JPS59189145A

JPS59189145A - 建築用下地調整材

Info

Publication number: JPS59189145A
Application number: JP6514383A
Authority: JP
Inventors: Masaru Minekakiuchi; 峯垣内　勝
Original assignee: HAI UOOLE KK
Current assignee: HAI UOOLE KK
Priority date: 1983-04-12
Filing date: 1983-04-12
Publication date: 1984-10-26
Also published as: JPH0113732B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、新規な建築用下地調整料［関し、さらに具体
的ｉ／１３ｍ、コーキング材、シーリングＡＪ。

パテミオ等に関するもので、主に建築物の内外壁の下地
調整材として使用するものであり、例えば、「ラワン合
板、米松合板、パーティクルボート、ハードボード、イ
ンシュレーションボード、ケい酸力ルシクム板、炭酸マ
グネシクム板、石綿セメント板、パルプセブン１−板、
木毛セメント板、木片セメント板、石こうボード、プラ
スターボード、軽量コンクリート板、ロックウール板、
　　ｌ−クン板、鉄ｔ　コンクリート板、軽１／ｊｒ　
気ａ　コンクＩＪ　−Ｎ１）ｊ（ＡＬＣ板）」等の基材
を使用する建築物の開口部、間隙部、ジヨイント部、目
地部、段差調整部等に充填して使用するものである。

パテ材、シーリング材、コーキング材等に要求される性
能は極めて多岐に亘り、耐水性、耐候性、衝撃性（強度
）は勿論のこと、施工時には付着力が要求され、施工後
に乾燥又は硬化してからは、全く相反する非粘着性が要
求される。　その理由は、硬化後も付着性や粘着性か残
れ１ば、塵埃、異物等が旬着して美観を擬うからである
。

従来より、コーキング、シーリング、パブ相料として多
種多様の物か笑用だ供されて来た。　古くは、乾性油を
厚相としたものから、建築物の動きを考慮して最近は、
ブチルゴム、ボリザルフフイド、ンリコーン、アクリル
笠の弾性物質に至る１で用いられており、その数は実に
枚挙の暇がな然るに、長期に亘り、外力に耐え、且つ耐
透水性、耐洩水性等が完全であり、更に仕−ヒげ材、例
えば、その上に塗る塗料をも汚染させないという特長を
備えたコーキング材、シーリング材、パテ材は皆無であ
るのが現状である。

本発明者は、これを遺憾として長年の経験と多くの実験
研究を重ねた結果、苛酷な条件下でもなお月つ完全な耐
透水と耐洩水性を長期に亘って保持し、仕上げ材をも汚
染させない特長を備えた理想的なコーキング材、シーリ
ング材、パテ月を見出し、本発明に係る建築用下地調整
料を完ｊ況した。

即ち、エチレン酢酸ビニル共重合体エマルレヨンとアス
ファルトエマルジゴンとを通光な混合比に混合したもの
が、長期の苛酷条件に耐えうるコーキング材、シーリン
グ材、パテ材等の建築用下地調整材であることを見出し
たのである。

ところで、振動、衝撃等の外力［針えうるＶＣは、一般
に、弾性に富む材料が適当と考えられているが、これら
の外力が極めて長期に亘（つ作用する場合は、所謂弾性
疲労か起り、遂に（は外力に耐え切れずに亀裂や破断を
生じるのか常である。

本発明者は、長期の繰返し外力に酎えうるには、弾性、
特に反撥弾性、即ち、瞬間的な回復速度を大ならしめる
弾性のみでなく、屈曲！ｌ１ｌｌ′折・鍵もまた必要で
あることに想達し、寸た、外力によって大きな変位か起
る場合、これに而ｊえつるにｌは、単：・ζ上記の反１
發弾性や屈曲耐折性のみでなく、ある程度の可塑性が必
要であるという従来の常識を破る全く予期せぬ驚くべき
」」実を発見して本発明を完成したのである。

エチレン酢酸ビニル共重合体は、そＩ″ＬＬ自体ムに似
た柔軟性をもち、その反撥弾性率（％）も６０％程度（
因みに、軟質塩化ビニルｌＯ％、ポリエチレン３５％、
アクリル３８％、グチルゴム６５％　程度）と極めて高
く、また屈曲耐折性も極めて優秀であるか、これのみを
コーキング材、シーリング材、パテ材として用いた場合
、長期の繰返し振動や衝撃、大きな部分的変位を起すよ
うな外方には耐え得ぬことを多くの実験より確認すると
共に。

他方、エチレン酢酸ビニル共重合体エマルンヨンに適量
のアスフフルトエマルンヨンを添加することにより、か
かる問題は完全に解決され、理想的なコーキング材、シ
ーリング材、パテ拐となり得る建築用下地調整材か得ら
れることを確認したのである。

而して、上記両エマルジョンの混合比は極めて重要であ
って、弾性と塑性の両性質の所謂「兼ねあいＪが最も重
要であり、具体的には、エヂレン＃酸ビニル共重合体エ
マルジョン（固形分％）：アスファルトエマルジシン（
固形分’　）　＝　ｌ　：０．１’、）〜２０の混合比
が好ましく、この比より大であっても、小であっても良
好な結果は得らｈ５ないことを実験の結果、確認できた
。

作業性の向上を目的として、必要とあれば上記両必須成
分のみでなく、充堪拐として不活性物質、例えば炭酸力
ルシクム微粉（２５ｏ〜３００メノンユ〕を加えること
も可能であり、又、冬期の凍結を防止スルためにエチレ
ングリコール、プロピレンクリコール等の適量を加える
ことも可能である。

以上詳述したところから明がなように、アスファルト溶
液又はアスファルト水性エマルジョン等？　ＬＷ　Ｒと
するコーキング材、シーリング材、パテ４２等は公知で
あるが、不発８Ａは、エチμ、ン酢酸ビニル共重合体の
優秀な反撥弾性及び屈曲抗折力と、アスファルトのもつ
塑性とを適当に組合わせることにより、夫々単独では全
く期待し得ないコーキング材、シーリング材、パテ材等
の建築用下地調整材としての優秀な長期耐久性を見出し
１、これを利用したのであり、その有用性からみて新規
にして誠に有益な発明である。

次に、本発明の実施例を記述する。

実施例１エヂレン酢酸ヒニル共重合体エマルジョン　　４．０％
（ｗｔ％）アスファルトエマルジョン　　　　　　　１
５％（／／　）炭酸力ルシウム（２５０メツシ一全通）
　　　　３５ｅｌｏ（／／）”Ｉ”１ｏ２（ルチル型）
　　　　　　　　　　　６％ｔ’／／）エチレングリコ
ール　　　　　　　　　　　４％（η）上記を均一にな
るように十分に攪拌混合し、この混合物をＪＩＳＡ−５
７５４ｒポリ′＋７−ルフアイドシーリング材」により
試験した結果、クックフリー、スランプ、硬土、引張り
接着強度、剥離接着強度、引張復元性等の全項目に合格
し、特に、引張り接着強度は規格値のいづれも］、　Ｏ
ｋ　／　ｏｌｊを遥かに１廻り、それぞれ初期１１．０
　ｋ　／ｃ、ｒｌ　、水中浸漬後７０ｋ　／ｃｒＩ、加
熱後６．０　ｋ　／ｃｒｌと極めて優秀であった。

また、ＪＩＳ規格には、耐光性に関する試験項目は規定
されていないが、アルミニクム板上に上記実施例の混合
物及び市販のポリサルファイドシーリング材をそれぞれ
２ｍｍ厚に塗布し、クーーーサ゛−メーターにより２．
５００時間照射後の表面状態を比、較検討したところ、
実施例品には全く異常を認められなかったか、市販品の
表面には微細ではあるか、亀裂の発生が認めらり、た。

実施例２エチレン酢酸ビニル共重合体エマルンリン　４５ｆｏ（
ｗｔ％）アスファルトエマルジョン　　　　　　　１５
％（／／　）炭酸力ルシウム（３００メノンー全Ｊｌｌ
’ｌ）　　　３３％（／／　）プロピレングリコール　
　　　　　　　　　３％（／／）可塑剤ＣＤ、　ｒ３．
　Ｐ　、　）　　　　　　　３．８％（ｌ／）防腐前１
１０２％（／ｌ）上記割合の混合物から成る／−リング材をＪＩＳＡ−５
７５５ｍシリコーンシーリング月」の規格により試験し
た結果、全試験項目に合格した。　特に、その接着力は
、規格値である２、　０　ｋ　／ｃｎｊ以上を大巾に１
廻り、また、剥離接着力は、規格値である９　Ｋｙ／　
３　ｃｍ巾以上を１廻る２１ｈ１．３ｃｍ巾以上、引張
り復元性は、規格値である１７を１廻る２５と夫々極め
て優秀であった。

実施例３エチレン酢酸ビニル共重合体エマルン＝（ン　３０ｔｌ
Ｏ（〜ｖｔ％）アスファルトエマルジョン　　　　　　
　３５％（／／　）けい砂（６５メノシ＝通過程度の大
きさ）２８％（／／　）エチレングリコール　　　　　
　　　　　３％Ｃ／／）可塑剤（Ｄ、０．Ｐ、　）２．
８％（／／）防腐剤　　　　　　　　　　　　０２％（
／／）上記割合の混合物から成るンーリング利ハ、し／
ベリング性を有する高分子界面活性剤が噌枯剤として添
加されたことにより、流動性が良好になり、古くなった
モルタル仕上げ面の小さなりラックや小さな隙間部にシ
ールし／こところ、隅々寸で充填でき、防水効果や付着
力強度か高まって該モルタル面は著しく強化され、浅水
もなく、長期の保存に而］え’４４４ることか確認でき
た。

２８

Claims

【特許請求の範囲】

エチレン酢酸ヒニル共重合体エマルジョン（固形分Ｆ＋
［）とアスファルトエマルジョン（固形分換算）との混
合比がＩ：０．１５〜２０の割合の混合物から成ること
を特徴とする建築用下地調整材。