JPS59184291A - 高温還元性ガスの精製方法 - Google Patents
高温還元性ガスの精製方法Info
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- JPS59184291A JPS59184291A JP5799583A JP5799583A JPS59184291A JP S59184291 A JPS59184291 A JP S59184291A JP 5799583 A JP5799583 A JP 5799583A JP 5799583 A JP5799583 A JP 5799583A JP S59184291 A JPS59184291 A JP S59184291A
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- Japan
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- gas
- reactor
- reducing gas
- adsorbent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高温還元性ガスの精製方法に関し、たとえば
石炭ガス化プロセスの生成ガスのような高温の還元性ガ
ス混合物中に含まれる硫化水素を最も合理的に除去する
方法に関する。
石炭ガス化プロセスの生成ガスのような高温の還元性ガ
ス混合物中に含まれる硫化水素を最も合理的に除去する
方法に関する。
近年、石油資源の枯渇、価格の高騰から、燃料(又は原
料)の多様化が叫けばれ、石炭や粗悪重質油(タールサ
ンド油、オイルシェール油。
料)の多様化が叫けばれ、石炭や粗悪重質油(タールサ
ンド油、オイルシェール油。
大慶重油、マヤ原油、或いは減圧残油なと)の利用技術
の開発が進められている。石炭や重質油をガス化して発
電や燃料及び合成原料とする方法はその代表的な一例で
ある。
の開発が進められている。石炭や重質油をガス化して発
電や燃料及び合成原料とする方法はその代表的な一例で
ある。
しかし、このガス化生成ガスには原料の石炭や重質油に
よって違うが数100〜数11000ppの硫化水素を
含み、これは公害防止上、或いは後流機器の腐食や触媒
の被毒防止のだめ、是非、除去が必要である。
よって違うが数100〜数11000ppの硫化水素を
含み、これは公害防止上、或いは後流機器の腐食や触媒
の被毒防止のだめ、是非、除去が必要である。
この硫化水素除去プロセスに必要な具備条件は次のとお
シである。
シである。
(1)ガス化生成ガスは高温(炉出口。1000−72
000℃、一部熱回収されても300〜500℃)高圧
(加圧式ガス化炉の場合)であり、後流の発・成(ガス
タービンとスチームタービンを組合せた複合サイクル発
電方式)や、燃料及び合成原料として使用する場合も殆
んど高温、高圧で使う場合が多いので、その間に入る硫
化水素除去プロセスも高温、高圧の乾式法が熱経済上有
利である。ち々みに、石炭ガス化発電の場合、乾式法と
湿式法では、発電効率で4〜5%の差があると云われて
いる。
000℃、一部熱回収されても300〜500℃)高圧
(加圧式ガス化炉の場合)であり、後流の発・成(ガス
タービンとスチームタービンを組合せた複合サイクル発
電方式)や、燃料及び合成原料として使用する場合も殆
んど高温、高圧で使う場合が多いので、その間に入る硫
化水素除去プロセスも高温、高圧の乾式法が熱経済上有
利である。ち々みに、石炭ガス化発電の場合、乾式法と
湿式法では、発電効率で4〜5%の差があると云われて
いる。
(2)副産物は、取扱上、或いは市場性からみて、単体
硫黄として回収するのが最も好ましい。
硫黄として回収するのが最も好ましい。
ガス化プロセスが発電や燃料及び合成原料に使われ始め
ると、その副産物量は美大な量となシ、関連市場へのイ
ンパクトは大きく、副産物の形は重要な因子である。
ると、その副産物量は美大な量となシ、関連市場へのイ
ンパクトは大きく、副産物の形は重要な因子である。
(3)プロセスが簡単で合理的であることが必要である
。実用化に当っては、最終的にはプラントの経済性(固
定費+運転費)で評価されるので、プロセスが簡単で経
済性に険れていることは最も重要である。
。実用化に当っては、最終的にはプラントの経済性(固
定費+運転費)で評価されるので、プロセスが簡単で経
済性に険れていることは最も重要である。
(4)プラントの安定運転に関する信頼性が高いことが
必要である。発電プラントや、化学プラントに組み込ま
れるため、プラントの安定運転性に関しては一年以上の
信頼性の高いものであ、ることか必要である。
必要である。発電プラントや、化学プラントに組み込ま
れるため、プラントの安定運転性に関しては一年以上の
信頼性の高いものであ、ることか必要である。
また、硫化水素ガスの処理方法としては、次のようなも
のが既に知られている。
のが既に知られている。
1)湿式法
a)吸収・脱離法・・・低温、高圧で、メタノールやポ
リエチレングリコールなどの 溶剤で吸収し、高温、低圧で脱離す る方Jビレクチゾール法、セレンゾ ール法などがある。
リエチレングリコールなどの 溶剤で吸収し、高温、低圧で脱離す る方Jビレクチゾール法、セレンゾ ール法などがある。
b)吸収酸化法・・・炭酸カリなどのアルカリ性水溶液
に吸収し触媒の存在下で空気 で部分酸化し、単体硫黄を生成させ る方法で、タカハックス法、ストレ ットフォード法などがある。
に吸収し触媒の存在下で空気 で部分酸化し、単体硫黄を生成させ る方法で、タカハックス法、ストレ ットフォード法などがある。
(1)乾式法
a)鉄や亜鉛などの金属酸化物で、高温で、硫化物とし
て吸着除去する方法であり、アイアンボックス法などが
ある。
て吸着除去する方法であり、アイアンボックス法などが
ある。
b)硫化水素を一部酸化して亜儲酸ガスとの混合ガスと
し、触媒の存在下で、高温で、反応させ、単体硫黄とす
る方法であり、クラウス法などがある。
し、触媒の存在下で、高温で、反応させ、単体硫黄とす
る方法であり、クラウス法などがある。
上記、1)のa)、b)の方法は、コークス炉ガス(C
Oa )や、石油精製工程でのガス精製に実用化されて
いるが、一般に、ガスの冷却、除しんや、混入する不純
物(タール2ナフタリン。
Oa )や、石油精製工程でのガス精製に実用化されて
いるが、一般に、ガスの冷却、除しんや、混入する不純
物(タール2ナフタリン。
ハロゲン、 NH,、HCN 、 CO8など)による
閉塞や、吸収液の汚染、劣化を防ぐために前処理装置が
非常に複雑であシ、既に述べたように、ガスを冷却する
ために熱経済上不利である。更に廃水処理の問題もある
。
閉塞や、吸収液の汚染、劣化を防ぐために前処理装置が
非常に複雑であシ、既に述べたように、ガスを冷却する
ために熱経済上不利である。更に廃水処理の問題もある
。
11)の乾式法は、ガス化生成ガスの処理に有利な方法
である。しかし、b)のクラウス法は石油精製工程で広
く用いられているが、一般に数%〜数10%の高濃度ガ
スに適用され、反応平衡上処理ガス中に硫化水素や亜硫
酸ガスを少量含むためさらにとのテールガス処理が必要
であシ、その−ま\の適用は困難である。a)は高温の
ガス化生成ガスの処理には有利な方法でちるが、吸着剤
の再生使用に粉化や劣化の問題があり、又高温乾式処理
のニーズも低くかつたことから、吸着剤を再生循環使用
する本格的な実用装置は、今まで殆んどない。
である。しかし、b)のクラウス法は石油精製工程で広
く用いられているが、一般に数%〜数10%の高濃度ガ
スに適用され、反応平衡上処理ガス中に硫化水素や亜硫
酸ガスを少量含むためさらにとのテールガス処理が必要
であシ、その−ま\の適用は困難である。a)は高温の
ガス化生成ガスの処理には有利な方法でちるが、吸着剤
の再生使用に粉化や劣化の問題があり、又高温乾式処理
のニーズも低くかつたことから、吸着剤を再生循環使用
する本格的な実用装置は、今まで殆んどない。
本発明者らは、ガス化生成ガスの処理方法に関する上記
の如きニーズに対応して、乾式吸着剤や還元触媒の開発
及び処理プロセスの最適化の研究を進め、還元性ガス中
の硫化水素除去方法として最も実用的に有利な方法とし
て本発明を完成したものである。
の如きニーズに対応して、乾式吸着剤や還元触媒の開発
及び処理プロセスの最適化の研究を進め、還元性ガス中
の硫化水素除去方法として最も実用的に有利な方法とし
て本発明を完成したものである。
すなわち本発明は、石炭や重質油などのガス化によって
得られる高温還元性ガス中に含まれる硫化水素を、金属
酸化物を主成分とする吸着剤で硫化物として吸着除去し
、該吸着剤を空気又は/及び酸素で焙焼して吸着剤を再
生すると同時に、濃厚な亜硫酸ガスを生成し、該濃厚亜
硫酸ガスに前記還元性ガスの一部を加えて、還元触媒の
存在下で還元し、硫黄として回収することを特徴とする
高温還元性ガスの精製方法に関するものである。
得られる高温還元性ガス中に含まれる硫化水素を、金属
酸化物を主成分とする吸着剤で硫化物として吸着除去し
、該吸着剤を空気又は/及び酸素で焙焼して吸着剤を再
生すると同時に、濃厚な亜硫酸ガスを生成し、該濃厚亜
硫酸ガスに前記還元性ガスの一部を加えて、還元触媒の
存在下で還元し、硫黄として回収することを特徴とする
高温還元性ガスの精製方法に関するものである。
本発明方法の一実施態様例を第1図に示す。
本発明方法を第1図に基いて詳細に説明する。
第1図において、石炭1は、小量の空気又は酸素2で、
ガス化炉3内で部分燃焼、ガス化され、H2及びCOを
主成分とするガス化ガス4が得られる。これは石油や天
然ガスの代替として、コンバインドガスタービンや、都
市ガス等の燃料に、或いはメタノールやアンモニヤ又は
石油化学の合成原料に使用される。このガス化ガス4は
石炭の種類やガス化条件に依って違るが、数10〜数1
000 ppmのH2S 、 00B 、 NH4、ダ
スト及び極微量のHF 、 Hotを含み、温度はガス
化炉5出口のスチームヒータ等で゛熱回収され250〜
500℃、圧力はガス化炉3の形式によって違るが、常
圧〜25 ataである。
ガス化炉3内で部分燃焼、ガス化され、H2及びCOを
主成分とするガス化ガス4が得られる。これは石油や天
然ガスの代替として、コンバインドガスタービンや、都
市ガス等の燃料に、或いはメタノールやアンモニヤ又は
石油化学の合成原料に使用される。このガス化ガス4は
石炭の種類やガス化条件に依って違るが、数10〜数1
000 ppmのH2S 、 00B 、 NH4、ダ
スト及び極微量のHF 、 Hotを含み、温度はガス
化炉5出口のスチームヒータ等で゛熱回収され250〜
500℃、圧力はガス化炉3の形式によって違るが、常
圧〜25 ataである。
そこで本発明方法では、先ず、サイクロン等の簡易形除
じん装置5で粗粒ダスト6を除き、後流の反応器7での
ダストによる閉塞や汚染を防止する。次に、反応器7で
、Fe、Zn、MO,Mn。
じん装置5で粗粒ダスト6を除き、後流の反応器7での
ダストによる閉塞や汚染を防止する。次に、反応器7で
、Fe、Zn、MO,Mn。
Ou、W等の金属酸化物を吸着剤として、250〜45
0℃でH,Sと反応させ、硫化物として吸着除去する。
0℃でH,Sと反応させ、硫化物として吸着除去する。
この時のF’s の場合の反応式を示せば次の通りで
ある。
ある。
3 ”203+H2→2Fe304 +H2O3H2S
+lFe3O4−1−H2→3FeS −1−4H2
0HON +、 H2O→NH3−1−00008
+H20→002+H2S このように、反応器7では不純物のHCNやCO,Sも
一部反応し、除去される。
+lFe3O4−1−H2→3FeS −1−4H2
0HON +、 H2O→NH3−1−00008
+H20→002+H2S このように、反応器7では不純物のHCNやCO,Sも
一部反応し、除去される。
反応温度は250〜450℃で、ガスの空塔速度(ガス
流量Nm3/h吸着剤容量m3)は吸着剤の種類や粒径
によって異るが、1000〜20.0001/hで、ガ
ス中のH2Sの90−〜95%以上が除去される。
流量Nm3/h吸着剤容量m3)は吸着剤の種類や粒径
によって異るが、1000〜20.0001/hで、ガ
ス中のH2Sの90−〜95%以上が除去される。
反応器7の形式は、流動層、移動層又は気流搬送方式等
が適用される。
が適用される。
処理ガス8は、グラニエラーベッド方式等の精密除しん
装置9で微細ダスト10を除き、クリーンガス11にし
て、ガスタービン燃料や合成ガス原料に供される。
装置9で微細ダスト10を除き、クリーンガス11にし
て、ガスタービン燃料や合成ガス原料に供される。
反応器7の反応した吸着剤は、経路12を経て再生反応
器13に送られ、こ\で必要最少量の空気又は/及び酸
素14を供給し、次式に示すような焙焼反応を行ない、
吸着剤を再生すると同時に、濃厚なSO□ガス1゛5を
得る。再イされた吸着剤は、経路16を経て、反応器7
に戻し、循環使用する。
器13に送られ、こ\で必要最少量の空気又は/及び酸
素14を供給し、次式に示すような焙焼反応を行ない、
吸着剤を再生すると同時に、濃厚なSO□ガス1゛5を
得る。再イされた吸着剤は、経路16を経て、反応器7
に戻し、循環使用する。
4 FeS +702→2Fe203−)−4so24
F esO4−1−o2 → 6Fe203再生
反応器13での上記反応は発熱反応で、空気又は/及び
酸素14の供給に応じ急激に起る。従って、出口ガス1
5を経路17で循環しながら必要最少限度の空気又は/
及び酸素を全体に一様に供給することは有効である。空
気のみから得られる出口ガスのBOz濃度は最高13v
ot%である。従って、これ以上の5ozi度のガスを
得たい場合は、酸素の供給が必要である。
F esO4−1−o2 → 6Fe203再生
反応器13での上記反応は発熱反応で、空気又は/及び
酸素14の供給に応じ急激に起る。従って、出口ガス1
5を経路17で循環しながら必要最少限度の空気又は/
及び酸素を全体に一様に供給することは有効である。空
気のみから得られる出口ガスのBOz濃度は最高13v
ot%である。従って、これ以上の5ozi度のガスを
得たい場合は、酸素の供給が必要である。
再生反応温度は250〜600℃で、吸着したSの殆ん
どを放散する。回収された高濃度80゜ガスは、そのま
\硫酸製造原料などに利用できるが、多量に副生ずる場
合、その取扱いや市場性等から単体硫黄として回収する
ことが好ましい。本発明では、この高濃度So、ガス1
5に、処理済の還元性ガス11を一部経路18から抜き
取シ、Hi +C! o/s o2= 2.0になるよ
うに混合して、還元反応器19に送り、こ\で温度25
0〜500℃で、次式に従いCoo−Mo 、Ni−M
o 、Ti−W、Ti−M。
どを放散する。回収された高濃度80゜ガスは、そのま
\硫酸製造原料などに利用できるが、多量に副生ずる場
合、その取扱いや市場性等から単体硫黄として回収する
ことが好ましい。本発明では、この高濃度So、ガス1
5に、処理済の還元性ガス11を一部経路18から抜き
取シ、Hi +C! o/s o2= 2.0になるよ
うに混合して、還元反応器19に送り、こ\で温度25
0〜500℃で、次式に従いCoo−Mo 、Ni−M
o 、Ti−W、Ti−M。
系の還元触媒の存在下で接触還元を行なう。
so2+2Hz→3ABz 、+ 2 H20+31.
92回so、+smQ→a、s+2n2o−H3,3q
raS o、−4−2区→/”S鵞+200゜SOz+
5co→(!08+2002 次いで、還元反応器19の出口ガスをクラウス反応器2
2に送シ、上記反応で副生されだH2Sを、残存する未
反応802と次式により反応させ、硫黄と水蒸気に転換
させる。
92回so、+smQ→a、s+2n2o−H3,3q
raS o、−4−2区→/”S鵞+200゜SOz+
5co→(!08+2002 次いで、還元反応器19の出口ガスをクラウス反応器2
2に送シ、上記反応で副生されだH2Sを、残存する未
反応802と次式により反応させ、硫黄と水蒸気に転換
させる。
2 H!S+S o、→3B−)−2H20その後、後
流のサルファーコンデンサー20で135〜145℃に
冷却し、単体硫黄21を凝縮回収し、排ガスは微量のS
、 so2. n’sを含むので反応器7の前に戻す
。本方法によって、還元性ガス中の硫化水素の90%以
上を単体硫黄として回収することができる。
流のサルファーコンデンサー20で135〜145℃に
冷却し、単体硫黄21を凝縮回収し、排ガスは微量のS
、 so2. n’sを含むので反応器7の前に戻す
。本方法によって、還元性ガス中の硫化水素の90%以
上を単体硫黄として回収することができる。
なお、本発明方法において、濃厚So、ガスへの還元性
ガスの混入量は上記したようにH2+C0/S02 の
比でできるだけ2.0に近い値とすることが好ましい。
ガスの混入量は上記したようにH2+C0/S02 の
比でできるだけ2.0に近い値とすることが好ましい。
この理由は、上記したように還元反応器19ではH,S
が副生し、該1(2Bをクラウス反応器22で残存する
Elo、と反応させるのであるが、還元ガスの混入量が
上記比で2よシ多いと、未反応のSo、が皆無となって
しまい、クラウス反応器22での反応が生ぜず、副生H
2Sは全て反応器7に戻されてしまう。この戻しH2S
量が大きいと反応器7での脱硫負荷が増大し、望ましく
ない。逆に還元性ガスの混入量が上記比で2よシ少ない
と、副生H2Sと反応する量以上のSo、が残存してし
まう。従って、還元性ガスの混入量はH2+co/s0
2の比でできるだけ2に近い値とすることが望ましいの
である。
が副生し、該1(2Bをクラウス反応器22で残存する
Elo、と反応させるのであるが、還元ガスの混入量が
上記比で2よシ多いと、未反応のSo、が皆無となって
しまい、クラウス反応器22での反応が生ぜず、副生H
2Sは全て反応器7に戻されてしまう。この戻しH2S
量が大きいと反応器7での脱硫負荷が増大し、望ましく
ない。逆に還元性ガスの混入量が上記比で2よシ少ない
と、副生H2Sと反応する量以上のSo、が残存してし
まう。従って、還元性ガスの混入量はH2+co/s0
2の比でできるだけ2に近い値とすることが望ましいの
である。
以下、本発明方法の効果を立証するための実験例を示す
。
。
実施例
So、還元反応器(反応管100φ×52本。
内部熱文型)19へ、粒子径4〜7%φのアルミナを担
体としたCo−Mo系還元触is(担持量。
体としたCo−Mo系還元触is(担持量。
Co 4%、Mo12%)122tを充填し、410
℃でH210%ガスで2hr、、引きつづきHg10%
、 80210%ガスで1 hr 賦活処理した後、
so2還元試験を行たった。分析はプロセスガスクロ柳
本hG−1o o OT T で分析した。試験結果を
表1に示す。
℃でH210%ガスで2hr、、引きつづきHg10%
、 80210%ガスで1 hr 賦活処理した後、
so2還元試験を行たった。分析はプロセスガスクロ柳
本hG−1o o OT T で分析した。試験結果を
表1に示す。
表1 so、還元試験結果
実施例
実験例1の802還元反応器19の後に、粒径4〜7w
IIφのAz4os触媒を470を充填したクラウス反
応器と、140℃まで冷却したシェルアンドチューブ形
のサルファーコンデンサーを設置し、実験例1と同様の
方法で硫黄回収試験を行なった。と(7pSOs還元反
応器とクラウス反応器の総合硫黄回収率は第2図に示す
とおりであった。
IIφのAz4os触媒を470を充填したクラウス反
応器と、140℃まで冷却したシェルアンドチューブ形
のサルファーコンデンサーを設置し、実験例1と同様の
方法で硫黄回収試験を行なった。と(7pSOs還元反
応器とクラウス反応器の総合硫黄回収率は第2図に示す
とおりであった。
なお、試験条件は次の通りとした。
処理ガス: 802 9.5〜12.8 vo1%H2
04,6〜6.2 vo1% H,/S o、 1.8〜2.1 sv値 So、還元反応器: 11 oo〜zoo OHrクラ
ウス反応器: 300〜520Hr−1また、回収硫
黄の品位は純度9999%であった。
04,6〜6.2 vo1% H,/S o、 1.8〜2.1 sv値 So、還元反応器: 11 oo〜zoo OHrクラ
ウス反応器: 300〜520Hr−1また、回収硫
黄の品位は純度9999%であった。
第1図は本発明方法の一実施態様例を示す図第2図は実
施例で得られた硫黄回収結果を示す図表である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 箆2図 グラウス反応温度(°C3
施例で得られた硫黄回収結果を示す図表である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 箆2図 グラウス反応温度(°C3
Claims (1)
- 石炭や重質油などのガス化によって得られる高温還元性
ガス中に含まれる硫化水素を、金属酸化物を主成分とす
る吸着剤で硫化物として吸着除去し、該吸着剤を空気又
は/及び酸素で焙焼して吸着剤を再生すると同時に、濃
厚な亜硫酸ガスを生成し、該濃厚亜硫酸ガスに前記還元
性ガスの一部を加えて、還元触媒の存在下で還元し、硫
黄として回収することを特徴とする高温還元性ガスの精
製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5799583A JPS59184291A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 高温還元性ガスの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5799583A JPS59184291A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 高温還元性ガスの精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59184291A true JPS59184291A (ja) | 1984-10-19 |
Family
ID=13071584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5799583A Pending JPS59184291A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 高温還元性ガスの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59184291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4780294A (en) * | 1986-02-17 | 1988-10-25 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for making crude phosphoric acid |
JPH0535194U (ja) * | 1991-10-15 | 1993-05-14 | 株式会社キーエンス | 自動車玩具における操舵装置 |
WO2007004342A1 (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Ihi Corporation | ガス精製を統合した固体燃料のガス化方法及び該方法を用いたガス化装置 |
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JPS53104606A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-12 | Hitachi Ltd | Recovery of sulfides from coal gas |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP5799583A patent/JPS59184291A/ja active Pending
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