JPS5916709Y2 - 冷却塔フアン駆動装置の防熱装置 - Google Patents

冷却塔フアン駆動装置の防熱装置

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JPS5916709Y2
JPS5916709Y2 JP1979094132U JP9413279U JPS5916709Y2 JP S5916709 Y2 JPS5916709 Y2 JP S5916709Y2 JP 1979094132 U JP1979094132 U JP 1979094132U JP 9413279 U JP9413279 U JP 9413279U JP S5916709 Y2 JPS5916709 Y2 JP S5916709Y2
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JP
Japan
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air
fan drive
cooling tower
outside
cooling
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JP1979094132U
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JPS5613696U (ja
Inventor
直道 市東
Original Assignee
東京自動機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷却塔に使用される強制送風用のファン駆動
装置の放熱装置に関する。
多くの冷却塔において、塔内に外気を強制的に導入する
ためファンおよびこのファンの駆動装置が使われている
一般に良く知られる通り、冷却塔の空気吸込ルーバより
外気を導入し、塔内の充填材にて水と空気とを強制接触
して、空気吹出口より水滴および水魚気分の多い所謂湿
り空気を塔外に吹出している。
しかし、この強制通風するためのファン駆動装置および
送風電動機は、ファンをファンスタック内に設置する関
係上、空気吹出口内か、或いは、ファンスタック外の近
傍に設置することが要求される。
しかし、ファン駆動装置は、内部にベルトおよびプーリ
装置による摩擦伝達機構を有するため、その滑り防止の
観点から水滴、水蒸気などの侵入を防ぐ必要上、そのハ
ウジングは密閉ハウジング構造にすることが不可欠とな
る。
しかし乍ら、現実にはこの種の摩擦伝達機構では、通常
ベルト・プーリ間に摩擦熱を発生し、ベルトの寿命が著
しく低下していた。
特に近時のベルトは、摩擦係数を向上させるためテフロ
ン、クロロビレなどの合成樹脂を使用しているため、約
80度の発熱状態では、定格寿命の1割に満たない短期
間に切断することがあった。
本考案はこのような欠点を除去し、駆動装置の密閉室内
に冷却空気を導入することにより防熱効果を確保せしめ
た防熱装置に関する。
第1図は、本考案のファン駆動装置の防熱装置を設けた
冷却塔の部分断面図を示す。
同図中、10は塔体、20は水槽であり、この間に空気
吸込口ルーバ15があり、その内部には充填材11およ
び散水器12、エリミネータ19が配置される。
さらに、塔体10の上方にはファンスタック13があり
、そこに湿り空気吹出口25がある。
この吹出口25には、パイプステー14が放射状に組み
込まれ、その中央にファン駆動装置Aが送風電動機Bと
ともに装備され、その下方にはファンCが装着されてい
る。
ファン駆動装置Aからは、塔体10の湿度骨の少ない比
較的乾燥した空気(外気)が冷却用空気として採取する
ため、パイプステー14を利用し、このステー14の両
端に空気導入管22.22を連結し、さらに空気導入口
23にストレーナもしくは雨滴、粉塵防止フィルタ(図
示せず)を装備して、冷却空気を導入している。
第2図および第3図は、上述したファン駆動装置の縦お
よび横断面図をそれぞれ示している。
図中、1は送風電動機Bの回転子軸と一致する駆動回転
軸、2は従動回転軸、3は送風ファンCと直結する出力
負荷回転軸でそれぞれ密閉ハウジング30の枠体31に
設置されている。
特に駆動軸1と負荷軸3は、固定支持体すなわちフラン
ジ体35および36でそれぞれ支承されている。
さらに駆動軸1にはそれぞれ固定および摺動プーリ6a
および6bからなる一対の駆動プーリ装置が、また従動
軸2の一端にも同様の固定および摺動プーリ7aおよび
7bからなる従動プーリ装置7があり、それ等のプーリ
装置6,7間に可変ベルト4が巻掛けされる。
一方、負荷軸3には大径プーリ8が、また従動軸2の他
端にも小径プーリ9が装着され、両プーリ間に3本の■
ベルト5が巻掛けされている。
従動軸2は、従動プーリ装置7と小径プーリとの間を二
つのベアリングを介して筒状の固定支持体37によって
支承されている。
この固定支持体37は、3つの支持腕37 a 、37
bおよび37 Cが第2図及び第4図に示す如く一体
に突出しており、その上方、筒状部37 dの外周には
渦巻状ケーシング52が固定具52 gによって固着さ
れている。
一方、このケーシング52は従動プーリ装置7の裏面と
共に一つの半密閉型のブロワ空間を形成しており、この
ブロワ空間内に於いて、プーリ装置7の裏面部に配設し
た多翼羽根車51がプーリ装置とともに回転できるよう
に構威しである。
さらに第3図に示す如く、この固定支持体37の支持腕
37a。
37 bおよび37 Cは、枠体31の底部より一体に
直立した支持柱34 a 、34 bおよび34 Cに
それぞれボルトによって固着され、夫々の支持腕に設け
たバカ穴39 a 、39 bおよび39 Cによって
固定支持体37の位置を調整しベルト張力を調整可能に
しである。
一方、40はパイロット電動部であって、制御回路部4
bと一体に構成して枠体31の側壁に組み付けである。
この電動部40からはチェーン伝達体44によって駆動
プーリ装置6に組み付けたスプロケット43に制御用の
回転動力を伝達している。
スプロケット43は固定プーリ6aと摺動プーリ6b間
にベアリングを介して支承された操作シャフト41に装
着され、このネジ溝を施されたシャフト41の回動に伴
いガイド42がシャフト41を上下することにより、ベ
ルト4をプーリ装置6および7間でシフトさせることに
より変速させている。
第4図は、本考案の防熱装置を設えた従動軸周囲の斜視
図を示している。
同図中、渦巻状ケーシング52は、導入筒部52 aと
、背板52b、側板52 Cおよび52 dからなり側
板52 dには、固定プーリ7aの周縁部が嵌り込む程
度の透孔52 fが偏心して明けられ、さらに渦巻状端
部に空気送出口52eが設けである。
また、導入筒部52 aの側壁には可撓管65が取外し
容易に取り付けてあり、枠体31を介してハウジング3
0外の空気導入管22に連通され、冷却塔体10外の比
較的乾燥した外気が導入される。
上述した様に、プーリ装置7、渦巻状ケーシング52お
よびプーリ装置7の裏面に取り付けた羽根車は、一つの
シロッコ・ファンすなわち遠心送風ブロワ装置50を形
成している。
一方、第2図に示す如く、ハウジング30の一部をなす
蓋体32の上面では、従動プーリ装置7に配設される調
整バネ部を覆う型で設けた突出部61に、ハウジング3
0内に導入された冷却空気を排気するための排出口60
が設けられている。
さらに出口穴62から強風時の外風圧によって湿り空気
が逆流しないように傘部63が設けであるが、通常、シ
ロッコ・ファンすなわち遠心ブロワ装置50は、大きな
送風圧すなわち特に静圧を確保することができる利点が
あり、密閉ハウジング内は運転中常時静圧が確保される
ので、この傘部63は除いてもよい、出口穴62を小さ
く連通孔にしても良い。
このように本実施例に示す如き可変径プーリ装置では、
ベルトを上下のプーリによって挟持させ摩擦伝達させて
いる関係上、湿り空気の侵入を極度に嫌うので、この湿
り空気の遮断は伝達機能からも有効である。
また、従動軸2の回転に伴って羽根車51を回転させる
場合には、変速比が小さい時すなわち従動軸が高速回転
する時に摩擦熱の放出も大きく、これに伴って冷却用空
気の室内導入量も増加するため防熱効果も増大し、また
変速比の大きい時には逆に摩擦熱も少なく、極めて効果
的に室内を防熱するためベルトの寿命は著しく増加する
ちなみに、通常合成ゴム製のベルトでは、周囲雰囲気温
度が上昇するとベルトの寿命比率は指数関数的に減少す
る特質がある。
特にこの寿命比率を1.0〜0.8以下に維持する設計
をするには周囲温度をはど30〜40℃の範囲に納める
必要があるが、本考案によれば約35℃前後に保持する
ことが可能である。
上述のように、本考案によれば、冷却塔の空気吐出口も
しくはその近傍に配置されるファン駆動装置の密閉室内
に送風電動機の回転動力を利用してシロッコ・ファンす
なわち遠心送風機を形成させ、その密閉室内に湿り分の
少い外気を導入して、伝達機構を防熱しているので、伝
達機構の寿命を著しく長期化することが可能となるだけ
でなく、湿り空気を遮断することに基づく内部機器の腐
蝕の防止などに効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のファン駆動装置の防熱装置を使用した
冷却塔の構成図、第2図および第3図はそれぞれ同ファ
ン駆動装置の縦および横断面図を示している。 第4図は同ファン駆動装置に付加されたシロッコ・ファ
ンすなわち遠心ブロワ装置の斜視図を示している。 図中、A・・・・・・ファン駆動装置、10・・・・・
・冷却塔体、B・・・・・・送風電動機、20・・・・
・・水槽、C・・・・・・ファン、22・・・・・・冷
却空気導入配管、50・・・・・・シロッコ・ファンま
たは遠心ブロワ装置、25・・・・・・空気吐出口、6
0・・・・・・空気排出口、30・・・・・・密閉ハウ
ジング。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)冷却塔より吹き出される湿り空気雰囲気中に設置
    される送風電動機と一体に組み付けられるファン駆動装
    置に於いて、上記ファン駆動装置は密閉ハウジング内に
    てそれぞれプーリ装置を装着された駆動回転軸および従
    動回転軸を有し、さらに上記回転軸を回転可能に支承す
    る固定支持体には渦巻状ケーシングを配置し、このケー
    シングと上記プーリ装置との間にブロワ空間を形威し、
    上記プーリ装置と共に羽根車を上記ブロワ空間内にて回
    転せしめ、さらに上記ブロワ空間と上記冷却塔から吐出
    される湿り空気の雰囲気外の外気とを連通ずる空気導入
    管と、上記密閉ハウジングの室内に導入した冷却空気を
    室外に排出するため上記密閉ハウジングに形成した空気
    排出口とを備えることにより、上記冷却空気を上記密閉
    ハウジング内に強制通風せしめてなる冷却塔ファン駆動
    装置の防熱装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項において、上記密
    閉ハウジングを形成する蓋体上に上記冷却空気を上記密
    閉ハウジングの室外に排出するための上記空気排出口を
    設けてなる冷却塔ファン駆動装置の防熱装置。
JP1979094132U 1979-07-10 1979-07-10 冷却塔フアン駆動装置の防熱装置 Expired JPS5916709Y2 (ja)

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JPS5613696U JPS5613696U (ja) 1981-02-05
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JPS59158210U (ja) * 1983-03-14 1984-10-24 松下電工株式会社 照明器具の吊下構造
JP2009168267A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Kuken Kogyo Co Ltd 冷却塔用送風機

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