JPS59192345A

JPS59192345A - 内視鏡管路の洗浄方式

Info

Publication number: JPS59192345A
Application number: JP58066800A
Authority: JP
Inventors: 石井　文昭; 笹　宏行; 久雄矢部; 幸生中島; 幸治高村; 剛明中村
Original assignee: Olympus Corp; Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1983-04-15
Filing date: 1983-04-15
Publication date: 1984-10-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は内視鏡に組み込まれた各ｍ管路を洗浄する内視
鏡管路の洗浄方式に関する。

一般に、内視鏡には送気、送水、吸弓１などを行なうた
め＠種の管路が糾み込まれている。したがって、使用済
みの内視鏡を洗浄する際にはその内視鏡の外表面ばかシ
でなく、その名前路内も洗浄する必要がある。ここで云
う洗浄とは、管路内の汚染を取シ除く、いわゆる水洗い
およびこの水洗い後に薬液を用いてめ消毒、さらに、こ
の消毒後の水洗いであって、通常は上１己の順序で洗浄
するのが普逆である。ところで、従来、その＠智路内を
洗浄する方式では＠管路の口金にそれぞれ洗浄液注入用
７　ユーズを接続するとともに、＠管路の開閉弁を操作
して開通する状態に設定しておく必要がある。つまシ、
各１路へ洗浄液注入用チューブを個別的に接続するとと
もに、名聞閉弁の切換え操作が必要であ月その洗浄に際
しての操作が煩雑で面倒でおった。

さらに、上記従来の洗浄方式によると、特に、開閉弁に
おりる弁体の４１３部やシリンタの弁体で椀われている
部分の洗浄が不児全になシやすい几犬な欠点があった◎ そこで、不出組人は、既に上述のような問題を九７消し
ノヒ内視鏡も〒路の洗浄器具を特願昭５６−１１１９４
０号として出願している。これは、内視鏡の朽作部に設
けられた送気送液シリンダと吸引シリンダとから洗浄液
を供給し、名管路に送液してその内周面と上記両シリン
ダの内周面を同時に洗浄できるようにしたものである・
すなわち、送気送液シリンダおよび吸引シリンダに内挿
されている開閉弁を抜去し、開口したシリンダにアダプ
タを装着する。そして、このアダゲタと接続する送液チ
ューブを送液ポンプに接続し、この送部ポンプからの液
体をアダゲタを介して上記各シリンダに供給し、このシ
リンダから送液管路、送気管路および吸引管路に送液し
て内視鏡の先端部の吸引口体、ノズルおよびコネクタ部
の送気口体、送液口体および吸引口体からｌ７Ｉｉ、／
ｉ１シて洗浄するようになっている。

ところが、内視鏡の各管路はその内径が異なる。へ体的
に述べると、一般に送気％路および送液管路は頗ｊく、
吸引管路り太いが、これら同一１路においても内視鏡の
押入部側の管路は細く、ライトガイドケーブル側の管路
は太く構成されている。したがって、これら各管路を連
通させる上記シリンダから送液しても流路抵抗の小さい
管路へ集中して流れ、流路抵抗の大きい管路には洗浄液
が充分に流れない。つまシ、すべての管路を確実に洗浄
できないという欠点がある。

本発明は上記事情に着目・してなされたもので、その目
的とするところは、内視鏡の各管路に対する接続が容易
であると七もに、名管路および開閉弁用シリンダ内など
を確実に洗浄で′きるようにした内視鏡管路の洗浄方式
を提供する仁とにある・以下、本発明の一実箆例を第１図にもとづいて説明する
。

捺：１図中１は内視鏡であシ、この内視鏡１は挿入部２
、操作部３およびライトガイドケーブル４とから構成さ
れている。この内視鏡１の内部には後述するように＠種
の管路が組み込まれている。まず、押入部２、操作部３
およびライトガイドケーブル４にわたって送気管路５と
送液管路６とが挿入配置されている。送気管路５と送液
管路６の先端は合流して挿入部２の先端に設けた送気送
液用ノズル７に接続され、上記送気送液用ノズル７は観
察袈（図示しない。）の外表面に向けて設けられていて
、その観聚盗の外表面に向けて洗浄液および９気を吹き
付けるようになっている。上記ライトガイドケーブル４
の延出先端にはコネクタ部９が設けられ、このコネクタ
部９には送気管路５に連通ずる第１および第２の送気口
体１０，１１、送液管路６に連通する送液口体１２およ
び後述する吸引用管路に連通・する吸引口体１３さらに
送ガスロ体１４がそれぞれ設けられている。そして、上
記第１の送気口体１０はコネクタ部９を光源装置（図示
しない。）に装着したときその光源装置内の送気ポンプ
に接続されるようになりている。また、第２の送気口体
１１と送液口体１２はそれぞれ送液タンク（図示しない
Ｏ）に接続されるようになりている。さらに、上記吸引
口体１３は吸引器（図示しない。）に接続されるように
なっている。

一方、上記挿入部２、操作部３およびライトガイドケー
ブル４の内部にはこれらにわたりて吸引管路１５が挿入
配置されている。この吸引管路ｘｓｌｄ、先端側につい
ては処ｉ！Ｌ具挿通用チャーンネルとして形成されてい
る。そして、処置具挿通用チャンネルの先端は・挿入部
２の先端面における吸引口１７に開口し、また、処置具
挿通用チャンネルの基端は操灼部３において外部に開口
して鉗子口体１８を形成している。この鉗子口体１８は
着脱自在な栓体１８ａで閉塞されている。なお、１６は
逆止弁Ｊ６＆を有する副送液口体で、上記送液管路６に
連通している。

さらに、上記処置具挿通用チャンネルは吸引管路１５の
基端側に対し眩引シリンダすなわち吸引開閉弁用シリン
ダ１９を介して接続されている。また、上記送気管路５
と送液１路６の途中には送気送液シリンダすなわち送気
送液開閉弁用シリンダ２０が介挿されている。この俗間
し°」弁用シリンダ１９．２０は操作部３の１１す面に
並べて近接する状態で設名されておシ、このｈ側には送
ガスシリンダすなわち送ガス開閉弁用シリンダ２１が設
騎されている。この送ガス開閉弁用シリンダ２ノには送
ガス管路２２が接続され、これは上記送気送液開閉弁用
シリンダ２０と送Ｑ送液用ノズル７との間の送気管路５
および送ガスロ体１４に接続している。上記吸引量ＩＰ
′１弁用シリンダ１９は有底円筒状をなし、その開口縁
にはフランジ２３が一体に設けられている。また、送気
送液開開弁用シリンダ２０および送ガス開閉弁用シリン
ダ２１も同様に有底円筒状をなし、その開口縁にはフラ
ンジ２４２５が一体に設けられている。そして、上記各
開閉弁用シリンダ１９，２０．２１には栓体３０が装旭
される。この栓体３０には上記７ランジ２３．２４．２
５と係合する係合溝３１゜、９２　、３３が内周ｍ１に
刻設された３つの取付部３４．３５．３６が設けられて
いる。したがって、栓体３０はシリンダ１９．２０，２
１の内圧が高まっても外れガいようになっている。まだ
栓体３０　Ｋ　＆：Ｉ：名シリフシリンダ１９，２０．
２１させる連通路３７が形成されている。なお、各シリ
ンダ１９．２０．２１は通常ピストン（図示せず）が挿
入され、このピストンの操作によって＠管路５，６，１
５．２２を連通あるいは遮断できるが、栓体３０を取着
するときには上記ピストンを抜去してから行なう。

一方、上記挿入部２の先端部２ａには、ゴムなどの弾性
材料で作られた液吸排用キャップ４０が着脱自在に取着
される。この液吸排用キャップ４０には接続部４１が設
けられ、との接続部４１にはシリンジ４２が接続されて
いる。

このシリンジ４２は先端部にチーΔ状の接続口体４３を
鳴し、この接続口体４３が上記接続部４１に着脱自在に
嵌着されている。このシリンジ４２には、内部に液体り
が収容されている充ともにピストン４４が進退自在に挿
入されている。また、上記コネクタ部９の吸引口体１３
には液吸排用チー−ブ４５が一端を接続している。

この液吸排用チューブ４５の他端は、肢体タンク４６の
液体り内に没入されている。

つぎに、上記内視鏡１の名管路の洗浄について説明する
。まず、各シリンダ１９　、２０　。

２１にまたがって栓体３０を装着するとともに、挿入部
２の先端部２ａに液吸排用キャップ４０を介して液体り
が内部に収容されたシリンジ４２を接続し、コネクタ部
９の吸引口体１３に液吸排用チー−ブ４５を接続する。

この状態で上記シリンジ４２に挿入されたピストン４４
を押し込むと、液体りは図中矢印で示すように流れる。

つまシ、シリンジ４２内の液体りが上記液吸排用キャッ
プ４０の内部空間を通シ、ノズル７と吸引口１７を介し
て送気管路５と送液管路６の下流９ＩｌＩ省路部５ｂ、
６ｂおよび吸引管路１５の下流側管路部１５ｂに圧送さ
れる。送気管路５と送油管路６に圧送された液体りは送
気送液開閉弁用シリンダ２０内に流入するとともに、送
気管路５に圧送された液体りの一部は送ガス管路２２の
下流側管路ｇ１５２２ｂを通って送ガス開閉弁用シリン
ダ２１内にも流入する。また、吸引管路１５に圧送され
た液体りは吸引開閉弁用シリンダ１９内に流入する。送
ガス管路２２から上記送ガス開閉弁用シリンダ２１内へ
の液体りの流入はわずかであるが、吸引開閉弁用シリン
ダ１９と送気送液開閉弁用シリンダ２０とに流入した液
体りが栓体３０の連通路３７を通って上記送ガス、開閉
弁用シリンダ２１内へ十分流入する。そして、各シリン
ダ１９゜２０．２１内および連通路３７の液体りの圧力
がある程度高まると、液体りは各管路５，６゜１５．２
２の上流側管路部５ａ　ｅ　６ａ　ｇ　１５ａ　６２２
ｍを流れる。したがって、送気１路５の上流側管路部５
ａＫ流れた液体りはコネクタ部９のｆｆ１ｌ　、第２の
送気口体１０．１１から流出し、送液管路６の下流側管
路部６ａに流れた液体Ｌ（ｒｉ送液口目体２から流出す
る。また、送ガス管Ｂ２２の上流側管路部２２ａＫ流れ
た液体りは送ガスロ体１４から流出する。さらに、吸引
管路１５の上流側管路ｆｉ１１１５　ａに流れた液体り
は吸引口体１３から液吸排用チー−ブ４５を通って液体
タンク４６に流出する。

このように、各管路５，６，１５．２２に液体りを圧送
したならば、つぎは上記シリンジ４２に１η１人された
ピストン４４を先程と逆方向であるシリンジ４２から抜
出する方向に引く。

すると、シリンジ４２内が負圧になるから、このシリン
ジ４２に連通した各省１′路５，６ｅ１５ａ２２も負圧
になシ、これら管路を液体りが先程の矢印で示す方向と
逆方向に流れる。つまシ、各管路５　、６　、　ｌ　５
．．２　；ｌ内に残留している液体しかそれぞれシリン
ジ４２内に吸引されるとともに、液体タンク４６内の液
体りも液吸排用チー−ブ４５および吸引管路１５を介し
て上記シリンジ４２内に吸引される。したがって、この
ような操作、つまシシリンジ４２に挿入されたピストン
４４の押し引き操作を数回縁シ返せは、各管路５．６．
１５．２２内は全長にわたって洗浄されることになシ、
このとき各種シリンダ１９，２０．２１内も同時に洗浄
される。

第２図はこの発明の他の実施例を示すもので、この実施
例においては、コネクタ部９の吸引口体１３に第２の液
吸排用チューブ５０の一端を接続し、この他端にシリン
ジ４３を接続する。

また、送液タンク４６に一端が接続された液吸排用チュ
ーブ４５の他端を液吸排用チューブ４０に接続するよう
にした。

このようにして上記シリンジ４３に挿入されたピストン
４４を押し込めば、液体りは図中矢印で示す方向に流れ
、まｔピストン４４を引き抜く方向に操作すれは、液体
りは上記矢印と逆方向に流れてシリンジ４３内に吸引さ
れる。すなわち、シリンジ４３に挿入されたピストン４
４を押し込むと、液体りは吸引管Ｒ１１５の上流側話路
部１５ｈから吸引開閉弁用シリンダ１９内に流入する。

このシリンダ１９に流入しだ液体しは、その一部が吸引
管路１５の下流側Ｕ踏部１５ｂを通って吸引口１７から
流出し、液体タンク４６内に流入する。ま／ヒ、上記シ
リンダ１９に流入した液体しは栓体３０の連通路３７を
通って送気送液開閉弁用シリンダ２０と送ガス開閉弁用
シリンダ２）とに流入する。送気送液開閉弁用シリンダ
２０に流入した液体りは送気管路５と送液管路６の上流
側管路部５ａ。

６ａおよび下流側管路部５ｂ　、６ｂに流れる。

上流側管路部５ｇ、６ｍに流れた液体りは第１゜第２の
送気口体１０．１１と送液口体１２とから流出し、下流
側管路部５ｂ　、６ｂに流れた液体りはノズル７から流
出して液体タンク４６に流入する。また、送ガス開閉弁
用シリンダ２１に流入した液体しは、その上流側管路部
２２ｍと下流側管路部２２ｂとに流れる。そして、上流
側管路部２２ａを通って送ガスロ体１４から流出すると
ともに、下流側管路部２２ｂを通ってノズル７から流出
し、液体タンク４６に回収される。

また、上ｊ１シピストン４４を引いてシリンジ４２内を
負圧疼すれば、液体りは先程の矢印と逆方向に流れると
ともに、液体タンク４６の液体しもシリンジ４２内に吸
引される。

したがって、このような方式においても上記一実施例と
同様各管路５，６．１５，２２内の全長および各種シリ
ンダ１９，２０．２１内が同時に洗浄される。

なお、第１図と第２図に示す実施例において、第１２Ｍ
２の送気口体１０．１１、送液口体１２および送ガス口
体１４にこれらが連通ずる管路からコネクタ部９の外に
液体を流がす方向に逆止弁を接続すれば、シリンジ４２
に挿入されたピストン４４を引き抜く方向に操作したと
き、上記各目体１０．１１．１２．１４から外気を吸引
するのが防げる。したがって、上記シリンジ４２内が負
圧になったとき、液体タンク４６の液体Ｌ１すなわちそ
れまで洗浄に使用されず比較的きれいな液体りを上記シ
リンジ４２内にたくさん吸引し、つぎのピストン４４の
押し込み繰作時にその液体りで各管路５，６゜１５．２
２内および各種シリンダ１９，２０゜２１内を洗浄する
ことができる。

また、上記各実施例において、ピストン４４の押し込み
操作時に液吸排用チー−ブ４５から排出される液体Ｉ、
を液体タンク４６内に回収させず、外部に排出させるよ
うにすれば、この液体タンク４６内の液体りが汚れるの
を防止できる。

また、送ガス管路２２を備えた内視鏡について述べたが
、この送ガス管路２２を有しない内視鏡１であっても本
発明の洗浄方式を適用することができる。その場合、栓
体３０は吸引開閉弁用シリンダ１９と送気送液用シリン
ダ２０とを連通させる構造であればよい。

また、送気管路５と送液管路６とを挿入部２の先端部２
ａにおいて、それぞれ別のノズル７に連通させる構造の
内視鏡１であってもよい。

さらに、上記実施例における液体は水または薬液であシ
、薬液を用いる場合には一般に消毒と呼んでいるが、こ
こで云う洗浄とはいわゆる小孔を穿設し、この小孔から
液体Ｌｔわずかに流出させるようにすれは、鉗子口体１
８内の洗浄を確実に行なうことができる。

また、液体を強制的に送液および吸引する手段はシリン
ジ４２に限られず、ポンプなどで行なうようにしてもよ
い。

本発明は以上説明したように、送気送液シリンダと吸引
シリンダとを連通させ、挿入部の先端部に液吸排用キャ
ップ・を設けるとともに吸引口体に液吸排用チー−プを
接続し、上記液吸排用キャッゾあるいは上記液吸排用チ
ー−ブからの送液と吸引とを繰シ返すようにした。した
がって、内視鏡の名管路の全長および各種シリンダ内を
同時に洗浄することができる。また、液体は強制的に送
液と吸引とが繰シ返され、しかも各種シリンダが連通さ
せられているので、各管路の内径が異なっても、これら
管路の全長にわたって流通するため、確実に洗浄される
。さらに、洗浄時にとくに複雑な操作を必要としないか
ら、作業性に優れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す洗浄時の全体の構成
図、第２図はこの発明の他の実施例を示す洗浄時の全体
の構成図である。１・・・内視鏡、３・・・操作部、５・・・送気管路、
６・・・送液管路、７・・・ノズル、９・・・コネクタ
部、１５・・・吸引管路、１７・・・吸引口、２Ｑ・・
・送気送液開閉弁用シリンダ、：１９・・・吸引開閉弁
用シリンダ、２ノ・・・送ガス開閉弁用シリンダ、３０
・・・栓体、３２・・・連通路、４０・・・液吸排用キ
ャッゾ、４５．５０・・・液吸排用チューブ〇出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１頁の続き０発　明　者　高村幸治東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内０発　明　者　中村開明東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号才リンパス光学工業株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

送気管路、送液管路および吸引１路を備えた内視鏡の操
作部に、上記送気管路と送液り路とが接続された送気送
液シリンダと、上記吸引雪路が接続された吸引シリンダ
とが設けられ、上記内視鏡の挿入部の先端部に上記吸引
管路と連通ずる吸引口および上記送気管路と送液管路と
に連通ずるノズルを設けるとともに、上記操作上配送液
管路に連通する送−目体が設けられた内視鏡の上記名管
路を洗浄する方式において、上記送気送液シリンダと吸
引シリンダとを連通させ、上記挿入部の先端部に液吸拮
用キャッグを設けるとともに上記吸引口体に液吸排用チ
ューブを接続し、上記液吸排用キャップあるいは上記液
吸排用チューブからの送液と吸引とを繰シ返すことを特
徴とする内視鏡管路の洗浄方式０