JPS59198102A - 単板の含浸処理法 - Google Patents

単板の含浸処理法

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Publication number
JPS59198102A
JPS59198102A JP7203183A JP7203183A JPS59198102A JP S59198102 A JPS59198102 A JP S59198102A JP 7203183 A JP7203183 A JP 7203183A JP 7203183 A JP7203183 A JP 7203183A JP S59198102 A JPS59198102 A JP S59198102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
roll
coating
treatment liquid
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP7203183A
Other languages
English (en)
Inventor
川田 章雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7203183A priority Critical patent/JPS59198102A/ja
Publication of JPS59198102A publication Critical patent/JPS59198102A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、単板の含浸処理法に関する。
〔背景技術〕
従来、アルカリ液、脱色液、染料液などの処理液を用い
て単板を含浸処理する場合、第1図の如きロールコータ
1を用いて処理液の塗布が行なわれていた。すなわち、
北上一対のロールの間に単板2を通すことにより行なわ
れていた。しかし、このような処理法では、単板2が伸
直の状態でロールコータ1に送り込まれるため、単板が
ロールと線接触の状態で処理液塗布がなされる。このた
め、処理液3の塗布量(含浸量)を増すだめには、送り
速度を下げて少しでも塗布ロールとの接触時間を長くし
なければならなかった。このように送り速度を下げると
必然的に生産性が低下するという問題があった。特に心
材などの単板は、吸水速度が小さいため、スポンジロー
ルコータでは塗布量を増すことが困難であった。その上
、単板毎に吸水速度のバラツキがあるものの場合、塗布
量の均一な調整を行なうためには、送り速度の調整によ
って単板と塗布ロールの接触時間を変化させなければな
らず、大変面倒であった。
〔発明の目的〕
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、単
板の送り速度を変化させることなく処理液の塗布量を調
整することが可能な単板の含浸処理法を提供することを
目的とする。
〔発明の開示〕
発明者は、このような目的を達成するため、鋭意検討し
た。その結果、単板に曲率を付与した状態でロールコー
タに供給し、単板の曲率面を塗布ロールに接触させて処
理液を塗布させるようにすることとすれば、単板の塗布
ロールに対する接触長が長くなるため、送り速度を低下
させることなく単板に処理液の塗布量を増し、かつ量の
大小も自由に調整できるようになるとの確認を得て、こ
の発明を完成するに至った。
しだがって、この発明は、単板に処理液を含浸するに当
り、単板に曲率を付与した状態で塗布ロールに供給接触
させて処理液を塗布することを特徴とする単板の含浸処
理法をその要旨としている。
以下これについて詳細に説明する。
この発明でいう処理液とは、例えばNaOH、KOH。
L i OHなどのアルカリ液、H2O2、C12など
の脱色液および染料液などをいう。
v;2図は、この発明にかかる単板の含浸処理法の一実
施例をあられす説明図である。図にみるように、単&2
は、送りロール4による送り作用で矢印入方向に進行し
、塗布ロール50前後に設けられた入口側支えロール6
aと出口側支えロール6bによって、曲率を形成して塗
布ロール5外周面の一部と接触した状態で、塗布ロール
5に供給される。このとき、ドクタロール7と塗布ロー
ル50間の処理液3は、矢印B方向に回転する塗布ロー
ル5の外周面に付着して、単板2に塗布される。塗布後
、単板2は出口側支えロール6b、送りロール4を通り
次工程へ移送される。
この含浸処理法によると、単gi2と塗布ロール5の接
触が線接触でなくて面接触となり、接触長が長くなるた
め、単板2内に処理液3が多く浸透し、送り速度を低ド
させなくても処理液の塗布量を増加させることができる
ようになる。なお、処理液の塗布量の調節は、人口側支
えロール6aの最土端における接線S1および塗布ロー
ル5の最下端における接線S2の間の距離Hと、入口側
支えロール6aおよび出口側支えロール6bの間の距離
Wを調節することによって行なうことができるようにな
っている。例えば、第3図の如く距離Hが短くて距離W
が畏い場合は、単板の曲率半径が大きくなって単板2と
塗布ロール5の接触長は短くなる。この結果、処理液3
の塗布量は少なくなる。
他方、第4図の如く距離Hが長くて距離Wが短い場合は
、単板の曲率半径が小さくなって単板2と塗布ロール5
の接触長は長くなる。この結果、処理液3の塗布量は多
くなる。特に、第4図の如く出入口側の支えロール6 
a 、 6 be塗布ロール5の中心軸8より上方に位
置させると、単板2は塗布ロール5の外周面と密着した
状態で長く接触するので、処理液が浸透しにくいような
単板などに適している。但し、単板の曲率は、単板の厚
み。
材質などを考慮し、単板に割れ等の破損が発生しない程
度に押えることが好ましい。前記距離HおよびWの調節
は、入口III支えロール6aおよび出口側支えロール
6bを移動可能なように構成することによってできる。
なお、この発明において、単板2の送りを確実にし、か
つ塗布ロール5と単板2との密着をよくして浸透性を向
上させるために、必要に応じて、第5図の如く塗布ロー
ル5と接触している単板2の外側から適宜複数個の支持
ロール9 a + 9 b +9 c + 9 d、9
 e・・・を当てることができる。また、単板の反りを
押えるだめに、必要に応じて、第5図の如く押えロール
10a 、10bを入口側支えロール6aおよび出口側
支えロール6bの上にそれぞれ設けることができる。
なお、前記出入口側の支えロール6a、6b。
支持ロール9a、9b、9c、9d、9e−”および押
えロール10a 、10bなどは、特に積極的に自身で
回転できなくてもよく、単板2の送りに支障のない程度
に追随して消極回転できるものでもよい。また、この発
明においては、第6図の如く、ドククロールを使用せず
、入口側支えロール6aをドククロール設置付近に設け
て単板2と塗布ロール5の間に処理液3の液だまり3a
を形+J’1.ざぜるようにしてもよい。さらに、単板
への処理液含浸を促進するために、嘉7図の如く塗布ロ
ール5と接触している単板2の外側からフェルトシート
11を当接し、その外側から真空吸引などの吸引装置1
2を当て、これによって塗布液を矢印方向に吸引しなが
ら塗布することもできる。また、処理液が浸透しにくい
単板などの場合は、第8図のV口く、2個の塗布ロール
5 、 s′>用い、いずれの場合も単板に曲率を付与
した状態で塗布ロール5,5′に接触させて単板2の両
面に処理液を塗布するようにすることもできる。なお、
13はl板2の塗布ロール5からの分離を調節するだめ
のセパレートガイドである。
塗布ロールとしては、例えばスポンジロール。
ゴムロールなどが使用できるが、特にこれらに限定され
るものではない。
処理液としては、低粘度(水と同程度)で単板内に浸透
する種度のものが好ましく用いられる。
この尾引にかかる単板の含浸処理法は、大工銘木製造用
木質単板の脱色、染色などに限定されるものではなく、
この他種層板などの含浸処理や、紙、バルブ、布などの
布帛類およびその他のシート状物などの脱色、染色、印
刷などにおいても利用できる。
以下に、実施例について説明する。
〔実施例IJ 単板としてアガチス素材(含水率8〜12%)の厚み1
.0 mmのものを用いた。処理液(染料液)の含浸に
は、@5図の如き径が400節のスポンジ塗布ロール5
を使用し、距離H−150mm w距離W−=370m
に調節して含浸処理を行なった。
アガチス材の単板の場合、麻1図の如き従来のスポンジ
ロールコータの場合塗布量が80〜150g4であるの
に対し、実施例で得られた単板は180〜280g、漏
2の塗布量を有し、かつ均一に含浸していた。
〔実施例2〕 実施例1と同じ単板および処理液を使用し、第6図の如
き処理液の液だまりを形成させた方法にしたがって含浸
処理を行なった。得られた単板は、従来の方法に比較し
て約1.8倍の塗布量を有し、かつ均一に含浸していた
実施例 実寵例1と同じ単板および処理液を使用し、第7図の如
き吸引する方法にしたがって含浸処理を行なった。得ら
れた単板は、従来の方法に比較して約2.0倍の塗布量
を有し、かつ均一に含浸していた。
〔実施例4〕 実施例1と同じ単板および処理液を使用し、第8図の如
き両面塗布する方法にしたがって含浸処理を行なった。
4られた単板は、従来の方法に比較して約2.2倍の塗
布量を有し、かつ均一に含浸していた。
〔発明の効果〕
この発明に〃・かる単板の含浸処理法は、単板に曲率を
付与した状態で塗布ロールと接触させるようにしたので
、送り速度を低下させることなく処理液の塗布量を従来
の方法に比較して約1.5倍〜2.0倍増加させること
ができる。このため、生産性が向上し、能率的である。
しかも、単板の材質や厚みなどによって吸水量が異なっ
ても単に両支えo−ルの移動のみによって塗布量を適宜
調節できるので、操作性および汎用性にもすぐれている
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の単板の含浸処理法をあられす説明図、第
2図はこの発明にかかる単板の含浸処理法の一実施例を
あられす説明図、第3図および第4図は単板に曲率を付
与し、塗布量の調節を行なう場合の距離Hおよび距離W
の関係をあられす説明図、第5図〜@8図はこの発明に
かかる単板の含浸処理法の他の実施例をあられす説明図
である。 2・・・単板 3・・・処理液 5,5′・・・塗布ロ
ール 6a・・・人口側支えロール 6b・・・出口側
支えロール 8・・・塗布ロールの中心軸代理人 弁理
士 松 本 武 彦

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  単板に処理液を含浸するに当り、単板に曲率
    を付与した状態で塗布ロールに供給接触させて処理液を
    塗布することを特徴とする単板の含浸処理法。
  2. (2)単板に対する曲率の付与が、単板の塗布ロールに
    対する供給位置が塗布ロールの中心軸より上方になるよ
    うにすることによりなさ扛ている特、f!f請求の範囲
    第1項記載の単板の含浸処理法。
  3. (3)処理液が、アルカリ液、脱色液および染料液のう
    ちから選ばれたひとつである特許請求の範囲病1項また
    は第2項記載の単板の含浸処理法。
JP7203183A 1983-04-23 1983-04-23 単板の含浸処理法 Pending JPS59198102A (ja)

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JP7203183A JPS59198102A (ja) 1983-04-23 1983-04-23 単板の含浸処理法

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JP7203183A JPS59198102A (ja) 1983-04-23 1983-04-23 単板の含浸処理法

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JPS59198102A true JPS59198102A (ja) 1984-11-09

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JP7203183A Pending JPS59198102A (ja) 1983-04-23 1983-04-23 単板の含浸処理法

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