JPS59201589A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPS59201589A
JPS59201589A JP58076478A JP7647883A JPS59201589A JP S59201589 A JPS59201589 A JP S59201589A JP 58076478 A JP58076478 A JP 58076478A JP 7647883 A JP7647883 A JP 7647883A JP S59201589 A JPS59201589 A JP S59201589A
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vccd
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solid
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JP58076478A
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Shoichi Tanaka
正一 田中
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Individual
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/30Transforming light or analogous information into electric information

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はインタラインCCDエリアセンサに関し、特に
任意の画素行を選択できるインタラインアドレス形CC
Dエリアセンサに関する。
背景技術 信号電荷を垂直転送するCCD(VCCD)を画素列の
間に配置するインタラインCCDセンサは公知である。
垂直走査回路によつて選択された任意の画素行の信号電
荷をVCCDに転送できるインタラインアドレス形CC
Dエリアセンサ(以下において,1LA−CCDセンサ
と略称される。
)は特開57−69978,132481,13248
2,202183,207486に開示される。特開5
7−69978は画素とVCCDを接続するアドレスゲ
ートに2種類のパルス電圧を印加する事によつて,VC
CDの信号電荷井戸に信号電荷を読み出し,VCCDの
ノイズ電荷井戸にブルーミング電荷を読み出す。本出願
人によつて出願された特出57−49913,1982
33,特出58−10215は本発明の先行出願である
発明の開示 上記の先行技術にも関らず,1LA−CCDセンサは改
善すべき多くの問題を持つ。たとえば、特開57−69
978に開示される1LA−CCDセンサにおいて,V
CCDをM相クロツク電圧によつて駆動する時,1水平
期間に2M段(1段=1転送電極)だけ信号電荷を垂直
転送する必要がある。そして、インタレース形式におい
て,2M−2段の垂直転送ごとに1行の画素からVCC
Dに信号電荷を読み出す必要がある。非インタレース形
式において,2M−1段の垂直転送ごとに1行の画素か
ら信号電荷を読み出す必要がある。そしてアドレスゲー
トに信号電荷Qsを読み出す大きなリードパルスとブル
ーミング電荷QBを読み出す小さいオーバーフローパル
スを与える必要がある。オーバーフローパルスはVCC
Dのノイズ電荷井戸WNに隣接する複数のアドレスゲー
トにだけ印加し,リードパルスはVCCDの1個の信号
電荷井戸Wsに隣接するアドレスゲートにだけ印加する
必要がある。上記の説明からわかるように,動作形式が
複雑である事が第1の問題である。VCCDの転送電極
とアドレスゲートを接続する2層MOS電極構造の使用
は動作形式をさらに複雑にするので,事実上非常に困難
である。これが第2の問題である。
さらに,10倍以上のブルーミング条件(垂直画素数の
10%の画素に最大信号電荷量Qsmaxの10倍以上
の光電荷を発生する光が入射する条件)において,WN
は一杯になり,QBはWsにオーバーフローする。これ
が第3の問題である。アドレスゲートにオーバーフロー
パルスを印加する事によつて画素またはVCCDの電荷
蓄積能力が低下する。これが第4の問題である。特開5
7−132481,132482に開示される1LA−
CCDセンサは1水平期間に垂直転送を完了する事によ
つてその転送動作を簡単にしている。しかしその消費電
力は大巾に増加する。本発明の第1の目的は1LA−C
CDセンサの転送動作と構造を簡単にする事である。本
発明の第2の目的は1LA−CCDセンサのブルーミン
グ抑圧能力を向上する事である。本発明の第3の目的は
1LA−CCDセンサの消費電力を低減する事である。
上記の目的を達成するために,本発明は4個の独力発明
を開示する。各独立発明は非常に深い関係を持ち,一緒
に実施する事によつて最良の効果が得られるので,本明
細書は上記の4個の独立発明を一緒に開示する。各独立
発明の特徴と効果が以下に説明される。
独立発明1.(クレーム1) VCCDがブルーミング電荷QB等のノイズ電荷を保持
するノイズ電荷井戸WNと信号電荷を保持する信号電荷
井戸Wsを備え,WNとWsを独立に垂直転送する1L
A−CCDセンサにおいて、強力なブルーミングが発生
する時にQBはWNからWsにオーバーフローする。そ
の結果,信号のSN比は極端に低下する。本発明は1L
A−CCDセンサの上記の欠点を改善するために,VC
CDが隣接するWsの間に複数のWNを持つ事を特徴と
する。上記の各WNはそれぞれ,1個もしくは複数個の
転送電極によつて作られる。このようにすればVCCD
のブルーミング抑圧能力は大巾に増加できる。たとえば
隣接するWsの間に5個のWNを備え,上記のWNにQ
Bを転送する1LA−CCDセンサは50倍のブルーミ
ングを抑圧できる。そしてスメア電荷もかなり低減され
る。特に,大きな水平画素数を持つインタラインCCD
センサのVCCDと画素間は狭いしたとえば2〜3μ)
の分離領域(チヤンネルストツパ)によつて分離される
ので,スメア電荷はかなり増加する。本発明によれば,
画素密度を増加してもスメア電荷を低減する事が可能に
なる。
独立発明2、(クレーム2) 独立発明1によつて,1LA−CCDセンサのブルーミ
ングとスメアは低減された。しかし,上記のノイズ電荷
を低減する程,1水平期間に垂直転送しなければならな
い転送段数が増加する。たとえば,100倍のブルーミ
ング条件において,3相クロツクを使用するVCCDは
1水平期間に33段の垂直転送を実施する必要がある。
ただし,VCCDの1電位井戸はQsmaxに等しい電
荷転送能力を持つと仮定する。本発明は1LA−CCD
センサの上記の欠点を改善するために,VCCDの隣接
するWsの間に,1個のWsを作る転送電極よりも2倍
以上多い転送電極によつて作られるWNを配置する事を
特徴とする。上記のWNを作る各転送電極は互いに隣接
している。このようにすれば1水平期間に必要な垂直転
送段数は低減できる。たとえば,100倍のブルーミン
グ抑圧能力を得るために1水平期間に垂直転送される段
数は15になる。そして,消費電力は減少する。本発明
において,隣接する複数個の転送電極によつて作られる
ノイズ電荷井戸(以下において連続形ノイズ電荷井戸W
Ncと呼ばれる。)は1個の転送電極によつて作られる
孤立形ノイズ電荷井戸(以下においてWNiと呼ばれる
。)に比べて1転送電極当りの電荷蓄積能力は増加する
。WNcと後にWNiを配置する事は可能である。1L
A−CCDセンサにおいて,VCCDの転送電極と垂直
走査回路を接続する垂直走査線は大きな抵抗と大きな容
量を持つので,VCCDの高速転送は強力なドライブ回
路を必要とした。本発明によれば垂直転送速度は低くで
きるので,垂直走査線の低抗が大きくても消費電力の増
加は小さい。
独立発明3、(クレーム3) 独立発明1と2の実施によつて,大きなノイズ電荷転送
能力を持つ1LA−CCDセンサが開示された。しかし
、ブルーミング電荷QBをWNにオーバーフロさせるた
めに非常に複雑なクロツクを発生する必要がある。本発
明は1LA−CCDセンサの上記の欠点を改善するため
に、VCCDの第N行の転送電極に隣接するアドレスゲ
ートを上記の第N行の転送電極に隣接する第N+1行ま
たは第N−1行の転送電極に接続する事を特徴とする。
好ましい実施例において,第N行の転送電極が第N+1
行の転送電極に信号電荷を送り出すVCCDにおいて,
第N行の転送電極と第N+1行のアドレスゲートが接続
される。このようにすれば,VCCDの孤立形信号電荷
井戸Wsiに隣接するアドレスゲートは従来より浅い電
位を持つので、Wsiの電荷蓄積能力は増加する。ただ
し,孤立形信号電荷井戸Wsiは1個の転送電極の下に
作られ,連続形信号電荷井戸Wscは複数個の隣接する
転送電極の下に作られる。そして,WNcに隣接するア
ドレスゲートの大部分はWsiに隣接するアドレスゲー
トよりも深い電位を持つので,画素のQBはWNcにだ
けオーバーフローする。
さらにクロツク電力も大巾に低減される。さらに本発明
の1LA−CCDセンサは2層MOS電極構造を持つ事
ができる。さらに本発明の1LA−CCDセンサはオー
バーフローパルスを必要とせず,その結果,Wsiまた
はWNcの電荷蓄積能力は増加する。好ましい実施例に
おいて,アドレスゲート下の電位障壁はアドレスゲート
と同じゲート電圧を持つVCCDのMOS転送電極下の
電位井戸しまたは電位障壁より浅い電圧を持つ。上記の
両者が等しい電位を持つ事も可能である。ただし,QN
とQSはWNiまたはWsiによつて垂直転送される。
VCCDの1転送電極が2画素に隣接して垂直方向に延
在するように配置する事も可能である。
従属発明1.(クレーム4) 好ましい実施例において,VCCDのWsとWNは少く
とも2個以上の隣接する転送電極によつて作られる電位
障壁によつて分離される。このようにすれば,VCCD
のチヤンネル内に電荷転送方向を指定するための電位障
壁を作る必要がない。
そして,選択された画素の信号電荷はその画素に隣接す
るアドレスゲートにリードパルス電圧VRを印加する事
によつて可能になる。ただし,本明細書において,浅い
電位VLを持つ転送電極が電位障壁を作り,深い電位を
持つ転送電極が電位井戸を作る。
従属発明2.(クレーム5) 1実施例において,VCCDのWNの間に1個の転送電
極によつて作られる電位障壁によつて分離される複数の
Wsが配置される。このようにすれば複数のWsによつ
て1行の信号電荷を転送でき,信号電荷転送能力は大巾
に増加する。好ましい実施例において,Wsを分離する
上記の転送電極にリードパルスが印加される。
従属発明3.(クレーム6) 好ましい実施例において,ノイズ電荷QNはWNcによ
つて垂直転送され,信号電荷QsはWsiによつて垂直
転送される。このようにすればブルーミング電荷QBは
WNcにだけオーバーフローする。ただし,アドレスゲ
ート下の電位障壁はVCCDのチヤンネル領域(電位井
戸領域)より大きなしきい値電圧VTを持つ。1実施例
において,Wsiに隣接する電位障壁を作る転送電極に
リードパルスVRが印加される。もちろん,画素にコン
デンサを介してリードパルス電圧VRを印加する事も可
能である。
従属発明4.(クレーム7) 1実施例において、WCCDはWNiまたはWsiによ
つて電荷を垂直転送する。そしてWsiをWscに変換
する事によつて,画素の信号電荷をVCCDに転送する
。このようにすれば,リードパルスVRと転送パルスの
大きさを同じにできる。
独立発明3の追加説明が以下に開示される。好ましい実
施例において,VCCDの1転送電極が深い電位VHか
ら浅い電位VLに変化する期間Ttに,VCCDの他の
1電極が浅い電位VLからVHに変化する。このように
すれば,アドレスゲートの電位障壁も変化するので、W
NiまたはWsiの電荷蓄積能力は増加する。もちろん
上記の2つの電位変化は完全にオーバーラツプしなくて
も良い。好ましい実施例において,アドレスゲートと転
送電極を接続する垂直走査線はシフトレジスタまたは多
相クロツク回路から転送パルスを供給され、垂直走査回
路からリードパルスを供給される。インタレースを実施
する実施例において,HCCDから遠い画素から順番に
読み出しが実施される。そして,1水平期間にX行の垂
直転送を実施するVCCDはX+2行の垂直転送ごとに
リードパルスを受け取る。インタレースを実施する他の
実施例において,HCCDから近い画素から順番に読み
出しが実施される。そして1水平期間にX行の垂直転送
を実施するVCCDはX−2行の垂直転送ごとにリード
パルスを受け取る。VCCDの垂直転送は水平走査期間
に実施しても良いし,水平帰線期間に実施しても良い。
また,1水平帰間に信号電荷の垂直転送を完了する事も
可能である。
独立発明4.(クレーム8) 1LA−CCDセンサの問題の1つは1水平期間に転送
される垂直段数がインタラインCCDセンサより大巾に
増加する事である。垂直走査線の充放電時定数が大きく
,垂直走査回路と転送用シフトレジスタ(または多相ク
ロツク回路)と出力抵抗も大きいので,水平帰線期間に
転送できる垂直段数には限界がある。水平走査期間に垂
直転送を実施する事によつて,転送パルス周波数は大巾
に低下できるが,HCCDの出力容量にクロツクノイズ
が混入する。本発明は上記の欠点を改善するために、V
CCDとHCCDの間に,3行以上の信号電荷を蓄積で
きる一時蓄積用CCDを配置する事を特徴とする。この
ようにすれば,HCCDの出力容量はVCCDの転送電
極から大巾に離れるのでクロツクノイズは許容できる範
囲の量に低減される。特に,上記の一時蓄積用CCDの
上に導電性の光シールド電極を配置する事によつてクロ
ツクノイズは非常に小さくなる。HCCDの出力容量に
近接して配置されたダミーCCDを使用する事によつて
クロツクノイズを相殺する事も可能である。本発明の他
の特徴と効果は以下の実施例によつて詳しく説明される
発明を実施するための最良の形態 図1は本発明の1LA−CCDセンサの1実施例平面図
である。画素1(A〜D)とVCCD3の各転送電極3
(A〜D)はアドレスゲート2(A〜D)によつて電気
的に接続される。アドレスゲート2(A〜D)と転送電
極3(A〜D)は垂直走査線5(A〜E)によつて垂直
走査回路15とシフトレジスタ(または多相クロツク回
路)16に接続される。転送電極3Bとアドレスゲート
2Aが垂直走査線5Bに接続され,他の転送電極とアド
レスゲートも同様に接続される。VCCD3の最終転送
電極3Aは転送電極6と一時蓄積用CCD9を介してH
CCD10に接続される。そして,転送電極6とノイズ
電荷吸収ドレン8は分岐用転送ゲート7によつて接続さ
れる。図2は図1の撮像領域の部分平面図である。図3
Aは図2のA−A′断面図であり、図3Bは図2のB−
B′断面図である。約5×1014〜4×1015原子
/CCのP−基板13上に作られた画素1Bとバルクチ
ヤンネル領域14は約1015〜4×1016原子/C
CのN形領域である。P形チヤンネルストツプ領域12
は約1020原子/CCの不純物濃度を持つ。
第1層ポリシリコン電極3Bと第2層ポリシリコン電極
2Bは約600■の絶縁膜上に形成される。図4は図1
の部分平面図である。ノイズ電荷吸収ドレンであるN+
領域8は1020原子/CCの不純物濃度を持ち,第3
層アルミ電極線によつて給電される。画素以外の領域上
には第4層アルミシールド膜が配置される。一時蓄積用
CCD9は12個の転送電極9(A〜L)によつて構成
され、4行以下の信号電荷を保持する。そして3相クロ
ツク電圧によつて,水平帰線期間に1ビツト(3転送電
極)だけ垂直転送される。HCCD10は2相CCDで
あり,その各転送電極の下に電位障壁領域10Aと電位
井戸領域10Bが配置される。上記の電位障壁領域10
Aとアドレスゲート下の電位障壁領域の表面にP形イオ
ンを注入する事が好ましい。図1の1LA−CCDセン
サの動作が図5の電位図によつて説明される。22(B
,D,F)は転送電極3(A〜N)の下のバルクチヤン
ネル電位VBを表わし,22(A,C,E)は上記の転
送電極に隣接するアドレスゲート下に作られる電位障壁
の電位Vsを表わす。電位線17Bにおいて,転送電極
3(A,K)の下にWsiが作られ,転送電極3(D〜
H)の下にWNcが作られる。この時のVsの電位が2
2Aによつて表わされる。電位線22Aのもつとも深い
電位VsHは電位線22Bのもつとも浅い電位VBLよ
り深く作られ,転送電極3(D,E,F,G)に隣接す
る画素のブルーミング電荷QBはWNcに選択的にオー
バーフローする。電位線22(C,D)は電位線22(
A,B)において,転送電極3Lにもつとも深いリード
パルスVRを印加した状態を表わす。その結果,転送電
極3K,3Lに画素1Kの信号電荷が読み出される。次
に電位線22(C,D)は電位線22(A,B)に戻る
。好ましい実施例において,ゲート電極の電圧が等しい
時,VBはVsより約1〜6Vだけ深い電圧値を持つ。
たとえばVBLはOvであり,VBHは+5Vであり,
VBRは+9Vであり,VsHは+0.7Vであり,V
sRは+4.7Vである。電位線22(E,F)は電位
線(A,B)を8段だけ垂直転送した状態を表わす。そ
の結果,次のWsiは転送電極3Mの下に作られる。そ
してリードパルスVRは転送電極3Nに印加され,画素
1Mの信号電荷が電位井戸3M,3Nに転送される。他
の実施例において,1水平期間に10段の垂直転送が実
施され,12段の垂直転送ごとにリードパルス電圧VR
が印加される。この実施例において,第N水平期間に,
転送電極3LにリードパルスVRが印加され,次の水平
期間に,転送電極3Jにリードパルスが印加される。本
実施例において,垂直走査回路は1水平期間に2行の垂
直走査線にリードパルスを与える場合もある。図5の実
施例において、VCCDは50倍のブルーミングを抑圧
し,スメアノイズは従来のインタラインセンサの1/6
になる。図6は図5のVCCDに印加する10相クロツ
ク電圧図である。リードパルスは8段の垂直転送ごとに
発生される。1転送に必要な時間は約6μ秒である。上
記の10相クロツク電圧が安定である期間Txに,10
相クロツク回路16は垂直走査線5(A〜D)から分離
され,垂直走査回路15から必要な垂直走査線にリード
パルスVRが印加される。図4において、1水平期間の
一定期間TYに信号電荷は一時蓄積用CCD9に転送さ
れ,1水平期間の他の一定期間Tzにノイズ電荷はドレ
ン8に転送される。転送電極7に中間直流電圧を印加す
る事も可能であり,VCCDと同期するクロツクを印加
する事も可能である。分岐用転送電極7とドレン8を接
続すれば電極構造は簡単になる。図7は10相クロツク
回路16と垂直走査回路の接続を表わす回路図である。
10ビツトシフトレジスタ16は10本の出力端子を持
ち,各出力端子20は共通クロツク線21(A〜J)に
接続され,共通クロツク線21(A〜J)はスイツチ1
8Aを介して垂直走査線5(A〜D)に接続される。撮
像領域1の中央に配置されるシフトレジスタ16の入力
端子16Aには所定のクロツク波形が入力される。独立
のシフトレジスタを複数個配置する事も可能である。ブ
ルーミングの発生に応じて上記のクロツク波形を変更す
る事も可能である。スイツチ18Aをターンオフし,ス
イツチ17Aをターンオンし,そして垂直走査線5(A
〜D)は約500段の転送段数を持つ垂直走査回路15
によつて制御されるスインチ17Bの第1端子に接続さ
れる。そしてスイツチ17Bの第2端子に接続さされた
リードパルス電源φRは所定の間隔でリードパルスVR
を発生する。垂直走査回路15に記憶されている情報は
1リードパルス期間に2ビツトだけ垂直転送される。図
8において,垂直走査回路15は約250段の転送段数
を持つ。そしてスイツチ17(B,C)は垂直走査回路
15の1個の出力端子によつて制御される。スイツチ1
7(B,C)とスイツチ17Aは垂直走査線と電源(φ
R1,φR2)を接続する。この実施例において,電源
φR1とφR2のうちリードパルスを発生しない方のリ
ードパルス電源は接続される垂直走査線と等しい電圧を
持つ。そして垂直走査回路に記憶された情報は1リード
パルス期間に1ビツトだけシフトする。図9において,
垂直走査回路15は約500段のシフトレジスタであり
,シフトレジスタの1段のインバータだけがスイツチ1
7(B,C)をターンオンする深い電位VHを発生する
。そしてシフトレジスタ15はインバータ1段おきに出
力端子を持ち,約250個の出力端子を持つ。
そしてリードパルス電圧VRを選択された垂直走査線に
印加した後で,シフトレジスタ15は半ビツト(1イン
バータ段)だけ垂直転送される。その結果,すべてのス
イツチ17(B,C)はターンオフする。そしてその後
でスイツチ18Aがターンオンし,10相クロツク回路
16はVCCDを8段または12段だけ垂直転送する。
次にスイツチ18Aはターンオフレ,シフトレジスタ1
5は半ビツトだけシフトされる。そして,電源φR1と
φR2のどちらかはリードパルス電圧VRを発生し,の
こりの電源は接続される垂直走査線と同じ電位を持つ。
図10は1水平期間にVCCDが20段だけ垂直転送す
る実施例である。リードパルス電圧は18段または22
段転送ごとに発生される。Wsi24と25の間に電位
障壁を作る転送電極23にリードパルス電圧VRが印加
される。Wsi27は非転送信号電荷を転送する。WN
c26は10個の転送電極によつて作られる。
産業上の利用可能性 本発明はTVカメラ,電子カメラ,イメージセンサとし
て使用できる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の1LA−CCDセンサのブロツク図であ
る。図2は図1の1LA−CCDセンサの撮像領域を表
わす平面図である。図3Aは図2のA−A′断面図であ
る。図3Bは図2のB−B′断面図である。図4は図1
の1LA−CCDセンサの1時蓄積用CCDの平面図で
ある。図5は図1の1LA−CCDセンサのVCCD電
位図である。 図6は図5のVCCDに印加する10相クロツク電圧図
である。図7と図8と図9は転送用クロツク回路(また
はシフトレジスタ)と垂直走査回路の接続図である。図
10は1水平期間に20段垂直転送するVCCDの電位
図である。 特許出願人 田中正一

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1).行列状に配置された画素と,画素列の間に配置
    された垂直転送用CCDCVCCDと略称される。)と
    ,画素とVCCDを接続するアドレスゲートと,水平転
    送用CCDCHCCDと略称される。)と,1行の画素
    の信号電荷をVCCDに選択する垂直走査回路と,垂直
    走査回路とアドレスゲートまたは画素コンデンサのゲー
    ト電極を接続する垂直走査線を備える固体撮像装置にお
    いて,C以下において,上記の固体撮像装置は1LA−
    CCDセンサと略称される。)VCCDは信号電荷転送
    用第1電位井戸とノイズ電荷転送用第2電位井戸を備え
    ,異なる画素行から読み出された信号電荷を転送する2
    つの第1電位井戸の間に複数個の第2電位井戸を配置す
    る事を特徴とする固体撮像装置。
  2. (2).1LA−CCDセンサにおいて,VCCDは信
    号電荷転送用第1電位井戸とノイズ電荷転送用第2電位
    井戸を持ち,異なる画素行から読み出された信号電荷を
    転送する2つの第1電位井戸の間に,隣接する複数個の
    転送電極によつて作られる第2電位井戸が配置される事
    を特徴とする固体撮像装置。
  3. (3).1LA−CCDセンサにおいて,VCCDの第
    N行の転送電極に隣接するアドレスゲートを上記の転送
    電極に隣接する転送電極に接続する事を特徴とする固体
    撮像装置。
  4. (4).VCCDは信号電荷転送用第1電位井戸とノイ
    ズ電荷を転送する第2電位井戸を持ち,第1電位井戸と
    第2電位井戸を分離する電位障壁は複数個の転送電極に
    よつて作られる事を特徴とする第3項記載の固体撮像装
    置。
  5. (5).信号電荷を転送する複数の第1電位井戸が1個
    の転送電極によつて作られる電位障壁によつて分離され
    ,上記の転送電極に読み出しパルス電圧を印加する事に
    よつて画素から上記の第1電位井戸に信号電荷を転送す
    る事を特徴とする第3項記載の固体撮像装置。
  6. (6).VCCDは1個の転送電極によつて作られた信
    号電荷転送用第1電位井戸と,隣接する複数個の転送電
    極によつて作られたノイズ電荷転送用第2電位井戸を持
    つ事を特徴とする第3項記載の固体撮像装置。
  7. (7).VCCDは1個の転送電極によつて作られた信
    号電荷転送用第1電位井戸と,1個の転送電極によつて
    作られたノイズ電荷転送用第2電位井戸を持つ事を特徴
    とする第3項記載の固体撮像装置。
  8. (8).1LA−CCDセンサにおいて,VCCDとH
    CCDの間に,3行以上の信号電荷を蓄積する事ができ
    る電荷転送装置(CCD)を配置する事を特徴とする固
    体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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