JPS5918635B2 - 分岐配管における管内付着物の除去方法 - Google Patents
分岐配管における管内付着物の除去方法Info
- Publication number
- JPS5918635B2 JPS5918635B2 JP56114573A JP11457381A JPS5918635B2 JP S5918635 B2 JPS5918635 B2 JP S5918635B2 JP 56114573 A JP56114573 A JP 56114573A JP 11457381 A JP11457381 A JP 11457381A JP S5918635 B2 JPS5918635 B2 JP S5918635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- branch
- heating
- pipe
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/02—Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
- B08B9/027—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
- B08B9/04—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes
- B08B9/053—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction
- B08B9/057—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction the cleaning devices being entrained discrete elements, e.g. balls, grinding elements, brushes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/02—Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
- B08B9/027—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
- B08B9/032—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages by the mechanical action of a moving fluid, e.g. by flushing
- B08B9/0321—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages by the mechanical action of a moving fluid, e.g. by flushing using pressurised, pulsating or purging fluid
- B08B9/0328—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages by the mechanical action of a moving fluid, e.g. by flushing using pressurised, pulsating or purging fluid by purging the pipe with a gas or a mixture of gas and liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/02—Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
- B08B9/027—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
- B08B9/04—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes
- B08B9/053—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction
- B08B9/055—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction the cleaning devices conforming to, or being conformable to, substantially the same cross-section of the pipes, e.g. pigs or moles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば加熱炉内に配設される分岐配管内に生
成する付着物を、研磨材を混入させた流体によつて除去
する管内付着物の除去方法に関するものである。
成する付着物を、研磨材を混入させた流体によつて除去
する管内付着物の除去方法に関するものである。
一般に、加熱炉つまり炉内に多数の加熱管を配設すると
ともに、バーナーで黙料を燃やすことによりその加熱管
内を流れる流体を加熱する設備では、長時間運転すると
、加熱管内にカーボン等が生成する。
ともに、バーナーで黙料を燃やすことによりその加熱管
内を流れる流体を加熱する設備では、長時間運転すると
、加熱管内にカーボン等が生成する。
カーボン等が生成すると、熱伝導率が悪くなり、かつ管
の表面温度が上昇し、やがて運転できなくなる。一方、
管内に生成したカーボン等を除去する方法として、いわ
ゆるサンドジェットクリーニング法と称されるものがあ
る。
の表面温度が上昇し、やがて運転できなくなる。一方、
管内に生成したカーボン等を除去する方法として、いわ
ゆるサンドジェットクリーニング法と称されるものがあ
る。
これは、砂等の研磨材を混入させた窒素ガスを80m/
sec−−10Om/secの高速で管内へ送り込む
と、管内において窒素ガスと研磨材とが渦巻状の乱流と
なつて流れ、その過程で研磨材が管内壁面に鋭角的に当
ることにより、管内の付着物が除去される方法である。
ところが、この方法仄単一管の場合には優れた除去効果
を発揮できるが、加熱炉等に配設される加熱管の場合に
は難点がある。すなわち、〃口熱炉等に配設される加熱
管の場合には、第1図に示す如く、導入管、より複数に
加熱管2A32Bを分岐した分岐配管の構成であるため
、例えば導入管1から窒素ガスを送り込むと、流通抵抗
の少ない一方の加熱管のみ流れ、他方の加熱管に流れる
窒素ガスが少なくなる結果、同時に複数の加熱管に生成
した付着物を除去できないからである。そのため、従来
では、例えば第1図において、各加熱管2A、2Bの両
端部にそれぞれフランジ部P、Q、R、Sを設け、一方
の加熱管2Aの処理に当つてはフランジ部R、Sを、他
方の加熱管2Bの処理に当つてはフランジ部P、Qをそ
れぞれ閉塞した状態で処理を行つていた。従つて、各加
熱管を単独で処理するものであるため、作業時間が必然
的に長くなる上、その作業時間の増大に伴う問題として
、窒素ガス並びに研磨材を多く必要とする欠点があつた
。本発明の目的は、作業時間の短縮をはかれる分岐配管
における管内付着物の除去方法を提供することにある。
本発明は、並列な複数の分岐管を有する分岐配管内に研
磨材を混入させた流体を送り込む方去において、流体通
路の途中に設けられた遮蔽板、流体流通方向規制治具等
の適宜な手段を用いて各分岐管を、一の分岐管の他端側
を次の分岐管の一端側に順次連結して各分岐管が実質的
に直列となるように連結するとともに、その研磨材を混
入させた流体を前記直列状に連結された複数の分岐管に
対して循環させ、つまり複数の分岐管を同時に処理でき
るようにすることにより、前記目的を達成しようとする
ものである。
sec−−10Om/secの高速で管内へ送り込む
と、管内において窒素ガスと研磨材とが渦巻状の乱流と
なつて流れ、その過程で研磨材が管内壁面に鋭角的に当
ることにより、管内の付着物が除去される方法である。
ところが、この方法仄単一管の場合には優れた除去効果
を発揮できるが、加熱炉等に配設される加熱管の場合に
は難点がある。すなわち、〃口熱炉等に配設される加熱
管の場合には、第1図に示す如く、導入管、より複数に
加熱管2A32Bを分岐した分岐配管の構成であるため
、例えば導入管1から窒素ガスを送り込むと、流通抵抗
の少ない一方の加熱管のみ流れ、他方の加熱管に流れる
窒素ガスが少なくなる結果、同時に複数の加熱管に生成
した付着物を除去できないからである。そのため、従来
では、例えば第1図において、各加熱管2A、2Bの両
端部にそれぞれフランジ部P、Q、R、Sを設け、一方
の加熱管2Aの処理に当つてはフランジ部R、Sを、他
方の加熱管2Bの処理に当つてはフランジ部P、Qをそ
れぞれ閉塞した状態で処理を行つていた。従つて、各加
熱管を単独で処理するものであるため、作業時間が必然
的に長くなる上、その作業時間の増大に伴う問題として
、窒素ガス並びに研磨材を多く必要とする欠点があつた
。本発明の目的は、作業時間の短縮をはかれる分岐配管
における管内付着物の除去方法を提供することにある。
本発明は、並列な複数の分岐管を有する分岐配管内に研
磨材を混入させた流体を送り込む方去において、流体通
路の途中に設けられた遮蔽板、流体流通方向規制治具等
の適宜な手段を用いて各分岐管を、一の分岐管の他端側
を次の分岐管の一端側に順次連結して各分岐管が実質的
に直列となるように連結するとともに、その研磨材を混
入させた流体を前記直列状に連結された複数の分岐管に
対して循環させ、つまり複数の分岐管を同時に処理でき
るようにすることにより、前記目的を達成しようとする
ものである。
以下、本発明の方法を実現する一実施例を第2図から第
5図に基づいて説明する。
5図に基づいて説明する。
第2図は加熱炉の構造を示している。
同加熱炉11の内部には、一対の分岐管としての加熱管
14A,14Bが互いに並列にかつ蛇行した状態に配設
されている。両加熱管14A,14Bの一端は、互いに
共通する分岐基管13を介して導入管12に連結されて
いる。また、両加熱管14A,14Bの他端は、互いに
連結されているとともに、導出管15に連通接続されて
いる。導出管15の途中には、その導出管15内の流通
を遮断する遮蔽板16を適宜挿入するフランジ部17が
形成さ.れている。また、前記分岐基管13の両開口端
には、それぞれフランジ18A,18Bが設けられてい
るとともに:そのフランジ18A,18Bに対して着脱
自在な密閉板19A,19Bが収付けられている。加熱
炉11の運転時にはその密閉板.19A,19Bにより
分岐基管13の両開口端は閉塞された状態にあるが、配
管内に生成した付着物を除去する際には密閉板19A,
19Bのいずれか一方が取外され、その開口端より治具
21が分岐基管13内へ挿入される。第3図および第4
図は前記治具21を分岐基管13内に挿入したときの状
態を示し、第5図は治具21の斜視図を示している。
14A,14Bが互いに並列にかつ蛇行した状態に配設
されている。両加熱管14A,14Bの一端は、互いに
共通する分岐基管13を介して導入管12に連結されて
いる。また、両加熱管14A,14Bの他端は、互いに
連結されているとともに、導出管15に連通接続されて
いる。導出管15の途中には、その導出管15内の流通
を遮断する遮蔽板16を適宜挿入するフランジ部17が
形成さ.れている。また、前記分岐基管13の両開口端
には、それぞれフランジ18A,18Bが設けられてい
るとともに:そのフランジ18A,18Bに対して着脱
自在な密閉板19A,19Bが収付けられている。加熱
炉11の運転時にはその密閉板.19A,19Bにより
分岐基管13の両開口端は閉塞された状態にあるが、配
管内に生成した付着物を除去する際には密閉板19A,
19Bのいずれか一方が取外され、その開口端より治具
21が分岐基管13内へ挿入される。第3図および第4
図は前記治具21を分岐基管13内に挿入したときの状
態を示し、第5図は治具21の斜視図を示している。
同治具21は、前記分岐基管13のいずれか一方端、例
えばフランジ18Aに取付けられる基体22を有してい
る。基体22は、前記分岐基管13の内径より大きい径
でかつ一端を開口した円筒状の基筒23と、この基筒2
3の一端開口縁に一体に固定された前記フランジ18A
に対してボルト・ナツト24で取付けられるフランジ2
5とから構成されている。前記基筒23には.その一側
に連通口としての円筒状の排出口26が一体に固定され
ているとともに、端面において中央に複数本の締付ボル
ト27を有する支持環28が、またその上下方位置に貫
通孔29がそれぞれ設けられている。支持環28には、
前記分岐基管13内へ挿入される挿入管30が移動自在
にかつ前記締付ボルト27によつて固定可能に挿通され
ている。また、貫通孔29の外側面には、先端外周にね
じ部31を形成した案内筒32が固定され、この案内筒
32を介して前記挿入管30の先端を一側方向へ付勢す
る圧着機構33が設けられている。前記挿入管30は、
前記分岐基管13の内径より小さくかつ前記加熱管14
A,14Bの内径と略等しい径の中空円筒状で、先端が
一側方向へ向つてやや屈曲されている。
えばフランジ18Aに取付けられる基体22を有してい
る。基体22は、前記分岐基管13の内径より大きい径
でかつ一端を開口した円筒状の基筒23と、この基筒2
3の一端開口縁に一体に固定された前記フランジ18A
に対してボルト・ナツト24で取付けられるフランジ2
5とから構成されている。前記基筒23には.その一側
に連通口としての円筒状の排出口26が一体に固定され
ているとともに、端面において中央に複数本の締付ボル
ト27を有する支持環28が、またその上下方位置に貫
通孔29がそれぞれ設けられている。支持環28には、
前記分岐基管13内へ挿入される挿入管30が移動自在
にかつ前記締付ボルト27によつて固定可能に挿通され
ている。また、貫通孔29の外側面には、先端外周にね
じ部31を形成した案内筒32が固定され、この案内筒
32を介して前記挿入管30の先端を一側方向へ付勢す
る圧着機構33が設けられている。前記挿入管30は、
前記分岐基管13の内径より小さくかつ前記加熱管14
A,14Bの内径と略等しい径の中空円筒状で、先端が
一側方向へ向つてやや屈曲されている。
その屈曲部34には、開口端縁に沿つて前記分岐基管1
3の内面に合つた曲面状でかつ外表面にゴムパツキン3
5Aを有する圧着板35が固定されているとともに、上
下側に前記分岐管13の内壁面を転動する案内輪36が
設けられている。また、挿入管30の基端にはフランジ
37が固定され、さらに、挿入管30の長手方向の所定
位置に前記支持環28に対して摺動自在に嵌合しかつ前
記締付ボルト27によつて保持される摺動筒38,39
がそれぞれ固定されている。即ち、分岐基管13のフラ
ンジ18Aに基体22のフランジ25を取付け、挿入管
30の先端を加熱管14A,14Bの分岐部へそれぞれ
位置させた状態のとき、その各状態において支持環28
に対応する位置に摺動筒39,38がそれぞれ固定され
ている。前記圧着機構33は、前記挿入管30の両側に
平行に配置され基端が前記案内筒32を通つて外部へ突
出した一対の連結ロツド41と、この一対の連結ロツド
41の先端間にピン42を介して略中央部が回動自在に
連結された付勢アーム43とから構成されている。
3の内面に合つた曲面状でかつ外表面にゴムパツキン3
5Aを有する圧着板35が固定されているとともに、上
下側に前記分岐管13の内壁面を転動する案内輪36が
設けられている。また、挿入管30の基端にはフランジ
37が固定され、さらに、挿入管30の長手方向の所定
位置に前記支持環28に対して摺動自在に嵌合しかつ前
記締付ボルト27によつて保持される摺動筒38,39
がそれぞれ固定されている。即ち、分岐基管13のフラ
ンジ18Aに基体22のフランジ25を取付け、挿入管
30の先端を加熱管14A,14Bの分岐部へそれぞれ
位置させた状態のとき、その各状態において支持環28
に対応する位置に摺動筒39,38がそれぞれ固定され
ている。前記圧着機構33は、前記挿入管30の両側に
平行に配置され基端が前記案内筒32を通つて外部へ突
出した一対の連結ロツド41と、この一対の連結ロツド
41の先端間にピン42を介して略中央部が回動自在に
連結された付勢アーム43とから構成されている。
付勢アーム43は、一端が前記挿入管30の屈暁部34
に突設された突片44にピン45を介して回動自在に連
結され、他端に前記分岐基管13の内壁に当接するロー
ラ46を有している。また、前記一対の連結ロツド41
の基端側にはねじ部47が形成され、そのねじ部47の
前記案内筒32より突出した部分にナ゛ツト48が螺合
されている。更に、このナツト48が螺合された突出端
は、前記案内筒32のねじ部31にキヤツプ49が螺合
された際、キヤツプ49の内端面に当接されるようにな
つている。次に、本実施例の作業方法を説明する。通常
、加熱炉11の運転時には、分岐基管13の両開口端が
密閉板19A,19Bにより閉塞され、フランジ17の
遮蔽板16が取外された状態にある。
に突設された突片44にピン45を介して回動自在に連
結され、他端に前記分岐基管13の内壁に当接するロー
ラ46を有している。また、前記一対の連結ロツド41
の基端側にはねじ部47が形成され、そのねじ部47の
前記案内筒32より突出した部分にナ゛ツト48が螺合
されている。更に、このナツト48が螺合された突出端
は、前記案内筒32のねじ部31にキヤツプ49が螺合
された際、キヤツプ49の内端面に当接されるようにな
つている。次に、本実施例の作業方法を説明する。通常
、加熱炉11の運転時には、分岐基管13の両開口端が
密閉板19A,19Bにより閉塞され、フランジ17の
遮蔽板16が取外された状態にある。
従つて、導入管12から供給される被加熱流体は、分岐
基管13から加熱管14A,14Bへそれぞれ分岐され
、導出管15へと流れる。すると、加熱管14A,14
Bを流れる過程において、被加熱流体は加熱炉11で加
熱される。一方、加熱炉11の運転によつて流体通路特
に加熱管14A,14B内に生成した付着物を除去する
場合には、まずフランジ部17に遮蔽板16を挿入し、
次に分岐基管13の一方の密閉板例えば第2図中左端の
密閉板19Bを取外し、その開口端より治具21の挿入
管30の分岐基管13内へ挿入する。このとき、第3図
に示す如く、連結ロツド41に螺合しているナツト48
をゆるめ、その連結ロツド41を図中右方へ押込むこと
により付勢アーム43を傾け、更に案内筒32のねじ部
31にキヤツプ49を螺合した状態で挿入する。これに
より、挿入管30の屈曲部34の開口端が加熱管14B
の分岐部に略位置したとき、基体22のフランジ25を
分岐基管13のフランジ18Aにボルト・ナツト24で
仮止めする。次に、キヤツプ49を外し、連結ロツド4
1に螺合しているナツト48を締めつける。すると、第
4図に示す如く、連結ロツド41の後退に伴つて付勢ア
ーム43は一端のピン45を支点として同図中時計方向
へ回動し、他端のローラ46が分岐基管13の内壁を押
圧した状態となる。これにより、挿入管30の屈曲部3
4の開口端が加熱管14Bの分岐部へ押込まれ、かつ圧
着板35が加熱管14Bの分岐部周縁に圧着される。最
後に、ボルト・ナツト24を締め付け、フランジ25を
フランジ18Aに対して強固に固定する。以上で、治具
21のセツテイングが完了する。これにより、本来並列
であつた加熱管14A,14B&ζ遮蔽板16及び治具
21の作用により、実質的に直列に連結されることとな
る。すなわち、治具21の挿入管30は、その内端で一
方の加熱管14Bの一端側に連通され、この加熱管14
Bの他端側は、遮蔽板16がフランジ部17に挿入され
たことで他方の加熱管14Aの他端側に連通され、この
他方の加熱管14Aの他端側は分岐基管13を通つて治
具21の排出口26へと連通されて直列状の配管が完成
される。そこで、排出口26に集塵機を接続した後、挿
入管30の基端から砂等の研磨材を混入させた窒素ガス
を高速で送り込む。
基管13から加熱管14A,14Bへそれぞれ分岐され
、導出管15へと流れる。すると、加熱管14A,14
Bを流れる過程において、被加熱流体は加熱炉11で加
熱される。一方、加熱炉11の運転によつて流体通路特
に加熱管14A,14B内に生成した付着物を除去する
場合には、まずフランジ部17に遮蔽板16を挿入し、
次に分岐基管13の一方の密閉板例えば第2図中左端の
密閉板19Bを取外し、その開口端より治具21の挿入
管30の分岐基管13内へ挿入する。このとき、第3図
に示す如く、連結ロツド41に螺合しているナツト48
をゆるめ、その連結ロツド41を図中右方へ押込むこと
により付勢アーム43を傾け、更に案内筒32のねじ部
31にキヤツプ49を螺合した状態で挿入する。これに
より、挿入管30の屈曲部34の開口端が加熱管14B
の分岐部に略位置したとき、基体22のフランジ25を
分岐基管13のフランジ18Aにボルト・ナツト24で
仮止めする。次に、キヤツプ49を外し、連結ロツド4
1に螺合しているナツト48を締めつける。すると、第
4図に示す如く、連結ロツド41の後退に伴つて付勢ア
ーム43は一端のピン45を支点として同図中時計方向
へ回動し、他端のローラ46が分岐基管13の内壁を押
圧した状態となる。これにより、挿入管30の屈曲部3
4の開口端が加熱管14Bの分岐部へ押込まれ、かつ圧
着板35が加熱管14Bの分岐部周縁に圧着される。最
後に、ボルト・ナツト24を締め付け、フランジ25を
フランジ18Aに対して強固に固定する。以上で、治具
21のセツテイングが完了する。これにより、本来並列
であつた加熱管14A,14B&ζ遮蔽板16及び治具
21の作用により、実質的に直列に連結されることとな
る。すなわち、治具21の挿入管30は、その内端で一
方の加熱管14Bの一端側に連通され、この加熱管14
Bの他端側は、遮蔽板16がフランジ部17に挿入され
たことで他方の加熱管14Aの他端側に連通され、この
他方の加熱管14Aの他端側は分岐基管13を通つて治
具21の排出口26へと連通されて直列状の配管が完成
される。そこで、排出口26に集塵機を接続した後、挿
入管30の基端から砂等の研磨材を混入させた窒素ガス
を高速で送り込む。
挿入管30内へ送り込まれた窒素ガスは、加熱管14A
,14B1分岐基管13、排出口26、集塵機の経路、
つまり加熱管14B,14Aに対して直列に流れる。す
ると、各管内において窒素ガスと研磨材とが渦巻状の乱
流となつて流れ、研磨材の作用で管内の付着物が除去さ
れることになる。以上説明した本実施例によれば、分岐
基管13の一開口端から挿入管30を分岐基管13内へ
挿入し、その挿入管30の先端開口をいずれかの加熱管
14A,14Bに圧着すれば、研磨材を混入させた窒素
ガスを加熱管14A,14Bに対して直列に流す流路を
形成できるため、従来のように既設の分岐配管にフラン
ジ等を増設することなく、分岐配管内の付着物を短時間
に除去でき、従つて研磨材並びに窒素ガス等の消費量を
軽減できる。
,14B1分岐基管13、排出口26、集塵機の経路、
つまり加熱管14B,14Aに対して直列に流れる。す
ると、各管内において窒素ガスと研磨材とが渦巻状の乱
流となつて流れ、研磨材の作用で管内の付着物が除去さ
れることになる。以上説明した本実施例によれば、分岐
基管13の一開口端から挿入管30を分岐基管13内へ
挿入し、その挿入管30の先端開口をいずれかの加熱管
14A,14Bに圧着すれば、研磨材を混入させた窒素
ガスを加熱管14A,14Bに対して直列に流す流路を
形成できるため、従来のように既設の分岐配管にフラン
ジ等を増設することなく、分岐配管内の付着物を短時間
に除去でき、従つて研磨材並びに窒素ガス等の消費量を
軽減できる。
また、挿入管30を分岐基管13内へ挿入するに当つて
は、挿入管30の先端部に分岐基管13の内壁面を転動
する案内輪36を設けてあるので、挿入作業を容易に行
うことができる。その際、連結ロツド41を押し込み付
勢アーム43を挿入に支障をきたさない状態にするが、
連結ロツド41の戻りを防止するキヤツプ49を設けて
あるので、付勢アーム43をその状態に保持させること
ができる。更に、挿入管30の長手方向の2個所に支持
環28VC対して摺動自在に嵌合する摺動筒38,39
を設けてあるので、挿入管30の先端開口部を任意の加
熱管14A,14Bの分岐部へ圧着させることができる
。
は、挿入管30の先端部に分岐基管13の内壁面を転動
する案内輪36を設けてあるので、挿入作業を容易に行
うことができる。その際、連結ロツド41を押し込み付
勢アーム43を挿入に支障をきたさない状態にするが、
連結ロツド41の戻りを防止するキヤツプ49を設けて
あるので、付勢アーム43をその状態に保持させること
ができる。更に、挿入管30の長手方向の2個所に支持
環28VC対して摺動自在に嵌合する摺動筒38,39
を設けてあるので、挿入管30の先端開口部を任意の加
熱管14A,14Bの分岐部へ圧着させることができる
。
しかも、摺動筒38,39の範囲内で挿入管30の長さ
方向の位置を調節できるため、挿入管30の先端開口部
を任意の加熱管14A,14Bの分岐部へ正確かつ確実
に圧着させることができる。次に、本発明の方法を実現
する他の実施例を第6図について説明する。
方向の位置を調節できるため、挿入管30の先端開口部
を任意の加熱管14A,14Bの分岐部へ正確かつ確実
に圧着させることができる。次に、本発明の方法を実現
する他の実施例を第6図について説明する。
第6図に示す実施例は、分岐管としての複数の加熱管1
4C,14D,14E,14Fの一端が接続された分岐
基管13Aにおいて、前記加熱管14C,14D間およ
び前記加熱管14E,14F間にそれぞれフランジ部5
1,52を設ける一方、互いに連結されるとともに導出
管15Aへ連通された加熱管14C,14D,14E,
14Fの他端において、前記加熱管14Eと前記導出管
15Aとの間および前記導出管15Aと加熱管14Fと
の間にフランジ部53,54を設け、その各フランジ部
53,54,55,56を閉塞した状態で分岐基管13
Aの一方の開口端より研磨材を混入された窒素ガスを送
り込み、その窒素ガスを各加熱管14C,14D,14
E,14Fに対して直列に流した後、他方の開口端より
排出させるようにしてある。
4C,14D,14E,14Fの一端が接続された分岐
基管13Aにおいて、前記加熱管14C,14D間およ
び前記加熱管14E,14F間にそれぞれフランジ部5
1,52を設ける一方、互いに連結されるとともに導出
管15Aへ連通された加熱管14C,14D,14E,
14Fの他端において、前記加熱管14Eと前記導出管
15Aとの間および前記導出管15Aと加熱管14Fと
の間にフランジ部53,54を設け、その各フランジ部
53,54,55,56を閉塞した状態で分岐基管13
Aの一方の開口端より研磨材を混入された窒素ガスを送
り込み、その窒素ガスを各加熱管14C,14D,14
E,14Fに対して直列に流した後、他方の開口端より
排出させるようにしてある。
従つて、この実施例によれば、フランジ部51,52,
53,54の増設を伴うが、加熱管の数に制限されない
利点がある。
53,54の増設を伴うが、加熱管の数に制限されない
利点がある。
なお、本発明は、以上各実施例で説明した加熱炉11の
配管に限られるものでなく、分岐配管構造のものであれ
ばいずれでも適用できる。
配管に限られるものでなく、分岐配管構造のものであれ
ばいずれでも適用できる。
また、研磨材を混入させる流体として仄上記各実施例で
述べた窒素ガスに限られるものではない。さらに、研磨
材を混入された流体の流通屯前記各実施例のように一方
向に限らず、一方向に流通させたのち、逆方向から流通
させるようにしてもよく、このように正、逆2方向から
の除去作業を行なえば、より均一な付着物の除去を行な
えるという利点がある。上述のように、本発明によれば
、研磨材を混入させた流体を複数の分岐管に対して直列
に循環させたので、各分岐管内の付着物を同時に除去で
き、従つて分岐配管における管内付着物を除去する際の
作業時間を短縮でき、その結果研磨材並びに窒素ガス等
の流体の消費量を軽減させることができる。
述べた窒素ガスに限られるものではない。さらに、研磨
材を混入された流体の流通屯前記各実施例のように一方
向に限らず、一方向に流通させたのち、逆方向から流通
させるようにしてもよく、このように正、逆2方向から
の除去作業を行なえば、より均一な付着物の除去を行な
えるという利点がある。上述のように、本発明によれば
、研磨材を混入させた流体を複数の分岐管に対して直列
に循環させたので、各分岐管内の付着物を同時に除去で
き、従つて分岐配管における管内付着物を除去する際の
作業時間を短縮でき、その結果研磨材並びに窒素ガス等
の流体の消費量を軽減させることができる。
第1図は従来一般の加熱炉に利用されている配管を示す
説明図、第2図乃至第5図は本発明の方法を実現する一
実施例を示すもので、第2図はその加熱炉の構造を示す
説明図、第3図は除去操作の際に用いられる治具のセツ
ト中の状態を示す一部を切欠いた平面図、第4図は治具
のセツト後の状態を示す一部を切欠いた平面図、第5図
は治具の斜視図、第6図は本発明の方法を実現する他の
実施例のシステムを示す説明図である。 13,13A・・・・・・分岐基管、14A,14B,
14C,14D,14E,14F・・・・・・分岐管と
しての加熱管、21・・・・・・治具。
説明図、第2図乃至第5図は本発明の方法を実現する一
実施例を示すもので、第2図はその加熱炉の構造を示す
説明図、第3図は除去操作の際に用いられる治具のセツ
ト中の状態を示す一部を切欠いた平面図、第4図は治具
のセツト後の状態を示す一部を切欠いた平面図、第5図
は治具の斜視図、第6図は本発明の方法を実現する他の
実施例のシステムを示す説明図である。 13,13A・・・・・・分岐基管、14A,14B,
14C,14D,14E,14F・・・・・・分岐管と
しての加熱管、21・・・・・・治具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 並列な複数の分岐配管を有する分岐配管内に研磨材
を混入させた流体を送り込み、その分岐配管内の付着物
を除去する方法において、前記各分岐配管が実質的に直
列となるように順次連結するとともに、研磨材を混入さ
せた流体を前記直列状に連結された複数の分岐管に対し
て循環させたことを特徴とする分岐配管における管内付
着物の除去方法。 2 特許請求の範囲第1項において、研磨材を混入させ
た流体の循環を複数回行なわせることを特徴とする分岐
配管における管内付着物の除去方法。 3 特許請求範囲第2項において、研磨材を混入させた
流体の循環を直列状に連結した分岐配管の一方から行な
つたのち、逆方向から再度行なわせることを特徴とする
分岐配管における管内付着物の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56114573A JPS5918635B2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 分岐配管における管内付着物の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56114573A JPS5918635B2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 分岐配管における管内付着物の除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5816195A JPS5816195A (ja) | 1983-01-29 |
JPS5918635B2 true JPS5918635B2 (ja) | 1984-04-28 |
Family
ID=14641211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56114573A Expired JPS5918635B2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 分岐配管における管内付着物の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918635B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63248488A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-14 | 日本軽金属株式会社 | 分岐管路内壁面のクリ−ニング方法 |
JP2618291B2 (ja) * | 1991-02-13 | 1997-06-11 | 作治 藏田 | パイプのクリーニング方法 |
ATE171886T1 (de) * | 1993-07-12 | 1998-10-15 | Promotec Ag | Verfahren, zusammensetzung und vorrichtung zur innenreinigung und beschichtung von rohrleitungen |
JP3185450U (ja) * | 2013-06-06 | 2013-08-15 | 関電プラント株式会社 | ブラシ挿入治具 |
-
1981
- 1981-07-22 JP JP56114573A patent/JPS5918635B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5816195A (ja) | 1983-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW423042B (en) | Apparatus for manufacturing semiconductor | |
DE69113066T2 (de) | Behälter für flüssigen Rohstoff. | |
KR890013761A (ko) | 반도체 재료의 열처리 방법 및 장치 | |
JPS5918635B2 (ja) | 分岐配管における管内付着物の除去方法 | |
SU1291031A3 (ru) | Перемещаемое устройство дл сдувани сажи | |
EP0060732A3 (en) | Controlled cooling apparatus for a wire rod | |
DE2725045B2 (de) | Verfahren zur Reinigung eines Wärmetauschers | |
GB1068059A (en) | A method and apparatus for stabilizing strip work | |
DE69023666T2 (de) | Vorrichtung zur oxidation von metallrohren. | |
JP3644725B2 (ja) | 廃熱ボイラ | |
US4056428A (en) | Process for etching inner surface of pipe or tube | |
JPS5851199B2 (ja) | 分岐配管における管内付着物の除去用治具 | |
CA1220315A (en) | Heating apparatus | |
DE60125241T2 (de) | Wärmebehandlungseinrichtung | |
EP0446434A2 (de) | Verbrennungsvorrichtung | |
US4418049A (en) | Changing oil tubes in a carbon black reactor | |
US4500491A (en) | Changing oil tubes in a carbon black reactor | |
JPH11108568A (ja) | 熱交換方法およびその装置 | |
JPS5779113A (en) | Gaseous frame type heating method | |
US5134268A (en) | Submerged arc welding system | |
DE470763C (de) | Russabblasevorrichtung fuer Wasserrohrkessel | |
DE4308066C1 (de) | Verfahren zur Reinigung eines Ammoniakverdampfers | |
JPH0510456U (ja) | 移動線材雰囲気処理加熱炉 | |
ATE236736T1 (de) | Verfahren und gerät zum reinigen des inneren von rohren oder leitungen | |
JPS5916922A (ja) | 転炉排ガス処理装置に於けるガス冷却器の冷却水循環方法 |