JPS59171895A - タンク型高速増殖炉用中間熱交換器 - Google Patents

タンク型高速増殖炉用中間熱交換器

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JPS59171895A
JPS59171895A JP58045655A JP4565583A JPS59171895A JP S59171895 A JPS59171895 A JP S59171895A JP 58045655 A JP58045655 A JP 58045655A JP 4565583 A JP4565583 A JP 4565583A JP S59171895 A JPS59171895 A JP S59171895A
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JP
Japan
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outer shell
heat exchanger
roof slab
intermediate heat
spherical
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Application number
JP58045655A
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English (en)
Inventor
茂樹 丸山
建二 森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS59171895A publication Critical patent/JPS59171895A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 不発明はタンク型高速増殖炉用中間熱交換器に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に、タンク型高速増殖炉は第1図に示すように形成
されている。
すなわち、原子炉容器1は安全のため内/ll!fの主
容器1aと外側のガードベッセル1bとの二重構造とさ
れており、円筒状のキャビティウオール2内に吊下支持
されている。この原子炉容器1およびキャビティウオー
ル2はルーフスラブ3により閉塞されている。そして、
主容器1a内の下部には炉心支持体4を介してプレナム
部5および炉心6が順に積層されている。この炉心6の
上部にはレーンスラブ3に炉心上部機構7が設けられて
いる。また、炉心60丁度上端部位置において主容器1
a内を上方のホットプール9と下方のコールドプール1
0とに区画する隔壁8か隔壁支持体8aによって設けら
れている。また、ルーフスラブ3からは主容器la内の
一次冷却材15を循環させる複数の一次主循環ボンプ1
1が周方向等間隔にして主容器1a内に吊下されている
。これらの各−次主循環ボンプ11の外側を包囲する薄
肉円筒体12が隔壁8を上下に貫通するようにして設け
られている。また、各−次主循環ポンプ】1の下端から
は炉内配管13が導出され、その先端がプレナム部5に
接続されている。また、ルーフスラブ3からは一次冷却
材と二次冷却付与の熱交換を行なう複数の中間熱交換器
14が周方向等間隔にして主容器1内に吊下されており
、その下端部は隔壁8を貫通してコールドプール10内
に達している。このルーフスラブ3は内部の空洞部へ主
容器1外に設置したガス循環装置17により冷却ガスを
循環供給することにより過熱防止されている。また、レ
ーンスラブ13の下面と一次冷却材15の上面との空間
には不活性ガスからなるカバーガスが充填されている。
以上のように構成されたタンク型高速増殖炉は次のよう
に作動する。
まず、液体ナトリウム等の液体金属からなる一次冷却材
15は、炉心6を上方に向って通過する間に、核反応に
よる熱エネルギーを受けて加熱されて高温となり、炉心
上部機構7の窓孔を通し℃ホットプール9内へ流入する
。そして、−次冷却材15は中間熱交換器14へ上部よ
り流入し、二次冷却材としての液体金属へ熱エネルギを
伝達し、自らは下部されてコールドプール10円へ流下
する。一方コールドプール10内の一次冷却材15は、
薄肉円筒体12内を上昇し、−次循環ポンプ3により昇
圧され、炉内配管13を通ってプレナム部5へ戻される
次に、中間熱交換器14について更に説明する。
中間熱交換器14は、第2図に示すように、上端に形成
した7ランジ19aをルーフスラブ3に1漸することに
より長尺な中空状の外、胴19を吊下して形成されてい
る。この外胴19の下端は隔壁8を貫通してん径された
後にコールドクール10内ic出ロノズル19bをもっ
て開口している。また、外側19の下部には上下の仕切
板2υa、2(JbO間に多数の伝熱管21 、21が
貫通支持されており、外胴19に開設された入口窓22
 、22から上の仕切板2Oa上に流入した一次冷却材
15(同図大口矢印)か、各伝熱管21 、21内を流
下して、下の仕切板20bより流出し、出ロノズ/l/
19bを通ってコールドプール10内に流下するように
形成されている。また、外胴19の中心部には、ルーフ
スラブ3の外部より液体ナトリウム等の液体金属からな
る二次冷却材23(同温された二次冷却材23を取り出
し、ルーフスラブ3外へ導出する外側管5とで形成され
たダウンカマ26か設けられている。また、外胴19の
上端部には一次冷却材15からの輻射熱防御のための熱
遮蔽板27と放射線遮蔽のために鏑球を充填した放射線
遮蔽体側とが設けられている。そして、ホントプール9
内の外胴■9の外側には、入口窓22から外胴19内へ
流入する一次冷却材15を整流させるスカート29がル
ーフスラブ3から垂下されている。また、隔壁8と隔壁
支持体8aとの部分には、外胴19の外側を保也するス
タンドパイプ30が設けられている。
次に、この中間熱交換器14による熱交換を説明する。
一犬冷却材15ば、第2図大口矢印に示すように、ホッ
トプール9内において外胴19とスカート29との間を
通り、整流状態にして入口窓22 、22から外胴19
内へ流入する。そして、−次冷却材15は」二の仕切板
20aに開口している多数の伝熱g21,21内へ流入
する。一方、二次冷却材乙は、第2図太黒豆に熱交換さ
れる。この熱交換後、低温状態になった一次冷却材15
は伝熱管21の下端開口から外胴19内に流出し、出口
ノズル19aを通ってコールドプール10内に流入する
。一方、高温状態になった二次冷却材23は、上の仕切
板2tl)aの部分でダウンカマ26の外側管δ内に流
入し、二次主冷却系の蒸気発生器(図示せず)へ送給さ
れる。
〔背景技術の問題点〕
ところが、前記中間熱交換器14には、プラントの起動
、停止時や地震時に大きな曲げ応力か作用するという不
都合があった。
以下、ルーフスラブ3の直径が約20m、中間熱交換器
14の全長が約1.7mの場合における曲げ応力の作用
を説明する。
先ず、プラントの起動、停止時について説明する。。
タンク型高速増殖炉のルーフスラブ3には、中間熱交換
器14、−次主冷却ボンプ11、炉心上部機構7等の多
(の大重量機器が、搭載されているので、それらの自重
のためにある程度ルーフスラブ3の中心部が下側へ撓む
。加えて、プラント連転[+、iVcはルーフスラブ3
の上下面間には太ぎた温度差かあり、下部の方の温度が
高いため、ル−フスラブ3の撓みはよ0助長される。従
って、ル−フスラブ3の撓みはプラントの起動、停止時
に大小変化することとなる。
ところが、中間熱交換器14は、ルーフスラブ3(α:
フランジ19’ aをもって直接フランジ結合されてい
るため、プラントの起動、停止時におけるルーフスラブ
3の撓みの変化に伴い、半径方向に傾斜変」jυする。
この傾斜変動に伴い一中間熱交換器14の下端は100
mm以上も変位する。
一方、原子炉容器1とルーフスラグ3の相対変位も存在
する。これはルーフスラブ3の温度が室温に近(低いの
に対して原子炉容器1は内部の一次冷却材15により高
温とされるからである。
以上のルーフスラブ3自身の撓みと、ルーフスラブ3と
原子炉容器1の温度差による半径方向変化は、相殺する
方向にあるか、結果として、中11」1熱交換器]4の
下部と、スタンドパイプ30の躬対変位は数IUmmに
達する。この変位に伴い、中間熱交換器14は曲げ応力
な受け、その曲げ応力は、フランジ1りaの付は根部で
最大と1よる−り、に、地震時について説す」する。
中間熱交換器14につき−フランジ19aでノV−フス
ラブ3に固定した以外には、半径方向の振れ止め部材を
設けないとすると、中1川熱交撲器14の固有振動数は
5〜9Hz程度となる。
−万、原子炉建屋の地震応答の一1食を行ない、地震加
速度と振動数との関係を調べてみると、4〜1.0 I
(z程度の領域で最も地震加速度が太さくなることか判
明している。
これらの結果より、中間熱交換器14の地震応答解析を
行なってみると、中間熱交換器14の外胴19の最大曲
げ応力ば20 Kp/lnU以上となる。この結果は外
胴19の材料がオーステナイトステンレス鋼であるとす
ると、設計応力をはるかに超えており、地震時の中間熱
交換器140機能維持は望めない。
この地震時の機能維持のための対策として、振れ止め部
材を設けることが考えられる。しかしながら、中間熱交
換器14の外胴」9の曲げ応力を設計許容応力以下にす
るためには、中間熱交換器14と同等、若しくはそれ以
上の剛性を持つ振れ止め部材を設けなければならない事
が解析の結果判明している。この4ような大きな剛性を
持つ振れ止め部材を設けた場合、地震時の機能維持のみ
を考慮した場合には良いが、前述のプラントの起動、停
止等にとも7.C5たわみをも考慮すると、逆に中間熱
交換器14に大ぎな曲げ応力を生じさせることになる。
それは、中間熱交換器14が上端をフランジ1.9 a
によって固定され、下部の一部で振れ止め部原子炉容器
1が相対変位する事によるものである。
〔発明の目的〕
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、プラ
ントの起動、停止時および地震時に作用する曲げ応力を
小さく抑えることかでさ、地震時においても熱交換機能
を維持することができるとともにルーフスラブと原子炉
容器との間に生じる相対的変位を良好に吸収することの
できるタンク型高速増殖炉用中間熱交換器を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の第一の発明は、外胴とルーフスラブとの間にそ
の外胴の半径方向移動を防止する振れ止め部材を設け、
この振れ止め部材の回転中心に曲率中心を有する球面部
を前記外胴に設けるとともにこの球面部に対応する球面
座を前記ルーフスラブに設け、この球面座上に前記球面
部を載置するコトニヨり外胴なルーフスラブに支承させ
、コノルーフスラブに前記中間熱交換器の上方への抜は
出しを防止する上部抑え部材を設け、この上部抑え部材
と前記中間熱交換器との間に原子炉容器内のカバーガス
の漏洩を防止するカバーガスシールを設けることにより
、中間熱交換器に作用する曲げ応力を小さく抑えるよう
にしたことを特徴とする。
第二の発明は、前記第一の発明に更に、外胴と原子炉容
器内の隔壁支持体との間に外胴の半径方向移動を防止す
る下部振れ止め部材を設げて形成したものである。
第三の発明は、前記第一の発明の球面部と球面受座との
組合わせに代えて、円錐面部と円錐面部の組合わせを用
いて形成したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例について説明する。
第3商は第一の発明の実施例を示す。
本実施例においては、ルーフスラブ3VC段付の挿通孔
31が開設されており、中間熱交換器14の外胴19は
この挿通孔31に間隔を介して弛ろく押通されている。
この外胴19の上端部とルーフスラブ13との間には、
外胴19の半径方向の移動を防止する振れ止め部材32
が設けられている。この振れ止め部材32は、外胴19
の上端に設けた円板状のフランジ32aに、ルーフスラ
ブ3の内周面に突設した環状突部32bを若干の間隙を
介して対向させて形成されている。そして、外胴19の
フランジ32aの下方には、ボックス部材33が固着さ
れており、このボックス部材33の外周下端部には曲率
半径Rの球面部34がその曲率中心を前記振れ止め部材
32の回転中心Oと一致するようにして形成されている
一方、ルーフスラブ3の段部には環状の角部材35が固
着されており、この角部材35の内周上端部には前記球
面部34と対応する球面座36が形成されている。そし
て、この球面座36に球面部34を載置することにより
ルーフスラブ3に外胴19を支承してイル。これらの球
面部34および球面座36は共VCH化肉盛処理を行な
って形成されている。また、外胴19の上端内部には、
下方に熱遮蔽板27 、27および放射線遮蔽体四を有
し、内周部にダウンカマ26からの熱伝達を防ぐ断熱体
37を有する環状の内胴北が嵌装されている。また、レ
ーフスラブ3の挿通孔31の上端部には、外胴19のフ
ランジ32aの上方に張り出して、外胴19の上方への
抜は出しを防止する環状の上部抑え部材39が締結ボル
ト(図示せ′f)ICより固着されている。そして、こ
の上部抑え部材39と内胴38との間には、原子炉容器
1内のカバーガスの漏洩を防止する可撓性を有するカバ
ーガスシール40が張設されている。また、内胴38と
外胴19のフランジ32aとの接合面および上部抑え部
材39とルーフスラブ3との接合面には、それぞれシー
ル用の01Jング41 、41が介装されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
外胴X9はルーフスラブ3K、球面部34を球面座36
上に載置することにより支承され℃おり、更にその球面
部340曲率中心が振れ止め部材32の回転中心Oと一
致しているから、プラントの起動、停止時にルーフスラ
ブ3自身の撓みが変化しても、外胴19は球面部34と
球面座36との摺動により回転中心Oを中心として常に
鉛直方向を向くように保持される。そして、振れ止め部
材320部分の半径方向の移動長さも小さく抑えられる
。これにより、外胴19のルーフスラブ3への支承部に
作用する中間熱交換器14の自重による曲げモーメント
か極めて小さくなり、同支承部に作用する曲げ応力も極
めて小さくなる。
更に外胴19は、従来のように7ランジ19aKよりル
ーフスラブ3に固着されたものではなく、球面部あを球
面座36上に載置してルーフスラブ3に対して相対移動
可能に形成されており、しかも振れ止め部材32により
その半径方向に大きく移動することを防止されているの
で、地震時においても大振幅で振動することがなくなり
、ルーフスラブ3への支承部に作用する曲げ応力も極め
て小さくなる。これにより、地震時においても熱交換機
能を十分に維持した運転を行なうことができる。
また、仮想炉心崩壊事故時に、原子炉容器1内の圧力が
高くなる事が予想されるが、上部抑え部材39を設けで
あるので、中間熱交換器14自体の抜は出しを確実に防
止することができる。更に、カバーガスシール40およ
びOリング41にヨリ、カッ<−ガスの漏洩が確実に防
止され、中間熱交換器14に期待されるカバーガスバウ
ンダリーとしての機能を十分に発揮することができる。
また、上部抑え部用39を取り外すだけで、中間熱交換
器14を引抜(ことがでさ、保守点検、交換等の作業も
容易となる。
紀4図は第一の発明の他の実施例を示し、ル−フスラブ
3の挿通孔31をほぼ直孔とし、振れ止め部材32と球
面部34および球面座36との位置を前記実施例と上下
逆に形成したものである。その他の構成は前記実施例と
同一であり、同一部分には同一符号を伺しである。この
振れ止め部材32ば、ル−フスラブ3の挿通孔31の中
央部において、ルーフスラブ3および外胴19の双方か
ら環状の突出部32b、32cを突出形成して、若干の
間隙を介して対向させて形成され℃いる。一方、外胴1
9のフランジ32aの下面およびルーフスラブ3に相互
に摺動自社で、曲率中心が振れ止め部材320回転中心
Oと一致する球面部34および球面座36がそれぞれ設
けられている。
本実施例も前記実施例と同様に作用する。
なお、ルーフスラブ3の挿通孔31に前記各実施例のよ
うな加工が不可能な揚台には、挿通孔31を直孔とし、
振れ止め部材32と球面部34および球面座36をそれ
ぞれルーフスラブ3より上方位置に設けるとよい。
第二の発明は前記第一の発明に加えて、第5図に示すよ
うに外胴19と隔壁支持体8aとの間に、外胴19の半
径方向の移動を防止する下部振れ止め部材42を設けた
ものである。この下部振れ止め部材42は、スタンドパ
イプ(9)の内側に断面コ字形をした縦溝43aを有す
る溝部材43を4個円周方向等間隔に配設し、外胴19
の外周にこの縦溝43aに周方向に弛くかつ半径方向に
若干の間隙を介l−で嵌められるキ一部材44を配設し
て形成されている。
そして、各部材44 、43は中間熱交換器14と同等
以上の剛性を有するように形成する。
本発明においては前記第一の発明と同様に作用するとと
もに、特に地MRにおいて曲げ応力を/Jλさく抑える
作用がある。
すなわち、下部振れ止め部材42を設けると、中j;」
」熱交換器4の固有振動数が10数Hz程度となり、地
震時の応答性も非常に良好となる。そして、地震時の最
大振幅部分は中間熱交換器14の中央部である上方の仕
切板20 aの付近であり、その最大振幅は1.0 m
m程度以下であり、耐久上全く問題にならない。そして
、その場合に作用する最犬曲げ応力も5 K9/−程度
であり、充分許容範囲内である。
第三の発明は第一の発明における球面部と球面座との組
合わせに代えて、円錐面部と円錐面部との組合わせケ採
用したものである。
すなわち、第3図および第4図において、球面部31お
まひ球面座36を母線が各図の半径線分Rと直交する円
錐面部および円錐面部と置換することにより形成される
。他の構成は前記各実施例と同様に構成されている。
このような実l・布例においては、球面座を円錐面部に
置換することにより、球面座に比較してその座の摺動性
は若干低下し、外胴19に生じる回転モーメントを多少
拘束して曲げモーメントが生じる可能性があるが、その
円錐座の弾性範囲内であり、その曲げモーメンI・は小
さい。そして、従来例のように外胴19のフランジ19
aをボルト締めする場合に比較すると、そのtJI+ 
tずモーメントは極めて小さいものである。更に、円錐
面ではあるか、円錐面座部で相互に接触している面の幅
すなわち母馬)長さが小さく、その円錐面部において双
方が相互に摺動する長さすなわち中心0を中心として回
転する角度は多(て数分の1度であるから、球面を円錐
面に置換しても、十分に外胴19が中心0を中心として
回転することができ、前記各実施例と同様に曲げ応力は
小さく抑えられる。
そして、球面に比べて円錐面は製作し易く、更にその精
度も高くすることができる。
〔発明の効果〕
このように本発明は構成され作用するものであるから、
次のような効果を奏する。
1)中間熱交換器の外胴をルーフスラブて球面座もしく
は円錐面部をもって載置して吊下支持しているから、プ
ラントの起動、停止時にルーフスラブと原子炉容器とが
相対変位しても、その影響を受げす、支承部に生じる曲
げモーメントが小さく抑えられる。
2)、中に、前記球面座もしくは円錐面部による支承と
、外胴の半径方向の大きな移動を防止する振れ止め部材
とな設けたので、地震時に中間熱交換器に曲げモーメン
トが作用しても、従来例の固くルーフスラブに外圧司を
固着したものに比較して、支承部に作用する曲げ応力か
小さく抑えられる。
;3)外胴を上部と下部とでそれそiz振を止め部材に
より半径方向の大きな移動を防止すると、中1111熱
交換器の固有振動数が高くなり、地震波のスペクトルに
おいて、最大加速度を発生させる振動数領域を避けるこ
とかでき、耐震性が向上する。
4)支承部に作用する曲げ応力を小さく抑えることがで
きるので、外胴の厚さを薄(することかできる。
一般に、高速増殖炉においては、その構造材料として使
用されるオーステナイト系ステンレス鋼の熱伝導率が低
(、冷却材として使用される液体すl・リウムの熱伝導
率が高い事から、起動、停止時等に液体ナトリウムの液
面近傍の部材に太きな熱応力が生じろものであった。こ
の熱応力を避けるために部材の板厚を薄くすることが有
効1よ手段となっており、本発明により、外胴を薄(形
成することかでき、外胴に生しる熱応力を小さく抑える
ことができ、中間熱交換器の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はタンク型高速増殖炉を示す縦断11!1面図、
第2図は従来のタンク型高速増殖炉用中間熱父換器を示
す縦断側面図、第3図から第51Aは本発明の中間熱交
換器の実施例を示し、第3図は第一の発明を示すルーフ
スラブとの支承部分の縦断側面図、第4図は第一の発明
の他の実施例を示す縦画側面図、第5図は第二の発明の
下部振れ止め部材を示す横断平面図である。 3・・・ルーフスラブ、14・・・中間熱交換器、19
・・・外胴、32・・・振れ止め部材、34・・・球面
部、36・・・球面座、39・・・上部抑え部材、40
・・カッ(−ガスシール、42・・・下部振れ止め部材
。 出願人代理人  猪  股     清乃4陥 第す図 −593−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1外胴の上部をルーフスラブに支承されて原子炉容器内
    に吊下支持されたタンク型高速増殖炉用中間熱交換器に
    おいて、前記外胴とルーフスラブとの間にその外胴の半
    径方向移動を防止する振れ止め部材を設け、この振れ止
    め部材の吋転中心に曲率中心を有する球面部を前記外胴
    に設けるとともにこの球面部に対応する球面座を前記ル
    ーフスラブに設け、この球面座上に前記球面部を載置す
    ることにより外胴をルーフスラブに支承させ、このルー
    フスラブに前記中間熱交換器の上方への抜は出しを防止
    する上部抑え部材を設け、この上部抑え部材と前記中間
    熱交換器との間に原子炉容器内のカバーガスの漏洩を防
    止するカバーガスシールを設けたことを特徴とするタン
    ク型高速増殖炉用中間熱交換器。 2、外胴の上部をルーフスラブに支承されて原子炉容器
    内に吊下支持されたタンク型高速増殖炉用中間熱交換器
    において、前記外胴とルーフスラブとの間にその外胴の
    半径方向移動を防止する振れ止め部材を設け、この振れ
    止め部材の回転中心に曲率中心を有する球面部を前記外
    胴に設けるとともにこの球面部に対応する球面座を前記
    ルーフスラブに設け、この球面座上に前記球面部を載置
    することによう外胴をルーフスラブに支承させ、このル
    ーフスラブに前記中間熱交換器の上方への抜は出しを防
    止する上部抑え部材を設け、この上部抑え部材と前記中
    間熱交換器との間に原子炉容器内のカバーガスの漏洩を
    防止するカバーガスシールを設け、前記外胴と原子炉容
    器内の隔壁支持体との間に外胴の半径方向移動を防止す
    る下部振れ止め部材を設けたことを特徴とするタンク型
    高速増殖炉用中間熱交換器。 3、外胴の上部をルーフスラブに支承されて原子炉容器
    内に吊下支持されたタンク型高速増殖炉用中間熱交換器
    において、前記外胴とルーフスラブとの間にその外胴の
    半径方向移動を防止する振れ止め部材を設げ、前記外胴
    に円錐面部を設けるとともにこの円錐面部に対応する円
    錐面部を前記ルーフスラブに設け、この円錐面座上に前
    記円錐面部を載置することにより外胴をルーフスラブに
    支承させ、このルーフスラブに前記中間熱交換器の上方
    への抜は出しを防止する上部抑え部材を設げ、この上部
    抑え部材と前記中間熱交換器との間に原子炉容器内のカ
    バーガスの漏洩を防止するカバーガスシールを設けたこ
    とを特徴とするタンク型高速増殖炉用中間熱交換器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4755349A (en) * 1985-12-03 1988-07-05 Jeumont-Schneider Corporation Mechanism for anti-seismic connection between the pump base and the dome of a nuclear power station

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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