内周面に沿って環状に設けた溢流樋１１
に上澄水を溢流させる。
面５を露出し同内周面に沿って環状に設けた溢流樋１１
に上澄水を溢流させる。
スカム掻寄回転羽根７は沈澱池１の底部に配設した汚泥
掻寄回転羽根１２に直立連杆１３で一体に支持され同回
転羽根１２に回転に伴って覆板４の下面に沿って回動す
る。
掻寄回転羽根１２に直立連杆１３で一体に支持され同回
転羽根１２に回転に伴って覆板４の下面に沿って回動す
る。
尚図中１４で示すものは汚泥集合ピット、１５は直立軸
８の上部に設けたチェノ又はスプロケット等の回転体、
１６は同回転体に噛合する駆動ピニオン、１７は同ピニ
オン１６の駆動原動機、１８は上記回転体１５と汚泥掻
寄回転羽根１２との連杆、１９は同連杆１８とスカム掻
寄板９との連杆、２０は上記覆板４の懸垂用ワイヤ又は
ロッド、２１は同覆板４の懸垂用機枠、２２はスカム吸
引管で゛ある。
８の上部に設けたチェノ又はスプロケット等の回転体、
１６は同回転体に噛合する駆動ピニオン、１７は同ピニ
オン１６の駆動原動機、１８は上記回転体１５と汚泥掻
寄回転羽根１２との連杆、１９は同連杆１８とスカム掻
寄板９との連杆、２０は上記覆板４の懸垂用ワイヤ又は
ロッド、２１は同覆板４の懸垂用機枠、２２はスカム吸
引管で゛ある。
従って上記沈澱池１内に汚水を収容し、がつ上記覆板４
上に清水６を収容すると同覆板４は浮力が抑制されて安
定的に上記汚水の水面５下に没した状態に保持されかつ
同汚水水面を覆蓋することができる。
上に清水６を収容すると同覆板４は浮力が抑制されて安
定的に上記汚水の水面５下に没した状態に保持されかつ
同汚水水面を覆蓋することができる。
その状態において収容汚水は汚泥が沈降し上澄水が形成
されると同時にスカムが上昇し覆板４の下面の緩傾斜に
沿って中央部に移行しようとすると共にスカム掻寄回転
羽根７の緩回動により強制的に中央部に掻寄せられ、さ
らに内周フランジ２の内周部から吸引管２２によって外
部に排出され、かつ沈澱汚泥は集合ピット１４からポン
プで外部に排出され、上澄水は溢流樋１１から放流され
る動作が連続的に行われるものである。
されると同時にスカムが上昇し覆板４の下面の緩傾斜に
沿って中央部に移行しようとすると共にスカム掻寄回転
羽根７の緩回動により強制的に中央部に掻寄せられ、さ
らに内周フランジ２の内周部から吸引管２２によって外
部に排出され、かつ沈澱汚泥は集合ピット１４からポン
プで外部に排出され、上澄水は溢流樋１１から放流され
る動作が連続的に行われるものである。
従来、沈澱池における臭気対策として沈澱池上部全体に
覆蓋を施し、臭気を外部と遮断し、内部に溜った臭気を
脱臭装置にて処理して大気に放出したので脱臭装置を要
し設備を簡略化し難くかつ浮上スカムの集合連続採取が
困難であり、上澄水中にスカムが混入し易い欠陥があっ
た。
覆蓋を施し、臭気を外部と遮断し、内部に溜った臭気を
脱臭装置にて処理して大気に放出したので脱臭装置を要
し設備を簡略化し難くかつ浮上スカムの集合連続採取が
困難であり、上澄水中にスカムが混入し易い欠陥があっ
た。
本案は上述のように構成したので沈澱池１内の収容汚水
はその水面５下に没した上記覆板４によって覆蓋される
ため臭気の発散が少く脱臭装置を省略し設備を軽減し得
ると共に覆板４上の清水６中には観賞魚類を飼育し得て
美観を向上し環境改善を計り得るし、浮上スカムが上澄
水と共に排出されるおそれが少くかつ浮上スカムを沈澱
池１の中央部に集合し得てこれをバキューム又はポンプ
等で集中的に排除し得るばかりでなく覆板４のために保
温効果が保たれかつ水温をほぼ一定に保持し得て対流を
抑制し汚泥沈降速度を向上し得る実益がある。
はその水面５下に没した上記覆板４によって覆蓋される
ため臭気の発散が少く脱臭装置を省略し設備を軽減し得
ると共に覆板４上の清水６中には観賞魚類を飼育し得て
美観を向上し環境改善を計り得るし、浮上スカムが上澄
水と共に排出されるおそれが少くかつ浮上スカムを沈澱
池１の中央部に集合し得てこれをバキューム又はポンプ
等で集中的に排除し得るばかりでなく覆板４のために保
温効果が保たれかつ水温をほぼ一定に保持し得て対流を
抑制し汚泥沈降速度を向上し得る実益がある。
第１図は本案の汚水沈澱装置を示す縦断面図、第２図は
第１図の拡大図である。 １・・・・・・沈澱池、２，３・・・・・・上向フラン
ジ、４・・開傘形緩傾斜水面覆板、５・・・・・・水面
、６・・・・・・浮力押え用清水、７・・・・・・スカ
ム掻寄回転羽根。
第１図の拡大図である。 １・・・・・・沈澱池、２，３・・・・・・上向フラン
ジ、４・・開傘形緩傾斜水面覆板、５・・・・・・水面
、６・・・・・・浮力押え用清水、７・・・・・・スカ
ム掻寄回転羽根。
Claims (1)
- 沈澱池１において、内外周に上向フランジ２゜３を有す
る傘形緩傾斜水面覆板４の底面が上記沈澱池１の水面５
下に没するよう上記フランジ２゜３を水面５上に支持し
、同覆板４の上面には浮力押え用清水６を収容するよう
形成し、かつ同覆板４の下面に沿うスカム掻寄回転羽根
７を設けてなる汚水沈澱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6481181U JPS5920326Y2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 | 汚水沈澱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6481181U JPS5920326Y2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 | 汚水沈澱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57177506U JPS57177506U (ja) | 1982-11-10 |
| JPS5920326Y2 true JPS5920326Y2 (ja) | 1984-06-13 |
Family
ID=29860853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6481181U Expired JPS5920326Y2 (ja) | 1981-05-02 | 1981-05-02 | 汚水沈澱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920326Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59106503U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-18 | 株式会社西原環境衛生研究所 | 固液分離装置 |
-
1981
- 1981-05-02 JP JP6481181U patent/JPS5920326Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57177506U (ja) | 1982-11-10 |
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