JPS59166751A - 過給機付き内燃機関を備えた車輌の自動変速機のための油圧制御装置 - Google Patents

過給機付き内燃機関を備えた車輌の自動変速機のための油圧制御装置

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JPS59166751A
JPS59166751A JP58042791A JP4279183A JPS59166751A JP S59166751 A JPS59166751 A JP S59166751A JP 58042791 A JP58042791 A JP 58042791A JP 4279183 A JP4279183 A JP 4279183A JP S59166751 A JPS59166751 A JP S59166751A
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accumulator
hydraulic
oil pressure
oil
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Hideki Yasue
秀樹 安江
Kagenori Fukumura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車等の車輌に用いられる自動変速機のた
めの油圧11制御装置に係り、特に原動機として過給機
付き内燃機関を用いている車輌の自動変速機に於て変速
ショックの低減のために油圧制御装置に組込まれている
アキュームレータの背圧7制御装置に係る。
自動車等の車輌に用いられる自動変速機は、遊星歯車機
構等により構成され内燃機関の如ぎ原動機によって駆動
される歯車変速機構と、クラッチ、ブレーキの如き油圧
作動式の摩擦係合装置を有し、前記摩擦係合装置に対す
る油圧の給排が切換えられることにより該摩擦係合装置
の係合が選択的に切換えられて複数個の変速段のうちの
何れかを選択的に達成するように構成されており、この
種の自動変速機は従来より種々の構成に於て既に知られ
てあり、またこの自動変速機を切11A竹動さセる装置
として種々の構成による油圧制御装置が知られており、
この油圧制1ins置は、一般に、車輌の運転状態、例
えば内燃機関のスロットル開度(負荷)と事°速とに応
じて前記摩擦係合装置に対する油圧の給排を切換える、
一般にシフト弁と称されている油圧切換弁を有し、スロ
ットル開度に実質的に比例するライン油圧を前記油圧切
換弁の作動により前記摩擦係合装置へ選択的に供給して
変速段の切換制御を行うようになっている。
上述の如き自動変速機に於ては、油圧作動式摩擦係合装
置は、これに供給される油圧、所謂サーボ油圧の増大に
応じて係合作動するが、いきなり大きい油圧を供給され
ると、急激な係合作動をし、自動変速機の出力軸トルク
が急激に変化することによる変速ショックと称されてい
るショックを生じる。
前記変速ショックの対策として、油圧切換弁より摩擦係
合装置へ油圧を供給する油路の途中にシリンダーピスト
ン式のアキュームレータを接続し、該アキュームレータ
によるアキュームレータ作用によって摩擦係合装置への
油圧供給時に於ける油圧の上昇速度を小さくして摩擦係
合装置に供給される油圧が徐々に増大するようにし、そ
の係合が急激に行われることを回避し、摩擦係合装置の
係合に伴う変速ショックを低減することが従来より行わ
れている。この変速ショックを低減するためには、アキ
ュームレータは、摩擦係合装置が実際に係合を開始して
からそれが完全に係合する間の油圧上昇の全過程に於て
油圧の@激な上昇を抑制すべくアキュームレータ作用を
行う必要があり、このため前記アキュームレータは、全
運転域に於て良好な変速ショック低減効果を秦するべく
、一般に、背圧室を有し、該背圧室にス[1ットル開度
に比例したライン油圧或いはライン油圧よりスロットル
開度に関係して修正されたアキュームレータ制御油圧を
供給され、背圧室よりアキュームレータピストンに゛作
用する油圧と蓄圧室よりアキュームレータピストンに作
用する油圧の差に応じて作動するようになっている。
ところで、自動変速機の摩擦係合装置が完全に係合する
に要するサーボ油圧は、その時の伝達トルク、即ち原動
機の出力トルクにより異り、出力トルクが大きいほど高
くなるから、アキュームレータの背圧室に内燃機関のス
ロットル開度に応じた油圧であるライン油圧或いは該ラ
イン油圧より更にスロットル開度に関係して修正された
アキュームレータ制御油圧が供給されれば、スロットル
開度と原動機の負荷、即ち出力トルクとが一定の関係に
ある状態下に於ては、アキュームレータは摩擦係合装置
の係合時に於ける出力トルクの如何に拘らず常にほぼ一
定の良好な変速ショック低減効果を秦する。しかしター
ボチャージャ、スーパーチャージャの如き過給機を備え
た内燃機関に於ては、過給状態の変化に応じてスロット
ル開度と機関負荷との関係が変化し、このため過給機を
備えた内燃機関を原動機とづる車輌用自動変速機に於て
は、アキュームレータの背圧制御が従来と同様にスロッ
トル開度に比例したライン油圧或いは該ライン油圧より
スロットル開度に関係して修正されたアキュームレータ
制御油圧により行われていたのでは、過給時にはスロッ
トル開度が一定であっても無過給時に比して出力トルク
が増大していることによりアキュームレータは摩擦係合
装置が完全に係合を完了する以前に既にアキュームレー
タ作用を完了し、このため十分な変速ショック低減効果
を奏さず、この時には大きい変速ショックが生じるよう
になる。
本発明は原動機である内燃機関の過給機状態の如何に拘
らずアキュームレータが常に良好な変速ショック低減効
果を秦するよう改良された油圧制御装置を提供すること
を目的としている。
かかる目的は、本発明によれば、過給機付き内燃機関を
原動機とする車輌の自動変速機のための油圧制御装置に
して、車輌の運転状態に応じて摩擦係合装置に対する油
圧の給排を切換える油圧切換弁と、前記油圧切換弁より
前記摩擦係合装置へ油圧を供給する油路の途中に接続さ
れ背圧室を有するシリンダーピストン構造のアキューム
レータと、前記アキュームレータの背圧室に供給する油
圧を内燃機関の過給圧の増大に応じて上昇せしめる調圧
手段とを有している如き油圧制御装置によって達成され
る。
かかる構成によれば、アキュームレータは、その背圧°
★に供給される油圧が内燃機関の過給圧の増大に応じて
上昇することにより無過給時は元より過給時でも11!
擦係合装置が完全に係合を完了するまでアキュームレー
タ作用を行い、この時も変速ショックを効果的に低減す
る。
前記調圧手段はライン油圧を内燃機関の過給圧に応じて
修正するよう構成されていて良い。
また前記調圧手段はライン油圧に代えて油圧アキューム
レータ制御弁によりライン油圧よりスロットル開度に関
係して修正されたアキュームレータ制御油圧を内燃機関
の過給圧に応じて修正するよう構成されていても良い。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
第1図は車輌用自動変速装置の一つの実施例を解図的に
示している。車輌用自動変速装置は、内燃機関100の
出力軸に連結された入力軸1と、流体式トルクコンバー
タ2と、流体式トルクコンバータ2の出力軸3に接続さ
れた軸4を入力軸としてこれに幾つかの変速特性を与え
てその出力軸6へ車輪の駆動車輪を駆動するための駆動
力を出力する遊星歯車装置5とを含むものである。内燃
機関100は吸気通路101より空気と燃料の混合気を
吸入し、排気ガスを排気通路102へ排出する。内燃機
関100には排気通路102を流れる排気ガスのエネル
ギを利用して過給を行うターボチャージャ103が取付
けられている。
遊星歯車装置5は、サンギア10と、二つのリングギア
11及び12と、サンギア10とリングギア11との間
にあって該両者に噛合したプラネタリビニオン13と、
サンギア10とリングギア12との間にあって該両者に
噛合したもう一つのプラネタリビニオン14と、プラネ
タリビニオン13及び14を客々個別に回転可能に支持
したキャリア22及び23とを有している。リングギア
11は中間軸8により支持されており、中間@8はフォ
ワードクラッチ15によって入力軸4に選択的にトルク
伝達関係に連結されるようになっている。サンギア10
は中間軸9により支持されており、中間軸9は、ダイレ
クトクラッチ16によって入°力軸4に選択的にトルク
伝達関係に連結されるようになっている。中間軸9はエ
ンジンドライブ時にロック状態になる一方面クラッチ1
8とセカンドブレーキ1つとの直接接続機構によってト
ランスミッションケースに選択的に固定されてその回転
を選択的に阻止され、また前記直列接続機構に対し並列
に設(プられたセカンドコーストブレーキ17によって
前記直列接続機構とは個別にトランスミッションケース
に選択的に固定されてその回転を選択的に阻止されるよ
うになっている。
キャリヤ23は、エンジンドライブ時にロック状態にな
る一方面クラッチ20によってエンジンドライブ時にの
みトランスミッションケースに固定されてその回転ヲ阻
止され、またファースト&リバースブレーキ21により
トランスミッションケースに選択的に固定されてその回
転を選択的に阻止されるようになっている。リングギア
12とキャリア22は共に出力軸6に連結されている。
遊星歯車装置5のクラッチ15.16及びブレーキ17
.1つ、21の各々は図示されていない油圧式サーボ装
置により駆動され、この各サーボ装置の作動制御は油圧
制御装置25により行われるようになっている。
油圧制御装@25は、内燃機関100により駆動される
オイルポンプ26と、内!!I tJ関100のスロッ
トル開度に実質的に比例したライン油圧を発生するライ
ン油圧制御弁27と、ライン油圧を]ンバータ油圧に変
化せしめるコンバータ油圧制御弁28と、前記スロット
ル開度に比例したスロットル油圧を発生するスロットル
油圧制御弁2つと、車速に比例したガバナ油圧を発生す
るがバナ油圧制御弁30と、マニュアルシフトレバ−に
より手動操作されるマニュアルレンジ切換弁S1と、1
−2速切換弁′32と、2−3速切換弁33と、フォワ
ードクラッチ用アキュームレータ34と、ダイレクトク
ラッチ用アキュームレータ35と、セカンドブレーキ用
アキュームレータ36と、アキュームレータ油圧制御弁
37等を有しており、スロットル開度と、車速と、図示
されていないマニュアルシフトレバ−により定められる
シフトレンジと′に応じて予め定められた変速パターン
に基いて1−2速切換弁32及び2−3速切換弁33が
切換作動することによりクラッチ15.16及びブレー
キ17.1つ、21の各々を次頁に示された表の如き組
合せにて作動させるようになっている。
この一覧表に於て、Q印は当該クラッチ又はブレーキが
係合されていることを示し、X印は当該クラッチ又はブ
レーキが解放されていることを示し、Δ印は当該一方向
クラッチがエンジン側より車輌を駆動するエンジンドラ
イブ時には係合(ロック)され、車輌側よりエンジンが
駆動されるエンジンブレーキ時には解放くフリー)され
ることを示す。
上述の如き表に示された組合せにてクラッチ15.16
及びブレーキ17.19.21の各々が作動されること
により遊星歯車装置5は前進三段後進一段の変速段を選
択的に達成する。
アキュームレータ34〜36は各々マニュアルシフト切
換弁31または1−2速切換弁弁32、。
2−3速切換弁33よりクラッチ15.16及びブレー
キ19へ各々油圧を供給する油路の途中に接続されてお
り、これらアキュームレータは各々それ自身周知のシリ
ンダーピストン構造のものであり、その−例が第2図に
示されている。
第2図に於てはダイレクトクラッチ用アキュームレータ
35に′ついて説明する。アキュームレータ35は、バ
ルブボディ40に形成された大径シリンダ室41と小径
シリンダ室42とをその軸線方向に直列に有し、これら
シリンダ室内にアキュームレータピストン43をその軸
線方向に移動可能に受入れている。アキュームレータピ
ストン43は大径シリンダ室41に嵌合する大径ピスト
ンランド部44と小径シリンダ室42に嵌合する小径ピ
ストン部45とを有し、大径ピストンランド44は、小
径ピストン部45とは反対の側に蓄圧室46を、また小
径ピストン部45の側に背圧室47を各々郭定している
。蓄圧室46はポート48を経てダイレクトクラッチ1
6の油圧サーボ装置16へ油圧を供給する油路49f=
:接続され、油圧サーボ装置16sに供給される油圧、
即ちサーボ油圧psと同じ油圧を供給されるようになっ
ている。アキュームレータピストン44は蓄圧室46の
側よりライン油圧psを及ぼされ、また背圧室47の側
よりアキコームレータ制御弁37よりのアキュームレー
タ制御油圧paを及ぼされると同時に戻しばね50のば
ね力を及ぼされ、それらの平衡関係に応じて作動するよ
うになっている。
第3図は本発明による油圧制御装置の一つの実施例に用
いられるライン油圧制御弁27の一実施例を示している
。ライン油圧制御弁27は、バルブボディ40に形成さ
れたボア内に二つのスプール51と52とを各々図にて
上下方向に移動可能に有し、スプール51のランド部5
3により制御される入口ポート54と逃しボート55と
の連通度とスプール51のもう一つのランド部56によ
り制御される入口ボート54とコンバータ油圧制御弁2
8への出力ポート57との連通度により決まる油の逃し
量に応じて入口ポート54に接続された油路58にライ
ン油圧PLを発生するようになっている。
スプール51は、該スプールに設けられた油孔51aを
経て油室60に導入されるライン油圧PLによって与え
られる図にて下向きの力と圧縮コイルばね59とスプー
ル52によって与えられる図にて上向きの力との平衡関
係に基いて駆動され、前記下向きの力が前記上向きの力
より大きい時には降下して前記二つの連通度を各々増大
し、これに対し前記上向きの力が前記下向きの力より大
きい時には上昇して前記二つの連通度を各々減少するよ
うになっている。
スプール52はボート61より小径ランド部62の一方
の側の油室63に導入され6油圧及びボート64より小
径ランド部62と大径ランド部65との間の油室66に
導入される油圧によって図にて上方へ駆動され、それら
油圧に応じてスプール51に対し図にて上向きの力を及
ぼすようになっている。ボート61には常にスロットル
油圧制御弁2つよりスロットル開度の増大に応じて増大
するスロットル油圧ptが導入され、ボート64には8
122時にのみブースト油圧Pbとしてライン油圧が与
えられるようになっている。
またスプール52はブースト装置67によって選択的に
図にて上方へ付勢され、スプール51に及ぼす図にて上
向きの力を増大するようになっている。ブースト装置6
7は、トランスミッションケース68に固定されたシリ
ンダケース69と、シリンダケース69内に設けられた
ピストン70と、ピストン7oに一体に設りられ先端部
にてスプール52に係合しピストン70の図にて上方へ
の移動に伴いスプール52を図にて上方へ駆動するプラ
ンジャロッド71と、ピストン70を図にて下方へ付勢
する圧縮コイルばね72と、圧力室73へ流体圧を供給
するためのボート74とを右しており、ボート74には
ターボチャージャ103による過給圧に比例して増大す
る流体圧、例えばターボチャージャ103より吸気流で
見て下流側に於ける吸気通路101の吸気圧力Piを供
給されるようになっている。
上述の如く構成されていることにより、ライン油圧制御
弁27は、Dレンジ、2レンジ、しレンジの如き走行レ
ンジに於てはスロットル開度と過給圧に応じたライン油
圧PLを発生づる。過給圧を一定どした場合に於けるス
ロットル開度に対するライン油圧PLの変化は第4図に
於て破線にて示されており、ライン油圧PLは従来と同
様にスロットル開度に増大に実質的に比例して増大する
ブースト装置67のピストン70はボート74より圧力
室63に導入される吸気圧力P1の増大、即ち過給圧の
増大に応じて圧縮コイルばね72のばね力の抗して図に
て上方へ変位し、これに伴いプランジャロッド71がス
プール52を図にて上方へ向けて付勢し、これによって
スプール52よリスブール51に与えられる図にて上向
きの力が増大し、これに伴いライン油圧制御弁27が発
生するライン油圧PLは、第5図に示されてる如く、過
給圧の増大に比例して増大する。
ライン油圧PLとアキコームレータ油圧制御弁37によ
り調圧されたアキュームレータ制御油圧paとは第4図
に示されている如き関係にあり、即ちアキュームレータ
制御油圧Paは低スロツ:〜ル開度域に於てはライン油
圧を所定の割合にて減圧したものであり、それ以外のス
ロットル間度域に於てはライン油圧と同じ圧力である。
従って上述の如く、過給圧の増大に伴ってライン油圧P
Lが増大すると、これに伴いアキュームレータ制御油圧
paも上昇し、これにより、第6図に於て、破線で示さ
れている如く、アキュームレークの作動油圧域が増大し
、過給によって内燃機関の出力トルクが増大し、これに
伴い摩擦係合装置の係合完了油圧が増大していてもアキ
ュームレータは摩擦係合装置の係合開始時より係合終了
時に亙っでサーボ油圧が徐々に増大すべくアキュームレ
ータ作用を行い、変速ショックの発生を低減する。尚、
第6図に於て、実線と破線は、同一スロットル間同時に
於ける無過給時と過給時のサーボ油圧特性、換言すれば
アキュームレータの作動特性を示している。
本発明による自動変速機のための油圧制御装置はライン
油圧を制御することなくアキュームレータ制御油圧Pa
を過給圧に応じて補正調圧するよう構成されていても良
い。
第7図は過給圧に応じてアキュームレータ制御油圧を補
正調圧するよう構成されたアキュームレータ油圧制御弁
の一つの実施例を示している。アキュームレータ油圧制
御弁37は、バルブボデr40に設けられたボア内に一
つのスプール75を図にて上下方向に移動可能に有して
おり、スプール75のランド部76により制御される入
口ポート77と出口ボート78との連通度と、ランド部
79により制御される出口ボート78と逃しボート80
との連通度により決まる油供給量と油逃し量とに応じて
出口ポート78に発生するアキュームレータ制御油圧p
aを制御するようになっている。
スプール75は、ボート81より油室82内に導入され
るアキュームレータ制御油圧paによって与えられる図
にて下向きの力と圧縮コイルばね83とボート84より
油室85に導入されるスロットル制御油圧ptによって
与えられる図にて上向きの力との平衡関係に基いて駆動
され、前記下向きの力が前記上向きの力より大きい時に
は降下して入口ポート77と出口ボート78との連通度
を減少すると共に、出口ポート78と逃しボート80と
の連通度を増大し、これに対し前記上向きの力が前記下
向きの力より大きい時には上昇して入口ボート77と出
口ポート78との連通度を増大すると共に出口ボート7
8と逃しボート80との連通度を減少するようになって
いる。
上述の如き構成は従来から知られているアキュームレー
タ油圧制御弁の一般的構造であり、本発明による油圧制
御装置に用いられるアキュームレータ油圧制御弁37は
更にブースト装置67の作動に応じてアキュームレータ
制御油圧を修正調圧するようになっている。ブースト装
置67は第3図に示されたライン油圧制御弁に用いられ
たブースト装@67と実質的に同一構造のブースト装置
であり、過給圧の増大に伴いプランシトロッド71が図
にて上方へ駆動されて過給圧の増大に応じてスプール7
5に及ぼす図にて上向きの力を増大するようになってお
り、これによりアキュームレータ油圧制御弁37は過給
圧の増大に応じて出口ポート78に発生ずるアキューム
レータ制御油圧Paを増大する。
第8図は第7図に示されたアキュームレータ油圧制御弁
が用いられた時のアキュームレータ制御油圧を示してい
る。このグラフからも明らかな如く、過給時には無過給
時に比してアキュームレータ制御油圧Paが増大し、そ
の増大量は、第9図に示されている如く、過給圧の増大
に比例して増大するから、この実施例に於ても上述した
実施例と同様の効果が得られる。
第10図は本発明による油圧制御装置の伯の一つの実施
例の要部を示している。かかる実施例に於ては、ライン
油圧制御弁27のスプール51が油室63のスロットル
油圧Pt1油室63のブースト油圧Pbとは別に、ボー
ト86より油室87に導入されるスーパチャージ油圧P
cを導入され、その油圧によっても図にて上方へ駆動さ
れるようになっている。スーパチャージ油圧pcは過給
圧Piの増大に応じて増大する油圧であり、該油圧はス
ーパチャージ油圧制御弁88により制御されるようにな
っている。
スーパチャージ油圧制御弁88はバルブボディ40に形
成されたボア内に一つのスプール894図にて上下方向
に移動可能に有しており、スプール89のランド部90
によって入口ポート91と出口ボート92との連通度を
制御することにより出口ポート92にスーパチャージ油
圧pcを発生するようになっている。スプール89は、
ボート93より油室94に導入されるスーパチャージ油
圧pcによって与えられる図にて下向きの力量と上述し
た実施例に於けるそれと同一構造のブースト装置67の
プランジャロッド71より与えられる図にて上向きのノ
〕との平衡関係に塞いて駆動され、スプール89に及ぼ
される図にて上向きの力の増大、即ち過給圧の増大に応
じて前記連通度を増大し、出口ボート92に過給圧の増
大に比例して増大づるスーパチャージ油圧Pcを発生す
るようになっている。
この実施例に於ては、過給圧の増大に応じて増大づるス
ーパチャージ油圧pcがライン油圧制御弁27の油室8
7に導入されることにより、ライン油圧制御弁27は第
3図に示された実施例に於ける′のそれど同様の特性の
ライン油圧を発生する。
従って、この実施例に於ても上述した実施例と同様の作
用効果が得られることが理解されよう。
ブースト装置を駆動する圧力Piは上述した吸気圧力以
外に、過給圧の増大に応じて増大する排気ガス圧力であ
っても良く、これはその他、過給圧に比例して増大する
圧力であれば伯の流体圧であっても良い。
以上に於ては本発明を特定の実施例について説明したが
、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明
の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当業者に
とって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輌用自動変速機の一般的構造を示す概略構成
図、第2図は変速ショックの低減のために油圧制御装置
に組込まれるアキュームレータの一般的構造を示す概略
縦断面図、第3図は本発明による油圧制御11装置に組
込まれる過給圧補償機能付きライン油圧制御弁の一つの
実施例を示す断面図、第4図はスロットル開度とライン
油圧及びアキュームレータ制御油圧との関係を示すグラ
フ、第5図は過給圧補償機能付きライン油圧制御弁が用
いられた時の過給圧とライン油圧との関係を示すグラフ
、第6図は過給時と無過給時に於(プる摩擦係合装置係
合作動時に於けるサーボ油圧変化を示すグラフ、第7図
は本発明による油圧制御装置に組込まれる過給圧補償機
能付きアキュームレータ油圧制御弁の一つの実施例を示
り゛断面図、第8図は過給圧補償機能付きアキュームレ
ータ油圧制御弁が用いられた時のスロットル開度に対す
るライン油圧とアキュームレータ制御油圧との関係を示
すグラフ、第9図は過給圧補償機能付きアキュームレー
タが油圧が用いられた時の過給圧とアキュームレータ制
御油圧の関係を示すグラフ、第10図は本発明による油
圧制御装置の他の一つの実施例をその要部について承り
断面図である。 1・・・入力軸、2・・・流体式トルクコンバータ、3
・・・出力軸、4・・・軸、5・・・遊星歯車装置、6
・・・i11力軸、8.9・・・中間軸、10・・・サ
ンギア、11.12・・・リングギア、13.14・・
・プラネタリビニオン、15・・・フォワードクラッチ
、16・・・ダイレクトクラッチ、17・・・セカンド
コーストブレーキ。 18・・・一方向クラッチ、19・・・セカンドブレー
キ。 20・・・一方向クラッチ、21・・・ファースト&リ
ノ\−スプレーキ、22.23−・・キャリア、25・
・・油圧制御装置、26・・・オイルポンプ、27・・
・ライン油圧制御弁、28・・・コンバータ油圧制御弁
、29・・・スロットル油圧制御弁、30・・・ガバナ
油圧制御弁、31・・・マニュアルシフト切換弁、32
・・・1−2速切換弁、33・・・2−3速切換弁、3
4〜36・・・アキュームレータ、37・・・アキュー
ムレータ油圧制御弁、40・・・バルブボディ、41・
・・大径シリンダ室、42・・・小径シリンダ室、/I
3・・・アキュームレータピストン、44・・・大径ピ
ストンランド部。 45・・・小径ピストン部、46・・・蓄圧室、47・
・・背圧至、48・・・ボート、49・・・油路、50
・・・戻しばね、51..52・・・スプール、53・
・・ランド部、54・・・入口ポート、55・・・逃し
ボーh、56・・・ランド部、57・・・出力ポート、
58・・・油路、59・・・圧縮コイルばね、60・・
・油室、61・・・ボート、62・・・小径ランド部、
63・・・油室、64・・・ボート、65・・・大径ラ
ンド部、66・・・油室、67・・・ブースト装置、6
8・・・トランスミッションケース、6つ・・・シリン
ダケース、70・・・ピストン、71・・・プランジャ
ロッド、72・・・圧縮コイルばね、73・・・圧力空
、74・・・入口ポート、75・・・スプール、76・
・・ランド部、77・・・入口ポート、78・・・出口
/Iミート。 79・・・ランド部、80・・・逃しボート、81・・
・ボート、82・・・油室、83・・・圧縮コイルばね
、84・・・ボート、85・・・油室、86・・・ボー
ト、87・・・油室。 88・・・スーパチャージ油圧制御弁、89・・・スプ
ール、90・・・ランド部、91・・・入口ポート、9
2・・・出口ボー1〜,93・・・ポー+−,94・・
・油室、io。 ・・・内燃機関1101・・・吸気通路、1o2・・・
排気通路、103・・ターボチャージャ 特 r[出 願 人  トヨタ自動車株式会社代   
理   人  弁理士  明石 昌毅第 4 図 スロットル開度(%) 第5図 第 6 図 一時間C秒) 符閏昭59−IG6751 (9) 第7図 第 8 (2) 第 9 図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 過給機付き内燃機関により駆動される歯車変速機構と油
    圧作動式摩擦係合装置とを有し、前記摩擦係合装置に対
    する油圧の給排が切換えられることにより複数個の変速
    段のうちの何れかが達成されるよう構成された車輌用自
    動変速機の油圧制御装置にして、車輌の運転状態に応じ
    て前記摩擦係合fi置に対する油圧の給排を切換える油
    圧切換弁と、前記油圧切換弁より前記摩擦係合装置へ油
    圧を供給する油路の途中に接続され背圧室を有するシリ
    ンダーピストン構造の7キユームレータと、前記アキュ
    ームレータの背圧室に供給する油圧を内燃機関の過給圧
    の増大に応じて上昇せしめる調圧手段とを有する油圧制
    御装置。
JP58042791A 1983-03-14 1983-03-14 過給機付き内燃機関を備えた車輌の自動変速機のための油圧制御装置 Granted JPS59166751A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4858496A (en) * 1985-11-26 1989-08-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for integrally controlling a supercharged engine and automatic transmission in vehicle

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5061567A (ja) * 1973-10-03 1975-05-27

Patent Citations (1)

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JPS5061567A (ja) * 1973-10-03 1975-05-27

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US4858496A (en) * 1985-11-26 1989-08-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for integrally controlling a supercharged engine and automatic transmission in vehicle

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