JPS5918435B2 - コ−クス炉における粉炭加圧充填装置 - Google Patents

コ−クス炉における粉炭加圧充填装置

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Publication number
JPS5918435B2
JPS5918435B2 JP12630580A JP12630580A JPS5918435B2 JP S5918435 B2 JPS5918435 B2 JP S5918435B2 JP 12630580 A JP12630580 A JP 12630580A JP 12630580 A JP12630580 A JP 12630580A JP S5918435 B2 JPS5918435 B2 JP S5918435B2
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JP
Japan
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pulverized coal
carbonization chamber
coke oven
beam body
charged
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JP12630580A
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JPS5751789A (en
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修 高森
和弘 家子
征司 山本
保朋 山形
恭三 猪飼
清和 久保
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、傾動ビームを用いてコークス炉炭化室内に装
入した粉炭上面に押圧力を付与し、もって装入粉炭の嵩
密度を高めるようにしたコークス炉炭化室における装入
粉炭の加圧充填装置に関する。
工業用大型コークス炉設備の概要は、第1図および第2
図に示される如くであり、コークス炉炭化室Aは一室の
大きさが、一例をあげれば幅0.4乃至0.5m、高さ
5乃至6m裏側から表側迄の長さ14乃至15mあり、
表側裏側にはそれぞれ開閉扉1,2を備えるとともに上
部には4乃至5個の粉炭装入口3が設けられている。
かかるコークス炉炭化室Aは間に燃焼室Bを配置して8
0室乃100室が並置されて炉団を構成し、該炉団の上
部を炭化室Aの粉炭装入口3に対応する数の粉炭ホッパ
ー4を有する粉炭装入車C示炭化室Aの幅方向に走行し
、各炭化室Aに粉炭を装入するようになされている。
粉炭は炭化室A内にその高さの約80係まで供給装入さ
れるが、粉炭の安息角(36°乃至40° )に従って
各装入口3の直下に頂部をもった凹凸面5を形成する。
コークス炉団の裏側には装入粉炭の上記凹凸面5を水平
にならすためのレベラーDおよび生成コークスを炭化室
Aから押出すための押出機Eを搭載した走行台車Fが配
設されている。
すなわちレベラーDは、押出機Eの上部レベルにあって
粉炭装入後数回炭化室Aの裏側から表側まで前進後退を
繰返えすことにより、装入粉炭の前記凹凸面5を均等に
ならし発生ガス道6を確保させるものであり、その一例
について説明すると、第3図に示すように炭化室Aの全
長にわたって進入しかつ退出可能な長さを有し、二枚の
側板9,9とこれら両側板間に所要のピッチをもって取
付けられた仕切板10.10・・・からなるビーム本体
1と、該ビーム本体1をほぼ水平に支持案内するための
数組のがイドローラー11と、前記ビーム本体lを炭化
学Aの裏罫2の上部に設けた小扉ロアを通して前進後退
させるためのビーム駆動手段口とを備えたものである。
ビーム駆動手段1Jは走行台車F上に設置した駆動用ド
ラム13、前後の固定案内シーブ14,14およびこれ
らに巻かけられたエントレスロープ15からなり、該エ
ンドレスロープ15はクリップ16によりビーム本体足
の後方箇所に結着されている。
したがって駆動用ドラム13を正逆転せしめることによ
りビーム本体lは炭化室Aの全長にわたり偉人選出する
ことができ、仕切板10が粉炭の凹凸面5を掻きならし
てレベリングを行なうものである。
レベラーDの下位レベルに配設されている押出機Eはコ
ークス生成後、炭化室Aの表裏罫1,2をあけ、その押
出しラム17を炭化室A内に押進め、生成コークスを表
裏1側のコークガイド車Gを経て消火車Hへ押出し放出
する。
以上はコークス炉設備の概要であるが、かかるコークス
炉で生成された乾溜コークスの強度は、装入粉炭の装入
嵩密度を大きくすることにより改善される。
このことは嵩密度が大きい程粉炭粒子間距離が小さくな
ることから理論的にも、また経験的にも知られている。
すなわち、粉炭粒度37ILr/Lアンダー85%、含
有水分8係の粉炭を実験資料として装入口からの落下高
さを変え堆積深さくm)と嵩密度(ton/m’)との
関係をみると、第4図aに示すように落下高さが大きい
程また堆積深さが大きい程嵩密度が大きくなり、試験炉
で生成され(7W)との関係、或は装入嵩密度(ton
/m’)と冷間4図すおよび第4図Cに示すようになり
装入粉炭の嵩密度が大きい程生成コークスの強度も犬と
なることが判る。
従来からコークス炉炭化室への粉炭装入は、前記したよ
うに炉の上部から自然落下により行なわれており、炭化
室の下部では、落下高さが大きいことおよび堆積自重に
よる圧密作用が大きいことによって嵩密度は大きくなる
が上部にゆく程嵩密度は少さい。
このような嵩密度の炉内分布では、生成コークスの強度
、品質が不均一であり生産性の向上は望めず、特に弱粘
結炭使用の場合には環装強度の低いコークスとなり銑鉄
製造に還元剤として高炉に装入した場合粉化率の増大に
よる通気性、通液性の保持が困難となり生産性の低下な
ど高炉操業に支障を来たす原因にもなるものである。
本発明は、上記のような問題点を有利に解決するため、
炭化室に装入された粉炭の嵩密度が下層部から上層部ま
でほぼ均一となるように装入粉炭のレベリングされた上
面に所定の圧下刃を付与する加圧充填装置を提供するも
のである。
すなわち、本発明の装置によれば、物理的な力として、
圧下刃を装入粉炭のレベリングされた上面に与えること
によって、粉炭の嵩密度を炭化室の上下および幅方向で
均一に高めることができ、これによって生産性の向上お
よび環装強度の高いコークスの製造を可能とするもので
、その構成の要旨とするところは、コークス炉炭化室へ
装入された粉炭上面に接して炭化室の全長にわたり進入
退出可能に設けられかつ少なくとも先端部に加圧板を備
えたビーム本体と、該ビーム本体の炭化室への進入口の
近傍に設けられた支点兼ガイド部材と、前記ビーム本体
を前記ガイド部材を支点として傾動させるためのビーム
傾動手段とを備え、前記ビーム本体の炭化室への進入退
出時に前記支点兼ガイド部材を支点としてビーム本体を
傾動せしめ粉炭上面を加圧することを特徴とするもので
ある。
以下、レベラービーム自体を本発明の加圧充填装置のビ
ーム本体として用いる実施例につき、図面を参照して詳
細に説明する。
第5図において、8は、2枚の長尺の側板9゜9と長手
方向に所要のピッチに取付けられている仕切板10,1
0・・・とで多数の底抜は区画が構成されているビーム
本体で、該ビーム本体■の先端部分の底面に加圧板18
が取付けられている。
ビーム本体1は、第3図に示すと同様に走行台車F上に
設けられ、ビーム駆動手段りによって炭化室Aへ進入退
出可能であるが、さらに台車F上で炭化室Aの小扉ロア
の近傍に設けられた支点兼用のガイドローラ19および
ビーム傾動用ローラ20によっても支持案内されるよう
に構成されている。
前記ビーム傾動用ローラ20は、第6図に示すように走
行台車F上の前方部と後方部にそれぞれ設置の直立ガイ
ドレール21に上下可動に案内され、ロープ22を介し
て巻取りドラム23により巻上げ或は巻下すことができ
る。
これらのビーム傾動用ローラ20、直立ガイドレール2
1、ロープ22および巻取りドラム23はビーム傾動手
段を構成するものである。
以上に説明した構成を有する粉炭加圧充填装置の作用に
ついて説明するに、コークス炉炭化学A内に装入された
粉炭は、その上面が各装入口3の直下に円錐頂部を有す
る凹凸面5をなしているから、まずこれをレベリングす
る必要がある。
このレベリングの際には、第3図に示す駆動用ドラム1
3およびエンドレスロープ15等からなるビーム駆動手
段賞を作動してビーム本体iを炭化室Aの全長にわたり
進入退出させる。
ビーム本体1は粉炭上面の凸部を突崩すとともにその仕
切板10によって掻き均らし、もって粉炭上面のレベリ
ングを行なう。
2乃至3回のレベリングの後、ビーム傾動手段を作動し
てビーム本体旦をガイドローラ19支点として傾動たし
めその先端部に設けた加圧板18により粉炭上面を圧下
する。
この場合の圧下量は概ね200朋程度あればよく、前記
ビーム傾動手段の巻取りドラム23を制御して、前記一
定圧下量を維持しつつビーム本体lを炭化室Aから退出
させる。
第8図は加圧充填の作業態様を示し、この場合ビーム本
体8の傾動による加圧板18の充填圧およびビーム本体
貫の移動速度等は炭化室A内に装入後レベリングされた
粉炭上層部が底層部と嵩密度がほぼ均一となるように適
宜選定されることはいうまでもない。
なお本発明装置におけるビーム本体をレベラーとして兼
用しない場合には、加圧板18は、ビーム本体lの全下
面に設けてもよく、レベラーに兼用する場合でも先端部
のみに限ることなく複数箇所に設けてもよい。
レベラーに兼用の場合において加圧板18には、第7図
に示される如く、ビーム本体lの区画内に粉炭が残留し
ないように開口部24を形成するとよい。
本発明装置による粉炭加圧充填作業の実例について説明
するに、32m3のコークス炉炭化室において、加圧板
による充填面圧5 X 102kg/i、ビーム本体の
炭化室退出速度10m/分として作業を行なったところ
炭化室内の粉炭上層部から深さ1 m、以内のところで
は装入粉炭の嵩密度を1.0m3当り0.07 ton
増して該部におけるコークス強2.02係減少した。
以上説明した如く、本発明の粉炭加圧充填装置によれば
、生成コークスの環装強度が高くかつほぼ均一なコーク
スを製造することが可能となり、コークス炉操業の生産
性の向上がはかられ、さらに高炉の操業に当り粉化率の
少ない還元剤となり高炉の操業、生産性の向上に寄与す
るところがきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はコークス炉設備の概要を示す側面
図および平面図、第3図はレベラーの一例を示す側面図
、第4図a、b、cは粉炭および生成コークスの冷間モ
デルテスト結果を示す図表、第5図は本発明装置全体の
側面図、第6図はビーム傾動手段の側面図、第7図は加
圧板を備えたレベラー兼用加圧ビーム本体の断面図、第
8図はコークス炉炭化室内で装入粉炭を加圧充填する作
業態様の説明図である。 A・・・・・・コークス炉炭化室、B・・・・・・燃焼
室、C・・・・・・粉炭装入車、D・・・・・・レベラ
ー、E・・・・・・押出機、F・・・・・・走行台車、
G・・・・・・コークガイド車、H・・・・・・消火車
、1・・・・・・表扉、2・・・・・・裏罫、3・・・
・・・粉炭装入口、4・・・・・・粉炭ホッパー、5・
・・・・・凹凸面、6・・・・・・発生ガス道、7・・
・・・・小扉口、影・・・・・ビーム本体、9・・・・
・・側板、10・・・・・・仕切板、11・・・・・・
ガイドローラー、Lυ・・・・・ビーム駆動手段、13
・・・・・・駆動用ドラム、14・・・・・・固定案内
シーブ、15・・・・・・エンドレスロープ、16・・
・・・・クリップ、17・・・・・・押出しラム、18
・・・・・・加圧板、19・・・・・・支点兼用ガイド
ローラー、20・・・・・・ビーム傾動用ローラー、2
1・・・・・・直立ガイドレール、22・・・・・・ロ
ープ、23・・・・・・巻取りドラム、24・・・・・
・開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コークス炉炭化室へ装入された粉炭上面に接して炭
    化室の全長にわたり進入退出可能に設けられかつ少なく
    とも先端部に加圧板を備えたビーム本体と、該ビーム本
    体の炭化室への進入口の近傍に設けられた支点兼ガイド
    部材と、前記ビーム本体を前記ガイド部材を支点として
    傾動させるためのビーム傾動手段とを備え、前記ビーム
    本体の炭化室への進入退出時に前記支点兼ガイド部材を
    支点としてビーム本体を傾動せしめ粉炭上面を加圧する
    ことを特徴とするコークス炉における粉炭加圧充填装置
JP12630580A 1980-09-11 1980-09-11 コ−クス炉における粉炭加圧充填装置 Expired JPS5918435B2 (ja)

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JP12630580A JPS5918435B2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 コ−クス炉における粉炭加圧充填装置

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JP12630580A JPS5918435B2 (ja) 1980-09-11 1980-09-11 コ−クス炉における粉炭加圧充填装置

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Publication Number Publication Date
JPS5751789A JPS5751789A (en) 1982-03-26
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JP (1) JPS5918435B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140615A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Ikegami Tsushinki Co Ltd 芯出しヘツド
JPH0411342B2 (ja) * 1985-05-04 1992-02-28
JPH0446864B2 (ja) * 1986-03-12 1992-07-31 Hitachi Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140615A (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 Ikegami Tsushinki Co Ltd 芯出しヘツド
JPH0411342B2 (ja) * 1985-05-04 1992-02-28
JPH0446864B2 (ja) * 1986-03-12 1992-07-31 Hitachi Ltd

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JPS5751789A (en) 1982-03-26

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