JPS5918923B2 - 磁気浮上推進装置 - Google Patents
磁気浮上推進装置Info
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- JPS5918923B2 JPS5918923B2 JP6740276A JP6740276A JPS5918923B2 JP S5918923 B2 JPS5918923 B2 JP S5918923B2 JP 6740276 A JP6740276 A JP 6740276A JP 6740276 A JP6740276 A JP 6740276A JP S5918923 B2 JPS5918923 B2 JP S5918923B2
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- JP
- Japan
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- magnetic field
- rail
- frequency
- output
- moving magnetic
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- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁気浮上推進装置に係り、特に推進°用磁界
で浮上刃も得られるようにした磁気浮上推進装置に関す
る。
で浮上刃も得られるようにした磁気浮上推進装置に関す
る。
磁気浮上推進装置としでは、従来磁気浮上列車が知られ
でいる。
でいる。
この列車は、磁気で列車を浮上させるとともに磁気で列
車を推進させるように構成されでいる。
車を推進させるように構成されでいる。
ところで、従来の磁気浮上推進装置、たとえば磁気浮上
列車は、浮上刃と推進力とを別々に制御するようにして
いる。
列車は、浮上刃と推進力とを別々に制御するようにして
いる。
このため、浮上用の電磁石と推進用のりニアモータとを
移動体上に搭載する必要があり、この結果、移動部分が
大形、大重量化するばかりか電力消費量も多いと云う欠
点があった。
移動体上に搭載する必要があり、この結果、移動部分が
大形、大重量化するばかりか電力消費量も多いと云う欠
点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、移動部分の小形軽量化を図れると
ともに消費電力の減少化を図れ、しかも勝れた推進特性
を発揮でき、たとえば磁気浮上列車等に好適する磁気浮
上推進装置を提供することにある。
目的とするところは、移動部分の小形軽量化を図れると
ともに消費電力の減少化を図れ、しかも勝れた推進特性
を発揮でき、たとえば磁気浮上列車等に好適する磁気浮
上推進装置を提供することにある。
以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明に係る装置を概略的に示すもので、この
装置は大きく分けて、固定された導電性のレール1およ
びこのレール1の下面に対向シ、かつレール1に沿って
移動自在に配置された移動磁界発生部2からなるリニア
誘導電動機本体盈と、上記移動磁界発生部2と一体に移
動し、上記移動磁界発生部2に交流入力を供給する可変
電圧可変周波数電源Aと、前記移動磁界発生部2と一体
に移動し可変電圧可変周波数電源4の出力周波数を後述
する関係に制御する周波数制御系5と、前記移動磁界発
生部2と一体に移動し可変電圧可変周波数電源Aの出力
電圧を後述する関係に制御する電圧制御系lとで構成さ
れている。
装置は大きく分けて、固定された導電性のレール1およ
びこのレール1の下面に対向シ、かつレール1に沿って
移動自在に配置された移動磁界発生部2からなるリニア
誘導電動機本体盈と、上記移動磁界発生部2と一体に移
動し、上記移動磁界発生部2に交流入力を供給する可変
電圧可変周波数電源Aと、前記移動磁界発生部2と一体
に移動し可変電圧可変周波数電源4の出力周波数を後述
する関係に制御する周波数制御系5と、前記移動磁界発
生部2と一体に移動し可変電圧可変周波数電源Aの出力
電圧を後述する関係に制御する電圧制御系lとで構成さ
れている。
前記レール1は、鉄製のレール本体11と、このレール
本体11の前記移動磁界発生部2に対向する面に固着さ
れたアルミニウム層12とで構成されでおり1図示しな
い部材を介して静止部に強固に固定されでいる。
本体11の前記移動磁界発生部2に対向する面に固着さ
れたアルミニウム層12とで構成されでおり1図示しな
い部材を介して静止部に強固に固定されでいる。
一方、移動磁界発生部2は普通の誘導電動機の電機子を
直線状に展開したものと同様に形成され三相の電機子巻
線が施されている。
直線状に展開したものと同様に形成され三相の電機子巻
線が施されている。
そして、上記電機子巻線の入力端は、前記可変電圧可変
周波数電源4に接続されでいる。
周波数電源4に接続されでいる。
可変電圧可変周波数電源!Lは、三相全波のインバータ
13と、このインバータ13に直流電力を供給する静止
レオナード14とで構成されている。
13と、このインバータ13に直流電力を供給する静止
レオナード14とで構成されている。
上記インバータ13は、たとえば6個のサイリスタを三
相グレーツ接続して形成された120度通電モードのも
ので、その交流出力端に前記電機子巻線の入力端が接続
され、また直流入力端にリアクトル15および変流器1
6を介して静止レオナード14の直流側端子が接続され
でいる。
相グレーツ接続して形成された120度通電モードのも
ので、その交流出力端に前記電機子巻線の入力端が接続
され、また直流入力端にリアクトル15および変流器1
6を介して静止レオナード14の直流側端子が接続され
でいる。
静止レオナード14もインバータ13と同様に6個のサ
イリスタを三相グレーツ接続して形成されたもので、そ
の交流側端子は、たとえばパンタグラフ形の接触器を介
しで三相交流電源に接続されている。
イリスタを三相グレーツ接続して形成されたもので、そ
の交流側端子は、たとえばパンタグラフ形の接触器を介
しで三相交流電源に接続されている。
そして、前記インバータ13の出力周波数は、周波数制
御系互によって制御され、また静止レオナード14の出
力電圧、つまり制御遅れ角は電圧制御系1によって制御
される。
御系互によって制御され、また静止レオナード14の出
力電圧、つまり制御遅れ角は電圧制御系1によって制御
される。
周波数制御系iは次のように構成されている。
すなわち、移動磁界発生部2の移動速度に比例した個数
のパルスを送出するパルス発生器17を設けるとともに
任意の周波数のパルスを送出するパルス発振器18を設
け、これらパルス発生器17およびパルス発振器18の
出力パルスをカウンタ19に導入しでいる。
のパルスを送出するパルス発生器17を設けるとともに
任意の周波数のパルスを送出するパルス発振器18を設
け、これらパルス発生器17およびパルス発振器18の
出力パルスをカウンタ19に導入しでいる。
カウンタ19は、加速指令Xが導入されでいるときには
両パルスを加算しながらカウントし、カウント値がnl
こ達する毎に出力を送出し、また減速指+Yが導入され
ているときには両パルスを減算しながらカウントし、カ
ウント値がnに達する毎に出力を送出するように構成さ
れている。
両パルスを加算しながらカウントし、カウント値がnl
こ達する毎に出力を送出し、また減速指+Yが導入され
ているときには両パルスを減算しながらカウントし、カ
ウント値がnに達する毎に出力を送出するように構成さ
れている。
そして、カウンタ19の出力信号はl進のリングカウン
タ20の歩進信号としで与えられる。
タ20の歩進信号としで与えられる。
上記リングカウンタ20の各内容は論理回路21によっ
てカ行指+F′j6よび回生指+Hに応じて6個の信号
に変換され、この6個の信号がゲート回路22を通って
前記インバータ13を構成する6個のサイリスタのゲー
ト信号として与えられる。
てカ行指+F′j6よび回生指+Hに応じて6個の信号
に変換され、この6個の信号がゲート回路22を通って
前記インバータ13を構成する6個のサイリスタのゲー
ト信号として与えられる。
そして、前記パルス発生器17は移動磁界発生部2が電
気角で360度進む間にl−n個のパルスを送出するよ
うに指定され、またパルス発振器18の出力周波数は今
、すべり周波数(レール1に流れる電流の周波数)をf
ilとすると、1−n−fl(H2)に設定される。
気角で360度進む間にl−n個のパルスを送出するよ
うに指定され、またパルス発振器18の出力周波数は今
、すべり周波数(レール1に流れる電流の周波数)をf
ilとすると、1−n−fl(H2)に設定される。
一方、前記電圧制御系旦は次のように構成されている。
すなわち、レール1と移動磁界発生部2との間の間隙長
Xを検出する変位計23を設けるとともに可動部の推進
方向と直交する方向の加速度を検出する加速度計24を
設け、上記変位計23の出力を積分器25に導入すると
ともに加算器26の一方の入力端に導入し、さらに加速
度計24の出力を積分器27を介して加算器28の一方
の入力端に導入するとともに上記加算器28の他方の入
力端に直接導入している。
Xを検出する変位計23を設けるとともに可動部の推進
方向と直交する方向の加速度を検出する加速度計24を
設け、上記変位計23の出力を積分器25に導入すると
ともに加算器26の一方の入力端に導入し、さらに加速
度計24の出力を積分器27を介して加算器28の一方
の入力端に導入するとともに上記加算器28の他方の入
力端に直接導入している。
そして、前記積分器25の出力を加算器29の一方の入
力端に導入し、この加算器29の他方の入力端に前記加
算器28の出力を導入し、上記加算器29の出力を加算
器26の他方の入力端に導入している。
力端に導入し、この加算器29の他方の入力端に前記加
算器28の出力を導入し、上記加算器29の出力を加算
器26の他方の入力端に導入している。
しかしで、上記加算器26の出力を比較器30の一方の
入力端に導入し、上記比較器30の他方の入力端に設定
器31から与えられる基準電流および基準間隙長を設定
するための信号γを導入している。
入力端に導入し、上記比較器30の他方の入力端に設定
器31から与えられる基準電流および基準間隙長を設定
するための信号γを導入している。
上記比較器30の出力ε1は補償要素32を介してε1
*に変換され、この信号ε1(」比較器33の一方の入
力端に導入されでいる。
*に変換され、この信号ε1(」比較器33の一方の入
力端に導入されでいる。
比較器33の他方の入力端には、前記信号γを係数設定
器34によってに倍した信号が導入されている。
器34によってに倍した信号が導入されている。
そして、比較器33の出力は比較器35の一方の入力端
に導入されている。
に導入されている。
上記比較器33の他方の入力端には、前記変流器16の
出力が導入され、この比較器35の出力(1ゲート制呻
器36に導入される。
出力が導入され、この比較器35の出力(1ゲート制呻
器36に導入される。
ゲート制御器36は、比較器35の出力に応じて前記静
止レオナード14の制御遅れ浄を制御するように構成さ
れている。
止レオナード14の制御遅れ浄を制御するように構成さ
れている。
次に上記のように構成された本発明装置の作用を説明す
る。
る。
まず、リニア誘導電動機本体1の一般的特性を説明し、
次に具体的な作用を説明する。
次に具体的な作用を説明する。
一般に、リニア誘導電動機本体の推進力FYおよび推進
方向とは直交する方向、つまりレールと移動磁界発生部
との間の吸引反撥力FXとすべり周波数filとの間に
は所定の関係があり、FY。
方向とは直交する方向、つまりレールと移動磁界発生部
との間の吸引反撥力FXとすべり周波数filとの間に
は所定の関係があり、FY。
FXはfilによって大きく左右される。
たとえば一例として電機子巻線に流れる電流を一定とし
たとき、第2図に示す特性となる。
たとき、第2図に示す特性となる。
すなわち、すべり周波数f!が正のときFYも正、つま
り加速力2となり、すべり周波数filが負のときFY
も負、つまり減速力となる。
り加速力2となり、すべり周波数filが負のときFY
も負、つまり減速力となる。
またすべり周波数filが小さいときには符号に関係な
くレールと移動磁界発生部との間に生じる吸引反撥力F
Xは正で吸引力となり、すべり周波数filが太きいと
きにはFXは負で反撥力となる。
くレールと移動磁界発生部との間に生じる吸引反撥力F
Xは正で吸引力となり、すべり周波数filが太きいと
きにはFXは負で反撥力となる。
この図から明らかなように大きな推進力FYを得るには
FXの正の範囲が望ましいことになる。
FXの正の範囲が望ましいことになる。
そして、何らかの手段でFXを制御すれば、このFXを
浮上刃として用いることができると予想される。
浮上刃として用いることができると予想される。
これを実現するためには、何らかの手段でFXが正の領
域を保ち得るすべり周波数十fll’lこ強制的に保持
し、この状態でFXを制御すればよいことになる。
域を保ち得るすべり周波数十fll’lこ強制的に保持
し、この状態でFXを制御すればよいことになる。
本発明装置は、上記点に着目して構成されでいるのであ
る。
る。
以下、動作を詳細に説明する。
まず、周波数制御系5は以下に述べるようにすべり周波
数filを常に一定の値に保持する役目をなす。
数filを常に一定の値に保持する役目をなす。
すなわち、今、カウンタ19は20パルス計数(n−2
0)すると出力パルスを送出するように設定されている
ものとし、また、リングカウンタ20はインバータ13
から60度ラップ120度通電モードの三相全波出力を
送出させるために6進(#−6)のものが使用されてい
るものとする。
0)すると出力パルスを送出するように設定されている
ものとし、また、リングカウンタ20はインバータ13
から60度ラップ120度通電モードの三相全波出力を
送出させるために6進(#−6)のものが使用されてい
るものとする。
この場合には、パルス発生器17は、移動磁界発生部2
が電気角で360度移動する間にl−n個、つまり12
0個のパルスを送出するように設定される。
が電気角で360度移動する間にl−n個、つまり12
0個のパルスを送出するように設定される。
また、パルス発振器18の出力周波数はl−n・f#(
Hz)、つまり120.1(H2)に設定される。
Hz)、つまり120.1(H2)に設定される。
したがって、今、すべり周波数filを2(H2)に設
定する場合を例にとると、パルス発振器18の出力周波
数は240CHz)に設定される。
定する場合を例にとると、パルス発振器18の出力周波
数は240CHz)に設定される。
しかして、始動時を例にとると、始動時に(1移動磁界
発生部2が停止しでいるのでパルス発生器17からは出
力パルスが送出されず、このためカウンタ19はパルス
発振器18の出力パルスだけを計数する。
発生部2が停止しでいるのでパルス発生器17からは出
力パルスが送出されず、このためカウンタ19はパルス
発振器18の出力パルスだけを計数する。
パルス発振器18の出力パルス周波数は前述のように2
40Hzに設定されでいるので、カウンタ19からは2
0X(1/240)=1/12(秒)毎に出力パルスが
送出され、この出力パルスが送出される毎にインバータ
13のモードが60度ずつ進み、0.5秒してインバー
タ13のモードが元の状態に戻る。
40Hzに設定されでいるので、カウンタ19からは2
0X(1/240)=1/12(秒)毎に出力パルスが
送出され、この出力パルスが送出される毎にインバータ
13のモードが60度ずつ進み、0.5秒してインバー
タ13のモードが元の状態に戻る。
すなわち、移動磁界発生部2の電機子巻線に供給される
交流電力の周波数は2 (Hz )となる。
交流電力の周波数は2 (Hz )となる。
そして、この場合、すベリSはS=1であり、結局すべ
り周波数filは設定どうり(Hz)となる。
り周波数filは設定どうり(Hz)となる。
このようにして、移動磁界発生部2が推進を開始すると
、パルス発生器17から推進速度に比例した周波数のパ
ルスが送出される。
、パルス発生器17から推進速度に比例した周波数のパ
ルスが送出される。
また、インバータ13の出力周波数も徐々に増加する。
今、インバーター3の出力周波数が10(Hz)の場合
と、30(H2)の場合を例にとるとすべり周波数fi
lは次のようになる。
と、30(H2)の場合を例にとるとすべり周波数fi
lは次のようになる。
すなわち、10〔Hz )の場合、インバーター3の一
周期間は0.1秒で、この間にパルス発振器18からは
240X0.1=24(個)のパルスが送出される。
周期間は0.1秒で、この間にパルス発振器18からは
240X0.1=24(個)のパルスが送出される。
カウンタ19(1インバーター3の一周期間に20×6
=120(個)のパルスを計数するので、12〇−24
=96 (個)分はパルス発生器17の出力パルスを計
数することになる。
=120(個)のパルスを計数するので、12〇−24
=96 (個)分はパルス発生器17の出力パルスを計
数することになる。
パルス発生器17は電気角で360度推進する間に12
0個のパルスを出力するように設定されているので、9
6個60 のパルスを送出する電気角は□2o×96=288(度
)となる。
0個のパルスを出力するように設定されているので、9
6個60 のパルスを送出する電気角は□2o×96=288(度
)となる。
つまり、0,1秒の間に電気角で288度進むことにな
る。
る。
したがって、このときのすベリSは、
360−288
S = = 0.260
となり、結局、すべり周波数filは、fil−10x
O,2=2(H2)となって設定値に一致する。
O,2=2(H2)となって設定値に一致する。
また、30()(Z)の場合には、インバータ−3ノー
周期間が1/30(秒)で、この間にパルス発振器18
から8個のパルスが送出される。
周期間が1/30(秒)で、この間にパルス発振器18
から8個のパルスが送出される。
したかって、カウンター9はインバーター3の一周期間
にパルス発生器17の出力パルスを112個計数するこ
とになる。
にパルス発生器17の出力パルスを112個計数するこ
とになる。
112個のパルスを送出する60
電気角は□iX 120 = 336 (度)となる。
つまり、1/30秒の間に電気角で336度進むことに
なる。
なる。
したがって、このときのすべりS(訳360−336
1 S==− 36015 となり、結局、すべり周波数filは、fJl=30X
−7=2(H2)となって設定値に一致する。
1 S==− 36015 となり、結局、すべり周波数filは、fJl=30X
−7=2(H2)となって設定値に一致する。
このように、周波数制御系互は、すべり周波数filが
常に一定となるようにインバーター3の出力周波数を制
御する。
常に一定となるようにインバーター3の出力周波数を制
御する。
なお、上述した説明はカ行モードの場合であるが、回生
モード、つまりカウンタ19でパルス発生器17の出力
パルスとパルス発振器18の出力パルスとの差を計数さ
せるようにすると、インバータ13の出力周波数feは
、f e=frrr−f 11 (但しfmは移動磁界
発生部とレールとの間の相対移動周波数)となり、この
場合にはすべり周波数fjlが負となる。
モード、つまりカウンタ19でパルス発生器17の出力
パルスとパルス発振器18の出力パルスとの差を計数さ
せるようにすると、インバータ13の出力周波数feは
、f e=frrr−f 11 (但しfmは移動磁界
発生部とレールとの間の相対移動周波数)となり、この
場合にはすべり周波数fjlが負となる。
すべり周波数f/lが負の場合には第2図から明らかな
ように移動磁界発生部2に減速力が作用する。
ように移動磁界発生部2に減速力が作用する。
上記説明から明らかなように周波数制画系互はすべり周
波数が常に一定となるようにインバータ13の出力周波
数を制御する。
波数が常に一定となるようにインバータ13の出力周波
数を制御する。
したがって、第2図に示した±fll’め範囲、つまり
、常にFXの正の範囲で運転でき、レールlと移動磁界
発生部2との間に電磁的吸引力を作用させることができ
る。
、常にFXの正の範囲で運転でき、レールlと移動磁界
発生部2との間に電磁的吸引力を作用させることができ
る。
一方、電圧制脚系旦は次のように作用する。
すなわち、変位計23によって得られた間隙長Xに対応
する信号および加速度計24によって得られた信号を積
分器25.27で積分し、これらを加算器26.28.
29で加算し、最終的に定常偏差の小さい間隙長信号丈
ヲ得る。
する信号および加速度計24によって得られた信号を積
分器25.27で積分し、これらを加算器26.28.
29で加算し、最終的に定常偏差の小さい間隙長信号丈
ヲ得る。
この間隙長信号マと基準間隙長信号γとが比較器30に
よって比較され、この比較器30から偏差信号ε1が送
出される。
よって比較され、この比較器30から偏差信号ε1が送
出される。
上記偏差信号ε1は補償要素32によってε1*に変換
され、この信号ε1*と基準間隙投信γに対応する平均
電流指令値IRo=K・γとが比較器33に導入される
。
され、この信号ε1*と基準間隙投信γに対応する平均
電流指令値IRo=K・γとが比較器33に導入される
。
上記比較器33から送出される偏差信号は電流指令信号
■R=IRo−ε1*となり、この信号工Rと変流器1
6から得られた信号■s′とが比較器35に導入されて
、その偏差ε2が出力される。
■R=IRo−ε1*となり、この信号工Rと変流器1
6から得られた信号■s′とが比較器35に導入されて
、その偏差ε2が出力される。
そして、上記偏差信号ε2はゲート制御器36に導入さ
れ、このゲート制(財)器36はε2に応じて静止レオ
ナード14の制御遅れ角を制御する。
れ、このゲート制(財)器36はε2に応じて静止レオ
ナード14の制御遅れ角を制御する。
すなわち、今、X〉γの場合を例にとると、ε1 =γ
−では負となり、■R=工Ro−ε1*はIROより大
きくなる。
−では負となり、■R=工Ro−ε1*はIROより大
きくなる。
このため、ε2 も大きくなって、静止レオナード14
の出力電圧が増大し、これによって電機子巻線に流れる
電流も増加する。
の出力電圧が増大し、これによって電機子巻線に流れる
電流も増加する。
レール3と移動磁界発生部2との間に生じる吸引力FX
は電機子巻線に流れる電流の二乗に比例して増加するの
で間隙長Xは小さくなる。
は電機子巻線に流れる電流の二乗に比例して増加するの
で間隙長Xは小さくなる。
一方、Xくγとなった場合には、ε1−γ−X′は正と
なり、■□−IFLO−ε1*はIRoよりも小となり
、結局、電機子巻線に流れる電流IsはIRQより小さ
くなる。
なり、■□−IFLO−ε1*はIRoよりも小となり
、結局、電機子巻線に流れる電流IsはIRQより小さ
くなる。
このため、吸引力FXが減少し、間隙長Xが大きくなる
。
。
したがって、最終的に、間隙長XはXキγで落ちつくこ
とになり、予め、移動部分が浮上するような値にγを設
定しでおきさえすれば、移動部分を完全に浮上させるこ
とができる。
とになり、予め、移動部分が浮上するような値にγを設
定しでおきさえすれば、移動部分を完全に浮上させるこ
とができる。
なお、移動部分の荷重が増えると、それに応じて電機子
巻線電流が増大するので、推進力FYも増加する。
巻線電流が増大するので、推進力FYも増加する。
推進力FYを減少させるには第2図から明らかなように
すべり周波数filを小さくすればよい。
すべり周波数filを小さくすればよい。
この場合、すべり周波数filを小さくすると吸引力F
xが増大し、この結果電機子巻線電流が減少し、FYが
さらに減少する。
xが増大し、この結果電機子巻線電流が減少し、FYが
さらに減少する。
したがって、すべり周波数は、荷重の増加に対して僅か
に減少させればよい。
に減少させればよい。
反対に荷重が減った場合には、すべり周波数filを少
し増加させれば推進力FYを常に一定に保つことができ
る。
し増加させれば推進力FYを常に一定に保つことができ
る。
また、移動磁界発生部2を浮上させたま\静止させでお
くには、すべり周波数filを零に設定すればよい。
くには、すべり周波数filを零に設定すればよい。
すなわち、移動磁界発生部2を直流で付勢する。
このように、すべり周波数fitを、移動磁界発生部2
とレール1との間に吸引力FXが作用する範囲に制御す
るとともに移動磁界発生部2とレール1との間の間隙長
Xを推進方向とは直交する方向の加速度を加味して検出
し、この検出出力を使って前記間隙長Xが常に一定の値
となるように電機子巻線に流れる電流、つまり電機子巻
線人肌電圧を制御するようにしている。
とレール1との間に吸引力FXが作用する範囲に制御す
るとともに移動磁界発生部2とレール1との間の間隙長
Xを推進方向とは直交する方向の加速度を加味して検出
し、この検出出力を使って前記間隙長Xが常に一定の値
となるように電機子巻線に流れる電流、つまり電機子巻
線人肌電圧を制御するようにしている。
したがって次のような利点がある。
すなわち、リニア誘導電動機本体に内在する吸引反撥力
のうち、吸引力だけを作用させるようにしでいるので、
この吸引力FXを使って移動部分を浮上させることがで
きる。
のうち、吸引力だけを作用させるようにしでいるので、
この吸引力FXを使って移動部分を浮上させることがで
きる。
つまり、推進用の移動磁界発生部2で発生した磁界で推
進と浮上との両方を発揮させることができ、しかも両方
を同時に制御できる。
進と浮上との両方を発揮させることができ、しかも両方
を同時に制御できる。
したがって、従来のものに較べて移動部分を大幅に小形
軽量化できる。
軽量化できる。
また、前記の如く吸引力FXは内在的なものであり、こ
の吸引力FXを有効に利用しでいるので浮上するための
電力増加も極めて少ない。
の吸引力FXを有効に利用しでいるので浮上するための
電力増加も極めて少ない。
さらに、すべり周波数filをFXが正の範囲内で任意
に選ぶことができるので、最適な推進特性を発揮させる
ことができる。
に選ぶことができるので、最適な推進特性を発揮させる
ことができる。
なお、上述した実施例では、三相のリニア誘導電動機本
体を用いているが、単相、二相、大和等のものを用いて
もよい。
体を用いているが、単相、二相、大和等のものを用いて
もよい。
また静止レオナードとインバータとを組合せて側脚電流
を供給する可変電圧可変周波数電源を構成しているがチ
ョッパとインバータとを組合せたものに代えてもよいし
、サイクロコンバータやPWM方式のインバータも用い
でもよい。
を供給する可変電圧可変周波数電源を構成しているがチ
ョッパとインバータとを組合せたものに代えてもよいし
、サイクロコンバータやPWM方式のインバータも用い
でもよい。
また、すべり周波数を制御する手段は実施例のようにデ
ジタル方式に限定されるものではない。
ジタル方式に限定されるものではない。
さらにレールは推進方向に複数に分割したものでもよい
。
。
以上詳述したように本発明によれば、移動磁界発生部で
発生した磁界を推進用と浮上用との両方に使用でき、移
動部分の小形軽量化は勿論のこと制御の容易化や電力消
費量の低減化を図り得る磁気浮上推進装置を提供できる
。
発生した磁界を推進用と浮上用との両方に使用でき、移
動部分の小形軽量化は勿論のこと制御の容易化や電力消
費量の低減化を図り得る磁気浮上推進装置を提供できる
。
第1図は本発明の一実施例の概略的構成説明図、第2図
はリニア誘導電動機本体の一般的%性を示す図である。 1・・・・・ルール、2・・・・・・移動磁界発生部、
l・・・・・・リニア誘導電動機本体、4・・・・・・
可変電圧可変周波数電源、(・・・周波数制御系、6・
・・・・・電圧制御系。
はリニア誘導電動機本体の一般的%性を示す図である。 1・・・・・ルール、2・・・・・・移動磁界発生部、
l・・・・・・リニア誘導電動機本体、4・・・・・・
可変電圧可変周波数電源、(・・・周波数制御系、6・
・・・・・電圧制御系。
Claims (1)
- 1 導電性のレールおよびこのレールの下方に上記レー
ルと対向しかつレールに沿って移動自在に配置された移
動磁界発生部からなるリニア誘導電動機本体と、この本
体の前記移動磁界発生部に入力を供給する可変電圧可変
周波数電源と、前記レールと移動磁界発生部との間#と
常に電磁的吸引力が作用する範囲のすべり周波数となる
ように前記電源の出力周波数を制御する手段と、少なく
とも前記レールと移動磁界発生部との間の間隙長を検出
する手段と、上記間隙長が常に基準間隙長と等しくなる
ように前記電源の出力電圧を制御する手段とを具備した
ことを特徴とする磁気浮上推進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6740276A JPS5918923B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | 磁気浮上推進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6740276A JPS5918923B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | 磁気浮上推進装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52149712A JPS52149712A (en) | 1977-12-13 |
JPS5918923B2 true JPS5918923B2 (ja) | 1984-05-01 |
Family
ID=13343909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6740276A Expired JPS5918923B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | 磁気浮上推進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918923B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991019621A1 (en) * | 1990-06-20 | 1991-12-26 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Underwater linear transport system |
CN101394908B (zh) | 2006-03-03 | 2013-03-27 | 哈姆游乐设施股份有限公司 | 直线电机驱动的游乐设施及方法 |
CA2840255C (en) | 2011-06-30 | 2018-03-20 | Hm Attractions Inc. | Motion control system and method for an amusement ride |
-
1976
- 1976-06-09 JP JP6740276A patent/JPS5918923B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52149712A (en) | 1977-12-13 |
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