JPS5919726Y2 - 放電被覆装置 - Google Patents
放電被覆装置Info
- Publication number
- JPS5919726Y2 JPS5919726Y2 JP7786878U JP7786878U JPS5919726Y2 JP S5919726 Y2 JPS5919726 Y2 JP S5919726Y2 JP 7786878 U JP7786878 U JP 7786878U JP 7786878 U JP7786878 U JP 7786878U JP S5919726 Y2 JPS5919726 Y2 JP S5919726Y2
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- Japan
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- workpiece
- material electrode
- coating material
- electrode
- coating
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- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は被覆材電極と被加工体間に接触開離振動を行な
うと共に放電を行ない、前記被覆材電極の溶融部分を被
加工体表面に転移溶着させる放電被覆装置の改良に開開
する。
うと共に放電を行ない、前記被覆材電極の溶融部分を被
加工体表面に転移溶着させる放電被覆装置の改良に開開
する。
被覆材電極と被加工体との接触開離振動は、通常電極石
と反撥バネ等により構成される振動装置に上記被覆材電
極を取り付けて被加工体表面に対向させ、上記電磁石を
発振器または放電用蓄電器の充放電電流等により励振さ
せることにより行ないこの接触開離振動に同期して間隙
にパルス放電を行なわせるが、従来はこの振動とパルス
放電とは単に同期させるのみで、振動1サイクル中の如
何なる時期に放電を発生させ、如何なる時期に被覆材電
極を被加工体より離隔せしめるかについては考慮がなさ
れていなかった。
と反撥バネ等により構成される振動装置に上記被覆材電
極を取り付けて被加工体表面に対向させ、上記電磁石を
発振器または放電用蓄電器の充放電電流等により励振さ
せることにより行ないこの接触開離振動に同期して間隙
にパルス放電を行なわせるが、従来はこの振動とパルス
放電とは単に同期させるのみで、振動1サイクル中の如
何なる時期に放電を発生させ、如何なる時期に被覆材電
極を被加工体より離隔せしめるかについては考慮がなさ
れていなかった。
本考案においては、被覆材電極と被加工体との近接接触
状態を検出する装置からの検出に応する出力信号により
あらかじめ設定されたオン導通信号を供給する加工用通
電パルス時間設定装置を設けると共に、前記検出装置の
前記検出に応する出力信号を遅延時間回路を介して電極
の振動パルス発振回路に供給し、通電(放電)と振動と
を任意に同期せしめるようにしたもので゛ある。
状態を検出する装置からの検出に応する出力信号により
あらかじめ設定されたオン導通信号を供給する加工用通
電パルス時間設定装置を設けると共に、前記検出装置の
前記検出に応する出力信号を遅延時間回路を介して電極
の振動パルス発振回路に供給し、通電(放電)と振動と
を任意に同期せしめるようにしたもので゛ある。
以下図面により本考案実施例の説明を行なう。
第1図は本考案装置の簡略構成図、第2図は被覆材電極
と被加工体との接触開離振動の時間的変化及びパルス巾
、遅延時間を表わすグラフである。
と被加工体との接触開離振動の時間的変化及びパルス巾
、遅延時間を表わすグラフである。
図中1は、被覆材電極で、一端が本体7に弾性可撓体1
Cを介して取付けられた振動板1bに設けたチャック1
aにより支持されている。
Cを介して取付けられた振動板1bに設けたチャック1
aにより支持されている。
2は被加工体で、この被加工体2と前記被覆材電極1と
の対向間隙には、前記チャック1a及び振動板1bを介
して並列に近接接触状態検出装置3とが接続され、これ
等に対し加工用電極E1が抵抗Rを介し接続され、この
抵抗Rにはスイッチング素子であるトランジスタTr1
が並列に接続されている。
の対向間隙には、前記チャック1a及び振動板1bを介
して並列に近接接触状態検出装置3とが接続され、これ
等に対し加工用電極E1が抵抗Rを介し接続され、この
抵抗Rにはスイッチング素子であるトランジスタTr1
が並列に接続されている。
4は加工用通電パルス時間設定装置で前記検出装置3が
出力する検出信号を入力とし、あらかじめ設定さたれた
オン導通信号を、前記加工用電源E1と加工間隙との間
に直列に接続されたスイッチング素子Tr1に供給し、
加工パルス電力を間隙に供給する。
出力する検出信号を入力とし、あらかじめ設定さたれた
オン導通信号を、前記加工用電源E1と加工間隙との間
に直列に接続されたスイッチング素子Tr1に供給し、
加工パルス電力を間隙に供給する。
前記検出装置3は被覆材電極1と被加工体との間の電圧
を検出するもので、近接状態から完全な接触状態となる
までのある状態をあらかじめ選択検出設定可能に構成し
である。
を検出するもので、近接状態から完全な接触状態となる
までのある状態をあらかじめ選択検出設定可能に構成し
である。
5及び5′は遅延回路で、前記検出装置3からの検出に
応する出力信号をあらかじめ設定された時間だけ夫々遅
延させた後前記時間設定装置4及び電極振動用パルス発
生回路6に供給し、夫々を始動せしめる。
応する出力信号をあらかじめ設定された時間だけ夫々遅
延させた後前記時間設定装置4及び電極振動用パルス発
生回路6に供給し、夫々を始動せしめる。
又Tr2は振動用パルス発生回路6からの信号により振
動用電源E2の電力を電磁石8、励磁用線輪8aに加え
るためのオン、オフ、スイッチング素子である。
動用電源E2の電力を電磁石8、励磁用線輪8aに加え
るためのオン、オフ、スイッチング素子である。
前記電磁石8は本体7に振動板1bと対向して設けられ
、被覆材電極1、支持用チャック1aを有する振動板1
bを励磁時にバネ9に抗して吸着し、前記被覆材電極1
を被加工体2より離隔せしめる。
、被覆材電極1、支持用チャック1aを有する振動板1
bを励磁時にバネ9に抗して吸着し、前記被覆材電極1
を被加工体2より離隔せしめる。
9はバネで、前記電磁石8により被加工体2より離隔せ
しめられた被覆材電極1を、再び被加工体に近接接触さ
せる作用を行なうものである。
しめられた被覆材電極1を、再び被加工体に近接接触さ
せる作用を行なうものである。
第2図は被覆材電極1と被加工体2表面との接触開離振
動の時間的変化、加工用通電パルス及び電磁石励磁パル
スの各発生状態を示す時間線図である。
動の時間的変化、加工用通電パルス及び電磁石励磁パル
スの各発生状態を示す時間線図である。
点線り、 Lは前記検出装置3によって検出される検
出レベルを示し、近接接触過程に於て、この状態を検出
した信号が加工用通電パルス時間設定装置4に供給され
ると、ある設定された時間だけスイッチング素子Tr、
をオン導通せしめ、パルス幅Pの放電パルスを加工間隙
に供給する。
出レベルを示し、近接接触過程に於て、この状態を検出
した信号が加工用通電パルス時間設定装置4に供給され
ると、ある設定された時間だけスイッチング素子Tr、
をオン導通せしめ、パルス幅Pの放電パルスを加工間隙
に供給する。
rは前記検出装置3の信号検出時より遅延回路5で設定
装置4の作動開始が遅延する状態、tは設定装置4に於
ける設定パルス巾が短くなり、前記パルス幅Pが図示の
状態より短くなる状態を示している。
装置4の作動開始が遅延する状態、tは設定装置4に於
ける設定パルス巾が短くなり、前記パルス幅Pが図示の
状態より短くなる状態を示している。
またτ′は遅延回路5′による電磁石8励磁時の時期を
示しているが、この遅延時間は第1図に破線で示したよ
うに遅延時間τに加算されるように構成しても良い。
示しているが、この遅延時間は第1図に破線で示したよ
うに遅延時間τに加算されるように構成しても良い。
以上の構成において被覆加工を行なう場合まず被覆材電
極1を被加工体2表面に接近させてゆくとき、この近接
状態が第2図に示す検出レベルL。
極1を被加工体2表面に接近させてゆくとき、この近接
状態が第2図に示す検出レベルL。
Lに達したところで検出装置3により検出し、この検出
出力信号は加工用通電パルス時間設定装置4に加えられ
て、あらかじめ設定された時間だけスイッチ素子Tr1
をオン導通せしめて電極、被加工体間に放電パルス等の
パルス電力を供給する。
出力信号は加工用通電パルス時間設定装置4に加えられ
て、あらかじめ設定された時間だけスイッチ素子Tr1
をオン導通せしめて電極、被加工体間に放電パルス等の
パルス電力を供給する。
一方、前記検出信号は遅延時間回路5′にも供給され、
時間τ′だけ遅延された後振動パルス発振回路6に加え
られる。
時間τ′だけ遅延された後振動パルス発振回路6に加え
られる。
このとき被加工体2に比して熱容量の小さい被覆材電極
1はその放電点において加熱溶融し、被加工体2表面に
これが転移付着する。
1はその放電点において加熱溶融し、被加工体2表面に
これが転移付着する。
そして転移付着した後振動パルス発振回路6からの信号
によりスイッチ素子Tr2はオン導通し、振動用電源E
2より励磁用線輪8aに励磁用電力が供給されて、被覆
電極は第2図の接触開離振動曲線に示すごとく接触時に
比して急速に離隔せしめられる。
によりスイッチ素子Tr2はオン導通し、振動用電源E
2より励磁用線輪8aに励磁用電力が供給されて、被覆
電極は第2図の接触開離振動曲線に示すごとく接触時に
比して急速に離隔せしめられる。
このように本考案においては、接触開離振動における接
触圧力に比して開離時の引張力を高く設定すべく構成し
ているので、被覆材電極1に付着して持去られる量が減
少し、被覆効率が増すという効果を奏する。
触圧力に比して開離時の引張力を高く設定すべく構成し
ているので、被覆材電極1に付着して持去られる量が減
少し、被覆効率が増すという効果を奏する。
次いで、スイッチ素子Tr2の導通が停止されて加工間
隙が最大となった後、被覆材電極1は振動板1bと本体
7との間に設けられたバネ9の力により、再び被加工体
2に接近接触し、前述したのと同様の工程を繰り返すこ
とにより被加工体2表面に被覆材電極を被覆してなるも
のである。
隙が最大となった後、被覆材電極1は振動板1bと本体
7との間に設けられたバネ9の力により、再び被加工体
2に接近接触し、前述したのと同様の工程を繰り返すこ
とにより被加工体2表面に被覆材電極を被覆してなるも
のである。
以上の如く本考案は、被覆材電極と被加工体との近接接
触過程態を検出する装置と、該検出に応じて出力する信
号により放電パルス時間設定回路を介してあらかじめ設
定された時間加工パルス供給用スイッチング素子をオン
導通せしめると共に、前記検出に応□じて出力する信号
を遅延回路を介して被覆材電極と被加工との接触開離振
動パルス発振回路に加えるようにして、前記加工パルス
と振動パルスを同期せしめたことを特徴とするものであ
る。
触過程態を検出する装置と、該検出に応じて出力する信
号により放電パルス時間設定回路を介してあらかじめ設
定された時間加工パルス供給用スイッチング素子をオン
導通せしめると共に、前記検出に応□じて出力する信号
を遅延回路を介して被覆材電極と被加工との接触開離振
動パルス発振回路に加えるようにして、前記加工パルス
と振動パルスを同期せしめたことを特徴とするものであ
る。
又前述検出回路、遅延回路、及び振動パルス発振回路は
いずれも独立に可変調整が可能なので、最適な振動及び
パルス発生時期を得ることができ従来に比して著しく被
覆膜付着効果を向上することができた。
いずれも独立に可変調整が可能なので、最適な振動及び
パルス発生時期を得ることができ従来に比して著しく被
覆膜付着効果を向上することができた。
第1図は本考案装置実施例の簡略構成図、第2図は被覆
材電極と被加工体との接触開離振動の時間的変化、及び
通電電流パルスと励磁パルスの時間的特性を表わした線
図である。 図中1は被覆材電極、2は被加工体、3は加工間隙の近
接触状態検出装置、4は加工用通電パルス時間設定回路
、5,5′は前記検出信号を遅延するための遅延回路、
6は振動パルス発振回路、8は振動用電磁石、9はバネ
、Elは加工パルス用電源、Trlは加工パルス用スイ
ッチング素子、E2は振動用電源、Tr2は振動用オン
、オフ、スイッチング素子を各々表わす。
材電極と被加工体との接触開離振動の時間的変化、及び
通電電流パルスと励磁パルスの時間的特性を表わした線
図である。 図中1は被覆材電極、2は被加工体、3は加工間隙の近
接触状態検出装置、4は加工用通電パルス時間設定回路
、5,5′は前記検出信号を遅延するための遅延回路、
6は振動パルス発振回路、8は振動用電磁石、9はバネ
、Elは加工パルス用電源、Trlは加工パルス用スイ
ッチング素子、E2は振動用電源、Tr2は振動用オン
、オフ、スイッチング素子を各々表わす。
Claims (3)
- (1)被加工体表面に対して接触開離の振動が与えられ
る被覆材電極を配置し、前記電極と被加工体間に加工用
電源を接続して間歇的な電圧パルスを印加し、発生する
放電により被加工体表面に被覆材電極を被覆する装置に
於て、前記被覆材電極を被加工体表面に近接接触させる
よう駆動するバネと、該バネの駆動力と逆向きに駆動力
を作用せしめ、前記被覆材電極と被加工体から離隔せし
めるように間歇的に励磁せしめられる電磁石とを有する
電極振動装置と、前記被覆材電極被加工体間にスイッチ
ング素子を直列に介して接続した直流電源からなる被覆
加工用パルス電源と、前記被覆材電極と被加工体との近
接接触過程に於ける所定の近接接触状態を検出する装置
と、該検出装置の検出信号により前記スイッチング素子
に予め設定されたオン導通信号を供給する通電パルス時
間設定装置とから戊ることを特徴とする放電被覆装置。 - (2)被覆材電極と被加工体との近接接触状態を検出す
る検出装置の検出信号を遅延回路を介して前記電磁石を
励磁する振動パルス発振回路に供給するように構成した
実用新案登録請求の範囲第1項記載の放電被覆装置。 - (3)電極振動装置の電磁石の吸着力をバネの復元力に
比して高く設定してなる実用新案登録請求の範囲第1項
記載の放電被覆装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7786878U JPS5919726Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 放電被覆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7786878U JPS5919726Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 放電被覆装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54180420U JPS54180420U (ja) | 1979-12-20 |
JPS5919726Y2 true JPS5919726Y2 (ja) | 1984-06-07 |
Family
ID=28994429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7786878U Expired JPS5919726Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 放電被覆装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919726Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-09 JP JP7786878U patent/JPS5919726Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54180420U (ja) | 1979-12-20 |
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