JPS59202938A - 農用トラクタ - Google Patents

農用トラクタ

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Publication number
JPS59202938A
JPS59202938A JP7678683A JP7678683A JPS59202938A JP S59202938 A JPS59202938 A JP S59202938A JP 7678683 A JP7678683 A JP 7678683A JP 7678683 A JP7678683 A JP 7678683A JP S59202938 A JPS59202938 A JP S59202938A
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JP
Japan
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case
shaft
gear
axle
wheels
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Pending
Application number
JP7678683A
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English (en)
Inventor
Akira Teraoka
璋 寺岡
Kenkichi Hirakawa
健吉 平川
Tadashi Nakamura
正 中村
Hajime Nakamura
肇 中村
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPS59202938A publication Critical patent/JPS59202938A/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/30Arrangement or mounting of transmissions in vehicles the ultimate propulsive elements, e.g. ground wheels, being steerable
    • B60K17/303Arrangement or mounting of transmissions in vehicles the ultimate propulsive elements, e.g. ground wheels, being steerable with a gearwheel on the steering knuckle or kingpin axis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジン出力が/θ〜−〇馬力で、ホイール
ベースが/20θ〜/Jθθ■程度の、小型の農用トラ
クタに関し、小型機の特性を活かしながら、強湿田作業
、畑作作業、果樹園作業、等の広範囲な作業に適応でき
るように車体に改良を加えたものである。
先ず、本発明が提起された背景について説明する。
我国の農用トラクタの開発は、歩行型耕耘機の乗用化か
ら始まり、農業の主流である水稲栽培、特に水田の耕耘
に対応■7て機体の諸元が設定されて現在に至っている
。 そして、昨今では畑作転換が大きく進みつつあり、
この畑作の多様性に対応したトラクタの要望が強まって
いる。
又、他方では機械化に遅れの見られた強湿田の耕起や果
樹園作業における乗用化も望まれている。
更に詳述すると、水稲やれんこんを栽培する水田の2〜
3割が強湿田であり、この強湿田で泥押し少く推進する
ためには機体地上高が充分必要であり、現在これを充足
できるのは大型機に限られる。 しかし、大型機は機体
重量が大きいために耕盤への沈下も生じやすく、出力の
大きい割には機動性を充分発揮できず、又、機体旋回に
小回りがきかないために大きい枕地が必要で、かつ、こ
の枕地も踏み荒されるために後処理に支障の出ることも
あった。 そこで、水田耕起においても更に軽量小型で
小回りがきき、かつ、地上高の高いトラクタが望まれる
又、畑作作業、例えばマルチ作業や畝作作物の管理や収
穫においては、作物を傷めないように畝をまたぐために
充分な地−E高が必要であり、かつ、−畝ごとの作業を
適切に行うためには車輪トレッドが比較的小さいものが
望まれる。
ところで、現在、狭い鉄量を一層またぎで走行できる小
型のトラクタは地上高が低くて、適応範囲が限られてお
り、高畝作業は専ら歩行型テーラ−によっている。 し
かし、このテーラ−による高畝作業時には小トレッドの
捷\で大径車輪に取替えて地上高な一層げているので、
機体高さが高くなって極めて安定性が悪くなり、操縦に
労力を要し、かつ歩行作業であることとも相まって甚だ
重労働となっていた。
そこで、軽量で小回りがきく小型機の特性をもちなから
高畝をまたぐことのできる地上高を有し、畑作業を唆用
形態で軽快に行えるトラクタが望まれている。 更に、
畝幅に対応したトレッド調節が行えると一層有効である
又、なし、ぶどう、リンゴなどを栽培する果樹園では、
施肥溝掘り、施肥、草削り、防除薬散布、収穫及び搬出
などの作業を果樹棚の下で行うので、歩行型テーラ−を
用いることが多く、相当の重労働を強いられていた。 
又、小径車輪に取替えて機体を低くした小型トラクタを
導入しても着座した作業者の頭上高は相当高く、高い棚
下作業しか使用でき々いものであった。
又、小径車輪に取替えたトラクタは機動性が低下し、果
樹園外での運搬走行時に能率的な高速走行が行えない不
具合があった。
そこで、比較的大径の車輪を取付けたま\で着座1〜た
作業者の頭上高が充分低くできるトラクタの出現が望ま
れているのである。
不発FIAは、以上説明した実情に着目し、これら各種
作業に充分対応することができる小型の農用トラクタを
提供することを目的としたものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による農用トラクタの全体側面ヲ示し、
エンジン(1)、主クラツチハクジング(2)、中間伝
動ケース(3)、及びミッションケース(4)がこの順
に前後直列状に連結され、エンジン+1)両側及びミッ
ションケース(4)両側に夫々駆動型の操向前車輪(5
)+(5)と後車輪(el I(61が軸承され、かつ
、ミッションケース(4)の後部上方に運転座席(7)
が設置されるとともに、ミッションケース(4)上部に
は油圧シリンダ(8)で駆動されるり7)7−A+9+
が装備され、かつ、ミッションケース(4)後端下部に
はPTO軸(10)が突設されている。
第2図乃至第4図に前記ミッションケース(4)の詳細
構造が示されている。
ミッションケース(4)の前面には副ギヤケース(11
)が付設されていて、このケース(■)の上部に支承し
た入力軸(1211にエンジン出力が図外主クラッチを
介して伝達され、この入力軸(12)の動力がギヤ(1
3) + (+4)を介して中間軸α荀に伝えられたの
ち更にギヤ(16) +(17>を介して第2軸(18
1に伝達される。
そして、第コ軸O@の動力が主ギヤ変速機構(19)を
介してその上方の第、2@−に伝達され、更に、第3軸
−の動力が副ギヤ変速機構嬶)を介してその下方のベベ
ルピニオン軸(四に伝達されたのち、後車輪駆動用差動
機構(四に伝達されるようになっている。
前記主ギヤ変速機構(+9)は、第−軸(18+に固設
した第7、第コ、第Jギヤ伐褐・彌・(財)、中間軸(
15)の後方延長部に遊嵌支承したダブルのバックギヤ
(財)、及び第J軸−にスプライン嵌着した第1、第1
シフトギヤ(ハ)IC21から構成されていて、第1シ
フトギヤ(ハ)を前方にシフトして第1ギヤ(24)に
咬合させて前進第7速、第2シフトギヤ(イ)を前方に
シフトしてその大ギヤ(29a)を第2ギヤ□□□に咬
合して前進第2速、第2シフトギヤf29n後方にシフ
トしてその小ギヤ(29b)を第3ギヤ(26)に咬合
させて前進第3速が得られ、又、第7シ7トギヤ(ハ)
をパックギヤ(財)に咬合させて後進第1速が得られる
ようになっている。 尚、前記パックギヤ+27)は第
2ギヤ(社)に常時咬合されている。
又、前記副ギヤ変速機構(21)は、第3軸(渕に固設
した集り、第Jギヤ(30) 、 @++とベベルピニ
オン軸回にスプライン嵌着した第3シフトギヤ0カとか
ら構成されていて、第3シフトギヤ(32を後方にシフ
トしてその大ギヤ(32a)を第グギャーに咬合させて
「低速」が得られ、第3シフトギヤいりを前方にシフト
してその小ギヤ(32b)を第5ギヤHに咬合させて「
高速」が得られ、前記主、副ギヤ変速機構(19) +
 Hの操作で前進g段後進2段の走行変速が可能となっ
ている。
又、最終変速軸である前記ベベルピニオン軸(22は、
その前部に固設したギヤ@3)、中継2段ギヤ(34I
及ヒ出力ギヤ州を介して、ミッションケース(4)下部
の補助ケース例に支架した前車輪駆動用の出力軸但ηに
連動連結されている。
又、ミッションケース(4)の下部には、PTO軸(1
0)の前端に連結された第グ軸關が支架され、この軸(
酒にスプライン嵌着した第3シフトギヤ(39)を前後
にシフトしてその大ギヤ(39a)又は小ギヤ(39b
)を第コ軸O榎の第2ギヤクe又は第3ギヤ□□□に選
択咬合することでPTO軸(lO)を高低一段にされる
エンジン+1+に固着した前フレーム(40)の中央ブ
ラケット(40a)に、車軸ケース(41)がセンター
ピン←匂を介して揺動自在に支架され、この車軸ケース
(41)の中央には、受動ベベルギヤ(転)と差動部(
44)とを前記センターピン←りの左右に振分は配置し
た差1ノ機構(451が内装されている。 そして、前
記ヘヘルギャ鵠に咬合するベベルピニオン146)を備
えた入力軸けηが後方に向けて突出され、この入力軸(
471と後方ミッションケース(4)の前車輪駆動用出
力軸のηとがボール係合式の7レキシブルジヨイン日4
81 、 (4〜及び伝動軸09)を介して連動連結さ
れている。
前記車軸ケース〔1)の左右両端には端部ケース■を介
I7て操向用縦軸(51)が支承され、この縦軸f5り
七前記差動機構(〜から延出された差動軸−とがベベル
ギヤ伸3)・(54)で連動連結されている。
端部ケース軸の下部には樅軸個1)軸心周りに回動自在
に回動ケース(5均が取付けられ、左右の回動ケース(
5υの上端に連結したナックルアーム(財)がステアリ
ングリンク機構を介して操縦ハンドル藺に連係されてい
る。
この回動ケース(50の外側部には内外二つ割りの減速
ケース15(へ)が連結され、その上部に支承したベベ
ルギヤ伸9)が縦軸(51)の下端に″設けたベベルギ
ヤ61に咬合されるとともに、減速ケース帳(へ)の下
部に支承した筒軸@ηのギヤ國と前記ベベルギヤ(59
)に一体化したギヤ(6:1とが咬合連動されている。
そして、1r(記筒軸(61)内には、外端に前車輪(
6)を7ランジ連結1−た車軸@喝がスライド出退自在
にスプライン嵌着され、この車軸出退によって前車輪ト
レッドが大小2段に切換え可能に構成されている。 尚
、車軸(64)には半径方向に出退自在かつ外方突出付
勢してロックピン((至)が装備されるとともに、筒軸
町)内面には前記ロックピン■を軸心方向2筒所で係入
させる係合凹部((至)が形成されていて、所望の係合
凹部(66)に係入させたロックピン(6(へ)を車軸
(財)端から挿入した操作ロッドf67)で内方退入不
能に支持することで車軸(財)の筒軸−に対する軸心方
向での固定を行い、操作ロッド(671を引出してロッ
クピン(6(へ)の退入を許すことで車軸(64のスラ
イド出退を可能にしている。
又、上記のように前車輪(5)を軸支した減速ケース州
け、L部ベベルギヤ(59)の軸心(P、)を中心知し
て上下/100反転回動可能に、回動ケース(5均にイ
ンロー嵌合部(6(へ)を介して支持されてボルト締め
固定され、又、ボルト抜取り時にケース關が離脱しない
ように回動軸心(Pl)に抜止めボルト四が装着されて
いる。
第7図に後車輪(6)の支持並びに駆lll17構造が
示される。
ミッションケース(4)の後部横側には中間ケース四が
連結されて、その基部にミッションケース(4)底面よ
りも下方に突出する減速塞り)が形成されている。 こ
の減速学力)の上部には差動機構(四から左右に延出し
だ差動軸ヴηが貫通されるとともに、その直下位置にギ
ヤ(731、□□□を介して減速連動された中間伝動軸
ヴ6が支架されている。
又、前記減速室Hの一ヒ部外側部にけ差動軸ff2に作
用するディスク式ブレーキ弼が装備され、その操作アー
ムqηが右側ステップに並設した左右ブレーキペダル(
図示せず)にリンク連係されている。
又、中間ケース(70)の外端には内外二つ割りの減速
ケース(ハ)が連結され、このケース(ハ)の上部に挿
入した前記中間伝動軸−と、ケース四の下部に支架した
筒軸υ9)とがギヤ(80)、 @1)を介して連結さ
れている。 そして、この筒袖ff9)内には、外端に
後車輪(6)を7ランジ連結17た車軸(財)がスライ
ド出退自在にスプライン嵌着され、この車軸出退によっ
て後車輪トレッドが3段階に切換え可能に構成されてい
る。 尚、この車軸(8乃の出退ロック構造は前車軸の
それと同様であり、車軸−に装備したロックピン(8)
を筒軸t79)の内面に形成lまた軸心方向JfM所の
保合四部−)に選択佳人し、操作ロンド(帥を用いて固
定するものである。
又、上記のように後車輪(6)を軸支した減速ケース聞
け、中間伝動軸ff51の軸心(Pりを中心にして上下
/、!?00反転回動可能に、中間−ケース(70)の
端部にインロー嵌合部(ハ)を介して位置決め支持され
て、ボルト締め固定され、又、ケース反転時に減速ケー
ス(ハ)が離脱しないように中間ケースffOの外周環
状溝(87) K係入する抜止めポルト■が設けられて
いる。 尚、第7図中の(89!はデフロック機構であ
る。
本発明の農用トラクタは以ヒのように構ハレされたもの
であり、強湿田作業や畑作作業では第1図乃至第7図に
示すように、前車輪(5)の減速ケース(58)及び後
車輪(6)の減速ケース(ハ)を、各車軸+641 、
 (8aがケース回前軸心(P、)・(P2)の鉛直下
に位置する姿勢に固定17て車高を高く[7た仕様にす
る。 特に、高畝畑作での作業時には第11図に示すよ
うに一層を楽にまたぐことができる。
又、果樹園作業では、第8図乃至第10図及び第12図
に示すように、前記両減速ケースφ8)・囮を共に7!
O0上方に位相を変えた姿勢に固定して車高を低くした
仕様てする。
次に、上記両社様での特徴的な構成及び機能を説明する
(I)  車高F高」仕様 a この形態では重心が高くなりがちとなって安定性が
低下するおそれがあるが、前後トレッドの調節がきくた
めに、走行条件に対応しやすくなっている。 そして、
この場合、長い固定車軸に対して車輪だけを位置変更す
るものでなく、車軸ごと車輪を移動させるので、車軸外
方に車軸が突出することがなく安全である。
b トレッド調節部は内外二重軸構造で比較的重く、か
つ、減速ケース酸1 (7(へ)の下部に位置して重心
低下に効果がある。
C特に前車輪(5)の減速ケース+581 Kは、筒軸
(61)の支承部に強度−ヒの必要以上の厚内ウェイト
部(58a)を設けることで、減速ケース(58)自体
を重心の低いものにしている。
d 前車輪用の差v1機構(45)をベベルギヤ(ハ)
吉差動部圓とに左右分離17、その間にセンターピン(
42を入り込ませることで、車軸ケース←1)を小径に
、かつ、高位置に設置し、もって車軸ケース(41)の
地上高を高くとっている。
e 車軸ケース(41)を小径にするために前記ベベル
ギヤ(4□□□を比較的小径にしたことによって差動機
構(4均での減速が不足した分は、減速ケース伸8)で
のギヤ減速によって補い、かつ、この減速に用いるギヤ
(62旨(63)が低位置にあることでも機体重心の低
下が図れる。
f 上記のように車軸ケース〔1)をローリング支持す
るセンターピン(42K差動機構(傾に重複して配置す
ることで、センターピン(4zと入力軸(4ηとの距離
が短くなり、車軸ケース(41)のローリングに対する
入力軸(4ηの左右スイング量が少く々っている。 こ
1)だめ、入力軸(4ηと伝動軸(49)とのジヨイン
トにユニバーサルジヨイントに比して許容屈折角の小さ
いボール係合式のフレキシブルジヨイント(州の採用が
可能と々す、この小径のフレキシブルジヨイント(州の
導入で回転伝動系の地上高も高く保つことができた。
g 前車輪伝動系における縦軸(ハ)l)を端部ケース
(50)に充分な上下スパンで軸受支持したうえで、縦
軸下端のベベルギヤ(叫に咬合する横軸心ベベルギヤ@
9)を、縦軸ベベルギヤ(6(支)の上方に股IF’r
 L、たことで、回Uノケース(50の下部に空間を形
成することができ、前車輪支持部全体として、段階的な
下部がり状の大きい空間を形威し、畝の通過を容易なも
のとしている。
h 前後の減速ケース(58)+(轡を、その各車軸+
64) I(8匈力減速ケース回動輪心(PI)I(P
2)の鉛直下に位置する姿勢に12、かつ、各減速ケー
ス(68)・囮全回動ケースの5)及び車軸ケース(7
0)にインロ一部四・鴎を介して嵌合支承させてボルト
固定しであるので、車輪接地荷重が衝撃的に作用した場
合でも減速ケース(581・(ハ)に軸心(PI) I
(P2)周りの強力な回動力が働くこ・とが少く、強度
の高いインロ一部(68)・暢Qでのラジアル荷重とし
て衝撃に耐え、減速ケース固定ボルトの剪断破損を回避
している。 特に各ケースを鉛直状に配置したのでケー
ス接続部に車体荷車による回転モーメントが生じないの
でケースを小型軽量に設計できる。
i 後車輪伝動系については、差動変速機横開)から下
方に二段に軸を落として減速する構造を採用することで
、ミッションケース(4)の下部、車軸ケース(70)
の下部、及び減速ケース囮の内側に亘って高く、かつ、
極力広い空間を形成して高畝の通過を可能さしている。
j 上記のように差動機構(四から2段減速して車軸(
8匂を駆動しているので、差動軸(72が低トルク高速
軸となっており、この差動軸(7カにブレーキ(3)を
作用させるので、ブレーキ(7(へ)自体を小型軽量に
することができる。
(■)車高1低」仕様 a 前車輪伝動系においては、縦軸(51)の下端から
2段にギヤ伝動[7て車軸(幀を差動軸(ハ)匂七同レ
ベルにしであるので、所望の減速比で比較的大きい前車
輪(5)を取付けたま\にして推力を確保し、かつ高速
走行性を維持しながら、車高を充分低くすることができ
た。
b 後車輪伝動系においても同様に、差動軸V″2から
一旦下方の伝動軸(75)に減速伝動したのち、更に差
動軸ヴ謁に近いレベルの車軸(82を減速駆動している
ので、比較的大きい後車輪(6)を取付けたま\にして
推力及び高速走行性能を確保しながら車高を低くするこ
とが可能となっている。
因みに、本発明による農用トラクタの特徴をよく発揮す
る好ましい実施形態の足回り諸元寸法を下表に示す。
表 又、諸元寸法では、車高1低」の仕様で座席(7)に着
座した作業者の平均頭上高(h)は約/9’j〜/jO
amになり、第12図に示すように、果樹園での平均的
棚高さ760〜/に0aに充分対応できるものとなって
いる。
又、この諸元寸法においては車高「高」仕様で車体横転
角け300以−Eに充分とることができるとともに、ス
テアリング角も30−63°に設定可F?1であり、コ
ンクIJ −ト路面でめ最小旋回半径を7.2〜/、2
mにすることができた。
尚、第13図に車高「高」仕様での前後車輪(5)・(
6)の相対関係を示す。
以上実施例で詳述したように、本発明による無用トラク
タは、前車輪用の減速ケース及び後車輪用の減速ケース
に減速ギヤ駆動される筒軸−を夫々支承l〜、各筒軸に
、外端に前車輪及び後車輪を取付けた車軸を夫々出退調
節自在に差込み連結するとともに、これら両減速ケース
を、これを支持する伝動用ケースに対して、減速ケース
入力軸心周りでの取付位相を上下反転して取付同定可能
にし、もって前後の車軸を前記各軸心の下刃に位置させ
て車高ケ高くした仕様と、前記各軸心の−E方に位置さ
せて車高を低く【7た仕様とに切換え自在に構成しであ
ることを特徴とする。
つまり、前後車輪を軸支した減速ケースを上下に反転し
て取付姿勢を変えることで車高を高低二仕様に切換える
ようにしたので、車輪径の異なったものと取替えて車高
を切換える場合のように、多数の車輪を準備する必要が
なく、作業に応じた車高を得ることができる。
そして、車輪交換をしないで、このトラクタに適した減
速化、変速仕様、推進トルクに設定した走行性能を保っ
た捷\車高を高低二仕様に切換えて走行できるのである
特に車高を高くした仕様においては、車体の安定化が損
われやすいか、本発明では前後車輪のトレッド調節が可
能であるから、車体高さに対応ができ、かつ、このトレ
ッド調節構造は、減速ケースに二重軸構造物と17で組
込んであるから、減速ケース全体の型切は相当重くなっ
ており、従って車高を高くした仕様でもこの重い減速ケ
ースが車体の低位置にあるために車体高さの割りには車
体重心を比較的低くでき、前記トレッド調節対応とあい
まって車体安定性能を保ちながら、充分高い車高を得る
ことができたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る無用トラクタの実施例を示し、第1
図は車高「高」仕様機の全体側面図、第2図はミッショ
ンブースの縦断側面図、第3図はミッション内部の部分
展開図、第4図はミッションブースの正面図、第5図は
車高「高」仕様での前車輪伝動構造ケ示す縦断後面図、
第6図は第5図におけるM−Vl線断面図、第7図は車
高「高」仕様での後車輪伝動構造を示す縦断後向図、第
8図は車高[低]仕様機の全体側面図、第9図は車高「
低」仕様での前車輪伝動構造を示す縦断後面図、第1(
)図は車輪「低」仕様での後車輪伝動構造金示す縦断後
面図、第11図は車高「高」仕様機での畑作作業形態の
一例を示す概略正面図、第12図は車高「低」仕様機で
の果樹園作業形態の一例を示す概略側面図、第13図は
前後車輪の仕様関係を示す平面図である。 (5)・・・前車輪、(6)・・・・後車輪、(6υ・
・・・・・前車輪用の筒軸、り9)・・・・・・後車輪
用の筒袖、(6(1)・・・・・・前車輪の車軸、(8
匈・・・・・・後車輪の車軸、(581・・・・・・前
車輪の減速ケース、ヴ8・・・・後車輪の減速ケース、
(5fi)・・・・伝動用ケース、(7(2)・・・・
・・伝17用ケース、(P、)・・・・・前車輪減速ケ
ース入力軸心、(P2)・・・・・・後車輪減速ケース
入力軸心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前車輪用の減速ブース1均及び後車輪用の減速ケース四
    に減速ギヤ駆W1される筒袖βl) lff9)を夫々
    支承【2、各筒軸Hラ(79)vc 、外端に前車輪(
    5)及び後車輪(6)を取付けた車軸(財)+(82を
    夫々出退調節自在に差込み連結するとともに1これら両
    減速ケース@81 I囮を、これを支持する伝動用グー
    スノ均・(7旬に対して、減速ケース入力軸心(pt)
     I(Pり周りでの取付位相を上下反転して取付固定可
    能にし、もって前後の車軸(財)・輪を前記各軸心(P
    i) I(pt)の下方に位置させて車高を高くした仕
    様と、前記各軸心(P、)I(Pりの上方に位置させて
    車高を低くした仕様とに切換え自在に構成しであること
    を特徴とする農用トラクタ。
JP7678683A 1983-04-30 1983-04-30 農用トラクタ Pending JPS59202938A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7678683A JPS59202938A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 農用トラクタ

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JP7678683A JPS59202938A (ja) 1983-04-30 1983-04-30 農用トラクタ

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JP2042384A Division JPS59202907A (ja) 1984-02-06 1984-02-06 農用トラクタの車輪駆動構造
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