JPS59172887A - 固体撮像装置の駆動方法及びその回路 - Google Patents

固体撮像装置の駆動方法及びその回路

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JPS59172887A
JPS59172887A JP58047124A JP4712483A JPS59172887A JP S59172887 A JPS59172887 A JP S59172887A JP 58047124 A JP58047124 A JP 58047124A JP 4712483 A JP4712483 A JP 4712483A JP S59172887 A JPS59172887 A JP S59172887A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は固体撮像装置に係り、特・に高感度化゛に好適
な固体撮像装置の駆動方法及びその回路に関する。
〔発明の背景〕
半導体基板上に光電変換素子をアレイ状に設。
けた固体撮像装置は、従来の真空管撮像装置に比べ大き
さ2重量、消費電力、焼付け、残像。
寿都、安定性の点で有利であり、脚光を浴びている。一
方、垂直スメアなどの固体撮像装置性。
有の問題も生じている。特に垂直スメアは、真。
空管撮像装置では全く発生しなかったにせ信号。
であり、重要な問題である。
現在製品化されている固体撮像装置は、MOS形、CP
I)形、CCD形の3釉類である。(例えば・(固体カ
ラーカメラの現状と動向、テレビジョン学会誌第65巻
第3号参照。)このうちCPD形ではフォトダづオード
上の°信号電荷を垂直信号・1線Vr、絖出す前に、垂
直信号線上の垂直スミア電荷を外部へ掃出してしまうこ
とにより、容易に垂直スミアを抑圧することができる。
(実開昭56−7s364号参照)以下このような垂直
スミアを抑圧したCPD形固体撮像装置の従来例を第1
図〜第3図を用いて説明する。
第1図は垂直スミア掃出し回路付CPD形固体。
撮像装置の一例である。1はフォトダイオード。
2は垂直スイッチング用MO8)ランジスタ、5゜は垂
直信号線、9は水平走査用電荷移送素子(例えば埋込チ
ャンネル形CCD )で、1水平走査期間に垂直信号線
数の2倍以上の画素を転送し・得るものである。垂直信
号線3と電荷移送素子(以下CTDと略す)9の間はM
OS )ランジスタ4〜8から成る結合部で結合してい
る。尚、本明細書で用いるIvOSトランジスタは説明
の便宜上すべてルチャンネルとする。トランジスタ5は
デプレション形であり、容量として用いる。
10は垂直走査回路であり、具体例は[安藤他:・MO
8形固体撮像索子用低雑音走査回路、テレビ(ジョン学
会1980年金l大会予稿集25ベージ」を参照I貝い
たい。走査回路10の出力は垂直ゲート緋11に、接続
している。
水平帰線期間に、まず垂直信号線上の不要室。
荷(垂直スメア、プルーミングなど)をトランジスタ7
を介してBD(プルーミング掃出しドレ。
インの意)に掃出し、その後指定のラインのフォトダイ
オード1上の信号を垂直信号線3に読出し、トランジス
タ8を介してCTD9に読出す。
通常この動作を2回(り返し、2ライン分の信号なCT
D 9に転送する。次の水平走査期間で。
C’l’D 9を走査してビデオ信号を得る。2ライン
′同時読出しは本発明と直接関係はないが単板カラーカ
メラの高画質化に有効である。
第2図に具体的な駆動パルスの従来例を不す。
同図(a)はフォトダイオード1からeTD 9まで信
号を転送する1つの径路を示す等価回路図である。CP
dはフォトダイオード容Jl t Cvは垂直信号線容
量、C4はトランジスタ5のゲート容量H1はCTD 
9を駆動するクロックの1つである。
同図(b)が駆動パルス例である時間区分t1〜t。
までが水平帰線期間の中にある。時間t、でC4上の内
部バイアスをCvに注入しζバイアスと共にC,上の不
要電荷を効率よ<C4に転送する。時間t2でBDから
定電圧的にバイアスを04まで注入する。注入と同時に
不要電荷はBDに掃出される。
その後バイアスをBDに掃出す。時間t2ではトランジ
スタ4(T3)はオフしているので、この時。
間に指定のラインのVGをオンさせてCPd上の信号電
荷をCvに読出す。時間t、でC4上の内部バイ1アス
を再びCvに注入し、バイアスと共にCv上の信号電荷
を効率良<C4に読出す。時間t4では。
CTD 9からバイアスをC4まで注入し、バイアスと
共にC4上の信号電荷を効率良(CTD9に読出・す。
時間t、ではeTD、 9中の情報を1画素分先に進め
る。時間t6〜t9では時間1.−1.で行なった・処
理をくり返す。ただし指定のラインは1つずらす。例え
ばVGパルスのうち実線で示したものが第1図中のVG
rLパルスだとすれば、点線で示したVGパルスは第1
図中のVGn十、パルスに相当1する。
このようにCvからC4,C4からCTD 9への電荷
転送においてバイアスを用いているのは転送効率を上げ
るためである。−般に容量Cから、ノ(イアスミ荷Bと
共に小信号電荷を、チャネルコンダクタンスβの飽和領
域のMOS )ランジスタを介して時間τで転送する場
合、非転送効率εは次式で表わされる。
ε=(1+農τ)−2・・・(1) 従って転送効率を上げるためにバイアスを用いるの4常
とう手段となっている。尚(1)式はテーリング領域を
考慮していない点で実験データと誤差が生じるが、以下
の定性的な説明においでは(1)式の簡単な形の方が便
利である。
さて(11式から転送効率が容量Cに敏感である゛こと
が判る。垂直信号線容量Cvは数PFであり、他の容量
(Lp 1 zO−05pド、(−4zo 、i p 
F )と比べ・極端に太きい。従ってCvから効率良く
電荷を軒送するために、転送時間τとトランジスタのβ
値に実用上の制限がある以上バイアス量Bを犬きくする
必要がある。このとき、この従来例で用いている内部バ
イアス法が有効である。内部バイアス法の場合、Cvか
らC4への転送に用いるバイアスはCvと04との間を
往復するだけで他の経路を通らないため、バイアス量B
をいくら大きくしてもCTD 9のダイナミックレンジ
を減じることはない。又掃出しと読出しとで駆動パルス
がバランスしておればりからC4への転送過程ではFP
N (固体パターン雑音)は生じない。
以下、垂直スメアの抑圧効果について説明する。掃出さ
れずに読出されてしまう垂直スメアは次の2種類である
。1つは掃出し時の転送効率が悪いことによるもの、も
う1つはCvカらの掃出しが終了してからC0からの読
出しが終了するまでの間に垂直信号線3に混入するもの
である。1水平期間(約64μ5)に対する掃出されな
い時間(t2 +ts 十t? +ta )  の割合
をαとし、CvfJ)らC4への非転送効率を61とす
ると、掃出しによる垂直スメア低減率Rは、 ■(=εv(1−α)十α    ・・・ (2)で表
わされる。尚C4からBDへの掃出しの効率はほぼ10
0係であり、これを仮定した。(2)式より、転送効率
を良くし、かつ転送時間を短くできれば垂直スメアはい
くらでも抑圧できることが判る。ただしく1)式に示す
ように転送効率を良くすることと、転送時間を短くする
こととは相反する関係にあり、第1図の固体撮像装置で
は低減率Rがo、1(−2odB )にもならないのが
現状である。この点を改良した従来例の固体撮像装置を
第3図に示す。第3図の従来例が第1図の従来例と異な
る点は、エンノ・ンスメント形〜団トランジスタ20と
デプレション形NiO8)ランジスタ21から成る反転
直路22を設け、その入力を垂直信号線6に接続し、そ
の出力をトランジス1り4のゲートに接続した点である
。駆動タイミングも第2図(A)のT6パルスをVDに
印加し、■Sは接地し、その他は第2図(b)と同じで
ある。
反転回路付加の効果を簡潔に述べれば、利得(−a)の
反転回路を設けることにより、Cvが等測的に(v/(
1+G)に見えるという点である。
(11式から反転回路付加の転送効率向上への寄与は絶
大で、短時間で効率良く電荷転送を行なう・ことができ
、(2)式で示す垂直スメア低減率も0゜(−2odB
 )を楽にクリアすることができる。か一つ、ランダム
雑音をも低減できる。
さて、以上説明したように、CPD形固体撮像装置では
垂直スメアの掃出しと、内部バイアス法、反転回路付加
による加速転送法の採用によ・り大幅な画質、感度Ω向
上が見込まれ、はとん。
どの性能項目においてMO8形固体撮像装置を上回るこ
とが期待できる。一方CCD形固体撮像装置では、残像
と垂直スメアの問題の他、単板かラーカメラにおいては
垂直方向の色フィルタ配・置が荒くなるという欠点があ
り、画質の点ではMOS形、 CPD形に劣るものの、
感度は両者より優れている。感度を制限する要因をCP
D形と。
CCD形で比較すると、CCD形の場合は水平転送。
用CCD(本件明細書でCTD 9に相当するもの)で
発生するランダム雑音だけであるが、CPD形では、(
、”TD 9で発生するランダム雑音の他に結・合部で
発生するランダム雑音、FPN ’+シェープ・インク
がある。フォトダイオードの開口率は。
CPD形の方が約2倍大きいので、結合部で発生する上
記の雑音を減じて、トータルの雑音量をCCD形の2倍
以下にできれば、CPD形はほとんどすべての点でCC
D形より高性能となる。
以下結合部で発生するランダム雑音、 FPN 。
シェーディングを説明する。主たるランダム雑。
音はCvからC4への電荷転送過程で発生する。
第4図に、第2図Ch’)と同じ時間スケール上でC上
のランダムな電荷揺らぎ’lr 、ex +・・・を示
す。
トランジスタ4がオフしている間(t2 yt4 It
11’ ?tヮ、t9)はCv上の電荷に変化はない。
又、Cvから04への転送効率が充分良い場合はqr 
tq++ +・・・は互いに無相関である。電荷揺らぎ
’ls’+’lts・・・を生じる主たる原因は第1図
の装置と第3図の。
装置で異なり、前者ではトランジスタ4のチャンネルで
発生する熱雑音、後者では反転回路22で発生してトラ
ンジスタ4のゲートを揺さぶるノンダム雑音である。い
ずれの場合も第4図の形で表現できる。t3の読出しに
おいては(qs−qt )の雑音電荷が読出され、t、
の読出しにおいては(q594)の雑音電荷が読出され
る。電荷揺らぎqr sqt 、・・・のrms値をq
nとすると、1画素あたりのランダム雑音電荷のγme
値は1/2qnとなる。
C4からCTD 9又はBDへの電荷転送におけるラン
ダム雑音が無視できるのはCvに比べC4が充分小・さ
いためである。
FPNは逆にC4からCTD9及びBDへの電荷転送′
)において発生する。CvからC4への電荷転送では、
駆動パルス波形が掃出しと読出しとで異なる場合に発生
するものと、後に述べるシェーディングの力°ラムごと
のばらつきによるものの2・種類あるが、前者は駆動の
バランスに注意を払5えば解決するし、後者はシェーデ
ィング自身を。
成る程度小さく押さえなければならないので、。
そのばらつきは無視できる。C4からの電荷転送。
では以下の2種類のFPNが発生する。1つはバイアス
電荷の注入ばらつきJに起因するものである。例えばC
TD 9のバイアス電荷は、例えば。
ポテンシャル平衡法などによってCTD 9に注入した
ものであり、原理的にばらつかないが、結。
合部へ注入するときに141ゲートの形状ばらつきなど
により注入ばらつきを生じる。CTD 9からすべての
バイアスが結合部に注入できれば注入ばらつきは無いが
、Hlは結合部の方向へは流れにくい(水平方向のW/
Lを大きく設計する)ため、どうしても完全注入できず
、注入ばらつきを生じる。注入ばらつき、鴎がいくらあ
ってむそれをすべてCTD 9に戻すことができればF
PNを生じない。注入ばらつき油のうち、結合部に残っ
てしまう分がFPNとなる。1画素あたりのFPN%−
i“荷は、C4からCTD 9−\の非転送効率を84
として、ΔB、ε4で表わされる。掃出し時のバイアス
注入ばらつきも同様にPPNを引起こす。もう1つのF
PNはトランジスタ6の分岐に関するものである。卯2
5図はトランジスタ5〜8のゲートを上から見たときの
模式図である。トランジスタ6のゲートは図中に示すよ
うに途中を細くして、この部分だけで電流制御ができる
ように設計するが、それでもどうしてもCTD 9側と
BD4i’ljlとで電流の流れ方が異なり、実効的な
しきい電圧が異なってしまう。このしきい電圧の差Δ■
tはトランジスタ6のパラメータばqつきによりばらつ
く。このばらつきを1nVt 、又C4のばらつきを△
C4とすると1画素あたり(△C4△■t−I−C4M
Vt)のFPN電荷が発生する。
シー−ディングは垂直ゲート線11の時定数が長いこと
により発生する。垂直ゲート線11は、現状の技術では
ポリシリコンを用いているため、7aSオーダーに近い
時定数を持つ。従って垂直ゲート線の左端で仮に第2図
CL)のVGパルスに示。
すような理想的なパルス波形であったとしても、右端で
は鈍ってしまって次の読出し時間t、でも1まだ応答が
完全VCは静まらない。垂直ゲート線・11と垂直信号
線3はクロスして、かなり大きな結合があるためゲート
線11の変動がt、あるいはt8の読出し時間に読出さ
れ、水平方向のシェー・ディングとなる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来例のCPD形固体撮像装
置の感度制限要因を抑圧し、高感度の・CPD形固体撮
像装置の駆動方法及びその回路を・提供することにある
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明においては・光電変換
素子上の信号電荷を垂直信号線に転送・する前に、垂直
信号線上の不要電荷を外部へ掃出す手段を有するCPD
形固体撮像装置においてに被写体照度、あるいは垂直ス
メアが一定のレベル以下となったときに不要電荷の掃出
しをやめることとする。
本発明者の検討によれば、BGパルスをローワ・ベルに
して掃出しをやめると、前記した感度側。
限要因が大幅に抑圧できる。まずこの現象につ。
いて説明する。
ランダム雑音は掃出しをやめることにより少。
くともxdB 、視感度補正を考えるとそれ以上域。
少する。これを第4図を再び用いて説明する。
トランジスタ7を常時オフして掃出さないとき第4図の
タイミング図においてt4の時間にCTD9に読出され
るランダム雑音は゛(qs−qI>であり、t、の時間
にeTD 9に読出されるランダム雑音は(9593)
である。ここで両者に負の相関が生じる点が重要で、こ
の2画素はフォトダイオードアレイ上で同じ水平位置に
あるため・最終的な輝度信号としてはこの2画素は同じ
水・平位置で加算して出力する。従って2画素で雑音電
荷が(qsq+)となり、rms値は、/吊。
1、画素あたりの雑音電荷はrmz値で9nとなる。
掃出しする場合に比べて3dBランダム雑音が減少する
。更に掃出ししない場合には垂直方向にも負の相関をも
つ。1水平周期(H)後に読出される輝度信号2画素あ
たりの雑音電荷を(q、!q+’ )とおくと’76=
91’の関係にある。このとき垂直方向のランダム雑音
スペクトラムが三角状となり、視感度補正分が大きくな
る。(即ち目立ちにくくなる)以上を定式化して表現す
ると、掃出しありのときの輝度のランダム雑音パワース
ペクトル密度を3=1とすると、掃出しなしのときのパ
ワースペクトル密度S′は簡易な・計算により以下のよ
うに表わされる。
S′ げ) −5in2πf / fh    ・+3
1ここにfh = /14−15icHz  である。
第6図VC8とS′を示す。Nは整数である。SとS′
の差はパ・ワー的にはsdB’ 、即ち測定値ではsd
Bの差しか・生じないが、S′がピークとなっている(
N++)fhの周波数は垂直方向では250TV本に相
当し高い周波数である。一方S′がゼロとなっている。
Nfhの周波数は垂直方向のOTV本に相当し低い周波
数である。従ってローパス型の視感度補正をかけるとS
とS′の差は3dB以上になる。もっとはっきり、くし
形フィルタを入れてしまえばSとS′の差は゛明確にな
り、帰還率K = o、sの(し形フィルタ付の場合S
とS′の差はTi6dBとなる。くし形フィルタについ
ては後で実施例の。
ところで詳述するが、第6図にSとS′にに:0.5の
くし形フィルタをかけた場合のグラフも示す6尚今まで
の説明はフォトダイオードが基盤の目状に泊交配列して
いる場合についてのものだが゛1ラインごと゛に半絵素
ピッチずらす所謂絵素ずらしタイプのフォトダイオード
アレーについて。
も、若干劣るが、同様のランダム雑音低減効果を得るこ
とができる。FPNとシェーディングは掃出しをしない
ときは全く発生しない。トラン・ジスタロの分岐に起因
するFPNについては、分岐の片側のパスしか電荷が通
らないのであるか・ら当然ゼロになる。又バイアス注入
ばらつきΔBによるFPNについても、ΔBの読残し分
ΔB、ε4の電荷はどこにも掃出されず、そのうちCT
D 9に戻ってくるので、あるから、結局FPNは発生
しない。シェーディングについても、暗いときには1回
目のCvからの読出しく時間t3)が終った・時点と、
2回目のCvからの読出しく時間’a )が終った時点
では、1本の垂直信号線についていえばCv上の電荷は
ランダム雑音以外は全く同じはずであり、結合部でのシ
ェーディングは生じ・ない。
以上まとめると田パルスをローレベルニシテ掃出しをや
めることによりFPNとシェーディングは無くなり、ラ
ンダム雑音は3dB以上抑圧す・ることかできる。ただ
し常に掃出しをやめるの・では垂直スメアの問題が再び
生じて画質劣化を招(。本発明の髪点は垂直スメアに比
べて感度の方が厳しい場合に自動的にあるいは手動で掃
・出しをやめる点にある。以下どのような場合に・垂直
スメアの性能を劣化させても感度アップ或・いは低雑音
化を図るべきかについて論じる。普通のビデオカメラの
場合以下の2つの場合が感2度の方を優先したい場合で
ある。すなわち、(1>平均値として暗いとき、(2)
コントラスト比が少なくて対垂直スメアのS/Nが良い
ときである。・+11のとき、あるいは(1)かつ(2
)のとき掃出しをやめるカメラ設計が考えられる。感度
向上の観、点。
からは、とにかく平均値として暗くなる、即ち被写体照
度が下がった場合に掃出しをやめるのが良いが、全体に
暗くてもろうそ(のあかりと。
か螢光灯のひかりが混入する場合には垂直スメ。
アが極端に目立って画質を大きく損ねる。この。
ようなケースに対処するため掃出しなしのときの垂直ス
メアの量によっては上記(2)の条件を考・慮する必要
も生じる。
第7図に一般的な信号利得制御曲線を示す。
横軸は被写体照度で、通常画面中央部の平均的な信号量
(輝度信号平均値)により検出する。
被与体照度が標準照度a(例えば輝度S’/ Nが・4
sdBとなる照歴)以上ではアイリスを絞ることにより
出力信号レベルを一定にし、α以下ではアイリスは全開
で、αから最低被写体照度b(例えば輝度S / N 
35dBとなる照度)までの間ではAGCをはたらかせ
て出力信号レベルをあまり下げないようにする。b以下
の被写体照度ではAGCを最大利得のまま一定とし、こ
れ以上雑音・が増加しないようにする。このような信号
利得制御曲線を有するビデオカメラに無掃出しによる感
度向上策を盛込むと以下のようになる。照度CとC′を
α≧c’>c≧6 なる条件下で定め被写体照度がC以
下となったときに掃出しを*め、その次にC以上となっ
たときに掃出しを行。
なう。掃出しする/しないは2値的な変化であ・す、こ
のようにヒステリシスを持たせないと切・換点近辺で動
作が不安定になる。なおこの場合・図中点線で示すよう
に掃出しなしのとiの最低・被写体照度b′までAGC
の利得を上げ続けること−ができるのは明白である。
第8図にモニタ画面上で被写体照度を検出す・る部分を
斜線で示す。このように画面の上下の・絵柄は無視する
のが通例である。特に画面上部には空がはいる場合が多
いが、通常空は撮像の1対象物に比べて明るく、空の信
号も含めて被写・体照度を検出してアイリスとAGCを
制御すると対象物が暗くなり過ぎる場合が多い。従って
画・面上端は、被写体照度検出の際に幅広く無祝す・る
のが良い。尚被写体照度の検出法としては、単に第8図
中の斜線部181の輝度信号の平均値。
をとるだけでなく、成る程度ピーク値も考慮し。
た値を用いる場合が多い。この詳細は後で実施例のとこ
ろで説明する。180はモニタのプラウ。
ン管である。
さて、前記したように暗い画面でも垂直スメアを抑圧し
なければならない場合がある。特に第8図に示したよう
に画面中央の映像情報だけによってアイリスとAGCを
制御するのが普通であるから、例えば画面上端に螢光灯
が映っている場合などは垂直スメアが大きく目立つ。従
って垂直スメアの量を直接あるいは間接的に検出して、
場合によっては暗い画面でも掃出しを行なわねばならな
い。垂直スメアを直接検出するには垂直ブランキング期
間の信号を用いる(特願昭54−126870号参照)
。垂直ブランキング期間の信号は垂直スメア信号そのも
のであり、これを適当なローパスフィルタを通した後ピ
ーク、検波して垂直スメアの情報を得る。検出精度を上
げたいときは数H(水平)期間トランジスタ8をオフさ
せて、その期間の垂直スメア情報を垂直信号線3あるい
は結合部に蓄積してから読出せば良い。垂直スメア量を
間接的に検出する方法としては、画面全体のコントラス
ト比を。
検出するか、一定レベル以上の白の面積を検出。
する方法がある。いずれの場合も、垂直スメア量もしく
は対垂直スメアS/Nで掃出しあり/なしを制御すると
きは、制御にヒステリシスを持たせる必要があることは
言うまでもない。
次に静止画カメラへ応用する場合を考える。
通、常の静止画カメラでは従来のメカ静止画カメラと同
様に受光面にシャッターを設ける。シャッターを閉じて
後信号を読出すため、最初の1ラインで垂直スメアが読
出されてしまい、その後のラインでは垂直スメアは完全
にゼロとなる。
従って静止画カメラへ応用する場合は常に掃出しはしな
い。
次にストロボカメラへ応用す・る場合を考える。・スト
ロボカメラとは垂直ブランキング期間の−・期間だけス
トロボをたいて、その−瞬の情報だけを得る機能を有す
るビデオカメラで、スロー再生するときにぶれの少ない
断続的な映像が得られ、高速で動く物体を撮るのに適し
ている。
このカメラではストロボをたくときは静止画かメラで述
べたのと同じ理由により、はとんど垂0直スメアが発生
しない。従ってストロボをたくときには掃出しはじない
次に本発明者の考案によるシャッター付ビデオカメラに
つき説明する。これは垂直ブランキング期間だけシャッ
ターを開け、その他はシャッターを閉じる機能を設けた
ビデオカメラである。シャッターを働かずことにより入
射光量は約22dB減るが、このとき上記した理由で垂
直ス・メアが全く発生しない。第7図に示すように被写
体照度が標準照度αを越えるとアイリスを絞・って信号
量の調整を行なうが、標準照度αより22dB以上明る
い被写体の場合にシャッターを働らかせれば全(S/N
を劣化させることなく垂直スメアを完全に抑圧できる。
さてこのような・シャッター付ビデオカメラに本発明を
応用すると、シャッターが働いているときには掃出しを
やめることにより格段に高品位の画像を得ること・がで
きる。又シャッターを働かせてもS/Nが劣化しない被
写体照度をα+22dBより数dB下げることができる
次Vこ掃出しあり/なしで黒レベルのセットアツプが変
わる問題を説明する。一般には掃出しアリ/なしで黒レ
ベルのセットアツプが若干具なり、本発明のように掃出
しあり/なしを切換える場合には切換え時にセットアツ
プも同時に変える必要がある場合がある。黒レベルのセ
ットアンプが変わる原因として前記した垂直ゲート線1
1と垂直信号線3との容量結合によるシェーディングな
どが考えられる。このシェーディングの様子を第9図に
示す。実線が掃出しなしのとき、点線が掃出しありのと
きの黒レベル波・形を示す。今フォトダイオードアレイ
の左側にオプティカルブラックがあるとすると掃出しあ
りのときの黒レベルが沈みすぎる。これを補正するには
、例えば掃出しありの情報に連動してオプティカルブラ
ックにしかるべき黒信号を注。
入すればよい。
総括的な説明の最後として、本発明に適した。
フォトダイオードアレイの色フィルタ配置について述べ
る。今まではランダム雑音は輝度信号、・についてのみ
考えてきた。しかしカラーカメラの場合は色信号に対す
るランダム雑音もある程・度考慮する必要がある。
一般に固体撮像製画では青感度が悪いため、特に青(B
)信号の雑音には注意を要する。一般的な補色色フィル
タ配置は白(W)、黄(Yg)、シ・アン(Cy) 、
緑(G)から成り、輝度(Y)信号は。
Y =W+Ye +Cy + Gの演算から作り、B信
号・は、B = W −Ya +Cy −Gの演算から
作る。一方掃出しなしのときにY信号中のランダム雑音
が減少するのは、負相関を持つ雑音を足し合わ2せるた
めであった。従って色信号については一般にはこの効果
が得られない。第10図(α)、(A)に示す色フィル
タ配置ではWとCLGとYgを同一垂直信号線を通して
読出すため、WとCy、G・と’(eの雑音に負相関が
ある。そのためB信号に。
ついてもY信号同様の掃出しなしによるランダム頼、音
低減効果を得ることができる。
〔発明の実施例〕
以下、第11図〜第25図を用いて本発明のいくつかの
実施例!説明する。
第11図は本発明の1実施例の固体撮像装置を示す。固
体撮像装置のうち第1図あるいは第3図に示す部分は通
常1つのチップ上に形成し、このチップを固体撮像素子
と呼ぶ。52は固体撮像素子で、70がCTD 9の出
力端子、71が田パルス入力端子である(第1図、第6
図参照)。
固体撮像素子520色フィルタ配置は第10図(α)の
ように直交配列でW 、 Ye、Cy、Gから成るもの
を想定している。51は鏡筒、56はAGCアンプ。
54はふりわけ回路である。ふりわけ1回路54はWY
g、Cy、Gを分離する回路である。55は遅延回路で
、W 、 Yg、Gy、Gの位相を色フィルタ配置と同
じに合わせる。56はマトリクス回路で、W 、 Yc
Cy、Gを演算して輝度信号Y、赤信号R1青信号B、
を得る。第10図(A)のような絵素ずらしの場合には
Yはアンプ53の出力からそのまま得ることができ、又
遅延回路55も不要となる。57はローパスフィルタで
、必要あるときは遅延回路も付加する。58はアンプ、
59はクランプ回路(直流再生回路)、6oはγ補正回
路、61はブランキング挿入回路、62は遅延回路、6
3は白クリツプ回路である。64は色信号処坤回路で、
詳細は第17図の実施例を参照願いたい。66は同期信
号発生回路で、加算回路65と67によりNTSCビデ
オ信号を作り、出力アンプ68を通してNTSC出カ端
子69にビデオ信号な出力する。72は被写体前・度検
出回路で、第7図で説明した要領でアイリス制御部73
.AGeアンプ56並びに掃出しあり/なしを制御する
。74はBGパルス発生回路、75はBGパルス制御回
路である。パルス発生回路は66 、74以外にも数多
(必要であるが、はん雑となるので図には示さない。
本実施例はアイリス並AGC制御をフォワード制御とし
たもので、第7図の曲線との対応が判り易いと考えて最
初に示した。被写体照度検出回路72の一実施例を第1
2図に示す。79はフォトダイオード、フォトコンダク
タ−などの光電変換素子で、鏡筒51の外側あるいは鏡
筒51の中でアイリスの外側に設ける。8oはアンプ、
86は電圧変換回路であり、被写体照度(アンプ80の
出力電圧)に応じて第7@に従った然るべき電圧をアイ
リス制御電圧端子87.AGC制御電圧端子8日、に出
力する。
BG広パルス御回路75の一実施例を第13図に示3す
。90はBGパルス発生回路のBGパルス出力端子。
で、nチャンネルMO8)ランジスタ93を介して撮像
索子52のBGパルス入力端子71に接続する。・端子
71は抵抗94により接地しており、トランジスタ93
のゲートにローベル電圧を印加してトラ・ンジスタ96
をオフ状態にすると、BGハルス入力端子71は接地さ
れる。抵抗94の値はトランジスタ960オン抵抗と田
パルス発生回路74の出力インピーダンスに比べて充分
大きな値に設定するため、トランジスタ93をオン状態
にするとBGノ、)ルス発生回路74の出力が撮像素子
52に入力される。トランジスタ93のゲートにはAG
C制御電圧をシュミットトリガ−アンプ92を介して接
続する。シーミツトトリガーアンプ92は制御にヒス、
テリシスを持たせるために設けたものである。
ヒステリシス制御の例を第14図に示す。
以上説明したように、第11図の実施例では被写体照度
が一定値C′より暗くなると掃出しをやめて低雑音化を
はかり、一定値Cより明るくなると掃出しを行なって低
垂直スメア化をはかることができる。
第15図に他の一実施例の固体撮像装置を示す。
第11図の実施例と比べて、アイリス並AGC制御・が
フィードバック型である点が異なる。即ちクランプ回路
59の出力(或いはγ補正回路60.ブ・ランキング挿
入回路61の出力)の、平均レベルが・所定の値となる
べくアイリス、AGCを1制御するのである。76が信
号レベル検出回路である。信号レベル検出回路76では
、第8図に斜線で示すような画面中央部の信号レベル(
一般には平均値とピーク値の間の値)を検出し、所定の
値に達しなければアイリスを開ける方向に出力信号。
を変化させ、アイリスが全開であればAGCアンプのゲ
インを増す方向に出力信号を変化させム信号レベルが所
定の値以上であれば、AGCアンプのゲインを下げる方
向に出力信号を変化させ、AGCアンプが最低ゲインで
あればアイリスを絞る方向に出力信号を変化させる。信
号レベル検・出回路76の一実施例を第16図に示す。
78は信号・入力端子、81はゲート回路で、第8図に
斜線で示す部分だけをゲートを通して取込む。82はロ
ーパスフィルタ、83はピーク検波回路である。
ローパスフィルタの帯域の選び方によって、得られる信
号レベルを平均値に近いものにしたりピーク値に近いも
のにしたりすることができる。
即ちローパスフィルタの帯域を広げればピーク値に近づ
き、帯域を狭めれば、平均値に近づく。
84はホールド回路であり、得られる信号レベル・を所
定の時定数で保持する。ホールド回路84ニゲート回路
81の機能を持たせる設計も可能である。85は制御電
圧発生回路で、ホールド回路84の出力を所定の値と比
較して、その大小関係に。
より前記したやり方でアイリス制御電圧とAGC。
制御電圧を変化させたり保持したりする。
信号レベル検出回路の他の例は特願昭55−12113
0号に詳しく記載されているので参照願いたい。
掃出しあり/なしの制御は第11図に示した実施・例の
場合と同じであり、同じ効果を得ることが・できる。
第17図は本発明の他の一実施例で、AGC回路を後段
に移した場合の例である。この場合は色差信号にもAG
Cをかける必要があるため、色処理回路も詳しく示して
いる。151はアンプで固定利得のもの、152はロー
パスフィルタで、YとR,Bで一般には帯域を異ならせ
る。153は遅延回路で、ローパスフィルタ152の特
性がYとRlBで等しければ153は不要である。15
4はアンプ、155はクランプ回路、156は白バラン
スア77’、157はγ補正回路、158はブランキン
グ挿入回路、159は色差マトリクス回路。
160はAGcアンプである。AGCアンプの詳細に。
ついては例えば特願昭55−121129号を参照願い
たい。161はローパスフィルタ、162はクランプ回
路である。クランプ回路155からクラップ回路162
の入力まで直流を保持する設計の場合はこのクランプ回
路162は不要である。163は色変調回路で、色差信
号を色サブキャリアに周波数変調して乗せる。164は
バンドパスフイ・ルタ、165はブランキング挿入回路
である。信・号レベル検出回路76をはじめとして、ア
イリスAGC掃出しあり/なしの制御は第15図の実施
例・で説明したのと全く同じである。
第18図は本発明の他の一実施例で、暗い画面を撮像し
ている場合でも、垂直スメアが多い場合には掃出しを行
なう例である。第15図の実施例に、垂直スメア量を検
出する手段と、その出力に応じて掃出しあり/なしを制
御する手段を付加した例である。100が垂直スメア検
出回路であり、その−具体例を第19図に示す。101
が一信号入力端子、102がローパスフィルタ、103
がピーク検波回路、104がサンプルホールド回。
路、105が垂直スメアレベル端子である。サンプルホ
ールド回路104では、垂直ブランキング期間の垂直ス
メアが読出されているラインのピ。
−り検波出力をサンプリングして、一定の時定1数でホ
ールドする。175がBGパルス制御回路で・あり、A
G(、’制御電圧と垂直スメアレベルの2つの情報によ
り掃出しする/しないを決定する。
BGパルス制御回路の一実施例を第20図に示す。10
5が垂直スメアレベル端子、107がシュミットトリガ
−アンプ、108がOR回路である。AGCの利得が一
定値より大きく(即ち被写体が一定値より暗く)かつ垂
直スメアレベルが一定値より小さい場合のみトランジス
タ93がオフして掃出しをしない。
第21図は掃出しあり/なしを手動で切換える場・合の
一実施例である。200がスイッチである。
BGパルス制御回路75以外は第11図、第15図。
第17図の実施例と同じ構成で良い。又スイッチ200
に連動させて、掃出ししないときにAGCアンプのゲイ
ンを上げる(例えば3d):l )という設計も考えら
れる。
第22図は掃出しあり/なしで黒レベルのセットアツプ
を変える場合の一実施例である。これは第18図の実施
例に適用した例であり、CTD 9の出力端子70とA
(3Cアンプ53の入力端子201との間にエミッタホ
ロワアンプを挿入して、ここで黒レベルセットアツプを
変えるものである。
202がバイポーラトランジスタ206がルデャンネル
MO8トランジスタ、 204,205,206が抵抗
207がパルス発生回路、208が電源ラインである。
パルス発生回路207はオプティカルブラックの画素の
場合を示すパルスを発生する。このパルスにより掃出し
ありのときのオプティカルブラックレベルを変えて、掃
出しあり/なしで黒レベルのセットアツプが変化しない
ようにする。抵抗206は可変として、工場で調整する
のが現実的であろう。
次にくし形フィルタの実施例を説明する。第23図は一
般的な利得1の(し形フィルタである。
300が信号入力端子、301が信号出力端子、602
が利得(1−k)のアンプ、303が利得にのアンプ、
604が加算回路、605が1H遅延回路で。
ある。kは帰還率と呼ばれO≦k〈1である。
このくし形フィルタの周波数対振幅特性A(f )髄。
A(J’) −(1−J) /β阿■77η…〒  ・
・・(4)で表わされるくし形特性である。くし形フィ
ル・りを付加すると垂直解像力が減少するがランダ・ム
雑音を減らすことができる。フラット雑音の・場合、パ
ワーで(1−&)/(1−+−&)倍となり、k = 
0.5のとき4.8dB g、音が減少する。(3)式
で表わされる掃出しなしのときのランダム雑音について
はパワーで(1−k )2/(1−r4)・倍となり、
k = []、5のとき7.8dB雑音が減少する。こ
のように掃出しなしのときはくし形フイ)ルタによるラ
ンダム雑音抑圧策がより効果的どなる(第6図参照)。
従って掃出しを止めることに連動させて第23図に示し
たくし形フィルタを働かせることにより一層の感度向上
が得られる。
あるいはAGCアンプの利得を増すに従ってく6し形フ
ィルタの帰還率kを増していく設計でも同様に掃出しな
しによる感度向上効果を高めることができる。第24図
はAGCアンプに利得と共に帰還率kを増す特性を持た
せた一実施例で306−、。
が単に利得を変化させるだけのAGCアンプであ・る。
信号帯域の観点からこのような(し形特性・を有するA
GCアンプは後段AGCアンプ(第17図の実施例参照
)に適用するのが望ましい。
第25図にシャッター付ビデオカメラの一実施例を示す
。900がシャッターで901がシャッター制御部であ
る。シャッター900を正面から見た図を同図(h)に
示す。902が開口であり、シ・ヤッター900次回転
させて垂直ブランキング期間でのみ鏡筒51に光が入射
するようにする。シャッターを働かせるときに掃出しを
やめる手段・は今までの実施例で説明した技術を用いれ
ば容易に達成できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、垂直ス。
メアが問題となる撮像条件下では従来の(、lPD形2
形体固体撮像装置する垂直スメア抑圧効果を保。
ち、かつ被写体が暗くなってきた場合には、結。
合部で発生するランダム雑音を3dB以上抑圧し、結合
部で発生するFPNとシェーディングは完全、、1に抑
圧でき、大幅な感度向上効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
W71図〜第3図は従来例の固体撮像装置を説明するた
めの図、第4図、第6図は固体撮像装置のランダム雑音
を説明するための図、第5図は固体撮像装置のFPNを
説明するための図、第7図、第8図はアイリスとAGC
制御を説明するための図、第9図はシェーディングによ
る黒レベルの変化を示す図、第10図は色フィルタ配置
の一実施例を示す図、第11図〜第25図は不発・明の
固体撮像装置の実施例を説明するための図である。 代梗人弁理士 高 橋 明 夫a 第1口 牙2凹 (oL) (し) 第3図 牙4閃 第5yA オ6(2) Nfy              fN士+1f1.
          、   (〜+z+F。 P4 シLSIζ、 羊皮J’ルト!!、i  −雨中−し。? 5co1e
オ?図 オq図1 第10閏 (O−) (b) オ 11  圀 オ/Z図 第13閏 第14閏 時開 第15圀 3M6図 オロ閏 第13圀 〉] 、γ〔 第20圀 第21凶 ]        牙22閏 牙?3図 jp! 牙24虐 オ?り図 (北) (17)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 二次元状に配列された光電変換素子群と、該光電
    変換素子をスイッチングする垂直スイッチ群と、それぞ
    れ複数個の上記垂直スイッチを介して、複数個の光電変
    換素子と接続する複数の垂直信号線と、信号電荷を水平
    方向に転送す。 る電荷移送素子と、上記複数の垂直信号線と上ぞ記電荷
    移送素子とを結合する結合部と、上記光電変換素子上の
    信号電荷を上記垂直信号線に転゛送する前に、上記垂直
    信号線上の不要電荷を外部へ掃出する手段とを有する固
    体撮像装置において、被写体照度あるいは垂直スメアが
    一定のレベル以下となったときに上記不要電荷の外部・
    への掃出しをやめることを特徴とする固体撮像・装置の
    駆動方法。 2、 二次元状に配列された光電変換素子群と、光電変
    換素子をスイッチングする垂直スイッチ群と、それぞれ
    複数個の垂直スイッチを介して複数個の光電変換素子と
    接続する複数の垂直信号線と、信号電荷と水平方向に転
    送する電荷移“送素子と、垂直信号線と電荷移送素子と
    を結合する結合部を有し、光電変換素子上の信号電荷を
    垂面信号線に転送する前に垂直信号線上の不要電荷を外
    部へ掃出す機能を有する固体撮像装置において、被写体
    照度を検出する手段を設け、被写体照度が一定のレベル
    以下となったときに′不要電荷の掃出しをやめることを
    特徴とする固体撮像装置の駆動回路。 ろ 垂直スメア量を検出する手段を設け、被写・体照度
    が一定のレベル以下となりかつ垂直スメア量が一定のレ
    ベル以下となったときに不要電。 荷の掃出しをやめることを特徴とする特許請求゛の範囲
    第2項記載の同体撮像装置の駆動回路。 4、 不要信号の掃出しをしないとき或いは被写・体照
    度が一定のレベル以下となったとぎに輝度−信号の垂直
    方向の帯、域を狭める手段を設けたと・とを特徴とする
    特許請求の範囲第2項又は第3項記載の同体撮像装置の
    駆動回路。
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