JPS5919307A - Ni−Fe合金スパツタタ−ゲツト及びNi−Fe合金膜 - Google Patents
Ni−Fe合金スパツタタ−ゲツト及びNi−Fe合金膜Info
- Publication number
- JPS5919307A JPS5919307A JP12752082A JP12752082A JPS5919307A JP S5919307 A JPS5919307 A JP S5919307A JP 12752082 A JP12752082 A JP 12752082A JP 12752082 A JP12752082 A JP 12752082A JP S5919307 A JPS5919307 A JP S5919307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- film
- target
- coercive force
- sputtering target
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/14—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates
- H01F41/18—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for applying magnetic films to substrates by cathode sputtering
- H01F41/183—Sputtering targets therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の目的は良好な磁気特性のNi−Fe合金薄膜の
提供ならびにそれを作製するためのNi−F e合金ス
パッタターゲットを提供することにある。
提供ならびにそれを作製するためのNi−F e合金ス
パッタターゲットを提供することにある。
N i −F e合金バルク材はすぐれた軟磁気特性を
示す合金として昔から研究されているが、最近これ全薄
膜ヘッドの磁極など薄膜材料として使う試みがなされて
いる。しかし薄膜とバルクとではかなり性質が違う上に
、同じ薄膜でも作製法によって特性が異なる。一般にバ
ルクでは18wt%以上22Wt 1未満のFeの組成
領域とくに20wt%Fe近傍で良好な軟磁気特性が得
られることが知られている。蒸着法で形成した薄膜は1
7〜20Wt襲Feの組成領域とくに17〜18wt%
のFe組成近傍の蒸着源から蒸着したときに良好な軟磁
気特性が得られやすいが、膜厚方向で組成が異なってお
#)、再現性も良くないので、とくに薄膜ヘッドなどで
1μm以上の厚いNi −Fe合金膜を工業的に形成す
ることは問題があった。最近、マグネトロン方式や対抗
ターゲット方式の高速スパッタ法でN i −P e合
金を形成する試みがなされているが、この場合にはl
9wt %Ii’ e近傍のターゲットを使うと比較的
良好な磁気特性となる。しかし高速スパッタ法は膜に応
力が入pやすく、磁気特性のばらつきも大きいので望ま
しくない。通常のRFスパッタ法は膜形成法としては再
現性均一性等の点から理想的なものだがこの方法では、
これまでの実験結果ケもとに、17〜20wt%Feの
ターゲットを使って薄膜を形成する試みがされてきたが
、良好な磁気特性は得られていない。
示す合金として昔から研究されているが、最近これ全薄
膜ヘッドの磁極など薄膜材料として使う試みがなされて
いる。しかし薄膜とバルクとではかなり性質が違う上に
、同じ薄膜でも作製法によって特性が異なる。一般にバ
ルクでは18wt%以上22Wt 1未満のFeの組成
領域とくに20wt%Fe近傍で良好な軟磁気特性が得
られることが知られている。蒸着法で形成した薄膜は1
7〜20Wt襲Feの組成領域とくに17〜18wt%
のFe組成近傍の蒸着源から蒸着したときに良好な軟磁
気特性が得られやすいが、膜厚方向で組成が異なってお
#)、再現性も良くないので、とくに薄膜ヘッドなどで
1μm以上の厚いNi −Fe合金膜を工業的に形成す
ることは問題があった。最近、マグネトロン方式や対抗
ターゲット方式の高速スパッタ法でN i −P e合
金を形成する試みがなされているが、この場合にはl
9wt %Ii’ e近傍のターゲットを使うと比較的
良好な磁気特性となる。しかし高速スパッタ法は膜に応
力が入pやすく、磁気特性のばらつきも大きいので望ま
しくない。通常のRFスパッタ法は膜形成法としては再
現性均一性等の点から理想的なものだがこの方法では、
これまでの実験結果ケもとに、17〜20wt%Feの
ターゲットを使って薄膜を形成する試みがされてきたが
、良好な磁気特性は得られていない。
本発明は通常のR,Fスパッタ法においてスパッタター
ゲットの組成を22〜24wt%Feと、 これまでの
例とはまったく異なる範囲に選んだもので、これによっ
て、良好な磁気特性を得ることができる。
ゲットの組成を22〜24wt%Feと、 これまでの
例とはまったく異なる範囲に選んだもので、これによっ
て、良好な磁気特性を得ることができる。
以下、本発明の実施例を第1図により説明する。
第1図の縦軸は厚み2μmのN i −F e合金膜の
保磁力Hc[Oe:]、横軸はターゲットのFe成分濃
度x(wt%)を示す。膜は通常の1’LFスノくツタ
法で形成したもので、形成条件は第1表に示す。
保磁力Hc[Oe:]、横軸はターゲットのFe成分濃
度x(wt%)を示す。膜は通常の1’LFスノくツタ
法で形成したもので、形成条件は第1表に示す。
膜厚や形成条件がかわると保磁力の絶対値はかわるが、
傾向は同じである。保磁力はターゲットのPe成分濃度
が22〜24 wt%のごくせまい範囲で非常に小さく
なシ良好な磁気特性を示し、この範囲外の特性とは明ら
かに異なっている。またこのターゲット組成はバルク材
、蒸着膜、高速スパッタ法など従来の材料形成法からは
類推できないものであり、従来RFスパッタ法で良好な
磁気特性が得られなかった原因は適当なターゲット組成
が選ばれていなかったためと考えられる。
傾向は同じである。保磁力はターゲットのPe成分濃度
が22〜24 wt%のごくせまい範囲で非常に小さく
なシ良好な磁気特性を示し、この範囲外の特性とは明ら
かに異なっている。またこのターゲット組成はバルク材
、蒸着膜、高速スパッタ法など従来の材料形成法からは
類推できないものであり、従来RFスパッタ法で良好な
磁気特性が得られなかった原因は適当なターゲット組成
が選ばれていなかったためと考えられる。
なお、本実施例においてはターゲットはNiとFeとを
焼結し、直径150mφ、厚み3 tan tの円板状
としたが、ターゲットの作製法、形状にはよらず、本発
明が適用できることはいうまでもない。本発明の要点は
RFスパッタ用のターゲットにおいて、スパッタされる
範囲のターゲット部分でFeが実質的に22〜24 w
t%存在していることである。耐食性を増加させたシ、
飽和磁束密度、透磁率などの磁気特性をさらに向上させ
るために、Ni−Fe合金に、Cr、Co、Mo、Ru
などを添加する場合があるが、この場合も、Feが全体
の22〜24wt% 存在しているターゲット組成範囲
で良好な磁気特性が得られる。
焼結し、直径150mφ、厚み3 tan tの円板状
としたが、ターゲットの作製法、形状にはよらず、本発
明が適用できることはいうまでもない。本発明の要点は
RFスパッタ用のターゲットにおいて、スパッタされる
範囲のターゲット部分でFeが実質的に22〜24 w
t%存在していることである。耐食性を増加させたシ、
飽和磁束密度、透磁率などの磁気特性をさらに向上させ
るために、Ni−Fe合金に、Cr、Co、Mo、Ru
などを添加する場合があるが、この場合も、Feが全体
の22〜24wt% 存在しているターゲット組成範囲
で良好な磁気特性が得られる。
第1表
以上、実施例の説明かられかるように、本発明によれば
磁気特性の良好な(保磁力が小さく、透磁率が高い)N
i−Fe合金膜を形成することができる。最良の条件を
選んだ場合、保磁力は約 ′20m0e、透磁率は
約6000となりこれは蒸着法や高速スパッタ法など従
来の薄膜形成法の最良の場合よシもさらに特性が良く、
バルク材の特性に近いものになっている。
磁気特性の良好な(保磁力が小さく、透磁率が高い)N
i−Fe合金膜を形成することができる。最良の条件を
選んだ場合、保磁力は約 ′20m0e、透磁率は
約6000となりこれは蒸着法や高速スパッタ法など従
来の薄膜形成法の最良の場合よシもさらに特性が良く、
バルク材の特性に近いものになっている。
本発明を用いて薄膜ヘッドの磁極を形成したところ、蒸
着法を用いて磁極形成した薄膜ヘッドにくらべて2割以
上自己録再出力が大きく、本発明の有効性が確かめられ
た。
着法を用いて磁極形成した薄膜ヘッドにくらべて2割以
上自己録再出力が大きく、本発明の有効性が確かめられ
た。
第1図は本発明の詳細な説明するためにターゲット組成
と形成膜の磁気特性との関係を示したグラフである。 代理人 弁理士 薄田利幸 fI 1 図 Fし纜分 X (wt%) 国分寺市東恋ケ窪1丁目280番 地株式会社日立製作所中央研究 所内
と形成膜の磁気特性との関係を示したグラフである。 代理人 弁理士 薄田利幸 fI 1 図 Fし纜分 X (wt%) 国分寺市東恋ケ窪1丁目280番 地株式会社日立製作所中央研究 所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、主としてNiとFeとからなシ、Feの重量比が2
2〜24%であることを特徴とするNi−Fe合金スパ
ッタターゲット。 Z 主としてNiとFeとからなp、Feの重量比が2
2〜24チであるN i −F e合金スパッタターゲ
ットを用いて、FLFスパッタ法によって形成されたこ
とを特徴とするNi−1;’e合金膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12752082A JPS5919307A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | Ni−Fe合金スパツタタ−ゲツト及びNi−Fe合金膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12752082A JPS5919307A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | Ni−Fe合金スパツタタ−ゲツト及びNi−Fe合金膜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919307A true JPS5919307A (ja) | 1984-01-31 |
Family
ID=14962043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12752082A Pending JPS5919307A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | Ni−Fe合金スパツタタ−ゲツト及びNi−Fe合金膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7604717B2 (en) | 1999-05-20 | 2009-10-20 | Saint-Gobain Glass France | Electrochemical device |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP12752082A patent/JPS5919307A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7604717B2 (en) | 1999-05-20 | 2009-10-20 | Saint-Gobain Glass France | Electrochemical device |
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