JPS5918699B2 - 静電潜像現像法 - Google Patents

静電潜像現像法

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JPS5918699B2
JPS5918699B2 JP51084730A JP8473076A JPS5918699B2 JP S5918699 B2 JPS5918699 B2 JP S5918699B2 JP 51084730 A JP51084730 A JP 51084730A JP 8473076 A JP8473076 A JP 8473076A JP S5918699 B2 JPS5918699 B2 JP S5918699B2
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electrostatic latent
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JP51084730A
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光一 戸村
洋 前川
国昭 境
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は静電潜像現像法に係り、特に帯域圧縮装置を備
えた高速ファクシミリ受信機に採用されている可変速紙
送り状態下での磁気ブラシ現像器を使つたものである。
従来のファクシミリにおいては、A4版の原稿を電話回
線を使つて伝送するのに4〜6分の時間を要していたが
、遠距離伝送に対しては、回線使用料が高くなるため、
伝送時間を短かくした高速ファクシミリの要求が高まつ
て来た。
この高速ファクシミリは、A4版の原稿を電話回線を使
つて約1分で伝送するものである。この高速ファクシミ
リ受信機においては、帯域圧縮信号に応じ、記録部材の
搬送速度は間欠的になる。
しかし、記録部材上への静電潜像の形成は間欠的な記録
部材の搬送の条件下で行なわれるが、出来た電気潜像を
可視化するための現像は、上記の様な間欠的な記録部材
の搬送条件下では、記録濃度ムラが発生する場合が多い
ので、一般的には、現像定着工程は静電潜像形成終了後
記録部材を一定速度で搬送する機構が採用されている。
すなわち、記録部材は静電潜像形成終了まで一時、現像
工程前でためておくことが必要となるため、機構が複雑
で高コストになり、装置内の空間利用率も低下する等の
欠点を有していた。このような点を考慮して本発明は、
記録部材上への静電潜像を形成する際の間欠的な記録部
材搬送条件下で引きつづき現象を行ない、先に示した様
に、現像工程前で記録部材をいつたん貯めるという様な
ことをしないで現像するための、現像器に要求される動
作条件を提供するものである。
即ち、本発明は磁気ブラシ現像法により、静電潜像上に
トナーを賦与する場合に、記録部材の平均搬送速度が2
ケタから3ケタの範囲で変化する条件下で磁気ブラシを
形成する現像剤の搬送速度V。と、記録部材の搬送速度
,の比がほぼ一定になる様に、記録部材の搬送速度の変
化に応じて現像剤の搬送速度を変化させることを特徴と
する。ここでは説明のために鉄粉とトナーを混合した2
成分系現像剤を使つた固定マグネツト、回転スリーブ方
式の磁気ブラシ現像器を用い、記録部材として、静電記
録紙を用い、静電記録紙上への静電潜像の形成は静電記
録方式による記録針からの電圧分配によつて行なう場合
を採用するものとする.第1図において、1は静電像形
成用の記録針、2は現像器、3は定着器、4は静電記録
紙搬送用の1対のロールで、該ロール4には記録部材搬
送用の間欠信号が与えられて記録部材の搬送速度を変え
る。
5は記録部材でここでは静電記録紙を示す。
この静電記録紙5は第2図の様な断面構造になつていて
、5aが基紙、5bが導電層、5cが記録層であり、第
1図では記録針1側が記録層5cになつている。又現像
器2では21は固定の磁石ロールで、現像主極がN1と
なつていて、この上で現像される。磁極のSlS2N2
N3は現像剤の吸着搬送及び攪拌の役割をになう。22
は非磁性導電性スリーブで磁石ロールをとりまいて設置
される。
このスリーブ22は一般に接地して使われるが、記録物
の地カブリが多いときには、静電潜像と同じ極性の電圧
が印加され、その電圧の大きさは静電潜像より小さくす
る。反転現像の場合は靜電潜像と同じ位か又はそれより
若干小さい電圧が印加される。23は現像剤の穂立ち規
制部材、24は現像剤かきとり板でスリーブ上の現像剤
の循環を良くする為に設けたものである。
又25はトナー補給用部材でトナー消費に応じて新しい
トナーを供給するものである。26はトナー容器、27
は現像剤容器、28ぱ案内板で静電記録紙5の支持と現
像時のギャツプ幅を一定に保つ役割をはたす、この案内
板28は接地して使われる。
回転スリーブ22の回転数を一定にして、紙送り速度V
を第3図の様なパルス波形で1対の静p電記録紙搬送用
ローラー4を駆動すると、この駆動ローラ4は1パルス
で0.1關、静電記録紙を移動させる。
そして、このパルス信号のない区間は紙が停止した状態
である。故に紙送りの平均速度は次のパルスまでの時間
を0.11Lmで割つた値になる。この平均速度は画像
の解像度及び駆動ローラーの1パルス当りの移動距離と
の関係で与えられるが、大体において0.1中/S〜7
0關/Sまで変化すると考えられる。尚第3図でイのよ
うにパルス間かくがつまると平均として高速記録部材搬
送となり、口のようにパルス間かくが長いと平均として
低速搬送となるものでパルスモーターにパルス電圧を印
加することにより1パルス当り所定の角度だけモーター
が回転し、次のパルスが入つてくるまで停止状態になる
のである。
この速度変化の範囲内で地カブリの少ない、記録濃度の
高い、そしてムラの少ない又はムラのない画像を形成す
ることが望まれるがスリーブ回転数を一定にした状態で
は上記条件を満足する記録物は得られなかつた。
すなわち、現像剤として、静電記録紙上にある電気潜像
の現像に適した鉄粉キャリヤ一を使うことにより、地カ
ブリに対しては、どの様なスピードにおいても汚れの少
ないムラのない記録物を得ることが可能であるが、記録
部即ち静電潜像のある部分では紙送り速度が遅くなるに
従い、その光学反射濃度は減少して行くことが分つた。
この様子は第4図に示した。この時使用した靜電記録紙
の飽和電位は約300Vのもので、200V以上の電位
に対して現像された記録濃度飽和値は光学反射濃度0.
D.で1.2になるものを用いた。すなわち第4図にお
いては、縦軸に光学反射濃度、横軸に第3図のパルス時
間間隙tをとると、曲線Aは現像剤搬送速度が70騙/
Sのとき、曲線Bは全0.7mm/Sのときの特性線図
であり、曲線Aではtが長時間すなわち記録部材の搬送
速度が0.51Lm/S以下になる所で記録濃度低下現
象が現われる。この時の現像剤の搬送速度は70Wt1
L/S一定であつたため一度、現像されたトナーが、再
び現像剤にもつて行かれていることを示している。この
現像剤の搬送速度を約?にすると、低速の記録部材搬送
速度に対しては光学濃度低下現象が除去されるのが、こ
れにより、高速の記録部材搬送時の現像特性すなわち、
光学反射濃度の低下が起つて来た。
すなわち、トナーの供給量不足が現れて来た。この様子
は第4図中の曲線Bで示した。この様に、現像剤の一定
搬送量の条件下で0.1〜70朋/Sの範囲内で速度変
化する記録部材上の静電潜像をムラなく現像することは
非常にむつかしいことが分かる。これに対して、記録部
材の搬送速度V と現像1PVD剤の搬送速度。
との比、一を第4図の曲線A,vP Bから求めてみると共に0.7〜7の範囲で記録濃度ム
ラのない範囲があることがわかつた。
この為、この比率が低い方が高速現像剤搬送速度での現
像剤の飛散等がなくなる為、装置内の汚れがなくなりる
等の利点を有するので、−が0.7〜7の範囲Vp のうちの低い方の値の一点を選び、現像すれば、すべて
の速度変化に対して要求を満たした所のすぐれた記録特
性をもつ記録物を形成することが可能であることがわか
つた。
VD この一の値が一定になる様にする為の現像剤搬送用回転
スリーブ1駆動モーターは、この様な目的に適した直流
モーターがあるので、これを用いた。
この直流モーターの駆動方法は、記録部材搬送の為のモ
ーター駆動パルス周波数を電圧に変換してこの電圧信号
で直流モーターの回転数を駆動するものである。実際に
は現像器に有効現像幅があるVD為、一の値よりずれる
範囲があるが、これによる影響は検出できなかつた。
ここでゆ咲粉+トナーの2成分系現像剤を使つた。尚以
上は回転スリーブ型のものを用いて説明したが、磁石回
転型及び磁石スリーブ両回転の現像器についても適用出
来る。又、1成分系の磁性トナー(導電性でも共に良い
)を用いた現像方式についてもこの方法は有効VDであ
ることも確かめられた。
この場合には一のVv 範囲が0.5〜500と広くなり2成分系の場合より、
より有効であることがわかつた。
又、ここでは記録方式として、静電記録方式を用いて、
記録部材上に静電潜像を形成する方法で述べて来たが静
電潜像の形成法としてはこの他に電子写真方式も考えら
れる。
そして、この電子写真方式によつて出来た静電潜像を用
いても、ここで述べた間欠記録部材搬送に対しては、現
像剤搬送速度を可変にしても、同様の効果が期待できる
。以上述べてきた様に、記録部材の搬送速度(平均)が
2ケタから3ケタの範囲で変化する条件下で記録特性の
すぐれた画質を提供するために、記録部材の搬送速度V
,と現像剤の搬送速度VDとの比がほぼ一定になる様に
現像剤の搬送速度を可変にすることにより目的を達成す
ることが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は実験に用いた現像器の断面構造及び静電記録方
式による潜像形成及び記録部材搬送機構を説明するため
の構成図、第2図は第1図における記録部材としての静
電記録紙の断面構造図、第3図は間欠記録部材搬送用駆
動モーターに加えられるパルス波形線図、第4図は静電
潜像を現像したときの記録特性線図を示す。 図で1は記録計、2は現像器、3は定着器、5は記録部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子写真法及び静電記録法等の方法で記録部材上に
    形成された静電潜像を可視化するために磁気ブラシ現像
    法により、静電潜像上にトナーを賦与する場合に、記録
    部材の平均搬送速度が2ケタから3ケタの範囲内で変化
    する条件下で磁気ブラシを形成する現像剤の搬送速度(
    V_D)と、記録部材の搬送速度(V_p)の比がほぼ
    一定になる様に、記録部材の搬送速度の変化に応じて、
    現像剤の搬送速度を変化させるもので現像剤の搬送速度
    (V_D)を、記録部材の搬送速度(V_p)に比例し
    て変化させるために記録部材を間欠的に搬送するための
    パルスモーターの周波数を電圧信号に変換して、現像器
    の直流モーターに与え前記直流モーターの回転数を駆動
    制御するようにしたことを特徴とする静電潜像現像法。 2 現像剤として1成分系の導電性及び絶縁性の磁性ト
    ナーを用いた特許請求の範囲第1項記載の静電潜像現像
    法。 3 現像剤として鉄粉とトナーの2成分系を用いた特許
    請求の範囲第1項記載の静電潜像現像法。 4 現像剤の搬送速度(V_D)と記録部材の搬送速度
    (V_p)との比が0.7〜7の範囲のうちの一点を選
    び現像するようにした特許請求の範囲第1項記載の静電
    潜像現像法。
JP51084730A 1976-07-15 1976-07-15 静電潜像現像法 Expired JPS5918699B2 (ja)

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JP51084730A JPS5918699B2 (ja) 1976-07-15 1976-07-15 静電潜像現像法

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JPS5310436A JPS5310436A (en) 1978-01-30
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JPS51107278U (ja) * 1975-02-25 1976-08-27
JPS5512229Y2 (ja) * 1975-02-25 1980-03-17
JPS5512228Y2 (ja) * 1975-02-25 1980-03-17
JPH0636137B2 (ja) * 1985-03-07 1994-05-11 共同印刷株式会社 立体視可能な液晶カラ−表示装置
US10151416B2 (en) 2012-07-13 2018-12-11 Smc Kabushiki Kaisha Pipe joint

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