JPS59199932A

JPS59199932A - 人体局部洗浄装置

Info

Publication number: JPS59199932A
Application number: JP7333883A
Authority: JP
Inventors: 康夫太田; 越水　功
Original assignee: Hitachi Chemical Co Ltd
Current assignee: Resonac Corp
Priority date: 1983-04-26
Filing date: 1983-04-26
Publication date: 1984-11-13
Also published as: JPH0457811B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は便器用の人体局部洗浄装置に関するものである
。

近来人体局部洗浄装置は一般家庭に多く賞用されている
。しかし従来のノズル装置は固定され洗浄水は一定方向
にのみ吐出するようになっているので、洗浄効果を得る
ため便座に座ったまま体を前後に移動したりまた。姿勢
を変えたりして使用していたので非常に使用勝手が悪い
という欠点があった。

本発明は上記欠点を解決するためになされたものであり
、体の移動又は姿勢を変えることなく十分な洗浄効果が
得られ、操作が容易で且つ信頼性の高いノズル移動式人
体局部洗浄装置を安価に提供せんことを目的としたもの
であり、その要旨とするところは先端部に洗浄水吐出孔
を有するノズル装置にワイヤーの一端を接続するととも
に該ワイヤーの他端を可動用操作軸に接続し、該操作軸
の操作により該ワイヤーを可動させノズル装置を移動し
てなることにある。

本発明の実施例を第１図元至第８図に基き以下説明する
。

第１図は本発明による人体局部洗浄装置の一実施例の外
観図であり、一般に洋風腰掛便器上の後方に固定して使
用する。

第１図において、■は先端部に洗浄水を吐出するノズル
孔１ａを有するノズル装置であり。

給水口２より流入した水を本体ケース３に内蔵する流量
調節パルプ（図示せず）で適量に流量調節し、更に電気
ヒータを内蔵する温水タンク（図示せず）で適温まで加
熱してノズル孔１ａより局部に向けて吐出するようにな
っている。

なお、給水口２より流入する水は水道水圧をそのまま利
用するか、別途設けたポンプ装置（図示せず）で加圧す
る。また、４は流′ｍ調節パルプ（図示せず）を回動し
てバルブ（図示せず）の開閉および流量調節をする流量
調節ツマミであ９．５１よ、。７，６．□ｆｆ）。よ、
やッ　　パ定するための温度調節ツマミである。

第２図は第１図の部分横断面図、第３図は第２図のＰ矢
視図であり、１ｂは加圧温水のノズル装置への流入口で
ある。シャーシ７上には流量調節ツマミ４の操作軸４ａ
とノズル移動操作ツマミ６の操作軸６ａか突出し、操作
軸６ａにはワイヤー装＠８のインナーワイヤー８ａかア
ーム６ｂの先端部６Ｃで接続されている。なおアーム６
ｂと操作軸６ａは一体的に結合されている。また５ｅ、
５ｅ’はアーム６ｂの回動範囲を規制するためシャーシ
７に固定されたストッパーである。ワイヤー装置８のイ
ンナーワイヤー３ａの外径は、アウターワイヤー８ｂの
内径よりもわずかに小さく、アウターワイヤー８ｂに対
してインナーワイヤー８ａはほとんどたわむことなく摺
動自在であり２例えば硬鋼線を何本か撚っである。また
、アウターワイヤー８ｂの両端部はシャーシ７に固定し
たストッパーｌＯに突き当てられ、ストッパー１０には
インナーワイヤー８ａが抵抗なく摺動するための貫通孔
が設けられその貫通孔にインナーワイヤー８ａを挿通し
ており、操作軸６ａを回動した場合。

アーム６ｂが動いた分だけインナーワイヤー８ａはアウ
ターワイヤー８ｂの中を摺動し、アウターワイヤー８ｂ
が動くことはない。インナーワイヤー８ａの他端はノズ
ル装置１の接続部ｌｄで接続されており、ノズル装置ｌ
は側方にスライド部ＩＣが設けられ、スライド部１ｃは
シャーシ７に固定されたノズルサポート９の横長のスラ
イド孔９ａを貫通し、スライド孔９ａ内を面後方向に摺
動自在となっている。

次に本発明による人体局部洗浄装置の使用方法を説明す
ると、第１図において、あらかじめ温度調節ツマミ５に
より温水タンク（図示せず）内の水温を適温（例えば４
０℃程度）に加熱しておき、流量調節ツマミ４を回動し
て流量を適量（例えば５００　ＣＣｌ３＋　　程度）に
設定すればノズル孔ｌａより局部に向けて適量、適温の
温水が吐出して局部を洗浄することができる。こノ時に
操作軸６ａを回動すればアーム６ｂが回動して、インナ
ーワイヤー８ａが押される（又は引張られる）ので、イ
ンナーワイヤー８８の動きだけノズル装置ｌは前後に移
動する。従って例えば、洗浄の時には、（イ）位置、（
ロ）位置、又は中間の位置というように使い分けること
もでき、洗浄しながらノズル装置ｌを移動させてより効
果的な洗浄が極めて容易に行なえる。またノズル装置１
の位置は連続的に選べるため１体形や姿勢の差があって
も常に最適なノズル孔位置を得ることができる。

第４図は本発明をいわゆる水圧伸縮式ノズルに応用した
別の実施例のノズル装置部横断面図であり、第５図は第
４図のＱ矢視図である。第４図および第５図において、
先端部にノズル孔１１ａを有するシリンダ１２内のノズ
ル１１の外周には水封用パツキン１７が取付けられ、ま
たノズル突出完了時の衝撃吸収用のゴム等の弾性体１４
を外周に固定したリング１５がシリンダ１２内のノズル
１１に遊嵌されている。ばね１６の一端はリング１５を
押し、他端はノズル１１を常に収納方向に付勢している
。シリンダ１２は先端にノズル１１の外径とわずかな隙
間を有するノズル貫通孔１２ｂとシリンダ側方にスライ
ド軸１２Ｃとを有し、後端に温水タンク（図示せず）か
らの加圧温水流入口１２ａを設けている。シリンダー１
２は後端を７り１３で水封されている。ここでスライド
軸１２ｃはノズルサポート９のスライド孔９ａを貫通し
、シリンダー１２はスライド孔９ａ内を前後方向に摺動
自在となっている。従って第４図および第５図において
は、第１図の流量調節ツマミ４の操作により流入口１２
ａよりシリンダー１２内に流入した加圧温水がノズルＩ
Ｉの後端１１ｂをばね１６のばね荷重よりも強い水圧で
押すようにばね１６を設定してお（と、ノズル１１はシ
リンダー１２の貫通孔１２ｂとの隙間より流入水の一部
を流出させてノズル１１の外周を洗いながら前方に移動
し、ノズル１１に固定されたパツキン１７がリング１５
の後面に突当たるまで突出する。ノズル１１の突出が完
了すると、パツキン１７とリング１５の後面は水封され
てシリンダーの貫通孔１２ｂよりの流出は止まり、シＩ
Ｊンダー１２に流入した加圧温水はノズル穴１１ａより
局部に向けて吐出し洗浄が行われる。

そして、流量ｍ節ツマミ４を回動して流量調節バルブ（
図示せず）を閉じれば１貫通孔１２ｂよりの水が再びノ
ズル１１外局を洗いながらシリンダー１２内に収納され
、ノズル１１の外周は常に衛生的である。

またインナーワイヤー８ａの一端はシリンダー１２と固
定されたフタ１３の接続部１３ａで接続されているので
操作ツマミ６を回動することによってノズル１１の突出
完了位置より更にノズル１１を前方に移動できる。

第６図は本発明を水圧伸縮式ノズルに応用し、かつノズ
ル自体の角度を可動式としたノズル装（δ部の側面図で
ある。第６図において１１はノズル、１２は側方に回転
軸１２ｄとスライド軸１２Ｃを有するシリンダーであり
、インナーワイヤー８ａの一端は接続部１２ｅでシリン
ダ−１２上面に接続されている。アウターワイヤー８ｂ
はノズル貫通孔）１Ｂのストッパー１８ｂで一端が固定
されており、シリンダー１２は回転軸１２ｄを中心とし
た円弧状のスライド孔１８ａに沿って摺動できる。従っ
て第１図の操作ツマミ６の操作により、インナーワイヤ
ー８ａがノズル装置全体の取付角度を変化させる。この
ため、例えばノズル１１が（イ）位置、（ロ）位置又は
中間位置で吐出水の角度を連続的に選択できる。

第７図は操作軸６ａにピニオンギヤ６ｄを一体的に形成
しインナーワイヤー８端邪に設けたラックギヤ１９のギ
ヤ部との噛み合いにより、インナーワイヤー８ａを動か
すようにした実施例の内部構造を示す平面図であり、第
８図は第７図のＡＡ断面図である。第７図と第８図にお
いてラックギヤ１９とピニオンギヤ６ｄはシャーシ７に
取付けられたギヤボックス２ｏの凹部２０ａに取付けら
れ、インナーワイヤー８ａの一端はラックギヤ１９の接
続部１９ａに接続されている。なお、第８図において２
１はギヤボックス２０のカバーである。

従って操作軸６ａを回動するとラックギヤ１９はギヤボ
ックス２０内の凹部２Ｏａ内を水平に移動して、ノズル
装置は１ｉｉｊ後にスライドし、あるいはノズル装置の
角度を変化させることができる。

なお以上の実施例においては操作Ｉ！１１１１６ａの回
動操作でインナーワイヤー８ａを動かしているが、例え
ば第７図においてピニオンギヤ６ｄを除去し、操作軸６
ａとラックギヤ１９を固定して、操作ツマミ６の直線動
作で直接インナーワイヤー８ａを動かしてもよい。また
操作軸側とノズル装置とは以上の実施例を任意に組合せ
ることもできる。

従うで本発明は操作つまみの操作でノズル装置を伸縮自
在にし且つノズル装置の角度を自由に変えることができ
る措成としたので２便座への座り位置、姿勢、体形、洗
浄の目的等にかかわらずノズルを最適な位置に調整する
ことができ使用勝手がよくまた洗浄効果も高めることが
できる。また、従来のノズル固定式あるいはノズル水圧
伸縮式等のノズル装置と組合せることができ、構造も簡
単であり安価に提供できる。

さらに、複離な水回路は一切不要でワイヤー装置等を付
加するのみでよく全体として安価に製作できるとともに
構造が簡単で信頼性が高いという効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す全体斜視図、第２図は第
１図の部分横断面図、第３図は第２図のＰ矢視図、第４
図は本発明の他の実施例を示す横断面図、第５図は第４
図のＱ矢視図、第６図は本発明の実施例を示す側面図、
第７図は本発明の他の実施例を示す平面図、第８図は第
。７図のＡ−Ａ断面図である。符号の説明ｌ・・・ノズル装置、Ｉａ・・・ノズル孔、ｌｂ・・・
流入口、ＩＣ・・・スライド部、ｌｄ・・・インナーワ
イヤー　　　りの接続部、２・・・給水口、３・・・本
体ケース、４・・・流量調節ツマミ、４ａ・・・操作軸
、５・・・温度調節ツマミ、６・・・操作ツマミ、６ａ
・・・操作１ｆｌｌＩ、６ｂ・・・アーム、６Ｃ・・・
先端部、６ｄ・・・ビニオｙ−Ｊｆヤ、６ｅ・・・スト
ッパー、６０′・・・ストッパー、７・・・シャーシ。８・・・’７４ヤー装置、８ａ・・・インナーワイヤー
、８ｂ−゛・アウターワイヤー、９・・・ノズルサポー
ト、９ａ・・・スライド孔、１０・・・ストッパー、１
１・・・ノズル、１１ａ・・・ノズル孔、１１ｂ・・・
後喘、１２・・・シリンダ、１２ａ・・・流入口、１２
ｂ・・・貫通孔、１２Ｃ・・・スライド軸、１２ｄ・・
・回転軸、１２ｅ・・・インナーワイヤーの接続部、１
３・・・フタ、１３ａ・・・インナーワイヤーの接続部
、１４・・・弾性体、１５・・・リング、１６・・・バ
ネ、１７・・・パツキン、１８・・・ノズル固定式）、
１８ａ・・・スライド孔、１８ｂ・・・ストッパー、１
９・・・ラックギヤ、１９ａ・・・インナーワイヤーの
接続部、２０・・−ギヤボックス、２０ａ・・・凹部、
２１・・・カバー。

Claims

【特許請求の範囲】１　先端部に洗浄水吐出孔を有するノズル装置にワイヤ
ーの一端を接続するとともに該ワイ　　５ヤーの他端を
可動用操作軸に接続し、該操作軸の操作により該ワイヤ
ーを可動させノズル装置を移動してなることを特徴とす
る人体局部洗浄装置。２　ノズル装置が、少なくとも先端部に洗浄水吐出孔を
設けた可動ノズル、該可動ノズルを収納方向に付勢する
ばね、弾性体及びこれら　　６を収納するシリンダーか
ら構成した水圧伸縮装置であることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の人体局部洗浄装置。３　可動用操作軸か、操作軸にアームを取付けたもので
あり、該アームにワイヤーの他端を接続したものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の人体局部
洗浄装置。可動用操作軸が、操作軸にピニオンギヤを取付けたもの
であり該ギヤにワイヤーの他端に設けたラックギヤを噛
合したものであることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の人体局部洗浄装置。ノズル装置のシリンダが、少なくとも一方側にスライド
部が設けられ、腋部をシャーシに固定したノズルサポー
トのスライド孔に遊嵌し可動用操作軸の操作によりシリ
ンダを前後に摺動させることを特徴とする特許請求の範
囲第１項及び第２項記載の人体局部洗浄装置。ノズル装置のシリンダが、少なくとも一方側に回転軸と
スライド軸が設けられ、該スライド軸ヲシャーシに固定
したノズルサポートの円弧状スライド孔に遊嵌させると
ともに回転軸を該サポートに回転自在に固定し可動用操
作軸の操作によりシリンダの角度を自在に変えることを
特徴とする特許請求の範囲第１項及び第２項記載の人体
局部洗浄装置。