JPS59198313A - ペン式記録装置の初期位置設定方法 - Google Patents

ペン式記録装置の初期位置設定方法

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JPS59198313A
JPS59198313A JP7475883A JP7475883A JPS59198313A JP S59198313 A JPS59198313 A JP S59198313A JP 7475883 A JP7475883 A JP 7475883A JP 7475883 A JP7475883 A JP 7475883A JP S59198313 A JPS59198313 A JP S59198313A
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JP
Japan
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pen
base
hammer
bases
holder
Prior art date
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Application number
JP7475883A
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English (en)
Inventor
Hideto Tanaka
秀人 田中
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/605,161 priority patent/US4533922A/en
Publication of JPS59198313A publication Critical patent/JPS59198313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D9/00Recording measured values
    • G01D9/28Producing one or more recordings, each recording being of the values of two or more different variables
    • G01D9/30Producing one or more recordings, each recording being of the values of two or more different variables there being a separate recording element for each variable, e.g. multiple-pen recorder

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Recording Measured Values (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 作を行なうペン式記録装置に係り、特に゛、電源投入時
にペンの初期位置の設定を行なう初期位置設定方法に関
する。
最近の各種情報処理装置において、多色にて文字、図形
を描く出力装置としてペン式記録装置が使用されている
。このペン式記録装置は、色別のペンを選択して使用し
、記録シートとこのペンとをX−Y方向へ相対移動させ
て、文字、図形を描くものである。
従来、複数のペンのうちの1本を選択する機構としては
、キャリッジ上にロータリ式のペンホルダを搭載し、こ
のペンホルダの回転動作によって、ペンを選択するもの
がある。ところが、この従来のものでは、電源投入時に
おけるペンの初期位置を設定するために、まず、キャリ
ッジを死点まで移動させるなどしてキャリッジの初期位
置を設定し、さらに、ペンホルダの回転位置も初期設定
して書始めのペンの色を決めなければならず操作が煩雑
である。
本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであ
り、キャリッジの一方向駆動によってペンの初期位置を
決めることができるように一′して、ペンの初期位置が
短時間にて確実に設定できるようにしたペン式記録装置
の初期位置設定方法を提供することを目的としている。
本発明は2個のベースの一方に複数のペンを搭載し、他
方のベースにはペンを押圧するハンマを搭載し、このベ
ースをロックさせた状態にてパルスモータで牽引し、ま
ず一方のベースの死点にてパルスモータを脱調状態にし
、さらに両ベースのロックを解除して他方のベースを死
点まで移動させて再びパルスモータを脱調状態とし、こ
れにより、両ベースの初期位置を決めて、ペンの初期位
置設定をするものである。
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
〔全体の概略構成〕
第1図は本発明によるペン式記録装置の一実施例を示す
平面図、第2図はその記録動作部分を示す側面図である
図中の符号lはベースの左側板であり、また2は右側板
である。この両側板lと2との間に1+後部カバー3が
設置されている。左側板1と右側板2との間にはプラテ
ン4が設けられてl/Xる。このプラテン4は円柱形状
であり、その軸が両側板lと2に対し回転自在に支持さ
れている。プラテン4の軸は右側板2の外方へ突出して
いるとともに、この軸の先端には歯車5が固設されてl
、Nる。
右側板2の外側には小歯車6aと大歯車6bとから成る
中間歯車が設けられており、前記歯車5はこの小歯車6
aと噛み合っている。また、後部カッ<−3の下側で且
つ右側板2の内側にはノくルスモークMXが設置されて
いる。このパルスモータMxの回転軸にはビニオン7が
固設されており、このビニオン7が大歯車8bと噛み合
っている。ノくルスモータMxの動力は中間歯車Ba、
6bを経て歯車5に伝達され、プラテン4が回転駆動さ
れる。第2図に示すように、プラテン4の前面下部には
ピンチローラ8が圧接しており、記録シートSはプラテ
ン4とピンチローラ8とに挟持されている。前記パルス
モータMxの動力によりプラテン4が回転すると、記録
シートSがX a −X b方向へ往復移送されるよう
になっている。
第1図に示すように左側板lはクランク状に折曲げられ
ており、この折曲部に支持片1aが突設されている。こ
の支持片1aと右側板2との間にはガイド軸11が渡設
されている。また、両側板lと2の間には、ペン切換軸
12とハンマ駆動軸13が、ガイド軸11と平行に渡設
されている。そして、このガイド軸11とペン切換軸1
2上にキャリッジ20が摺動自在に設けられている。キ
ャリッジ2o上には4木のペンPa、Pb、Pc、Pd
が各々平行に設置されている。この4本のペンPa−P
dは赤、青、黒、緑など4色に色分けされている。この
キャリッジ20はワイヤ14によって牽引される。すな
わち、キヤ、リッジ20の図示右端に接続されているワ
イヤ14は、右側板2の外側に設けられたプーリ15に
掛けられ、このワイヤ14はさらに右側板z内に入り、
キャリッジ20の下側を通っている。左側板1の外側に
は上下一対のプーリが設けられている。キャリッジ20
の下側を通過した前記ワイヤ14は下側のブーりに掛け
られ、さらに駆動ポビン17に巻掛けられている。この
駆動ポビン17に巻掛けられた後のワイヤ14は上側の
プーリ16に掛けられた後にキャリッジ20の左側に接
続されている。
この駆動ポビン17は左側板lに回動自在に支持されて
いる。駆動ポビン17の基部には歯車17aが一体に形
成されている。また、左側板lの外側には小歯車18a
と大歯車18bから成る中間歯車が自転自在に設けられ
ている。前記歯車17aはこの中間歯車の小歯車18a
に噛み合っている。また、後部カバー3の下側で且つ左
側板1の内側にはパルスモータMyが設置されている。
そして、このパルスモータMYの回転軸にピニオン19
が固設されており、このピニオン19が中間歯車の大歯
車18bと噛み合ってい2る。このパルスモータMYの
回転は中間歯車を介して駆動ポビン17に伝達される。
そして、この駆動ポビン17の回転によってワイヤ14
に駆動力が伝達され、この駆動力によってキャリッジ2
0がYa−Yb方向へ往復移動するようになっている。
左側板1の外側には、ペン切換用のソレノイドSLaが
設置られている。このソレノイドSLaは両方向安定型
の自己保持ソレノイドである。このソレノイドによって
前記ペン切換軸12が回転動作し、後述のペン切換機構
によりペンPa−Pdから所定の色のものが選択される
ようになっている。
また、右側板2の外側には、ハンマ駆動用のソレノイド
SLbが設けられている。このソレノイドSLbも両方
向安定型の自己保持ソレノイドである。このソレノイド
SLbによって前記ハンマ駆動用13が回転動作し、後
述のハンマ駆動機構により、所定のペンがプラテン4の
方向(Za力方向。
へ押し出されるようになっている。
〔ペン保持機構の構成〕
ペン保持機構の構成は、主に第2図ならびに第3図(分
解斜視図)に示されている。
前記ペンキャリッジ20は、ハンマベース21、その上
のホルダベース22、さらにその上側のペンホルダ23
の3部材を基本として組立てられてl、)る。
この各部材は樹脂によって成形されているものである。
ハンマベース21には、後述のペン切換機構の駆動部と
ハンマ駆動機構とが搭載されている。このハンマベース
21の前部には支持穴21aが、後部には一対の支持穴
21bが穿設されており、一方の支持穴21aが前記ガ
イド軸11に対し摺動し、他方の支持穴21bがペン切
換軸12に対して摺動するようになっている。また、ノ
\ンマベース21の上面にはT形の突部21cが形成さ
れている。一方、前記ホルダベース22の下面にはT形
の摺動溝22aが形成されている。この摺動溝22aと
、T形の突部21cとが嵌合しく第2図参照)、ハンマ
ベース21上にてホルダベース22がYa−Yb方向へ
相対的に移動できるようになっている。なお、前記ワイ
ヤ14は、ホルダベース22の両端部に接続されている
ホルダベース22の前部両端には一対の支持片22bが
一体に設けられている。この支持片22bの上部にはホ
ルダベース22の底面に対して一定角度にて傾斜する支
持溝22cが形成されている。また、ホルダベース22
の後部両端には一対のフック22dが一体に形成されて
いる。このフック22dの上端には、内側に向く突起が
形成されている。さらに、ホルダベース22の後端には
後側板22eが設けられており、この後側板22eには
4箇所の切欠き22Fが形成されている。
また、前記ペンホルダ23上には、前述の4木のペンP
a、Pb、Pc、Pdが並べて搭載されている。ペンホ
ルダ23の上面には4組で合計8個の支持爪23aが設
けられており、各ペンPa−Pdはこの各支持爪23a
によってZa−Zb力方向プラテン4に近接離反する方
向)へ摺動自在に保持されている。ペンホルダ23の前
端部には板ばね24が設けられている。前記ペンPa−
Pdの各ペン先はこの板バネ24に係合しており、各ペ
ンPa〜Pdはこの板ばね24の弾性力によってzb力
方向プラテン4から離れる方向)に付勢されている。ま
た、ペンホルダ23の前部上面には5枚の仕切板23b
が一体に設けられており、この仕切板23bによって、
ペンPa−Pdのペン先部分が互いに仕切られている。
また、この各仕切板23b間には軸25が貫通して取付
けられており、この軸25によって各仕切板23bの間
隔を維持するとともに、ペン先が上方へ外れるのを防止
している。また、5枚の仕切板23bのうち左右両側に
位置しているものの外側にはピン23cが一体に成形さ
れている。また、ペンホルダ23の後部両側には一対の
保持片23dが設けられている。この保持片23dは対
向する内側方向へわずかに弾性変形できる程度の肉厚に
成形されている。また、この保持片23dの外側面には
フ、ツク22dが係合するための溝23f。
23gが成形されている。さらに、ペンホルダ23の左
右両側には一対のL字形状のストッパ23eが設けられ
ている。
ペンホルダ23がホルダベース22上に設置される際に
は、ペンホルダ23の前部の仕切板23bの側部に形成
されたピン23cが、ホルダベース22上の支持片22
bに形成された支持溝22c内に斜め上方から挿入され
、且つ保持片23dの溝23gがホルダベース22上の
フック22dに対し内側からスナップイン嵌合する。こ
れにより、第2図に示すようにホルダベース22上にペ
ンホルダ23が固定される。
この固定状態においては、各ペンPa−Pdの後端がホ
ルダベース22の後側板22e上の切欠き22f内に位
置する。また、ペンホルダ23の両側に形成されたスト
ー/パ23eはホルダベース22よりも下側へ突出する
。そして、ハンマベース21上においてホルダベース2
2が相対的に移動する際に、このストッパ23eがハン
マベース21に当たり、ホルダベース22がハンマベー
ス21から外れないようになっている。
〔ペン切換機構の構成〕
ペン切換機構の構成は主に第3図〜第7図に示されてい
る。
ハンマベース21の後部には切欠き21dが形成されて
おり、この切欠き21d内にロックレバ−27が設けら
れている。このロックレバ−27の中央上部21を貫通
するピン28がこの支持穴27aに挿入され、ロックレ
バ−27が回動自在に支持されている。また、ロックレ
バ−27の先部には上向きのロック片27bが一体に成
形されている。このロック片27bの上端両側はテーバ
状に成形されている。また、ピン28はハンマベース2
1の右側面に突出しており、この突出部にばね28が巻
装されている。このばね29の一方の腕はハンマベース
21に係止され、他方の腕はロックレバ−27の前方下
部に係止されている。このばね29の弾性力により、ロ
ックレバ−27はロック片27bが上昇する方向、すな
わち、矢印(イ)方向に付勢されている。
ハンマベース21の前部には角穴21eが形成されてお
り、また、前記ホルダベース22の底部にも4個の角穴
22gが形成されている。この両角穴21eと22gは
ほぼ同じ寸法であり、前記ロックレバ−27のロック片
27bと嵌合できる寸法に成形されている。ホルダベー
ス22上の4個の角穴はそれぞれ、4本のペンP a 
−P dの真下に形成されている。前記ばね29によっ
てロックレバ−27が(イ)方向へ付勢されると、ロッ
クレバ−27の先端のロック片27bがハンマペニス2
1の角穴21eから上方へ突出し、−ホルダベース22
の角穴22gのうちの1つと嵌合して、ハンマベース2
1とホルダベース22が互いにロックされるようになっ
ている。また、ハンマベース21の切欠き21dの後部
には付勢レバー30が介装されている。付勢レバー3o
には小判形状の穴30aが形成されている。ハンマベー
ス21の支持穴21bに挿入される前記ペン切換軸12
も断面小判形状であり、付勢レバー3oの穴30aに嵌
合して、ペン切換軸12と付勢レバー3oとが一体とな
って回動するようになっている。また、前記ロックレバ
−27はばね28によって(イ)方向に付勢されている
が、このロックレバ−27の後端部が付勢レバー30の
押圧部30bに圧接している。
一方前述の如く、左側板lの外側には両方向安定型の自
己保持ソレノイドSLaが設けられているが、このソレ
ノイドSLaのアクチュエータが作動すると、ペン切換
軸12が矢印(ハ)−(ニ)方向(第2図、第5図参照
)へフリップフロップ回動するようになっている。ペン
切換軸12ならびに付勢レバー30が(ハ)方向に回動
しているときには、ロックレバ−27がばね28の力に
より(イ)方向へ回動し、ロック片27bによってハン
マベース21トホルダベース22が互いにロックされる
。逆にペン切換軸12ならびに付勢レバー30が矢印(
ニ)方向に回動しているときには、押圧部30bがロッ
クレバ−27の後部を押して、ロック片27bがホルダ
ベース22の角穴22gから抜は出て、ホルダベース2
2がハンマベース21上にて自由状態になる。
〔ハンマ機構の構成〕
ハンマ機構の構成は主に第2図と第3図に示されている
ハンマベース21の後部の切欠き21d内にはハンマ3
5が介装されている。このハンマ35の中央部には支持
突起35aが設けられており、この支持突起35aの先
端に支持穴35bが形成されている。また、ハンマベー
ス21の後部上端には穴21fが形成されている。この
穴21fにはピン36が挿入されており、このビン36
がハンマ35の支持穴35bに挿入されて、ハンマ35
が回動自在に支持されている。
また、ピン36の右端はハンマベース21の側方に突出
しており、この突出部にばね37が巻装されている。こ
のばね37の一方の腕はハンマベース21上に係止され
、他方の腕はハンマ35の上部背面に係止されている。
ハンマ35はこのばね37の弾性力により、矢印(ホ)
方向(第2図参照)に付勢されている。第2図に示すよ
うに、このハンマ35の上端押圧部35cはペンホルダ
23上のペンP a −P dのうちの1本の後端に対
向している。また、ハンマ35の下部にはローラ38が
自転自在に設けられている。
一方、前記ハンマ駆動軸13の中央部には断面4角形の
加圧板13aが設けられている(第2図参照)。そして
、この加圧板13aが、ハンマ35の下部のローラ38
に当接している。前述の如く、右側板2の右側には両方
向安定型の自己保持ソレノイドSLbが設けられており
、このソレノイドSLbに通電すると、ハンマ駆動軸1
3が矢印(ト)−(チ)方向(第2図参照)へフリップ
フロップ回動するようになっている。/\ンマ駆動軸1
3と加圧板13aが(ト)方向へ回動しているときに、
ノ\ンマ35はばね37の力により(ホ)方向へ回動し
て、ハンマ上部の押圧部35cがペンPa−Pdのうち
の1本をプラテン4の方向へ押圧する。逆に、/\ンマ
駆動軸13と加圧板13aが(チ)方向へ回動すると、
この加圧板13aがローラ38を押し、/\ンマ35が
(へ)方向へ回動して、押圧部35cがペンの後端から
離れる。
次に上記構成によるペン式記録装置の動作を説明する。
〔ペンの着脱動作〕
ペンの着脱動作は第2図、第3図とともに第8図、第9
図、第10図に示している。
4木のペンPa−Pd’をペンホルダ23に装填スると
きには、次の2通りの方法がある。
第1の方法は、ペンホルダ23をホルダベース22から
外す方法である。その手順は、まず、ペンホルダ23の
保持片23dを対向方向へ収縮変形させて、保持片23
dとフック22dとの係合を外す。そして・、保持片2
3dを上げてペンホルダ23の後部な剥めに持ち上げる
(第9図の状態)。その後、保持片23dを保持したま
まペンホルダ23を斜め後方へ引き出し、ペンホルダ2
3の側部に設けたピン23Cをホルダベース22の支持
片22bに形成された支持溝22cから抜き出す。この
ようにしてペンホルダ23をホルダベース22から外し
た後に、4木のペンPa−Pdをペンホルダ23上に装
填する。このとき、各ペンのペン先を板ばね24に係合
させ且つペン本体を支持爪23aによって保持させる。
そして、この4本のペンPa−Pdの装填が完了した後
に再びペンホルダ23をホルダベース22上に設置する
。この操作は取り出しの場合と逆であり、まず、ペンホ
ルダ23のビン23cをホルダベース22の支持溝22
c内へ斜めに挿入した後に、ペンホルダ23の後部を下
降させ、保持片23dをホルダベース22のフック22
dに係合させる。このとき、保持片23dは自らの弾性
力によってフック22dに対しスナップイン嵌合する。
次に第2の方法は、ペンホルダ23をホルり゛ベース2
2上に設置した状態にてペンの装填を行なう方法である
。その手順は、まず、ペンホルり′23の後部の保持片
23dを収縮させて、この保持片23dとホルダベース
22のフ・ンク22dの溝23gとの保合を解除する。
そしてペンホルダ23の後部を持ち上+−rる。その結
果、ペンホルダ23はビン23cを支点として第9図に
示すように斜めの姿勢になり、フ・ンク22d と溝2
3Fとが係合して、その姿勢が維持される。その姿勢に
て、4木のペンPa−Pdの装填を行なう。
なお、上記の操作はペンの取り外し作業ならびにペンの
交換作業の場合にも行なうものである。
このペンの取り外しあるいは交換作業の際、ペンホルダ
23は、ペンP a −P dの軸線よりも上側に位置
しているピン23cを支点として回動するので、第10
図に示すように、ペンホルダ23の回動の際に、ペン先
はプラテン4から逃げる方向に回動する。よって、ペン
ホルダ23の回動支点を第10図の0の位置(ペンの軸
線より下側の位置)に設けた場合の様にペン先がプラテ
ン4の方向に接近することがなく、よって、ペン先によ
ってプラテン4の前面に設置した記録シートSを汚すこ
ともない。
〔ペン切換機構の動作〕
ペン切換機構の動作は第2図、第3図とともに、第4図
〜第7図に示されている。
通常の状態では左側板lの外側に設けられている両方向
安定型の自己保持ソレノイドSLaのアクチュエータが
一方に付勢されており、ペン切換軸12は第2図におい
て反時計方向(矢印(ハ)方向)に回動している。この
ペン切換軸12とともに付勢レバー30も(ハ)方向へ
回動して安定している。よってハンマベース21上のロ
ックレバ−27ハばね28の力によって矢印(イ)方向
に弾圧され、ロックレバ−27の後部が付勢レバー30
の押圧部30bに当接している。ロックレバ−27が(
イ)方向に回動していると、ロックレバ−27の先端の
ロック片27bがハンマベース21の角穴21eから上
方に突出して、このロック片27bが、ホルダベース2
2の底部に形成されている4箇所の角穴22gのうちに
1つの内部に介入している。このロック片27bによっ
て、ハンマベース21とホルダベース22とが互いにロ
ックされ両者が一体化される。よって、記録動作の際に
モータMy(第1図参照)が回転し、ワイヤ14によっ
てホルダベース22に−Ya−Yb方向の駆動力が作用
した場合に、ホルダベース22とハンマベース21が一
体となり、ガイド軸11とペン切換軸12に沿ってYa
−Yb方向に移動する。
上記のようにハンマベース21とホルダベース22が一
体化されているときにおいて、例えば、第4図に示され
ているように、ロック片27bがホルダベース22の4
個の角穴22gのうちの最左部のペンPaの真下のもの
と嵌合している場合には、I\ンマベース21の後部に
設けられている前記ハンマ35は最左部のペンPaの後
端に対向している(第7図参照)。よって、後述のハン
マ駆動機構の動作によってハンマ35が駆動される場合
には、最左部のペンPaがプラテン4の方向に押し出さ
れる。
すなわち、第4図と第7図の状態では最左部のペンPa
が選択され、このペンPaによって書込動作が行なわれ
ることになる。
次に、ペンの切換えを行なうときには、ソレノイドSL
aに通電してペン切換軸12ならびに付勢レバー30ヲ
(ニ)方向へ回動させる。その結果第6図に示すように
、付勢レバー3oの押圧部30bがロックレバ−27の
後部を上向きに押圧し、ロックレバ−27が(ロ)方向
に回動する。そして、ロック片27bがホルダベース2
2の角穴22gがら外れ、ハンマレバー21とホルダベ
ース22が一旦離れて互いに自由状態になる。この状態
にて、モータMYを始動させ、駆動ポビン17を回転さ
せて、ワイヤ14によりホルダベース22をYa力方向
あるいはYb方向)に移動させる。この移動量は切換え
るペンに応じて設定する。たとえば、ペンPbを選択す
る場合には、ロックレバ−27ならびにハンマ35がペ
ンPbに対向する位置までホルダベース22を移動させ
る。その後、ソレノイドSLaに再び通電し、ペン切換
軸12と付勢レバー30を(ハ)方向へ回動させる。そ
して、ロックレバ−27のロック片27bを、選択すべ
きペン(例えばPb)の真下にある角穴22g内に嵌合
させる。その結果、ハンマレバー21とホルダベース2
2が再び一体化され、また、ハンマ35がそのペンの後
端部に対向する。
上記のペン切換え動作において、−ハンマベース21上
にてホルダベース22をYa−Yb方向へ移動させる場
合、第6図に示すように、付勢レバー30にてロックレ
・包27を押圧するが、こあとき、ロックレバ−27の
回転角度に応じて、ばね28の弾性力が押圧部30bか
ら付勢レバー30に作用し、付勢レバー30が(ハ)方
向に加圧される。よって、この加圧力により、付勢レバ
ー30とペン切換軸12との当接部に摩擦力が生じる。
したがって、ペンを選択するためにワイヤ14にてホル
ダベース22をYa−Yb方向へ移動させる際に、前記
摩擦力により、ハンマレバー21がペン切換軸12上に
て動かない。その結果、ホルダベース22の移動中に、
ハンマ35の位置は正確に確保される。
〔ハンマ機構の動作〕
記録動作を行なっていないときには、右側板2の外側に
設けられている両方向安定型の自己保持ソレノイドSL
bに通電し、ハンマ駆動軸13を矢印(チ)方向へ回動
した状態にて安定させておく(第2図参照)。その結果
、ハンマ駆動軸13の中央部tこ一体的に取付けられて
いる加圧板13aがハンマ35の下部のローラ38を押
圧し、ハンマ35カ(へ)方向に回動する。そして、ハ
ンマ35の上端の抑圧部35cがペンの後端部から離れ
る。その結果、ペンは板ばね24の加圧力により、ペン
ホルダ23上にてzb方向に押され、ペン先が記録シー
トSから離れる。
また、記録動作中は、前記ソレノイドSLbに通電され
て、ハンマ駆動軸13と加圧板13aが(ト)方向に回
動した状態にて安定する。よって、ハンマ35はばね3
7の弾性力にょって(ポ)方向に回動し、ハンマ35の
上端の押圧部35cがペンの後端部を押圧し、ペンはZ
a丈方向押され、ペン先が記録シートSに当接する。
また、キャッリジ20がワイヤ14によってYa−Yb
方向へ牽引される場合、ハンマ35の下部のローラ38
が加圧板13aの前面に対して転動する。
よって、キャリッジの移動はスムーズである。
〔ペンの初期位置設定方法〕
このペン式記録装置を始動させるときには、ハンマベー
ス21の位置と、このハンマベース21上ノホルダベー
ス22の位置を初期設定して、ペンPa〜Pdの選択動
作の基準を確立するする必要がある。そのための初期位
置設定方法を第11図〜第13図によって説明する。
ペン式記録装置に電源を投入した時点では、ハンマベー
ス21の位置が不明である。よって、先にハンマベース
21の初期位置を設定する。まず、電源投入後ただちに
パルスモータMVを始動して、ワイヤ14によってホル
ダベース22をYa力方向牽引する。このとき、前記ロ
ックレバ−27によってハンマベース21とホルダベー
ス22を一体化させておく。よって、ホルダベース22
とともに、ハンマベース21も一緒にYa力方向移動す
る。この移動距離は、ハンマベース21がガイド軸ll
上にて最も右側(Yb方向端部)に位置していること仮
定し、最大移動可能距離に一定のマージンを加えた長さ
に設定する。すなわち、パルスモータMYを、上記の最
大移動可能距離プラスマージン分に相当する数の駆動パ
ルスによって駆動する。これニヨリ、第12図に示すよ
うに、ハンマベース21ハガイド軸11上にて最左端の
支持片1aに当接する位置まで必ず移動する。電源投入
前にハンマベース21がガイド軸11の途中位置にあっ
た場合には、ハンマベース21が支持片1aに当接した
後に、これ以上移動できない。ところが、前記駆動パル
スは最大移動距離を仮定しているので、ハンマベース2
1が支持片1aに当接した後は、パルスモータMYのロ
ータは停止して駆動パルスが空発振されることになる(
いわゆる脱調状態になる)。
ハンマベース21を支持片1aに当接させた後、ハンマ
ベース21上のホルダベース22の位置を初期設定する
前記の設定作業で、ハンマベース21の初期位置の設定
を行なった後、まず、ソレノイドSLaによってロック
レバ−27を動作させハンマベース2Iとホルダベース
22を分離する。そして、再びパルスモータMYを動作
させてホルダベース22を再度Ya力方向移動させる。
そして、第13図に示すように、ホルダベース22を左
側板1の内面に当接させる。このときのパルスモータM
Yによる駆動距離は、ホルダベース22の最大移動可能
距離に設定する。すなわち、ハンマベース21とホルダ
ベース22が分離する前(第11図、第12図の状態)
に最左部のペンPaが選択されていることを仮定して設
定スる。よって、ハンマベース21とホルダベース22
が分離した後のパルスモータMYによる駆動は、ホルダ
ベース22の最大移動距離文に一定のマージンを加えた
分の駆動パルスによって行なう。したがって、ハンマベ
ース21とホルダベース22が分離する前に、ハンマベ
ース21カペンPbよりも右側のものを選択している場
合には、ハンマベース21とホルダベース22が分離し
た後に、文よりも短い移動距離にてホルダベース22が
左側板lに当接する。このときも、前記駆動パルスは一
定数であるため、パルスモータMVは脱調状態になる。
これによりホルダベース22が必ず左側板lに当接する
ことになる。
以上の2段階のパルスモータMYの脱調動作にヨリ、ハ
ンマベース21とホルダベース22の初期設定が完了す
る。その後、ペン式記録装置が動作するとき、上記の初
期位置を基準として、ハンマベース21とホルダベース
22の位置の制御が行なわれる。
〔ペンによる記録動作〕
第2図に示すように、記録シートSはプラテン4の前に
設置し、プラテン4とピンチローラ8とによって記録シ
ー)Sを挟持する。パルスモータMXを始動させると、
プラテン4が回転し、記録シートSがX a −X b
方向に移送される。
一方、パルスモータMYを始動させると、ペンPa−P
dを搭載したキャリッジ20がYa−Yb方向へ往復移
動する。この移動の途中において、ソレノイドSLbを
作動させ、ハンマ35によってペンをZa方向に押圧し
、ペン先を記録シートSに当接させる。これにより、記
録シートS上に、X動作、Y動作に応じた文字、記号な
どが描かれる。
また、記録動作において色換えを行なう場合には、前記
のペン切換機構を動作させ、Pa−Pdのうちの所望の
色彩のペンを選択する。
〔本発明の変形例〕′ なお、図の実施例とは逆に、ハンマベース21をワイヤ
14で牽引するとともに、ロックレバ−27と付勢レバ
ー30をホルダベース22側に設け、初期位置設定時に
、ホルダベース22を先に移動死点に当接させるように
してもよい。
〔本発明の効果〕
以上のように本発明によれば、以下に列記した効果を奏
するようになる。
(1)2個のベースの一方に複数のペンを並列に搭載す
るとともに、他方にはペンを押圧する/\ンマを設け、
両者をパルスモータにて牽引して一方のベースを初期位
置に設定し、その後両ベースのロックを解除して、他方
のベースの初期位置を決めている。よって電源投入後に
キャリッジ全体を一方向へ移動させる間にキャリッジの
ベースの基準位置が定まるとともに、このベースに対す
る複数のペンの相対位置が確実に定まることになる。
よって、短時間にてペンの初期設定が可能になる。
(2)ベースの移動量を最大限に設定し、各ベースの移
動死点にてパルスモータを税調させているので、ベース
が必ず死点に移動できるようになり、初期位置設定が確
実になる。
(3)パルスモータを税調させることによってベースを
完全に死点へ至らせ、これによってベースの初期位置設
定を行なっているので、ベースが初期位置へ至ったこと
を検知するセンサを装備する必要がなくなり、構造が簡
単になる。
(4)初期位置設定のための動作は、パルスモータにて
ベースを一方向へ牽引し、途中にてロッ′り解除を行な
うのみであるため、電気的制御が楽である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図はペ
ン式記録装置の平面図、第2図はペン保持部の側面図、
第3図はペン保持部の分解斜視図、第4図はペン切換時
のロック機構の動作を示す断面図、第5図、第6図はロ
ック機構の動作を示す側面図、第7図はペン切換時にお
けるノ\ンマ機構とペンの位置関係を示す背面図、第8
図、第9図はペンの着脱動作を示す側面図、第13図1
士ペン取り外し時におけるペン先とプラテンの関係を示
す拡大図、第11図、第12図、第13図1士ペンの初
期位置設定動作を示す平面図である。 1.2・・・側板、  4・・・プラテン、1・・・一
方のベースの死点、 1a・・・他方のベースの死点、 14・・・ワイヤ、   17・・・駆動ボビン、21
・・・ハンマベース、22・・・ホルダベース、27・
・・ロック8構、   35・・・/\ンマ、MY・・
・パルスモータ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2個のベースをプラテンに沿う方向へ移動自在に設け、
    一方のベースには複数のペンを搭載するとともに、他方
    のベースにはいずれかのペンをプラテン方向に加圧する
    ハンマを搭載し、またパルスモータによって一方のベー
    スを牽引し、且つ両ベースの相対位置を変えてベースど
    うしを連結するロック機構を備え、まず、両ベースをロ
    ック機構にて連結した状態でパルスモータを始動し、一
    方のベースを死点まで移動させてその後パルスモータを
    税調状態とし、次に、ロックを解除して両ベースを分離
    し、他方のベースを死点まで移動させてその後パルスモ
    ータを再度脱調状態にして、両ベースの初期位置を設定
    するようにしたことを特徴とするペン式記録装置の初期
    位置設定方法。
JP7475883A 1983-04-27 1983-04-27 ペン式記録装置の初期位置設定方法 Pending JPS59198313A (ja)

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JP7475883A JPS59198313A (ja) 1983-04-27 1983-04-27 ペン式記録装置の初期位置設定方法
US06/605,161 US4533922A (en) 1983-04-27 1984-04-27 Linearly parallel multipen recorder

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6198094U (ja) * 1984-12-03 1986-06-23

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6198094U (ja) * 1984-12-03 1986-06-23
JPH0439035Y2 (ja) * 1984-12-03 1992-09-11

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