JPS591967B2 - 定量供給装置 - Google Patents

定量供給装置

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JPS591967B2
JPS591967B2 JP53133638A JP13363878A JPS591967B2 JP S591967 B2 JPS591967 B2 JP S591967B2 JP 53133638 A JP53133638 A JP 53133638A JP 13363878 A JP13363878 A JP 13363878A JP S591967 B2 JPS591967 B2 JP S591967B2
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valve seat
liquid
metering
piston
pressure
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勝 桑原
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば自動車のボンネツトの周縁接着、す
なわちスポツトシーラ加工に使用される半乾粘着性のシ
ーラントのような液の定量供給装置に関するものである
従来、この種の液の定量吐出装置には第1図、第2図ま
たは第3図に図示されるようなものがある。
第1図の従来装置は、シリンダ1の給排気口2、3に対
しエヤの給排を交互に行ない、ピストン4およびプラン
ジャ5を進退させて、このプランジャ5の図示上方移動
で液入口6を開くとともに液出口Tを閉じ、ポンプによ
つて圧送されてきた被定量供給液を定量室8に圧入し、
また上記プランジャ5の下方移動で上記液入口6を閉じ
るとともに定量室8内の一定の被定量供給液をプランジ
ャ5の通孔9および周面溝10を通して液出口Tに吐出
するようにしたものであり、そして、上記プランジャ5
と本体11との間の間隙はOリング12によつてシール
しているが、このOリング12のような可動シール部材
ではシーラントのような固くて粘着性のある被定量供給
液を完全に拭いとることは不可能であり、上記シーラン
ドがプランジャ5の進退にともなつて徐々に通孔14か
ら外部に排出されるものであり、また上記Oリング12
には常時定量室8の高圧が作用する構造であるから上記
シールが一層困難である。
また第2図および第3図の従来装置は、シリンダ21の
給排気口22に対するエヤの給排とコイルばね23の復
元力とによつてピストン24およびスプール25を進退
させ、このスプール25の図示上方移動で定量ピストン
26の通孔21を開くとともに環状体28を閉じ、ポン
プによつて液人口29に圧送されてきた被定量供給液を
定量室30に圧入し、この定量室30の液圧で定量ピス
トン26を図示上方定位置に押動し、また上記スプール
25の下方移動で上記通路21を閉じるとともに環状体
28を開き、定量ピストン26の段部31側により大き
な液圧を作用させてこのピストン26を下方に移動させ
、定量室30内の一定の被定量供給液を液出口32に吐
出するようにしたものであり、そして上記定量ピストン
26と本体33との間の間隙はOリング34によつてシ
ールしているが、このOリング34のような高圧の定量
室30に対する可動シール部材では第1図のものと同様
の理由によりシーラントが低圧の駆動部35に漏れる虞
れがあり、またこのようなスプール25が駆動部35か
ら定量室30にかけて貫通する構造ではスプール25と
定量ピストン26との間の摩耗間隙から高圧定量室30
のシーラントが低圧駆動部35に漏れる虞れがあつた。
なお第2図のものは、本体33の下部に螺合したリテー
ナ37を調節することにより定量値の調節を行なうのに
対して、第3図のものは本体33の上部に螺合したリテ
ーナ38を進退調節することにより定量値の調節を行な
う。また第1図のようなプランジヤ5が液入口6と液出
口7との間の挿通孔内を進退するものでは、また第2図
および第3図のようなスプール25が液入口29と液出
口32との間の環状体28内を進退するものでは、その
摺擦部の摩耗間隙を介して定量室8,30内に貯えるべ
き液が液出口R,32に漏れてしまい不都合であつた。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので高圧の定量
室から外部、駆動部、閉時の液出口などへの被定量供給
液の液漏れを有効に防止できる定量供給装置を提供する
ことを目的とする。
本発明の一実施例を第4図に基づいて説明する。
内部に定量室41が穿設されたボデイ42の右端開口部
をボデイ42の外周面に螺着したベース43で閉塞し、
このベース43はロツクナツト44で固定する。その際
ボデイ42の先端外周凹部とベース43の内端部との間
にシール部材としてのOリング45を介設する。またこ
のベース43の中央部に供給量調整ねじ46を螺合し、
これとベース43との間に液密用のOリング47を設け
るとともにこのねじ46をロツクナツト48で固定する
ようにする。上記ベース43は側面には外部ポンプによ
つて高圧で圧送されてくる被定量供給液の液入口49が
開口され、さらにこの液入口49はベース43内の通路
51を介して前記定量室41のベース側端部に連通され
ている。
また上記定量室41の上記ベース側には定量ピストン5
2が進退自在に嵌合され、この定量ピストン52の中央
部には軸方向に通孔53が穿設さ瓢この通孔53の左側
には可動バルブシート54が設けられ、また定量室41
の左側にはOリング55を介しバルブシート基部56が
嵌着固定され、この基部56には固定バルブシート51
が設けられ、そしてこの固定バルブシート57と上記可
動バルブシート54とは前記定量ピストン52の頭部に
一体に嵌着固定されたガイド58の軸方向の嵌合孔59
を介して対向され、またこの嵌合孔59には中央のスペ
ーサ61と両側の弁体としてのボールバルブ62,63
とが移動自在に嵌合され、また上記定量ピストン52の
可動バルブシート54の開口部は上記ガイド58に半径
方向に穿設された通孔64を介して定量室41内に連通
され、また前記バルブシート基部56のフランジ部65
と上記ガイド58のフランジ部66との間にはコイルば
ね61が装着されている。
なお上記定量ピストン52の外周部にはグラス入りテフ
ロンOリングあるいはメタルリングのようなシール部材
68が嵌着されていて、被定量供給液としてのシーラン
トの溶剤の侵食作用にも充分に耐えられるようになつて
いる。また上記ボールバルブ62,63にボールベアリ
ングの鋼球を使用するとともに上記可動および固定バル
ブシート54,57にタングステンカーバイド製のもの
を使用し、耐摩耗性を向上させて長期寿命を図るととも
に確実な閉弁作動ができるようにする。また前記固定バ
ルブシート57の開口部はボデイ42の通孔69を介し
て液出口71に連通されている。
またボデイ42の左端部に低圧駆動部72を設ける。
これは、ボデイ42に螺着したエアシリンダ73の左半
部にエアピストン74を進退自在に嵌合し、このエアピ
ストン74に弁体押圧ロツド75を設け、このロツド7
5の先端部を前記通孔69および固定バルブシート57
を挿通して前記ボールバルブ62に臨ませ、また上記弁
体押圧ロツド75とボデイ42との間に上記通孔69と
この低圧駆動部72との間をシールするシール部材とし
てのグラス入りテフロンパツキングR6を設け、このパ
ツキング76をボデイ42に螺着したリテーナJモVで押
圧保持し、また前記エアピストン74はエアシリンダ7
3の端部に開口された給排気口78に供給される比較的
低圧のエアによつて右方に移動されるとともにこのエア
ピストン74と上記リテーナJモVとの間に設けたコイル
ばね79の復元力によつて左方に移動される。なおエア
ピストン74の外周部にはOリング81が嵌着されてい
る。また上記リテーナJモVにはこの装置が稼動中でも自
由に上記パツキング76を増し締めできるように回動具
の挿入穴82が設けられている。
そうしてエアピストン74が左方に位置するときは、定
量室41内のボールバルブ62,63およびスペーサ6
1は液入口49から高圧で供給される被定量供給液の圧
力によつて左方に押圧さ礼固定バルブシート57を閉じ
るとともに可動バルブシート54を開いている。したが
つて定量ピストン52の左右両側面には等しい液圧がか
かつているがコイルばね67の附勢力によつて定量ピス
トン52は定量室41の右端に位置している。ついで比
較的低圧の空圧によりエアピストン74が右方に移動し
、弁体押圧ロツド75の先端部がボールバルブ62,6
3およびスペーサ61を押動し、ボールバルブ63が定
量ピストン52の可動バルブシート54を閉じると、高
液圧が定量ピストン52の右側面のみにかかるとともに
固定バルブシート5rが開口するから、定量ピストン5
2およびこれと一体のガイド58はエアピストン74に
よる右方押圧力に抗してガイド58先端がバルブシート
基部56に当接するまで左方に移動し、定量室41内の
一定量の被定量供給液を液出口71より吐出する。この
定量ピストン52の左方移動時において液圧がボールバ
ルブ63を左方に押圧する力よりはエアピストン74の
ロツド75がボールバルブ62を右方に押圧する力の方
が大きくなるようにして、この定量ピストン52の左方
移動時にもボールバルブ63が定量ピストン52の可動
バルブシート54から離れないようにする。
また上記ガイド58先端とバルブシート基部56とが当
接した際においても、弁体押圧ロツド75の押圧によつ
てボールバルブ62と固定バルブシート57との間に少
許の間隙が残るようにしておく。
なおこのようにしておいても弁体押圧ロツド75の押圧
によつてボールバルブ63と定量ピストン52の可動バ
ルブシート54とは密着されているから液出口71への
液漏れの虞れはない。ついで空圧を排出してエアピスト
ン74を左端に移動しボールバルブ62に対する弁体押
圧ロツド75の押圧を除去すれば、ボールバルブ62,
63およびスペーサ61は前記少許の間隙の分だけ左方
に移動し、固定バルブシート57を閉じるとともに可動
バルブシート54を開く。これによつて、定量ピストン
52の通孔53からガイド58の通孔64を介して定量
室41内に液が圧送され、左右両面等圧の定量ピストン
52はコイルばね67によつて右方に復帰される。なお
このように、ガイド58先端がバルブシート基部56に
当接した後に弁体押圧ロツド75をさらに左方に移動さ
せて固定バルブシート57を閉じるようにしたから、こ
の弁体押圧ロツド75は通孔69内で吸込行程のプラン
ジヤと同様の作用をなし、液出口71に接続したノズル
から外部にしたたり落ちようとする被定量供給液を吸込
み、この液の後切れを良くする。
次に本発明の他の実施例を第5図に示す。
このものはボデイ42aの内周ねじ溝にベース43aを
螺着するとともにボデイ42aに液入口49aおよび通
路51aを設け、また、バルブシート基部56aの形状
を平状にするとともに定量室41aの内部にスリーブ9
1を嵌着し、また定量ピストン52aに円筒部92を設
けるとともにこの円周部92の先端部を可動バルブシー
ト54aとし、またこの可動バルブシート54aと固定
バルブシート57との間に弁体としての1個のボールバ
ルブ623を設け、また定量ピストン52aに嵌着した
ワツシヤ93が上記スリーブ91の段部94に当接した
ときにボールバルブ623と固定バルブシート57との
間に少許の間隙が残るようにし、そうして少量吐出に適
するようにした点において第4図の実施例と異なるが、
他の構成および作用は第4図のものと同様であるから同
一部材に同一符号を附し説明を省略する。本発明によれ
ば、可動体によつて摺擦されないシール部材によつてボ
デイ内の高圧の定量室を完全に密閉するとともに、低圧
1駆動部の弁体押圧ロツドの押出操作によつて定量ピス
トンの両面に液圧差を生じさせ定量ピストンを低圧側の
弁体押圧ロツドに抗して押出し一定の被定量供給液を吐
出するようにしたから、定量室からボデイを介しての外
部への液漏れの虞れを有効に防止でき、また定量室と液
出口との間を対接構造の弁体とバルブシートとによつて
閉じるようにしたから閉時に定量室から液出口へ液漏れ
する虞れを有効に防止でき、また高圧の定量室と低圧の
駆動部との間に長時間高圧にはならない液出口を介設し
駆動部の弁体押圧ロツドによつて摺擦されるシール部材
に高圧がかからないようにしたから、定量供給時でも上
記シール部材によつて駆動部への液漏れを有効に防止で
きる。
また低圧駆動部の弁体押圧ロツドの押出操作によつて定
量ピストンの一側面のみに高液圧がかかるようにし定量
ピストンが低圧の弁体押圧ロツドに抗して瞬時に移動し
液を吐出するようにしたから、シーラントのような粘着
性の強い被定量供給液の糸引きを有効に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は定量供給装置の第1従来例の断面図、第2図は
第2従来例の断面図、第3図は第3従来例の断面図、第
4図は本発明の定量供給装置の一実施例を示す断面図、
第5図はその他の実施例を示す断面図である。 41,41a・・・・・・定量室、42,42a・・・
・・・ボデイ、43,43a・・・・・・ベース、45
・・・・・・シール部材としてのOリング、49,49
a・・・・・・液入口、52,52a・・・・・・定量
ピストン、53・・・・・・通化54,54a・・・・
・・可動バルブシート、57・・・・・・固定バルブシ
ート、62,63,623・・・・・・弁体としてのボ
ールバルブ、69・・・・・・通上 71・・・・・・
液出口、72・・・・・・低圧駆動部、75・・・・・
・弁体押圧ロツド、76・・・・・・シール部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に定量室が設けられたボディの一端部をシール
    部材を介してベースで閉塞し、上記定量室のベース側端
    部に高圧の被定量供給液の液入口を連通し、上記ボディ
    の他端部に低圧駆動部を設け、上記定量室の上記ベース
    側に軸方向に通孔が穿設された定量ピストンを嵌合し、
    この定量ピストンの通孔の上記低圧駆動部側に設けた可
    動バルブシートと定量室の上記低圧駆動部側に設けた固
    定バルブシートとを対向させ、この両バルブシート間に
    弁体を移動自在に設け、この弁体に対し上記固定バルブ
    シートおよびこの固定バルブシートをボディの液出口に
    連通する通孔を挿通して上記低圧駆動部の弁体押圧ロッ
    ドの先端を臨ませ、この弁体押圧ロッドと上記ボディと
    の間に液出口への上記通孔と低圧駆動部との間をシール
    するシール部材を設けたことを特徴とする定量供給装置
JP53133638A 1978-10-30 1978-10-30 定量供給装置 Expired JPS591967B2 (ja)

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JP53133638A JPS591967B2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 定量供給装置

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JPS5560673A JPS5560673A (en) 1980-05-07
JPS591967B2 true JPS591967B2 (ja) 1984-01-14

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ID=15109492

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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PH20932A (en) * 1981-12-31 1987-06-05 Orbital Engine Comp Proprietar Liquid metering apparatus

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JPS5560673A (en) 1980-05-07

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