JPS59200403A - エレフアント形変圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は配置構成を改良したエレファント形変圧器に関
する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、ＯＦケーブルなど６二直結するエレファント形変
圧器、例えば発電所用昇圧変圧器について説明する。第
１図に示すように変圧器本体（Ｌｌ）に収納されたコイ
ル＠から壁貫ブッシング（至）を介してケーブルヘッド
Ｉに接続された高圧側と、気中ブッシング収すからアイ
ツレダクトｔｔｅにつながる低圧−饋とがある。壁貫ブ
ッシング（１３１はケース（１７）内部に仕切板（１７
ａ）に取付けられたブッシング（ｘ８ａ）を収納し、ま
たケーブルヘッドＱ４はケースＱｌ内部にケーブル端末
部（ｔ４ａ）を収納して、いわゆるエレファントを形成
している。

第１図及び第２図に示すように、変圧器本体（１１）の
高さが、特に壁貫ブッシングＨの長さと同じくらいの１
０００ＭＶＡクラスの場合には、変圧器全体の高さは変
圧器本体ａ１）だけではなく、エレファント部分すなわ
ち壁貫ブッシングＱ３とケーブルヘッド住◆によって決
まることになる。即ち、壁貫ブッシング（１鴫の引出し
位置からコンサベータ（Ｌｌの取付位置及び高さＨが決
定されるからである。この高さ−Ｈを増すことはそれだ
け重心が上が９、基礎ボルトなどのサイズが大きくなる
などコストアップζ二つながることである。なお、第２
図に示すよう（二コイルからのリード接続に便利なよう
に各相コイルの中心線に壁貫ブッシングを収納したケー
ス（Ｌ？）とケーブルヘッドａ４を収納したケースα碍
を合わせて配置している。

第８図において、上述の欠点を改善するため、ケーブル
の地下洞道を浅くしたときに採用される例であるが、変
圧器本体（１１）からかなル離れたところにケーブルヘ
ッド（１４が置かれることで、奥行りは第１図の場合よ
シ大きくなるとともにクープルヘッドを取外したいとき
に壁貫ブッシング（ＵＳ及びケース（Ｌ７）が変形しな
いように製品又は仮シの支柱（至）が必要となる。この
はかにも壁貫ブッシング（工場の配置には若干の変形例
があるが、基本的には垂直又は水平配置となっている。

このように垂直配置では高さＨが高くなシ、水平配置で
は奥行りが大きくなるという改良すべき問題点があった
。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点を考慮してなされたものでその目的と
するところは、ケーブルに壁貫ブッシングを介して接続
されるエレファント変圧器のその設計自由度を大幅に増
やし、据付面積を縮小し、また総合価格を低減し、さら
に耐震性を保持したエレファント形変圧器を提供するこ
とにある。

〔発明の概要〕

かかる目的を達成するために本発明は、ケーブルあるい
はガス絶縁母線のような受給電部に壁貫ブッシングを介
して変圧器本体を直結するエレファント形変圧器におい
て、変圧器本体正面に向って壁貫ブッシング及びこれを
収納゛するケースを任意の角度に傾斜させて取付けるこ
とにより、その設計自由度を大幅に増やし、用地レイア
ウト、基礎工場試験及び総合価格などそれぞれの要求事
情に合うように構成することをその特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例のエレファント形変圧器を図面を
参照して説明する。第１図ないし第８図と同一部分には
同符号を付しである。第４図において、鉄心（ｔＸａ）
に巻装された巻線（２）とともにタンク（ｘｔｂ）内部
に収納し、絶縁油（ｌｌｃ）を充てんして変圧器本体ａ
１）を形成する。タンク（ｉｉｂ）の正面側壁上部から
壁貫ブッシングα階を介してケーブルヘッドａ４に接続
された高圧鯛と、気中ブッシング崗からアイツレダクト
αｅにつながる低圧側とが形成される。壁貫ブッシング
（１３はケース（Ｌ７）内部仕切板（１７ａ）に取付け
られたブッシング（１８ａ）を収納し、またこれと接続
されるケーブルヘッドα◆はケース（ＩＩｓ内部にケー
ブル端末部（ｔ４ａ）を収納して、いわゆるエレファン
トを形成している。

またタンク（１１ｂ）の上部にはコンサベータα場が配
設される。そして、壁貫ブッシング崗はケース（Ｌ７）
内部を仕切った仕切板（１７ａ）を介して、変圧器本体
（１１）側に絶縁油が満たされ、またケーブルヘッド１
荀側のタンクα榎内部にも絶縁油が満たされている。な
お上記実施例ではケーブルヘッドについて述べたが、ガ
ス絶縁開閉装置にガス絶縁母線に接続されるときは、壁
貫ブッシングＩの下匈にはＳＦ、ガスのようなガス絶縁
に構成され、盤買ブッシングＱ：１はケーブルヘッドあ
るいはガス絶縁母線のような受給電部に接続される。

壁貫ブッシングσ樽はタンク（ｌｌｂ）正面側面の上部
からこの正面側面に平行かつ傾斜して配設する。

したがってケーブルヘッドα４は正面から見て横にずれ
て設置される。

次に本発明の作用効果について説明する。コンサベータ
（１１までの高さＨは従来の第１図より低くく、従来の
第２図と同等の高さである。奥行Ｌ１は従来の第２図の
奥行りよシ小さくなシ、奥行方向の据付寸法を縮小でき
る。第５図に示す正面の幅Ｗは横にずれるため従来よシ
若干大きくなる。このように高さＨを抑え、かつ奥行Ｌ
１を縮小して据付面積を縮小するとともに耐震性を向上
し、価格を低減することができる。なお、壁貫ブッシン
グ（Ｌ罎の傾斜の度合を選ぶことによシケーブルヘッド
ａ養を床面から浮かすこともでき、ケーブルの洞道を浅
くする要求をも満たすことができる。

次に本発明の他の実施例を図面を参照して説明する。第
４図及び第５図と同一部分及び同一機能を有する部分に
は同符号を付しである。第６図及び第７図において、壁
貫ブッシング（１３を変圧器本体Ｕのタンク（ｘｘｂ）
の正面側壁に対して傾斜し、かつ正面方向にも傾斜して
突出するように配設することによシ、本発明の第１の実
施例の高さＨ２奥行Ｌ１は同等であるが、幅Ｗｌを若干
縮小するととができる。

第８図において、各相の壁貫ブッシング（Ｌ褥のうち両
側のものを中央側に傾斜させ中央の壁貫ブッシングＱ３
は正面側壁前方に傾斜させ、ケーブルヘッド（１４人）
は一括したケース内に収納することによシ、ケーブルの
洞道のコンパクト化に役立つ。

また、ガス絶縁母線に接続する場合においては、高価な
ガス絶縁母線側をとシ合い点から単純な形状にできる効
果がある。これは各相が接近してこそガス絶縁母線の価
値が発揮できるからである。

さらに第９図において、変圧器本体Ｉの底に車輪（財）
を配設する。車輪ｃ！〃の取付位置は全体の重量バラン
スから両端相コイルの真下附近に配設するのがよい。こ
のようにして変圧器の故障時に簡単に移動することがで
きる。また、車輪（財）の取付位置は壁貫ブッシングＱ
３へ各コイルからの接続が容易なため、エレファント部
分にとっても丁度良い位置でもある。従って壁貫ブッシ
ング（至）を傾斜させて車輪ＣＩ）の位置をさけたとこ
ろにケーブルヘッド（１４）を配設する。このほか基礎
などに何ら制約な費けない変圧器においては、工場試験
に便利がように上記のように配置することができる。す
なわち試験用気中ブッシングの相間絶縁距離がとれる位
置にケーブルヘットａ４）のケースｔｍがあることによ
シ試験装置の組立が非常に簡単になることである。

〔発明の効果〕

以上説明したよう！一本発明のエレファント形変圧器に
よれば、変圧器本体の正面側面上部から壁貫ブッシング
を傾斜して取付けて受給電部に接続することによシ、設
計自由度を大幅に増やし、据付面積を縮小し、また総合
価格を低減し、さらに耐震性を保持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は壁貫ブッシングを垂直に配置した従
来のエレファント形変圧器の断面図及び正面図、第８図
は壁貫ブッシングを水平に配置した従来のエレファント
形変圧器の断面図、第４図及び第５図は本発明のエレフ
ァント形変圧器の断面図及び正面図、第６図ないし第９
図は本発明の他の実施例を示し、第６図及びｓ７図は断
面図及び正面図、第８図及び第９図はそれぞれ正面図で
ある。 αυ・・・変圧器本体、（１４・・・コイル、０・・・
壁貫ブッシング、（１８ａ）・・・ブッシング、（１４
）、　（１４Ａ）・・・ケーブルヘッド、（１４ａ）・
・・ケーブル端末部、（ハ）・・・気中７ツシング、住
０・・・アイソレダク）、（１７）、（１８・・・ケー
ス、四・・・コンサベータ、 Ｈ・・・為さ、Ｌ、Ｌｌ・・・奥行、Ｗ、Ｗ、・・・幅
代理人　弁理士　　井　上　−男 第　　１　　図 第２図 第３図 第　　４　　図 第５図 第　　６　　区 第７図 第　　８　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケーブルヘッドあるいはガス絶縁母線のような受給電部
   に壁貫ブッシングを介して変圧器本体を直結スるエレフ
   ァント形変圧器において、前記変圧器本体の正面に向っ
   て前記壁貫ブッシングを任意の角度に傾斜させて配設す
   ることを特徴とするエレファント形変圧器。