JPS59183805A - ガス選択透過性複合膜およびその製造方法 - Google Patents

ガス選択透過性複合膜およびその製造方法

Info

Publication number
JPS59183805A
JPS59183805A JP58059573A JP5957383A JPS59183805A JP S59183805 A JPS59183805 A JP S59183805A JP 58059573 A JP58059573 A JP 58059573A JP 5957383 A JP5957383 A JP 5957383A JP S59183805 A JPS59183805 A JP S59183805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composite membrane
gas
membrane
structural formula
selectively permeable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58059573A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Yamada
克弥 山田
Shigeru Asako
茂 浅古
Koichi Okita
晃一 沖田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP58059573A priority Critical patent/JPS59183805A/ja
Publication of JPS59183805A publication Critical patent/JPS59183805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/48Polyesters
    • B01D71/481Polyarylates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/48Polyesters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/12Composite membranes; Ultra-thin membranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D69/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by their form, structure or properties; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D69/12Composite membranes; Ultra-thin membranes
    • B01D69/1213Laminated layers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ガス選択透過性複合膜およびその製造方法に
関し、更に詳しくは、芳香族ポリエステル非対称孔径膜
を支持体としてシリコン化合物が積層されているか、又
はさらにその上にオルガノシラン化合物のプラズマ重合
薄膜が堆積されているガス選択透過性複合膜およびその
製造方法に関する。2 (従来技術とその問題点) 近年、流体混合物の分離、精製を、蒸留、深冷等の相変
化を伴うエネルギー多消費プロセスに代えて、選択透過
性膜により行なうことが積極的に検討されている。
流体混合物の膜分離、精製プロセスのうち、工業的規模
で実用化されているのは、海水の淡水化、工場廃水の処
理などの液体−液体分離および液体一固体分離が主であ
って、気体−気体の分離についてはほとんどなされてい
ない。ガスの膜分離が実用化され難い理由としては、選
択透過性が小さいこと、即ち特定の気体を選択的に通し
、他の気体をほとんど通さないという膜がないため、高
純度の特定気体を得るためには膜分離を何回も繰り返す
多段方式を必要とし、従って装置が大型になること、ガ
スの透過性が小さいため、大量のガスを処理し難いこと
の二点が主としてあげられる。
特にガス選択性を大きくするとガス透過性が悪くなり、
ガス透過性を大きくすると選択透過性が低下する傾向に
あり、この関係を満足に改善することができなかった。
これまで満足しうる膜を得るための製膜方法としては、
高分子溶液のキャスティング工程として検討され、表面
の活性スキン層の厚みを極力薄くした非対称膜を追求す
る方法、活性スキン層に相当する超薄Hを独立に製造し
て他の多孔性支持体へ複合化しようとする方法等が代表
的である。これらはガス透過性を改善する一つの正攻法
ではあるが、必ずしも一般的な実際的な手法を提供して
いるとはいえない。これは、市販の高分子重合体あるい
は共重合体だけでは選択透過性、透過性、耐熱性、耐薬
品性、強度等のうち、少なくとも一つで特徴を有すると
同時に、池の性質の少なくとも一つでは欠点を有してお
り、全ての物性を満足した高分子重合体の構造を一義的
に決めることができないためである。
この様な中でも近年機械特性、耐熱性に富み、かつ製造
コストの安価なものの開発が特に望まれているが、その
代表的なものとしてポリスルホンが検討されている。し
かし機械特性、耐熱性において充分なところまでにはな
っていない。
さらに、非対称膜にゴム系の溶液を塗布加硫する方法も
検討されているが、加硫に伴う工程の繁雑さや、再現性
の低下、加熱に要するエネルギーコストなどの諸問題点
を有している。
(発明の構成) 本発明者は機械特性、コスト的にもまた耐熱性にも秀れ
たものとしてポリスルホン・とは違った芳香族ポリエス
テルを素材とし、さらには複合化素材として用いるゴム
系の材料にかえ、機械特性、製膜性、耐熱性にも秀れ、
かつ力旧゛流工程を必要としないシリコン化合物を複合
化素材とすることにより、この目的に一歩前進できるこ
とを見い出した。芳香族ポリエステルは芳香族のジカル
ボン酸類と二価のフェノール類とから+1に成されるも
のであり、その代表的な構造式は次式で表わされる繰返
し構造単位を持つものである。
0      0          CHaCH。
一方、シリコン化合物はオルガノシロキサンと、主鎖も
しくは側鎖に少なくとも1個の芳香環を有する有機物と
の縮合重合によって得られ、その構造式は次式で表わさ
れる繰返し構造単位を持つものである。
R′     とも1個の芳香環を有する有機基 R9R’;1価の官能基 m、n;自然数 さらに本発明のもう一つの特徴は、ガスの選択透過性は
比較的大きいものの透過性の低い芳香族ポリエステルを
非対称孔径膜構造となし、その非対称性を利用して緻密
な平均孔径を有する片側表面にガス透過性の大きいシリ
コン化合物の薄膜を積層するか、又はさらにその上にグ
ロー放電によるプラズマ重合薄膜を堆積させた構造とす
ることにある。
芳香族ポリエステルは耐熱性、耐薬品性、強度等におい
ても非常に秀れているものの、ガス透過性が不足するこ
とが決定的な欠点であった。この様な欠点を克服するた
め、本発明者らは、非対称孔径膜の芳香族ポリエステル
にシリコン化合物からなるガス透過性の大きい重合体薄
膜を積層するか、更に選択透過性の大きい複合膜を得る
には、芳香族ポリエステルにシリコン化合物の重合体薄
膜を積層した後に、グロー放電下のプラズマ重合法で重
合薄膜を堆積させる方法を採用することにより、1μ以
下の極薄厚の膜を処理して高い透過性を維持できると同
時に、重合に用いる素材自体としてもガス選択透過性の
大きい素材を広い範囲から自由に選べることを見い出し
た。
本発明の他の一つの特徴は、芳香族ポリエステル非対称
孔径膜の緻密な平均孔径を有する片側表面にガス透過性
の大きい重合体薄膜を積層する際にその素材としてシリ
、コ、ン化合物を選択することにより、機械特性、耐熱
性を充分に満たす上に、ゴム系制料において必須となる
架橋剤の添加や、混合、加熱加硫といった繁雑かつ、膜
性能を左右し、性能の均一性を欠く可能性の多い工程を
省くことが可能となったことにある。
本発明で用いる芳香族ポリエステルは、H8 で示される繰り返し単位からなる重合体であってテトロ
ン等の非芳香族を含むものを除いている。
非芳香族のエチレングリコール等が入ったポリエステル
は耐熱性が特に問題となる。
全芳香族ポリエステルは芳香族のジカルボン酸と二価の
フェノールの組合せで合成されるから、上記した繰り返
し単位と類似の重合体はその他にもいろいろ誘導でき、
それ等を除外するものではない。
芳香族ポリエステルはクロロホルム、l−リクロロエチ
レン等の塩素系溶媒テトラヒドロフラン、ジオキサン等
の環状エーテル溶媒、ジメチルホルムアミド等のアミド
類溶媒、N−メチル−2ピロリドン、N−ホルミルピペ
リジン、1−ホルミルモルフォリン等の環状含窒素溶媒
に溶解する。
これらの中で塩素系溶媒や環状エーテル類の溶媒は10
重量%までは良くとけるが、15重量%を越えると急激
に粘稠になる傾向を示すものが多い。
一方アミド類や環状含窒素系の溶媒では溶解性が強く、
20〜30重量%でも大巾な粘度増大なしに溶解するの
で特に好ましい。
更に沸点の低い第2の溶媒を、沸点の高い第1の溶媒に
添加すること、あるいは第2の溶媒の代に、多価アルコ
ール、無機塩を添加することも1σ能である。
次にこれらの溶液をドクターナイフを用いて支持板上に
均一流延し、流延したのち非溶媒通常は水中に浸漬して
ゲル化させるかあるいは流延した溶液中の溶媒を一部蒸
発させたのちにゲル化させることにより、芳香族ポリエ
ステルの非対称孔径膜を得る。勿論管状ノズルによる中
空体をつくることも出来る。
溶液濃度、溶媒の種類、添加剤の量などにより非対称孔
径+mの特性は影響をうけ、一般的に濃度が大きい程ガ
スの選択透過性が大きくなるが、ガスの透過性は低下し
てくる。また添加剤の量が増える程ガスの透過性は大き
くなるが、ガス選択透過性は低下する。
たとえば平均孔径がo、ooiμ以下の時はそのままガ
ス選択透過性を示すが、充分に安定した選択透過性を得
ることはむすかしく、0.01μ以上になると選択透過
性がなくなってしまうことがある。
そこで別種の重合体溶液の含浸やさらにその上にプラズ
マ重合によって薄膜を積層することで安定した選択透過
性を有する膜を得ることが出来る。
孔径範囲が0.1μから0,5μ範囲では重合体塗布厚
みや濃度を増して幾分厚膜とする必要があるが、それで
もガスの選択透過性を示すように積層することが可能で
ある。しかし0.5μを越えた孔径範囲になるとガス透
過性の大きい重合体膜を形成させるのが困難になってく
る。
本発明で用いるシリコン化合物は、構造式;する有機基 R,R’;1価の官能基 m、n;自然数 で示される繰り返し単位からなる重合体であって、CH
,+           0 などをあげることができる。もちろんこれ以外のもので
あっても良い。
R,R/  は例えば−H、r −CHB * #  
+  CH=CH2+−CH=CH−CHa 、−C=
CHなどがあげられる。も合、加硫、2次加硫といった
工程に精密な制御が非常に困難な要素が含まれているか
らである。以下に、それを説明する。
通常、シリコンゴムにおいては、ゴムコンパウンドの強
度保持のために混入された充填剤が経時的に架橋してい
くために起こる可塑もどりといわれる現象が起こる。可
塑もどりを起こしたゴムは溶媒への溶解性が著しく低下
し、製膜性に悪影響を及ぼす。このため再び可塑化する
ために行うのが素練りである。しかしながら素練りの過
剰は分子鎖の切断を招くことがあり、しかも素練りの最
適な条件は定量的には把握されていないのが現状である
次に加硫剤は、溶液濃度塗布厚み等によっても最適添加
量が異なり、未加硫、過加硫状態を招く場合がある。
加硫剤が膜中に残存する場合は、膜の劣化を促進する原
因となる。そこで膜中に残存する加硫剤を除去するため
に2次加硫を行なうことが必要になる。2次加硫は、一
般に加硫(1次加硫)以上の温度で、長時間を要するの
で生産能率やエネルギーコストの面でも大きな負担とな
る上、過剰になれば熱劣化を起こすことになる。
次に、プラズマ重合させるモノマーについて説明する。
種々のモノマー、たとえばエチレンやアセチレンがグロ
ー放電された雰囲気中でプラズマ重合することが知られ
ているが、本発明の目的には、有機シラン化合物が好ま
しく用いられる。
有機シラン化合物としては、たとえばテトラメチルシラ
ン、ヘキサメチルジシラザン、メチルジクロロシラン、
メチルトリクロロシラン、等のシランが挙げられる。さ
らに、不飽和結合を有する有機シラン化合物、たとえば
トリメチルビニルシラン、ジメチルビニルクロロシラン
、ビニルトリクロロシラン、メチルビニルジクロロシラ
ン、メチルトリビニルシラン、アリルトリメチルシラン
、エチニールトリメチルシラン等がより好ましく用いら
れる。
ガス選択透過性膜としては、素材そのものの特性が秀れ
ているのみならず、その透過性を支配する構成要素は可
及的に薄くなければならない。この理由は次の通りであ
る。素材特性の評価は、ガス透過係数の単位 P=c1n8・cIn/CWt2・sec−clnHg
を用いて表され、これは素材1鑞厚さに換算したもので
ある。一方、複合膜においては素材の厚みそのものの透
過速度 Q = cm3/cm” 8s e c 司■、gの単
位で表わされており、10μと1μの膜厚では、透過係
数は同じ値であっても、透過速度は10倍の差が生じる
。従って、実際に必要な特性は透過速度であり、膜の厚
さである。
本発明では、前記した孔径範囲の芳香族ポリエステルの
非対称孔径膜を乾燥した後、緻密層表面にシリコン化合
物を積層するか、又はさらにその上にプラズマ重合層を
1μ以下、好ましくは0,3μ以下の厚さ堆積する。た
とえば系内を5 torr  以下、好ましくは2 、
torr  以下の減圧とし、系に非重合性ガスと重合
性ガスの混合ガスを導入し、所定の出力、たとえば5〜
500W、好ましくは約20Wで系中に高周波によるグ
ロー放電を行うと重合性ガスがプラズマ重合し、芳香族
ポリエステルの非対称孔径膜の緻密層表面に積層してい
るシリコン化合物」−に薄膜として堆積する。この薄膜
の厚みは、グロー放電時間の長さまたは重合性ガスの流
量にほぼ比例して増加するので、任意の厚み、たとえば
1μまたは0.3μの厚みに調節することができる。ま
た、グロー放電時の出力の増減によっても堆積厚みが増
減するが、これらの造膜条件は、この分野の技術に習熟
している者にとって容易に最適化できる範囲である。い
ずれにしても、本発明では欠陥のない均一重合膜を上記
厚みで堆積させることが必要である。
重合性ガスの一つの選択基準は、プラズマ重合薄膜が厚
さ1μまたは0.3μ以下という極薄層であるからガス
分離しようとする混合ガスの一方の成分を可及的に透過
させないということである。この基準を満すためには、
エチレン、スチレン等の一般のプラズマ重合性モノマー
であってもよいが、好ましい一群は、前述の有機シラン
化合物であり、就中、二重結合または三重結合という不
飽和型官能基、を有するものがより好ましい。
以下には本発明を実施例によって更に説明する。
実施例−1 芳香族ポリエステル・Uポリマー(U−100i ユニ
チカ(株)製)20重量%をN−メチル−2−ピロリド
ン80重量%に溶解させて、ドープ溶を調製した。
このドープ液を平滑なガラス板上にドクターナイフで厚
さ300μに流延し、ガラス板ごと蒸留水中に浸漬し、
膜が凝固剥離した後、2時間水洗し、4・5℃にて2時
間通風乾燥して厚さ約170μの非対称孔径膜を得た。
このようにして得られた芳香族ポリエステル非対称孔径
膜の緻密な孔径を有する片側表面に非シロキサン成分が
50〜55%であるポリジメチルシロキサン・ビスフェ
ノールへカーホ*−1−7’ロックコポリマー1重量%
を四塩化炭素99重量%に溶解せしめた溶液゛を、ディ
ッピング法にて塗布し、常温にて溶媒を蒸発乾燥した。
得られた複合膜のガス透過特性を空気を原料ガスとして
評価したところ、酸素透過速度 QO2=1..3xlO−’l   an8/crIL
2−sec−cmHg酸素・窒素選択透過性 α02/
N2 = 5.5であった。
実施例−2 実施例−1と全く同様にして得られた複合膜にトリメチ
ルビニルシランを流速2.0m3/min  で系内に
導入しながら、10Wの出力で30分間、反応容器中に
グロー放電を行ない、複合膜の最外表面にプラズマ重合
膜を堆積させた。この様にして得られた3層複合膜のガ
ス透過特性を評価したところ、 QO2= 5.3 X 10−7   (、−Hs /
Cm2・sec・αHgα02/N2=7.6 であった。
実施例−3 実施例−1と全く同様にして得た芳香族ポリエステル非
対称孔径膜に、非シロキサン成分が40〜45%である
ポリジメチルシロキサン−ビスフェノール−八−カーボ
*−)7’ロツクコポリマ一1重、量%を四塩化炭素9
9重量%に溶解せしめた溶液をディッピング法にて塗布
し、120”C/4.0分熱風加硫した。得られた複合
膜のガス透過特性を評価したところ、 QO2= 9.8 x 10−7 an87cm2 ・
sec−cmHgα02/N2=6.0 であった。
実施例−4・ 実施例−3と全く同様にして得た複合膜にトリメチルビ
ニルシランを流速0.7(3)”/min  で系内に
導入しなから20Wの出力で30分間反応容器中にグロ
ー放電を行ない、複合膜の最外表面にプラズマ重合膜を
堆積させた。
この様にして得られた3層複合膜のガス透過特性を評価
したところ、 QO2= 4.8 X 10−7cmB /lyn” 
・sec −CmHgα02/Ng=7.4 であった。
(発明の効果) 機械特性、コスト、耐熱性に秀れた芳香族ポリエステル
を支持体の累月とし、機械特性、製膜性、耐熱性に秀れ
、かつ加硫工程を必要としないシリコン化合物を複合化
素材とすることにより、機械特性、耐熱性に秀れた)漢
を安定、均一に製造することが可能となり、製造工程の
簡略化、コスト低減も可能となった。
さらにグロー放電下のプラズマ重合法を用いることによ
り、1μ以下の極薄厚の1漢を処理して高い透過性を維
持すると同時に高選択性を与える素材の選択の11]を
広げることも可能となった。
、(グj 代理人 弁理士  上 代 哲 司饗拗手続補正書 特許庁・長官 若 杉 和 夫   殿1、事件の表示 昭和58年特許願 第59573  号2、発明の名称 ガス選択透過性複合膜およびその製造方法8、補正をす
る者 事件との関係   特許出願人 住所    大阪市東区北浜5丁目15番地名称(21
3)住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 4代理人 住所    大阪市此花区島屋1丁目1番3−号住友電
気工業株式会社内 6補正の対象 明細山中発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細J4第20頁第19行目 [・・・フボリマーjの後に「(チッソPlay : 
ps。
シ)9)」を挿入。
(2)明細出第22頁第4・〜5行1」r I 20”
C/4・O分熱風加硫Jを[40°C/15分温風乾燥
」と刷正。
手続補正書 昭和59年1り/2日 特許庁長官 若杉和夫   殿 1、事件の表示 昭和58年特許願 第59573  号2、発明の名称 ガス選択透過性複合膜およびその製造方法3、補正をす
る者 事件との関係   特許出願人 住所    大阪市東区北浜5丁目15番地名称<z1
sf住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 4、代理人 住所     大阪市此花区島屋1丁目1番3号住友電
気工業株式会社内 6、補正の対象 明細書中発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細忠第8頁第14行目 「・・・耐熱性」の後に「、耐プラズマ性」を挿入(2
)明細書第11頁第5行目と第6行目の間に以ドの文章
を挿入 1又、耐プラズマ性を有することにより、プラズマ重合
薄膜をより安定に堆積させて、高い選択性の膜を得るこ
とが可能になったことも上げられる。」(3)明細書第
15頁第10行目と第11行目の間に以下の文章を挿入 4本 1−ただし、溶媒もしくは混合溶媒は、支持棒の強度を
大きく低下させないものであることを選択の規準の1つ
にしなければならない。」 (1,)明細書第17頁第3行目 ]−・・・起こすことになる。」の後に「又、素練りや
、加硫剤の添加を要しないものとしてよく用いられる2
液性シリコンゴムについても、前述の一般のシリコンゴ
ムに比べて大巾な改善はなされているものの、混合や加
硫といった工程は依然必須であり、本発明で用いるシリ
コン化合物に比べると、性能の均一性、再現性、エネル
ギーコストの面でも不利である。」を挿入 (5)明細書箱28頁第4・行目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも2層からなる複合膜が、下記匹)に示
    される非対称孔径膜に、下記(B)に示される重合体薄
    膜が積層された構造からなることを特徴とするガス選択
    透過性複合11% (5)緻密層の平均孔径が0.5μ以下で、該緻密層の
    平均厚みが10μ以下であり、主として、構造式: で示される繰り返し単位を有する芳香族ポリエステルか
    らなる非対称孔径膜 (B)構造式; 香環を有する有機基 R,R’i1価の官能基 m、n;自然数 で示されるシリコン化合物からなる重合体薄膜。 (2)少なくとも2層からなる複合膜に、少なくとも1
    個の2重結合又は3重結合を含むオルガノシラン化合物
    がグロー放電によりプラズマ重合されて堆積されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガス選択
    透過性複合膜。 (3)オルガノシラン化合物が、 構造式;Rn5IX4−n n;1−4+ R; CH2=CH−、CH壬C−9 CH2= CH−CH2− X ;H+ Cz+ CHa−9CHa −CH2−で
    示される化合物であることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載のガス選択透過性複合膜。 (4)構造式;R 】 する有機基 R・R′;1価の官能基 m + n i自然数 で示されるシリコン化合物が、ポリジメチルシロキザン
    ービスフェノールへカーボネートブロックコポリマー、
    ポリジメチルシロキサン−αメチルスチレンブロックコ
    ポリマーの中から選ばれたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のガス選択透過性複合膜。 (5)構造式; で示される繰り返し単位から成る芳香族ポリエステルと
    、溶剤および必要があれば膨潤剤を含んで成る溶液を製
    )漢し凝固剤と接触させ、溶剤を除去し、乾燥させて非
    対称孔径膜を得、該非対称孔径膜の緻密層に、 構造式; %式% X;主鎖もしくは側鎖に少なくとも1つ以上の芳香環を
    有する有機基 R・R′;1価の官能基 m、11;自然数 で示されるシリコン化合物と溶剤を含んで成る溶液を塗
    布し、乾燥させることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のガス選択透過性複合膜の製造方法。 (6)少なくとも1個の2重結合又は8重結合を含むオ
    ルガノシラン化合物をモノマー蒸気として5torr 
     以下の雰囲気に供給しながらグロー放電させ少なくと
    も2層からなる複合膜にプラズマ重合薄膜を堆積させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のガス選択
    透過性複合膜の製造方法。 (7)構造式; Rn−5i −X4−nn;1〜4゜ R,、CH2=CH+、CH三c+。 CH2=CH−CH2−1 X  ;  H+  C1h  C7?a−9CJa−
    CH2+ で示されるオルガノシラン化合物をモノマー蒸気として
    プラズマ重合することを特徴とする特許請求の範囲第6
    項記載のガス選択透過性複合膜の製造方法。 (8)ポリジメチルシロキサン−ビスフェノール八カー
    ボネートブロックコポリマーもしくはポリジメチルシロ
    キサン・αメチルスチレンブロックコポリマーと、溶剤
    とを含んで成る溶液を、非対称孔径膜緻密層に塗布し、
    乾燥させることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    のガス選択透過性複合膜の製造方法。
JP58059573A 1983-04-04 1983-04-04 ガス選択透過性複合膜およびその製造方法 Pending JPS59183805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58059573A JPS59183805A (ja) 1983-04-04 1983-04-04 ガス選択透過性複合膜およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58059573A JPS59183805A (ja) 1983-04-04 1983-04-04 ガス選択透過性複合膜およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59183805A true JPS59183805A (ja) 1984-10-19

Family

ID=13117106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58059573A Pending JPS59183805A (ja) 1983-04-04 1983-04-04 ガス選択透過性複合膜およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59183805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5070826A (en) * 1988-12-28 1991-12-10 Isuzu Ceramics Research Institute Co., Ltd. Electromagnetic valve actuating system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691803A (en) * 1979-12-27 1981-07-25 Agency Of Ind Science & Technol Semipermeable membrane and its manufacture
JPS57122906A (en) * 1981-01-22 1982-07-31 Toray Ind Inc Selective permeable film

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691803A (en) * 1979-12-27 1981-07-25 Agency Of Ind Science & Technol Semipermeable membrane and its manufacture
JPS57122906A (en) * 1981-01-22 1982-07-31 Toray Ind Inc Selective permeable film

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5070826A (en) * 1988-12-28 1991-12-10 Isuzu Ceramics Research Institute Co., Ltd. Electromagnetic valve actuating system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4832713A (en) Gas-selectively permeable membrane and method of forming said membrane
US4483901A (en) Selectively gas-permeable composite membrane and process for production thereof
US4689267A (en) Composite hollow fiber
JPS588517A (ja) ガス選択透過性複合膜の製造方法
EP0112134B1 (en) Gas-selectively permeable membrane and method of forming said membrane
JPS59183805A (ja) ガス選択透過性複合膜およびその製造方法
JPH0679660B2 (ja) 多孔性中空糸複合膜及びその製造方法
JPS59127603A (ja) ガス選択透過性膜およびその製造方法
JPS59199001A (ja) 気体分離用複合膜及びその製造方法
JPS59105807A (ja) ガス選択透過性膜およびその製造方法
JPS6254049B2 (ja)
JPS6297625A (ja) ガス選択透過性膜およびその製造方法
JPS5924843B2 (ja) ガス選択透過性複合膜の製造方法
JPS6336286B2 (ja)
JPS6334771B2 (ja)
JPS61107923A (ja) ガス選択透過性複合膜の製造方法
JPS5924844B2 (ja) ガス選択透過性複合膜の製造方法
JPH038808B2 (ja)
JPH0262294B2 (ja)
JPS61153105A (ja) ガス選択透過性複合膜の製造方法
JPS59225704A (ja) ガス選択透過性複合膜およびその製造方法
JPS6391123A (ja) 多孔性中空糸複合膜及びその製造方法
JPH0464729B2 (ja)
JPH0698284B2 (ja) 多孔性中空糸複合膜及びその製造方法
JPS596904A (ja) ガス選択透過性複合膜およびその製造方法