JPS5917379Y2 - 粉粒体の球状化装置 - Google Patents

粉粒体の球状化装置

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JPS5917379Y2
JPS5917379Y2 JP11758579U JP11758579U JPS5917379Y2 JP S5917379 Y2 JPS5917379 Y2 JP S5917379Y2 JP 11758579 U JP11758579 U JP 11758579U JP 11758579 U JP11758579 U JP 11758579U JP S5917379 Y2 JPS5917379 Y2 JP S5917379Y2
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JP
Japan
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powder
hot air
granular material
furnace
granules
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JP11758579U
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JPS5634531U (ja
Inventor
正道 尾崎
Original Assignee
日立金属株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、粉粒体の球状化装置に係り、特に合成樹脂な
どの熱可塑性の物質を含む電子写真や静電記録に用いる
トナーの如き粉粒体を球状化する装置に関するものであ
る。
粉粒体の流動性を良くする目的で、微粉砕した粉粒体を
加熱することにより、球状化することが行なわれている
従来から、この球状化処理方法としては、種々のものが
提案されている。
例えば、炉壁周囲に赤外線発生機を取り付け、赤外線発
生機による熱線加熱ゾーンを通過させる方法がある。
この方法だと、赤外線発生用のパネルを炉壁面に取り付
ける必要から、炉の形状を角型にせざるをえなく、この
角型だと下から吸引した場合、炉断面の流速が不均一に
なりやすく乱流が生じゃすいものである。
このため、上から分散降下された粉粒体の粒子相互の接
触する回数が多くなり、粒子と粒子とが接触溶着して粒
成長を起し、粉砕前の粒子より大きくなる欠点がある。
本考案は、上記の欠点を解消したもので、粒径が均一な
粉粒体の球状化装置の提供を、その目的とするものであ
る。
本考案の特徴は、熱可塑性の物質を含む粉粒体を球状化
する装置において、球状化用の熱風中へ粉粒体を螺旋状
に案内する螺旋通路を有するノズルを設けた粉粒体の球
状化装置にある。
本考案に係る粉粒体の球状化装置を、図面に示す実施例
に基づいて説明する。
第1図は、一実施例に係る粉粒体の球状化装置の開披縦
断面要部を含む暗示構成図、第2図は、該装置のノズル
取り付けを示す、第1図のA−A矢示横断面図、第3図
は、ノズルの正面図である。
第4図は、他の実施例に係る粉粒体の球状化装置のノズ
ル取り付けを示す要部の開被縦断面図、第5図は、第4
図のB−B矢示横断面図である。
まず、第1図ないし第3図において、1は、ブロア、2
は、熱風発生装置で、ブロア1は、大気を熱風発生装置
2に送り込むものである。
3は、ウィンドボックス、4は、テ゛イストリピユータ
で、例えば鋼球の層からなり、熱風を整流するためのも
のである。
5は、球状化用で、5aは、この球状化用5の加熱ゾー
ン、5bは、冷却シー ンである。
この球状化用5の形状は、炉断面各部を通過する熱風の
流速を均等にし、乱流をおこさないために円筒状にした
ものである。
6a、6b、6Cは、それぞれノズルで粉粒体を供給す
るものである。
第1図、第2図に示す実施例では、このノズル6a、6
b、6Cは、球状化すべき粉粒体を、球状化用5の下方
に噴出するように、下向きに曲げられて球状休炉5内に
設けたものであって、その位置は、ノズル6a、6b、
6Cがら噴出した高速の粉粒体が互に干渉しない位置で
、球状休炉5の中心部からのほぼ同心円−ヒに複数個設
けたものである。
そして、これらノズル6a、6b、6cは、それぞれ第
3図に示すように、球状化すべき粉粒体を螺旋状に案内
する螺旋通路7を設けたものである。
この、螺旋通路7は、ノズルの先端に行くにつれて、そ
の通路が縮少され、また、その半径も縮少されるもので
ある。
そして、先端部8でこの通路は、若干外向きに曲げられ
ているものである。
9は、ホッパー、10は、流動分散タンク、11は、空
気圧縮機で、流動分散タンク10は、粉粒体をノス゛ル
5a、6b、5cに供給するものである。
12は、冷却ゾーン5bに設けた冷却用空気取入[1,
13は、冷却用空気の調整ダンパー、14は、サイクロ
ンで、このサイクロン14は、球状化処理後の粉粒体を
捕集するものである。
15は、貯留箱、16は、吸引用ブロア、17は、集塵
機である。
いま、ブロア1により吸引された大気は、熱風発生装置
2を通過することにより、適度に加熱され熱風となって
巾インドボックス3に入る。
ウィンドボックス3に入った熱風は、例えば鋼球の層か
らなるテ゛イストリピユータ4により整流されて、円筒
状の球状休炉5内に、その上方がら吹き下すように吹き
出される。
一方、ホッパー9に挿入された粉粒体は、流動分散タン
ク10に降下し、空気圧縮機11の押圧作用によりノズ
ル6a、6b、6Cに送出されるものである。
、ノズル6a、6b、6Cに送出された粉粒体は、その
螺旋状の螺旋通路7を通過するとき、激しい縮流となっ
て流れた後、先端部8から速い速度で分散されるもので
ある。
これにより、粉粒体は、均一に熱風中へ分散し粒子同士
が接触することなく、均一 に球状化された粉粒体とな
ることができるものである。
さらに、加熱ゾーン5aで熱風気流により、粒子表面が
溶かされて球状化し、表面が粘着性を帯びるので、加熱
処理後、粒子相互が接触し粒成長する前に冷却してやる
必要があるため、冷却ゾーン5bが必要となり、この冷
却ゾーン5bには、冷却用空気取入口12が設けである
冷却用空気量の調整は、調整ダンパー13により行うも
のである。
以上説明したように、上記の構成に係るものは、少なく
とも、熱可塑性の物質を含む粉粒体を球状化する装置に
おいて、熱風を球状休炉の上方部がら吹き下す手段を設
けるとともに、その熱風中に球状化すべき粉粒体を球状
休炉へ下向きに供給する手段と、この下向きに供給する
にあたって、粉粒体を螺旋状の通路を通過させることに
より、激しい縮流として流し、通路の先端部がら速い速
度で熱風中に分散させるノズル手段を複数個設けた粉粒
体の球状化装置に係るものということができる。
なお、本考案において、熱可塑性の物質とは、エポキシ
樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂
、等の合成樹脂である。
そして、その構成により、熱風と粉粒体とは、いずれも
方向性をもって球状休炉・\導入されるので乱流を起す
ことがなく、また、粉粒体を激しい縮流とし、ノズル先
端部より速い速度で熱風中へ分散させるので、粉粒体粒
子相互の接触が避けられ、粒径が均一な粉粒体を得るこ
とができるものである。
しかして、第4図、第5図に示す他の実施例に係るもの
は、前記の実施例におけるノズル6a。
6b、6Cについて、球状化すべき粉粒体を、球状休炉
5の円周方向下向きに噴出するように、球状休炉5内に
設けたものであって、その位置は、前記第1図、第2図
に示す実施例と同様に、ノズル6a、6b、6Cから噴
出した高速の粉粒体が互に干渉しない位置に、球状休炉
5の中心部からのほぼ同心円上に複数個設けたものであ
り、同等の効果を奏するものである。
以上述べたように、本考案によれば、総合して粒径が均
一な粉粒体の球状化装置を得ることができ、実用的効果
の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る粉粒体の球状化装置
の開被縦断要部を含む暗示構成図、第2図は、該装置の
ノズル取り付けを示す、第1図のA−A矢示横断面図、
第3図は、ノズルの正面図である。 第4図は、他の実施例に係る粉粒体の球状化装置のノズ
ル取り付けを示す要部の開被縦断面図、第5図は、第4
図のB−B矢示横断面図である。 5:球状休炉、6a、 6b、 6C:ノズル、7:螺
旋通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性の物質を含む粉粒体を球状化する装置において
    、熱風を球状化用の上方部から吹き下す手段と、該熱風
    中に球状化すべき粉粒体を該球状化用の下向きに分散さ
    せる螺旋状の通路を有するノズル手段を設けたことを特
    徴とする粉粒体の球状化装置。
JP11758579U 1979-08-27 1979-08-27 粉粒体の球状化装置 Expired JPS5917379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11758579U JPS5917379Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 粉粒体の球状化装置

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JP11758579U JPS5917379Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 粉粒体の球状化装置

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Publication Number Publication Date
JPS5634531U JPS5634531U (ja) 1981-04-04
JPS5917379Y2 true JPS5917379Y2 (ja) 1984-05-21

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ID=29349805

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JP11758579U Expired JPS5917379Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 粉粒体の球状化装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4685022A (en) * 1985-05-10 1987-08-04 Square D Company Ground fault circuit interrupter capable of deriving energy from ground fault current in order to achieve circuit interruption in the presence of a reduced supply voltage

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JPS5634531U (ja) 1981-04-04

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