JPS5918943B2 - 回転電機の電機子巻線巻装法 - Google Patents

回転電機の電機子巻線巻装法

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JPS5918943B2
JPS5918943B2 JP14701678A JP14701678A JPS5918943B2 JP S5918943 B2 JPS5918943 B2 JP S5918943B2 JP 14701678 A JP14701678 A JP 14701678A JP 14701678 A JP14701678 A JP 14701678A JP S5918943 B2 JPS5918943 B2 JP S5918943B2
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JP
Japan
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winding
slot
coil
armature
slots
Prior art date
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Expired
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JP14701678A
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JPS5574350A (en
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隆介 庵下
清一 岩切
千尋 村井
清 井寺
弘志 今井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回転電機の電機子巻線巻装法に関するもので
ある。
従来この種回転電機の電機子巻線の一巻線方法としては
波巻法がある。
この波巻は第1図第2図に示す如く、電機子鉄心Sの外
周に等角度間隔をもって形成された多数のス叡ノha、
b、c、d・・・・・・における所要のピッチをもった
各対のスロットに対し、それぞれ各コイル1.2,3,
4・・・・・・を、その一側のコイル片1a、2a、3
a、4a・・・・・・を各スロット内の内側即ち下層に
、他側のコイル片1b、2b、3b、4b・・・・・・
を各スロット内の外側即ち上層に嵌入(巻装)して電機
子巻線を構成するものである。
このため、巻装された電機子巻線を反整流子Z側から観
た場合、第1図の如く各コイルを絹状により合せた様な
一つの環状層が形成される。
ここで、第1図、第2図は各コイル1,2.3・・・・
・・がそれぞれ1回巻のものを示しているが、これが第
3図に示す如く2回巻となった場合、その一つの巻方法
としては、予め第3図に示す如く導体を2回巻したコイ
ルを多数用意し、この2回巻の各コイルの一側のコイル
片を第1図同様各スロットの下層に、他側のコイル片を
各スロットの上層になる如く嵌入させれば、2回巻の各
コイルによる電機子巻線を構成し得る。
この場合には各コイルのコイル片は2条となっているた
め各スロットには4条の導体が嵌入するが、2条の各コ
イル片は一体となって各スロットに嵌入されるため、反
整流子側部のコイルは第1図と同様線状の環状層が一層
だけ形成される。
ところが、この巻線方法にあっては、予め第3図形状の
コイルを形成した後各スロットに嵌入するものであり、
個々の作業が独立して行なわれるこきから巻線の機械化
が困難であった。
このため、機械化を可能とした巻線方法としては、電機
子鉄心の全周の各スロットにおける全ての対のスロット
間に全く同時に各導体を直接巻回して電機子巻線を構成
することが考えられる。
この方法によれば対のスロット間に直接導体を巻回して
第3図のコイルとすることができ、多量生産に適したも
のとすることができるが、各コイルを2回巻とする場合
には、先ず第1回目の巻きて各コイルの反整流子側部は
第1図の如き綱状の1つの環状層を形成し、次いで第2
回目の巻きてその上層部に綱状の環状層を形成し、結局
各スロットの2条の導体毎に1つの線状環状層が形成さ
れ第4図に示す如く2層の環状層A、Bが形成される。
このため特に上層に位置した第2回目の巻き部Bはスロ
ットの外側2条の導体の絡まりであることから電機子鉄
心Sに対する引留め力が弱く、電機子の高回転による遠
心力に抗するためには反整流子側の巻線露出部分を強固
にバインドする等の手段を構じる必要があったり、又極
めて高い遠心力にはバインドだけでは対処できない等の
問題があった。
この発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであって
、一つのスロットに対して少なくとも4条の導体が嵌入
される電機巻線の巻線方法にあってその巻線の機械化を
可能にし多量生産に適したものにし得ると共に、反整流
子側の電機巻線露出部における綱状の環状層は少なくと
も各スロットの4条の導体によって一つの層を形成する
ことにより電機子鉄心に対する巻線の引留力を向上させ
遠心力に耐え得る電機子巻線の巻装法を提供するもので
ある。
以下図に示すこの発明の実施例について説明する。
先ず第5図において、電動機の回転電機子鉄心Sは外周
に多数(本実施例においては17個)のスロワ)a、b
、c、d・・・・・・qが等角度間隔をもって配設され
ており、4極の固定界磁内で回転するものとする。
この各スロットに対して電機子巻線を巻装するに当って
は、先ず、それぞれ所要のピッチを隔てた各対のスロッ
トa−e 、b−f 、 c−g・・・・・・q−d間
に第6図にも示す如く多数のコイル導体1゜2.3・・
・・・・17をU字状に屈曲して嵌入しそれぞれ第1コ
イル片1a Ib、2a−2b、3a−3’b・・・
・・・17a−17bを構成する。
この場合U字状の導体1,2,3・・・・・・17は整
流子側において各対のスロット間を橋短する如く巻装さ
れその両端部は反整流子側に引さ出されている。
即ち、第6図の如く各対のスロット間に導体1゜2.3
・・・・・・17をU字状に巻装した状態においては、
第5図実線で示す如く、名筆1のコイル片の一例1a、
2a、3a・・・・・・17aは各スロットa。
b、c・・・・・・g最下層に、又その他側1b、2b
3b・・・・・・17bは対応する各スロットe、f・
・・・・・q・・・・・・dの第2番目の層にそれぞれ
位置し、従って各スロットにはそれぞれ2条の導体が嵌
入して反整流子側に引き出されている。
次に反整流子側へ各スロットから引き出された2条毎の
導体は第7図に示す如くそれぞれ円周同方向に屈曲され
る。
この際2条の導体は一体となって同時に屈曲されること
が、巻線時間の短縮を図るうえでより効果がある。
続いて第8図、第5図に示す如く上述2条毎の導体は当
該導体が引き出された各スロットからそれぞれ所要ピッ
チ(本実施例においてはU字状ピッチと同一であるが必
ずしも一致させなくてよい)だけ同(円周)方向に隔て
た対応する各スロットに嵌入されることにより、各導体
1,2,3・・・・・・17は更に第2のコイル片1a
′−1b′、28′−2b’−” 17 a’−17b
’を構成する。
結局、第5図に示す通り各コイル導体の各コイル片は各
スロットに4条毎嵌入される。
最後に各導体1,2,3・・・・・・17の両端は第9
図に示す如く整流子Zの各整流子片に所要ピッチ(8ス
ロット間隔)をもって接続されて電機子が構成される。
しかして、この様にして巻装されたコイル導体1.2,
3・・・・・・17の1つ、例えばコ・イル導体1は第
8図に示す如く2対のスロワ)a−e、e−1に対して
巻回されたコイルとなるが、第3図の波巻コイルの場合
と電動機性能としては変わるところはない。
又、上述の如く、先ず各対のスロット間に各導体を巻回
してその両端を反整流子例へ引き−出し、次いで各スロ
ットから引き出された2条毎の導体を円周同方向に所要
ピッチ隔てた各スロットに対して巻装して電機子巻線を
構成するものであるカくら、第5図からも理解で′きる
通り反整流子側の巻線露出部分は少なくとも各ス田ント
に収納される4条の導体で一つの綱状の環状層が形成さ
れるため各導体相互の絡みが強く、従って電機子鉄心S
に対する巻線の引留力が大きくなり遠心力に対して充分
耐え得ることができる。
ところで、本発明による巻線方法を機械化するに当って
は、電機子鉄心Sの外周に沿って各コイル導体1,2・
・・・・・17と同数の巻線手段を装備させ、先ず電機
子鉄心Sの所要ピッチをもった各対のスロット全てに対
して同時に各コイル導体を巻装してその両端部を反整流
子側へ引き出し、次いで各スロットから引き出された2
条毎の導体を、同方向に所要ピッチずれた各スロットζ
こ対して一体として同時に巻装すれば、容易に実現可能
であり、直接スロットに巻装されることから巻線時間が
早く多量生産に適したものとできる。
尚、上記実施例においてはスロット数は17のものにつ
いて説明したが、他の適宜の数のスロ゛ットに対して適
用可能であり、又、コイル導体1゜2・・・・・・はそ
れぞれ2対のスロットに対して各1回巻としたものにつ
いて説明したが、先ず、対のスロットに対して複数巻回
してコイル導体の両端を反整流側へ引き出し、次いで引
き出された2条毎の導体を所要ピッチずれた対のスロッ
ト間にそれぞれ同方向に複数巻回してもよく、この場合
にも少なくともスロットの4条毎の導体で綱状の環状層
を形成でき引留力は向上で握る。
又、上記実施例においては反整流子側に引籍出された2
条毎の導体は第7図左方向に屈曲して存巻きとしている
が、これは右方向に屈曲して右巻きとしても同様の効果
がある。
以上の如(この発明は電機子鉄心の多数のスロットにお
ける所要ピッチを隔てた各対のスロットに対してスロッ
ト数と同数の導体におけるその両端が反電流子側に引き
出される様に各導体を巻装し、次いで各スロットから引
き出された2条毎の導体を当該スロットから同方向に所
要ピッチ隔てた各ろロットに対して巻装して電機子巻線
を構成するものであるから、直接スロットに導線を巻装
できその巻線の機械化を容易に実現でき極めて多量生産
に適したものとすることができ、しかも、反整流子側の
電機子巻線露出部における綱状の環状層は少なくとも各
スロットの4条の導体によって一つの層を形成できるの
で電機子鉄心に対する巻線の引留力を向上させ遠心力に
よる巻線の広がりに耐え得るものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来の巻線法の説明に供する図で、
第1図は電機子上面図1、第2図は結線図、第3図は1
つのコイル形状図、第4図は電機子上面図である。 第5図乃至第9図はこの発明による電機子巻装法の一実
施例の説明に供する図で、第5図は電機子スロットに対
するコイル片の配置構成図、第6図乃至第9図は巻装順
序を示す線図である。 図中Sは電機子鉄心、a=gはスロット、1〜17はコ
イル導体である。 尚、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電機子鉄心の周囲に多数形成されたスロットに対し
    て電機子巻線を巻装するに当り、先ず、それぞれ所要ピ
    ッチを隔てたスロット数と同数の対のスロット間にスロ
    ット数と同数の導体をそれぞれ巻装してその多導体の両
    端部を反整流子側に引き出し、次いで各スロット毎に反
    整流子側へ引き出された各2条毎の導体を当該スロット
    から円周方向に所要ピッチ隔てた各スロットに対してそ
    れぞれ巻装して電機子巻線を構成したことを特徴とする
    回転電機の電機子巻線巻装法。
JP14701678A 1978-11-27 1978-11-27 回転電機の電機子巻線巻装法 Expired JPS5918943B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62148141U (ja) * 1986-03-13 1987-09-18
JPS6391248U (ja) * 1986-12-02 1988-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0667161B2 (ja) * 1988-09-12 1994-08-24 株式会社三ツ葉電機製作所 回転電機用ロータ
JPH0667162B2 (ja) * 1988-09-12 1994-08-24 株式会社三ツ葉電機製作所 回転電機用ロータ

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