JPS59199896A - 抄紙乾燥工程に於ける紙シ−ト含有水分の調整方法及び装置 - Google Patents

抄紙乾燥工程に於ける紙シ−ト含有水分の調整方法及び装置

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JPS59199896A
JPS59199896A JP58070711A JP7071183A JPS59199896A JP S59199896 A JPS59199896 A JP S59199896A JP 58070711 A JP58070711 A JP 58070711A JP 7071183 A JP7071183 A JP 7071183A JP S59199896 A JPS59199896 A JP S59199896A
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cylinder
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太田 豊和
裕 中村
裕 池田
片岡 俊治
義信 伊藤
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/003Indicating or regulating the moisture content of the layer
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/021Construction of the cylinders

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抄紙乾燥工程に於ける紙シート含有水分の調整
方法及び装置に関するものであり、更に詳しくは、ドラ
イヤー・シリンダ表面の所定部位に合v1.繊維織物を
捲回固着して該織物の織目内に断熱空気層を形成し、該
断熱、空気層を介して湿紙を乾燥させ紙シートの含有水
分量を均一化する抄紙工程ドライパートの改良に関する
ものである。
(イ)従来技術 多筒式乾燥機構を備えた抄紙機械が各種紙材の製造装置
として汎用されている。斯かる抄紙機械は、クエグ形成
工程、プレス工程を経て連続供給される湿潤した紙シー
トに乾燥処理を施すため、故十本のドライヤー・シリン
グよシなる乾燥後横を備えている。これらのドライヤー
・シリングは、内部に蒸熱を等大し、該蒸熱に触させ乾
燥処理を施すものであるが、一般に湿紙の含有水分量は
その各部に亘って一様ではなく、供給方向並びに幅方向
に沿って可成シ変動している。一方、ドライヤー・シリ
ングの輻寸法は、紙シートの幅寸伝よりも大きく設計さ
れているのが普通であシ、このだめドライヤー・シリン
ダの局面両端部には湿紙との非接触域が残存している。
またドライヤー0シリンダの局面に接触した証紙は、該
シリンダー・ドライヤによシ加熱され含有水分を蒸発さ
せ、これに伴なって該接触域に於けるドライヤー中シリ
ンダの表面温度が低下する。従って、この表面温度の低
下は、ドライヤー・シリング内へ供給される蒸熱によっ
て補正し、該工程へ連続的に供給される湿紙に経時的に
略一定の乾燥条件を付与するようにドライパートを構成
している。然し乍ら、ドライヤー・シリンダの局面両端
部は、前記の如く湿紙と実質上非接触状態に保持されて
いるため、局面両端部近傍のドライヤー・シリンダの表
if]温度は湿紙の接触している区域に比較して旨くな
る傾向がある。斯くして、ドライヤー・シリンダの両端
部近傍を通過する湿紙の耳部は、設定温度以上に加熱さ
れたドライヤー・シリンダとの接触によって過剰乾燥さ
れる、fた、ドライパートに於いて湿紙は、ドライヤー
・シリンダから直接伝達される奪〜によって乾燥される
だけでなく、ドライヤー・カンバスを通してポケット(
カンバスと濾紙に囲まれた領域)内に出入する湿った空
気とfr鮮な乾いた空気との置侠によっても乾燥される
。即ち、湿紙からな発した水分はカンバスを通してポジ
ット外に排出されポジット外から乾いた空気dE内部に
進入して蒸発を促進する。この作用は一般にドライヤー
・ポケットの自然侠気作用と呼はれ、この自然換気作用
がバランスよく行われるようにドライヤー拳カンバスの
通気度が設計されている。然しなからドライヤー・シリ
ンダーの1iIII端部周辺においてはシリンダ鏡面の
影せ、床面からの直接の上昇気流の影響などによって乾
燥速度が必要以上に上昇する傾向になることが避けられ
なかった。また、ドライヤー−シリ・ダ内に形成される
加熱媒体流路の構造に起因     8して、ドライヤ
ー・シリンダの両端部間op:≠過剰乾燥の度合に左が
生ずるのが一般的な傾向である。以上のような各種の原
因によって湿KjEの1i11i端部は過乾燥気味にな
ることが多いが、場合によってはそtp以外の部分、例
えば繊紙の中央部等にも乾燥斑が発生することがあった
。このため最終製品の品質にIll:l]刷ずれ、カー
ル等の栓々欠点を発生せしめる不都合が認められている
。斯かる障害を回走する目的で多くの技術的手段が実施
され、あるいは提案されている。例えは、乾燥工程で使
用するドライヤー−カンバスの巾力向辿気度を一蕃度変
更、耳部樹脂°加工等の手段により調整し、ポケット内
への空気人出量の鋭化を利用して湿紙の蒸発水分をコン
トロールする方法、ドライヤー・シリング内部の蒸熱供
給経路の配股釆件を変更し、ドライヤー・シリンダの両
端内面にドレン流路を臨ませて該都の表面温度を低下せ
しめる方法、ドライヤー・シリンダの内部をその軸線力
向に沿って複数の区画に分割し、それぞれの区ii!l
Il毎に配設間隔を異にする蒸熱供給経路を設け、ドラ
イヤー中シリンダの表面に於ける湿度変化を調整する力
法或いは更に各種のボケントベンチレーション装随等が
実施され、あるいは提案されている。然し乍らこれらの
手段は、ドライヤー・カンバスま/こはドライヤー−シ
リンダの加工等に費用と労力を要する割に装置の適正な
維持管理がむずかしく、経時的に、或いは仕損銘柄に応
じて変化する紙シートの含有水分率調整手段として迅速
に滴応することが困難であった。
pた別法として、7ツ索樹脂でコーティングしたガラス
招、完維布をドライヤー・シリンダの表面両巧居那に接
むして断熱層を形成し、湿紙の耳部の過剰乾燥を防止す
る方法も実施されているが、この方法では、ガラス繊維
布の織目がコーティング剤として塗布したフッ素樹脂に
よって実質上閉塞されており、またガラス緻細が摩擦に
弱いので前層塗布層を厚くして補強する必要があるため
、該織目内に断熱効果の高い空気を保持せしめることが
できず、上記耳部の過剰乾燥防止機能が大幅に損われる
(ロ)発明の目的 本発明の主要な目的は、抄紙乾燥工程に使用するドライ
ヤー1シリンダの表面湿度をコントロールし紙シートの
幅方向水分率を均一化する新規な制御手段を提供するこ
とにある。
本発明の他の主要な目的(は紙シートの+++i方向の
含有水分量の変化に対し迅速に適応し得る抄紙乾燥工程
に於ける紙シート含有水分のIW整方法及び装置llを
一12i!供することにある。
(ハ)発明の構成。
本発明は、湿紙(11から水分を除去する抄紙工程のド
ライパートに於いて、ドライヤー・シリンダ表面の所定
部位に合成繊維線物(2)を捲回固着し、合成繊維織物
(2jの織目(4)内に保持されている空気を介して湿
紙を乾燥し紙シートの含有水分をMWする方法、並びに
1上記ド之イパートに使用するドライヤーのシリンダ(
3)であって、湿紙+1)と接触する該ドライヤー・シ
リンダ(3)の表面に合成繊維−物(2)を捲回固着し
、該合成繊維織物(2]の織目(4)を空気保持部位に
形成せしめたドライヤm−シリンダを要旨とするもので
ある。
に)実施例 第1図は、本発明に係るドライヤー・シリンダ(3)を
例示する正面図であり、第2図は、ドライヤー・シリン
ダ(3)の表面に対する合成線に織物(2)の捲回固着
方法を例示するドライヤー−シリンダの側面図である。
また第3図は、前記合成繊維織物(2)の端部に形成さ
れた接合部位(5)の拡大図である。
第7図乃至第4図に示す実施態様に於いては、平織組織
に製織された脂肪族ポリアミド例えばttナイロンのモ
ノフィラメント織地(21(M糸、緯糸とも直径0.2
 rsm 、打込密度は経緯糸何れも” 木/2.5.
’1wn )をドライヤー・シリンダ表面両端部に次け
る断熱空気層形成部材として使用している。前記JJナ
イロンのモノフィラメント織地(2)は、ドライヤー・
シリンダ(3)の局長よりも僅かに長目に裁断してその
端部を第2図に示す如く折シ返し、該折シ返し部分とそ
の基端部との間に接着剤シート(6)を挾み、高周波ク
エルダ等の接合手段を用いて織地(2)と接潜剤シート
(6)を一体イオ造に融着する。次いで前記折シ返し部
分の緯糸(2[を数本引抜いて織地(2)の前記端部に
織地(21接合用のループ(8)を形成し、との状悠で
ドライヤー・シリンダ(3)の周面所望部位に織地(2
)孕捲付け、前記ループ(8)を左右交互に喰込ませて
3祿(7)の押入部位を形成する。この後、該押入部位
にポリエステル・モノフィラメントK ;i W fi
lとして押通してドライヤー・シリンダ(3)の表面に
無端状の鉱地捲回層を形成し、この状態でドライヤー・
シリンダ(3)を加熱して織地(2)を煕収秘させ、該
織地(2)をドライヤー・シリンダ(3)の表面に強1
mK接合する。
第1図は、上記の方法によって製作された糸鉤式乾燥板
のドライヤー1シリンダ(3)を例示し、*tni両側
都に合成繊維織物(2)の織目(4)を空気保持部材と
して機能せしめる断熱域を形成している。合成繊維織物
(2Jで被覆するドライ、ヤー・シリンダの表面8tは
、該ドライヤー・シリンダの表面温度分布やドライパー
トにおける湿紙(11の含有水分率分布に適合し得るよ
うに向整する。前記過剰乾燥現象は多くの場合ドライヤ
ー・シリンダ(3)の局面両@部に発生するので、該ド
ライヤー6ンリンダ(3)の両端面から所定幅に亘って
、合成繊維織物(2]によるmグ域を設けるのとがあり
これに対応して該過剰乾燥帯に前記被M域を設ける場合
もあシ得る。織地構成素材としては、熱収縮性合成樹脂
モノフィラメントギーン、例えば、脂肪族ポリアミド、
ポリエステル、ポリテトラフルオロエチVン、芳香族ポ
リアミド等のモノフィラメントが好適であるか、織地(
2)の厚みに過度の増大をもたらさない場合には、紡−
系やマルチフィラメントヤーン等も使用することかでき
る。織地構成素材の太さはモノフィラメントヤーンの場
合、経糸、緯糸ともに直径0./がm乃至0. J′m
であることが好ましく、織地の厚みは0. 、j ra
m JU下、更に好ましく一〇1.2間乃至Q、ダ闘で
ある。織地の厚みか極端に薄くなると左何虱;・1旨が
孤♀くなシ、ま2′7c貰11己」妾合漬1i位(5)
のル成もむずかしく々p1  ドライヤー−シリンダ(
3)に対する織地(2)の装着か1難となる。
合成繊維織物(2)の紙粗織としては平織シ地または、
綾ね(9旭が汎用されているが、木鯖明に於いては、薄
い接合部位(15+ CD形成ン坏容易で、械目内に保
持される空気量が多い等の地山によシ平祿シ地か一層好
適である。平織9地の場合、経糸及び緯糸の打込析液を
何れも3θ乃至(21と緯糸(21で囲まれた勲欽の企
気保4’P MIK位(4)を形成することかできる。
空気保持部位(4)の占有面積は織物の組織や密度等に
よっても異なるが、織物の硬さや接合部位を形成する経
糸の本牧(4)に、熱伝導帯を低下せしめた断熱Pkj
として機能し、ドライヤー・シリンダ(3)の表面から
湿紙(11への熱伝導を抑制し、該湿紙ill耳都耳部
剰乾燥を効果的に防止する。本発明方法に於いて、前記
空気保持部位(4)は、該部に保持される空気の薄膜を
断熱シートとして機能させ、離開を有しない合成樹脂シ
ートを使用した場合に比較して大幅に改良された過剰乾
燥防止性能を発揮する。即ち、空気は熱の不良導体で、
O1θ2gダKcal/m1.Hr、’0 (/ 00
°0)乃至0.022/ KO&l/m、 H,、O□
(15θ00)程度の熱伝導専を有するのに対し、ポリ
エステル樹脂はθ、/Z♂Koal/′m、肘、Oo 
 ・ポリアミド樹脂nO,/IダKca!!/、、、 
Hr、 OQ  またポリテトラフルオロエチレン樹脂
は0.2 / Kaal/rn、Hr、 o。
の熱伝導帯を有するから、斯かる空気保持部位(4)は
織目を有しない平滑な合底柚胆シートを断熱材として使
用した場合に比較して、約70倍の断熱効果を発揮する
ことができる。
前記接合部位(5)の形成に際し、接着剤シート(6)
の代’Dにポリエチレンまたはポリプロピレン樹脂製の
シートを使用することもできる。甘だ、高周波クエルダ
の代シにミシンを用い折シ返     ゛)し部分を細
い糸で縫付けることも可能である。
該接合部位(5)の寸法が長い場合には、適当な間隔を
置いてループ(8)を所々数本単位で切断して、いわゆ
る窓を作シ、該切断部を利用して芯線(7)の挿入を容
易にすることができる。
ドライヤー・シリンダ(3)の表面に合v!、繊維織物
(21を捲回固着する際に考慮しなければならないこと
は周長の設定である。合成繊維織物(21は、ドライヤ
ー・シリンダ(3)の表面に装着した後、適当な手段、
例えはドライヤー・シリンダ(3)の加熱、蒸気の吹付
は等の手段によって熱収細させ、該ドライヤー・シリン
ダ(3)の局面所定部位に密着状態で固着する。従って
、該合成繊維織物(2)の長さけ、ドライヤー・シリン
ダ(3)へ装着する以前に於いては該ドライヤm−シリ
ング(3)の周長よシも若干長く設定する必要があり、
その割合は使用する合成繊維織物(2)の経糸の材質に
よって決定される。例えは、脂肪族ポリアミド樹脂また
はポリエステルに脂を経糸形成材料として使用する場合
、700°aの水蒸気中に於ける収縮率は前者で2乃至
7%、後者で5乃至73%程度であるか、紡糸工程に於
ける熱履歴や製織後の熱セツト温度によって織地として
の収縮率は相当変化するので、使用に先立って織地の熱
収縮率を予め確紹し設計寸法を算出することが好ましい
。本発明に於いては、合成繊維m物(2]の熱収縮量を
見込んだ設計寸法を採用することによシ、該合成繊維織
物(2]はその熱収編によってドライヤー・シリンダ(
3)の局面に完全に密着し、高速回転時の遠心力によっ
て剥離することのない強固な固着状態を取得することが
できる。合成繊維織物+21は、ドライヤm−シリング
(3)への捲回に先立って長手方向端部(折詰、耳)を
熟したクチによって融着し、はつれを防止しておくこと
が好ましい。
本発明の実施に放いて、合成繊維織物(2)によって被
敬されるドライヤー・シリンダ(3)の表面寸法、被覆
位置は、該ドライヤー・シリンダの表面温度、並びに湿
紙の水分プロファイルによって決められるが、一般的に
ドライヤー−シリンダの端面から0..2 、m乃至7
.0mの範囲を被覆域とする。また合成繊維織物(2)
の厚みは、1.或目内の空気保持層:を増大させ断熱効
果′t−爾めるためにはできる限シ厚くすることが好ま
しいが、ドライヤー・シリンダ(3)の表面と″4L覆
域の表面との闇に織地(2)の厚みに起因する大きな段
差が形成されると、紙シートの品質に悲影響を与えるの
で、厚みが0.2 j mn乃至0グmMとなるように
合成繊維織物の組織を選定する。
以上本発明の好適な実施態様を、接合部位(6)を利用
して合成繊維織物(’2+をドライヤー・シリンダ(3
)の周面に袖同固着する実施例について説明したが、末
完り4の要旨はル1かる実施例のみに限定されるもので
はなく、下記の如き実施ら様をも包含し得るものである
。まず第2の実施態様としては第7図に示す如く、接合
部位(5)を有する合成廠り織物(2)をドライヤーO
シリング(3)の周面所#部位に捲回し、その耳部に所
冗間6で接着剤(9)を併用する方法が挙げられる。接
着剤としてはシリコン樹脂系あるいはエポキシ樹脂糸接
着剤、または耐熱性合成ゴムを主成分とする接着剤が好
適でるるか、その使用量は最低限度に留めるべきである
。第3の実施態様としては第5図に示す如く、接合部位
1;5)を1”する合成繊維織物(2)をドライヤm−
シリング(3)の周面所裂部位に捲回固着した後、その
耳部をテープ(10・で被覆固定する方法が挙げられる
。第ダの実施態様としては、合成綿:維織物をドライヤ
ー−シリンダの表面Pfr要部位に捲回した後、前記実
施態様同様の接着剤またはテープ片を使用して部分的に
耳止めし、この後耳部全周に亘り固定用テープを捲回し
て合成繊維織物をドライヤー・シリンダの表面にhMす
る方法が挙げられる。また、第jの実施態様は、前記実
施態様とは異なシ過剰乾燥部がドライヤー・シリンダ(
3)の幅方向中央部付近に位置している場合に採用され
る方法であって、@z図に示す如く、合成繊維織物(2
1をドライヤー・シリンダ(3)の局面所要部位に捲回
した後、その全面をテープ(1])で彼伏し、空気保′
l?磨(4)をテープ(1すの下面に形成するものであ
る。而して、これら何れの実施態様によっても、合成繊
維織物(2)の織目141を断熱効果の発揮に好適な空
気保持層に形成することができる。
本発明の実施態様を新聞紙の抄紙乾燥工程について兵体
例として例示すれは下記の如くである。合計53本のド
ライヤー・シリンダ(3)を有する多筒式乾燥装置に於
いて、第20番から第30番に亘るドライヤー・シリン
ダから2木を選び接合部位(5)を有する合成繊維織物
(2)を捲回固着し、それぞれのドライヤーφシリング
の周面に織目を利用した空気保持部位を形成した。
なお、該合成繊維織物の固着手段として、ドライヤー・
シリンダの加熱による織地の熱収細を利用した。
(1)  ドライヤー・シリンダの局面両端部に捲回固
着した織物の幅寸法二/θθ劇乃至グ00mm(2) 
 ドライヤー・シリンダの表ifl温度二/、20°0
(3)  合成繊維織物の特性;ナイロン・モノフィラ
メント織物、経糸及び綾糸を構成するモノフィラメント
の直径0.2■、わ込密度は経緯糸ともダθ木/、2J
、’lお、織地厚みθ、jjrtrm、空気保持部位の
占有率72%。
運転後ドライヤー・シリンダの局面両端部に於ける表面
湿度を測定したところ、合成繊維繊物装着以前に比較し
て、表面温度が約/θ00低下した。ドライパートから
送シ出された紙シートの水分プロファイルを測定したと
ころ、略均−な含有水分率が記録された。
(ホ)発明の効果 空気保持部位を形成すべき合成繊維織物は、ドライヤー
・シリンダに特別の機械的加工乃至は改造を施すことな
く、停抄時を利用して短時間で袋端°することができる
。また、乾燥工程の温度条件、紙シートの水分プロファ
イルの変化に応じて装湘位蝉や緑地の幅寸法を自由に虐
整することができるから、仕掛銘柄や抄紙米作が変更さ
れた際にも所望の空気保持部位を容易に確保することが
できる。
以上の説明に明らかな如く、本発明は操業め経済性に侵
れた紙シート含有水分率の調整手段を提供するものであ
る。本発明は首だ、最終製品の品質に低下を来たす湿紙
全体の過剰乾燥によって紙シートの水分プロファイルの
不均一性を解消しようとしていた在来技術の欠点を解消
するものであシ、織目内に形成された断熱空気層を利用
して湿紙の水分プロファイルを調整し得るようにしたも
のである。即ち、本発明によれば湿#:、は常に適正な
乾燥条件下に水分プロファイルをeM V4されるので
、最終製品の品質向上効果が達成されるのみならず、省
エネルギ的観点から眺めても極めて、高い実用価値が紹
められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るドライヤm−シリンダの正面図
であシ、第2図はその側面図である。また第3図(A)
(B)は、接合部位(5)の拡大図である。さらに第7
図乃至第Z図は本発明の異なれる実施態様を例示するド
ライヤm−シリングの正面図である。 (1)・・湿風rP噴シ鹸、(2)・・合成繊維織物、
シリング、14je・織目、空気保持部位、(6)・・
接合部位、(6)ψ・接着剤シート、(7)@・芯線、
(8)Q・ループ、(9)・・接着剤、(10i、(1
1)・−チー特許出願人  敷島カンバス株式会社 第G図 手続補正書 1.事件の表示 昭和6J?年特 許 願第707//号3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市西区ンエ戸堀1丁目15番26号大
阪商エビルア階 明細書 6、補正の内容 明細書中 /、第2貞第2行 「表面湿度」を 「表面温度」と補正する。 2、第1/頁!、g乙行 「接合部位α5)」を 「接合部位(5j」と補正する。 3、第72頁第1り行 「績糸」を 「緯糸」と補正する。 j

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 Ill  湿紙から水分を除去する抄紙工程のドライパ
    ートに於いて、ドライヤー・シリンダ表面の所定部位に
    合成繊維織物を捲回回着し、該合成繊維織物の織目内に
    空気を保何しだ伏耘で湿私に乾燥処理を施すととt特徴
    とする紙シート色面水分の調整方法。 i2+  7M紙から水分を除去する抄紙工程のドライ
    パートに使用するドライヤーシリンダであって、温颯と
    接触する該ドライヤー・シリング表面の所定部位に合成
    綜紬録物を捲回幽谷し、駄合成緻維録物の織目を空気保
    持都に形属せしめたことを特徴とするドライヤーシリン
    ダ。
JP58070711A 1983-04-20 1983-04-20 抄紙乾燥工程に於ける紙シ−ト含有水分の調整方法及び装置 Granted JPS59199896A (ja)

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