JPS5918372B2 - メタノ−ルからエタノ−ルへの選択的同族体化方法 - Google Patents

メタノ−ルからエタノ−ルへの選択的同族体化方法

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JPS5918372B2
JPS5918372B2 JP56050696A JP5069681A JPS5918372B2 JP S5918372 B2 JPS5918372 B2 JP S5918372B2 JP 56050696 A JP56050696 A JP 56050696A JP 5069681 A JP5069681 A JP 5069681A JP S5918372 B2 JPS5918372 B2 JP S5918372B2
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methanol
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ethanol
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/32Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring increasing the number of carbon atoms by reactions without formation of -OH groups

Description

【発明の詳細な説明】 石油の価格が高騰し続けるにつれ、また石油の入手性が
増々疑わしくなるにつれ、エタノールは炭化水素系燃料
及び化学品の原料として増々重要になりつつある。
エタノールは、従来、周知の醗j0酵法により製造され
ている。エタノールを製造するための他の近代的な方法
は、メタノールと水素及び−酸化炭素(合成ガス)との
反応によるものである。この方法は、比較的安価な反応
体を使用するので極めて有利である。■5 水溶性コバ
ルト触媒はメタノールと水素と一酸化炭素との反応を触
媒してエタノールを生成することが古くから知られてい
る。
このコバルト触媒反応はエタノールに対し許容しうる選
択性、すなわち約70%を与えるが、僅か約50%とい
う貧弱なメタノール変換率に悩まされる。当業者は、コ
バルト触媒に沃化物促進剤を添加することによりこの反
応のメタノール変換率を高めようと試みている。これは
メタノール変換率を90%以上にまで高めることに成功
しているが、この増大した活性はエタノール選択性に対
して悪影響をもたらし、これを約25%まで低下させる
ことによりエタノール収率を著しく制限する。これら問
題を克服するため、当業者は燐化合物の導入により(米
国特許第3248432号)或いはハロゲン化オスミウ
ム若しくはルテニウム促進剤の添加により(米国特許第
3285948号)、この触媒系を変化させている。残
念乍ら、これら触媒系は一般に高価かつ面倒であり、或
る場合にはその複雑性により比較的不安定である。これ
らの両特許、すなわち米国特許第3248432号明細
書、第1欄、第25〜37行及び米国特許第32859
48号明細書、第1欄、第35〜47行が、コバルト及
び沃素のみを含有する系により反応を触媒する場合、エ
タノールに対する貧弱な選択性を強調していることに注
目することは興昧がある。比較的簡単なコバルト一沃化
物触媒系を使用してメタノールと水素と一酸化炭素との
反応から高度のエタノール選択性かつ高度のメタノール
変換率にてエタノールを生成させうる方法は極めて有利
であろう。今回、エタノールは、反応を或る種の不活性
溶媒の存在下に180℃より高く220℃までの温.度
にて沃化物対コバルトのモル比を0.1:1乃至4:1
として行なうことにより、従来同時には達成されえなか
つたエタノール選択率とメタノール変換率とにおいてメ
タノールと水素と二酸化炭素とのコバルト触媒されかつ
沃化物促進された同族5体化反応から製造されうること
が見出された。
本発明は、メタノールと水素と一酸化炭素とからエタノ
ールを選択的に製造する改良触媒方法である。さらに、
水素と一酸化炭素とを生成する任意の化合物、たとえば
水と一酸化炭素との混合物4或いは水素ど二酸化炭素と
の混合物を、本発明の例示のためここに使用される水素
ど一酸化炭素との混合物の代替として使用することがで
きる。本発明の方法において、反応は実質的に不活性な
溶媒中で行なわれ、不活性溶媒の存在は高メタノール変
換率において高エタノール選択率を達成するのに臨界的
である。同族体化反応を阻害しない任意の不活性溶媒を
本発明の改良方法に使用することができ、その例示とし
てジオキサン、トルエン、テトラヒドロフラン、テトラ
エチレングリコールのジメチルエーテル、1・2−ジメ
トキシベンゼンなどを挙げることができる。好適な不活
性溶媒はジオキサンである。不活性溶媒は、溶媒対メタ
ノールの容量比を約0.5:1乃至約100:1、好ま
しくは約1:1乃至約10:1、特に好ましくは約1:
1乃至約3:1として存在させる。反応を行なう温度は
、エタノールの選択的製造に対し臨界的であり、180
℃より高く220℃まで、好ましくは1908〜210
℃にて変化させることができる。反応の圧力は1000
〜10000psig若しくはそれ以上、好ましくは1
500〜5000psigにて変化させることができる
水素対一酸化炭素のモル比は1:10乃至10:1であ
り、好ましくは約1:1乃至約4:1である。
本発明の改良同族体化方法のための触媒系は、コバルト
触媒と沃素若しくは沃化物促進剤とを含有する。
コバルト一沃化物触媒系は、反応を触媒するのに充分な
触媒的有効量、好ましくは存在するメタノールの量に対
し0.5〜25重量%、特に好ましくは1〜10重量%
にて存在させる。触媒系のコバルト成分は多種の原料か
ら供給することができ、たとえば任意公知のカルボン酸
コバルト、たとえば蟻酸コバルト、酢酸コバルト、プロ
ピオン酸コバルト、酪酸コバルト、吉草酸コバルト、ヘ
キサン酸コバルトなど;公知のコバルトカルボニル化合
物、たとえばジコバルトオクタカルボニル、メチルコバ
ルトテトラカルボニル、アセチルコバルトテトラカルボ
ニルなどまたはそれらのホスフイン置換同族体(これら
の多くは当業者に公知である);酸化コバルト及び水酸
化コバルト、炭酸コバルト及び重炭酸コバルト:並びに
可溶性ハロゲン化コバルト、たとえば沃化コバルト、臭
化コバルト及び塩化コバルトが包含される。便利なコバ
ルト源は酢酸コバルトである。コバルト対メタノールの
モル比は1:5乃至1:200001好ましくは1:5
0乃至1:500とすることができる。触媒系の沃化物
促進剤I亀沃素イオンを反応に供給するようイオン化し
うる任意の沃素含有源から得ることができる。
沃素原子の源泉としての例は元素状沃素、沃化コバルト
、沃化カリウム、沃化 .″リチウム、沃化水素、1〜
10個の炭素原子を有する沃化アルキル、たとえば沃化
メチル、沃化プロピル、沃化2−エチルヘキシル、沃化
n−デシルなど、式R4NIの有機アンモニウム沃化物
及び式R4PIの有機ホスホニウム沃化物〔式中、Rは
11〜10個の炭素原子を有するアルキル又は6〜1
0個の環炭素原子を有するアリールである〕、たとえば
沃化テトラメチルアンモニウム、沃化テトラエチルアン
モニウム、沃化テトラエチルヘキシルアンモニウム、沃
化テトラフエニルアンモニウム、沃化テトラメチルホス
ホニウム、沃化テトラプロピルホスホニウム、沃化テト
ラエチルヘキシルホスホニウム、沃化テトラフエニルホ
スホニウムなどである。好適な沃化物源は元素状沃素で
ある。触媒混合物における沃化物対コバルトのモル比は
、本発明の改良方法の使用により高メタノール変換率で
エタノールを選択生成させるのに臨界的である。
沃化物対コバルトのモル比は0.1:1乃至4:1であ
り、好ましくは約0.5:1乃至2:1である。反応時
間はバツチサイズ、使用する他の反応パラメータ及びコ
バルト一沃化物触媒系に使用する特定成分に依存して変
化するであろう。
実験室規模バツチ法の典型的具体例においては、不活性
溶媒とコバルト化合物及び沃素化合物を含有する触媒系
とを含む反応器にメタノールを充填し、反応器をパージ
して水素/一酸化炭素ガス混合物を充填し、密封した後
、所望の反応が完結するまで加熱する。
工業的にはこの方法を連続的に行ないうることが周知さ
れている。本発明の改良方法は、当業者に知られた方法
により従来同時には達成されえなかつたメタノール変換
率とエタノール選択率とにおいて、メタノールと水素と
一酸化炭素とのコバルト触媒されかつ沃化物促進された
同族体化反応からエタノールを選択的に製造することを
可能にする。
本発明の改良方法を使用することにより、エタノールを
従来可能であつたよりも著しく経済的に製造することが
できる。この高度に有利な結果は従来予期されず、また
予測もされ得なかつたであろう。以下の例により本発明
の改良方法をさらに説明する。
これらの例及び以下の実験において、メタノール変換率
は(充填MeOHグラム数一排出MeOHグラム数)/
(充填MeOHグラム数)×100として算出し、選択
率は(EtOHグラム数/全生成物グラム数)XlOO
として算出し、さらに以下の略語を使用する:ノ 例1 この一連の試験においては、316ステンレス鋼ライニ
ングした250m1オートクレーブに、20m1の試薬
級メタノールと60m1のジオキサンとを酢酸コバルト
及び元素状沃素と共に、第1表に示した量で充填した。
反応器を密封し、一酸化炭素でパージし、次いで2:1
モル比の水素と一酸化炭素とを有するガス混合物により
3000psigまで加圧した。反応器とその内容物と
を示した時間にわたり190℃に加熱し、その間反応器
内容物を撹拌して充分に混合した。反応の間、反応器内
の平均圧力は約3500psigであつた。この期間の
後、反応器を25〜30℃まで冷却しかつ排気し、そし
て液体反応生成物の混合物を回収し、.熱伝導度検知器
と通常ガスクロマトグラフイ一に使用される市販のポリ
スチレン樹脂が充填された1/8インチ×6フイートの
カラムとを備えた気相ガスクロマトグラフイ一により分
析した。その結果を第1表に示す。比較目的のため、上
記手順を用いて二つの比較試験を行なつたが、ただし比
較試験Aにおいては沃素を使用せず、また比較試験Bに
おいては臨界的量を越える量の沃素を使用した。
これら比較試験の結果をも第1表に示す。試験1〜4で
得られた結果は、本発明の改良方法が高エタノール変換
率と高メタノール選択率との両者においてメタノールと
水素と一酸化炭素とからエタノールを効果的に生成する
ことを示している。
これは、試験1〜4の結果を比較試験と比 工較すれば
容易に明らかとなる。すなわち、I:COモル比が臨界
的と判つた量より低い比較Aはエタノールに対する許容
選択率を示したが、メタノール変換率は低かつたのに対
し、I:COモル比が臨界的と判つた量より高い比較B
はメタノール変 乏換率が高かつたが、エタノールに対
する選択率は許容できなかつた。比較A及びBの結果は
、反応条件が本発明で規定された限界から外れると、高
☆!メタノール変換率と高エタノール選択率との両者が
得られず、他方試験1〜4においては両者が得られるこ
とを示している。例2 それぞれ例1に記載したと同じ手順を用いたが、第2表
に示した変化を伴つて一連の試験を行なつた。
各試験におけるI:CO比は、酢酸コバルト12ミリモ
ルと元素状沃素3ミリモルとを使用して0.5:1にし
た。反応生成物を例1におけると同様に分析しそして第
2表に示した結果はさらに本発明の改良方法の高メタノ
ール変換率における高エタノール選択率を示している。
比較実験A 例1に記載したものと同様な手順を用いたが、本発明の
改良方法において臨界的であることが判つた溶媒、温度
及び:CO比のパラメータのうち一つ若しくはそれ以上
を使用せずに一連の試験を行なつた。
各試験において、コバルト源は酢酸☆Yコバルトとしか
つ沃素源は元素状沃素としたが、試験1においては沃素
を使用しなかつた。その他反応条件を第3表に示す。各
試験の反応生成物を例1におけると同様に分析し、その
分析結果を第4表に示す。この実験の結果は、本発明の
方法を用いないと、通常全体的に貧弱な結果が得られた
ことを示している。
本発明の基本的概念は、三つのパラメータが規定の臨界
的範囲内に制御されかつ一緒に作用せねばならないとい
う知見である。この比較実験の結果は明らかにこのこと
を示している。表中に重質物として示した生成物は、た
とえば4個より多い炭素原子を有するアルヂヒド、エス
テル及びアルコールのような高分子量の酸化生成物であ
つた。
試験1においては、沃素促進剤と不活性溶媒とが存在せ
ず、メタノール変換率とエタノールに対する選択率とが
僅か約50%であつた。
試験2は本発明により特定した範囲内のI:COモル比
と温度とを用いて行なつたが、不活性溶媒を存在させな
かつた。
その結果は、メタノール変換率が高かつたにも拘らずエ
タノール選択率は低いものであつた。このことは、不活
性溶媒の存在が高メタノール変換率において高エタノー
ル選択率を達成するのに臨界的であることを示している
。試験3及び5においては、温度を本発明の特定範囲外
としさらに不活性溶媒を存在させなかつた。全ての場合
、メタノール変換率は高かつたにも拘.らず、エタノー
ル選択率は低か2た。試験6〜8は不活性溶媒と臨界範
囲内の:CO比七を含んだが、温度は本発明の範囲から
外れるものであつた。
その結果、メタノール変換率は高かつたにも拘らず、エ
タノール選択率は僅か数% (という無視しうるものと
なつた。このことぱ、高メタノール変換率において高エ
タノール選択率を達成するには、反応温度を臨界的範囲
内にせねばならないことを示している。試験9及び10
は不活性溶媒を含んだが、I: TCO比は臨界上限
値よりも高くかつ反応温度は臨界下限値よりも低いもの
であつた。
その結果、メタノール変換率は許容しうるものであつた
が、エタノールに対する選択率は無視しうるものとなつ
ノた。
第3表及び第4表における比較データの結果は、本発明
により必要とされることが判明した三つのパラメータの
臨界的関係を確認している。
すなわち、不活性溶媒と、0.1:1乃至4:1のI:
COモル比と、180℃より高く220℃までの温度と
を必要とすることである。これらの限定された臨界条件
の下において、メタノールと水素及び一酸化炭素との同
族体化反応の際高メタノール変換率とエタノール生成に
対する高選択率との両者が達成される。このデータは、
明らかに、これら条件から外れると両者を得ることがで
きないことを確認している。不活性溶媒の存在だけでは
、高メタノール変換率における高エタノール選択率をも
たらさない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1000〜10000psigの圧力かつ1:10
    乃至10:1のH_2:COのモル比にて、反応をコバ
    ルト及び沃化物イオンより本質上なる触媒系により触媒
    する、メタノールと水素と一酸化炭素との反応からエタ
    ノールを選択的に製造する方法において反応を180℃
    より高く220℃までの温度にてジオキサン、トルエン
    、テトラヒドロフラン、テトラエチレングリコールのジ
    メチルエーテル及び1・2−ジメトキシベンゼンよりな
    る群からの実質的に不活性の溶媒の存在下で沃化物対コ
    バルトのモル比を0.1:1乃至4:1とし且つ不活性
    溶媒対メタノールの容量比を0.5:1乃至100:1
    として行なうことを特徴とするエタノールの選択的製造
    方法。 2 温度が190°〜210℃である特許請求の範囲第
    1項記載の改良方法。 3 不活性溶媒を、存在するメタノールの容量に対し1
    :1乃至10:1の容量比で存在させる特許請求の範囲
    第1項記載の改良方法。 4 容量比が1:1乃至3:1である特許請求の範囲第
    3項記載の改良方法。 5 実質的に不活性な溶媒がジオキサンである特許請求
    の範囲第1項記載の改良方法。 6 沃化物対コバルトのモル比が0.5:1乃至2:1
    である特許請求の範囲第1項記載の改良方法。 7 コバルト−沃化物触媒系を、存在するメタノールの
    量に対し0.5〜25重量%の量で存在させる特許請求
    の範囲第1項記載の改良方法。 8 コバルト−沃化物触媒系を、存在するメタノールの
    量に対し1〜10重量%の量で存在させる特許請求の範
    囲第1項記載の改良方法。 9 コバルト源が酢酸コバルトである特許請求の範囲第
    1項記載の改良方法。 10 沃化物源が元素状沃素である特許請求の範囲第1
    項記載の改良方法。
JP56050696A 1980-04-09 1981-04-06 メタノ−ルからエタノ−ルへの選択的同族体化方法 Expired JPS5918372B2 (ja)

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BR (1) BR8102054A (ja)
CA (1) CA1154036A (ja)
DE (1) DE3166115D1 (ja)
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