JPS5917007B2 - 粉粒体の空気輸送方法及び装置 - Google Patents

粉粒体の空気輸送方法及び装置

Info

Publication number
JPS5917007B2
JPS5917007B2 JP7223877A JP7223877A JPS5917007B2 JP S5917007 B2 JPS5917007 B2 JP S5917007B2 JP 7223877 A JP7223877 A JP 7223877A JP 7223877 A JP7223877 A JP 7223877A JP S5917007 B2 JPS5917007 B2 JP S5917007B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
blow tank
air
transport
granular material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7223877A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS548382A (en
Inventor
和則 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Co Ltd filed Critical Nippon Light Metal Co Ltd
Priority to JP7223877A priority Critical patent/JPS5917007B2/ja
Publication of JPS548382A publication Critical patent/JPS548382A/ja
Publication of JPS5917007B2 publication Critical patent/JPS5917007B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ブロータンクの底部に供給される輸送用空
気によって、輸送管を介して粉粒体の輸送を行う方法に
おいて、ブロータンク内の空気を追加空気として輸送管
内に送り込み、粉粒体の空気輸送を円滑に行なわせるよ
うにした方法及び装置に係る。
従来、粉粒体を空気で輸送するための輸送用空気を、ブ
ロータンク内に供給するには、有孔板を底部に有するブ
ロータンクに粉粒体を充填し、前記有孔板の下から輸送
用空気を流すことにより、粉粒体はブロータンクの底部
近くに開口部を有する輸送管から排出され、比較的遠方
の輸送末端・\輸送されるのであるが、この時の粉粒体
の挙動について、第1図及び第2図を参考にしながら述
べてみると、粉粒体の輸送開始前は圧力、時間とも、原
点(X点)の位置にあり、粉粒体の輸送は行なわれない
が、時間の経過と共にタンク内圧が上昇し、それにつれ
て輸送空気対粉粒体の混合比も輸送開始当初に(らべて
粉粒体の割合が多くなる側に変化し、ついには粉粒体が
占める割合が最高値に達する定常状態に移行する。
一方、粉粒体輸送装置における最高吐出圧力(以下限界
空気圧力という)は、輸送管長、輸送管径やタンクの大
きさ等により決められるが、輸送空気対粉粒体の混合比
が、粉粒体側でかつ最高値に達する時のタンク内圧が、
輸送条件が多少変化したり又は多少脈動を生じたりして
、粉粒体輸送装置における限界空気圧より犬となった場
合には、粉粒体輸送装置の限界空気圧力をたとえば第1
図中のA−A線で示した位置にあると想定した場合、粉
粒体輸送装置の圧力上昇を示すX−Y線がA−A線と交
叉する位置に(ると、ブロータンクに供給される空気圧
力ではもはや粉粒体を輸送するには不足となり、言いか
えると輸送管路は粉粒体で充満され、粉粒体の輸送は停
止してしまうことになる。
したがって圧力上昇を示すX−Y線が限界空気圧力を示
すA−A線と交叉する以前で例えばX−Z、あるいは第
2図のようにX−B−C−D線の状態になるように、何
らかの方法で粉粒体の流れを調節してやる必要があり、
この改善方法としては、例えば限界空気圧力を高くする
ように装置を改造したり主空気量をブロータンク内に流
入させ、追加空気を主空気から分岐し、輸送管の途中に
追加空気として流入させて、粉粒体の流量を調節をして
いたが、装置の取替や調節弁等の付加的な設備や配管等
が必要となり、建設費、保守点検等の点で好ましいもの
ではなかった。
この発明は上記したような従来方法の欠点を解消し、粉
粒体の輸送の間中、輸送管内の閉塞を生じさせないで、
しかも効率のよい粉粒体の輸送方法を提供するものであ
って、この目的においてこの発明は、粉粒体を気流に乗
せて送るための輸送管に追加空気導入孔を設け、この追
加空気導入孔にブロータンク内の空気を送り込む方法に
関するものである。
すなわち、輸送開始当初、粉粒体は前記追加空気導入孔
を塞いだ状態であり、輸送管による空気輸送は従来と同
じようにブロータンクの底部に供給される輸送用空気の
みによって行われ、輸送が進むにつれて、ブロータンク
内の粉粒体の量が減り、前記追加空気導入孔が開口する
と、輸送管における漏斗状の開口部と、追加空気導入孔
との間の管路抵抗による圧力損失があり、一方、粉粒体
の減少により開口する追加空気導入孔附近は、前記した
圧力損失分だけタンク内圧が高(なっていることから、
追加空気導入孔から容易に追加空気が流入されると共に
、この追加空気の流入により輸送空気対粉粒体の混合比
が輸送空気の割合が多くなる側に変化することで、輸送
管内が自動的に第1図に示すX−Zのようになり、また
追加空気導入孔を複数個設けた場合には、第2図に示す
X−B−(、−D線のようになり、タンク内圧力が限界
空気圧力を越えて、輸送停止というような状態はもはや
生じないのである。
上記したような作用、効果を有するこの発明の方法を、
以下図面に示す実施例について説明する。
図において、1はブロータンクであって、このブロータ
ンク1内には、粉粒体2が収容されている。
このブロータンク1の底部には、多孔板3が設けられ、
該多孔板3と、ブロータンク底板4′により空気供給部
4を構成し、その内部には給気管5が開口している。
この給気管5は流量調整弁6を介して、図示しない高圧
空気源に連通されている。
前記ブロータンク1の前記多孔板3に近接した位置に、
漏斗状の開口部Tを有する輸送管8は、前記ブロータン
ク1内を上行し、このブロータンク1の上端部分から外
部・\導出され、適宜輸送末端(図示せず)・\配管さ
れるのであって、この発明においては、前記輸送管8の
、前記ブロータンク1内にある部分に、−個所(1個所
には輸送管の円周上に複数個の追加空気導入孔を有する
)又は複数個所の追加空気導入孔9を設けるのであって
、追加空気導入孔9を複数個設ける場合は、前記輸送管
8において、高さ方向に異なった位置に、それぞれの追
加空気導入孔を設けるのである。
なお、最上位の追加空気導入孔の位置は、通常、作業開
始前に収容される粉粒体量によって、その開口が塞がれ
る高さである。
前記追加空気導入孔9は、第3図の実施例では開き放し
の孔として示されているが、第4図のように遠隔操作棒
12のような手段により、蓋10を付設して、この空気
導入孔の開度を調節することも考慮される。
また、空気導入口の位置、大きさ、数量、等は実施例に
限定されるものではなく、この発明の主旨に沿うもので
あれば、ブロータンク内の輸送管に予め多くの空気導入
口を設け、不必要な導入口には栓をするなどの方法でも
よい。
さらに、追加空気をブロータンク1内の空気に求める関
係上、ブロータンク1には別の空気供給口11を設けて
もよく、また、前記追加空気導入孔9の位置及び大きさ
、数量、開口度合等については、輸送管の長さ、ブロー
タンクの大きさ、粉粒体の性質により異なるので、第3
@に示した数量、位置、形状に限定されるものではない
かくして、空気輸送が進むにつれて、前記ブロータンク
1内の粉粒体2の量が減り、前記追加空気導入孔9が開
口すると、輸送管8に流入する粉粒体の量は減り、粉粒
体が輸送管に充満することによる輸送停止の事態は回避
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は粉粒体の挙動を示す説明図であり、前
者は追加空気導入口を1個所設けた場合で、後者は2個
所設けた場合のものである。 第3図はこの発明の一実施例の堅断面図で、第4図は第
二実施例の要部の堅断面図である。 なお図において、1・・・・・・ブロータンク、2・・
・・・・粉粒体、3・・・・・・多孔板、4・・・・・
・空気供給部、4′・・・・・・ブロータンク底板、5
・・・・・・給気管、6・・・・・・流量調節弁、7・
・・・・・漏斗状の開口部、8・・・・・・輸送管、9
・・・・・・追加空気導入孔、10・・・・・・閉塞手
段、11・・・・・・空気供給孔、12・・・・・・遠
隔操作棒である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブロータンクの底部に供給される輸送用空気によっ
    て、このブロータンクの底部近くに開口部を有する輸送
    管を介して粉粒体の輸送を行う方法において、前記ブロ
    ータンク内を通って外部へ導出される前記輸送管の前記
    ブロータンク内に、粉粒体のレベル低下に伴ない追加空
    気導入孔を開口して、ブロータンク内の空気を導入する
    、粉粒体の空気輸送方法。 2 前記追加空気導入孔が、1個所又は複数個所あり、
    それらは前記輸送管において、高さ方向に異なった位置
    に設けてなる、特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の輸
    送方法。 3 前記追加空気導入孔の少なくとも1個所は、輸送管
    の上部に設けてなる、特許請求の範囲第1項記載の粉粒
    体の空気輸送方法。 4 前記追加空気導入孔に閉塞手段を付設した、特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の粉粒体の空気輸送方法
    。 5 底部に空気供給部を有し、粉粒体を収容するブロー
    タンクと、前記空気供給部付近に開口端を有し、前記ブ
    ロータンク内を通って外部・\導出される輸送管を有す
    る装置において、前記輸送管の前記ブロータンク内にあ
    る部分に1個所又は複数個所の空気導入孔を設けたこと
    を特徴とする、粉粒体の空気輸送装置。
JP7223877A 1977-06-20 1977-06-20 粉粒体の空気輸送方法及び装置 Expired JPS5917007B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223877A JPS5917007B2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 粉粒体の空気輸送方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7223877A JPS5917007B2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 粉粒体の空気輸送方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS548382A JPS548382A (en) 1979-01-22
JPS5917007B2 true JPS5917007B2 (ja) 1984-04-19

Family

ID=13483498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7223877A Expired JPS5917007B2 (ja) 1977-06-20 1977-06-20 粉粒体の空気輸送方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5917007B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168387U (ja) * 1984-10-08 1986-05-10
JPS62133294U (ja) * 1986-02-12 1987-08-22

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62198452A (ja) * 1986-02-26 1987-09-02 ぺんてる株式会社 装飾品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168387U (ja) * 1984-10-08 1986-05-10
JPS62133294U (ja) * 1986-02-12 1987-08-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS548382A (en) 1979-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4135550A (en) Pinch valve control circuit
JP2003502242A5 (ja)
EP0054340A1 (en) Particulate solid storage container
US3333774A (en) Furnace repair gun
US5244317A (en) Slurry supplying device in a wet blasting system
JPS5917007B2 (ja) 粉粒体の空気輸送方法及び装置
US4088373A (en) High volume pneumatic tank
US5040929A (en) Loading system for particulate materials
EP0116764B1 (en) Apparatus for blowing powdery refining agent into refining vessel
US1248851A (en) Distributing powdered material.
US4986456A (en) Flow rate controller and feeder
US2714043A (en) Conveyor apparatus
US3357748A (en) Material feed regulator
US2102330A (en) Conveying apparatus
WO1982000992A1 (en) Conveying of bulk materials
US3582142A (en) Gas injection arrangement for resuspending settled solids in shut-down slurry pipeline
KR20040002999A (ko) 원자력 발전소, 구상 요소 감속용 조립체, 구상 요소 감속장치 부속품 및 원자력 발전소에서의 구상체 감속 방법
JPS5823301B2 (ja) 粉体供給方法およびその装置
US4253782A (en) Hopper with floating capacity
AU1987199A (en) A dosing device and a method for dosed feeding of grained, pelletized or granulated mass material out from a container
DE423136C (de) Vorrichtung zum Foerdern von pulverfoermigem Brennstoff in Feuerungen durch ein gasfoermiges Druckmittel
DE345493C (de) Foerdervorrichtung fuer pulverfoermigen Brennstoff fuer Lokomotiven und andere Feuerungen, bei welcher das Brennstoffpulver durch ein gasfoermiges Mittel gefoerdert wird
JPS6350585Y2 (ja)
SU1523496A1 (ru) Устройство дл ввода сыпучих материалов в горизонтальный пневмотранспортный трубопровод
US2346069A (en) Valve construction