JPS5918475Y2 - 打鈴装置 - Google Patents

打鈴装置

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Publication number
JPS5918475Y2
JPS5918475Y2 JP4294475U JP4294475U JPS5918475Y2 JP S5918475 Y2 JPS5918475 Y2 JP S5918475Y2 JP 4294475 U JP4294475 U JP 4294475U JP 4294475 U JP4294475 U JP 4294475U JP S5918475 Y2 JPS5918475 Y2 JP S5918475Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
phosphor
electric motor
base
striking device
Prior art date
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Expired
Application number
JP4294475U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51122654U (ja
Inventor
充哉 佐藤
Original Assignee
カブシキガイシヤ セイコウシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by カブシキガイシヤ セイコウシヤ filed Critical カブシキガイシヤ セイコウシヤ
Priority to JP4294475U priority Critical patent/JPS5918475Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は目覚まし時計などの打鈴装置に関するものであ
る。
従来の打鈴装置は音響効果を高めるため、なるべく大き
な円形のリンの外側を、電動モータによって回転するシ
ュモクの打ち玉によって打鈴する溝或であった。
そのためリンおよび電動モータの設置に広いスペースを
要し、シュモクとリンの間隔が不安定で調整を必要とさ
れた。
またリンを直接電動モータに固着して打鈴したところそ
の音色はきわめて悪く、打撃者の余韻は全く感じなくな
つた。
そこで本考案は狭いスペースに設置でき、かつ打撃音の
余韻のある音色を発する打鈴装置を提供することを目的
とするもので゛ある。
そこで本考案の構成は、リンの内壁形状を直交する直径
と短径とを有するもの、たとえば楕円状としてスペース
効率を高め、このリンの中央部の基部を電動モータに圧
入して固着し、この電動モータによって回転駆動される
打ち玉は、リンの内径の短径部を打撃するようにしたも
ので、さらにこのリンには打撃音の余韻を感じさせるた
め切欠溝を穿設したものである。
この切欠溝は、打ち玉によりリンの打撃個所とリンの基
部との間に、ノンの直径方向に沿って設けであるもので
、そのため打ち玉によってリンを打撃しても、その打撃
振動がただちにリンの基部に伝播してこの基部より振動
エネルギーの漏洩することが少なくなり、そのため打撃
音は大きくなり、さらにその余韻を感じさせるものであ
る。
したがって切欠溝の長さは、この振動エネルギーがリン
の基部へ伝播することの障害となって、この振動エネル
ギーが減衰するに十分なものでなければならず、たとえ
ばリンの長径のほぼ4分のl〜3分の1あることが望ま
しい。
また切欠溝の幅は特別な制限はないが、プレス加工の容
易性からしてリンの厚みよりやや広くした方か望ましい
以下図面とともに本考案の一実施例を説明する。
第1図において、電動モータMの軸受部1により軸支さ
れた出力軸2の先端部は、シュモク3の中心部に穿設し
た孔4に圧入している。
そしてこのシュモク3の両端部には円柱状の打ち玉保持
軸5が一体的に垂下形成され、それぞれの保持軸下端に
は弾性質の係止片6,6が水平に形成され打ち玉7を保
持している。
その保持方法は打ち玉7中心部に穿設された透孔8を、
係止片6,6下方より上方へ強く押し込んで保持軸5に
嵌合さするものである。
なおこの打ち玉7の透孔8の直径は、保持軸5の直径よ
りも大きく、したがって打ち玉7は第2図の一点鎖線の
状態に揺動および回転自在である。
また軸受部1にはリンク9の基部の中央の透孔10が固
定されている。
リンク9はその上部開口部形状がほぼ胴長の椀状のもの
で、その内壁形状は長径と短径とが直交しているもので
ある。
したがって打ち玉7は電動モータMによって、リン9の
短径の内壁を打撃するものである。
さらにリン9には、第1,3図示のように切欠溝11.
11を対称位置に穿設している。
切欠溝11,11の穿設位置は、リン9を打ち玉7,7
で打撃する個所とこのリンの基部(中心部)との間でな
ければならない。
切欠溝11.11は、リン9の長径方向に沿って約3分
の1の長さである。
この長さが短いと、リン9の打撃による振動エネルギー
がただちにリンの基部に伝播して、この基部より漏洩す
る。
そのためリンの打撃音に余韻がなくなり音質が悪くなる
長すぎるとリン9の強度が低下する。
そして切欠溝11の幅は、リン9の厚みより広い。
この上記構成の打鈴装置は、第3図に示すように、電動
モータMの駆動により出力軸2の回転にともなってシュ
モク3が回転する。
するとシュモク先端の保持軸5に保持されている打ち玉
7が遠心力により外方に揺動し、リン9を打撃する。
このとき切欠溝11.11の存在により、リン9は自由
振動に近い振動をなし、余韻のある音を発する。
以上のように本考案によれば、リンを電動モータに直接
固定するとともに、リンを長径と短径のある構成とする
ことによって全体的にコンパクトとし、さらにリンには
切欠溝を穿設することによって打撃音が余韻のあるもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部断面正面図、第2図はシ
ュモクと打ち玉の構成を示す一部断面拡大側面図、第3
図は第1図の平面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内壁形状が直交する長径と短径とを有するリンと、 このリンの基部が固着している電動モータと、この電動
    モータにより駆動され上記リンの短径の内壁面を打撃す
    る打ち玉と、 上記リンにその長径方向に沿って、上記打ち玉の打撃個
    所とリンの基部との間に、打撃による振動エネルギーが
    基部に伝播する力を減衰させるに十分な長さの切欠溝と よりなる打鈴装置。
JP4294475U 1975-03-31 1975-03-31 打鈴装置 Expired JPS5918475Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4294475U JPS5918475Y2 (ja) 1975-03-31 1975-03-31 打鈴装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4294475U JPS5918475Y2 (ja) 1975-03-31 1975-03-31 打鈴装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51122654U JPS51122654U (ja) 1976-10-05
JPS5918475Y2 true JPS5918475Y2 (ja) 1984-05-28

Family

ID=28173137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4294475U Expired JPS5918475Y2 (ja) 1975-03-31 1975-03-31 打鈴装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5918475Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439595Y2 (ja) * 1986-11-26 1992-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51122654U (ja) 1976-10-05

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