JPS59184795A - 3−5族化合物半導体単結晶の製造方法 - Google Patents

3−5族化合物半導体単結晶の製造方法

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JPS59184795A
JPS59184795A JP5792583A JP5792583A JPS59184795A JP S59184795 A JPS59184795 A JP S59184795A JP 5792583 A JP5792583 A JP 5792583A JP 5792583 A JP5792583 A JP 5792583A JP S59184795 A JPS59184795 A JP S59184795A
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seed crystal
pulling
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一高 寺嶋
Toru Katsumata
徹 勝亦
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中島 宏明
Tsuguo Fukuda
承生 福田
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    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B15/00Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
    • C30B15/20Controlling or regulating
    • C30B15/22Stabilisation or shape controlling of the molten zone near the pulled crystal; Controlling the section of the crystal
    • C30B15/28Stabilisation or shape controlling of the molten zone near the pulled crystal; Controlling the section of the crystal using weight changes of the crystal or the melt, e.g. flotation methods

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  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は液体刺止引き上げ法によるIll −Vh−
5化合物半導体単結晶の製造方法に関する。
ガリウム砒素(GaAs)、ガリウムti (GaP)
、インジウムアンチモン(工n5b)、インジウム燐(
InP )などの■−■族化合物半導体は電子移動度が
大きい、発光し易くまた光を検知する、高温でも動作す
るなどの特徴を有し、マイクロ波用トランジスタ、高速
集積回路、太陽電池、光−電子素子Urlとして広く用
いられつつある。
■=■族化合物半導体のなかでもGaAs単結晶はシリ
コン単結晶に比べて5〜6倍の′I’iX子移動度全移
動度高速あるいは低消費電力動作を行うGaAs集速回
路の開発が盛んに行われている。
またl71P単結晶は光通信に用いる光ファイバーの低
損失帯に高感度を示し、将来の光通信用材料として注目
を浴びている。
上述の如< 、GIZAS J1’+結晶が集積回路用
の結晶基板に用いられるには高絶縁性であること、転位
格子欠陥などの物理的欠陥、化学的欠陥がない高品質な
単結晶であること、結晶内の均一性が良いこと、大型円
形のウェハーが得られることなどが要求される。このよ
うな要求を満すGaAs単結晶の製造方法としては高圧
液体封止引き上げ法が挙げられる。この高圧液体封止引
き上げ法は酸化ボロン(B2 as ’)などの低融点
ガラスを」N止剤として用い、高圧下でGapsを溶融
させ、形成したGαA8融液に種結晶を接触させ回転さ
せながら引き上げることにより円筒状のGaps単結晶
が形成するのであるが、特に種結晶がG12A、9融液
に接触し、引き上げを開始したときの融液のri:i度
が結晶引き上げ速度に最適の温度状TLQ ttニなっ
ていることが品質の優れた単結晶の再現性良く製造する
ための重要な決め手となっている。
液体封止剤を用いない通常の単結晶の引き上げ法におい
ては、種結晶の重jt変化を検出し、また予じめ作成し
た引き上げ速度OmmA侍に対応する1(lj!結晶接
触最適温度曲線を用いて品質の優れたIY+、結晶を再
現性良く製造していたが、液体封圧剤を用いるni −
v族化合物半導体早結晶の製造方法においては種!晶が
液体封止剤から浮力を受けるため種結晶の重量変化を検
出しても、その信号には雑音が多く含まれて信頼性が乏
しく、また引き上げ速度0mm71時に対応する種結晶
接触最適温度曲線を用いる方法は実際に種結晶を引き上
げる速度の温度曲線に補正する必要があり、僅か±0.
5℃程度の範囲しかない結晶引き上げ速度に対応する最
適の温度状態に結晶原料融液の種結晶と接触している界
面を調整することは至難なことであり、結局は種結晶の
結晶原料融液の接触、引き上げ操作は高度の熟線による
手作業となり、再現性が乏しく、結晶成長製造の完全自
動化のネックとなっていた。
この発明の目的は種結晶が接触している結晶原料融液の
界面を結晶引き上げ速度に対応した最適な温度状態に調
整し、結晶引き」−げ操作は常に最良の条件下で行い、
品質の優れた単結晶を再現性良く製造することのできる
液体封止引き上げ法によるIII−V族化合物半心体j
l結晶の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するためこの発明による’l’ tt’
z品の製造方法は高温高圧中の結晶原料f+Q!!液に
セ:(結晶を接触させ゛て種結晶の重I!七を測定する
と共に電圧を種結晶と融液に電圧を印加して1ilr7
者間に流れる電流値を検出し、検出された重量信号と電
流&((tf号の経時変化を予じめ設定された基環−パ
ターンと比較して融液を結晶引き上げ速度に対応する最
適g没状態に、−14整した後に結晶引き上げ操作を開
始する。
上述の如く、この発明においては、常に結晶原F) )
、rl: /lyを予じめ設定した結晶引き上げ速度に
7−111i・、;する]l、、;缶11品度状ル)1
に謬4す1(シた後、系古晶の引き上げを行うのである
から、品質の優れた単結晶が再現性良く得られることに
なる。
本発明を添付の図面に基き説明すると、第1図は高圧下
でa父体封止剤を用いた化合物半醇体単結晶の製造装置
Ijの概略図であって、高圧容器l内Gこはその外周を
炭素材料などのルツボ支持部材’l T’ 牡jれたル
ツボ3を設け、このルツボはルツボ同転軸乙により回転
できるように支持されている。ルツボ3の周囲にはヒー
ター電を設け、ヒーター電d・i! !ti制御回制御
回路リグ(ij号によりルツボを所定の71ni度に加
熱、KXP持する。ルツボ3の上部には下端G、ニオ°
−1目、C7晶7を取付けた称電性の引き上げ回転軸夕
を設け、この引き上げ回転軸は回転すると共に上下動す
るように構成され、上端【こは種結晶の重量を測定する
ための重量センサーgを取り付け、測定値は演算回路1
3へ送られる。また引き上げ回転軸夕とルツボ支持部材
t&こはそれぞれリードf4q、10を接続し、i[d
音間には電圧を印加するようにし、電流値は演算回路/
3へ送られる。演4./1回路においては、結晶引き上
げ速度に対応する最適温度の基準パターンが予じめ記ツ
、Oされており、検出された?R量倍信号電流値信号を
基準パターンと比較し、差分だけヒーターの加熱温度を
調整するようヒーター電源制御回路///−へ信号を送
り、上記制御回路においては入力した信号に基いてヒー
ターの加熱温度を調整する。
上記の如き構成において、ルツボ3にはIt −■族化
合物を構成する■族及びV膠元2畳をそれぞれ所定量入
れ、更にその上に1夜体封正剤としてB2O3を加え、
ルツボを高圧容器l内に設jiT L、アルゴン、窒素
嘘の不活・姓ガスOこより容器内を加圧し、ヒーターλ
によりルツボを原石元素の溶融温度以上の温度で加熱す
る。■−■族化合物としてはGaAs、GaP 、 I
nSb 、 IrLPなどが挙げられる。
上述の加熱処理によりルツボ3内において上Elに液体
封止剤としてB2O3溶融液にはm−Hり化合物融液バ
う/ユが形成する。ルツボ内の原料が完全に溶ml;し
たら種結晶りを結晶原料融液層/λへ接触させるため、
回転軸Sを下降させる。
種結晶の先端がB2O3溶融液//表頭に接触してから
原料融液12に達するまでの種結晶重−冒センサーgよ
り演gχ回路/3へ送られる重量信号は第211(4)
に示すように、種結晶7がB20,溶融液表面に接触す
ると、B2O3溶融液からの浮力のため減少しはじめ原
料融液表面に達するまでゆるやかに減少つづけ、原料+
a液衣表面達したところで融液と融着し急激に増加する
。実際にはこの屯ijt信υは尚圧容器内での測定値で
あるため圧力による@量のゆらぎ、回転軸のシール部材
の摩擦摺動成分などの雑音成分が多く含まれており、第
2図(4)に示したような明確な出力信号を検出される
ことはなく、この重量信号のみでは種結晶の正確な位置
を把握することは困4゛コ[である。しかし種結晶が原
料融液(こ接触した後の11j量信号は融液温度が高い
と小さくなり、低いと大きくなるので、重量信号の経時
変化検知することによりその増減の傾向から種結晶と接
触している原料融液界面の温度状態を知ることができる
一方、リード線? 、 10を介して引き上げ回転軸夕
とルツボ支持部材ケに直流または交流電圧を印加し、種
結晶7の先端がB2O3溶融液Gこ接触すると、ルツボ
、B20,溶融液はいずれも高温では電導性となるため
、第2図の)に、示すように、電流が検出され、結晶原
料融液/λil+i Gこ1,ニーするまでゆるやかに
増加し続け、かに結晶が原料)、!jH液に接触すると
、1.砂液の電導性はB2O3浴融液の電導性よりもは
るかに大きいため検出される市、流値も急激に増加する
。この電流値には高1!114 z高圧などによる雑音
成分は殆ど含まれていないため、種結晶のB2O3溶融
液、結晶原料融液のそれぞれの接触を正確に知ることが
できる。
この発明では種結晶の結晶原料融液接触より引き上げ直
前までの工程を(1)種結晶接触検出工程、(2)安定
領域検出工程、(3)準安定領域調整工程、(4)安定
領域検出工程の四つに区分し、それぞれの工程において
予じめ設定された基準パターンと検出された重)j1信
号、電流値信号とを比較して、原料融液を設定された結
晶引き上げ速度に対応する最適温度状態になるよう調整
する。
(1)  Iii結晶接触検出工程 この工程は種結晶を下降させ、結晶原料融液に接触する
までの工程である。種結晶が下1;l’? シて原料融
液に接触するまでの屯J,iー信号と電流(1:’j倍
信号基ン(ラバターンは第2図(A)、■)に示した通
りであって、検出された出力信号と上記の基準パターン
と比較して種結晶の原料1it!j!液の接触を検知す
るのであるが、主として雑音成分の少ない電流値信号で
種結晶と原料融液の接触を検知するのであるから、得ら
れた検知信号は充分な信頼性を有する。
(2)安定領域検出工程 種結晶接触検出工程で種結晶の原料融液面への接触を検
知したら直ちに種結晶を下端に取付けた引き上げ回転軸
の下降を停止するが、この工程では種結晶が接触した界
面の原料融液の温度状態を検出する工程である。
HMf結晶が原料融液に接触した状態で所定時間10分
以上放置する。種結晶と原料融液が接触している状態が
継続している限りにおいては、第3図(4)に示すよう
な一定の電流値が検出されることになる。しかし、原料
量・l!液の温度が種結晶の融点よりも高いと、411
f結晶が溶融し、両者の接触が切断されて、71,流が
急激に減少し、第3図■)の如きパターンとなる。
電流値信号が第3図(A)Gこ示すようにほぼ一定で変
らない場合には原料融液の温度が結晶引き上げに可能な
温度状態になっている場合と、上記引き上げ可能温度よ
り低い状態の場合とが含まれている。しかし両者は′1
ル流値信号より区別することはできない。一方、重量信
号の経時変化よりは両者の区別をすることができ、原料
融液が結晶引き上げ可能な温度となっている場合は第4
図(4)に示すように一定値かゆるやかな増加を示す。
しかし融液の温度が低い場合は、第4図(B)に示すよ
うに、i’j(−、flk信号は時間の経過と共に増加
する傾向を示し、Δ1h度が低いとそれだけ増加傾向を
強く示す。従って、重;(ヒ信号の変化の度合によりj
草料i1i!I!液の界ij+iのhl、1度状態を相
対的検知することができる。
原料1rjf!液の湿度が高い場合の重31’L (8
号は第4図(C)に示す如く減少し、種結晶の切断と共
に急激に減少する。
このようにこの工程においては主として重jl+信号の
経時変化に基いて融液の種結晶と接触している界面附近
の温度状態を検知し、結晶引き上げが可能と判断された
融液は次に安定領域検出工程において結晶成長にJ1λ
適な温度に辷1シ整される。湿度の高いiQ! Ff1
4またGまイ氏し1融液は桑安定bI域、、”’4 、
j(<工j・i−において声り品引き上げが可能な五1
度にF8整される。
(3)亭安定領域tj14整工程 この工々[11は原拐融rreが結晶引き上げが可能な
ii、j、度よりも高いil、′i合或は低い場合に補
(i’(する温度を決定する工程である。融液の温度が
高i+?hきる場合について先ず説明すると、摩科元も
≦の種類、添加割合、j?J ’lrfの4へ・7造、
に’J 4!!、J’l’i晶原料融油原料融液敵/f
!汀、4.1(結晶の引き上げ?、ij度などを考t<
v、 して結晶引き上げ可1′、lIA度曲捏を作成す
る。第5図のグラフはGaAgのJ、:、l。
合の一実亀例を示し、1む:IIは柘il′1品がjl
J、科1;;71v、に接触してからLi’J断するま
での113間を示し、Ah’U tillま補イト、キ
するil:t 1’、yを示し、till A°1αは
r111晶σ)引き上げ速度が0 +++a+/11.
7、曲線すは10 nii、7、+tit線Cは20 
+nc+、乙3の烏合をそれぞれ示し、≦[ル°・11
1b分はそれぞれの引き上げ1.i、4 ICEにおけ
る引き上げiiJ能温度領域を示す。安′;、i領域イ
・ミ出工j’(jにおいては種結晶が原’j”) )t
ii Mにr>i IQ;4 シてからり断するまでの
時間が予しめ泪潤されており、その時間を上記のグラフ
の縦軸に商用することにより下げる温度を求めることが
できる。
例えばイ(1(結晶が融成に接触して10分経過後切断
したとすると、点線で示すように約6度融液の7f;A
度を下げれば切断しないこととなり、更に結晶成長時の
種結晶の引き上げ速度を10mtty’l l”jで行
うとすると、約11度下げれば融液は結晶引き上げ可f
jじな温度状態となる。従ってヒーターの加熱温度を制
御して原料融液の温度が所定値まで下ったら、種結晶接
触検出工pdで述べたように種結晶を融液に再び接触さ
せ、電流値信号と11【量信号とGこより融液が上述の
結晶引き上げ可能温度になったか判定する。
HIQ液の温度が低過ぎる場合は’L電流値変化から検
知することができず、重量信号の経時変化により検出す
る。即ち、重」11.信号は増加しtrotけ、成る時
間経過すると一定値となるので、重(、目i′1号の増
加のが7!!合、一定値になるまでの時間などを考慮し
て上昇させる7f!度幅を決定する。
具体的な処理工程としては、先ず41;li結晶を切断
し、次いでヒーターの加熱温度を所定値だけ上昇させ、
原料融液の温度が上昇したら、種結晶を再び融液に接触
させ、電流値信号と重量信号とにより融液が結晶引き上
げn」能温度となっているか判定する。
(4)安定領域制御工程 安定領域検出工程にて結晶引き上げ可能温度となってい
ると判定された融液は更にこの工程において、第4図(
5)で得られた重量信号を精密に分析し、時間当りの重
量変化量より結晶引き上げ最適温度となるように温度を
、il、′g整する。この工程で使用する基準パターン
のGapsの場合の一例を第6図のグラフに示し、縦軸
が時間当りの重量変化11i、桓i軸は補正温度幅を示
し、曲線dは最趨引き上げ温度と結晶重置−変化の1)
1係を示し、帯域eは結晶引き上げ速度Omm膚におけ
る最適温度領域、帯域fは結晶引き上げ速度10 m$
Rにおける最適引き上げ温度領域、帯域gは結晶引き上
げ速度20 my’l侍における最適ゲ[ぎ上げ温度領
域をそれぞれ示す。例えば10mrV/時のυ[き上げ
速度に調整された融液の重量変化が0.01f/分だと
すると、第6図より融液の温度は引き上げ速度10mV
侍の引き上げ最適温度より約1℃低いことが判る。そこ
で、ヒーターの加熱温度を調整して融液の温度を1℃上
げることにより、融液は10m一時の引き上げ速度に最
適の温度にW5゛6整されることになる。上述の如く、
この工程では結晶引き上げ可能温度となっている融液を
更に最適温度となるように調整する。
上述の工程に基いて種結晶の結晶原料融液接ppj+よ
り結晶引き上げ開始までを説明すると、ルツボ3内に溶
融している結晶原料融液/2に1111(結晶7を接触
させて重量イ3@と電流値信号を測定し、その信号を継
続して演算回路13へ送る。演算回路では送られて来る
信号のうち、電流値信号の急激な上昇により種結晶が融
液界面に接触したことを検知し、種結晶の下降を停止す
る(種結晶接触検出工程)。次いで、種結晶が融液に接
触した状態で所定時mJ両出出力信号測定し、特に重量
信号の変化が許容範囲内である場合はその融液は結晶引
き上げ可能温度であると判断され(安定領域検出工程)
、引き続き安定領域制御工程で融液を結晶引き上げ速度
に対応する最適温度に調整し、しかる後に結晶す1き上
げ操作を開始する。
安定領域検出工程にて、電流値信号が突然に減少した場
合は融液の温度が関過ぎてljI結晶が切断したことを
示すもので、演算回路/3には予じめ第5図のグラフに
示したような結晶引き上げ速度別の最適温度値が記憶さ
れ、イ・:(結晶の切断されるまでの時間と結晶引き上
げ速度より融液の温度の下降幅が判断され、ヒーター電
Δぶ制御回路/ダヘ信号を送り、ヒーター電の加熱温度
を所定値下げる。また、電流値信号は一定であるが、所
定時間内の重量イ言号の変化が許容範囲以上に増加した
時は融液の温度が低過ぎる場合であって、その増加値と
演算回路に記憶されている適正値とを比較して、その差
分だげ融液の温度が」二昇するようヒータ一温度をw1
d整する(準安定領域w1イ整工程)。いずれの場合も
融液の温度がjj”4 V’lされたら、4■結晶&M
び接触させ、重41i:信号及び電流値伝号により結晶
引き上げ可能ZIrA度となったが判別する。
結晶引き上げ操作に際して種結晶の接触している融液界
面の温度を結晶す1き上げ最適温度に調整して引き上げ
るのが理想的であるが、融液界面の温度を正?IILに
検知することは非常に困姉であり、通常ルツボの底の温
度を測定し、間接的にJm定しているに過ぎなかった。
しかし、結晶引き上げJ、H適温度幅は±05℃程度と
非常に狭く、この温度範囲外で結晶の引き上げを行うと
、に11i晶は形成しても、結晶欠陥が多がったり、双
晶が発生したり、多結晶化したり、結晶胴体の形状制御
に大きな彰ξ?′トを与えたりして、品質の優れた単結
晶を専決性よく4シ造するには高度の≦1(〜練を要し
、単結晶製造自動化のネックとなっていた。しかるにこ
の発明では実際に種結晶の融液に接触させて界面附近の
温度状態を検知し、その温度状態より結晶引き上げ最適
温度に調整、確認した後に結晶σ1き上げ操作を行うよ
うにしたのであって、微妙な温度81.1整も容易に行
なうことができ、常に最適温度状態で結晶の引き上げを
行うのであるがら品質の優れた■−■族化合物半導体単
結晶を再現性良く製造することができ、製造の自動化に
も適用することができる。
次にこの発明を実施例により説明する。
実施例1 第1図に示したような構成の嘔結晶製造装置において、
内径100mm5深さ130mmの円形状パイロリテッ
ク窒化ボロン製ルツボにGa 500 ?、As 55
0 f入れ、更に液体封止剤としてB2O3を1502
その上に入れ、ルツボを高圧容器内に設iMN L/ 
、アルゴンガスを圧入して30気圧とした後にルツボを
結晶引き上げ速度10mI!y′1時の最適温度と計算
された1260 ℃に加熱し、原料元素、封止剤が完全
に溶融して上部にB20.溶融液層が、下部にGaAs
融液層が形成したら、引き上げ回転軸とルツボ支持部材
に15Vの交流電圧を印加し、引き上げ同転軸をゆっく
り下降させた。電流0.1mAが検出された時点で種結
晶がB2O3溶融液而に接触したことが確認された。更
に種結晶を下降させたら、電流が0.4 mAに増加し
、重量センサーより102の信号が検出され、種結晶の
先端がGaAs融液面に接触したことがW、認された。
種結晶の下降を停止し、15分経過後電流値が突然に0
.1 mAに下り、融液の温度が高いため、種結晶が切
断されたことが判った。
そこで第5図の引き上げ速度tOmitF#に対応する
曲線すより融液温度が約7℃高いことが判明したので、
融液湿度を7℃下げるようヒーターを調整し、融液の温
度が下がった時点で再び種結晶の融液1rIjに接触さ
せ、1−IL流値信号及び重量(8号を15分間測定し
た結果、電流値信号は変化せず、重量信号の変化量が0
.007 r/分であったので、第6図のグラフより融
液の温度は引き上げ速度10mV侍の最適温度範囲内で
あると判断して、ルツボを1分間20回、引き上げ回転
軸を1分間10回の割合で逆方向に回転させながら10
m−の速度で8時間引き上げることGこより直径50m
m1長さ約100mm5重量約9502の円筒状Gα八
へ単結晶が形成した。この円筒状単結晶の胴部分の径変
動を測定した結果、±1%以内であった。
実施例2 実施例1と同じ条件で原料元素、封止剤を溶融させた後
、結晶引き上げ速度15mV侍の最適温度1255℃に
ルツボの加熱温度を調整し、15■の交流電圧を印加し
て種結晶を下降させたら、実施例1と同様に電流値信号
より、B2O3溶融液とGaAs融液の接触を確認する
ことができた。
種結晶がGczAs融液と接触して15分経過後、電流
値は変化しなかったが、重量(iN号の取)((変化量
が+o、o2t/分であったので1iQQ液温度が低い
と判断して種結晶を切断し、重量変化1+1より計算し
て温度2℃だけ上昇するようにヒーターを調整し、再度
種結晶をGaAs融液に接触させて電流値信号、JR重
量信号測定した結果、15分経過しても電流値の低化は
なく、重量信号の変化量が0.0079/分であったの
で、融液の温度は15mIV/′時の引き上げ速度の最
a温度より1℃だけ高いと判断し、融液温度を1℃だけ
下降するよう調整した後、15 +nuB/17存の速
度で結晶の引き上げ操作を約5時間行った結果、直径5
0mm5長さ約90mm、重量約8609の円筒状Ga
ks単結晶が形成した。得られた単結晶の胴部分の径変
動は±1チ以内であった。
実施例3 実施例1と同じ装置iIを用い、ルツボGα5502、
As 550 fとGaを過剰に入れ、B20.を15
of入れて、アルゴンガスで20気圧とした後に126
5℃で加熱し、ルツボ内の材料が完全に溶融したら20
Vの直流電圧を印加し、種結晶を下降させたら、B20
.溶融液に接触したときには0.2 mA%GαAs融
液に接触したときにはQ、6 mAの電流が検出され、
重量センサーよりは0.82検出された。
種結晶がGaAs融液と接触して12分経過後、電流値
信号、重量信号より種結晶が切断したことを検知したの
で、第5表のグラフより結晶引き上げ速度10m−の最
適温度より10℃高いことが判明したので、ルツボの加
熱温度を10℃下げ、再度種結晶を接触させ、15分間
放置しても、1u流値の変化は見られず、重量信号の重
量変化がo、oos yZ分であったので、融液の温度
を1℃下げた後、10mm/時の速度で7時間結晶引き
上げ操作を行った結果、直径50mm、長さ約100m
m5重量960 tの円筒状GIZAS単結晶が影戒し
、この単結晶の胴部分の径変動は±1係以内であった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を説明するための液体封止剤を用いた
単結晶製造装置の概略図、第2図は種結晶がB20.溶
融液、結晶原料融液に接触したときの重量信号と電流値
信号の変化を示すグラフ、第3図は結晶原料融液の温度
と電流値のCjJ係を示すグラフ、第4図は結晶原料融
液の温度と重量信号の関係を示すグラフ、第5図は結晶
引き上げ速度と温度変化の関係の一例を示すグラフ、第
6図は結晶原料融液のII犬量変化と最適温度領域の関
係の一例を示すグラフである。 l・・・7L If 8 器、コ・・・ヒーター、3・
・・ルツボ、り・・・引き上げ回転軸、7・・・種結晶
、g・・・重尺センサー、ワ、10・・・リード線、l
/・・・液体封止剤、/2・・・結晶原料融液、/3・
・・演算回路、/q・・・ヒータ%源制御回路。 特許出願人  工業技術院長 III田捷六戸第1氷図
(A) 第41回(B) B”F  Rf 銅/る旧(C) V1%  間 三温屓(°C) −50) 一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高温高圧中の結晶原料融液に11Jt結晶を接触させて
    該セ1(結晶の重iffを測定すると共に電圧を該p、
    i結晶と該融液に印加して両者間に流れるTjL流値を
    検出し、上記検出された重84信号と?L流値信号の経
    時変化を予じめ設定された基準パターンと比較して上記
    融液を結晶引き上げ速度に対応する最適温度に調整し、
    しかる後に結晶引き上げ操作を行うことを特徴とする液
    体封止引き上げ法によるIII−V族化合物半導体単結
    晶の製造方法。
JP5792583A 1983-04-04 1983-04-04 3−5族化合物半導体単結晶の製造方法 Granted JPS59184795A (ja)

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GB08408563A GB2140704B (en) 1983-04-04 1984-04-03 Control of crystal pulling
US06/596,705 US4586979A (en) 1983-04-04 1984-04-04 Method for manufacture of III-V group compound semiconductor single crystal

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DE112015003778B4 (de) 2014-09-29 2024-05-23 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Verfahren zum Nachschmelzen des Halbleiter-Einkristalls mit einer Einkristall-Ziehvorrichtung

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