JPS59170161A - 水中防食防汚塗料組成物 - Google Patents
水中防食防汚塗料組成物Info
- Publication number
- JPS59170161A JPS59170161A JP4655783A JP4655783A JPS59170161A JP S59170161 A JPS59170161 A JP S59170161A JP 4655783 A JP4655783 A JP 4655783A JP 4655783 A JP4655783 A JP 4655783A JP S59170161 A JPS59170161 A JP S59170161A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating material
- anticorrosive
- antistaining
- coating
- unsaturated polyester
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、船舶の船底や海洋構造物などにフジッボ、
セルプライガイ、海藻類などの海棲生物が付着して、船
舶の航行や防食性能に悪影響を及ぼすのを長期間にわた
って効果的に防止するとともに、被塗物の発錆などをも
防止する水中防食防汚塗料組成物に関するものである。
セルプライガイ、海藻類などの海棲生物が付着して、船
舶の航行や防食性能に悪影響を及ぼすのを長期間にわた
って効果的に防止するとともに、被塗物の発錆などをも
防止する水中防食防汚塗料組成物に関するものである。
従来、この種の塗料組成物としては、防汚防虫用有効成
分として亜酸化銅(CU20)や有機系の誹物を有機系
の展色剤とともに含有したものが知られている。そして
この組成の防汚塗料を塗装する場合には、第1図に示す
ように、まずノ0 被塗物(1)上のショップ・7ライマー(2)の上に防
食塗る。しかしこの組成の防汚塗料の場合、次のような
問題点がある。
分として亜酸化銅(CU20)や有機系の誹物を有機系
の展色剤とともに含有したものが知られている。そして
この組成の防汚塗料を塗装する場合には、第1図に示す
ように、まずノ0 被塗物(1)上のショップ・7ライマー(2)の上に防
食塗る。しかしこの組成の防汚塗料の場合、次のような
問題点がある。
1)上記防汚塗料は亜酸化銅を含むため、これが容器内
に沈降し、作業性が悪くなる。
に沈降し、作業性が悪くなる。
2)亜酸化銅は腐食性を有するので、上述したように予
め防食塗料を塗装しておく必要がある。
め防食塗料を塗装しておく必要がある。
また、このこととは関係なく、被塗物を保護するために
防食塗料を塗る必要がある。
防食塗料を塗る必要がある。
3)上記防汚塗料はタレ限界が小さくて厚塗りが出来な
いものである。このため膜厚が、薄く、防男性能を長期
間保持することができない。
いものである。このため膜厚が、薄く、防男性能を長期
間保持することができない。
4)塗り回数が多く、塗装工程が複雑となり、コスト高
をまねく。
をまねく。
5)上記防汚塗料とその下の防食塗料との付着性に問題
が多い。特にライニング被膜上への適用は困難である。
が多い。特にライニング被膜上への適用は困難である。
この発明は、上述の種々の問題点をことごとく克服し、
長期間にわたって優れた防食防汚性能を保持し得る水中
防食防汚塗料組成物を提供することを目的とする。
長期間にわたって優れた防食防汚性能を保持し得る水中
防食防汚塗料組成物を提供することを目的とする。
この発明による水中防食防汚塗料組成物は、不飽和ポリ
エステル樹脂を展色剤として含有する塗料基剤にガラス
・フレークと有機スズ化合物とを配合してなるものであ
る。
エステル樹脂を展色剤として含有する塗料基剤にガラス
・フレークと有機スズ化合物とを配合してなるものであ
る。
塗料基剤は不飽和ポリエステルを展色剤として含有し、
さらに必要に応じて通常のタレ防止る。不飽和ポリエス
テル樹脂の例としては、オ系 一ル系の樹脂が挙げられる。特にフタル酸lは水に可溶
であることから、防汚塗料の展色剤としての優れた性能
を有している。
さらに必要に応じて通常のタレ防止る。不飽和ポリエス
テル樹脂の例としては、オ系 一ル系の樹脂が挙げられる。特にフタル酸lは水に可溶
であることから、防汚塗料の展色剤としての優れた性能
を有している。
ガラス・フレークは特にライニング材料の補強剤すなわ
ち骨材として使用され、優れた防食性を有している。ま
たガラス・フレークを含有することにより、衝撃性など
の機械的性質を向上させることができる。このガラス−
フレークは通常厚さ3〜4μmで大きさ40μrn、〜
3馴であるが、防食施工上好ましい大きさは50〜50
0μmである。ガラス拳フレークの含有量は5〜40f
fii%であるが、塗装作業性および被膜の防食性の観
点から10〜30%が好ましい。
ち骨材として使用され、優れた防食性を有している。ま
たガラス・フレークを含有することにより、衝撃性など
の機械的性質を向上させることができる。このガラス−
フレークは通常厚さ3〜4μmで大きさ40μrn、〜
3馴であるが、防食施工上好ましい大きさは50〜50
0μmである。ガラス拳フレークの含有量は5〜40f
fii%であるが、塗装作業性および被膜の防食性の観
点から10〜30%が好ましい。
有機スズ化合物は優れた防汚防虫作用を有する化合物で
ある。この化合物の例としてはトリフェニルスズクロラ
イド、トリフェニルスズバーサチック酸トリフェニルス
ズハイドロオキサイド、トリフェニルスズフルオライド
、トリフェニルスズジメチルジチオカルバメート、l・
すIン フェニルスズモノクロ1アセテート、ビストリフェニル
スズメゾジブロムサクシネートなどが挙げられる。有機
スズ化合物の含有量は通常5〜45重量%であるが、海
棲生物に有効に作用する範囲として5〜20重量%が好
ましい。
ある。この化合物の例としてはトリフェニルスズクロラ
イド、トリフェニルスズバーサチック酸トリフェニルス
ズハイドロオキサイド、トリフェニルスズフルオライド
、トリフェニルスズジメチルジチオカルバメート、l・
すIン フェニルスズモノクロ1アセテート、ビストリフェニル
スズメゾジブロムサクシネートなどが挙げられる。有機
スズ化合物の含有量は通常5〜45重量%であるが、海
棲生物に有効に作用する範囲として5〜20重量%が好
ましい。
上記構成の塗料組成物は、船底、海洋構造物などに塗装
された後、被塗物が水中に浸ると、塗面から水中に不飽
和ポリエステル樹脂が溶出し、これにつれてスズ化合物
も溶出し、有害な海棲生物が被塗物に付着するのを防止
する作用を有する。
された後、被塗物が水中に浸ると、塗面から水中に不飽
和ポリエステル樹脂が溶出し、これにつれてスズ化合物
も溶出し、有害な海棲生物が被塗物に付着するのを防止
する作用を有する。
この発明による塗料組成物の使用方法は第2図に示す通
りである。たとえば鉄構構造物あるいはコンクリートな
どの被塗物01)の上にショップ・ブライマー(121
を塗装し、その上にこの発明に°よる塗料組成物+13
1を塗装回数1または2回で施工すればよい。あるいは
ショップ・プライマーの上に防食用の不飽和ポリエステ
ル系の被覆材を1回の塗装工程で施工し、その上にこの
発明による塗料組成物を1回の塗装工程で施工してもよ
い。
りである。たとえば鉄構構造物あるいはコンクリートな
どの被塗物01)の上にショップ・ブライマー(121
を塗装し、その上にこの発明に°よる塗料組成物+13
1を塗装回数1または2回で施工すればよい。あるいは
ショップ・プライマーの上に防食用の不飽和ポリエステ
ル系の被覆材を1回の塗装工程で施工し、その上にこの
発明による塗料組成物を1回の塗装工程で施工してもよ
い。
以上のとおりで、この発明による塗料組成物はガラス・
フレークとスズ化合物を含有するものであるので、ガラ
ス・フレークによって水の透過を抑えて防食性能を発揮
し得、またスズ化合物によって防汚性能を保持し得、1
つの塗料組成物で2つの機能を兼備えることができる。
フレークとスズ化合物を含有するものであるので、ガラ
ス・フレークによって水の透過を抑えて防食性能を発揮
し得、またスズ化合物によって防汚性能を保持し得、1
つの塗料組成物で2つの機能を兼備えることができる。
したがって、冒頭で説明した防食塗料またはライニング
材などの被膜と防汚塗料の付着性の問題も、この発明の
塗料組成物により解消できる。
材などの被膜と防汚塗料の付着性の問題も、この発明の
塗料組成物により解消できる。
またこの発明による塗料線球物は、上述のように2つの
機能を兼備えているので、これを被塗物にそのまま塗装
することができる。したがって冒頭で説明した従来の組
成の防汚塗料の場合のようにまず防食塗料を2〜5回塗
り、ついでこの防汚塗料を2〜3回塗るといった面mJ
f、;作業が必要ない。また、この発明による塗料組
成物はガラス・フレークを含有しており、その粒子が非
常に硬いため、得られた塗膜は強固であって、耐衝撃性
や耐摩耗性に富んでおり、したがって従来の防汚塗装系
に比べて機械的損傷を受けにくい。また、従来の防汚塗
料では塗装−叱にタレが生じやすく、塗膜は薄膜であっ
たが、この発明による塗料組成物では厚膜を500 〜
1000μ罐度にすることができ、防食防汚性能を長期
間にわたって保持することができる。
機能を兼備えているので、これを被塗物にそのまま塗装
することができる。したがって冒頭で説明した従来の組
成の防汚塗料の場合のようにまず防食塗料を2〜5回塗
り、ついでこの防汚塗料を2〜3回塗るといった面mJ
f、;作業が必要ない。また、この発明による塗料組
成物はガラス・フレークを含有しており、その粒子が非
常に硬いため、得られた塗膜は強固であって、耐衝撃性
や耐摩耗性に富んでおり、したがって従来の防汚塗装系
に比べて機械的損傷を受けにくい。また、従来の防汚塗
料では塗装−叱にタレが生じやすく、塗膜は薄膜であっ
たが、この発明による塗料組成物では厚膜を500 〜
1000μ罐度にすることができ、防食防汚性能を長期
間にわたって保持することができる。
次にこの発明の実施例を示す。
ブラスト処理した鋼板に表1に示す3種の塗料組成物を
それぞれ膜厚500〜700μmで塗装した。また比較
のために従来の防汚塗料(市販品)を80〜120μm
の膜厚て塗装した。ついでこれら塗装品を室内にて乾燥
させ、天然の海水に浸漬した。
それぞれ膜厚500〜700μmで塗装した。また比較
のために従来の防汚塗料(市販品)を80〜120μm
の膜厚て塗装した。ついでこれら塗装品を室内にて乾燥
させ、天然の海水に浸漬した。
これら塗装品の防食防汚性を調べた。結果を表2に示す
。
。
以下余白
※ イソフタル酸系の樹脂を主成分とする溶液100重
量部と促進剤などの添加剤4重量部とよりなる。
量部と促進剤などの添加剤4重量部とよりなる。
表 2
◎: 優良(生物付烏面積5%未満)
○: 良 (〃 5〜10%)△: や
や不良(〃 11〜40%)×: 不良 (〃
・41%以上) 表2かられかるように、この発明による塗料組成物は、
従来の防汚塗料に比べ優れた防食防汚性能を示している
。
や不良(〃 11〜40%)×: 不良 (〃
・41%以上) 表2かられかるように、この発明による塗料組成物は、
従来の防汚塗料に比べ優れた防食防汚性能を示している
。
第1図は従来の塗料組成物を用いた塗料状態を示す断面
図、第2図はこの発明による塗料組成物を用いた塗料状
態を示す断面図である。
図、第2図はこの発明による塗料組成物を用いた塗料状
態を示す断面図である。
以 上
外4名
Claims (1)
- 不飽和ポリエステル樹脂を展色剤として含有する塗料基
剤にガラス・フレークと有機スズ化合物とを配合してな
る水中防食防汚塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4655783A JPS59170161A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 水中防食防汚塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4655783A JPS59170161A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 水中防食防汚塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59170161A true JPS59170161A (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=12750622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4655783A Pending JPS59170161A (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | 水中防食防汚塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59170161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113801576A (zh) * | 2021-10-15 | 2021-12-17 | 山东省林业科学研究院 | 一种对松材线虫病疫木伐桩进行处置的复合材料 |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4655783A patent/JPS59170161A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113801576A (zh) * | 2021-10-15 | 2021-12-17 | 山东省林业科学研究院 | 一种对松材线虫病疫木伐桩进行处置的复合材料 |
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