JPS5919545Y2 - 減圧鋳型造型用鋳枠装置 - Google Patents
減圧鋳型造型用鋳枠装置Info
- Publication number
- JPS5919545Y2 JPS5919545Y2 JP13053580U JP13053580U JPS5919545Y2 JP S5919545 Y2 JPS5919545 Y2 JP S5919545Y2 JP 13053580 U JP13053580 U JP 13053580U JP 13053580 U JP13053580 U JP 13053580U JP S5919545 Y2 JPS5919545 Y2 JP S5919545Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casting flask
- air permeability
- suction
- reduced pressure
- mold making
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は減圧鋳型造型用鋳枠装置に関する。
従来、この種の装置に使用される吸引パイプはガス管に
等ピッチで孔をあけたものに金網を巻いたり或いは通気
性のある焼結合金を円筒状にしたものが用いられている
。
等ピッチで孔をあけたものに金網を巻いたり或いは通気
性のある焼結合金を円筒状にしたものが用いられている
。
しかし、この種の吸引パイプは解枠時に製品と干渉して
損傷したり、或いは高熱にさらされて変形したりする問
題があった。
損傷したり、或いは高熱にさらされて変形したりする問
題があった。
また、残香フィルムが吸引パイプに引っ掛かるため枠上
方からそれらのフィルム屑を強制除去する必要があった
。
方からそれらのフィルム屑を強制除去する必要があった
。
本考案はこれらの問題点に鑑みて威されたものであって
、解枠時に、製品と干渉して損傷することのない、また
高熱にさらされても変形することのない、さらにはフィ
ルム屑の耐着しにくい、そして吸引効果の優れた吸引パ
イプを用いた減圧鋳型造型用鋳枠装置を提供することを
目的とするもので゛ある。
、解枠時に、製品と干渉して損傷することのない、また
高熱にさらされても変形することのない、さらにはフィ
ルム屑の耐着しにくい、そして吸引効果の優れた吸引パ
イプを用いた減圧鋳型造型用鋳枠装置を提供することを
目的とするもので゛ある。
以下に、本考案の構成を実施例に基づいて説明する。
第１図は減圧鋳造における製品を鋳込んだ場合の実施例
を示し、１は上枠、２は下枠を示し、この上枠１及び下
枠２の外周囲には、減圧室１ａ。
を示し、１は上枠、２は下枠を示し、この上枠１及び下
枠２の外周囲には、減圧室１ａ。
２ａがそれぞれ形成されていて、該枠１，２内には、第
２図及び第３図に図示した円筒状の吸引管３が複数本所
定間隔を保って減圧室１ａ、２ａに連通可能に螺子接続
されて設けられている。
２図及び第３図に図示した円筒状の吸引管３が複数本所
定間隔を保って減圧室１ａ、２ａに連通可能に螺子接続
されて設けられている。
該吸引管３は、枠１，２の見切り面に対向する一側を通
気性を有するフィルター状の焼結合金４で成形され、か
つ枠１，２の見切り面に対し反対方向となる他側を通気
性を有しない鉄板５で構成されている。
気性を有するフィルター状の焼結合金４で成形され、か
つ枠１，２の見切り面に対し反対方向となる他側を通気
性を有しない鉄板５で構成されている。
なお、吸引管３は、第４図に示す如く断面形状を三角形
状にして一側を通気性を有する焼結合金６で成形しかつ
形部となる他側を通気性を有しない鉄板７で成形した構
造としても良い。
状にして一側を通気性を有する焼結合金６で成形しかつ
形部となる他側を通気性を有しない鉄板７で成形した構
造としても良い。
９は鋳造製品を示し、９ａ、９ｂはそれぞれ湯パリ、湯
こぼれを表す。
こぼれを表す。
１０は下枠２内全面に張設された金網状のエキスバンド
メタルで、解枠する際製品９が落下して吸引パイプ３を
損傷しないように設けられている。
メタルで、解枠する際製品９が落下して吸引パイプ３を
損傷しないように設けられている。
１１は下枠２内の壁面間に架は渡された補強部材、１２
は鋳物砂である。
は鋳物砂である。
このように構成されたものは、鋳造製品９が鋳込まれた
第１図の状態において、減圧室１ａ５，２ａに連通接続
された真空ポンプ（図示せず）を止めて、枠１，２内の
吸引作用を解除すると、枠１，２内に減圧保持された鋳
物砂１２及び鋳造製品９は減圧を解かれて自由な状態と
なり、鋳物砂１２はエキスバンドメタル１０の網目を通
って下方の回収ホッパ（図示せず）に回収され、一方鋳
造製品９はエキスバンドメタル１０上に受けとめられて
下枠２内に残置されるが、この際湯バリ９ａや湯こぼれ
９ｂ等が干渉する吸引管３の上面（即ち、枠１，２身切
り面の反対側）は鉄板５で構成されているため、吸引管
３は損傷することもない。
第１図の状態において、減圧室１ａ５，２ａに連通接続
された真空ポンプ（図示せず）を止めて、枠１，２内の
吸引作用を解除すると、枠１，２内に減圧保持された鋳
物砂１２及び鋳造製品９は減圧を解かれて自由な状態と
なり、鋳物砂１２はエキスバンドメタル１０の網目を通
って下方の回収ホッパ（図示せず）に回収され、一方鋳
造製品９はエキスバンドメタル１０上に受けとめられて
下枠２内に残置されるが、この際湯バリ９ａや湯こぼれ
９ｂ等が干渉する吸引管３の上面（即ち、枠１，２身切
り面の反対側）は鉄板５で構成されているため、吸引管
３は損傷することもない。
また、この吸引管３は枠１，２の身切り面側に通気面を
対向させて設けられているので、吸引作用が鋳型面に充
分作用し、鋳型の型崩れや型落ちがなく、また注湯後、
搬送するに際して、鋳物砂１２や鋳造製品９は途中で解
枠されることなく、確実に減圧保持されて解枠ステーシ
ョン位置まで搬送されるものである。
対向させて設けられているので、吸引作用が鋳型面に充
分作用し、鋳型の型崩れや型落ちがなく、また注湯後、
搬送するに際して、鋳物砂１２や鋳造製品９は途中で解
枠されることなく、確実に減圧保持されて解枠ステーシ
ョン位置まで搬送されるものである。
尚、前記実施例においては、吸引管３，６の一側を通気
性を有する焼結合金４，６で成形したが、金網等で構成
しても良いことは勿論である。
性を有する焼結合金４，６で成形したが、金網等で構成
しても良いことは勿論である。
要するに、本考案は外周囲に減圧室を備えた鋳枠の内部
空間部に、一側を通気性を有する焼結合金若しくは金網
等で成形すると共に、形部となる他側を通気性のない鉄
板等で成形してなる複数本の吸引パイプを、前記通気性
を有する一側を枠合わせ面側に向けかつ前記通気性を有
しない他側を枠合わせ面反対側に向けて前記減圧室に連
通接続した構成としたので、解枠時に吸引パイプは製品
と干渉して損傷したり或いは高熱にさらされて変形した
りすることもなく、また残香フィルムが吸引パイプに引
っ掛かることもないので、フィルム屑を強制除去する装
置も必要なく、さらには吸引効果が良くなるので、鋳型
の型崩れや型落ちが防止されるなど種々の効果を発揮す
るものである。
空間部に、一側を通気性を有する焼結合金若しくは金網
等で成形すると共に、形部となる他側を通気性のない鉄
板等で成形してなる複数本の吸引パイプを、前記通気性
を有する一側を枠合わせ面側に向けかつ前記通気性を有
しない他側を枠合わせ面反対側に向けて前記減圧室に連
通接続した構成としたので、解枠時に吸引パイプは製品
と干渉して損傷したり或いは高熱にさらされて変形した
りすることもなく、また残香フィルムが吸引パイプに引
っ掛かることもないので、フィルム屑を強制除去する装
置も必要なく、さらには吸引効果が良くなるので、鋳型
の型崩れや型落ちが防止されるなど種々の効果を発揮す
るものである。
第１図は本考案の吸引管を使用して製品を鋳込んだ状態
を示す断面図、第２図は吸引管の外形図、第３図は第２
図のＡ−Ａ断面図、第４図は吸引管の他の実施例を示す
断面図である。 ４．６・・・焼結合金若しくは金網、５，７・・・鉄板
。
を示す断面図、第２図は吸引管の外形図、第３図は第２
図のＡ−Ａ断面図、第４図は吸引管の他の実施例を示す
断面図である。 ４．６・・・焼結合金若しくは金網、５，７・・・鉄板
。
Claims (1)
- 外周囲に減圧室を備えた鋳枠の内部空間部に、一側を通
気性を有する焼結合金若しくは金網等で成形するととも
に形部となる他側を通気性を有しない鉄板等で成形して
なる複数本の吸引パイプを、前記通気性を有する一側を
枠合わせ面側に向けかつ前記通気性を有しない他側を枠
合わせ面反対側に向けて架設するとともにその両端部を
前記減圧室に連通接続したことを特徴とする減圧鋳型造
型用鋳枠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13053580U JPS5919545Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 減圧鋳型造型用鋳枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13053580U JPS5919545Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 減圧鋳型造型用鋳枠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5756537U JPS5756537U (ja) | 1982-04-02 |
| JPS5919545Y2 true JPS5919545Y2 (ja) | 1984-06-06 |
Family
ID=29490847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13053580U Expired JPS5919545Y2 (ja) | 1980-09-13 | 1980-09-13 | 減圧鋳型造型用鋳枠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919545Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5532406B2 (ja) * | 2010-03-10 | 2014-06-25 | 新東工業株式会社 | 減圧造型用鋳枠 |
-
1980
- 1980-09-13 JP JP13053580U patent/JPS5919545Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5756537U (ja) | 1982-04-02 |
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