JPS59183461A - 複合画像設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、画像の表示または領域設定方式に係シ、特に
異なる撮影装置で撮った画像を複数枚同時に表示し、互
いの対応領域を確認するのに好適な複合画像設定方式に
関する。

〔発明の背景〕

従来の複数画像表示方式では、異なった装置で撮った同
一部位の画像（例えば、Ｘ線ＣＴ、Ｉ’＋徂−ＣＴ、ポ
ジトロンＣＴ等）間では、マトリクスサイズ、画素サイ
ズの違い、あるいは位置づれ等によシ各画像間の対応位
置関係がわかシにくいという欠点があった。従って、医
師がある画像の特定の関心領域（患部等）を見い出し、
他の異なる種類の画像で、その対応領域を見たい時でも
、勘に頼る以外に方法がなかった。

の差違を補正し、各画像間の対応位置関係を自動的に表
示したシ、領域を設定する方式を提供することにある。

〔発明の概要〕

通常、異なる装置で撮影した画像間では、データのマト
リクスサイズ、画素サイズの違いや、平行移動、回転等
の位置づれのため、位置的な対応関係は不明である。そ
こで、本発明では、まず各２画像間で仕置合わせを行な
い、両画像間の座標変換式を設定する。これをすべての
組み合わせ、つまシ全画像数をＮとするとＮＣ２ケにつ
いて座標変換式を求めておく。

次に、医師あるいはオペレータが特定の画像上で関心領
域を指示した時に、上記で求めた座標変換式に従い対応
座標を求め、表示することができる。またメモリ領域内
の画像処理によシ関心領域を設定し他の画像の対応領域
を設定する場合も同様である。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を実施例によシ詳細に説明する。

説明をわかシやすくするためにここでは当初２枚の画像
を用いる場合について説明する。

第１図は、対応領域の指示、表示例を示している。画像
１１における関心領域１３を指定すると、画像１０にお
ける対応領域１２が表示される。

第２＝Ａ図は、両画像間の座標変換式を求める・　　　
　１例を示している。これは、画像１０における特徴点
、（ｕ＋、ｖｉ）が、画像１１のどの点（ｘ＋、ｙｔ）
に対応するかを人間が指定し、これら対応点の組（以下
基準点と呼ぶ）よシ最小二乗法により近似多項式の係数
を求めるやシ方でおる。以下、本処理内容の説明を行な
う。今、画像間の変換式を、’（Ｊ（ｘ＋、　ｙｔ）＝
ｕｔ ｌＸｉ＃　１）＝ＶＩ　　　　　　（１）式とすると、
近似多項式は、 ｕ　（Ｘ’ｓ　ｙ　’　）　”ΣΣ　ａ　＋１　ｘ　Ｉ
−１ｙｊ−１Ｌｔ　ｊ、１ （２）式 で表わされる。従って、最小二乗法では、よく知られて
いるように Σ　（Ｕ（ｘ＋、ｙｔ）−ｕ＋）２ １、−１ Σ　（ｖ（ｘｔｓｙ＋）−ｖｉ）” ｉ弓 （３）式 の値ｆ：最小にするという条件のもとで、（２）式の係
数を決定することになる。

両ｊｕ−ｕ像が比較的良く似ておシ、基準点が設定しや
すい場合には、上記に述べた方法によシ座標変換式を求
めることができるが、そうでない場合には別の方法を適
用する。以下に、第２−Ｂ図により１例を説明する。図
に示すように、本方式では処理に先立って画像の輪郭を
抽出しておく。今、輪　座標を、それぞれ（旧＊ｖ＋）
、（Ｘｊ、ｙｊ）とすると輪郭中心（Ｕ、Ｖ）、（Ｘ、
Ｙ）は、Ｕ＝＝Σｕ＋／ｎ＊　　（ｉ＝ｌ、２．−・・
・・・Ｉ”　Ａ）ム ■＝Σｖ＋／ｎＡ　（ｎ　　　　　　　）皿 Ｘ＝ΣＸｊ／ｎＢ７　　（ｊ＝ｘ、２．　・−−＋　ｎ
Ｂ　）で求めることができる。従って、（Ｕ、Ｖ）と（
Ｘ、Ｙ）のずれ菫を求め、一方の画像をシフトすること
によシ、画像中心を合わすことが可能である。

陶、これらの処理に先立って、必要に応じて画像間のマ
トリクスサイズの統一化、画素サイズに応じた拡大・縮
少を行なっておく。

次に、第３図により具体的なシステム構成を説明する。

今、比較すべき２枚の画像が画像メモリ３０．３１に入
っているものとする。先に述べた多項式近似法を例に説
明する。処理部３３では、ＣＲ’ｌｌ’ディスプレイ３
２上に上記ｉｉ！＋、ｉ　Ｉ’ｌメモリ３０または３１
のいずれかを歓示しつつライトベン３６によシ基準点座
標３８を入力し、多項式近似を行なって係数全算出する
。又、処理部３４では、ＣＲ，ｉ’ディスプレイ３５上
で上記画像メモリの内科より特定のものを表示しつつラ
イトベンにより関心領Ｖ、を指定し、３３より取り込ん
だ多項式係数を用いて対応する領域の座標値を計算し表
示する。通常、画像メモリには複数組の画像が格納さｔ
’しているので、上記処理部３３と３４の処理は、１１
１２列に行なうことが可能である。

以」二述べた手順の処理フローを第４図によシ説ＩＪＩ
Ｊする。

（１）ステップ４０；比較すべき値数画像をディスプレ
イに表示する。

（２）ステップ４１；画像中の基準点を抽出する。

（３）ステップ４２；多項式近似を行ない係数を算出す
る。

（４）ステップ４３；特定の画像において関心領域を設
定する。

（５）ステップ４４；ステップ４２で求めた係数を使用
し、ステップ４３で設定された関心領域の対窓領域を各
画像毎に計算する。

（６）ステップ４５；ステップ４４で求めた対応領域を
表示する。

以上、比較すべき画＠をディスプレイに表示しつつシイ
トペンで基準点座標を入力する場合を説明したが、基準
点座標を別途ディスプレイまたはキーボードで入力して
おく方式も可能である。また画像の関心領域はメモ１Ｊ
３０，３１内の画像を処理部３３で処理して自動的にし
必ずしも表示しないで自動処理することも可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、異なる装置で撮影した画像、もしくは
時間を隔てた画像間の位置関係を正確に把握することが
できるため、医師等が腫瘍等の関心領域の画像間相互位
置関係を知ることができ、情報を総合的に有効利用出来
るため診断に有用である。またこの種画像合成の自動化
および診断、患部検知の自動化等にも有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の概要説明図、第２図は本発明画像間
位置関係の算出過程の説明図、第３図。 第４図は、それぞれ本発明の詳細な説明するためのシス
テム構成図、および処理フローを示すブロック図である
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の画像を記憶する手段と、該複数の画像のうち
   少くも２つの画像間の位置合せおよび座標変換を行なう
   手段と、１つの画像について関心領域を設定する手段と
   を有し、該関心領域に対応する他の画像の領域を自動的
   に設定することを特徴とする複合画像設定方式。