JPS59202226A - 複素五員環式化合物重合体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、′電子デバイスの分野に利用される導′市性
の複素五員環式化合物重合体に関する。

従来例の構成とその問題点 従来、たとえばに、　Ｋｅｉｊｉ　Ｋａｎａｚａｗａ　
ｅｔ、　ａｌ、　。

１　、　Ｃｈｅｍ　、　Ｓｏｃ、　Ｃｈｅｍ　、　Ｃｏ
ｍｍ　、　、　８５４　（１９７９）なとにホウ弗化テ
トラエチルアンモニウムナトの支持−解質の存在下でピ
ロールを′電解酸化して重合体組成物を製造する方法が
イ首げられている。これらの組成物は大きな導′岨率を
もち、導電体などとして有用である。ところが、これら
の組成物は一般に多孔質でもろく、実際的な使用には難
点をもっている。

発明の目的 本発明は、緻密で実用に耐えるに十分な機誠的強度をも
ち、とくにフィルム状の形態をした導電性の複素五員環
式化合物重合体を提供することを目的とする。

発明の構成 本発明の複素五員環式化合物重合体は、下記の群から選
ばれた原子団を含み、環上に酸素族元素または窒素族元
素をもつ複素五員環が相互に直接結合した基本骨格をも
つことを特徴とする。

原子団　：　ＰＸ　　、　ＡｓＸ６．５ｂＸ６（ここで
、Ｘはハロゲンを表わす。） ただし、それぞれの複素五員環にはハロゲン基。

ヒドロキシル基、アミン基、炭素数８以下の炭化水素基
のうちの最高２つの基と水素基とが結合する。

とくに、フィルム状の重合体は緻密で実用的に十分な機
械的強度をもち、かつ大きな導電性をもつ。

実施例の説明 本発明の重合体を構成する複素五員環にはたとえば、フ
ランｋＭ＋チオフェン環、セレノフェン環。

テルロフェン環、ピロール環などがある。重合体中に含
まれる原子団ＰＸ６．ＡｓＸ６または５ｂＸ６の作用は
次のように考えられる。すなわち、これらの原子団は重
合体中の各ポリマー鎖間の距離とほとんど同じ程度の大
きさの正八面体であるので、ポリマー鎖の間に安定に存
在するものと考えられる。このなかでも、Ｘがフッ素で
あるときは重合体にとくにすぐれた性質を付与する。

また、チオフェン環、セレノフェン環またはテルロフェ
ン環からなる重合体は大きな導電率をもつものが多い。

これは、イオウ、セレン、テルルの原子半径が大きく、
外殻電子が動きやすいことによるものと思われる。

実施例１ 種々の複素五員環式化合′４ｆ／Ｊ１１と支持電解質ｏ
、ｉｙとを硫酸ジメチル１００　ｍｉに溶解させ、電流
密度２　ｍＡ　／　（７１で２ｏ分間通喝して、白金陽
極板上に緻密で強じんなフィルム状の導電性重合体組成
物を得た。これをメタノールで洗浄した後に一昼夜真空
乾燥して重合体Ｐ１〜Ｐ６を得た。次表に複素五員環式
化合物、支持′電解質、得られた重合体のｍｌ成および
室温での四端子法による導電率を掲げる。支持電解質に
はテトラ−ｎ−ブチルアンモニウム塩を用い、表にはア
ニオン部分のみを表記した。

以下余白 発明の効果 以上のように、本発明は緻密で十／１）な機セ戊的弓全
度をもつフィルム状の導′屯性徂合体ホ■１戊物を〜゛
、える。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｐ　Ｘ６．　Ａｓ　Ｘ６及び５ｂｘ６（ただしＸはハロ
   ゲンを表わす。）よりなる群から選ばれた原子団を含み
   、環上に酸素族元素または窒素族元素をもつ復素五員」
   釆（たたし、それぞれの複素五員環にはハロゲン基、ヒ
   ドロキシル基、アミン基、炭素数８以下の炭化水素基の
   うちの最高２つの基と水素基とが結合する。）が相互に
   直接結合したことを特徴とする複素五員環式化合物重合
   体。