JPS5918767Y2 - 信号絶縁伝送装置 - Google Patents

信号絶縁伝送装置

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JPS5918767Y2
JPS5918767Y2 JP1095877U JP1095877U JPS5918767Y2 JP S5918767 Y2 JPS5918767 Y2 JP S5918767Y2 JP 1095877 U JP1095877 U JP 1095877U JP 1095877 U JP1095877 U JP 1095877U JP S5918767 Y2 JPS5918767 Y2 JP S5918767Y2
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JP
Japan
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transformer
drive
capacitor
switch
primary winding
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Application number
JP1095877U
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JPS53106618U (ja
Inventor
忠 畔上
久夫 平澤
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横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば直流的なアナログ信号を電気的に絶縁
して伝送するようにした信号絶縁伝送装置に関する。
本出願人は先に第1図に示すような信号絶縁伝送装置を
提案した。
この信号絶縁伝送装置は絶縁トランス1の一次巻線2に
第1 FETスイッチ4を介して入力端子5−5に供給
される人力アナログ信号を断続的に供給し、その断続に
よって絶縁トランス1の二次巻線3に入力アナログ信号
のレベルに比例した断続信号を誘起させ、この断続信号
をコンデンサ6に保持させ出力端子7−7に入力アナロ
グ信号の変化に追従して変化する信号を得るようにした
ものである。
この場合第1 FETスイッチに対し絶縁トランス1の
二次側に第2FETスイツチ8を設け、これら第1及び
第2 FETスイッチを互に逆動作させることによって
先ず入力側に並列接続したコンテ゛ンサ9に蓄わえられ
た入力アナログ信号のレベルに対応したエネルギを第1
FETスイッチのオンによって絶縁トランス1の一次
巻線2に与え、次巻線2に充分エネルギを蓄わえた時点
で第1FETスイツチをオフにし、二次巻線3にそのエ
ネルギを電磁誘導作用によって移し二次巻線3に移され
たエネルギを第2 FETスイッチ8をオンにさせるこ
とによってコンテ゛ンサ6に移すようにしたものである
この絶縁伝送動作の様子を第4図の波形図を用いて説明
する。
第4図Aは第1FETスイツチ4に供給する駆動信号、
第4図Bは第2FETスイツチ8に供給する駆動信号を
示す。
これら駆動信号により第1 FETスイッチ4と第2F
ETスイツチ8は互に逆にオン、オフ動作する。
第4図C及びDは絶縁トランス1の一次巻線2と二次巻
線3に流れる電流波形を示す。
一次巻線2を流れる電流■1と二次巻線3を流れる電流
■2は第1図に示す矢印の向を正方向の極性としている
また入力端子E1と出力電圧E2も第1図に示す極性と
する。
第1FETスイツチ4がオンのとき一次巻線2に第4図
Cに示すように電流■1が流れる。
入力端子5−5間に第4図Eに示すように直流の入力電
圧E1が与えられると、電流■1が正方向に流れる。
つまり入力電圧E1と出力側コンデンサ6に蓄えられる
出力電圧E2との間に差が有るとき、一次電流11が流
れ、一次電流11に比例して二次電流■2が流れる。
二次電流I2はコンデンサ6に流入し、コンデンサ19
を充電する。
出力電圧E2は第4図Fに示すように二次電流■2が流
れる毎に漸次上昇する。
スイッチ4と8をオン、オフ駆動する駆動パルス(第4
図A、 B)のデユーティが50%のとき、出力電圧E
2は入力端子E1と等しくなった時点で平衡状態となる
平衡状態では一次電流11と二次電流I2は正と負に対
称な、つまり平均値がゼロとなる波形となり絶縁トラン
ス1の一次巻線2と二次巻線3との間で授受されるエネ
ルギーの量はゼロとなる。
この状態において入力電圧E1が変化すると、その変化
した方向に対応した方向に電流が流れ出力側コンテ゛ン
サ6の電圧を変化させる。
つまり例えば入力電圧E1が時点T1において+の値に
減少したとすると、電流11t I2は逆向に流れ、
コンデンサ6に充電されていた電気エネルギーはトラン
ス1を介して入力側コンデンサ9に戻される。
このエネルギーの逆流により出力側コンデンサ6の充電
電圧E2は減少し+E2に安定する。
このようにして入力電圧E1がゼロになると出力電圧E
2もゼロとなる。
また入力電圧E1として負の電圧が入力されると出力電
圧E2も負電圧となる。
このようにして入力端子5−5に供給された入力電圧を
出力端子7−7に効率よく伝送させることができる。
ところで第1及び第2 FETスイッチ4及び8の駆動
信号系も絶縁する必要がある。
このため先に提案した例では駆動トランス10を設け、
この駆動トランス10を介して第1及び第2 FETス
イッチ4と8を互に絶縁した状態で駆動するようにして
いる。
第1及び第2 FETスイッチ4及び8の駆動信号は矩
形波であることが望ましく、このため駆動信号源11か
らはデユティ比が50%の矩形波が出力され、この矩形
波にて第1及び第2 FETスイッチ4及び8をオン、
オフ制御するようにしている。
このため駆動トランス10は矩形波に波形歪を与えるこ
となく伝送できる特性のものを用いなければならない。
一般にトランスによって矩形波を歪なく伝送させるには
トランスに使用されるコアが飽和しない範囲で使用する
必要がある。
更に詳細にはET積と呼ばれる積の範囲内であればコア
は飽和することなくパルスを伝送できる。
ここでEは一次巻線に印加されるパルス電圧、Tは一次
巻線に印加されるパルスのパルス幅である。
このET積はETcX−△B−A−nの関係がある。
ここで△Bはコアの飽和磁束密度、Aはコアの断面積、
nは一次巻線の巻数である。
従ってFETスイッチを充分飽和するまでオンさせる駆
動信号を伝送するための電圧と及び絶縁トランス1の一
次及び二次巻線2及び3のエネルギ授受に必要な時間幅
とを持つ駆動パルスを歪なく伝送させるには△B−A・
nを大きく設計する必要がある。
結局コアの断面積Aと一次巻線nを大きくするためトラ
ンス10の形状が大型になり装置全体が大型となり重量
も重いものとなってしまう欠点がある。
この考案の目的は駆動トランス10の形状を小型化でき
、装置全体も小型軽量化できるこの種信号絶縁伝送装置
を提供するにある。
この考案では駆動トランス10として小型軽量化が可能
な可飽和トランスを用いて第1及び第2FETスイッチ
間を絶縁した状態で駆動できるようにしようとするもの
である。
以下この考案を第2図以下を用いて詳細に説明する。
第2図はこの考案の一実施例を示し、この実施例におい
て入力端子5−5及び出力端子7−7間の信号伝送系は
第1図の場合と同一の構成であるためここでは第1図と
対応する部分に同一符号を附しその重複説明を省略する
も、この考案においては第1及び第2 FETスイッチ
4と8の駆動信号系を絶縁する駆動トランス10を通称
微分トランスとも呼ばれる可飽和トランスを用いるもの
である。
従ってこの可飽和トランスから成る駆動トランス10に
よれば二次巻線側には駆動信号源11から出力される矩
形波の立上り及び立下りにおいて正と負の微分パルスが
得られ、この微分パルスを波形整形回路12によって矩
形波に復元し、その復元された矩形波を第1又は第2
FETスイッチのゲーI・に供給するように構成したも
のである。
この例では波形整形回路12の出力を第1 FETスイ
ッチ4に供給した場合を示す。
具体的に更に詳細に説明すると、駆動信号源11はこの
例ではD型フリップフロップ回路を用いた場合を示し、
Q出力端子の出力をデータ読込端子りに供給し、クロッ
ク端子CLにクロック信号が供給される毎にQ出力端子
に「1」と「0」論理出力が交互に得られ、ディーティ
比が50%の矩形波を得るようにしている。
Q出力端子に得られた矩形波は先ず第2 FETスイッ
チ8の駆動回路13に供給される。
この駆動回路13はQ出力端子と共通電位点との間に接
続された抵抗器14とコンデンサ15及びダイオード1
6とから成る直列回路にて構成され、コンデンサ15と
ダイオード16との接続点を第2FETスイツチ8のゲ
ートに接続し、第2 FETスイッチ8のソースを共通
電位点に接続する。
このように構成することによりフリップフロップ回路1
1のQ出力端子が「1」論理となったときコンデンサ1
5に充電がなされ、Q出力端子が「0」論理となるとコ
ンテ゛ンサ15とダイオード16との接続点はコンテ゛
ンサ15の充電電圧骨だけ負電位に偏倚される。
このときダイオード16はオフとなるためコンデンサ1
5の充電電圧は保持され第2FETスイツチ8はオフに
される。
Q出力端子が「1」論理に戻るとコンテ゛ンサ15とダ
イオード16の接続点の電位は共通電位点のレベルに戻
り第2FETスイツチ8はオンとなる。
この繰返しによって第2FETスイツチ8はオン、オフ
制御される。
一方Q出力端子の出力は駆動トランス10の励振用トラ
ンジスタ17のベースに供給される。
トランジスタ17はここで゛はNPN型トランジスタを
用いた場合を示し、そのエミッタを共通電位点に接続し
、コレクタを抵抗器18を通じて正極電源端子19に接
続する。
トランジスタ17のコレクタと抵抗器18の接続点を駆
動トランス10の一次巻線の一端に接続し、一次巻線の
他端を抵抗器20を通じて正極電源端子19に接続する
この構成によればトランジスタ17がオフの状態では駆
動トランス10の一次巻線の両端間の電位は等電位にあ
るため一次巻線に電流は流れないが、トランジスタ17
がオンとなるとトランジスタ17のコレクタ電流により
抵抗器18に電圧降下が生じ一次巻線の両端間に電位差
が生じ、従って抵抗器20を通じて一次巻線に電流が流
れる。
一次巻線を通った電流は抵抗器18を流れる電流と共に
トランジスタ17を通じて共通電位点に流入する。
トランジスタ17がオフになると駆動トランス10の一
次巻線には逆起電力が生じ、この逆起電力によって逆向
の電流が流れこの逆電流は抵抗器20と18を通って一
次巻線の他端に帰路されエネルギが放出される。
駆動トランス10のコアは可飽和コアが使用されるため
一次巻線を流れる電流が急激に変化するときだけ二次巻
線に起電力が誘起される。
従って第3図Aに示す駆動信号Paに対し二次巻線には
その立上り及び立下り時点において正と負の微分パルス
Pbが誘起される。
尚ここで゛は第1と第2 FETスイッチ4と8を逆動
作させるため駆動信号Paが立上るとき二次巻線に負の
微分パルスが得られ、駆動信号Paが立下るとき二次巻
線から正の微分パルスが得られるように二次巻線の極性
を逆にして使用している。
波形整形回路12は駆動トランス10の二次巻線の両端
間に接続されたダイオード21と抵抗器22とから成る
直列回路と、この直列回路の接続中点にエミッタが接続
されベースが抵抗器22と二次巻線の一端との接続点に
接続されコレクタがダイオード24を通じてダイオード
21と二次巻線の他端との接続点に接続されたPNP型
トランジスタ23と、トランジスタ23のベースとコレ
クタ間に接続したコンテ゛ンサ25とにより構成されト
ランジスタ23のベース及びコンデンサ25、抵抗器2
2、二次巻線の一端の共通接続点側を第1 FETスイ
ッチ4のソースに接続し、トランジスタ23のコレクタ
とコンデンサ25の共通接続点を第1 FETスイッチ
4のゲートに接続する。
このような波形整形回路12によれば二次巻線に負の微
分パルスが誘起されるとダイオード21がオフにされる
ためコンテ゛ンサ25とダイオード24を通る充電電流
が流れコンテ゛ンサ25に負の電圧が充電される。
従ってこのとき第1FETスイツチ4のゲート電位はソ
ース電位より負に偏倚されるからオフに保持される。
微分パルスが立下り二次巻線の両端間の電位差がO■と
なるとコンデンサ25の充電電圧はダイオード21と2
4に逆バイアスとして与えられるためコンデンサ25の
負電圧は保持される。
次に二次巻線に正の微分パルスが誘起されるとダイオー
ド21がオンとなりダイオード21と抵抗器22を通じ
て電流が流れる。
このとき抵抗器22の両端電圧はトランジスタ23のベ
ース−エミッタ間に順方向バイアスとして与えられトラ
ンジスタ23がオンとなる。
トランジスタ23か゛オンとなるとダイオード21とト
ランジスタ23のエミッターコレクタを通じてコンデン
サ25に正の充電電流が供給され、コンテ゛ンサ25に
充電されていた負電圧は放出されコンデンサ25の両端
間の電位差はOV乃至は多少正電圧となる。
従ってこのとき第1 FETスイッチ4はオンとなる。
結局第1 FETスイッチ4のゲートには第3図Cに示
すように同図Aに示す駆動信号Paと逆位相の信号Pc
が得られ第1、第2FETスイツチ4及び8は互に逆極
性でオン、オフ制御され初期の目的が選せられる。
尚波形整形回路12の出力波形の極性は波形整形回路1
2の第1 FETスイッチ4に対する接続を逆にするか
又は第1及び第2 FETスイッチの導電型式を逆にす
れば駆動信号aと同相でもよく、必ずしも駆動信号Pa
と逆位相である必要はない。
上述したようにこの考案によれば第1、第2FETスイ
ツチ4と8の駆動系において駆動トランス10として可
飽和トランスを用いることができ、この結果1〜ランス
10は小型なものを使用することができ、よって装置全
体を小型化でき、且つ軽量化もはかられ装置の構成上そ
の効果は頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号絶縁伝送装置を説明するための接続
図、第2図はこの考案の一実施例を示す接続図、第3図
はこの考案による装置の動作の説明に供する波形図、第
4図は第1図に示した従来例の動作を説明するための波
形図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 入力端子及び出力端子のそれぞれに並列接続した一
    対のコンデンサと、 B 入力端子の一方に一次巻線の一端が接続され出力端
    子の一方に二次巻線の一端が接続された信号絶縁トラン
    スと、 C上記入力端子と他方の上記信号絶縁トランスの一次巻
    線の他端との間に直列接続した第1スイツチと、 D 上記出力端子の他方と上記信号絶縁トランスの二次
    巻線の他端との間に直列接続した第2スイツチと、 E 上記第1スイツチと第2スイツチの何れか一方をオ
    ン、オフ駆動する駆動回路と、 F この駆動回路から出力される駆動パルスが一次巻線
    に与えられ二次巻線に微分パルスを得る駆動トランスと
    、 G この二次巻線に得られる微分パルスから上記オン、
    オフ駆動と同期した矩形波を得ると共に上記駆動回路に
    よってオン、オフ駆動されざる側のスイッチを上記駆動
    回路によってオン、オフ駆動される側のスイッチの動作
    と逆となるようにオン、オフ駆動する波形整形回路と、
    から戊る信号絶縁伝送装置。
JP1095877U 1977-01-31 1977-01-31 信号絶縁伝送装置 Expired JPS5918767Y2 (ja)

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JPS53106618U JPS53106618U (ja) 1978-08-26
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