JPS59193935A - 成形用樹脂組成物 - Google Patents
成形用樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59193935A JPS59193935A JP6814383A JP6814383A JPS59193935A JP S59193935 A JPS59193935 A JP S59193935A JP 6814383 A JP6814383 A JP 6814383A JP 6814383 A JP6814383 A JP 6814383A JP S59193935 A JPS59193935 A JP S59193935A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- flame
- retardant
- resin composition
- wood flour
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、難燃性および寸法安定性等の耐熱的物性の１
愛れた成形品を製造するのに用いる成形用樹脂組ｌ戊物
に関するものである。
愛れた成形品を製造するのに用いる成形用樹脂組ｌ戊物
に関するものである。
従来、原料コストの低減、耐熱的物性の向上。
等を主たる目的として、熱可塑性合成１Ｎ脂に木粉を混
合したものを各種成形方法を用いτ製品にする方法が数
種類提案されてきた。そこで１本発明者らは、このよう
な木粉と熱可塑性合成樹脂から成る組成物に難燃性を付
与する方法を見い出すべく各種の実験を行なった。
合したものを各種成形方法を用いτ製品にする方法が数
種類提案されてきた。そこで１本発明者らは、このよう
な木粉と熱可塑性合成樹脂から成る組成物に難燃性を付
与する方法を見い出すべく各種の実験を行なった。
言うまでもなく、木粉自体は可燃性であり、熱可塑性樹
脂も難燃性の低いものがほとんどである。
脂も難燃性の低いものがほとんどである。
よって、この両者ケ混合して得られる組成物も又。
難燃性が非常に劣るものとなる。そこで、従来熱わち、
成形品として十分な静態性を発現するようにならしめる
ためにはかなり多量の難燃剤を雄側しなければならず、
その場合、ただでさえも相容性の悪い木粉と熱可塑性樹
脂と乞混合している中にさらにａ量の難燃剤を加えると
なると、分散性の低化を引き起こし、樹脂の流動性が極
端に悪化し、ひどい場合には成形不可能となる場合もあ
り、又、仮に成形が可能となっても、得られる製品の性
訃に極端なバラツキが見られるという欠点があった。
成形品として十分な静態性を発現するようにならしめる
ためにはかなり多量の難燃剤を雄側しなければならず、
その場合、ただでさえも相容性の悪い木粉と熱可塑性樹
脂と乞混合している中にさらにａ量の難燃剤を加えると
なると、分散性の低化を引き起こし、樹脂の流動性が極
端に悪化し、ひどい場合には成形不可能となる場合もあ
り、又、仮に成形が可能となっても、得られる製品の性
訃に極端なバラツキが見られるという欠点があった。
本発明はこのような欠点を解消し、成形性や製品の性能
に悪い影響を与えることなく、成形品に十分な難燃性を
付与することのできる樹脂組成物を提供するものである
。
に悪い影響を与えることなく、成形品に十分な難燃性を
付与することのできる樹脂組成物を提供するものである
。
以下本発明の詳細な説明する。
まず難燃剤としてグアニルウレアホスフェートを用いる
。
。
グアニルウレアホスフェートは、水および１等モル量の
リン酸とジンアンジアミドからつくられる。火災発生条
件に晒されろと１分解してガスを発生し、インシアネー
ト樹脂、ウレタン樹脂、尿素・ホルムアルデヒド樹脂等
とともに難燃性ノ（リヤを形Ｊ５Ｌする。この様な性状
を示１−難燃炸１として、よく知られ、又、使われてい
るものにリン酸アンモニウムがあるが、リン酸アンモニ
ウムは、難燃性付与といった観点から見ると接着剤とし
て用いられる熱硬化性樹脂にのみ働（ものであり、本発
明のよ５ＶＣ，熱可塑性樹脂に熱硬化性樹ＨＦｉを媒介
として多量の木粉を加えるような場合にはあまり効力を
示さない。それに対して、グアニルウレアホスフェート
は、熱硬化性樹脂と木粉の両者乞難燃性にするため、本
発明のような場合に用いると抜群の難燃性を示すように
なる。このようなグアニルウレアホスフェートのもつ木
粉の帷燃性伺与におけろ有利性は、リン酸アンモニウム
を難燃剤として用いた場合には起こらない、木粉に対す
るホスホリル化、すなわち化学結合が、グアニルウレア
ホスフェートを難燃剤とした場合に容易に発生するとい
う事実が大きな原因になっているものと思われる。
リン酸とジンアンジアミドからつくられる。火災発生条
件に晒されろと１分解してガスを発生し、インシアネー
ト樹脂、ウレタン樹脂、尿素・ホルムアルデヒド樹脂等
とともに難燃性ノ（リヤを形Ｊ５Ｌする。この様な性状
を示１−難燃炸１として、よく知られ、又、使われてい
るものにリン酸アンモニウムがあるが、リン酸アンモニ
ウムは、難燃性付与といった観点から見ると接着剤とし
て用いられる熱硬化性樹脂にのみ働（ものであり、本発
明のよ５ＶＣ，熱可塑性樹脂に熱硬化性樹ＨＦｉを媒介
として多量の木粉を加えるような場合にはあまり効力を
示さない。それに対して、グアニルウレアホスフェート
は、熱硬化性樹脂と木粉の両者乞難燃性にするため、本
発明のような場合に用いると抜群の難燃性を示すように
なる。このようなグアニルウレアホスフェートのもつ木
粉の帷燃性伺与におけろ有利性は、リン酸アンモニウム
を難燃剤として用いた場合には起こらない、木粉に対す
るホスホリル化、すなわち化学結合が、グアニルウレア
ホスフェートを難燃剤とした場合に容易に発生するとい
う事実が大きな原因になっているものと思われる。
次に、充填剤としては火災発生条件下におい−でガスを
発生し、グアニルウレアホスフェートとともに膨張性の
難燃性バリアーを形成′１−るような熱硬化性樹脂の液
状物を、はぼｍｉ：ｇ ｉｕ状態に近いところまで含浸
させた木粉な用いる。
発生し、グアニルウレアホスフェートとともに膨張性の
難燃性バリアーを形成′１−るような熱硬化性樹脂の液
状物を、はぼｍｉ：ｇ ｉｕ状態に近いところまで含浸
させた木粉な用いる。
このような熱硬化性樹脂の例としては、フェノール・ホ
ルムアルテヒド位１月旨、尿素・ホルムアルデヒド 液状樹脂等がある。
ルムアルテヒド位１月旨、尿素・ホルムアルデヒド 液状樹脂等がある。
このようにして得られた木粉を、前記グアニルウレアホ
スフェートと共にポリプロピレン樹脂。
スフェートと共にポリプロピレン樹脂。
ポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂に混合し一ζ本発
明の成形用樹脂組成物２得る。
明の成形用樹脂組成物２得る。
グアニルウレアホスフェートと木粉の混合割合は、各々
熱可すシ性樹脂ｉｏｏ軍量部に対して、グアニルウレア
ホスフェートは３０〜６ｏｍｉｔ部。
熱可すシ性樹脂ｉｏｏ軍量部に対して、グアニルウレア
ホスフェートは３０〜６ｏｍｉｔ部。
木粉は６０〜１２０Ｍ量部が良好な結果をもたらす。
以上のような構成からなる本発明の樹脂組成物が難燃性
馨発現する機構は次のようなものであると考えられる。
馨発現する機構は次のようなものであると考えられる。
まず、加えるべき木粉に接着剤としての熱硬化性樹脂の
液状物をほぼ飽和に近い状態まで含浸しであるため，従
来見られたような，成形加工時における木粉の・熱分解
が原因となって発生する種々の成形上、物性上の整置が
起らない。又、難燃剤として添加するグアニルウレアホ
スフェートと、熱硬化性樹脂，及び木粉の王者が，成形
が進むのと平行して一体化し、製品となって成形が完結
１−る時には，加えられた木粉は熱可塑性樹脂中に均一
ニ分散し、又個々の木粉は，グアニルウレアホスフェー
トと熱硬化性樹脂に完全に保護された形となっている。
液状物をほぼ飽和に近い状態まで含浸しであるため，従
来見られたような，成形加工時における木粉の・熱分解
が原因となって発生する種々の成形上、物性上の整置が
起らない。又、難燃剤として添加するグアニルウレアホ
スフェートと、熱硬化性樹脂，及び木粉の王者が，成形
が進むのと平行して一体化し、製品となって成形が完結
１−る時には，加えられた木粉は熱可塑性樹脂中に均一
ニ分散し、又個々の木粉は，グアニルウレアホスフェー
トと熱硬化性樹脂に完全に保護された形となっている。
加えられた木粉がそのような状態となっている為，本発
明によって得られた成形品が火災発生条件下にさらされ
た時、樹脂中の木粉は，熱硬化性樹脂から発生したガス
とグアニルウレアホスフェートにより形成された難燃性
バリアーで保護される。又，熱可塑性樹脂自身の難燃性
も同様の理由から向上する。
明によって得られた成形品が火災発生条件下にさらされ
た時、樹脂中の木粉は，熱硬化性樹脂から発生したガス
とグアニルウレアホスフェートにより形成された難燃性
バリアーで保護される。又，熱可塑性樹脂自身の難燃性
も同様の理由から向上する。
以上のような機構から，本発明の組成物を用いることに
よって得られる成形品は、従来の木粉を混合した熱可塑
性樹脂自身よりなる成形物に比べて，非常に難燃性が向
上したものとなる。
よって得られる成形品は、従来の木粉を混合した熱可塑
性樹脂自身よりなる成形物に比べて，非常に難燃性が向
上したものとなる。
次に、実施例により本発明を具体的に説明１−るが、本
発明はこの実施例に限定されるものではな（）。
発明はこの実施例に限定されるものではな（）。
（実施例）
鋸屑として得られた木粉乞乾燥して含水率２％以下にＡ
整したものに，尿素・ホルムアルデヒド液状樹脂をほぼ
飽オ目状態になるまで含浸させる１、ここで得られた木
粉をポリ塩化ビニル樹脂、及び尿素・ホルムアルテヒド
樹脂粉末、グアニルウレアホスフェ−１・と１次のよう
な配合で混合した。
整したものに，尿素・ホルムアルデヒド液状樹脂をほぼ
飽オ目状態になるまで含浸させる１、ここで得られた木
粉をポリ塩化ビニル樹脂、及び尿素・ホルムアルテヒド
樹脂粉末、グアニルウレアホスフェ−１・と１次のよう
な配合で混合した。
配合１ ポリ塩化ビニル樹脂 １００
重量部□ 乾 燥 木 粉
８０ 〃尿素・ホルムアルデヒド樹脂粉末
１３ ｒｔグアニルウレアホスフェート
４５ ／ｌこの混合物ヲ押し出し成形法によ
って成形し。
重量部□ 乾 燥 木 粉
８０ 〃尿素・ホルムアルデヒド樹脂粉末
１３ ｒｔグアニルウレアホスフェート
４５ ／ｌこの混合物ヲ押し出し成形法によ
って成形し。
厚さ４咽、巾２０儂の板状成形品を得た。
また、比較試験体として次の配合による混合物も同様に
して成形した。
して成形した。
配合１１ ポリ塩化ビニル樹脂 １
００重量部乾 燥 木 粉 ６
０ ｔｔ押出成形条件 ６５τｎｍφ２軸ベント式押出機便用 Ｃ１Ｃ２Ｃ３ＨＤＩ Ｄ２ Ｄ３１７０ １
８０ １９５ １７０ １９０ １９５ １
９０このようにして得られた２種類の成形品の燃焼性を
比較するために、 Ｊ工Ｓ Ｚ ２１５０に準拠して試
験を行なったので、その結果を次に示す。
００重量部乾 燥 木 粉 ６
０ ｔｔ押出成形条件 ６５τｎｍφ２軸ベント式押出機便用 Ｃ１Ｃ２Ｃ３ＨＤＩ Ｄ２ Ｄ３１７０ １
８０ １９５ １７０ １９０ １９５ １
９０このようにして得られた２種類の成形品の燃焼性を
比較するために、 Ｊ工Ｓ Ｚ ２１５０に準拠して試
験を行なったので、その結果を次に示す。
加熱時間 残炎 残しん 炭化長（ハ）配合１
２分 なし なし ５゜配合７１ ／
／ １５ ５ １０４又、試験を終えた
試験体の内配合Ｈによるものは１着炎部分が著しく楯剰
化ｌ−でぃた。
２分 なし なし ５゜配合７１ ／
／ １５ ５ １０４又、試験を終えた
試験体の内配合Ｈによるものは１着炎部分が著しく楯剰
化ｌ−でぃた。
特許出願人
凸版印刷株式会社
代表者鈴木和夫−
Claims (1)
- 熱可塑性樹脂に難燃剤と充填剤とを混合した成形用樹脂
組成物であって、難燃剤としてグアニルウレアホスフエ
ートヲ、充填剤として高温下において分解してガスを発
生し、前記難燃剤と共に難燃性バリヤを形成するような
熱硬化性樹脂を飽和状態に近いところまで含浸させた木
粉を各々用いることを特徴とする成形用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6814383A JPS59193935A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 成形用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6814383A JPS59193935A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 成形用樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59193935A true JPS59193935A (ja) | 1984-11-02 |
Family
ID=13365221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6814383A Pending JPS59193935A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 成形用樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59193935A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005036116A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧材 |
| CN102229773A (zh) * | 2011-06-08 | 2011-11-02 | 赵玉文 | 阻燃型地面涂料 |
| CN102399401A (zh) * | 2011-10-18 | 2012-04-04 | 池州灵芝化建材料科技有限公司 | 一种环保型电缆填充料及其制备方法 |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP6814383A patent/JPS59193935A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005036116A (ja) * | 2003-07-16 | 2005-02-10 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧材 |
| CN102229773A (zh) * | 2011-06-08 | 2011-11-02 | 赵玉文 | 阻燃型地面涂料 |
| CN102399401A (zh) * | 2011-10-18 | 2012-04-04 | 池州灵芝化建材料科技有限公司 | 一种环保型电缆填充料及其制备方法 |
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