JPS5916866A - 結晶化を防止したジフエニルメタン・ジイソシアネ−ト組成物 - Google Patents
結晶化を防止したジフエニルメタン・ジイソシアネ−ト組成物Info
- Publication number
- JPS5916866A JPS5916866A JP12507282A JP12507282A JPS5916866A JP S5916866 A JPS5916866 A JP S5916866A JP 12507282 A JP12507282 A JP 12507282A JP 12507282 A JP12507282 A JP 12507282A JP S5916866 A JPS5916866 A JP S5916866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diphenylmethane
- diisocyanate
- preventing
- precipitation
- ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジフェニルメタン・ジインシアネートの結晶化
防止、とくに低温における結晶化を防止した組成物に関
する。
防止、とくに低温における結晶化を防止した組成物に関
する。
ジフェニルメタン・ジイソシアネートは反応性が高く、
優れた物性を有する固形物であるため、ウレタンフオー
ム及びニジストマー原料として有利に使用されるほか軟
弱地盤の固結などにも頻繁に使用されている。とくに粗
製ジフェニルメタン・ジイソシアネート(以下粗製−M
DIと記す)は常温で液体であるため、使用に際し純粋
のジフェニルメタン・ジインシアネートのごとく加温溶
融する必要がない。
優れた物性を有する固形物であるため、ウレタンフオー
ム及びニジストマー原料として有利に使用されるほか軟
弱地盤の固結などにも頻繁に使用されている。とくに粗
製ジフェニルメタン・ジイソシアネート(以下粗製−M
DIと記す)は常温で液体であるため、使用に際し純粋
のジフェニルメタン・ジインシアネートのごとく加温溶
融する必要がない。
このため、建設現場におけるウレタンフオームの断熱施
工、土木工事における湧水の防止、炭坑における岩盤の
固結などを行う場合には、加温が困難なため専ら粗製−
MDIを使用している。これらの目的のため、粗製−M
DI’を冬期寒冷地において長期間貯蔵し、或いは海外
の極寒地帯を長時間輸送することも多い。このような場
合に、粗製−MDI中にジフェニルメタン・ジイソシア
ネートが析出してスラリー状となって粘度が上昇するた
め使用困難となり、さらに進むと全体が固化し、全く使
用不可能となる。
工、土木工事における湧水の防止、炭坑における岩盤の
固結などを行う場合には、加温が困難なため専ら粗製−
MDIを使用している。これらの目的のため、粗製−M
DI’を冬期寒冷地において長期間貯蔵し、或いは海外
の極寒地帯を長時間輸送することも多い。このような場
合に、粗製−MDI中にジフェニルメタン・ジイソシア
ネートが析出してスラリー状となって粘度が上昇するた
め使用困難となり、さらに進むと全体が固化し、全く使
用不可能となる。
本発明者らは、これらの障害を除く來め種々検討した結
果、エステル類を添加混合することにより結晶の析出を
防止することに成功し、次の発明に到達した1、 すなわち、本発明はジフェニルメタン・ジインシアネー
トにエステル類を添加することを特徴とする結晶化を防
止したジフェニルメタン・ジインシアネート組成物であ
る、 本発明に使用するエステル類のうち、とくに好適な化合
物は融点が一20℃以下のエステル類である。
果、エステル類を添加混合することにより結晶の析出を
防止することに成功し、次の発明に到達した1、 すなわち、本発明はジフェニルメタン・ジインシアネー
トにエステル類を添加することを特徴とする結晶化を防
止したジフェニルメタン・ジインシアネート組成物であ
る、 本発明に使用するエステル類のうち、とくに好適な化合
物は融点が一20℃以下のエステル類である。
これを具体的に示せば、例えばジブチルフタレ−) (
DBP)、ジインオクチルフタレート(DIop)、
ジー(2−エチルヘキシル)フタレート(DOP)、ジ
イソデンルフタレー)(DIDP)、ジトリデシルフタ
レート(DTDP)、ジアリルフタレ−1−(DAP)
などのンタル叡エステル類、ジー(2−エチルヘキシル
)アジペート(D、OA)、ジー(2−エチルヘキシル
)アゼジー)(DOZ)などの脂肪族2塩基酸エステル
類、トリエチレングリコール・ジー(2−エチルヘキソ
エート)ナトツクリコールエステル類、テトラヒドロフ
ルフリル・オレエート、メチルアセチルリシルレート(
MAR)、メチル・ペンタクロロステアレート、などの
脂肪酸エステル類、トリー(2−エチルヘキシル)ホス
ヘー) (TOP)、 クレジルジフェニルホスヘート
(CDP)、トリクレジルホスヘート(TCP)などの
リン酸エステル類、トIJ−(2−エチルヘキシル)ト
リメリテート、アセチル・トリブチルサイドレー) (
ATBC)などの化合物である。
DBP)、ジインオクチルフタレート(DIop)、
ジー(2−エチルヘキシル)フタレート(DOP)、ジ
イソデンルフタレー)(DIDP)、ジトリデシルフタ
レート(DTDP)、ジアリルフタレ−1−(DAP)
などのンタル叡エステル類、ジー(2−エチルヘキシル
)アジペート(D、OA)、ジー(2−エチルヘキシル
)アゼジー)(DOZ)などの脂肪族2塩基酸エステル
類、トリエチレングリコール・ジー(2−エチルヘキソ
エート)ナトツクリコールエステル類、テトラヒドロフ
ルフリル・オレエート、メチルアセチルリシルレート(
MAR)、メチル・ペンタクロロステアレート、などの
脂肪酸エステル類、トリー(2−エチルヘキシル)ホス
ヘー) (TOP)、 クレジルジフェニルホスヘート
(CDP)、トリクレジルホスヘート(TCP)などの
リン酸エステル類、トIJ−(2−エチルヘキシル)ト
リメリテート、アセチル・トリブチルサイドレー) (
ATBC)などの化合物である。
これらのエステル類の添加量はジフェニルメタン・ジイ
ソシアイ、−トioo重量部に対し2.5〜20重量部
(以下部は重量部を示す)が適当である。この範囲以下
では効果が少なく、またこの範囲を越えると反応生成物
の強度が低下する。
ソシアイ、−トioo重量部に対し2.5〜20重量部
(以下部は重量部を示す)が適当である。この範囲以下
では効果が少なく、またこの範囲を越えると反応生成物
の強度が低下する。
以下に実施例を挙げて、本発明を具体的に説明する。
実施例1
粗製−MDI、100部に第1表記載のエステル10部
を添加し常温で混合する。この混合物を試薬瓶に入れ、
窒素置換後密栓し%−30℃に保持した恒温槽中に放置
し、結晶の析出状況を観察した結果は第1表の通りにな
った。
を添加し常温で混合する。この混合物を試薬瓶に入れ、
窒素置換後密栓し%−30℃に保持した恒温槽中に放置
し、結晶の析出状況を観察した結果は第1表の通りにな
った。
エステル類を添加することにより、ジフェニルメタンジ
インシアネートの結晶析出を防止できることは第1表よ
り明らかである。
インシアネートの結晶析出を防止できることは第1表よ
り明らかである。
第1表
(注)結果の判定基準を次に示す。
0 結晶の析出全くなし。
Δ 液面上に大形の結晶が析出する、
× 液面全体を結晶がおおい、液の内部がスラリー状と
なる、 ××液の内部にも多開、の大形結晶を生ずる。
なる、 ××液の内部にも多開、の大形結晶を生ずる。
実施例2
粗製−MDI、100部に対し第2表に記載した量のD
OPを添加し混合した。この混合物を実施例1と同様に
処理した結果、第2表の結果を得/こ 。
OPを添加し混合した。この混合物を実施例1と同様に
処理した結果、第2表の結果を得/こ 。
第2表
第2表から結晶析出を防止するためには、DOPは2.
5部以上必要であることが判った。
5部以上必要であることが判った。
特許出願人
三井日曹ウレタン株式会社
Claims (1)
- ジフェニルメタン・ジインシアネートにエステル類を添
加することを特徴とする結晶化を防止したジフェニルメ
タン・ジイソシアネート組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12507282A JPS5916866A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 結晶化を防止したジフエニルメタン・ジイソシアネ−ト組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12507282A JPS5916866A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 結晶化を防止したジフエニルメタン・ジイソシアネ−ト組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5916866A true JPS5916866A (ja) | 1984-01-28 |
JPH033657B2 JPH033657B2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=14901123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12507282A Granted JPS5916866A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | 結晶化を防止したジフエニルメタン・ジイソシアネ−ト組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916866A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04168154A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-16 | Mitsubishi Kasei Dow Kk | ポリイソシアネート組成物 |
US5240991A (en) * | 1991-06-05 | 1993-08-31 | Dow Mitsubishi Kasei Limited | Polyisocyanate composition |
JPH0625382A (ja) * | 1992-02-28 | 1994-02-01 | Mitsubishi Kasei Dow Kk | ポリイソシアネート組成物 |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP12507282A patent/JPS5916866A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04168154A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-16 | Mitsubishi Kasei Dow Kk | ポリイソシアネート組成物 |
US5248714A (en) * | 1990-10-31 | 1993-09-28 | Dow Mitsubishi Kasei Limited | Polyisocyanate composition |
US5240991A (en) * | 1991-06-05 | 1993-08-31 | Dow Mitsubishi Kasei Limited | Polyisocyanate composition |
JPH0625382A (ja) * | 1992-02-28 | 1994-02-01 | Mitsubishi Kasei Dow Kk | ポリイソシアネート組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH033657B2 (ja) | 1991-01-21 |
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