JPS59188533A - 油漏れ検知用光フアイバ - Google Patents
油漏れ検知用光フアイバInfo
- Publication number
- JPS59188533A JPS59188533A JP58061817A JP6181783A JPS59188533A JP S59188533 A JPS59188533 A JP S59188533A JP 58061817 A JP58061817 A JP 58061817A JP 6181783 A JP6181783 A JP 6181783A JP S59188533 A JPS59188533 A JP S59188533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- refractive index
- light
- oil
- optical fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/04—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
- G01M3/042—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point by using materials which expand, contract, disintegrate, or decompose in contact with a fluid
- G01M3/045—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point by using materials which expand, contract, disintegrate, or decompose in contact with a fluid with electrical detection means
- G01M3/047—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point by using materials which expand, contract, disintegrate, or decompose in contact with a fluid with electrical detection means with photo-electrical detection means, e.g. using optical fibres
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は油漏れ検知用光ファイバに関する。
従来、貯蔵設備や配管等から漏洩するガソリン、灯油、
及び重油等の油を検知するため、第1図に示すようなガ
ラスから成る長手方向に均一な屈折率を有するコア1と
、シリコーンゴムあるいはエポキシアクリレート等のプ
ラスチックから成るクラッド2により構成された光ファ
イバが使用されていた。第1図に示すように、前記光フ
ァイバに発光素子うより入射した光はコア1とクラッド
2の境界面2?Lで反射しつつコア1内を透過して受光
素子ヰに達する。このような従来の油漏れ検知用光ファ
イバにおいて、いま油漏れが発生し、その一部が上記光
ファイバに付着したとする。その結果クラッド2はこの
油により膨潤し、その屈折率が変化する。そのため光は
その部分より外部に漏れるかあるいは吸収されて受光素
子4に到達する光量が減少する。この光量変化を監視す
ることにより油漏れの有無を検知するものが一般的であ
る。
及び重油等の油を検知するため、第1図に示すようなガ
ラスから成る長手方向に均一な屈折率を有するコア1と
、シリコーンゴムあるいはエポキシアクリレート等のプ
ラスチックから成るクラッド2により構成された光ファ
イバが使用されていた。第1図に示すように、前記光フ
ァイバに発光素子うより入射した光はコア1とクラッド
2の境界面2?Lで反射しつつコア1内を透過して受光
素子ヰに達する。このような従来の油漏れ検知用光ファ
イバにおいて、いま油漏れが発生し、その一部が上記光
ファイバに付着したとする。その結果クラッド2はこの
油により膨潤し、その屈折率が変化する。そのため光は
その部分より外部に漏れるかあるいは吸収されて受光素
子4に到達する光量が減少する。この光量変化を監視す
ることにより油漏れの有無を検知するものが一般的であ
る。
しかしこの様な構造の油漏れ検知用光ファイバlでは図
−1に示すように多様な反射角を有する透過光中比較的
大きな反射角を有する透過光5は油による膨潤箇所で外
部へ漏れるか吸収されるが、比較的反射角の小さい透過
光6は外部への漏れや吸収がごくわずかである。そのた
め受光素子4へ達する光量の変化は少々いものとなり、
高感度で油漏れを検知でき寿いという欠点があった。
−1に示すように多様な反射角を有する透過光中比較的
大きな反射角を有する透過光5は油による膨潤箇所で外
部へ漏れるか吸収されるが、比較的反射角の小さい透過
光6は外部への漏れや吸収がごくわずかである。そのた
め受光素子4へ達する光量の変化は少々いものとなり、
高感度で油漏れを検知でき寿いという欠点があった。
そこで本発明の目的は油が付着した場合、光フアイバ内
を透過する透過光量の減少が著しい、すなわち高感度で
油漏れを検知できる油漏れ検知用光ファイバを提供する
ことにある。
を透過する透過光量の減少が著しい、すなわち高感度で
油漏れを検知できる油漏れ検知用光ファイバを提供する
ことにある。
前記目的を達成すべく本発明においては、ガラスよりな
る中心材であるコアと、このコアより屈折率が小さく、
油による膨潤性のある樹脂よりなるクラッドにより構成
される油漏れ検知用光ファイバにおいて、前記コアは互
いに屈折率の異なる複数の部材より成ることを特徴とし
ている。
る中心材であるコアと、このコアより屈折率が小さく、
油による膨潤性のある樹脂よりなるクラッドにより構成
される油漏れ検知用光ファイバにおいて、前記コアは互
いに屈折率の異なる複数の部材より成ることを特徴とし
ている。
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第2図は本発明の光ファイバの縦断面図を模式的に示し
たものである。この第2図で樹脂製クラッド2の内側の
ガラスより々るコアは高屈折率部材7、中屈折率部材g
1低屈折率部材9のうつの屈折率の異々る部材より成る
。第5図はその横断面の模式図である。このようにう種
類の屈折率の異なる部分から成るコアに、発光素子より
入射した光はコア内を透過する際コアの屈折率の変化に
よりコア内で屈折し、コア1とクラッド2の境界面2a
で反射しつつ透過し受光素子に達する。このような構造
の光ファイバでは入射したすべての光が直進することな
く境界面2aで反射しつつ透過する。さらに第1図で示
したような比較的小さい入射角を持つ透過光6も、第2
図に示すようなコア内を透過すると進行方向をたえず曲
げられるため第1図に示すようにコア1とクラッド2の
境界面2乙に対してたえず一定の入射角を維持出来ず、
必ず大きい入射角で境界面2aに入射する箇所が生ずる
。つまりいずれの光も必ず大きな入射角で境界面2aに
入射する箇所を持つ。その結果、油の付着によりクラッ
ド2が膨潤し、その屈折率が変化すると、境界面2乙に
対して大きな入射角を持つに至った入射光は、との膨潤
部から大部分外部に漏れるか吸収される。それ故受光素
子まで達する光量は著しく減少する。つまり検知感度が
極めて高くなる。
たものである。この第2図で樹脂製クラッド2の内側の
ガラスより々るコアは高屈折率部材7、中屈折率部材g
1低屈折率部材9のうつの屈折率の異々る部材より成る
。第5図はその横断面の模式図である。このようにう種
類の屈折率の異なる部分から成るコアに、発光素子より
入射した光はコア内を透過する際コアの屈折率の変化に
よりコア内で屈折し、コア1とクラッド2の境界面2a
で反射しつつ透過し受光素子に達する。このような構造
の光ファイバでは入射したすべての光が直進することな
く境界面2aで反射しつつ透過する。さらに第1図で示
したような比較的小さい入射角を持つ透過光6も、第2
図に示すようなコア内を透過すると進行方向をたえず曲
げられるため第1図に示すようにコア1とクラッド2の
境界面2乙に対してたえず一定の入射角を維持出来ず、
必ず大きい入射角で境界面2aに入射する箇所が生ずる
。つまりいずれの光も必ず大きな入射角で境界面2aに
入射する箇所を持つ。その結果、油の付着によりクラッ
ド2が膨潤し、その屈折率が変化すると、境界面2乙に
対して大きな入射角を持つに至った入射光は、との膨潤
部から大部分外部に漏れるか吸収される。それ故受光素
子まで達する光量は著しく減少する。つまり検知感度が
極めて高くなる。
次に本発明による光ファイバのコアの製造方法を示す。
第1図に示すように高屈折率母材10、中屈折率母材1
1、低屈折率母材12を撚り合せたものをA方向に回転
しつつ、前記撚り合せ体の軸方向に移動する加熱源1う
にて加熱して一体化する。しかる後に線引炉I11にて
紡糸し、油による膨潤性のあるクラツド材を被覆する。
1、低屈折率母材12を撚り合せたものをA方向に回転
しつつ、前記撚り合せ体の軸方向に移動する加熱源1う
にて加熱して一体化する。しかる後に線引炉I11にて
紡糸し、油による膨潤性のあるクラツド材を被覆する。
あるいはまた、第5図に示すように高屈折率母材10、
中屈折率母材11、低屈折率母材12を束ねたものを線
引炉111内で矢印のように部材側を回転しつつ線引し
クラッド層を被覆し、できた光ファイバ15をキャプス
タン16で巻き取る。
中屈折率母材11、低屈折率母材12を束ねたものを線
引炉111内で矢印のように部材側を回転しつつ線引し
クラッド層を被覆し、できた光ファイバ15をキャプス
タン16で巻き取る。
以上のように2通りの製造方法がある。
前述の如く、本発明の油漏れ検知用光ファイバは従来の
ものと比較して油による膨潤部において外部へ漏れたり
、吸収される光量が多いため受光素子まで達する光量は
油の付着の有無で大きく変化する。つまり従来品より、
極めて高い感度にて油の検知が可能である。
ものと比較して油による膨潤部において外部へ漏れたり
、吸収される光量が多いため受光素子まで達する光量は
油の付着の有無で大きく変化する。つまり従来品より、
極めて高い感度にて油の検知が可能である。
第1図は従来品における光の透過状態を示す概略図、第
2図は本発明の光ファイバの縦断面図、第う図はその横
断面図、第4図、第5図は本発明の光ファイバの製造方
法を示す。 1・・・コア 2・・・クラッド 2a・・・コアとク
ラッドの境界面 7・・・高屈折率部材 8・・・中屈
折率部材 9・・・低屈折率部材 10・・・高屈折率
母材11・・・中屈折率母材 12・・・低屈折率母材
1う・・・移動加熱源 ill・・・線引炉手続補正書
(自発) 特許庁長官 殿 1 事件の表示 特願昭58−61817号2、発明
の名称 油漏れ検知用光ファイバキ、補正の対象5 明細書の「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」、
「図面の簡単な説明」の欄 5 補正の内容 別紙のとおり。 (16 明 細 書 L 発明の名称 油漏れ検知用光ファイバー 特許請
求の範囲 ガラスよりなる中心材であるコアと、このコアより屈折
率が小さく、油による膨潤性のある樹脂よシなるクラッ
ドによ多構成される油漏れ検知用光ファイバにおいて、
前記コアは互いに屈折率の異なる複数の部材より成るこ
とを特徴とする油漏れ検知用光ファイバ。 5、 発明の詳細な説明 〔技術分野〕 本発明は油漏れ検知用光ファイバに関する。 〔従来技術〕 従来、貯蔵設備や配管等から漏洩するガソリン、灯油、
及び重油等の油を検知するため、第1図に示すようなガ
ラスから成る長手方向に均一な屈折率を有するコア1と
、シリコーンゴムあるいはエポキシアクリレート等のプ
ラスチックから盛るクラッド2により構成された光ファ
イバが使用されていた。第1図に示すように、前些光フ
ァイバに発光素子5よシ入射した光はコア1とクラッド
2の境界面2aで反射しつつコア1内を透過して受光素
子耳に達する。このような従来の油漏れ検知用光ファイ
バにおいて、いま油漏れが発生し、その一部が上記光フ
ァイバに付着したとする。その結果クラッド2はこの油
により膨潤し、その屈折率が変化する。そのため光はそ
の部分よシ外部に漏れるかあるいは吸収されて受光素子
ヰに到達する光量が減少する。この光量変化を監視する
ことによシ油漏れの有無を検知するものが一般的である
。 しかしこの様な構造の油漏れ検知用光ファイバでは図−
1に示すように多様な反射角を有する透過光中比較的大
きな反射角を有する透過光5は油による膨潤筒所で外部
へ漏れるか吸収されるが、比較的反射角の小さい透過光
6は外部への漏れや吸収がごくわずかである。そのため
受光素子4へ達する光量の変化は少ないものとなシ、高
感度で油漏れを検知できないという欠点があった。 〔発明の目的〕 そこで本発明の目的は油が付着した場合、光フアイバ内
を透過する透過光量の減少が著しい、すなわち高感度で
油漏れを検知できる油漏れ検知用光ファイバを提供する
ことにある。 〔発明の構成〕 前記目的を達成すべく本発明においては、ガラスよりな
る中心材であるコアと、このコアより屈折率が小さく、
油による膨網性のある樹脂よりなるクラッドにより構成
される油漏れ検知用光ファイバにおいて、前記コアは互
いに屈折率の異なる複数の部材より成ることを特徴とし
ている。 〔発明の実施例〕 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第2図は本発明の光ファイバの縦断面図を模式的に示し
たものである。この第2図で樹脂製クラッド2の内側の
ガラスよりなるコアは高屈折率部材7、中屈折率部材8
、低屈折率部材9のうつの屈折率の異なる部材より成る
。第5図はその横断面の模式図である。このように5種
類の屈折率の異なる部分から成るコアに、発光素子よシ
入射した光はコア内を透過する際コアの屈折率の変化に
よりコア内で屈折し、コア1とクラッド2の境界面2a
で反射しつつ透過し受光素子に達する。このような構造
の光ファイバでは入射したすべての光が直進することな
く境界面2aで反射しつつ透過する。さらに第1図で示
したような比較的小さい入射角を持つ透過光6も、第2
図に示すようなコア内を透過すると進行方向をたえず曲
げられるため第1図に示すようにコア1とクラッド2の
境界面2aに対してたえず一定の入射角を維持出来ず、
必ず大きい入射角で境界面2aに入射する箇所が生ずる
。つまシいずれの光も必ず大きな入射角で境界面2aに
入射する箇所を持つ。その結果、油の付着によシフラッ
ド2が膨潤し、その屈折率が変化すると、境界面2aに
対して大きな入射角を持つに至った入射光は、との膨潤
部から大部分外部に漏れるか吸収される。それ数少光素
子まで達する光量は著しく減少する。つまシ検知感度が
極めて高くなる。 次に本発明による光ファイバのコアの製造方法を示す。 第4図に示すように高屈折率母材10、中屈折率母材1
1、低屈折率母材12を撚り合せたものを入方向に回転
しつつ、前記撚り合せ体の軸方向に移動する加熱源1う
にて加熱して一体化する。しかる後に線引炉14にて紡
糸し、油による膨潤性のあるクラツド材を被覆する。 あるいはまた、第5図に示すように高屈折率母材10、
中屈折率母材11、低屈折率母材12を束ねたものを線
引炉14内で矢印のように部材側を回転しつつ線引しク
ラッド層を被覆し、できた光ファイバ15をキャプスタ
ン16で巻き取る。 以上のように2通シの製造方法がある。 〔発明の効果〕 前述の如く、本発明の油漏れ検知用光ファイバは従来の
ものと比較して油による膨潤部において外部へ漏れたり
、吸収される光量が多いため受光素子まで達する光量は
油の付着の有無で大きく変化する。つまシ従来品よシ、
極めて高い感度にて油の検知が可能である。 ヰ、 図面の簡単な説明 第1図は従来品における光の透過状態を示す概略図、第
2図は本発明の光ファイバの縦断面図、第5図はその横
断面図、第4図、第5図は本発明の光ファイバの製造方
法を示す。 1・・・コア 2・・・クラッド 2a・・・コアとク
ラッドの境界面 7・・・高屈折率部材 8・・・中屈
折率部材 9・・・低屈折率部材 10・・・高屈折率
母材11・・・中屈折率母材 12・・・低屈折率母材
13・・・移動加熱源 11・・・線引炉173−
2図は本発明の光ファイバの縦断面図、第う図はその横
断面図、第4図、第5図は本発明の光ファイバの製造方
法を示す。 1・・・コア 2・・・クラッド 2a・・・コアとク
ラッドの境界面 7・・・高屈折率部材 8・・・中屈
折率部材 9・・・低屈折率部材 10・・・高屈折率
母材11・・・中屈折率母材 12・・・低屈折率母材
1う・・・移動加熱源 ill・・・線引炉手続補正書
(自発) 特許庁長官 殿 1 事件の表示 特願昭58−61817号2、発明
の名称 油漏れ検知用光ファイバキ、補正の対象5 明細書の「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」、
「図面の簡単な説明」の欄 5 補正の内容 別紙のとおり。 (16 明 細 書 L 発明の名称 油漏れ検知用光ファイバー 特許請
求の範囲 ガラスよりなる中心材であるコアと、このコアより屈折
率が小さく、油による膨潤性のある樹脂よシなるクラッ
ドによ多構成される油漏れ検知用光ファイバにおいて、
前記コアは互いに屈折率の異なる複数の部材より成るこ
とを特徴とする油漏れ検知用光ファイバ。 5、 発明の詳細な説明 〔技術分野〕 本発明は油漏れ検知用光ファイバに関する。 〔従来技術〕 従来、貯蔵設備や配管等から漏洩するガソリン、灯油、
及び重油等の油を検知するため、第1図に示すようなガ
ラスから成る長手方向に均一な屈折率を有するコア1と
、シリコーンゴムあるいはエポキシアクリレート等のプ
ラスチックから盛るクラッド2により構成された光ファ
イバが使用されていた。第1図に示すように、前些光フ
ァイバに発光素子5よシ入射した光はコア1とクラッド
2の境界面2aで反射しつつコア1内を透過して受光素
子耳に達する。このような従来の油漏れ検知用光ファイ
バにおいて、いま油漏れが発生し、その一部が上記光フ
ァイバに付着したとする。その結果クラッド2はこの油
により膨潤し、その屈折率が変化する。そのため光はそ
の部分よシ外部に漏れるかあるいは吸収されて受光素子
ヰに到達する光量が減少する。この光量変化を監視する
ことによシ油漏れの有無を検知するものが一般的である
。 しかしこの様な構造の油漏れ検知用光ファイバでは図−
1に示すように多様な反射角を有する透過光中比較的大
きな反射角を有する透過光5は油による膨潤筒所で外部
へ漏れるか吸収されるが、比較的反射角の小さい透過光
6は外部への漏れや吸収がごくわずかである。そのため
受光素子4へ達する光量の変化は少ないものとなシ、高
感度で油漏れを検知できないという欠点があった。 〔発明の目的〕 そこで本発明の目的は油が付着した場合、光フアイバ内
を透過する透過光量の減少が著しい、すなわち高感度で
油漏れを検知できる油漏れ検知用光ファイバを提供する
ことにある。 〔発明の構成〕 前記目的を達成すべく本発明においては、ガラスよりな
る中心材であるコアと、このコアより屈折率が小さく、
油による膨網性のある樹脂よりなるクラッドにより構成
される油漏れ検知用光ファイバにおいて、前記コアは互
いに屈折率の異なる複数の部材より成ることを特徴とし
ている。 〔発明の実施例〕 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。 第2図は本発明の光ファイバの縦断面図を模式的に示し
たものである。この第2図で樹脂製クラッド2の内側の
ガラスよりなるコアは高屈折率部材7、中屈折率部材8
、低屈折率部材9のうつの屈折率の異なる部材より成る
。第5図はその横断面の模式図である。このように5種
類の屈折率の異なる部分から成るコアに、発光素子よシ
入射した光はコア内を透過する際コアの屈折率の変化に
よりコア内で屈折し、コア1とクラッド2の境界面2a
で反射しつつ透過し受光素子に達する。このような構造
の光ファイバでは入射したすべての光が直進することな
く境界面2aで反射しつつ透過する。さらに第1図で示
したような比較的小さい入射角を持つ透過光6も、第2
図に示すようなコア内を透過すると進行方向をたえず曲
げられるため第1図に示すようにコア1とクラッド2の
境界面2aに対してたえず一定の入射角を維持出来ず、
必ず大きい入射角で境界面2aに入射する箇所が生ずる
。つまシいずれの光も必ず大きな入射角で境界面2aに
入射する箇所を持つ。その結果、油の付着によシフラッ
ド2が膨潤し、その屈折率が変化すると、境界面2aに
対して大きな入射角を持つに至った入射光は、との膨潤
部から大部分外部に漏れるか吸収される。それ数少光素
子まで達する光量は著しく減少する。つまシ検知感度が
極めて高くなる。 次に本発明による光ファイバのコアの製造方法を示す。 第4図に示すように高屈折率母材10、中屈折率母材1
1、低屈折率母材12を撚り合せたものを入方向に回転
しつつ、前記撚り合せ体の軸方向に移動する加熱源1う
にて加熱して一体化する。しかる後に線引炉14にて紡
糸し、油による膨潤性のあるクラツド材を被覆する。 あるいはまた、第5図に示すように高屈折率母材10、
中屈折率母材11、低屈折率母材12を束ねたものを線
引炉14内で矢印のように部材側を回転しつつ線引しク
ラッド層を被覆し、できた光ファイバ15をキャプスタ
ン16で巻き取る。 以上のように2通シの製造方法がある。 〔発明の効果〕 前述の如く、本発明の油漏れ検知用光ファイバは従来の
ものと比較して油による膨潤部において外部へ漏れたり
、吸収される光量が多いため受光素子まで達する光量は
油の付着の有無で大きく変化する。つまシ従来品よシ、
極めて高い感度にて油の検知が可能である。 ヰ、 図面の簡単な説明 第1図は従来品における光の透過状態を示す概略図、第
2図は本発明の光ファイバの縦断面図、第5図はその横
断面図、第4図、第5図は本発明の光ファイバの製造方
法を示す。 1・・・コア 2・・・クラッド 2a・・・コアとク
ラッドの境界面 7・・・高屈折率部材 8・・・中屈
折率部材 9・・・低屈折率部材 10・・・高屈折率
母材11・・・中屈折率母材 12・・・低屈折率母材
13・・・移動加熱源 11・・・線引炉173−
Claims (1)
- ガラスよりなる中心材であるコアと、このコアより屈折
率が小さく、油による膨潤性のある樹脂よりなるクラッ
ドにより構成される油漏れ検知用光ファイバにおいて、
前記コアは互いに屈折率の異なる複数の部材より成るこ
とを特徴とする油漏れ検知用光フナイバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58061817A JPS59188533A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 油漏れ検知用光フアイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58061817A JPS59188533A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 油漏れ検知用光フアイバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188533A true JPS59188533A (ja) | 1984-10-25 |
Family
ID=13182012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58061817A Pending JPS59188533A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 油漏れ検知用光フアイバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188533A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04170507A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-18 | Agency Of Ind Science & Technol | 光ファイバ |
JPH06279240A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-10-04 | Shoyobu Ri | マニキュアフィルムの製造方法 |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP58061817A patent/JPS59188533A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04170507A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-18 | Agency Of Ind Science & Technol | 光ファイバ |
JPH06279240A (ja) * | 1992-12-24 | 1994-10-04 | Shoyobu Ri | マニキュアフィルムの製造方法 |
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