JPS59202691A - 筐体装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、通常の製法で樹脂成型された筐体にプレビジ
ョン受像機とビデオテープレコーダを一体に収納するな
ど複合機器として必要な強度を満足し、メカニカルシャ
ーシ等を収納した枠体を筐体内に嵌合して筐体とバック
カバーの固着により枠体を所定の位置に固定出来るよう
にした筐体装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来は、テレビジョン受像機とビデオテープレコーダは
それぞれ別箇体に収納されるが、又は一体に収納される
場合は一般にコンソール型で木質の強固な筐体に収納さ
れており、樹脂成型された筐体にテレビジョンとビデオ
テープｖ　コータヲ一体に収納する場合、筐体強度に問
題があり、又コンパクトで作業性にすぐれたものはなか
った。

発明の目的 本発明は、簡単な構成で通常の樹脂成型された筐体に複
数の補強リブを設け、テレビジョンとビデオテープレコ
ーダを一体に収納して充分な強度を備えると同時に、メ
カニカルシャーシ等を枠体に収納し、筐体とバックカバ
ーの固着により枠体を所定の位置に固定し、コンパクト
で作業性にすぐれた筐体装置を提供するものである。

発明の構成 本発明においては、樹脂成型された筐体に、ビデオテー
プレコーダのメカニカルシャーシや、回路基板等を効率
よく収納された枠体を嵌合し、筐体内壁の前面部に複数
の十字リブと、筐体底面と両側面内壁にそれぞれ枠体の
外面と当接する複数のリブを筐体の前端から後端に向け
て一体に形成し、枠体の上記十字リブと相対向する位置
に一方は十字リブと嵌合する丸孔を、他方は上下方向は
丸孔と同口径で横方向に隔度を備えた長孔を設けてそれ
ぞれ十字リブと嵌合させ、バックカバーの両側面内壁に
枠体の外面と当接する複数のリブを背面から開口部に向
けて一体に形成し、更にバックカフＣ−の底面から背面
にか５る内壁に枠体の外面と当接する側面視コ字状の複
数のリブを一体に形成し、筐体内に枠体を嵌合し、筐体
とバックカバーを固着することにより上記十字リプ信条
くのリブ群により枠体が筐体内の所定の位置に固定出来
るようにしている。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明を実施した一例のテレビジョンＡとビデオ
テープレコーダＢを樹脂成型された筐体Ｃに一体に収納
したいわゆる複合機器の合体斜視図である。第２図に示
すようにビデオテープレコーダのメカニカルシャーシや
、回路基板等を効率よくコンパクトに枠体１内に収蔵し
上記開口部をシールド板とで覆い、枠体１の両側部に２
字状のレール３，３′を対向して固定し、レール３゜３
′の溝で回路基板４を挾持する。

第３図に示すように樹脂成型された筐体５の内壁前面部
に複数の十字リブｅと、筐体底面と両側面内壁にそれぞ
れ枠体１の外面と当接する複数のリブ７．７′を筐体の
前端から後端に向けて一体に設け、枠体１に十字リブ６
と相対向する位置に一方は十字リブ６と嵌合する丸孔８
を、他方に上下方向は丸孔８と同口径で、横方向に隔度
を備えた長孔９を設け、枠体１を筐体５内に嵌合する時
前端部で上記十字リブ６と孔８，９で上下左右方向の動
き規制して位置決めする。バックカバー１０の両側面内
壁に枠体１の外面と当接する複数のリブ１１，１１’を
背面部から開口端にかけて設け、更にバックカバー１Ｑ
の底面から背面にか＼る内壁に枠体１の外かくと当接す
る側面視コ字状の複数のリブ１２を設け、筐体５に枠体
１を後端開口部より挿入すると前端部が十字リブと枠体
に設けられた丸孔、長孔と嵌合して上下及び横方向の動
きを規制して位置決めされ、筐体５とバックカバー１０
を固着すると、枠体１はリブ１１，１１’。

１２に規制され、筐体内の所定の位置に固定されるもの
で、本発明では筐体を組立てることにより、格別に枠体
を数句固定する手段を構しなくとも筐体内の所定の位置
に固定することのできる。

発明の考案 本発明によれば、通常の樹脂成型された筐体に複数の補
強リブを設けることにより、テレビジョンとビデオテー
プレコーダを一体に収納して充分な筐体の強度を得ると
同時に、ビデオテープレコーダのメカニカルシャーシ回
路基板を効率よく収納する枠体を設け、筐体とバックカ
バーの固着により特別な取付固定手段を構することなく
枠体を筐体内の所定の位置に固定することのできるコン
パクトで極めて組立作業性にすぐれた筐体を得ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の筐体装置を実施することのできる複合
機器の全体斜視図、第２図は本発明の一実施例における
筐体装置に用いられる枠体の斜視図、第３図Ａ、Ｂは同
組立状態断側面図およびＢは断平面図である。 １・・・・・・枠体、５・・・・・・筐体、６・・・・
・・十字リブ、７゜７′・・・・・・補強リブ、８，９
・・・・・・嵌合孔、１０・・・・・・バックカバー、
１１．１２・・・・・・補強リブ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第ｆ
あ 端２月

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 樹脂成型された筐体内に枠体を嵌合し、筐体内壁の前面
   部に複数の十字リブと、筐体底面と両側面内壁にそれぞ
   れ上記枠体の外面と当接する複数のリブを筐体の前端か
   ら後端に向けて一体に形成し、枠体の上記十字リブと相
   対向する位置に一方は十字リブと嵌合する丸孔を、他方
   は横方向に裕度を備えだ長孔を設け、バックカバーの両
   側面内壁に上記枠体の外面と当接する複数のリブを背面
   から開口端に向けて一体に形成し、バックカバーの底面
   から背面にかかる内壁に上記枠体の外面と当接する側面
   コ字状の複数のリブを一体に形成し、筐体にバックカバ
   ーを固着することにより枠体を上記リブ群で挾持し、所
   定の位置に固定するようにした筐体装置。