JPS59184194A - エチレングリコ−ル誘導体 - Google Patents

エチレングリコ−ル誘導体

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JPS59184194A
JPS59184194A JP5983483A JP5983483A JPS59184194A JP S59184194 A JPS59184194 A JP S59184194A JP 5983483 A JP5983483 A JP 5983483A JP 5983483 A JP5983483 A JP 5983483A JP S59184194 A JPS59184194 A JP S59184194A
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JP
Japan
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compound
formula
group
water
compound shown
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Pending
Application number
JP5983483A
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English (en)
Inventor
Shoshichi Nojima
野島 庄七
Masaaki Nomura
野村 容朗
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医薬として有用なエチレ誘導体コール銹導体に
関する。さらに詳しくは、本発明は式〔式中、B  t
′i次素数16〜20のアルキfi/lたはアpヶ二p
基を、P は水素またはメチル基を示す。〕で表わされ
るエチレングリコ−/L’銹導体および上記化合物(1
)を含有してなる抗腫瘍剤に関する。
上記式(I)に関し、B1  で示される次素数16〜
20のア!キμ基としてはn−ヘキサデシル。
n−へ1タデシル、n−オクタデシル、n−ノナデV/
L/、n−エイコサニμという直鎖状アルキμ基、ジヒ
ドロフイチμなどの分校状アルキ〜基があげられる。こ
れらの基は置換砂として、たとえば水酸基、メμカグト
基、オキン基、力μパモイμ基、カルボキシμ基、ハロ
ゲン、フェニル基すどを有していてもよい。またB1 
で示される次素数16〜20のアルケニル基としては、
パルミトレイル、バμミテライジ〜、ヘプタデセニμ、
ベトロセリニp、ペトロセフィジ〃、オレイル、エフイ
ジμ、バクセニμ、リルイμ、リルニμ。
ノナデセニμ、エイコセニμ、ゲラ二μゲラ二μ。
フイチμなどの直鎖状もしくは分校状のアルケニル基が
あけられ、これらの基は、たとえば水酸基。
メルカプト基、オキソ基、カルバモイルカルカルボキシ
μ基、ハロゲン、フエニ/I/基などの置換基を有して
いてもよい。
本発明化合物(1)は次式 〔式中、R1,R2は前記と同意義。〕で表わすことも
できる。また化合物(1)は塩の形で存在していてもよ
く、この場合の化合物(1)の塩としては、たとえば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩。
硝酸塩、燐酸塩などの無機酸塩、たとえば酢酸塩。
酒石酸塩、クエン酸塩、フマー〜酸塩、マレイン酸塩、
トルエンス〃ホン酸塩、メタンスルホン酸塩などの有機
酸塩、たとえばナトリウム塩、カリウム塩、力μシウム
塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩などの金属塩、た
とえばアンモニウム塩。
ヒドラジン塩、グアニジン塩、トリエチμアミン塩、ジ
シクロヘキシルアミン塩、キニーネ塩、Vンコニン塩な
どの塩基との塩などの薬学的に許容される塩があげられ
る。塩によっては、たとえば式 〔式中、B1.)?2は前記と同意義。X−は塩素イオ
ン、臭素イオンなどのアニオンを示す。〕または式 〔式中、11  、 B2は前記と同意義。M はアル
カリ金属イオン(例、ナトリウムイオン、カリウムイオ
ン)またはアルカリ土類金属イオン(例、力μシウムイ
オン、マグネシウムイオン)を示も〕で表わされるよう
な塩の形で存在してもよい。
本発明化合物(I)は、たとえば次に示す方法によシ合
成できる。
A法 式 %式%) 〔式中、R1は前記と同意義。〕で表わされる化金物に
式 〔式中、Yおよび2はハロゲン(例、塩素、臭素。
ヨウ素)を示す。〕で表わされる化合物を反応させるこ
とによって式 〔式中、各記号は前記と同意義。〕で表わされる化合物
としたのち、これを加水分解して式〔式中、Bl、7は
前記と同意義。〕で表わされる化合物を得る。
(V)はまた、式 〔式中、Yは前記と同意義。〕で表わされる化合物を活
性誘導体とし、これと化合物(IF)とを自体公知の方
法に従って反応させることによっても合成することがで
きる。
化合物(V)に式 〔式中、I?2  は前記と同意義。〕の化合物を反応
させることにより、化合物(1)を得る。
原料化合物(II)は、たとえば文献CaTourna
lof  Chemical  and  Engin
eering Data+14.359  (1969
)、lと類似の次に示す方法で合成できる。
CH,OCR,CM、OHR1−。
H20H 〔式中、R1は前記と同意義。Qはハロゲンを示す。〕 B法 化合物(If)と式 〔式中、B2  は前記と同意義。〕で表わされる化合
物をリン酸の活性化試薬を用いて活性化して反応させる
ことによシ化合物CI)を得る。
C法 化合物(I[)に、たとえばオキシ塩化リン、五塩化リ
ンのようなリン酸化剤を反応させたのち、加水分解して
式 〔式中、R1は前記と同意義。〕で表わされる化合物を
得る。この化合物(■)をリン酸の活性化剤で反応性誘
導体とし、式 し式中、B2は前記と同意義。〕で示される化合物と反
応させるととくよシ、化合物(1)を得る。
以上、化合物(1)の代表的な合成方法を記したが、そ
の他に自体公知の各種反応を適宜応用することによって
も化合物(1)を合成し得る。
本方法において、化合物(IF)と(m)の反応ハ、不
活性溶媒(例、ベンゼン、トルエン、ジクロルメタン、
テトラヒドロフラン)中、常法に従い、脱酸剤(例、ピ
リジン、ピコリン、トリエチルアミンなどの三級塩素)
の存在下あるいは非存在下に行われる。脱酸剤の存在す
る場合は、水冷下から室温にて2〜8時間反応させる。
非存在下の場合は、反応を促進するため溶媒の沸点程度
にまで加熱してもよい。化合物(IV)の加水分解は、
化合物(IV)の合成に用いた溶媒を除くかあるいはそ
のままの状態に水を加え、必要なら30分〜2時間溶媒
の沸点程度にまで加熱して行う。また分解を促進するた
めに常法に従い、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム
、水酸化ナトリウムなどの無機塩基を加えてもよい。
化合物(V )はクロロホルム、エーテル、酢酸エチル
などによって抽出される。また化合物(V)はシリカゲ
ルクロマトグラフィーなどによって精製できるが、特に
精製することなく、次の化合物(Vl)との反応に用い
ることができる。
化合物(V)と(VI)の反応は、不活性溶媒(例、ベ
ンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン)中、あるいは
化合物(Vl)をそれ自体溶媒として用いて行うことが
できる。反応は室温から溶媒の沸点までで行れるが、化
合物(Vl)が低沸点化合物の場合(例、ジメチルアミ
ン)、封管中で行うとよい。目的化合物(I)は、シリ
カゲルクロマトグラフィー、イオン交換樹脂、再結晶、
再沈殿などの自体公知の方法で精製することができる。
A法における化合物(l’)、B法における化合物(■
)、C法における化合物(■)などのリン酸誘導体を活
性誘導体とする方法は、自体公知の方法に従って行うこ
とができる。たとえば五塩化リンと反応させ、リン酸ク
ロッイドとする方法、また自体公知の縮合試薬(例、2
,4.6−)!Jメチμベンゼンスルホニルクロフィト
、8−キノリンスルホニμクロライド、2,4.6−イ
ンブロビμベンゼンスルホニルイミダゾツィド、2.4
゜6−ドリメチ〜ベンゼンスμホニμテトラゾライが活
性化試薬や活性化されたリン酸誘導体と反応する恐れの
ある場合には、自体公知の保護方法を用いて保護基をつ
けて反応を行い、反応後保護基を除去して目的の化合物
とすることができる。たとえばB法で用いられる化合物
(■)は式〔式中、Zは前記と同意義。I?2′はベン
ジルオキシカμボニμ、ベンジ/I/、フェノキシカル
ボニル。
ホ〃ミμ、トリフルオロアセチμ、トリメチルシリμ、
トリフェニルメチμなどの容易に除去できる基を示す。
〕として反応させたのち、水処理次いで公知の適当な方
法に基づく脱保護反応を行うことによって化合物(I)
のうち、式 〔式中、B1 は前記と同意義。〕で表わされる化合物
が得られる。
上記製造方法に使用する出発原料はいずれも公知の方法
あるいは公知方法に類似する方法によって容易に合成で
きる。
本発明化合物(1)およびその塩は腫瘍細胞に対する複
合効果を示す。すなわち殺菌作用9分化誘導作用ならび
に宿主介在性抗腫瘍効果を示すことが認められている。
また化合物(I)およびその塩の溶血性は植して低く、
比較的低毒性である。
すなわち、本発明化合物CI)およびその塩は抗腫瘍剤
として種々の悪性腫瘍(例、白血病、固形がん)に罹病
した温血動物(と9わけ哺乳動物)に投与し、顕著な延
命効果を奏しうる。
本発明化合物(1)またはその塩を抗腫瘍剤として使用
する場合、その剤型としては、たとえば注射剤9錠剤、
カプセル剤、液剤、軟膏などの各種医薬組成物が挙げら
れ、これらは非経口的または経口的に安全に投与できる
注射剤1点滴注射剤等の製剤化は、たとえば生理食塩水
またはブドウ糖やその他の補助薬を含む水溶液を用い、
常法に従って行われる。錠剤、カプセル剤等も常法に従
って調製しうる。これらの剤型は投薬単位形態としてそ
の投与目的に応じて、たとえば注射剤の場合、静脈内、
皮下、患部への直接投与など適当な投与経路により使用
される。
担がん温血動物に対する投与量は化合物(I)として通
常的0.1−100wg/#l$重)程度、好ましくは
0.5〜30q/#(体重)程度の範囲で症状、投与経
路等に応じて適宜決定されうる。投与回数としては当該
薬剤を毎日または2〜7日間隔で適用することができる
。また、長時間組織における薬物濃度を必要水準に持続
させるために1日1〜3回投与または長時間かけて点滴
静注することも可能である。
さらに化合物(1)は抗真菌作用を有す。かかる抗菌作
用としては、たとえば抗白鮮菌、抗カンジダ菌、抗クリ
プトコツカス・ネオホμマンス作用などがあげられ、こ
れらの菌に起因する疾病(例、白露症、カンジダ症)の
治療・予防に有用である。抗真菌剤は常法に従って製剤
化され、その有効成分量は、限定されるべきものではな
いが、たとえば白露症あるいはカンジダ症治療の目的で
用いる場合、通常は製剤全体に対して本発明化合物的0
.01〜70重量%、よシ好ましくは約0.1〜5直量
%である。抗真菌剤の投与は常法に従って1日1〜数回
患部に塗布、噴霧などの手段で適用するのが好都合であ
る。
また化合物(I)は植物病原菌、とくにカビ類に対して
抗菌力を有しておシ、たとえばイネいもち病、イネとま
けかれ病、灰色カビ病、カンキツ黒点病、カンキツそう
か病などの植物病害に対する農業用殺菌剤としても有用
である。農業用殺菌剤は常法に従って製剤化され、その
有効成分の含有割合は、通常、乳剤、水利剤などでは1
〜90%程度が、また、油剤、粉剤などでは0.1〜1
0%程度が、また、粒剤では5〜50%程度が適当であ
る。なお、乳剤、水利剤などは使用に際し、さらに水な
どで適宜希釈(たとえば50〜5000倍)して散布す
るのがよい。農業用殺菌剤は自体公知の各種施用方法に
よって適用され、一般に有効成分が10アーμ当たシ、
10〜300f程度となるように施用すればよく、また
使用濃度としては、有効成分が10〜1000 Ppm
程度の範囲となるように施用するのが望ましい。
さらに化合物(I)は、一般に細菌に対する作用は微弱
である反面、抗原虫作用(例、抗テトラヒメナ作用)を
有するので、上述の抗カビ作用と併せて、抗原虫、抗カ
ビ剤として、たとえば土壌。
活性汚泥または動物体液などの細菌生態を検する際に有
利に使用し得る。すなわち、土壌から有用な細菌類を分
離する場合、または廃水処理に用いられている活性汚泥
法の運転、解析に原虫またはカビ以外の利菌類の作用を
検する場合、試料中に生存するカビまたは原虫を発育さ
せず、他の細菌生態を選択的に発育させることが出来る
。具体的には被検試料を液体または固体培地に添加し、
その培地1d当りに化合物(1)の約10μg / w
tl−100’f//ml水溶液を0.1 g/添加し
、培養する。
以下に本発明を実施例、試験例、製剤例によシさらに具
体的に説明するが、本発明の範囲がこれらに限定される
ものではない。
実施例1 2−(2−オレイμオキシエトキシ)エタノ−1v3.
57 f (10,0ミリモ/I/)をベンゼン20y
dに溶かし、2−グロモエチμ フオスフオロジクロリ
デート4.1F(17ミリモ/I/)を加え、ピリジン
1.3!1M(17ミリモ/L/)を滴下し、室温で3
時間かきまぜた。反応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣を
水40Wtを加えて30分加熱還流した後、冷後エーテ
/’ 100 mlで抽出し、有機層は減圧下に濃縮乾
固後、残渣を3.3%(W / W )ジメチμアミン
ートμエン100−に溶かし、室温に一夜放直してから
、減圧下に濃縮乾固し、残渣をシリカゲv6oy〔カラ
ムクロマトグラフィー(展開液、メタノ−fi/)lで
精製し、淡黄色飴状物質2.Of(収率39.4%)を
得た。
薄層クロマトグラフィー〔シリカゲIv:クロロホルム
ーメタノールー水 65:25:4)Rf=0.34(
単一スポット) 赤外吸収スペクトル、(フィμム)aN:3380−2
930.2855.1465,1240.1090゜1
060、 760 元素分析 C26H54N O6P・■20計算値: 
C,59,40; H,10,73; N、2.66;
P、 5.89 実験値: C,59,36; H,10,45; N、
2.46;P、 5.85 実施例2 (i) H−メ千μエタノーμアミン6.0f(80ミ
リモル)を炭酸水素ナトリウム14.781(196ミ
リモ/l/)を含む水80slに溶かし、力μポベンジ
μオキシクロライド12.96F(76ミリ七〃)を加
え、室温で2時間かきまぜ、クロロホルム80m+/に
て抽出し、クロロホルム層は減圧下に濃縮乾固し、残渣
はシリカゲ/L/120f。
(ラムクロマトグラフィー(展開液、クロロホルム力で
精製し、無色油状物質8.Of(収率4.−7.8%)
を得た。
薄層クロマトグツフィー〔シリカゲ/I’:n−ヘキサ
ンー酢酸エチ/v  4:1:)Rf=0.30(単一
スポット) (i) 2−(2−オクタデF/l/オキシ)エタノー
ル2.14f(6ミリモμ)、オキシ塩化リン4.6F
(30ミリモ/I/)をベンゼン18−に溶かし室温に
て一夜かきまぜた。反応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣
を再びベンゼン18dに溶かし、実施例2−(+ )で
得たN−力μボベンジμオキシN−メチルエタノ−!ア
ミン1.51 f (7,2ミリモ/I/)、ピリジン
0.58 mlを加えて、室温で4時間かきまぜた。反
応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣を水40+/に懸濁し
、中和後30分加熱還流し、濃塩酸でpH1,5に調整
し、エーテ/L/TOs/で抽出し、エーテμ層は減圧
下に濃縮乾固、残渣は80%メタノ−μ80mに溶かし
、水素気流中パラジウム−炊素存在下に還元した。反応
液は不溶物をろ去し、母液は減圧下に濃縮乾固し、残渣
をシリカブ/l150g〔カラムクロマトグラフィー〔
展開液、クロロホルム−メタノール−水 65:25 
: 4 ))で精製し、さらにクロロホルム−アセトン
にて再沈澱し、無色粉末0.9N(収率30,2%)を
得た。
薄層クロマトグラフィー〔シリカゲル、cHc13:M
e()H: )I2o (65: 25 : 4 ) 
) Rf = 0.26(単一スポット) 赤外吸収スペクトIV (KBr)cIrl: 340
0 、2920 。
2850.1465,1230,10B0,1035゜
60 核磁気共鳴スペクトμ(60MHz 、 CDC13)
  I :0.88(3H)、1.25(32H)、2
.68(3H)。
3.12(21)、3.33−3.93(6H)、4.
05(6H) (II)  2−(2−オクタデ¥fi/オキシエトキ
シ)エタノ−v5.9171 (16,5ミリモル)、
2−グロモエチA/7オス7オpジクロリゾート6.9
8f(28,88ミリモ/L/)をベンゼン33mに溶
かし、ピリジン2.28F(28,88ミリモ/v)を
加えて、4時間室温でかきまぜた。反応液を減圧下に濃
縮乾固し、残渣に水3011tを加えて、30分加熱還
流し、冷後エーテ/L/60gJで抽出し、工−テμ層
は減圧下に濃縮乾固した。残渣をベンジルメチルアミン
17.899を含むトルエン100dに溶かし、室温に
て一夜かきまぜ、減圧下にsm乾固し、残渣をシリカブ
#90f〔カラムクロマトグラフィー〔展開液、クロロ
ホ〜ムーメタノーμ−水 65 : 25 : 4 )
、lにて精製し、無色固形物7.0f(収率72.4%
)を得た。
薄層クロマトグラフィー〔シリカゲfi7=クロロホμ
ムーメタノー〃−水 65:25:4)pf=0.56
(単一スポット) 元素分析 C,116oNo、 P ”% H20計算
値: c、 64.62; H,10,34; N、 
2.36;P、  !L21 実験値: c、 64.63i n、 10.11; 
N、 2.65;P、  5.26 (iV)  m記ノ方法で得& ヘンS’ /L’体6
. OII (10,1ミ!Jモ/I/)を70%(V
/V)−酢酸120−に溶かし、水素気流中バッジラム
−次素存在下に還元し、不溶物をろ去後、母液は減圧下
に濃縮乾固した。残渣をシリカブl’/C3Of)カラ
ムクロマトグラフィー(展開液、メタノ−μ)で精製し
、サラニクロロホルムーアセトンで再沈澱し、無色粉末
3.94g(収率78.8%)を得た。
薄層クロマトグラフィー〔シリカゲ/L/:クロロホμ
ムーメタノールー水 65:25:4)Rf=0.26
(単一スポット) 元素分析 C2,H,No6F−%H20計算値: c
、57.45; H,10,99; N、2.68;P
、 5.93 実験値: c、57.73; H,10,40; N、
2.88;P、 6.03 実施例3 火恍例2−<1)で得られる(中間体)2−(2−オク
タデV/I/オキシエトキシ)エチμ 2−ブロモエチ
ル フォスフニー)9.0f(16,5ミリモ/I/)
を20%’(W/W )−ジメチルアミン−トルエン1
30 dに溶かし、室温にて一夜放置した。
反応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣をシリカブμ(10
0f)カラムクロマトグラフィーし展開液。
クロロホルム−メタノール−水 65:25:4)で精
製し、さらにクロロホルム−アセトンで再沈5殿し、無
色粉末4゜95F(収率58.9%)を得た。
薄層クロマトグラフィー〔シリカゲfi/:クロロホμ
ムーメタノーμ−水 65:25:4)Rf−0,22
(単一スポット) 赤外吸収スペクト/L/(フィμム)3  :  34
00−2930.2850.1465.1230.10
B0゜1060、 910. 800 元素盆析 C26H56NO6P・E120計算値、 
c、59.1B畜]1.11.08; li、2.65
;P、 5.87 実験値: c、59.30; H,11,28; L2
.54+P、 5.80 実施例4 2−(2−ゲラ二μゲラ二μオキシエトキシ)エチ/L
/2−ジメチルアミノエチル フォスフェート (1)  2−(2−ゲラ二μゲラ二μオキシエトキシ
)エタノール ゲラ二μゲラニルブロマイド2.2F(5,66mmo
leLジエチレングリコ−1L/3−Of  (5,6
6mmole X 5 )をジメチルスルホキシト20
 ml 、テトフヒドロフラン12+wtの混液に溶か
し、水酸化カリウム粉末1.581 (5,66mmo
le x 5 )を一時に加えた。発熱がおさまったと
ころで40°Oに加熱し、1時間かきまぜた。反応液を
冷水100 Illにあけ、酢酸エチルで抽出をおこな
い、水洗、乾燥、濃縮後、シリカゲルクロマトグラフィ
ー(展開液、n−ヘキサン−酢酸エチ/L’  2:1
)を繰ル返して精製をおこない、目的物1.3gを得た
赤外吸収スペクトル(フィルム)α :3430゜29
60.2915.2855,1660,1440゜13
B0,1120.1070. 755核磁気共鳴スペク
ト/l/ (90MH2、CDCl ) ’ :1.6
0(9H,s)、1.67(6H,5)−2,00゜2
.03(12H,m)  、2J5(in、hr)、3
.62(81,m)、4.03c2u、d)、5.10
(31゜m)、5.36(IH,t) (i)  2−(2−ゲラ二μゲラ二μオキシエトキシ
)エチ/l/2−10モエチ/I/7オスフエート 前記アμコーμ体1.3 f (3,1mmole )
を乾−ベンゼン16g/[溶解し、水冷下2−グロモエ
チμ フオスフオロジクロリデート1.54 F (3
,1mmole x 2 ) +ピリジン0.5Of 
(3,1mmolex2)を加え、室温で2時間かきま
ぜた。反応液に水30m/を加えて激しくかきまぜ、さ
らに60’Cで30分間加熱した。冷後、減圧下、ベン
ゼンを留去し、賎留物をエーテル抽出し、水洗後、減圧
濃縮して、ブロム体の組成物1.9fを得九。
(…)  2−(2−ゲラニルゲラニルオキシ工)キシ
)エチ/I/2−ジメチルアミノエチμ フォスフニー
) 前記、粗グロム体0.7fをジメチルアミン1fを含む
トルエン8mlにとかし、1夜放置した。反応液を濃縮
乾固し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し
く展開液、1回目、メタノール;2回目 クロロホルム
−メタノール−水 65:25:4)目的物0.31F
(50%)を得た。淡黄色あめ状 薄層クロマトグラフィー〔シリカゲiv:クロロホルム
ーメタノールー水 65:25:4)Rf=0.27 赤外吸収スペクト/1/(KBr) C1l  : 3
430,2960゜2920.1660.1450.1
3B0.1230゜10B5. 960. 800 核磁気共鳴スペクト/L’ (90M Hz 、CDC
l3 )δ:1.59(9H,s)、1.65(6H,
s)、1.99゜2.03(12H,m)、2.87(
6H,s)、3.25(2H,m)、3.45−3.7
5(6H,m)、3.98(2H、d )、3.9−4
.2(2H、m )、4.25(2H。
m)、5.10(3に、m)、5.31(IH,t)。
7.50(IH,br) 元素分析 C28■52H06P・1.25H20計算
値: C,60,90; L9.95; N、2.54
4P、5.61 実験値: c、60.77; H,9,99; N、2
.64+P、5.73 実施例5 2−(2−ヘキサデシルオキVエトキV)エチ/I/2
−ジメチルアミノエチル フォスフェート(:)  ヘ
キサデV〜ブロマイド25gおよびジエチレングリコ−
IL/17.37Fを1Mカリウムtert−1トキシ
ド160s/に溶解し、4時間加熱還流した。反応液に
氷水500dを加え、濃塩酸にて、pH7,0に調整し
、エチμエーテμにて抽出し、エーテル層線硫酸ナトリ
ウムにて乾燥し、減圧下に濃縮乾固した。これをシリカ
ゲμカラムクロマトグラフィー(展開液、n−ヘキサン
−酢酸エチ/L’  4:1)にて精製し、無色固形物
19.51を得た。
核磁気共鳴スペク1−ル(60M Hz −CDC1s
 )δ:0.8g (3m 、 −cH3)、 1.2
7 (28H、−cH2−)。
2.67(IH,OR)、3.33〜3.93(IOH
−Cn2O−’) (i)  上記の方法で得た2−(2−ヘキサデシルオ
キシエトキシ)エタノール10.0f、2−グロモエチ
μ フオスフオロジクロリデート。
12.89をベンゼン60m1に溶解し、ピリジン43
s/を加えて室温で4時間かきまぜた。反応液を減圧下
に濃縮乾固し、残渣に水150 mlを加えて1時間加
熱還流し、冷後エーテルにて抽出し、エーテル層は減圧
下に濃縮乾固し、ブロム体15.7Fを得た。
(1)  上記ブロム体?、 85 fを20%ジメチ
ルアミンートμエン溶液78mに溶解し、室温にて2日
間放置した。反応液を減圧下に濃縮乾固し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーにて2回精製し〔第1
回、シリカゲル78g使用、展開液、クロロホルム−メ
タノール−水(65:25:4);第2回、シリカゲ/
I/40g使用、展開液、メタノール〕、目的物3.O
fを無色固体として得た。
薄層クロマトグラフィー(シリカゲル:りpロホルムー
メタノールー水(65:25:4)Rf=0.28 00 元素分析 C24H52N06P 計算値: c、59.85; n、10.88; N、
2.91;P、6.43 実験値: C,59,54; H,10,+7; H,
2,91;P、6.37 試験例1 2−(2−オクタデシルオキシエトキシ)エチlv 2
−メチ〃アミノエチμ フォスフェートの抗腫瘍作用 上記化合物を生理食塩水に溶解し、ICRマウス(1群
5匹)に1q/マウスになるよう腹腔内に投与した。投
与後、4日目にマウスあた)1×105個のザルコーマ
180細胞を腹腔内に移植した。本発明化合物を投与し
ない対照群(1群5匹)の平均生存日数は10.6日で
あったのに対し、本発明化合物投与群では5匹中2匹が
600日日も生存しておシ、また死亡したマウスの平均
生存日数も29日であった。対照群に対する投与群の生
命延長率CTiC(%)〕は391であった。
試験例2 2−(2−オクタデシルオキシエトキシ)エチ〃 2−
ジメチルアミノエチル フォスフェートの抗腫瘍作用 (+)  ザルコーマ180測胞に対する抗腫瘍活性 ■CRマウ7−(1群!Ml;)にマウスあたシ1×1
05個のザルコーマ180細胞を腹腔内に投与し、次い
で生理食塩水に溶解した上記化合物を腹腔内へ11!l
F/マウスになるように投与した。本発明化合物を投与
しない対照群(1群5匹)の平均生存日数は10,6日
であったのに対し、本発明化合物投与群では60日生存
のものが一匹あシ、死亡した4匹の平均生存日数は32
日であった。対照群に対する生命延長率CTiC(%)
〕は355であった。
(i)  MM46乳がんに対する抗腫瘍活性マウスあ
た!0IXIOケのMM46乳がん細胞を03H/&マ
ウス(1群4匹)の腹腔内に移植した。移植日を中心に
して移植前5日日より2日まで、および移植後2日より
5日までの8日間、1日1回、合計8回、上記化合物を
250μg/マウス投与した。本発明化合物を投与しな
い対照群の平均生存日数が20.2日であったのに対し
、本発明化合物投与群では4匹とも600日日も生存し
ていた。
試験例3 2−(2−オレイルオキシエトキシ)エチル2−ジメチ
μアミノエチp フォスフェートの抗腫瘍作用 上記化合物について、試験例2(:)と同様に試験を灯
ったところ、生命延長率CT/C(%)〕は355であ
った。
試験例4 本発明化合物の抗原虫作用については、テトヲヒメナ・
ピリホμミス(Tetrahymena pyrifo
−e)W株を試験微生物とし、検定培地〔(リプt−ス
・ペプトン(ディフコ社[)20F、酵母エキス1f、
グルコース2f、蒸留水1000r!、1七μリン酸緩
衝液(pH7,0) 10m1)を用い、28℃。
44時間ないし48時間培養して、液体稀釈検定法によ
り最小阻止濃度CMIC)を求めた。
結果を表1に示す。
表1 試験化合物      MIC (実施例凪)       (μg、 /d )4 4 4 5        1〜2 試験例5 本発明化合物の抗真菌(抗カビ)作用については、各種
の代表的な植物病害菌およびカンジダ菌を試験菌とし、
1%グμコース・ブイヨン寒天培地〔植物病害菌〕およ
び4%トリプチケース・ンイアガーCBBL社製)〔カ
ンジダ菌〕を用いて、倍数稀釈法によシ最小阻止濃度(
MIC)を求めた。
結果を表2および表3に示す。
(以下余白) 製剤例1 2−(2−オクタデシルオキシエトキシ)エチ/I/2
−ジメチμアミノエチμ フォスフェートの8Ofを蒸
留水、1.ONに溶解し、無菌濾過後無菌条件下に1d
づつ1000本のバイアルに分注し、凍結乾燥を行ない
、乾燥後密栓する。
一方、キシリットまたはマンニット100fを含有する
2eの注射用蒸留水を無菌的に2dづつ注射用アンプ/
1/に分注後、溶閉し、1000本に調製する。
用時、注射用キシリット液(またはマンニット液)に前
者1バイγμ分の粉末を溶解して用いる。
製剤例2 錠剤 1錠あたシの使用量として (1)2−(2−オクタデシルオキシエトキシ)エチl
v 2−メチルアミノエチ/I/7オスフエート   
         100#(2)乳糖      2
00j1/ (3)  コーンスl’−+          51
sIF(4)  ヒドロキシプルヒル七!ロース   
 9!vを常法によシ混合、顆粒化し、コーンスターチ
(8Mg)、ステアリン酸マグネシウム(2q)と混和
後、打錠して、1錠37011v、直径9.5m+7)
錠剤とする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 〔式中、R1は次素数16〜20のアルキμまたはアμ
    ヶ二μ基を、R2は水素またはメチル基を示す。〕で表
    わされるエチレングリコ−μ誘導体(2)式 〔式中、R1は伏素数16〜20のアルキPtたはアμ
    ヶ二μ基を、R2は水素またはメチル基を示す。〕で表
    わされるエチレングリコ−μ誘導体を含有してなる抗腫
    瘍剤。
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