JPS5919949Y2 - ビデオテ−プレコ−ダの早読み出し装置 - Google Patents

ビデオテ−プレコ−ダの早読み出し装置

Info

Publication number
JPS5919949Y2
JPS5919949Y2 JP9383878U JP9383878U JPS5919949Y2 JP S5919949 Y2 JPS5919949 Y2 JP S5919949Y2 JP 9383878 U JP9383878 U JP 9383878U JP 9383878 U JP9383878 U JP 9383878U JP S5919949 Y2 JPS5919949 Y2 JP S5919949Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
fast
time
playback
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9383878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511669U (ja
Inventor
繁夫 田中
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP9383878U priority Critical patent/JPS5919949Y2/ja
Publication of JPS5511669U publication Critical patent/JPS5511669U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5919949Y2 publication Critical patent/JPS5919949Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はビデオテープレコーダー(以下VTRと略す)
の再生時に記録時よりも短い時間で記録内容を把握でき
るようにした早読み出し装置に関する。
最近VTRの普及と録画時間の長時間化に伴い、テレビ
番組を記録することが頻繁に行われるようになっている
が、長時間かけて記録した内容を全て完全に再生して見
るためには時間的余裕がかなり必要である。
このため娯楽以外の目的例えば情報収集などのためにテ
レビ番組を見る場合には必要な部分のみを選択して見る
か又は見出しくタイトル)だけの読み取りに対応するよ
うなテレビ番組の見方が要求されてきている。
従来このような目的のために、再生時間を記録時間の半
分則ち、2倍のクイックモーションで再生して見ること
が行われているが再生画面の動きが不自然になり長時閲
見ていると疲労してくるなどの欠点がある。
更に高々半分の時間までしか再生時間が短縮できない欠
点があった。
また別の手段として監視用VTR等の長時間記録VTR
が考えられており、12時間の記録を1時間で再生する
方式のものも考えられてはいるがこれは、いわゆるコマ
落し記録でR7の情報しか記録していないため毎秒5コ
マの撮影になり極くゆっくりした動きのものだけにしか
適用できず一般のテレビ番組を記録する目的には適さな
い。
本考案は上述した点にかんがみなされたもので、テレビ
放送番組などのテレビ信号を正規の状態で録画したVT
Rを使いその再生時に必要に応じて見たい部分のみを短
時間に見られるようにした早読み出しのできるVTRを
提供することを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例について説明する。
第1図は早読み出しモードの時間的チャートの一実施例
を示すものである。
すなわち既に記録しであるテープを再生装置にかけて短
時間に記録内容を知ろうとする時、再生(PLAY)モ
ードと早送り(FF)モードを交互に連続して使って自
動的に再生モードと早送りモードを繰返し行うものであ
る。
一般に早送りモードでのテープ送り速度は20〜40倍
になっているので、第1図のように5秒毎の繰返しを行
っても5秒間の早送りモードでは立上り時間も考慮して
通常の30倍のテープ速度であるとすると録画内容での
時間では150秒即ち2分30秒となるので客55の時
間で早読み出しができることになる。
つまり2時間番組は約8分で内容をチェックできること
になる。
この場合量も重要な要素は再生モードの一回持続時間T
1をどのくらいにとったらよいかであるが、内容が理解
できることが必要であるので5〜10秒間が実際には適
当である。
一方早送りモードの持続時間T2は番組をとばす時間に
なるので短い方が内容を理解するには良いが、それだけ
早読み出し時間が長くなるので1〜5分が適当な時間と
いうことになる。
例えば野球放送の場合1回の攻撃(1インニング)時間
は5〜15分間であり、相撲は1回の番組は約5分であ
るので2.5゛分のスキップ時間T2にとれば決して見
過す攻撃又は取組はないことになる。
しかも8〜10分間で2時間番組を全部確認できるので
短時間に情報を収集することができる。
第2図は早読み出し装置の実施例を示すブロック系統図
である。
所定時間間隔のパルスを発生するクロックパルス発生回
路1の出力はカウンター2に接続されている。
このカウンター2がらは複数の時間パルスT1.T2が
出力され、これらパルスは周期選択スイッチ3に導から
れている。
このスイッチ3で選択された時間パルスのいずれがか再
生モード又は早送りモード操作信号を発生するフリップ
フロップ回路4に印加される。
このフリップフロップ回路4の入力側とカウンター2間
には遅延回路5が接続されており、クロックパルスをカ
ウントして所定の時間パルスT1.T2を発生させるた
めリセットパルスが印加されるようになされている。
またフリップフロップ回路4がらは入力時間パルスに応
じて再生モードと早送りモードの操作切換信号が導出さ
れる。
この導出された操作信号の例えば早送りモード側の信号
はスイッチ3に各モードの時間パルスを選択的に切換え
るため印加されている。
更にフリップフロップ回路4から得られた操作切換信号
Q、QはVTR本体の操作ロジック回路(図示せず)に
導がれる。
このロジック回路にはVTR本体の通常の各モードボタ
ン操作による作動信号と早送り出し装置6がらの信号が
選択的に印加されるようになっており、早送り出し装置
6と各操作ボタン側のいずれの側の操作を選択するかは
自由である。
次に動作を説明する。
クロックパルスを基準として得られたカウンター2がら
の時間パルスT1がスイッチ3の端子S1を通してSが
らフリップフロップ回路4に印加されるとフリップフロ
ップ回路4からは再生モード操作信号Qが得られる。
これと同時に時間パルスT1は遅延回路5を通して若干
遅れてカウンター2にリセットパルスとして印加され、
再生モード時間T1をカウントする。
所定の再生モード時間T1が経過して次のパルスがフリ
ップフロック回路4に入るとフリップフロップ回路4の
出力は再生モード信号Qがら早送りモード信号Qに切換
わる。
これによって早送りモード信号Qが操作ロジック回路に
送られると同時にこの出力信号Qによってスイッチ3の
端子SoがSlからS2側に切換えられ、遅延されたリ
セットパルスによって早送りモード時間T2がカウンタ
ー2によってカウント開始される。
カウンター2によって決定された早送りモード時間T2
が経過して次のパルスがカウンター2がら出るとこのパ
ルスによって早送りモード信号qを保持していたフリッ
プフロップ回路4は再び再生モード信号Qに切換えられ
ると共にスイッチ3の端子SoはS1側に接続される。
再生モードと早送りモードの各時間はカウンター2の時
間を選定することによって任意に切換えることが可能で
あるが、再生モード時に更に続けて再生したい場合は早
読み出し遮断と連動させて通常の再生モードに切換えれ
ばよく、必要に応じて再び早読み出し操作に切換えれば
よい。
以上のように再生モードと早送りモードが交互に夫々所
定時間で連続的に切換えられ、例えば第1図のようにテ
ープ上の実際の再生時間2分30秒の長さを5秒のイン
ターバルで繰返し操作切換えを行い2時間記録テープを
約8分間で再生することが可能となる。
なお、第1図のように再生モードと早送りモードを同じ
5秒間にした場合は第2図のブロック系統図においては
一方の時間パルスT1のみをフリップフロップ れば他方の時間パルスT2は不要である。
従って早送りモード信号Qによるスイッチ3の作動を切
換えるパルス信号も不要となる。
またスイッチ3はトランジスタなどを用いた電子スイッ
チ回路にしてもよい。
ところでVTRの早送りモードのテープ送り速度はそれ
ほど正確な速度でなく、また巻き始めと巻き終りの部分
でその送り速度が異なる。
例えば上述した第2図の実施例のようにクロックパルス
をカウンターで数えて一定時間間隔のパルスを作りそれ
でフリップフロップ回路を作動させ、再生モードと早送
りモードを交互に選択してVTRの操作モードを変える
ようにすれば一定時間毎に再生と早送りの各モードは繰
返えされるが早送りモードで送られるテープの実録画時
間はかなり変動することになるので一定周期毎の記録内
容を正しく捕えて再生するためには不十分である。
第3図は上記欠点を改善した早読み出し装置の他の実施
例を示すブロック系統図で、クロックパルスの代りにテ
ープの走行距離に応じて発生するコントロールパルスを
数えてそれによって再生モードおよび早送りモードの接
続時間を決定するものである。
第2図と同じ個所には同じ符号を付して説明すると、テ
ープ7からコントロールヘッド8によって再生されたコ
ントロールパルスはコントロールパルス増幅器9で増幅
されてカウンター2に印加される。
カウンター2ではコントロールパルスを基準にした再生
モードと早送りモードに必要な時間パルスを夫々カウン
トして第2図と同様に周期選択スイッチ3に導出してい
る。
一般にコントロールパルスは1秒間に30個のパルスを
発生しているので5秒間の再生モードでは150パルス
となり、一方5秒間の早送りモードではテープ上の録画
時間で150秒とすると150×30個のパルスになる
即ち、第1図の実施例を考えると再生モードで150カ
ウント、早送りモードで゛4500カウント毎にフリッ
プフロップ動作させ、再生と早送りの2つのモードを順
次切換えてテープ上のコントロールパルスの所定の数毎
に的確に記録内容を読み出す早読み出しモードとするこ
とができる。
ところで再生と早送りの各モードを短時間に繰返して行
うためにはVTRとしても必要な条件を満足する必要が
ある。
即ち、早送りモードから、再生モードまたは再生モード
から早送りモードへ極く短時間にモードが切換るために
は早送りモードと再生モードの中間に時間が数秒間必要
なローディングのモードが入っているVTRでは早送り
と再生の各モードを連続的に行うことは困難である。
また早送りモードから再生モードになった時にテープ速
度の減速と同時にビテ゛オヘッドの回転が安定して位相
制御ループのロックがかかって再先画が安定している必
要がある。
ビテ゛オヘッドディスクサーボのみのVTRではテープ
の走行に応じて発生するコントロールパルスの位相にビ
テ゛オヘッドの回転位相を合せるので、ビデオヘッドの
回転が安定するために数秒間かかり、その間再生画の周
期が乱れたり、安定しなかったりするので無駄な時間が
多くなってしまい実質的に早読み出しモードができない
ところが、キャプスタンサーボを持ったVTRではビテ
゛オヘッドの回転は再生モードでは常に基準パルスに同
期に回転しているので、早送りモードの時にもサーボル
ープとしては再生モードに保っておけばビデオディスク
の回転は常に一定になっているので早送りモードから再
生モードに切り変っても短詩間に安定した画面が出るこ
とになる。
早送りモードから再生モードに移った時点でのコントロ
ールパルスの位相はランダムでキャプスタンサーボ系で
はこのコストロールパルスを基準パルスに位相ロックし
て再生時のトラッキングをとっているのでこのキャプス
タンサーボが安定するまではトラッキングが乱れること
になるがテープパターン上のカードバンドを狭くしたり
、リミッタを効かせることによってミストラッキング時
の雑音の発生を押えることができるので実用上このトラ
ッキングの乱れは殆んど問題にならない。
また回転ビデオヘッドの回転の乱れがないので再生した
ビデオ信号の水平同期パルスの周期の乱れもない。
従ってモニター上の画面の同周孔れは発生しない。
勿論モニターのAFCの引込み範囲は広いことが望まし
い。
また早送りモードにした時のテープ速度の立上りについ
ては早送りモード時間に対して十分速い必要があるので
1秒以内になるように早送りトルクの余裕をとる必要が
ある。
また再生と早送りの各モードの自動切換えを行うために
は電気信号の出力で操作モードの切換えが出来るように
VTR自体が電子操作ロックであることが望ましいが、
VTRがメカニカルボタンの操作部を持っている場合は
外部に押しボタン操作機いわゆる自動運転アダプターを
付加することによって早読み出しモードを持たせること
が可能である。
更に早送りモードに於ける映像、音声の信号処理につい
てはいろいろな方法が提案されているが最も単純なもの
は映像も音声も再生モニター上に出さないことである。
しかし早送りのテープタイミングを的確にとることによ
り早送りモードに於いても記録内容が僅かでも把握でき
る利点がある。
また音声については記憶素子に一時蓄積しておき判別で
きる速度の再生音にして断続的に再生することも可能で
ある。
更にまた再生モードの時間を0.3秒程度の極く短時間
にしてその間の一枚の画を1フイールドメモリーなどに
蓄積して次の再生モードまでの時間静止画として再生し
、早読み出しモードを実現するごとも可能である。
この場合は早送りモードの時間も比較的短くすることが
必要になってくる。
このように本考案は種々設計変更可能であり実施例のみ
に限定されるものではない。
以上述べたように本考案によれば、長時間記録された録
画番組を早送りモードと再生モードを交互に繰返し自動
的に切換えて連続的に見られるようにしたため記録内容
の確認が極めて容易であり情報入手が短時間に行えるよ
うになった。
またテープ上の記録内容に応じて早送りと再生の各モー
ドの時間を決めることができるので記録内容の見落しが
改善される。
更にキャプスタンサーボを持ったVTRのコントロール
パルスを基準として各モードを切換えるようにしたため
テープの走行変動が少なく、テープ上の記録内容を所定
のテープの長さ毎にチェックできるなどすぐれた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による実施例を示すもので、第1図は再生
モードと早送りモードを自動的に交互に連続して行う早
読み出しモードの時間的チャート、第2図は早読み出し
装置の実施例を示すブロック系統図、第3図は早読み出
し装置の他の実施例を示すブロック系統図を夫々示す。 1・・・クロックパルス発生回路、2・・・カウンター
、3・・・周期選択スイッチ、4・・・フリップフロッ
プ回路、5・・・遅延回路、7・・・テープ、8・・・
コントロールヘッド、9・・・コントロールパルスラン
プ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープ走行を制御してトラッキングをとるキャプスタン
    サーボを備えたビデオテープレコーダにおいて、 再生モードで回転ビデオヘッドを基準信号に対して一定
    位相で回転させる手段と、正規の再生モード及びこの正
    規の再生モードの速度より速い速度でテープを走行させ
    るモードの2つのモードを一定のインターバル毎に交互
    に自動的に切換えてテープを走行させる手段とを具備し
    、前記インターバルをテープの走行距離に応じて発生す
    るパルスの数をカウントして決定するようにしたことを
    特徴とするビデオテープレコーダの早読み出し装置。
JP9383878U 1978-07-10 1978-07-10 ビデオテ−プレコ−ダの早読み出し装置 Expired JPS5919949Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9383878U JPS5919949Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 ビデオテ−プレコ−ダの早読み出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9383878U JPS5919949Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 ビデオテ−プレコ−ダの早読み出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511669U JPS5511669U (ja) 1980-01-25
JPS5919949Y2 true JPS5919949Y2 (ja) 1984-06-09

Family

ID=29025305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9383878U Expired JPS5919949Y2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 ビデオテ−プレコ−ダの早読み出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5919949Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893080U (ja) * 1981-12-16 1983-06-23 株式会社ケンウッド 映像信号記録再生装置
JPS6192278U (ja) * 1984-10-01 1986-06-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511669U (ja) 1980-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4139867A (en) Method for fast- and slow-motion reproduction of video signals stored in a succession of parallel tracks on a record medium
EP0280425B1 (en) Disk player having continuous audio in fast and slow reproduction modes
JPH07264529A (ja) タイムシフト装置
JPS6273885A (ja) ビデオテ−プレコ−ダの特殊再生装置
US20070140658A1 (en) Time-shifting user interface method with automatic chaptering and audio-visual device using the method
JPS58215881A (ja) ビデオ情報を表示する方法と再生装置
JPS5919949Y2 (ja) ビデオテ−プレコ−ダの早読み出し装置
JP2553031B2 (ja) ビデオテ−プレコ−ダの特殊再生装置
JPS5989085A (ja) デジタルテレビ信号再生装置
JPH06245182A (ja) 磁気記録再生装置
JP3991532B2 (ja) ディジタル信号記録再生装置
KR100207782B1 (ko) 디지털 비디오 카세트 레코더의 영상 데이터 기록 방법 및 재생 방법
JP2834159B2 (ja) 記録再生装置
US6766105B1 (en) Digital VTR
JPS5862985A (ja) タイムラプス方式磁気記録装置
JP2004015821A (ja) データを記録再生する装置および方法
EP0396362A3 (en) Helical scan type playback apparatus for video data recorded on magnetic tape
JPH055744Y2 (ja)
EP0007364A1 (en) Video editing system
JPH03791Y2 (ja)
JPS62291272A (ja) 早送り再生装置
JP2950870B2 (ja) 映像情報圧縮または伸長アダプタ
JPH0429146B2 (ja)
JPS5884583A (ja) Vtrの間欠記録装置
JPS6227441B2 (ja)