JPS5917755Y2 - 係留式ブイ - Google Patents

係留式ブイ

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Publication number
JPS5917755Y2
JPS5917755Y2 JP1976030328U JP3032876U JPS5917755Y2 JP S5917755 Y2 JPS5917755 Y2 JP S5917755Y2 JP 1976030328 U JP1976030328 U JP 1976030328U JP 3032876 U JP3032876 U JP 3032876U JP S5917755 Y2 JPS5917755 Y2 JP S5917755Y2
Authority
JP
Japan
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buoy
mooring
chain
ring
rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976030328U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52122690U (ja
Inventor
昌一 柏谷
Original Assignee
竹安 猪三郎
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Filing date
Publication date
Application filed by 竹安 猪三郎 filed Critical 竹安 猪三郎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、引込み係留式杆状ブイの改良に関する。
引込み係留式杆状ブイは、設置位置より船出、ふれまわ
りが少なく、かつ、波浪による動揺が少ないことですぐ
れた標識効果を持つことで最近標識用ブイとしてすぐれ
ていることがようやく認められてきた。
これまでの本形式のブイは浮標杆の下端を沈錘に球状結
合部等を介してユニバーサルに直結式に結合するもので
あった。
従って水深に対する許容度は全くなく、設置位置の正確
な水深の測定、地盤のヘドロ等の堆積状態、沈錘に対す
る地盤の耐圧力、サンドウェーブがある場合には設置位
置がサンドウェーブの山にあたるか谷にあたるか等の極
めて精密な事前調査が必要であり、その費用も莫大なも
のであった。
従って設置時には設置予定位置に極めて正確にセットす
る必要があり、設置のための設備および作業に高額の費
用を要した。
このように用意周到にしても実際の設置時に計画水深ど
おりにいかず、深すぎて灯火が低くなるため付近に正規
の水深位置を探しても見つからず、標体を改造する等の
大工事になることもあった。
また設置後数ケ月〜1年もたつと沈錘が沈下してしまい
灯火が低くなり標識効果が減退し、位置を移し変えるこ
とが必要になることがあり、また、工事用のブイの場合
、工事の進展によりブイの位置を移動する必要がしばし
ば生じる。
位置を移動することは即ち水深が変ることであり、ブイ
本体を改造する必要がしばしば生じていた。
本考案はかかる欠点を簡単な装置で改良したものであり
その実施例を添付の図面について詳述する。
浮標杆1の途中には浮力体3を設けるが、該浮力体3は
水中に引込み係留することにより絶えず水中に在らしめ
、もってブイの浮力を強力ならしめ、浮標杆1を可及的
に傾斜させない(すなわち浮標杆1ができるだけ垂直状
態に保持される)ようにしてブイのふれ回りをできるだ
け防止する。
浮標杆1の下端には係留環1aが設けてありこれにシャ
ックル5を定着し、さらにこれにスイベル4を緊着する
スイベル4は第2.3図に詳示するようにリング状の本
体4aとその下部に設けた孔4b内に挿入する頭付きの
ピン4Cから成り、該ピン4Cは本体4aの孔4b内に
おいて回転可能である。
スイベル4のピン4Cの外端部はリング状となっている
浮標杆1と海底Gの沈錘2とを連結する係留鎖7は、ブ
イの設置場所の計画水深より長目とし、その上端の鎖環
と上記スイベル4のピン4Cのリング部分とをシャック
ル6を介して連結する。
また、係留鎖7の下部にあっては、第1図に示すように
、係留鎖7を構成する数多の鎖環のうちブイの設置場所
の水深に落したところにある鎖環〔図面では7a)をシ
クツクル8を介して沈錘2に設けた係留環2aに連結す
る。
鎖環7aよりも下側の係留鎖余長部7bは同図に示すよ
うに沈錘2や海底G上に横たえておく。
このように、本考案による引込み係留式杆状ブイは、浮
力体3を絶えず水中に在らしめ、その浮力を強力ならし
めて浮標杆1を垂直状態に保持するようにしたものであ
って、このブイと沈錘とは係留鎖によって接続されてい
るから、海上でのブイの設置作業を容易に行うことがで
き、特に係留鎖はブイの設置場所の計画水深より少し長
目としてあって、係留鎖の下部にあっては係留鎖を構成
する鎖環のうちブイの設置場所の水深に適したところに
ある鎖環をシャックルを介して沈錘と連結できるから、
たとえ計画時の水深と変ることがあってもその水深に応
じてブイと沈錘間の微調整をきわめて容易に行って設置
することかできる。
また、一旦設置したブイを他の場所へ設置し直す場合に
、係留鎖と余長部があるため水深に対する適応性があり
特に便利である。
また、実施例のように係留具中にスイベル4を用いれば
、浮力体3などの上体部がたとえ船などからの接触を受
は軸心を中心として回動することがあっても、スイベル
4のピン4Cが本体4aの孔4b内において自由に回転
するから、結局係留具は捻回することがなく、係留鎖が
切断して失うことがない。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案による引込み係留式杆状ブイの実施例
を示すもので、第1図はその使用状態の立面図、第2図
はスイベルだけの拡大正面図で、その一部を切欠断面し
て示す、第3図はその中央縦断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 海底G上に沈めた沈錘2と浮力体3を有する浮標杆1の
    下端とを係留鎖7で連結し浮力体3を水中に引込み絶え
    ず海中に在らしめて浮標杆1を垂直状態に保持するよう
    にし、該係留鎖7の上端はシャックルを介して浮標杆1
    の下端に設けられた係留環1aに連結し、該係留鎖7を
    構成する鎖環のうちブイの設置場所の水深に適したとこ
    ろにある鎖環7aをシャックル8を介して沈錘2に連結
    し、該鎖環7aより下側に係留鎖余長部7bを有するこ
    とを特徴とする引込み係留式杆状ブイ。
JP1976030328U 1976-03-13 1976-03-13 係留式ブイ Expired JPS5917755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976030328U JPS5917755Y2 (ja) 1976-03-13 1976-03-13 係留式ブイ

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JP1976030328U JPS5917755Y2 (ja) 1976-03-13 1976-03-13 係留式ブイ

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JPS52122690U JPS52122690U (ja) 1977-09-17
JPS5917755Y2 true JPS5917755Y2 (ja) 1984-05-23

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JP1976030328U Expired JPS5917755Y2 (ja) 1976-03-13 1976-03-13 係留式ブイ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3667239A (en) * 1970-04-30 1972-06-06 Texaco Inc Anchor for buoyant marine structures
JPS4849184A (ja) * 1971-10-25 1973-07-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3667239A (en) * 1970-04-30 1972-06-06 Texaco Inc Anchor for buoyant marine structures
JPS4849184A (ja) * 1971-10-25 1973-07-11

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JPS52122690U (ja) 1977-09-17

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