JPS59195916A - 地盤改良用ボ−ドドレ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は地盤改良用ボードドレーンに関するものである
。

現在、筒金水比の軟弱粘土質地盤全圧密脱水するために
地盤中に打込まれる地盤改良用ボードドレーンとしては
紙質からなるペーパードレーン、合成樹脂と化学繊維不
織布からなるケミカルドレーン等各種のものがあり、例
えばペーパードレーンを用いたペーパードレーン工法は
、陸上での地盤改良工事において、経済的な圧密促進工
法として広く行われている。ペーパードレーンの鉛直方
向透水係数は粘土に比べて非常に大きく、その透水性が
改良効果に悪影９を及ぼすことは無いと考えられていた
が、最近ではドレーンの透水係数が粘土のそれに比べて
単純に無視できないことが指摘されるようになシ、特に
改良深度が１５ｍ以上と大きくなると、深い所では圧密
に時間的な遅れが生じることが判明してきた。そしてこ
の圧密の遅れは、実工事においてはあたかもペーパード
レーン打設の効果が無いかのごとく受けとめられがちで
るる。

又、現在使用されているドレーンには前記したように各
種のものがあるが、その断面寸法は何れも厚さ０．３副
、幅１０ｍ（断面積３　ｃｍ　）程度であり、この断面
に関して次のような欠点がある。

＋１）断面積が小さいため、通水量に自と限界がある。

（２）改良深度が深い時は、ドレーン内の通水距離が長
くなシ抵抗が増す。

＋３）　　（１）、（２）の相乗的な現象として、ドレ
ーンの鉛直方向の透水係数が見掛は上低下し、深い所の
圧密か遅れ易い。

本発明の目的は上記の欠点を除くようにした地盤改良用
ボードドレーンを得るにある。

本発明の地盤改良用ボードドレーンは、少なくとも約６
簡以上離間して互いに対向する長尺の２枚の不織布と、
この２枚の不織布間に介挿した溝材とより成り、この溝
材は前記不織布と接する辺に長さ方向に互いに離間した
切シ込みを有することを特徴とする。

以下図面によって本発明の詳細な説明する。

本発明においては第１図〜第３図に示すように幅約１０
０箇の長尺な２枚の化学ｅ１．維不織布１．１を約６調
〜１２陣離間して互いに対向配置し、この間に波形に折
９曲げた塩化ビニールの溝材２を介挿してボードドレー
ンを形成せしめると共に、この溝材２の前記不織布１に
接する辺に長さ方向に離間して複数の切り込み３，３を
形成するっ 尚、本発明における溝材２としては第２図に示す形状の
もののほか弧状に折シ曲けたものや多数の短冊状の板を
離間して配置しその中央部を連結杆によって結合した形
のもの等、従来既知の種々のものを用いることができる
。

本発明ボードドレーンは上記のよりな袷成であるから下
記のような利点がある。

（１）通水断面が従来のものより倍増するため、鉛直方
向の透水性が増す。

（２）　　ドレーン設計時に換算直径音大きくでき、単
位改良面積当りのドレーン本数を少なくすることができ
る。

（３）改良深度が大きい時に生じる圧密の遅れが改善で
きる。

（４）改良深度が大きくなっても効果が顕著である。

（５）溝材に切り込みを設けたことによって、地中での
変形に追従し易い。

（６）　　溝材に設けた切り込みによって剛性を調整で
きるので容易にロール状に梱包でき取り扱い易い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ボードドレーンの正面図、第２図は第１
図の２−２線断面図、第３図は第１図の３−３線断面図
である。 １・・・不織布、２・・・溝材、３・・・切り込み。 ＋１０ ｊ−＝３ ＋２閃 ＋３霞

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも約６霧以上離間して互いに対向する長尺の２
   枚の不織布と、この２枚の不織布間に介挿した溝材とよ
   り成り、この溝材は前記不織布と接する辺に長さ方向に
   互いに離間した切シ込みを有すること全特徴とする地盤
   改良用ボードドレーン。