JPS5917500Y2 - 扇形トリベの保持装置 - Google Patents
扇形トリベの保持装置Info
- Publication number
- JPS5917500Y2 JPS5917500Y2 JP453782U JP453782U JPS5917500Y2 JP S5917500 Y2 JPS5917500 Y2 JP S5917500Y2 JP 453782 U JP453782 U JP 453782U JP 453782 U JP453782 U JP 453782U JP S5917500 Y2 JPS5917500 Y2 JP S5917500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- support frame
- shaped
- ladle
- trimmer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は扇形トリメの保持装置に関するものである。
従来、扇形トリメを用いて注湯作業を行うには、トリメ
の後部を保持して傾動する方法があるが、1〜リベの重
量が増大すると後部だけでは支えきれない欠点があった
し、又、トリメを直接傾動装置に連結すると、溶湯の熱
が伝わって変形し、トリメの回転軸心がずれてしまう欠
点があった。
の後部を保持して傾動する方法があるが、1〜リベの重
量が増大すると後部だけでは支えきれない欠点があった
し、又、トリメを直接傾動装置に連結すると、溶湯の熱
が伝わって変形し、トリメの回転軸心がずれてしまう欠
点があった。
又、トリメを支持枠で支持し、この支持枠を傾動装置に
連結すれば、熱による変形が少なく、スムースに傾動出
来るが、溶湯の補給を容易にするため、トリメを支持枠
に着脱可能に取付けて、この支持枠を傾動させて注湯作
業を行う場合に、トリメがスリップを起こして注湯作業
が出来ない欠点があった。
連結すれば、熱による変形が少なく、スムースに傾動出
来るが、溶湯の補給を容易にするため、トリメを支持枠
に着脱可能に取付けて、この支持枠を傾動させて注湯作
業を行う場合に、トリメがスリップを起こして注湯作業
が出来ない欠点があった。
本考案はかかる従来の欠点を除去し、扇形トリべの少な
くとも後方に設けた連結部と、この連結部を収容する支
持枠の軸受部とに周方向に係合するため、いずれが一方
に凸部を設け、他方に該凸部と係合する凹部を設けるこ
とによりトリメと支持枠との周方向を固定し、このトリ
メを傾動させる場合に、該トリメがスリップすることな
く支持枠と一体に回動して溶湯作業を行うことが出来る
ようにしたものである。
くとも後方に設けた連結部と、この連結部を収容する支
持枠の軸受部とに周方向に係合するため、いずれが一方
に凸部を設け、他方に該凸部と係合する凹部を設けるこ
とによりトリメと支持枠との周方向を固定し、このトリ
メを傾動させる場合に、該トリメがスリップすることな
く支持枠と一体に回動して溶湯作業を行うことが出来る
ようにしたものである。
本考案の実施例を図面により説明すると、1は扇形トリ
メ2を装着する台車で、レール3,3上に移動可能に載
置し、この台車1に、扇形トリメ2を着脱自在に装着す
る支持枠4を傾動可能に取付ける。
メ2を装着する台車で、レール3,3上に移動可能に載
置し、この台車1に、扇形トリメ2を着脱自在に装着す
る支持枠4を傾動可能に取付ける。
この支持枠4は連結板5の両端に側面板6.7を互いに
対向するように固着し、この側面板6,7の中央上部に
それぞれU字状の前受部8及び後受部9を固着し、更に
この後受部9には、回動装置(図示せず)に連結するた
めの連結部10を設ける。
対向するように固着し、この側面板6,7の中央上部に
それぞれU字状の前受部8及び後受部9を固着し、更に
この後受部9には、回動装置(図示せず)に連結するた
めの連結部10を設ける。
更にこの後受部9の中央にトリメの回転軸方向に合致さ
せて保合部11を設けである。
せて保合部11を設けである。
尚、1aは扇形トリメの前側に位置する注湯部側をガイ
ドするため、略半円状に装着した軸受部で、前記支持枠
4の前受部8を空転可能に軸承する。
ドするため、略半円状に装着した軸受部で、前記支持枠
4の前受部8を空転可能に軸承する。
2は扇形トリメで、偏心した回転軸心上の前方に位置さ
せた注湯部21と、同回転軸心上の後方に固定部22を
設けてあり、この固定部22の下面に、扇形トリメの回
転心と同一方向に凹部23を設ける。
せた注湯部21と、同回転軸心上の後方に固定部22を
設けてあり、この固定部22の下面に、扇形トリメの回
転心と同一方向に凹部23を設ける。
尚、支持枠の中間−側上部に固定片15を装着し、油圧
シリンダ16の作動により、この固定片15を時計方向
に回転させ、この支持枠4に取付けた扇形トリメの一壁
面に密着し、扇形トリメを支持枠4に固定させるもので
ある。
シリンダ16の作動により、この固定片15を時計方向
に回転させ、この支持枠4に取付けた扇形トリメの一壁
面に密着し、扇形トリメを支持枠4に固定させるもので
ある。
第7図は第2実施例を示したもので、扇形トリメの固定
部22′の下側に、該トリメの回転方向と平行に凸部2
3′を設け、この固定部22を収容する支持枠の後真部
9′に凹条11′を設けて両者を合致させても、扇形ト
リベの支持枠を傾動させる場合、スリップすることなく
、スムーズに傾動させることが出来る。
部22′の下側に、該トリメの回転方向と平行に凸部2
3′を設け、この固定部22を収容する支持枠の後真部
9′に凹条11′を設けて両者を合致させても、扇形ト
リベの支持枠を傾動させる場合、スリップすることなく
、スムーズに傾動させることが出来る。
而して、扇形トリベ2の注湯部21は支持枠4の前受部
8に支持され、又、後方に位置する固定部22は支持枠
の後受部9に支持される。
8に支持され、又、後方に位置する固定部22は支持枠
の後受部9に支持される。
この場合、後受部9と支持枠4とは、係合部11と凹部
23又は、凸部23′と凹条11′とで周方向に係止さ
れるので、この支持枠4を傾動すれば、扇形トリベ2も
共に傾動する。
23又は、凸部23′と凹条11′とで周方向に係止さ
れるので、この支持枠4を傾動すれば、扇形トリベ2も
共に傾動する。
又、支持枠後方の固定部22は回動装置(図示せず)に
連結し、又、支持枠の前方に設けた前受部21は台車1
に設けた軸承部1aに回転可能に軸承されるので、この
支持枠4は前後を両持式に支持されながら傾動するので
、傾動回動はスムーズに行なわれる。
連結し、又、支持枠の前方に設けた前受部21は台車1
に設けた軸承部1aに回転可能に軸承されるので、この
支持枠4は前後を両持式に支持されながら傾動するので
、傾動回動はスムーズに行なわれる。
図中、30は扇形トリベ2を吊上げる場合に使用する支
持アームである。
持アームである。
以上の如く、本考案は台車1に傾動可能に取付けた支持
枠4を両持式に支持し、且つこの支持枠4に着脱自在に
装着した扇形トリベ2を単に収容するだけで、他に何ら
の操作をする必要はなく、この支持枠と扇形トリベとを
回転方向に固定させるので、支持枠を介して扇形トリベ
をスムーズに傾動させることが出来るし、又、溶湯を収
容するトリベは支持枠を介して回動可能に軸承しである
ので、トリベが熱変形して回転センターがずれても、こ
のトリベは支持枠の回転センターを中心に回動するので
、正確な注湯作業を行なうことができるし、又、作業者
は安心して能率的に注湯作業を行うことが出来る。
枠4を両持式に支持し、且つこの支持枠4に着脱自在に
装着した扇形トリベ2を単に収容するだけで、他に何ら
の操作をする必要はなく、この支持枠と扇形トリベとを
回転方向に固定させるので、支持枠を介して扇形トリベ
をスムーズに傾動させることが出来るし、又、溶湯を収
容するトリベは支持枠を介して回動可能に軸承しである
ので、トリベが熱変形して回転センターがずれても、こ
のトリベは支持枠の回転センターを中心に回動するので
、正確な注湯作業を行なうことができるし、又、作業者
は安心して能率的に注湯作業を行うことが出来る。
その上、この支持枠の前受部は台車の軸受部に支承され
ると共に、後方の後受部は回動装置に連結されて支承さ
れているので、偏奇することなく、両持式に支持されて
いるので、スムーズに傾動することが出来る。
ると共に、後方の後受部は回動装置に連結されて支承さ
れているので、偏奇することなく、両持式に支持されて
いるので、スムーズに傾動することが出来る。
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図は全体の
正面図、第2図は扇形トリベを傾動させた状態の正面図
、第3図は支持枠の正面図、第4図は第3図A−A線方
向断面図、第5図は扇形トリベの一部欠截側面図、第6
図は扇形トリベの固定部と支持枠とが周方向に係止した
状態の要部断面図、第7図は他の実施例に於ける第6図
と同状態の要部断面図である。 1は台車、2は扇形トリベ、8,9は前後受部、11は
保合部、11′は凹条、21は注湯部、22は固定部、
23は凹部、23′は凸部。
正面図、第2図は扇形トリベを傾動させた状態の正面図
、第3図は支持枠の正面図、第4図は第3図A−A線方
向断面図、第5図は扇形トリベの一部欠截側面図、第6
図は扇形トリベの固定部と支持枠とが周方向に係止した
状態の要部断面図、第7図は他の実施例に於ける第6図
と同状態の要部断面図である。 1は台車、2は扇形トリベ、8,9は前後受部、11は
保合部、11′は凹条、21は注湯部、22は固定部、
23は凹部、23′は凸部。
Claims (1)
- 台車に前後部を回動可能に軸受させる支持枠の前後部に
存する前受部及び後受部に、扇形トリメの注湯部及び固
定部を収容すると共に、この扇形トリメと支持枠とを支
援枠の回転方向に対して扇形トリメを固定させるように
軸受することを特徴とする扇形トリメの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP453782U JPS5917500Y2 (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 扇形トリベの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP453782U JPS5917500Y2 (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 扇形トリベの保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58111163U JPS58111163U (ja) | 1983-07-29 |
JPS5917500Y2 true JPS5917500Y2 (ja) | 1984-05-22 |
Family
ID=30017382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP453782U Expired JPS5917500Y2 (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 扇形トリベの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917500Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-01-19 JP JP453782U patent/JPS5917500Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58111163U (ja) | 1983-07-29 |
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