JPS5918237A - ガスタ−ビンエンジンの制御装置 - Google Patents

ガスタ−ビンエンジンの制御装置

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JPS5918237A
JPS5918237A JP12759982A JP12759982A JPS5918237A JP S5918237 A JPS5918237 A JP S5918237A JP 12759982 A JP12759982 A JP 12759982A JP 12759982 A JP12759982 A JP 12759982A JP S5918237 A JPS5918237 A JP S5918237A
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misfire
ignition
gas turbine
turbine engine
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JP12759982A
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Mitsuhiko Ezoe
江副 光彦
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Nissan Motor Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/26Starting; Ignition

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用2軸ガスタービンエンジンの制御装置
に関し、特に失火防止の技術に関するものである。
従来の自動車用2軸ガスタービンエンジン(以F単にガ
スタービンと記す)の制御装置としては、例えば特開昭
52−47113号等がある。
自動車用のガスタービンは、他の応用分野での使用状況
と異なり、負荷変動が大きい、部分負荷での運転が多い
、運転者が熟練者でない等の特質があり、更に低燃費、
高加速性1、エンジンブレーキが効く、操作が容易で安
全である等が必要とされる。
上記のように自動車用のガスタービンては、使用者がガ
スタービンについての尋問知識を有しない場合が多いの
で、燃焼器が失火した場合に、再着火のだめの適切な処
置を行々うことか期待出来ない場合が多い。
そのだめ従来のガスタービンの制御装置においては、失
火を生じやすい運転状態、たとえば加速時や減速時にお
いても失火に至らないように、十分に余裕をもった運転
特性を設定したり、空燃比の変動が少なくなるように制
御する構成となっていたので、運転性能や燃費が悪くな
るという問題があった。
また従来の装置においては、何らかの原因で失火気味に
なっても、特に燃焼を取戻す制御を行なうようには構成
されていないので、燃料中の気泡や一過性の不具合から
失火気味になったときでも、そのまま失火に至る確率が
高かった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであ
り、一過性の不具合等で失火気味になったときに、失火
に至らすことなく正常な燃焼に回復させることの出来る
制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明においては、点火装置
を始動時以外の時にも作動出来るようにしておき、また
ガスタービンが失火気味になったことを検出する手段を
設け、失火気味になったとき点火装置を作動させること
によって失火を防止するように構成している。
また本発明においては、失火気味に々つだとき点火装置
を作動させると共に燃料を増量することによって失火を
更に確実に防止するように構成している。
まだ本発明においては、失火気味になった回数を計数し
、その値が所定運転時間内に所定値以上になると警報を
発するように構成している。
寸だ本発明においては、失火気味と判定して点火装置を
作動させ、かつ燃料を増量したにも拘らず失火に至った
場合は、その失火した回数を計数し、その値が所定運転
時間内に所定値以上になった場合は始動を禁止するよう
に構成することにより、他の原因たとえば故障によって
失火を繰返した場合に、無駄な再始動をさせないように
している。
以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を適用するガスタービンの概略図である
第1図において、コンプレッサタービン2は、コンプレ
ッサ軸6を介してコンプレッサ1を駆動する。このコン
プレッサ1は図示していない空気取入口から空気を吸い
込んで圧縮し、熱交換器5に送り込む。この熱交換器5
で予熱された空気は燃焼器6に流入する。この燃焼器乙
には図示していない燃料噴射弁から燃料が噴射される。
この燃料は熱交換器5で予熱された空気と共に燃焼する
燃焼することで熱せられたガスは、まずコンブレノザタ
ービン2を駆動して回転させる。コンプレッサタービン
2を回転させたガスは、可変ノズル8を介してパワータ
ービン7も回転させ、熱交換器5を通り、コンプレツサ
1から吸入した空気を温めた後、大気に放出される。パ
ワータービン7は、パワータービン軸9を介して変速ギ
ア1oを回転させ、駆動軸11を通じて負荷である車輪
12を駆動する。
次に第2図、第6図を用いてガスタービンの制御につい
て説明する。
第2図は閉ループ制御の概念図である。
第2図において、16はガスタービン本体である。閉ル
ープ制御は、まず目標回転数設定器14で、主に回転数
の要求値であるアクセルの踏み量によりl]標回転数を
決め、その目標値に対応した燃料値をコントローラ15
で演算し、燃料噴射弁を含む燃料系16を駆動してコン
プレッサタービン(図示せず、第1図の2)を回転させ
る。この回転数は回転センサ17で検出され、前述の目
標回転数との偏差を演算され、偏差が零になるよう一方
、目標温度設定器18は、回転数に応じて最も効率が良
くなるように予め定めた目標温度値を、関数発生器によ
って発生し、出力する。この目標温度値に従ってコント
ローラ19が制御信号を出力し、可変ノズル20(第1
図の8に相当)の開度な制御する。
この可変ノズル20の開度も、前記の燃料系と同様に、
ガス温度センサ21で検出した実際の温度(例えば燃焼
器の出口温度)と目標温度値との偏差が零に々るように
フィードバック制御される次に第6図は、第2図で示し
だ概念図をより具体的に示した図である。
第3図において、N、1は始動開始直後の目標回転数を
与える信号、N、は始動直後等における低回転のアイド
ル時の目標回転数をJjえる信号であり、スイッチSW
1によっていずれか一方が選択され、−次遅れ回路22
を通って加算器26へ送られる。
まだN は上記N  、N  より高いアイドル時33
        51     82の目標回転数を与
える信号であり、ACはアクセルペタル開度に対応した
目標回転数を与える信号である。これらの信号N53、
ACもそれぞれスイッチSW2、SW3を介して加算器
26へ送られる。
これらのスイッチsw、−5w3は運転状態に応じて開
閉するようになっている。
上記の信号は、加算器26で加算されたのち、最大回転
数を定めるリミッタ24を通り、目標回転数信号S1 
として偏差検出回路25へ送られる。
偏差検出回路25は、回転センサー7から送られる実回
転数信号S と上記目標回転数信号S1との偏差に対応
した偏差信号S3を出力する。
最小値優先回路26は、後述する温度の偏差信号S8と
上記の偏差信号S、とのうちの小さい方を最小値信号S
4として出力する。
)) I l)回路27は、最小値信号S4に比例した
値積分した値及び微分した値をそれぞれ加算して制御信
号S5を作る。
この制御信号S5は、スイッチSW4を介して駆動回路
29に送られる。駆動回路29は制御信号S5に対応し
た駆動信号S7を出力し、それによって燃料噴射弁60
を駆動して目標回転数にするのに必要な量の燃料をガス
タービン13に供給する。
なおスイッチSW4は、通常運転時はPID回路27側
に接続されているが、始動時には一定時間のあいだ始動
時燃料設定回路28側に切換えられる。
始動時燃料設定回路28は、始動時に適した燃料噴射量
を与える信号S6を出力する。この信号S6の値は、温
度やその他の運転パラメータに応じて定められる値であ
り、始動開始時点からの経過時間に応じて変化するよう
になっている。
一方、温度制御は、可変ノズル67の開度を制御するこ
とによって行なう。
まず関数発生器61は、実回転数信号S2の値に応じて
、予め定められた関数に従った目標温度信号を算出し、
それに大気温度′Po等による補正を加えた目標温度信
号S9を出力する。この目標温度信号S、はオペアンプ
62を介して出力される。
目標温度信号S9は、最大温度を定めるリミッタ6ろを
通って偏差検出回路64に送られる。
偏差検出回路64は、ガス温度センサ21から送られる
実温度信号”10 (ガス温度に対応した値)と上記の
リミッタ3乙の出力との偏差に対応した偏差信号S8を
出力する。これが前記の最小値優先回路26に送られる
捷だ目標温度信号S、は、偏差検出回路35にも送られ
、ここで実温度信号S1oどの偏差に対応した偏差信号
S11が検出される。
この偏差信号”11は、スイッチSW5を介して駆動回
路66に送られる。
駆動回路36は、偏差信号S11に対応した駆動信号S
12を出力し、それによって可変ノズル37の開度が制
御されて、ガス温度が目標温度と一致するように制御さ
れる。
なお゛V刊、は加速時、T比、は減速時、STはスター
ト時、REはサージングを回避する時に、可変ノズル3
7の開度をそれらの状態に適合した特定の位置に制御す
るだめの信号であり、それぞれの場合にスイッチSW6
〜SW9のうちの該当するものがオンになって、必要な
信号が駆動回路3乙に送られる。なおこの時はスイッチ
SW5はオフになる。
なお、第1図のコンプレッサ1の人口に可変案内翼を設
け、コンプレッサ1に入る空気に適当な旋回を与えるこ
とにより、コンプレッサの同一回転数における燃料消費
を減少させ、アイドリング時の燃費を向上させることも
行なわれている。
次に、第4図は本発明の一実施例のブロック図であり、
第3図と同符号は同一物を示す。
第4図において、マイクロコンピュータ68はCPtJ
39、入出力装置40、RAM41及びI(,0M42
から構成されている。
また圧力センサ46はコンプレッサ(第1図の1)の出
口の圧力P。に対応した電圧の信号S15を出力し、圧
力センサ44はコンプレッサの人口の圧力P、に対応し
た電圧の信号S16を出力するなお圧力センサ46と4
4は、例えば第5図に示すごとく、コンプレッサ1のフ
“rン47の下流部(出[」)と上流部(入口)とに設
ければ良い。
また点火装置45は、燃焼器(第1図の6)に設けられ
た点火プラグと高電圧を発生する点火回路とから構成さ
れており、マイクロコンピー−タロ8から点火信号S1
7が与えられると点火動作を行なう。
また表示装置46は、ランプ、発光ダイオード又はブザ
ー等であり、マイクロコンピュータ38から与えられる
表示信号”18に応じて作動する。
マイクロコンピー−タロ8は、実回転数信号S2、実温
度信号S1o、信号S15、S16及び図示しない各種
の運転状態を示す信号を入力し、所定の演算を行なって
回転数制御信号S13、温度制御信号S 及び点火信号
S17を出力し、燃料噴射量、4 可少ノズル開度及び点火を制御してガスタービン16を
制御し、壕だ表示信号S18を出力して表示装置46に
必要な表示を行なわせる。
本発明の基本的思想は、ガスタービンが失火気味になっ
たことを検出して点火装置を作動させることにより、点
火を防止するものである。
従来の失火を検出する方法としては、燃焼器にのぞき窓
を設け、フォトトランジスタ等で燃焼炎を検出するもの
、燃焼炎内にイオン電極を挿入して燃焼時に発生するイ
オンを検出するもの、コンプレッサの入口と出口の圧力
比から判断するもの等がある。しかし、いずれの場合も
完全に失火と判断するためには時間がかかり、また判定
レベルの設定が難しく、まだのぞき窓の汚れや電極の汚
れ等のため長期にわたって精度良く判断するのは困難で
あった。
しかし本発明の場合は、完全に失火したことを精度良く
判断する必要はなく、失火気味であることを判断すれば
良いのであるから、いろいろな方法を適用することが出
来る。
失火気味になったものと判断することが出来る。
上記の圧力P。、Piは、第5図に示すように、コンプ
レツサ1のファン47の下流(出口)に設けた圧力セン
サ46と上流(入口)に設けた圧カセンザ44とによっ
て検出する。
また失火気味判断の回路は例えば第7図のように構成す
る。
ずなわち、Po、PIに対応した電圧値の信号” 1 
”になる。
である。
であるが、何らかの原因で下降して6を割ったあたりが
失火気味を示す。そしてそのまま下降して失火に至った
のがへ曲線、自然に復帰して正常に戻ったものが8曲線
、本発明で点火することにょつて正常に復帰したものが
C曲線である。
上記のように、失火気味になったときに点火してやれば
、確実かつ急速に正常状態に復帰させることが出来る。
以下本発明の制御について説明する。
第8図は本発明の制御の一実施例を示すフローチャート
である。
第8図において、まずPlでエンジンを始動する。
この始動制御及びその後の通常運転時の制御は前記第6
図の説明と同様である。すなわちマイクロコンピータ3
8が、実回転数信号S2、実温度信号S1oやその他の
エンジン運転状態を示−を信号を入力し、必要な演算を
行々つで回転数制御信号S13と温度制御信号S14と
を出力し、それによって燃料噴射弁30と可変ノズル5
7とが制御される。その制御の内容は第6図の説明と同
様であるので説明を省略する。
またマイクロコンピュータ68は、始動時には点火信号
S17を出力し、それによって点火装置45を作動させ
て点火を行なわせる。
であると判定する。
P でNOの場合はP2に戻り、モニタを継続する る。
一方、P でYESの場合はP4へ行き、所定時ろ 間のあいだ点火装置を作動させる。
次にP5で再びP2と同様のエンジン運転状態のモニタ
を行ない、その結果からP6で失火気味がる二 P6でY ESの場合は、上記の所定時間内であっでも
点火を打切ってP2に戻り、エンジン状態のモニタを継
続する。
一方、P6でNOの場合、すなわち所定時間点火を行な
っても回復しなかった場合はP7へ行き失火と判断し、
P8で再始動を行なってP2へ戻る。
なおP8の再始動は、P7で失火を検出したときに自動
的に再始動するように構成しても良いし、又は失火を表
示(第4図の表示装置46を作動)し、それによって運
転者に始動操作を行なわせるように構成しても良い。
次に、前記P4の点火制御について説明する。
従来、始動時の点火は、1〜2I−Hz程度の周波数で
行々われでいる。しかし本発明における点火は、出来る
だけ早く失火を回復させるため、点火装置の性能が許す
かぎり早い周波数(一般に3〜5 Hz程度)で点火す
ることが望ましい。
ただ、ガスタービンにおける点火は、−回の点火エネル
ギーが0.5〜2l程度と非常に大きな値であるだめ、
点火回数をあ捷り多くすると、バッテリの消費量が大き
くなり、また点火プラグの寿命が短くなるという問題が
ある。
そのだめ、点火初期は低い周波数(1〜2l−1z )
で点火し、それで点火しなければ次第に周波数を大きく
して単位時間当りの点火エネルギーを増加させるように
構成すれば、電力消費量を節約すると共に点火プラグの
寿命を延し、しかも確実に点火させることが出来る。
なお点火装置45を制御する点火信号S17は、直接に
マイクロコンピー−タロ8から出力するように構成して
も良いが、始動用(周波数1〜211Z)と失火気味時
の点火用(周波数6〜5Hz)との二つの発振器を備え
、マイクロコンピュータからの制御信号によって何れか
の発振器を作動させ、その出力信号で点火装置を駆動す
るように構成しても良い。
寸だガスタービンの点火回路は、通常、低電圧(5kV
程度)高エネルギー(0,5〜2J程度)の(,1)■
装置(Condensor Discharge Ig
nitor )を用いているが、通常のガソリンエンジ
ンに用いられている点火コイル型の点火装置で点火エネ
ルギーを大きくしたものを用いても良い。
−またP4で点火を行なう所定時間は一定時間でも良い
が、失火気味の状態に応じて予めROM42に記憶させ
ておいたデータに従って決定するように構成しても良い
この場合、失火気味の程度が著しい程、点火時間を長く
する。ただし失火の原因(燃料が長く途切れている場合
等)によっては、長時間点火を続けても、電力消費が増
大するだけで無意味であるから、一定時間で打切るよう
にした方が良い。
次に、第8図のP4において、前記の説明では失火気味
のとき単に点火装置を作動させる場合を例示したが、P
4の括弧内に記載しであるように点火装置を作動させる
と共に燃料噴射量を増加させるように構成しても良い。
このように失火気味のときに点火と同時に燃料増量を行
なって混合気を濃くしてやれば、失火回復をより確実に
行なうどとが出来る。
次に、第9図は本発明の制御の他の実施例を示すフロー
チャートである。
第9図の実施例は、第8図の実施例にP9〜P11を追
加したものである。
すなわち、前記P6でYESの場合には、P、で失火気
味になった回数nを計数する。この計数値は所定運転時
間毎又は所定走行距離毎に消去されろ。
次にPloで1.nが所定値mに達したか否かを判定し
、Y ESの場合はPllへ行って要点検の表示を行な
う。この表示は第4図の表示装置46で行なう。
失火気味になる原因が一過性のものではない場合、例え
ば燃焼器の劣化、不具合等の場合は1.心火によって失
火気味が回復しても、すぐに壕だ失火気味になる事が多
く、それを繰返す事がある。
この様な場合には、第9図に示すように、運転者にその
旨を表示して、点検の必要があることを警告すれば、本
格的な故障を未然に防止することが出来る。
次に、第10図も本発明の制御の他の実施例を示すフロ
ーチャートである。
第10図の実施例は、失火気味のときに点火と燃料増量
とを行なったにも拘らず失火した回数を言1数し、その
値が所定運転時間又は所定走行距離内に所定数に達した
場合には、次の始動を禁止するように構成したものであ
る。
これは短い間に何度も失火するのは、燃焼器や燃料系統
等が不具合々事が多いので、始動を繰返しても無意味な
ためである。才だ短時間に始動を繰返すと、燃焼器に未
燃の燃料が残って混合気が過濃になりすぎ、始動不能に
なってしまうこともある。
第10図において、P7で失火と判定した場合は、P1
2で失火回数Nを計数し、その値を不揮発性メモリ(ノ
ンボラRAM又はバノテリバノクアノプのRAM等)に
記憶する。
この記憶値は、所定運転時間毎、所定走行距離毎又は運
転者の操作するスイッチによって消去される。
次にPI3で、失火回数Nが所定値M(2〜6程度)に
達しだか否かを判定し、NOの場合はP14で自動的に
再始動してP2に戻る。
PI3でYESの場合は、”15へ行って再始動を禁止
し、P16でその旨を表示する。この表示は第4図の表
示装置46で行なう。
なお」−記のP13〜P16は、失火の場合に自動的に
再始動する制御の場合であり、失火した場合に運転者が
手動で再始動するものの場合は、Pl。で終りになり、
P13〜P16はなくなる。
次にガスタービンを始動する場合(初めての始動及び失
火後の再始動を含む)、Pl 7で運転者が始動スイッ
チをオンにしても、直ぐには始動を開始せず、まずP1
8で前記の不揮発メモリに記憶しておいた失火回数Nを
読み出す。
次にPl9で、失火回数Nが所定値Mに達したか否かを
判定し、NOの場合はPlへ行ってエンジンを始動する
。P1以降は第8図と同じである。
一方、Pl9でYESの場合はP2oへ行って始動を禁
止し、P21でその旨の表示を行なう。
なおP12の不揮発性メモリの記憶値を、運転者が操作
する外部スイッチによって消去出来るように構成してお
けば、緊急時には上記スイッチを操作することにより、
失火回数NがM以上であっても始動を行なうことが出来
る。
捷だ、これまでの説明においては、一つの一点火装置を
始動用と失火気味時の点火用とに共用する場合を例示し
たが、二つの点火装置を備えてそれぞれの用途専用にす
れば、電力消費や点火プラグの寿命の点で有利になる。
まだ二つの点火装置を備え、始動時には一方のみ、失火
気味時には両方を作動させるようにすれば、失火をより
確実に防止することが出来る。
まだマイクロコンビーータを用いた制御において、本発
明のような失火防止制御は、失火気味を検出したことを
割込み条件として割込み処理を行なえば、コンビーータ
を効率良く働かせることが出来る。
以上説明したごとく本発明によれば、失火気味を検出し
、その場合に点火装置を作動させるように構成したこと
により、一過性の不具合等で失火気味になったときに、
失火を防止して正常な燃焼に復帰させることが出来る。
また失火気味になったときに点火装置を作動させると共
に燃料増量を行なうことにより、失火防止の信頼性をよ
り一層向上させることが出来る。
まだ失火気味になった回数が所定時間内に所定値以上に
なったときは警報を発するように構成したことにより、
燃焼器等の不具合を早期に検出することが出来る。
また点火装置の作動と燃料増量とを行なったにも拘らず
失火した回数が所定時間内に所定値以上になったときは
、始動を禁止するように構成したことにより、故障によ
って失火を繰返した場合に無駄な再始動を繰返させない
ようにすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するガスタービンの一例図、第2
図は閉ループ制御の概略のブロック図、第6図は閉ルー
プ制御の詳細なブロック図、第4第10図はそれぞれ本
発明の制御の実施例を示すフローチャートである。 符号の説明 1・・・コンプレッサ 2・・・コンプレッサタービン 6・・・コンプレッサ軸  5・・・熱交換器6・・・
燃焼器      7・・・パワータービン8・・・可
変ノズル    9・・・パワータービン軸10・・・
変速ギア    11・・・駆動軸12・・・車軸  
     16・・・ガスタービン本体14・・・目標
回転数設定器 15・・・コントローラ   16・・・燃料系17・
・・回転センサ   18・・・目標温度設定器19・
・・コントローラ   20・・・可変ノズル21・・
・ガス温度センサ 22・・・−次遅れ回路23・・・
加算器     24・・・リミッタ25・・・偏差検
出回路  26・・・最小値優先回路27・・・I) 
I D回路 28・・・始動時燃料設定回路 29・・・駆動回路    60・・・燃料噴射弁61
・・・関数発生器   62・・・オペアンプ66・・
・リミソタ 64.65・・・偏差検出回路 66・・・駆動回路    67・・・可変ノズル38
・・・マイクロコンヒーータ 69・・・CP U       40・・・入出力装
置41・・・I(、AM       42・・・RO
M43.44・・・圧カセンザ 45・・・点火装置    46・・・表示装置47・
・・ファン      48.49・・・演算増幅器5
0・・・割算器     51・・・比較器代理人弁理
士 中村純之助 1P1図 N’ 2図 1’4図 十6図 オフ図 iF8図 オ9図 r。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ガスタービンエンジンにおいて、失火気味に
    なったことを検出する第1の手段と、始動時以外にも作
    動可能な点火装置と、失火気味になったとき所定時間内
    で燃焼が回復するまで上記点火装置を作動させる第2の
    手段とを備えたガスタービンエンジンの制御装置。 (2)上記第1の手段は、コンプレッサの出口の圧力P
    。を検出するセ/すと、入口の圧力P1を検に失火気味
    と判定するものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のガスタービンエンジンの制御装置。 (6)上記第2の手段は、上記点火装置の点火の周期を
    、始動時における点火の周期より短くするように構成し
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のガスタービンエンジンの制御装置。 (4)上記第2の手段は、上記点火装置の点火の周期を
    、点火開始時から時間の経過に従って次第に短くするよ
    うに構成したものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のガスタービンエンジンの制御装置。 (5)上記第2の手段は、点火装置を作動させる所定時
    間の長さを、失火気味の程度に対応して変化させるよう
    に構成したものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第3項又は第4項記載のガスタービンエンジン
    の制御装置。 (6)  ガスタービンエンジンにおいて、失火気味に
    なったことを検出する手段と、始動時以外にも作動可能
    な点火装置と、失火気味になったとき所定時間内で燃焼
    が回復するまで上記点火装置を作動させると共に燃料供
    給量を増加させる手段とを備えたガスタービンエンジン
    の制御装置。 (7)  ガスタービンエンジンにおいて、失火気味に
    なったことを検出する手段と、始動時以外にも作動可能
    な点火装置と、失火気味になったとき所定時間内で燃焼
    が回復するまで上記点火装置を作動させると共に燃料供
    給量を増加させる手段と、失火気味になったとき点火と
    燃料増量を行につだにも拘らず失火した場合にその失火
    した回数を計数する手段と、上記の回数が所定運転時間
    又は所定走行距離内に所定値に達した場合に始動を禁止
    する手段とを備えたガスタービンエンジンの制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63267836A (ja) * 1987-04-23 1988-11-04 Hitachi Ltd ガスタ−ビンの2段燃焼器運転方法

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