JPS591931A - 蒸気暖房装置の放熱器蒸気の自動調節装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、学校、病院、官公庁、各種の事業所等にお
ける蒸気暖房装置の放熱器への供給蒸気を自動的に調節
し、暖房用エネルギーの節約をはかろうとする装置に関
するものである。

現在では、電気、ガス、石油等を用いた家庭用暖房装置
の多くには、温度の自動調節装置が取り付けられ、エネ
ルギー消費の節約をはかっている。

ところが、従来までは、学校、病院、官公庁、各種の事
業所等で用いられている蒸気暖房装置の放熱器には、家
庭用暖房装置のような温度の自動調節装置を取り付けた
ものはなく、一般（こは、放熱器に取り付けられたバル
ブを手動で開閉する方式（こなっている。しかし、これ
らの手動操作では、面倒なばかりか忘れ易いので、大抵
はバルブを常時全開をこしたまま使用していることが多
い。このため、使用していない部屋にも無駄な蒸気を絶
えず通している場合が多いのが実状である。また、部屋
の温度が上昇すると、バルブを閉める代り（こ部屋の窓
を開けて温度調節をしている場合もまま見受けられる。

この発明は、このようなエネルギー消費の無駄をなくす
ことを目的として考案したものである。

第１図に発明した装置の構成図を示す。図において、（
１）は蒸気暖房装置の放熱器、（２）は放熱器（１）Ｇ
こ取り付けた供給蒸気を開閉するための電磁弁、（３）
は放熱器を設置した空間の平均的な温度を示す位置番こ
取り付けた、設定温度になると電気回路を開閉する温度
検出器、（４）は廊下または使用上便利なその他の場所
に取り付けた電源スィッチで、（２）。

（３）、　　（４）の機器を結線して構成されている。

ここで、第２図のように、例えば、（２）は常時閉路形
の電磁弁、（３）は設定温度以下では電気回路を閉じ、
設定温度以上では電気回路を開（接点機構をもった温度
検出器、（４）は電源回路を閉じるとパイロットランプ
が点灯する手動スイッチとすると、この場合のこの装置
の動作は次のようになる。

電源スィッチ（４）が切っであるときは、温度検出器（
３）の動作に関係なく電磁弁（２）は閉じている。次に
、この部屋を暖房したい場合には、ただ電源スィッチ（
４）を入れればよい。いま、この部屋の温度が温度検出
器（３）の設定温度より低ければ、（３）の接点が閉じ
電磁弁（２）が開いて放熱器に蒸気が供給される。

また、部屋の温度が設定温度より高くなると、（３）の
接点が開いて電磁弁（２）は閉じることになる。この部
屋の使用が終った場合は、電源スイッチ（４）を切って
退室すればよい。電源スィッチ（４）が廊下９こあれば
、スイッチが入っているときはパイロットランプが点灯
しているので、スイッチを切り忘れた場合でもこの部屋
が使用されていないことがわかれば、誰でも気の付いた
者がス（，７チを切って電磁弁の動作を止めることがで
きる。なお、この部屋を前もって暖房しておきたい場合
は、タイマー機構を備えた電源スイッチを用いれば便利
である。更に、電源スイッチが各部屋からばかりではな
く、放熱器蒸気の集中管理室を設けて、ここから遠隔制
御できるよう（こし、通気状況をランプ表示しておくと
、管理上便利なばかりでなく省エネルギ一対策としても
より一層の効果が見込まれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の機器構成図。 第２図は本発明の接続図の一例。 ■は蒸気暖房装置の放熱器。 ２は電磁弁。 ３は温度検出器。 ４は電源スィッチ。 特許出願人　樋　渡　　　　勝

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　（４）　　蒸気暖房装置の放熱器（１）に取り
   付けた供給蒸気を開閉するための電磁弁（２） （ロ）設定温度をこなると電気回路を開閉することので
   きる温度検出器（３） （ハ）　電源回路を開閉するスイッチ（４）上記の機器
   を、（２）と（３）、　　（２）と（４）　　または（
   ２）と（３）と（４）と組み合わせ、これらを電気的に
   結線して構成した、蒸気暖房装置の放熱器蒸気の制御装
   置。
2. （２）電源回路を開閉するスイ°・ノチ（４）として、
   タイマー機構を備えたものを用いた特許請求範囲第１項
   記載の蒸気暖房装置の放熱器蒸気の制御装置。
3. （３）電源回路を開閉するスイッチ（４）として、遠隔
   制御可能なものを用いた特許請求範囲第１項記載の蒸気
   暖房装置の放熱器蒸気の制御装置。